JPH0736400Y2 - カラオケマイク - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、携帯用テープレコーダーと棒状マイクを組み
合わせて、手持ちのラジオやオーディオやカラオケ装置
で再生を可能にするカラオケマイクに関するものであ
る。

従来の技術 従来、カラオケの演奏装置とマイクは別途に構成され、
生の演奏に合わせて歌う本格派から、家庭や余興派が利
用する録音媒体の再生装置で演奏音楽を流し、この演奏
に合わせて別途に準備されたマイクロホーンで歌い手の
歌詞音声信号を送信して再生している。

再生装置には４トラック・８トラックのテープレコーダ
ーの磁気テーブを利用したものや、光ピックアップ方式
を利用したレーザービジョン・ビデオディスク（LVD）
やコンパクトディスク（CD）等で演奏又は、画面と演奏
を流している。

考案が解決しようとする問題点 これらのカラオケの演奏は、生演奏の余興は多額の費用
を必要とし、カラオケ演奏装置は種類が多く、再生部と
マイクロホーンは別途に準備され、再生回路とスピーカ
ー部はオーディオを所持していても、カラオケ用の再生
装置や頭出し機能等を有しない機種であれば別途にカラ
オケ機器を買い求めなくてはならず、装置自体が大きい
ために収納や運搬に苦慮しているのが実状である。

本考案は、市販されている携帯用テープレコーダーに連
設した保持環に既存の棒状マイクを装着して一体化し、
一般家庭等で所有するラジオやオーディオに送信して演
奏と歌詞の音声信号を同時に再生するカラオケマイクを
提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、再生部を内蔵する再生取っ手４に市販の棒状マイク
１のマイク取っ手２が挿入して装着できる貫通した保持
環12を上縁に連設してなることを特徴とするカラオケマ
イクとした。

作用 上記構成による本考案のカラオケマイクは、保持環12を
連設する携帯用テープレコーダーに既存の棒状マイクの
マイク取っ手２部を保持環12に挿入して装着すると共
に、家庭用のラジオ10又はオーディオとの相互間の送受
信を調整し、再生機能を収納した再生取っ手４部の再生
装置に録音媒体を嵌め込んで作動させ、メロデーは再生
装置を経ると共に、メロデーに合わせた歌詞はマイク１
を通じて歌って無線又は有線で送信し、送信を受けた家
庭用のラジオ10やオーディオでメロデーと歌詞を同時に
増幅してスピーカーより流れ出させる。

カラオケマイクを作動する電源は、カラオケ専用に内蔵
した電池より供給を受けるか、家庭用のラジオやオーデ
オより供給を受ける。

又、カラオケ装置に送信して再生することも可能であ
る。

実施例 以下、本考案の実施例を図面により説明する。

第１実施例 本考案の第１実施例を第１図を参照しながら一例を例示
して説明する。

録音再生機に市販されている既存の棒状のマイクロホー
ンを装着できる構成としたもので、次に記載する構成の
ものは一実施例であり、例示した実施例は特に限定され
るものではない。

１はマイク、２はマイク取っ手、３はマイクスイッチで
従来のマイクの各部であり、４は再生取っ手で、再生に
必要な再生ヘッド６・再生スイッチ７・回転軸８の回転
装置を組み込んで蓋５を開閉自在にした従来の再生部機
能全て有する携帯用テープレコーダーに、既存の棒状マ
イクが装着できる貫通した保持環12を連設したものであ
り、保持環12にワイヤーレスマイクのマイク取っ手２を
挿入して、テープレコーダー機能を内蔵する再生取っ手
４及びマイク取っ手２より送信する。

送信の手段は、再生取っ手４に内蔵された無線や、再生
取っ手４のイヤホーン端子11に無線の送信装置又は接続
コードで手持ちのラジオ10やオーディオやカラオケ装置
に送信する。

カラオケ磁気テープは市販のものを利用し、２トラック
で往復の４トラックの２チャンネルの録音構成にしたも
のでよい。

10は家庭用ラジオで、FM電波を受信又は有線受信を可能
とする受信機や、オーディオである。

したがって、このカラオケマイクは、一般市販のワイヤ
ーレスマイク１のマイク取っ手２を保持環12に差し込ん
で再生取っ手４にカラオケテープを嵌めて蓋５を閉じて
再生スイッチ７をONにし、マイク１のマイクスイッチ３
で作動をさせる。

ラジオ10やオーディオやカラオケ装置え送信された信号
は増幅されてラジオ10のスピーカーより演奏音楽と歌い
手の歌詞がが流れる。

第２実施例 本考案の第２実施例を説明する。

再生取っ手４とカセットテープはマイクロカセットテー
プレコーダーとそのテープでもよく、磁気カードの録音
媒体やピックアップ方式を利用したレーザービジョン・
ビデオディスク（LVD）、コンパクトディスク（CD）、
集積回路（IC）を利用した電子音楽の自動演奏部品を嵌
め込み可能に各部を対応させた構成のものでもよい。

使用方法は、第１実施例と同様に取り扱う。

考案の効果 以上説明してきた如く、本考案のカラオケマイクでは、
従来の携帯用テープレコーダーに既存の棒状のマイク１
が装着できる貫通した保持環12を連設したものであるの
で、保持環12に市販の棒棒状マイク１のマイク取っ手２
を挿入するので別途にマイクロホーンやカラオケ装置を
購入する必要がなく、保持環12を有する再生取っ手４部
分とカセットテープのみを購入することで家庭で使用し
ている手持ちのラジオ10やオーデオが利用できるので、
保管場所に苦慮することがない。

市販のカラオケのカセツトテープが利用でき、多数の曲
が録音されたものを使用できるので、従来のカラオケ装
置と同様に楽しむことができるので安価に提供できる。

又、運搬には保持環12が連設された再生取っ手４と市販
のカラオケのカセツトテープのみの容積であり、旅行先
や設備の少ない催し会場での利用は、棒状のマイクロホ
ーンを借用して装着するので、持ち運びの機材容積が少
なくてす済み、たとえ設備や機材がなくても、個人のマ
イクロホーンと受信できるラジオがあれば催しの開催が
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、保持環12が連設された再生取っ手４に、市販
の棒状マイク１を装着した状態と、手持ちの受信できる
ラジオの斜視図。 １……マイク ２……マイク取っ手 ３……マイクスイッチ ４……再生取っ手 ５……蓋 ６……再生ヘッド ７……再生スイッチ ８……回転軸８ ９……アンテナ 10……ラジオ 11……イヤホーン端子 12……保持環

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】再生部を内蔵する再生取っ手４に市販の棒
   状マイク１のマイク取っ手２が挿入して装着できる貫通
   した保持環12を上縁に連設してなることを特徴とするカ
   ラオケマイク。