JPH0736239U - トラックボール - Google Patents

トラックボール

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JPH0736239U
JPH0736239U JP062167U JP6216793U JPH0736239U JP H0736239 U JPH0736239 U JP H0736239U JP 062167 U JP062167 U JP 062167U JP 6216793 U JP6216793 U JP 6216793U JP H0736239 U JPH0736239 U JP H0736239U
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JP
Japan
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ring
casing
ball
dial ring
trackball
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JP062167U
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孝則 松沢
後藤  義徳
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Toshiba Corp
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Toshiba Corp
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はトラックボールに関し、特に、ボー
ルの外周位置に回転自在に設けられたダイヤルリングを
介して1軸の検出を行うことにより、合計3軸の検出を
行うことを特徴とする。 【構成】 本考案によるトラックボールは、ケーシング
(1)上に回転自在に設けられボール(2)の外周位置に配設
されたダイヤルリング(10)と、このダイヤルリング(10)
の下端(10a)に形成されたパターン(10aA)と、このケー
シング(1)内に設けられ反射型のホトインタラプタ(14)
とを備え、このダイヤルリング(10)の回転をホトインタ
ラプタ(14)で検出することにより3軸目の検出を行う構
成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラックボールに関し、特に、ボールの外周位置に回転自在に設け られたダイヤルリングを介して3軸目の検出を行うことにより、合計3軸の検出 を行うための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のトラックボールとしては、一般に、図6で示す 構成が採用されていた。すなわち、図6において符号1で示されるものはケーシ ングであり、このケーシング1内にはボール2が回転自在に設けられ、このボー ル2の一部は前記ケーシング1の開口1aに設けられた輪状ボールカバー3の内 側から露出している。
【0003】 前記ケーシング1内には、互いに直交して配設された一対のエンコーダからな る回転検出器4,5が設けられ、この各回転検出器4,5に設けられたローラ4 a,5aは前記ボール2の外周2aに摺接している。従って、ボール2を回転す ることにより、この各ローラ4a,5aを介して各回転検出器4,5によって2 軸方向の検出を行うことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のトラックボールは、以上のように構成されていたため、次のような課題 が存在していた。 すなわち、一対の回転検出器により2軸方向のみの検出を行っているため、3 軸の検出を希望する要求を満足することはできなかった。
【0005】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ボール の外周位置に回転自在に設けられたダイヤルリングを介して3軸目の検出を行う ことにより、合計3軸の検出を行うようにしたトラックボールを提供することを 目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によるトラックボールは、ケーシング内に回転自在に設けられたボール と、前記ケーシング内に設けられ前記ボールと摺接して回転する一対の回転軸と 、前記各回転軸に接続された回転検出器とを備え、2軸方向の検出を行うように したトラックボールにおいて、前記ケーシング上に回転自在に設けられ前記ボー ルの外周位置に配設されたダイヤルリングと、前記ダイヤルリングの下端に形成 されたパターンと、前記ケーシング内に設けられ反射型のホトインタラプタとを 備え、前記ダイヤルリングの回転を前記パターンとホトインタラプタを介して検 出することにより、3軸検出を行うようにした構成である。
【0007】 さらに詳細には、前記ケーシング上に設けられ前記ボールを保持するための輪 状ボールカバーと、前記ケーシング上に設けられた輪状開口とを備え、前記ダイ ヤルリングは、前記輪状ボールカバーに回転自在に摺動保持されていると共に、 前記ダイヤルリングの下端は前記輪状開口内に回転自在に設けられている構成で ある。
【0008】
【作用】
本考案によるトラックボールにおいては、ボールを回転することにより、この ボールと摺接する一対の回転検出器により2軸方向の検出が行われ、さらに、ダ イヤルリングを左右に回転することにり、このダイヤルリングの回転が反射型の ホトインタラプタによって3軸目の検出がなされ、合計3軸の回転検出を行うこ とができる。 従って、コンピュータ等への入力信号を従来の2軸信号のみではなく、合計3 軸信号とすることができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるトラックボールの好適な実施例について詳細に 説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。 図1から図5迄は、本考案によるトラックボールを示すもので、図1は正面図 、図2は背面図、図3は内部を示す平面図、図4は断面図、図5は要部の断面図 である。
【0010】 図1から図5において、符号1で示されるものは全体形状が箱型をなすケーシ ングであり、このケーシング1の上部には輪状ボールカバー3が形成されている と共に、この輪状ボールカバー3の外側には、輪状のダイヤルリング10が回転 自在に設けられている。
【0011】 前記ケーシング1の上部1bに形成された輪状開口11には、前記ダイヤルリ ング10の下端10aが回転自在に案内されており、この下端10aの下端面に は光反射型のパターン10aAが形成されている。
【0012】 前記輪状ボールカバー3で形成された開口1a内にはボール2が回転自在に設 けられ、このボール2の外周2aの一部は、この開口1aから上方に突出して操 作可能に露出している。
【0013】 前記ケーシング1の底部1cには、互いに直交配設されたエンコーダからなる 第1回転検出器4及び第2回転検出器5が設けられ、これらの各回転検出器4, 5の回転軸4a,5aは共通軸受部12で回転自在に保持されていると共に、ボ ール2の外周2aに摺接している。
【0014】 前記ケーシング1の底部1c上に形成されたプリント基板13上には、発光部 及び受光部とからなる周知の反射型のホトインタラプタ14が設けられており、 このホトインタラプタ14は前記パターン10aAの直下に対応して設けられて いる。
【0015】 前記輪状ボールカバー3の下部3aには、LED等からなる照明体15が設け られており、この輪状ボールカバー3が透明性であるため、この照明体15から の光が前記輪状ボールカバー3を透過してボール2に達し、ボール2は暗所でも 使用できるように構成されている。
【0016】 次に、動作について述べる。まず、ボール2を回転することにより、各回転軸 4a,5aを介して各回転検出器4,5の回転ディスク4b,5bが回転し、各 回転検出器4,5によりX方向及びY方向のデータが得られる。
【0017】 前述の状態において、ダイヤルリング10を回転させることにより、この下端 面10aAのパターンの回転がホトインタラプタ14により読み取られ、3軸目 の検出を行い、合計3軸のデータを得ることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によるトラックボールは、以上のように構成されているため、次のよう な効果を得ることができる。 すなわち、ケーシング内の一対の回転検出器による2軸検出の他に、ボールの 外周位置に設けられたダイヤルリングによって3軸目の検出を行い、従来にない 合計3軸による検出を実現することができ、例えば、超音波診断装置等の各種医 療機器等の入力装置として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるトラックボールを示す正面図であ
る。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1の内部を示す構成図である。
【図4】断面図である。
【図5】要部を示す断面図である。
【図6】従来構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ボール 4,5 回転検出器 4a,5a 回転軸 10 ダイヤルリング 10a 下端 10aA パターン 11 輪状開口 14 ホトインタラプタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)内に回転自在に設けられ
    たボール(2)と、前記ケーシング(1)内に設けられ前記ボ
    ール(2)と摺接して回転する一対の回転軸(4a,5a)と、前
    記各回転軸(4a,5a)に接続された回転検出器(4,5)とを備
    え、2軸方向の検出を行うようにしたトラックボールに
    おいて、前記ケーシング(1)上に回転自在に設けられ前
    記ボール(2)の外周位置に配設されたダイヤルリング(1
    0)と、前記ダイヤルリング(10)の下端(10a)に形成され
    たパターン(10aA)と、前記ケーシング(1)内に設けられ
    反射型のホトインタラプタ(14)とを備え、前記ダイヤル
    リング(10)の回転を前記パターン(10aA)とホトインタラ
    プタ(14)を介して検出することにより、3軸検出を行う
    ように構成したことを特徴とするトラックボール。
  2. 【請求項2】 前記ケーシング(1)上に設けられ前記ボ
    ール(2)を保持するための輪状ボールカバー(3)と、前記
    ケーシング(1)上に設けられた輪状開口(11)とを備え、
    前記ダイヤルリング(10)は、前記輪状ボールカバー(3)
    に回転自在に摺動保持されていると共に、前記ダイヤル
    リング(10)の下端(10a)は前記輪状開口(11)内に回転自
    在に設けられている構成よりなることを特徴とする請求
    項1記載のトラックボール。
JP1993062167U 1993-11-18 1993-11-18 トラックボール Expired - Lifetime JP2607774Y2 (ja)

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JPH0736239U true JPH0736239U (ja) 1995-07-04
JP2607774Y2 JP2607774Y2 (ja) 2002-07-08

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