JPH0736520Y2 - ソファ兼用ベッド - Google Patents

ソファ兼用ベッド

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JPH0736520Y2
JPH0736520Y2 JP7200592U JP7200592U JPH0736520Y2 JP H0736520 Y2 JPH0736520 Y2 JP H0736520Y2 JP 7200592 U JP7200592 U JP 7200592U JP 7200592 U JP7200592 U JP 7200592U JP H0736520 Y2 JPH0736520 Y2 JP H0736520Y2
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JP
Japan
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bed
lower bed
sofa
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JP7200592U
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JPH0634555U (ja
Inventor
隆資 丸山
Original Assignee
株式会社ミヅホ製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は二段ベッドや上部を物品
収納部として上部空間を有効利用できるようにしたベッ
ドにおいて、ベッドとソファの2態様に変換できるソフ
ァ兼用ベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】二段ベッドや上部を物品収納部として上
部空間を有効利用できるようにしたベッドは種々知られ
ているが、この種のベッドにおいて下部ベッド本体をベ
ッド態様とソファ態様に変換できるようにしようとして
も、上段ベッドや上部の物品収納部のために上部に充分
な空間がなくて開放感に乏しい。また、ベッド態様とソ
ファ態様に変換できるようにした従来のベッドは、特開
平2ー310169号公報などに見られるように、ベッ
ド態様としたときに背凭れ部材がベッド後部にあるため
目障りなばかりでなく、常時は使用しない背凭れ部材を
付設しておくことは資材の無駄でもあり、このような変
換機構をそのまま二段ベッドや上部を物品収納部として
上部空間を有効利用できるようにしたベッドに採用する
ことはできないものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
するところは、前記したような問題点を解決し、二段ベ
ッドや上部を物品収納部として上部空間を有効利用でき
るようにしたベッドにおいて、単にベッドとソファの2
態様に変換できるようにするのみならず、常時は使用し
ない背凭部材をなくして資材の無駄をなくすとともに、
ソファ態様に変換したときに上部に充分な空間ができて
開放感があり、しかも、デザイン的にも優れたソファ兼
用ベッドを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本考案に係るソファ兼用ベッドは、下部ベッド本体
の後部に頂面が該下部ベッド本体の上面に続いてベッド
幅を拡げる補助ベッド態様と、下部ベッド本体の後部上
方にある背凭態様の2態様に変換される昇降動自在な下
部ベッド副体を設けるとともに、前記下部ベッド本体の
上部には昇降機構により昇降動される昇降ベースを設け
たことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】このようなソファ兼用ベッドは、常時は下部ベ
ッド副体を下降位置としておけば、該下部ベッド副体の
頂面が下部ベッド本体の上面に続いてベッド幅を拡げる
補助ベッド態様をとるとともに、該下部ベッド本体の上
部にある昇降ベースを所定の位置に設定してこれを上段
ベッドとしたり物品収納部として用いるものであるが、
ソファとして使用したいときは下部ベッド副体をその底
面が下部ベッド本体の上面と略同一面となるまで上昇さ
せて背凭態様に変換し、必要に応じて昇降ベースを上昇
させて上部に開放感を感じさせるに充分な空間をあけて
使用すればよい。
【0006】
【実施例】本考案を図1〜図7に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。1は下部ベッド本体であり、該下部ベ
ッド本体1の背面側には常時は頂面が該下部ベッド本体
1の上面に続いてベッド幅を拡げる補助ベッド態様をと
るが、上昇時には底面が下部ベッド本体1の上面と略同
一面にある背凭態様に変換される昇降動自在な下部ベッ
ド副体2が並設されている。3は下部ベッド副体2を昇
降動させる昇降機構で、該昇降機構3は下部ベッド副体
2の背面側下部にあって、ユニバーサルジョイント5aを
介して傘歯車4を駆動する減速機付きのモータ5と、前
記傘歯車4と噛合する傘歯車6を介して回転駆動される
上下方向の雄ねじ杆7と、該雄ねじ杆7に螺合されて雄
ねじ杆7の正逆回転に伴い下部ベッド副体2を昇降させ
る支持ブラケット8とよりなるものとしている。
【0007】9は下部ベッド本体1を下部ベッド副体
(2) の昇降に連動して前後動させるカム機構であり、該
カム機構9は下部ベッド副体2の両端に取り付けられる
カム溝10付のガイド枠と、下部ベッド本体1の両端に
取付けられて該カム溝10に係合されるカムローラ11
とよりなるものである。12は下部ベッド本体1のフレ
ーム13に取り付けられたガイドレールで、該各ガイド
レール12にはベッドフレーム14から張出された2個
のローラ15が支持されていて、昇降機構3を駆動して
下部ベッド副体2を上昇させるとカム溝10が上昇し、
垂直溝部の下端に後方へ屈曲する傾斜溝部を続かせたカ
ム溝10に沿って移動しようとするカムローラ11によ
って前後方向への力が加えられ、ガイドレール12を介
して下部ベッド本体1がローラ15を介して下部ベッド
本体2を後方に移動させることとなる。また、下部ベッ
ド副体2を下降させると、カム溝10も下降し、前記し
た上昇時とは逆に下部ベッド本体2は前方に移動されて
旧状に復帰することなる。
【0008】16は下部ベッド本体1の上部に設けられ
て昇降機構18により昇降動される昇降ベースで、図1
〜図4に示した第1の実施例ではこの昇降ベース16に
上部ベッド本体17が取付けられている。昇降機構18
は前記した昇降機構3の上方に続くように下部ベッド副
体2の背面側に設けられており、ユニバーサルジョイン
ト20a を介して傘歯車19を駆動する減速機付きのモー
タ20と、前記傘歯車19と噛合する傘歯車21を介し
て回転駆動される雄ねじ杆22と、該雄ねじ杆22と螺
合する昇降ベース16の支持ブラケット23とよりなる
ものである。
【0009】24、25は支持ブラケット8と支持ブラ
ケット23のローラ26を案内支持するガイドレール
で、前記した雄ねじ杆7と雄ねじ杆22は支持ブラケッ
ト8と支持ブラケット23内にあり、27は天井に形成
される収納用凹部であって、前記した昇降ベース16が
天井に形成されたこの収納用凹部27内に格納されるま
で上昇されると昇降ベース16の底面が天井と面位置と
なってあたかも天井の一部であるたのごとき外観を呈す
るようになっている。なお、28は前記ベッドフレーム
14に設けられる昇降ベース16のストッパ、図7に示
す第2の実施例において29は上部ベッド本体17の代
わりに昇降ベース16に取付けられた物品収納部として
の収納用家具である。
【0010】このように構成されたものは、ベッドとし
て使用したいときには図示するように下部ベッド副体2
を下降位置としておけば、該下部ベッド副体2の頂面が
下部ベッド本体1の上面に続いてベッド幅を拡げる補助
ベッド態様をとるので広幅のベッドが下部に得られるう
えに、該下部ベッド本体1の上部にある昇降ベース16
は上段ベッドとして或いは物品収納部として用いられ、
場合によっては昇降ベース16を上昇させて下部ベッド
の上部空間の高さを充分確保することができる。しかし
て、下部にソファを形成したいときは、昇降機構3を駆
動して下部ベッド副体2をその底面が下部ベッド本体1
の上面と略同一面となるまで上昇させれば、下部ベッド
副体2の両端に取り付けたカム機構9のカム溝10も一
緒に上昇し、該カム溝10と係合されるカムローラ11
が後方に屈曲するカム溝10に沿って後方に移動される
ため、カムローラ11を取り付けた下部ベッド本体1も
その後部が下部ベッド副体2の下方に位置し、上昇した
下部ベッド副体2を背凭とし下部ベッド本体1を前方空
間が拡がり且つ快適な座り心地が得られる座部幅に調整
されたソファとなる。
【0011】これと同時に昇降機構18を駆動して両昇
降ベース16を上昇させれば、上部ベッド本体17が取
付けられた下側の昇降ベース16が天井に近接した位置
まで上昇させることもできるから、下部ベッド本体1の
上部には十分な空間が形成されることとなり、下部ベッ
ド本体1と下部ベッド副体2とからなるソファを使用者
が圧迫感を受けることなく快適に使用することができる
こととなる。
【0012】このように、本考案は下部をベッドとして
使用するときは、下部ベッド本体1の幅に下部ベッド副
体2の厚み相当分が付加された広幅のベッドとなるうえ
に昇降ベース16の位置を調節して上部空間を充分に拡
げることもでき、また、ソファとして使用するときは、
下部ベッド副体2を上昇させて背凭れとし下部ベッド本
体1を座としたソファとし、必要に応じて昇降ベース1
6の位置を調節して上部空間を充分に確保できるもので
あるが、特に、下部ベッド本体1が前後移動自在とされ
て下部ベッド副体2が背凭態様位置まで上昇されたと
き、下部ベッド本体1が下部ベッド副体2の略前後厚み
相当分だけ後退されるようにしたものはソファとしたと
きの座幅が広すぎることをなくすることができるうえに
前方空間も確保でき、この場合、下部ベッド本体1が下
部ベッド副体2の昇降時にカム機構9を介して前後移動
されるようにしたものは、下部ベッド本体1の昇降操作
のみで自動的に下部ベッド副体2が前後移動されるので
操作が簡単なうえに駆動機構が1個で足りて経済的であ
る。さらに、昇降ベース16がその後部に設けた昇降ブ
ラケット23をもって下部ベッド副体2の後側に立設さ
れたガイドレール25内の雄ねじ杆22に螺合されて該
雄ねじ杆22の正逆回転により昇降動されるようにした
ものは、安定した昇降・停止状態が得られるばかりか昇
降機構が目障りとなることがないうえに省スペース効果
もあり、また、昇降ベース16が天井に形成された収納
用凹部27内に格納されるまで上昇されて昇降ベース1
6の底面が天井と面位置となるようにしたものは、上部
空間が充分確保できるうえに体裁が極めてよい収納状態
が得られる。
【0013】
【考案の効果】本考案は、前記説明によって明らかなよ
うに、下部ベッド本体の後部に頂面が該下部ベッド本体
の上面に続いてベッド幅を拡げる補助ベッド態様と、下
部ベッド本体の後部上方にある背凭態様の2態様に変換
される昇降動自在な下部ベッド副体を設けるとともに、
前記下部ベッド本体の上部には昇降機構により昇降動さ
れる昇降ベースを設けたことにより、ベッドとして使用
するときは、下部ベッド本体の幅に下部ベッド副体の厚
み相当分が付加された広幅のベッドとなるうえに昇降ベ
ースの位置を調節してこのベッドの上部空間を充分に拡
げることもでき、また、ソファとして使用するときは、
下部ベッド副体を上昇させて背凭れとするとともに下部
ベッド本体を座としたソファとし、必要に応じて昇降ベ
ースの位置を調節してこのベッドの上部空間を充分に確
保して開放感に富んで使用者が圧迫感を感じることをな
くすこともできる。しかも、背凭となる下部ベッド副体
はベッド態様としたときにも下部ベッド本体の幅を拡げ
るために用いられ、常時は使用しない背凭部材をなくし
たので資材の無駄をなくすことができるうえにデザイン
的にも優れたものとなる。従って、本考案は従来の問題
点を解決したソファ兼用ベッドとして実用的価値極めて
大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す一部切欠斜視図で
ある。
【図2】本考案の第1の実施例を示す一部切欠正面図で
ある。
【図3】本考案の第1の実施例を示す側面図である。
【図4】本考案の第1の実施例を状態を異にして示す側
面図である。
【図5】本考案の下部ベッド副体を示す一部切欠斜視図
である。
【図6】本考案の下部ベッド本体を示す一部切欠斜視図
である。
【図7】本考案の第2の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 下部ベッド本体 2 下部ベッド副体 3 昇降機構 9 カム機構 16 昇降ベース 17 上部ベッド本体 18 昇降機構 22 雄ねじ杆 23 昇降ブラケット 25 ガイドレール 27 収納用凹部 29 収納用家具

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部ベッド本体(1) の後部に頂面が該下
    部ベッド本体(1) の上面に続いてベッド幅を拡げる補助
    ベッド態様と、下部ベッド本体(1) の後部上方にある背
    凭態様の2態様に変換される昇降動自在な下部ベッド副
    体(2) を設けるとともに、前記下部ベッド本体(1) の上
    部には昇降機構(18)により昇降動される昇降ベース(16)
    を設けたことを特徴とするソファ兼用ベッド。
  2. 【請求項2】 下部ベッド本体(1) が前後移動自在とさ
    れて下部ベッド副体(2) が背凭態様位置まで上昇された
    とき、下部ベッド本体(1) が下部ベッド副体(2) の略前
    後厚み相当分だけ後退される請求項1に記載のソファ兼
    用ベッド。
  3. 【請求項3】 下部ベッド本体(1) が下部ベッド副体
    (2) の昇降時にカム機構(9) を介して前後移動される請
    求項2に記載のソファ兼用ベッド。
  4. 【請求項4】 昇降ベース(16)がその後部に設けた昇降
    ブラケット(23)をもって下部ベッド副体(2) の後側に立
    設されたガイドレール(25)内の雄ねじ杆(22)に螺合され
    て該雄ねじ杆(22)の正逆回転により昇降動される請求項
    1または2または3に記載のソファ兼用ベッド。
  5. 【請求項5】 昇降ベース(16)が天井に形成された収納
    用凹部(27)内に格納されるまで上昇されて昇降ベース(1
    6)の底面が天井と面位置となる請求項1または2または
    3または4に記載のソファ兼用ベッド。
  6. 【請求項6】 昇降ベース(16)に上部ベッド本体(17)が
    取付けられている請求項1または2または3または4ま
    たは5に記載のソファ兼用ベッド。
  7. 【請求項7】 昇降ベース(16)に収納用家具(29)が取付
    けられている請求項1または2または3または4または
    5に記載のソファ兼用ベッド。
JP7200592U 1992-10-15 1992-10-15 ソファ兼用ベッド Expired - Lifetime JPH0736520Y2 (ja)

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JP7200592U JPH0736520Y2 (ja) 1992-10-15 1992-10-15 ソファ兼用ベッド

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JP7200592U JPH0736520Y2 (ja) 1992-10-15 1992-10-15 ソファ兼用ベッド

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Publication Number Publication Date
JPH0634555U JPH0634555U (ja) 1994-05-10
JPH0736520Y2 true JPH0736520Y2 (ja) 1995-08-23

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JP7200592U Expired - Lifetime JPH0736520Y2 (ja) 1992-10-15 1992-10-15 ソファ兼用ベッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101041002B1 (ko) * 2008-09-17 2011-06-16 박성현 침대 및 침대보조기구

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JPH0634555U (ja) 1994-05-10

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