JPH0736590B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0736590B2
JPH0736590B2 JP1273292A JP27329289A JPH0736590B2 JP H0736590 B2 JPH0736590 B2 JP H0736590B2 JP 1273292 A JP1273292 A JP 1273292A JP 27329289 A JP27329289 A JP 27329289A JP H0736590 B2 JPH0736590 B2 JP H0736590B2
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修一 森川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 原稿の前後端を検出するセンサを備えた水平移動手段と
垂直移動手段と,これらと対向するように設けた光源お
よび可動ミラーを備えた1個の読取ユニットにより,自
動給紙装置から給送した原稿の表面をまず水平移動手段
内若しくは垂直移動手段内において読取り,次にこの原
稿をスタッカと切換ガイドとを介して反転させ,垂直移
動手段内若しくは水平移動手段内において原稿の裏面を
読取るように構成した原稿読取装置であり,操作性を向
上させると共に,安価かつコンパクトな原稿読取装置に
改良したものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は原稿読取装置に関するものであり,特に1個の
読取ユニットにより原稿の両面を効率よく読取り可能に
改良した原稿読取装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図および第8図は各々従来の両面原稿読取装置の例
を示す要部構成説明図である。
まず第7図において,1〜3は夫々原稿通路であり,反転
部4,5を介して略S字状に配設する。反転部4,5には各々
原稿移動用のローラ対6,7を設けると共に,光源8,9およ
び読取部10,11を設ける。12,13はセンサであり,原稿通
路1,2の略下流端部に原稿(図示せず)の先端および後
端を検出可能に設ける。次に原稿通路1の上流側には原
稿14を収納するホッパ15を設ける。16はピックローラ,1
7はセンサ,18は分離ローラである。また原稿通路3の下
流側にはスタッカ19を設ける。
以上の構成により,原稿の読取りを行なうには、まずホ
ッパ15内の原稿14をピックローラ16によって抽出し,分
離ローラ18を介して1枚宛原稿通路1内へ給送する。原
稿14が複数枚抽出された場合においても分離ローラ18に
よって余剰分を分離し,原稿14は確実に1枚宛給送され
る。次に原稿14は反転部4において光源8の照射を受
け,読取部10によってその表面を読取られ,ローラ対6
によって反転されて原稿通路2内に給送される。この原
稿は反転部5においては光源9の照射を受け,読取部11
によって裏面を読取られ,ローラ対7によって再び反転
されて原稿通路3を経てスタッカ19内に排出,収納され
る。
次に第8図において,21は本体,22はカバーであり,カバ
ー22は本体21上に開閉自在に設けてある。23はプラテン
ガラスであり,光透過可能の平板状ガラスによって形成
し,本体21の上面に設ける。24,24は各々読取部であ
り,例えばレンズ25,25およびチャージ・カップルド・
デバイス(以下CCDと記述する)26,26とからなり、各々
本体21およびカバー22内に設ける。次に27,27は各々キ
ャリアであり,光源28およびミラー29からなり,プラテ
ンガラス23を挟んで本体21およびカバー22内に設ける。
30はキャリアであり,ミラー31を備えると共に,前記キ
ャリア27と読取部24との光路上に設ける。なおキャリア
27,30は前記プラテンガラス23と平行に水平移動自在
に,但し光路長を同一とするためにキャリア30は常にキ
ャリア27の移動距離の1/2だけ協動して移動するように
形成する。
以上の構成により,原稿の読取りを行なうには,カバー
22を開いてプラテンガラス23上に原稿(図示せず)を載
置後カバー22を閉じ,キャリア27,30を例えば左方から
右方に移動させれば,原稿の表面および裏面を個別に若
しくは同時に読取ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の装置においては,原稿の両面を読取るための
読取部を2個設ける必要があり,原稿読取装置が大型に
なると共に,コストアップとなるという問題点がある。
近年のこの種情報処理装置に対する要求は益々厳しくな
ってきており,小型化,低コスト化を図ることが急務で
あり,より一層の改良が求められている。また前記第7
図に示す装置においては,原稿14は原稿通路1〜3を介
して読取部10,11を連続的に移動する形式であるため,
自動給紙手段を使用することができ,操作性は極めて良
好である反面において,原稿14の移動方向長さが読取部
10,11間の長さより大である場合には,読取部10,11から
同時に信号が出力されるため信号処理が煩雑となるとい
う問題点がある。このため例えば読取部10からの出力信
号をメモリに収録しておき,原稿14が読取部11を通過し
た後前記収録情報を処理するという煩雑な手段を採らざ
るを得ない。従って前記小型化,低コスト化の実現が困
難であるという問題点がある。次に第7図に示す装置に
おいては,カバー22内にも本体21内に設けた読取部24,
キャリア27,30と同一の構成部材を設ける必要があるた
め,カバー22が寸法的に大となり,小型化の要求に応え
ることができない。更に原稿の自動給排処理が困難であ
ると共に,原稿1枚毎に大寸法の,場合によっては重量
大なるカバー22を開閉する必要があるため,操作性が極
めて悪いという問題点がある。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し,操作
性が良好であると共に,コンパクトかつ低コスト化が図
れる原稿読取装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理構成説明図である。第1図におい
て,200は本体であり,この本体200の上面および側面に
水平移動手段201および垂直移動手段202を設ける。なお
上記水平移動手段201および垂直移動手段202は原稿(図
示せず)を水平方向および垂直方向に移動可能に形成す
ると共に,原稿の前後端を検出するセンサ(図示せず)
を備えた構成とする。次に203は切換ガイドであり,前
記水平移動手段201と垂直移動手段202との近接部に設け
る。204は第1スタッカであり,原稿の給排出手段(図
示せず)を備えると共に,前記切換ガイド203と近接さ
せて設ける。205は第2スタッカであり,前記垂直移動
手段202の下流側に設ける。次に206は読取ユニットであ
り,前記水平移動手段201および垂直移動手段202と対向
するように設けた光源207および可動ミラー208を備えた
構成とする。
〔作用〕
上記のような構成により,原稿(図示せず)を水平移動
手段201内を右から左に移動させた状態で光源207によっ
て原稿の一方の面(下面)を照射し,反射光を可動ミラ
ー208を介して読取ユニット206により読取る。次に原稿
を切換ガイド203を経由して第1スタッカ204内に移動さ
せた後,切換ガイド203を切換え,原稿を垂直移動手段2
02内において上から下に移動させて,原稿の他方の面
(右面,すなわち水平移動手段201内における上面)を
読取ユニット206によって読取るのである。この場合可
動ミラー208は,破線にて示すように208aの位置に退避
させておき,反射光の光路を遮断しない状態で読取る。
上記読取終了後においては原稿は第2スタッカ205へ移
送,収納されると共に,可動ミラー208を実線にて示す
状態に復帰させ,次の原稿の読取りを繰返す。以上のよ
うにして,1個の読取ユニット206により,原稿の表裏両
面を効率良く,かつ連続して読取ることができるのであ
る。
〔実施例〕
第2図(a)は本発明の実施例を示す要部構成説明図で
ある。第2図(a)において41は本体であり,後述する
構成の読取ユニッオ42を内蔵させると共に,上部に光透
過可能に形成したフラットベッド43を設ける。読取ユニ
ット42は前記フラットベッド43と平行かつ水平方向移動
可能に形成したキャリア44,45と読取部46とからなる。
キャリア44には光源44aおよび可動ミラー44bを,キャリ
ア45には1対のミラー45a,45aを光路反転可能に設け
る。読取部46にはレンズ46aおよびCCD46bを設け,光源4
4aから発した光を上方に位置させた原稿(図示せず)に
照射し,その反射光を可動ミラー44b,ミラー45a,45a,レ
ンズ46aを介してCCD46bに収束するように構成する。な
お上記反射光の光路長を同一にするために,キャリア45
は常にキャリア44の移動距離の1/2だけ協動して移動す
るように形成する。次に47,48は各々原稿通路であり、
フラットベッド43と平行に形成した原稿通路47の上流側
に,フラットベッド43と斜光するように形成した原稿通
路48を接続する。49,50は各々センサであり、各々原稿
通路47,48の上流側に設ける。次に51はホッパであり,
原稿通路48の上流側に設けると共に,ホッパ51の下方排
出部近傍にピックローラ52を設ける。53はフィードロー
ラであり,原稿通路48内に設ける。次に54は原稿通路で
あり,本体41の側面部に,前記原稿通路47の下流端と原
稿通路54の上流端とが近接するように設ける。なお原稿
通路54の上流側にはセンサ55を設けると共に,本体41側
の中間部にスリット54aを設ける。56は光源であり,ス
リット54a近傍の本体41内に設ける。次に57はフィード
ローラであり,正逆転自在の3個のローラ対から構成す
ると共に,転接部が各々原稿通路47,54内に臨むように
配設する。58は第1スタッカであり,前記原稿通路47,5
4の近接部にその給排部58aを臨ませて設ける。59は正逆
転自在の給送ローラ,60はセンサであり、各々第1スタ
ッカ58の給排部58a近傍に設ける。次に61はフィードロ
ーラであり,原稿通路54に設ける。62は第2スタッカで
あり,原稿通路54の下流側の本体41下方に設ける。
第2図(b)は第2図(a)におけるM部拡大図であ
り,同一部分は第2図(a)と同一の参照符号で示す。
第2図(b)において,63,63は切換ガイドであり,原稿
通路47,54の近接部に設け,第1スタッカ58と原稿通路4
7若しくは同54の何れか一方と原稿(図示せず)が移動
可能のように、例えばソレノイド(図示せず)を介して
協動するように形成する。
第3図は本発明の実施例におけるブロック図である。第
3図において70は制御部であり、インタフェース(図示
せず)を介して前記第2図(a)(b)に示す装置と接
続されている。71,72,73は夫々ステップモータドライバ
であり,制御部70からのステップパルスおよび信号によ
り,夫々前記第2図(a)に示す原稿通路47,48に設け
られたピックローラ52,フィードローラ53,57,第1スタ
ッカ58に設けられたフィードローラ59ならびにキャリア
44等を夫々駆動する1個若しくは複数個のステップモー
タ74,75,76を駆動可能に接続される。次に77はソレノイ
ドであり,制御部70からの信号により,切換ガイド63を
駆動可能に接続されている。なお78は増幅器であり,制
御部70と接続されたCCD42からの信号を増幅して制御部7
0に出力可能に接続されている。
第4図は本発明の実施例における原稿読取作用の要部を
説明するフローチャートである。まず前記第3図に示す
制御部70からの信号により原稿読取をスタート(80)
し,第2図(a)においてホッパ51内の原稿64がピック
ローラ52を介して原稿通路48内に進入し,フィードロー
ラ53を経て原稿通路47の上流側に設けたセンサ49をON
(81)させ,原稿の先端部がaラスタ移動(82),すな
わち第2図(a)に示す可動ミラー44bの直上の位置ま
で移動すると読取開始(83)する。すなわち第2図
(a)において光源44aの照射によるフラットベッド43
上の原稿(図示せず)の一方の面(下面)からの反射光
は可動ミラー44bによって反射され,1対のミラー45a,45a
を経てレンズ46aによって収束されてCCD46bに到達す
る。上記反射光は光電変換により,第3図に示すように
増幅器78を介して制御部70に信号を出力する。なお上記
読取中においては,第3図に示すソレノイド70ON(切換
ガイド63実線位置(第2図(b)参照))(85)および
フィードローラ59正回転(85)としておく。従って第2
図(a)において原稿(図示せず)は原稿通路47内を左
方に移動し,フィードローラ57,59を経て第1スタッカ5
8内に移動する。次にこの原稿の後端がセンサ50を通過
するとピックローラ52が停止し,原稿64の抽出を停止す
る。すなわち第4図においてセンサ50OFF(86),ピッ
クローラ52停止(87)となる。更に原稿が移動すると,
センサ49OFF(88)となり,次にa′ラスタ移動(8
9),すなわち第2図(a)において原稿後端がセンサ4
9から可動ミラー44b直上に至るまで移動し,第4図にお
いて読取終了(90)する。第2図(a)において原稿は
更に移動し,その後端がセンサ60を通過すると,第4図
においてセンサ60OFF(91)となり,フィードローラ59
回転停止(92)となる。次にソレノイド70OFF(切換ガ
換ガイド63破線位置)(93)においては,第2図(b)
において破線で示すように切換ガイド63,63は時計方向
に回動し,第1スタッカ58内の原稿(図示せず)が原稿
通路54内に進入可能な状態となる。次に第4図において
キャリア44移動,可動ミラー44b退避(94)において
は,第2図(a)においてキャリア44が左方に移動し,
破線にて示すように可動ミラー44bが退避した状態とな
り,光源56の照射による反射光がスリット54aを通過
し,ミラー45a,45a,レンズ46aを経てCCD46bに到達可能
となる。上記状態においてフィードローラ59を逆回転す
ると,第1スタッカ58内の原稿はフィードローラ59を経
て,第2図(b)に破線で示す位置の切換ガイド63,63
によって原稿通路54内に進入する。従って第4図におい
てフィードローラ59逆回転(95),センサ55ON(9
6)),bラスタ移動(97),読取開始(98)する。すな
わち第2図(a)において原稿の先端がセンサ55からス
リット54aまで移動すると,原稿の他の面(上面)の反
射光はスリット54aを経て可動ミラー44bによる光路遮断
を蒙ることなく,CCD46bに到達することができ,1個の読
取ユニット42によって原稿の両面を読取ることができる
のである。原稿が更に進むとフィードローラ61によって
第2スタッカ62へ導入され,原稿の後端がスリット54a
を通過すると読取りを終了する。すなわち第4図におい
てセンサ50OFF(99),b′ラスタ移動(100),読取終了
(101)となる。次にキャリア44復帰(102)により,第
2図(a)において破線位置のキャリア44が右方に移動
し、可動ミラー44bもまた復帰し,実線で示す状態とな
る。次に第4図においてピックローラ52回転(103),c
ラスタ移動(104),センサ50ON(105)により次の原稿
を読取る動作を反復する。すなわち第2図(a)におい
てピックローラ52を回転させて原稿64を抽出してセンサ
50の位置まで移動させ,前記の動作を反復するのであ
る。
第5図(a)(b)は各々第2図(a)に示す可動ミラ
ー44bの回動機構の一例を示す要部構成説明図であり,
同一部分は前記第2図(a)と同一の参照符号で示す。
両図において44cは保持部材であり,可動ミラー44bを保
持すると共に,前記第2図(a)に示すキャリア44を設
けた保持部材44dにピン44eを介して回動自在に装着され
る。次に44fは引張ばねであり,保持部材44c,44dに設け
たピン44g,44h間に張設し,保持部材44c,44dを密着状態
に保持し,上方からの反射光L1を可動ミラー44bによっ
て水平方向の反射光L1′を得るように反射可能に形成す
る。41aは本体41(第2図(a)参照)に設けた作動部
材であり,前記保持部材44dの左方への移動により,保
持部材44cの自由端が当接後摺動係合する傾斜面41bを設
けてある。次に41cはストッパであり,本体41(第2図
(a)参照)に,前記保持部材44cの自由端の回動軌跡
上に,かつピン44gが追分点を越えた位置(ピン44g,44h
を結ぶ直線がピン44eの右側に存在する位置)に設け
る。L2は左方からの水平反射光であり,前記反射光L1
と水平方向の光路が一致するように形成する。
上記の構成により次にその作用について説明する。まず
第5図(a)に示す状態においては,上方に存在する原
稿(図示せず)からの反射光L1を可動ミラー44bを介し
て水平方向の反射光L1′を得ることができる。次にキャ
リア(図示省略したが,第2図(a)における符号44参
照)を介して保持部材44dを左方に移動させると,保持
部材44cの自由端が作動部材41aの作動面41bに当接し,
かつ摺動するから,保持部材44cは反時計方向に回動
し,ピン44gが追分点を越えると引張ばね44fの張力によ
り,第5図(b)に示すように保持部材44cの自由端が
ストッパ41cと当接する位置まで回動して停止する。こ
の状態においては,左方に存在する原稿(図示せず)か
らの反射光L2は可動ミラー44bによってその光路を遮断
されることなく水平方向に直進することができる。次に
保持部材44cを復元させるには,キャリア44(第2図
(a)参照)を介して保持部材44dを右方に移動させる
と,保持部材44cは時計方向に回動するから,ピン44gが
追分点を越えた時点において引張ばね44fの張力によっ
て更に時計方向に回動し,第5図(a)に示す状態に復
帰する。
第6図は本発明の他の実施例を示す要部構成説明図であ
り,同一部分は前記第2図(a)(b)と同一の参照符
号で示す。第6図において原稿64を収容するホッパ51は
原稿通路54の上部に配設したフィードローラ57に臨ませ
て設けると共に,原稿通路54の下方には第1スタッカ65
を設ける。66は第2スタッカであり,切換ガイド63と近
接させて設ける。次に68は第3スタッカであり,原稿通
路47の下流側に設けたフィードローラ67に続いて設け
る。
以上の構成により,まず切換ガイド63を実線にて示す状
態にしておき,原稿64をピックローラ52,フィードロー
ラ53,57を介して原稿通路54内に進入させると共に,可
動ミラー44bを破線にて示す位置に回動させた状態で原
稿64の一方の面を読取り(矢印A,B,C),原稿(図示省
略)を第2スタッカ65内に進入させる。次に切換ガイド
63を破線にて示す位置に回動させると共に,フィードロ
ーラ61,57,53を前記と逆方向に駆動して,原稿を第2ス
タッカ66内に進入させる(矢印D,E)。可動ミラー44bを
実線位置に回動させ,フィードローラ53,57を再び正方
向に駆動すれば,原稿(図示省略)は第2スタッカ66か
ら原稿通路47内に導入されるから,他方の面を可動ミラ
ー44bを介して読取ることができ(矢印F,G),原稿はフ
ィードローラ67を介して第3スタッカ68内に進入する
(矢印H)。なお上記読取りにおける各構成部材の作動
制御は,前記第2図(a)(b)に示す実施例と同様に
して行なう。
本実施例においては,原稿を各々水平状態および垂直状
態において照射するために光源を2個設けた例について
記述したが,光源1個によって兼用することもできる。
また可動ミラーの回動を行なうためにキャリアを移動さ
せる例を示したが,キャリアを固定状態として可動ミラ
ーを回動させる態様としても作用は同一であり,他の公
知の回動機構を設定することができる。更にまた原稿の
抽出および排出を異なった態様としてもよい。すなわち
第2図に示す本実施例においては原稿の下側から抽出す
る所謂下取出し方式の例について示したが,第2図
(a)におけるホッパー51を上取出し方式,すなわち原
稿の上側から取り出し,かつ第2スタッカを鎖線62aの
位置に設けてもよい。但し,このような上取出し方式の
場合には読取頁順序が逆になるため,読取後の所謂ソフ
トウェア上の頁交換処理が必要となる。
また第2図(a)に示すホッパ51の用紙ガイド51aとパ
ッド51bとの間から手差し給紙による両面読取りを行な
うことも可能である。
〔発明の効果〕
本発明は以上記述のような構成および作用であるから,
下記の効果を奏し得る。
(1) 原稿の反転機構を設けて原稿の両面を個別に読
取る構成であるため,読取ユニット1個を設けるのみで
よく,構造が簡単であると共に,小型化,低コスト化が
図れる。
(2) 原稿の自動給排機構を装着することができると
共に,上取出し方式,下取出し方式の何れの態様も可能
であり,コンパクト化が可能であると共に操作性を大幅
に向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成説明図,第2図(a)は本発
明の実施例を示す要部構成説明図,第2図(b)は第2
図(a)におけるM部拡大図,第3図は本発明の実施例
におけるブロック図,第4図は本発明の実施例における
原稿読取作用の要部を説明するフローチャート,第5図
(a)(b)は各々第2図(a)に示す可動ミラー44b
の回動機構の一例を示す要部構成説明図,第6図は本発
明の他の実施例を示す要部構成説明図,第7図および第
8図は各々従来の両面原稿読取装置の例を示す要部構成
説明図である。 42,206:読取ユニット,44a,56,207:光源,44b,208:可動ミ
ラー,47,48,54:原稿通路,49,55:センサ,57,59,61:フィ
ードローラ,58,204:第1スタッカ,62,205:第2スタッ
カ,63,203:切換ガイド,201:水平移動手段,202:垂直移動
手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の前後端を検出するセンサを備えると
    共にこの原稿を水平方向および垂直方向に移動可能にか
    つ各原稿通路の一方の端部を近接させて形成した水平移
    動手段および垂直移動手段と, 原稿の給排出手段を備えると共に前記水平移動手段と垂
    直移動手段との近接部において一方の端部が前記各原稿
    通路に臨むように設けた第1スタッカと, 前記垂直移動手段の下流側に設けた第2スタッカと, 上記水平移動手段と垂直移動手段との近接部に設けられ
    前記第1スタッカと水平移動手段の原稿通路若しくは垂
    直移動手段の原稿通路の何れか一方と原稿を移動可能に
    形成した切換ガイドと, 前記水平移動手段および垂直移動手段と対向するように
    設けた光源および可動ミラーを備えた読取ユニットとか
    らなり, 前記水平移動手段内において原稿の一方の面を可動ミラ
    ーを介して読取った後,原稿を前記切換ガイドを経由し
    て前記第1スタッカに進入させ,次に切換ガイドの切換
    えにより原稿を第1スタッカから前記垂直移動手段に進
    入させ,垂直移動手段内において前記原稿の他方の面を
    光路から前記可動ミラーを退避させた状態で読取るよう
    に構成したことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】原稿の前後端を検出するセンサを備えると
    共にこの原稿を水平方向および垂直方向に移動可能にか
    つ各原稿通路の一方の端部を近接させて形成した水平移
    動手段および垂直移動手段と, 原稿の給排出手段を備えると共に前記垂直移動手段の下
    方に設けた第1スタッカと, 原稿の給排出手段を備えると共に前記水平移動手段と垂
    直移動手段との近接部において一方の端部が前記各原稿
    通路に臨むように設けた第2スタッカと, 前記水平移動手段の下流側に設けた第3スタッカと, 上記水平移動手段と垂直移動手段との近接部に設けられ
    前記第2スタッカと水平移動手段の原稿通路若しくは垂
    直移動手段の原稿通路の何れか一方と原稿を移動可能に
    形成した切換ガイドと, 前記水平移動手段および垂直移動手段と対向するように
    設けた光源および可動ミラーを備えた読取ユニットとか
    らなり, 前記垂直移動手段内において原稿の一方の面を光路から
    前記可動ミラーを退避させた状態で読取った後,原稿を
    前記切換ガイドを経由して前記第2スタッカに進入さ
    せ,次に切換ガイドの切換えにより原稿を第2スタッカ
    から前記水平移動手段に進入させ前記水平移動手段内に
    おいて前記原稿の他方の面を可動ミラーを介して読取る
    ように構成したことを特徴とする原稿読取装置。
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