JPH0736342A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH0736342A
JPH0736342A JP18097793A JP18097793A JPH0736342A JP H0736342 A JPH0736342 A JP H0736342A JP 18097793 A JP18097793 A JP 18097793A JP 18097793 A JP18097793 A JP 18097793A JP H0736342 A JPH0736342 A JP H0736342A
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JP
Japan
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roller
cleaning
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toner
residual toner
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Application number
JP18097793A
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English (en)
Inventor
Tetsuyuki Ueda
哲之 上田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニングローラを用いて、非接触状態で
感光体上の残留トナーを除去するクリーニング装置にお
いて、残留トナー除去の高精度化を計る。 【構成】 クリーニングローラ1と、残留トナー回収ロ
ーラ3と残留トナー搬送ローラ4とを備え、前記クリー
ニングローラ1と上記画像情報形成体2は非接触で近接
しており、前記回収ローラ3は発泡性樹脂等の弾性体か
らなり、前記搬送ローラ4はその表面に螺旋状の突起物
が形成されており、前記回収ローラ3は上記クリーニン
グローラ1と接触、当接しており、前記搬送ローラ4は
上記回収ローラ3の下部に該回収ローラ3と当接して位
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザプリン
タ、ファクシミリなどの電子写真方式を用いる分野で使
用される画像形成装置におやいて、画像情報形成体表面
に形成された静電潜像などの電子潜像を可視化させて現
像し、転写体に転写後、画像情報形成体表面に残留した
トナー等の付着物を除去するクリーニング装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子写真装置において
は、画像情報形成体表面に形成された導電潜像、光導電
性粒子上の電荷潜像、静電潜像などの電子潜像に着色し
た帯電微粒子である現像剤を付着させて目に見える像と
して可視化し、トナー潜像として、このトナー潜像を紙
などの転写体に転写、定着するというプロセスからな
る。従来、電子写真装置の前記プロセスにおいて、トナ
ー潜像を転写体に転写する際には、転写が完全にはなさ
れず、トナー潜像の約20%程度は画像情報形成体上に
残留する。画像情報形成体上に残留したトナーを除去す
るクリーニング方法として、クリーニングブレード、磁
気ブラシ、ファーブラシ、クリーニングローラ等で画像
情報形成体と接触、当接させて残留トナーを除去する方
法が良く用いられている。これらの方法のうち、構成が
簡単で、クリーニング性能が比較的良いクリーニングブ
レード方式があるが、この方式は、画像情報形成体と接
触、当接しており長期間使用していると、前記画像情報
形成体である感光体にスクラッチ等の傷が発生し画像品
質の低下を招きやすく、定期的にクリーニングブレード
を交換しなければならないというメンテナンス上の欠点
を有していた。
【0003】上述の欠点を解決する方法として、特開昭
54−155843及び特開昭62−67577に開示
されているように、図3に示すように金属製クリーニン
グローラ1にトナーの帯電極性と逆極性の直流バイアス
電圧に重畳する支流電圧を印加し、交流電圧で記録媒体
からトナーを飛翔させ、直流バイアス電圧で飛翔したト
ナーを金属ローラ1に吸着させ、該金属ローラ1に吸着
しているトナーをブレード7等でそぎ落とすという方法
が周知となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】クリーニングローラを
用いて、画像情報形成体と非接触でクリーニングする場
合、前述の従来技術において、ブレードを用いると、 ブレードのエッジが摩耗しやすく、一定期間ごとに交
換する必要があり、初期のクリーニング性能を維持する
のが難しい。 クリーニングローラ周面の突起、傷、異物などにより
ブレードが部分摩耗しやすく、クリーニングムラなどの
クリーニング不良を起こしやすい。 クリーニングローラの回転負荷が大きく、高速機や大
型機では適用することが困難である。 等の問題点がある。
【0005】上記の諸々の問題点の要因として、クリー
ニングローラに吸着・除去した残留トナーをブレード等
でかき落とす方法は、簡単な構成によって高いトナー除
去能力、クリーニング性能が得られるが、ブレードのエ
ッジ部分の作用がクリーニング性能に大きく影響するた
め、わずかなブレードの摩耗がクリーニング性能の劣化
を引き起こし、また、クリーニングローラに強くかつ均
一に接触・当接する必要があり、調整して設定した初期
状態を長期間保持するのが困難なことがあげられる。
【0006】以上のような理由によって、ブレードの摩
耗が急速でかつ部分的にも発生して、残留トナーがクリ
ーニングローラから画像情報形成体に再付着するような
クリーニング不良を引き起こしてしまうことになる。
【0007】前述の従来技術においては、クリーニング
ローラに移動、吸着させた残留トナーを十分に除去しな
いとクリーニング効率や性能に対して大きな影響をあた
えることになる点については明確に指摘されておらず、
また、その方法についても詳細な記述がなされていなか
った。
【0008】本発明は、以上のような問題点を鑑み、感
光体にスクラッチなどの傷が発生せず、長期にわたって
クリーニング性能を維持し、かつ高速機、大型機にも応
用できるクリーニング装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】クリーニングローラを用
いて、非接触状態で感光体上の残留トナーを除去するク
リーニング装置において、クリーニングと、残留トナー
回収ローラと、残留トナー搬送ローラとを備え、前記ク
リーニングローラは画像情報形成体と非接触で近接して
おり、前記回収ローラは発泡性樹脂等の弾性体からな
り、前記搬送ローラはその表面に螺旋状の突起物が形成
されており、前記回収ローラは上記クリーニングローラ
と当接しており、前記搬送ローラは上記回収ローラの下
部に該回収ローラと接触、当接して位置することを特徴
とする。
【0010】
【作用】上記のようなクリーニング装置を用いてクリー
ニングを行うと、柔らかいスポンジ等の発泡性樹脂等か
らなる回収ローラが金属製のクリーニングローラに接
触、当接するので、当該部分では強い摩擦作用が少な
く、回収ローラの摩耗による損傷がわずかとなる。回収
ローラは弾性体であるのでクリーニングローラに均一に
当接し、かつ回収ローラ表面が柔らかいので、クリーニ
ングロー周面に突起、傷、異物があってもクリーニング
ムラが起こりにくい。さらに、クリーニングローラの回
転負荷が小さくなる。なお、トナー粒子の移動は、トナ
ー粒子のもつ電荷に作用する静電気的な力(F=q・
E)によって起こり、また、トナー粒子の吸着は、トナ
ー粒子のもつ電荷と吸着する物体との間に作用する静電
気的な鏡像力によるものである。
【0011】
【実施例】本発明にかかるクリーニング装置の実施例に
ついて説明する。
【0012】図1において、本発明の構成の概略図を示
す。1はクリーニング手段である金属製のクリーニング
ローラ、2は画像情報形成体、3は発泡性樹脂等の弾性
体からなる回収ローラ、4は表面に螺旋状の突起をもつ
搬送手段である搬送ローラ、5は1のクリーニングロー
ラと2の画像情報形成体との空隙にバイヤス電圧を印加
する手段から構成される。
【0013】本発明の実施例を、図1、図2を用いて説
明すると、図1において、1はクリーニング手段である
金属製のクリーニングローラで、0.2mm〜0.5m
mの空隙をもって、画像情報形成体2と対向している。
電子写真装置の各プロセスの詳細な説明は省略するが、
クリーニング装置を作動させる前には、電子写真装置の
特性として、トナー潜像を転写体に転写するプロセスが
完全にはなされず約20%程度のトナーが画像情報形成
体上に残留しているのが一般的である。クリーニングロ
ーラ1と画像情報形成体2の空隙に、バイアス手段5に
よって、例えば、Vpp=2KV、周波数2KHzの交
流電圧と、200Vの直流電圧であって画像情報形成体
2上に残留したトナーとは逆極性の電圧を重畳した電圧
を印加すると、画像情報形成体2上の残留トナー6はク
リーニングローラ1に移動、付着する。このときのトナ
ー粒子の移動は、トナー粒子のもつ電荷に作用する静電
気的な力(F=q・E)であり、また、付着力は、帯電
した残留トナー粒子のクリーニングローラ1に対する静
電気的な鏡像力によるものである。次に、クリーニング
ローラ1に移動、付着した残留トナーのうちクリーニン
グローラ1の表面の近くにある付着力の比較的強いトナ
ー粒子6’は、クリーニングローラ1と回収ローラ3の
接触、当接した境界面や回収ローラ3の表面のくぼみに
吸着する。また、他のトナー粒子6”は回収ローラ3よ
り離反して重力により落下する。ここで、表面に螺旋状
の突起をもった搬送ローラ4はトナー粒子6”が落下す
る位置に回収ローラ3と接触、当接しており、螺旋の進
行方向に移動、搬送されると共に、回収ローラ3のくぼ
みに吸着したトナー粒子6’をかき落とし、同様に螺旋
の進行方向に移動、搬送される。図3に前記搬送ローラ
4の正面図を示す。
【0014】以上のごとく、画像情報形成体2に残留し
たトナー6は、クリーニングローラ1に移動、吸着し、
さらに回収ローラ3と搬送ローラ4によってクリーニン
グされ、クリーニング装置外の図示しない廃トナーボッ
クス等に溜られることになる。
【0015】クリーニングローラ1は、アルミ合金ある
いはステンレス、炭素鋼などの鋼からなり、そのローラ
構造は中空または中実である。また、回収ローラ3は、
芯軸に金属を用い、その周面にウレタンなどの樹脂を発
泡させてスポンジ状の弾性体ローラとしたものである。
さらに、表面に螺旋状の突起物をもった搬送ローラの一
例としては、樹脂製からなり、成型加工等で作製された
ものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記の実施例で説明した構成
を備えているから、回収ローラの摩耗による損傷がわず
かで、クリーニングムラが起こりにくい。また、クリー
ニングローラの回転負荷が小さくなる。
【0017】故に、高速機、大型機においてもクリーニ
ング作用が長期間安定して得られ、良好な画像品質が長
寿命で確保される効果がある。
【0018】さらに、電子写真プロセスに使用されるト
ナー粒子が、例えば、重合法等で作製されたトナーであ
って、その粒子形状が丸みを呈している場合にも、従来
のブレード方式のようにエッジ部の作用が無効となっ
て、トナーを除去できずに通過してしまうことはなくな
る。このため、クリーニング装置に用いるトナーの種
類、すなわちトナー粒子形状の適応範囲が広がるという
効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の概略図である。
【図2】本発明におけるクリーニング装置の作用の説明
図である。
【図3】本発明の構成要件である搬送ローラの正面図で
ある。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 金属のクリーニングローラ 2 画像情報形成体 3 回収ローラ 4 搬送ローラ 5 バイアス電圧印加手段 6,6’,6” トナー粒子 7 ブレード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーニングローラを用いて、非接触状
    態で感光体上の残留トナーを除去するクリーニング装置
    において、 クリーニングと、残留トナー回収ローラと、残留トナー
    搬送ローラとを備え、前記クリーニングローラは画像情
    報形成体と非接触で近接しており、 前記回収ローラは発泡性樹脂等の弾性体からなり、 前記搬送ローラはその表面に螺旋状の突起物が形成され
    ており、 前記回収ローラは上記クリーニングローラと接してお
    り、 前記搬送ローラは上記回収ローラの下部に該回収ローラ
    と接触、当接して位置することを特徴とするクリーニン
    グ装置。
JP18097793A 1993-07-22 1993-07-22 クリーニング装置 Pending JPH0736342A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18097793A JPH0736342A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 クリーニング装置

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JP18097793A JPH0736342A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 クリーニング装置

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Publication Number Publication Date
JPH0736342A true JPH0736342A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16092593

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JP18097793A Pending JPH0736342A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 クリーニング装置

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JP (1) JPH0736342A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002287597A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、およびそれを備える画像形成装置
US6987944B2 (en) 2001-03-28 2006-01-17 Ricoh Company, Ltd. Cleaning device and image forming apparatus using the cleaning device
KR100547101B1 (ko) * 1998-12-17 2006-05-25 삼성전자주식회사 습식 인쇄기용 크리닝장치
JP2011137859A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Kyocera Mita Corp クリーニング装置及び画像形成装置
JP2013130611A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8543049B2 (en) 2009-12-25 2013-09-24 Kyocera Document Solutions Inc. Cleaning apparatus and image forming apparatus

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