JPH0736284U - バッグ等に設ける警報装置 - Google Patents
バッグ等に設ける警報装置Info
- Publication number
- JPH0736284U JPH0736284U JP7176893U JP7176893U JPH0736284U JP H0736284 U JPH0736284 U JP H0736284U JP 7176893 U JP7176893 U JP 7176893U JP 7176893 U JP7176893 U JP 7176893U JP H0736284 U JPH0736284 U JP H0736284U
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- Japan
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- bag
- alarm device
- switch
- actuating
- alarm
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッグ等に警報装置を設け、暴漢などにバッ
グを強奪されようとした場合に、警報器のベルなどの警
報音が発生するようにして、バッグ等の盗難を防止する
ようにする。 【構成】 警報装置の作動装置1は、内部に作動部材3
とスイッチ10とを設けたものであって、それをバッグ
15等の上部に装着し、さらに警報器17と乾電池18
をバッグ等に設け、それらを導電線21で連結するとと
もに、該作動装置1内のスイッチ10は、常時は開かれ
ているが、該作動部材3の上部を強く引くと、該作動部
材3の係止が解放され摺動してスイッチ10が閉じ、警
報器17に電流が流れて作動するように構成し、且つ該
作動部材3の上部の連結部6に、バッグ15のバンド1
6を連結することができるように構成したものである。
グを強奪されようとした場合に、警報器のベルなどの警
報音が発生するようにして、バッグ等の盗難を防止する
ようにする。 【構成】 警報装置の作動装置1は、内部に作動部材3
とスイッチ10とを設けたものであって、それをバッグ
15等の上部に装着し、さらに警報器17と乾電池18
をバッグ等に設け、それらを導電線21で連結するとと
もに、該作動装置1内のスイッチ10は、常時は開かれ
ているが、該作動部材3の上部を強く引くと、該作動部
材3の係止が解放され摺動してスイッチ10が閉じ、警
報器17に電流が流れて作動するように構成し、且つ該
作動部材3の上部の連結部6に、バッグ15のバンド1
6を連結することができるように構成したものである。
Description
【0001】
本考案は、バッグ等を強奪されることを防止するための、バッグ等に設ける警 報装置に関するものである。
【0002】
従来において、バッグ等を強奪されるのを防止する方法としては、所持者の衣 服のベルト等に紐の一端を連結し、その他端をバッグ等に連結してバッグが強奪 されるのを防止するものや、または無線装置を用いて防止するようにしたものな どがあった。
【0003】
従来における強奪防止装置において、紐を利用したものは紐を刃物で切断され て強奪されることがあり、また無線を利用するものは装置が高価となる欠点があ った。 本考案は、このような従来における問題点を解消するために考案されたもので あって、紐や無線装置などを用いないでバッグ等に取付けることができる警報装 置を提供しようとするものである。
【0004】
警報装置の作動装置1は、内部に作動部材3とスイッチ10とを設けたもので あって、それをバッグ15等の上部に装着し、さらに該バッグ15等の内部には 警報器17と乾電池18を設け、それらを導電線21で連結するとともに、該作 動装置1内のスイッチ10は、常時は開かれているが、該作動部材3の上部を強 く引くと、作動部材3の係止が解放され摺動してスイッチ10が閉じ、警報器1 7が通電されて作動するように構成し、且つ該作動部材3の上部の連結部6に、 バッグ15等のバンド16を連結することができるように構成する。
【0005】
作動装置の作動部材は、常時には摺動を係止され且つスイッチが開かれている が、作動部材を少し強い力で引くと該作動部材の係止が解放され、わずかに摺動 してスイッチが閉じ、乾電池の電流が警報器に流れて警報器が作動する。
【0006】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。警報装置の警報器を作動させる ための作動装置1は、ほぼ長方形の枠状に形成された枠本体2の内部に作動部材 3が摺動可能に内設され、その左右下部には作動片4がそれぞれ連設されており 、且つ上部に設けられた頸部5の上端には、バンドなどの連結部6が連設され、 枠本体2の上方外部に突出している。また左右の作動片4の先端近くの部分には 凹部7が凹設され、枠本体2の内側に突設した突部8が該凹部7内に入って係止 されており、作動部材3の摺動が阻止されている。なお該凹部7の内側面は傾斜 状になっており、作動部材3を上方へ引く場合に、弱い力では係止されたまま動 かないが、少し強い力で作動部材3を引くと作動片4が撓み、凹部7が突部8か ら外れ、係止が解放されて摺動するようになっている。また両作動片4の基部に も凹部が凹設され薄肉部9が形成されていて、作動片4が撓み易いようになって いる。 また枠本体2の下部の内側面には、スイッチ10のほぼL形状のスイッチ部材 10Aが突設され、また該枠本体2の底部内側面には、ほぼ山形状のスイッチ部 材10Bが、その一端を固着され、且つ上方へ付勢されており、常時には図3に 示すように、片側の作動片4の先端に突設された作動ピン11により押されてス イッチ部材10Aに接触していないが、作動片4が引かれて摺動した場合には、 図4に示すようにスイッチ部材10Bは、付勢力によって上方(図では横方向) へ変形してスイッチ部材10Aと接触するようになっている。なお図2に示すよ うに枠本体2の前面には前面板12が、また後面には後面板13が、それぞれボ ルト14によって着脱可能に固着されている。なお後面板13は枠本体2と一体 状に形成してもよい。また枠本体2と前面板および後面板は合成樹脂で形成して もよい。さらにまた図1に示すように2個の作動装置1をバッグ15の両側の上 部に装着し、バッグ15のバンド16の両端をそれぞれ左右の作動装置1の連結 部6に連結する。なお作動装置1の装着は、図示しないがボルト14の長いもの を作動装置に貫通させて後方へ突出させ、それをバッグ15の側面を貫いて内部 へ突出させ、ナットおよびワッシャーを用いて締着するようにしてもよい。
【0007】 また警報ベルを設けた警報器17と、乾電池18、スイッチ19およびスイッ チ20とを共に袋状の容器内に収納したものをバッグ15内に設け、これらに接 続した導電線21を図5に示すように左右の作動装置1のスイッチ10と連結し 、該スイッチ10が閉じると、警報器17が通電され作動して警報音を発生する ようになっている。なおスイッチ19により、警報器17が電流によって作動す ることを試すことができる。また事件の際などに作動した警報器の発生音を止め る場合には、作動部材3を元の位置へ手で押し込むか、またはスイッチ20を使 用して止める。また後面板13には導電線を通す小孔が開口している。なお乾電 池18は適宜数設けるものとする。
【0008】 上述したように、本考案の警報装置を装備したバッグを持っている人のバッグ を、暴漢が奪おうとしてバンド16を持って引っ張ると、バッグは横向きとなり 、警報装置1も図3,図4に示すように横向き状となり、作動部材3が強く引か れると、前述したように作動片4が薄肉部9の部分で撓み、凹部7と突部8との 係止が解放され、作動部材3が移動し、スイッチ部材10Bがスイッチ部材10 Aに接触してスイッチ10が閉じるので、乾電池18の電流が警報器17に流れ てベルなどの警報音が発生する。 なお、警報器17と乾電池18等を入れた袋をバッグ15内に装着するのは、 面ファスナーなどを用いてもよく、導電線21も袋状のもので被覆してもよく、 また作動装置1の大きさは、バッグ15の大きさに適合する大きさにするのがよ い。さらにまたバッグは袋状のものでもよく、バンドは紐状のものでもよい。
【0009】
上述のように本考案の警報装置を設けたバッグ等を手に持ったり、またはバン ドを肩に掛けたりして歩いている場合などに、突然、暴漢がバッグを強奪しよう としてバッグのバンドを持って引っ張ると、前述のように作動装置内のスイッチ が閉じて警報器に電流が流れ、警報音を発するので、暴漢は慌てて手を離し、バ ッグをとらずに逃走することになり、バッグと中に入っている金や貴重品などを 奪われることがない利点がある。なおバンドでなくバッグの本体を引っ張っても 同様に警報器が作動する。従って本考案の警報装置を設けたバッグ等を持って歩 けば、バッグと共に金や貴重品などを奪われることが防止されて安全である。ま た暴漢がバッグなどに警報装置らしいものが装着してあるのを見ると、危険を感 じてバッグなどを奪うことを中止することもあり、被害を予防する効果もある。
【図1】本考案の警報装置を設けたバッグの一部破断正
面図である。
面図である。
【図2】警報装置の作動装置の前面板を取り外した状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】同じく前面板を取り外した作動装置の横位置の
正面図である。
正面図である。
【図4】同じく横位置にした作動装置の作動状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図5】本考案の警報装置の電気配線図である。
1・・・作動装置 2・・・枠本体 3・・・作動部材 4・・・作動片 5・・・頸部 6・・・連結部 7・・・凹部 8・・・突部 9・・・薄肉部 10・・・スイッチ 10A,10B・・・スイッチ部材 11・・・作動ピン 12・・・前面板 13・・・後面板 14・・・ボルト 15・・・バッグ 16・・・バンド 17・・・警報器 18・・・乾電池 19・・・スイッチ 20・・・スイッチ 21・・・導電線
Claims (1)
- 【請求項1】 警報装置の作動装置(1)は、内部に作
動部材(3)とスイッチ(10)とを設けたものであっ
て、それをバッグ(15)等の上部に装着し、さらに警
報器(17)と乾電池(18)を該バッグ(15)等の
内部に設け、それらを導電線(21)で連結するととも
に、該作動装置(1)内のスイッチ(10)は、常時は
開かれているが、該作動部材(3)の上部を強く引く
と、該作動部材(3)の係止が解放され摺動してスイッ
チ(10)が閉じ、警報器(17)が通電されて作動す
るように構成し、且つ該作動部材(3)の上部の連結部
(6)に、バッグ(15)等のバンド(16)を連結す
ることができるように構成したことを特徴とするバッグ
等に設ける警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7176893U JPH0736284U (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | バッグ等に設ける警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7176893U JPH0736284U (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | バッグ等に設ける警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736284U true JPH0736284U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13470067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7176893U Pending JPH0736284U (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | バッグ等に設ける警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736284U (ja) |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP7176893U patent/JPH0736284U/ja active Pending
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