JPH0736472Y2 - エンジン発電機 - Google Patents

エンジン発電機

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JPH0736472Y2
JPH0736472Y2 JP1986075038U JP7503886U JPH0736472Y2 JP H0736472 Y2 JPH0736472 Y2 JP H0736472Y2 JP 1986075038 U JP1986075038 U JP 1986075038U JP 7503886 U JP7503886 U JP 7503886U JP H0736472 Y2 JPH0736472 Y2 JP H0736472Y2
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JP
Japan
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voltage
circuit
output
power
generator
Prior art date
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JP1986075038U
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JPS62189000U (ja
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元寿 清水
高 倉田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、インバータ付きのエンジン発電機に関する。
従来技術 一般に、商用周波数の交流出力を生ずる携帯用のエンジ
ン発電機にあっては、接続負荷が特定されることなく各
種負荷に汎用的に対応させて、いかなる負荷にあっても
常に安定した運転を行なわせることができるように、出
力周波数,出力電圧ともに安定した交流出力を負荷に供
給させるようにする必要がある。
従来のエンジン発電機では、出力周波数がエンジン回転
数に依存するものであるので、例えば2極機の場合には
50Hz(または60Hz)の交流出力を得るためにエンジン回
転数を3000rpm(または3600rpm)に保持させるようにす
る必要があるが、エンジンの回転数が比較的低くて運転
効率が余りよくなく、所定の出力を得るためには発電機
を大きくせざるをえないものになっている。また負荷変
動,エンジン脈動などによってエンジンの回転数が変動
しやすく、そのため出力周波数を一定に保持させること
がむずかしい。
そのため最近のエンジン発電機としては、エンジン回転
数を上げることにより運転効率を高めて発電機の小形化
を図るとともに、出力の安定化を図るべく、発電機出力
をいったん整流したのちインバータを用いてエンジン回
転数にかかわりない所定周波数の交流出力を生じさせる
とともに、出力電圧のフィードバック信号によりインバ
ータ駆動信号の幅を変化させて出力電圧を一定にすべく
自動電圧調整を行なわせるようにしたものが開発されて
いる(特開昭60-82098号公報参照)。
しかしこのようなフィードバック制御による出力電圧の
安定化を図るようにしたものでは、全体の回路構成が複
雑となり、また負荷が急に切り離された場合のような出
力負荷の急激な変化時に生ずるエンジンのガバナ特性に
起因する回転上昇による出力電圧の急上昇やエンジンの
脈動に起因する出力電圧の変動に追従した電圧調整を充
分になすことができないという問題がある。
目的 本考案は以上の点を考慮してなされたもので、インバー
タ付きのエンジン発電機にあって、簡単な構成により出
力電圧の安定化を応答性良く図ることができるようにし
たエンジン発電機を提供するものである。
構成 本考案はその目的達成のため、エンジンで駆動される交
流発電機と、この交流発電機が発生する交流電力にもと
づいて直流電力に変換する主回路系統と、この主回路系
統の直流電力の変動を補償する制御系統と、前記直流電
力を所定の周波数および電圧値の交流電力に変換して出
力するインバータ回路とをそなえたエンジン発電機にお
いて、前記直流電力への変換として前記サイリスタブリ
ッジ回路により整流させるようにするとともに、その整
流出力を平滑した出力と前記制御系統を駆動する電源電
圧とを重畳させた電圧を監視し、その重畳電圧の変動を
検出して前記サイリスタブリッジ回路におけるサイリス
タの導通角を制御することにより整流出力を一定の電圧
レベルに保持させる定電圧制御回路を設けるようにして
いる。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について詳
述する。
本考案によるエンジン発電機は、第1図に示すように、
エンジンによって駆動される交流発電機1の出力巻線か
らの三相出力eu,ev,ewを三相整流ブリッジ回路2によっ
て全波整流し、その全波整流出力を平滑用のコンデンサ
Cを介してブリッジ形のインバータ回路3に与えるよう
にするとともに、交流発電機1の補助巻線からの単相出
力eAを整流回路4によって整流し、平滑回路などからな
る定電圧回路5によって定電圧化された直流電圧により
発振回路6を駆動して一定周波数による正,負方向の各
転流指令信号Cp,Cnを生じさせ、その各転流指令信号Cp,
Cnに応じてインバータ制御回路7を介してインバータ回
路3を動作させるようにしたものにあって、特に前記整
流ブリッジ回路2としてサイリスタブリッジ回路を用い
るとともに、インバータ制御系統における定電圧回路5
の出力側に発電機出力電圧の変動を検出して整流ブリッ
ジ回路2における各サイリスタSCR1〜SCR3の導通角を制
御することにより整流出力を一定の電圧レベルに保持さ
せる定電圧制御回路8を設けるようにしている。
定電圧制御回路8としては、ここでは整流ブリッジ回路
2の出力電圧を検出し、その検出電圧VDを比較器CMPに
おいて予め設定された基準電圧Vsと比較しながらVD=Vs
となるようにその比較出力に応じて各サイリスタSCR1〜
SCR3の導通角制御を行なわせるようにしている。
このように本考案では、整流ブリッジ回路2における各
サイリスタSCR1〜SCR3の発電機出力電圧の変動に応じた
導通角の制御を行なわせることにより、発電機出力の全
波整流とその整流出力の定電圧保持とを同時に行なわせ
ることができるようになる。その際、各サイリスタSCR1
〜SCR3は位相制御ではなく、単に電圧レベルの変動を利
用した導通角の制御を行なわせるようにしているため、
リップル分などによる発電機出力電圧の微小な変動によ
っても導通度がかわって高精度な電圧調整がなされるこ
とになる。
また本考案では、インバータ回路3の入力側の電圧を安
定化させるようにしているため、従来のインバータ回路
3の出力側の電圧をフィードバック制御により安定化さ
せるものに比してその制御系統を簡略化することができ
るとともに、応答性良く定電圧化を図ることができるよ
うになる。
さらに本考案では、整流ブリッジ回路2における各サイ
リスタSCR1〜SCR3を制御する制御系統を交流発電機1の
出力側における主回路系統とは別に設けるようにしてい
るため、各サイリスタSCR1〜SCR3のゲート信号を常時確
保することができ、発電機の出力電圧が低下してもその
ゲート制御信号の生成能力自体がいっしょに低下するよ
うなことがない。そして整流ブリッジ回路2の出力電圧
の変動を定電圧回路5の出力電圧に重畳した電圧の変動
に対応した検出電圧で駆動される定電圧制御回路8で、
整流ブリッジ回路2の出力電圧の変動を補償するように
構成したので、制御系統は主回路系統の電圧変動の影響
を受けることなく主回路系統の電圧変動を監視して制御
することができる。
なお整流出力の定電圧化を図るに際して、第2図に示す
ように、三相全波整流を行なうダイオードブリッジから
なる整流回路9の出力側に、例えばスイッチングレギュ
レータ10からなる定電圧回路を設け、そのスイッチング
レギュレータ10におけるスイッチング用トランジスタTr
を定電圧制御回路8による発電機の出力電圧変動の検出
状態に応じて適宜オン,オフさせるようにすることが考
えられる。図中、FDはフライホイールダイオード,CLは
チョークコイルをそれぞれ示している。
しかしこの場合には、整流回路と定電圧回路とがそれぞ
れ別体となって回路構成が複雑になってしまうととも
に、スイッチングレギュレータ10での電力損失が比較的
大きくなってしまう。この点本考案によるものでは、前
述のように整流回路と定電圧回路とが一体化されて回路
構成が簡単になるとともに、電力損失も軽減されて効率
の向上を図ることができる。
効果 以上、本考案によるエンジン発電機にあっては、特にイ
ンバータ付きのものにおいて、発電機出力を整流する回
路をサイリスタブリッジとし、定電圧制御回路により発
電機出力の変動を検出して前記ブリッジ回路におけるサ
イリスタの導通角を制御してインバータに供給される直
流電圧の定電圧化を図るようにしたもので、簡単な構成
によりインバータの出力電圧を応答性良く安定化させる
ことができるという優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるエンジン発電機の出力
系統の回路構成を示す図、第2図は専用の定電圧回路を
設けたときのエンジン発電機の出力系統の回路構成を示
す図である。 1……交流発電機、2……整流ブリッジ回路(サイリス
タブリッジ回路)、3……インバータ回路、4……整流
回路、5……定電圧回路、6……発振回路、7……イン
バータ制御回路、8……定電圧制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンで駆動される交流発電機と、この
    交流発電機が発生する交流電力にもとづいて直流電力に
    変換する主回路系統と、この主回路系統の直流電力の変
    動を補償する制御系統と、前記直流電力を所定の周波数
    および電圧値の交流電力に変換して出力するインバータ
    回路とをそなえたエンジン発電機において、前記直流電
    力への変換として前記サイリスタブリッジ回路により整
    流させるようにするとともに、その整流出力を平滑した
    出力と前記制御系統を駆動する電源電圧とを重畳させた
    電圧を監視し、その重畳電圧の変動を検出して前記サイ
    リスタブリッジ回路におけるサイリスタの導通角を制御
    することにより整流出力を一定の電圧レベルに保持させ
    る定電圧制御回路を設けたことを特徴とするエンジン発
    電機。
JP1986075038U 1986-05-19 1986-05-19 エンジン発電機 Expired - Lifetime JPH0736472Y2 (ja)

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JP1986075038U JPH0736472Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19 エンジン発電機

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JPS62189000U JPS62189000U (ja) 1987-12-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2516327Y2 (ja) * 1989-07-20 1996-11-06 本田技研工業株式会社 直流電源装置
US6879062B2 (en) * 2000-03-18 2005-04-12 Alstom Electrical substation

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JPS6082098A (ja) * 1983-10-06 1985-05-10 Hitachi Ltd 携帯用発電機

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