JPH0736014A - 液晶表示装置におけるバックライトの安全装置 - Google Patents

液晶表示装置におけるバックライトの安全装置

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JPH0736014A
JPH0736014A JP5177091A JP17709193A JPH0736014A JP H0736014 A JPH0736014 A JP H0736014A JP 5177091 A JP5177091 A JP 5177091A JP 17709193 A JP17709193 A JP 17709193A JP H0736014 A JPH0736014 A JP H0736014A
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JP
Japan
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lamp
temperature
liquid crystal
crystal display
energization
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JP5177091A
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Kiyokazu Tanaka
紀代一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液晶表示装置におけるバックライト用光源ラ
ンプ2の管壁に、温度の高低変化に応じて可逆的に変形
する形状記憶合金より成る温度感応体3を設けると共
に、ランプ2が寿命末期に温度上昇する時の温度感応体
3の変形によって作動される検出スイッチ5と、この検
出スイッチ5からの信号により、上記ランプ2への通電
を停止する通電制御回路とを設ける。 【効果】 従来の温度ヒューズを用いた構成では、ラン
プと共に温度ヒューズも交換する必要があったが、上記
では、ランプのみの交換で済み、これにより、交換作業
が容易になると共に、交換部品の費用もより安価なもの
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置におけるバ
ックライトの安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光透過形の液晶表示装置では、液晶パネ
ルの裏面、もしくは側面に、バックライト用の光源ラン
プ(以下、ランプと略記する)が設けられる。このよう
なランプが例えば熱陰極蛍光管等から成る場合、その寿
命の末期にランプの発熱量が増大する。そこで従来は、
例えば図8に示すように、インバータ回路等が構成され
ている通電制御回路基板51から、ランプ52にいたる
通電ラインに温度ヒューズ53・53を介装すると共
に、これら温度ヒューズ53・53を、図9に示すよう
に、ランプ52における両端の電極端子部の外周面に密
着させて配設した構成が採用されている。
【0003】上記の温度ヒューズ53は、ランプ52が
その寿命の末期における異状発熱に伴って温度上昇を生
じると、その昇温の過程で所定の温度に達した時に溶断
する。これにより、ランプ52への通電が停止され、周
辺が過熱状態となることが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、ランプ52の異状発熱に感応して溶断する温度
ヒューズ53を設け、液晶表示装置におけるバックライ
トの安全装置を構成したものでは、ランプ交換時には、
ランプ52と共に、断線状態の温度ヒューズ53も交換
することが必要となるために、その交換作業が煩雑にな
ると共に、交換費用が高くなるという問題を生じてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置に
おけるバックライトの安全装置は、上記の課題を解決す
るために、温度の高低変化に応じて可逆的に変形する温
度感応体が液晶表示装置におけるバックライト用光源ラ
ンプの管壁近傍に設けられると共に、上記温度感応体の
変形量が所定の量を超えたことを検出して異状加熱信号
を発する異状時検出手段と、上記異状加熱信号に基づ
き、上記光源ランプへの通電を断つ通電制御回路とが設
けられていることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記の構成においては、バックライト用光源ラ
ンプが例えばその寿命の末期に至って温度上昇を生じる
ような場合、ランプ管壁近傍に設けられている温度感応
体も上記ランプからの熱伝達によって温度が上昇し、そ
の温度変化によって変形する。そして、その変形量が所
定の量を超えると異状時検出手段によって異状加熱信号
が発生され、これによって、ランプへの通電が遮断され
る。また、このように通電が断たれた後は、ランプの温
度が低下し、これに伴って、温度の高低に応じて可逆的
に変形する上記の温度感応体も低温側の温度に対応する
形状に復帰するが、この場合でも、通電制御回路は、上
記の異状加熱信号によって切換えた通電遮断状態を保持
する。この結果、ランプの寿命末期等における温度上昇
が抑制され、安全性が確保される。
【0007】そして、上記のように、温度の高低変化に
応じて可逆的に変形する温度感応体は、これを装置に組
込んだまま、繰返して使用することができる。したがっ
て、従来の温度ヒューズを設ける構成に比べ、ランプの
みの交換で交換作業が完了するので、交換作業が容易と
なり、しかも、ランプ単品の交換で済むので、交換費用
もより安価なものとすることができる。
【0008】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図4
に基づいて説明すれば、以下の通りである。図1(a)
に示すように、液晶表示装置における合成樹脂製のキャ
ビネット1にはランプ室1aが設けられており、このラ
ンプ室1aに、例えば熱陰極蛍光管から成る光源ランプ
(以下、ランプと略記する)2が配設されている。円筒
状のランプ2は、管端部の外壁に金属製の電極部2aが
被着されており、この電極部2aの外周部を、後述する
温度感応体3のランプ支持部3aに嵌め込むことで、ラ
ンプ室1a内への上記ランプ2の組み込みが行われてい
る。
【0009】上記温度感応体3は、帯状平板を略U字状
に折曲した形状のランプ支持部3aと、このランプ支持
部3aの一端からランプ室1aの外方へと延設した感応
部3bとを有する形状に形成されている。
【0010】上記温度感応体3は形状記憶合金にて一体
的に形成されており、ランプ支持部3aはランプ室1a
の底面に固定されて、上記U字状の折曲形状を保つ一
方、感応部3bは、ランプ室1aからの突き出し長さが
温度によって変化する。すなわち、感応部3bの先端部
も折曲形状で形成されているが、この部位が、所定の設
定温度を超えた時に変形し、この変形によって、ランプ
室1aからの感応部3b全体の突き出し長さが長くな
る。上記の設定温度は、例えばキャビネット1の耐熱温
度が130℃とすると、120℃程度に設定されてい
る。
【0011】キャビネット1内には、ランプ室1aに隣
接する位置に、通電制御回路基板4が設けられている。
そして、この通電制御回路基板4上に、マイクロスイッ
チ等から成る検出スイッチ(異状時検出手段)5が固定
されている。この検出スイッチ5は、上記温度感応体3
における感応部3bの先端に近接する位置に取付けられ
ており、感応部3bが前記設定温度よりも低い温度に対
応する低温形状状態のときには、感応部3bは、検出ス
イッチ5のプランジャ5aから離間し、検出スイッチ5
はOFF状態で保持される一方、感応部3bが設定温度
を超えて高温形状状態に変化したときには、この感応部
3bの先端で、検出スイッチ5のプランジャ5aが押動
され、これにより、検出スイッチ5はOFFからONに
切換わるようになっている。
【0012】上記の温度感応体3は、図2(a)に模式
的に示すように、ランプ2の両端に各々設けられ、ま
た、これら温度感応体3・3に対応して、一対の検出ス
イッチ5・5が通電制御回路基板4上に取付けられてい
る。
【0013】通電制御回路基板4上には、上記の検出ス
イッチ5・5の他、図3に示すように、商用交流電源か
ら電力の供給を受けて直流電圧に変換する入力回路6a
と、この入力回路からの電力を所定の周波数の交流電圧
に変換するインバータ回路から成る出力回路6b等を備
える通電制御回路6が設けられ、出力回路6bとランプ
2両端の各電極部2a・2aとの間には、ランプ2に通
電するための通電用配線7・7が各々設けられている。
【0014】一方、上記入力回路6aと出力回路6bと
の間には通電遮断用スイッチ8が介装されている。この
通電遮断用スイッチ8は、前記した一対の検出スイッチ
5・5の少なくともいずれか一方がONになった時、す
なわち、異状加熱信号が発生された時にOFFとなり、
これによって、通電制御回路6からランプ2への通電が
停止され、図示しないリセットスイッチがその後に操作
されるまでは、通電遮断用スイッチ8のOFF状態が保
持され、ランプ2への通電停止状態が維持されるように
なっている。
【0015】次に、上記構成における動作状態について
説明する。上記の液晶表示装置は、通常時には、ランプ
2に通電制御回路6から所定周波数の定電圧が印加され
て通電され、これによって、ランプ2が所定の光度にて
発光する。この光は、図1(a)において、ランプ室1
aから手前側に放射され、図示しない導光板を通して、
この導光板の上方に位置する液晶表示パネル(図示せ
ず)に下側から照射される。また、液晶表示パネルに
は、図示しない液晶駆動回路から所定の文字やパターン
に対応する駆動信号が入力され、これによって、液晶表
示パネルで、所定の文字やパターンが表示される。
【0016】このような動作状態で、ランプ2の累積使
用時間がその寿命末期に近づくまでの間、すなわち、正
常動作時には、ランプ2の管壁の温度は、例えば図4中
破線で示すように40℃程度である。一方、このランプ
2の寿命がその末期に達すると、図4中実線で示すよう
に、ランプ2における特に電極部2aの部位の温度は、
キャビネット1における前記した耐熱温度を超えて、最
大140℃程度まで上昇する。
【0017】しかしながら、本実施例においては、上記
のようにランプ2の温度上昇が生じる場合には、次のよ
うな動作によって、その温度上昇が事前に防止される。
すなわち、ランプ2の温度が上昇すると、このランプ2
の電極部2aを支持すべく密着している前記温度感応体
3のランプ支持部3aを通して熱が感応部3bへと伝導
し、これによって、温度感応体3は、上記感応部3bに
至る全体が、上記ランプ2の電極部2aとほぼ同等の温
度状態で上昇する。
【0018】この温度上昇の過程で、感応部3bが前記
の設定温度を超えると、図1(a)に示す低温形状状態
から、同図(b)、および図2(b)に各々示すよう
に、高温形状状態に変形する。これにより、感応部3b
の先端で検出スイッチ5のプランジャ5aが押動され、
この結果、検出スイッチ5はOFF状態からON状態に
切換わる。この切換わりが、異状加熱信号として通電制
御回路6に入力され、この信号によって、通電遮断用ス
イッチ8がONからOFFに切換わる。この結果、通電
制御回路6からのランプ2への通電が停止される。
【0019】なお、このようにランプ2への通電が停止
されることによって、ランプ2の温度は温度感応体3と
共に室温へと降下し、その過程で、上記の感応部3bも
前記の設定温度以下となった時に、低温形状状態に復帰
する。この結果、検出スイッチ5はONからOFFに切
換わるが、通電制御回路6内では、前記したように、通
電遮断用スイッチ8のOFF状態が保持され、これによ
って、ランプ2への通電遮断状態が維持される。
【0020】このように、本実施例においては、ランプ
2がその寿命末期に近づいて温度上昇を生じる場合に
は、ランプ2への通電が自動的に停止されるので、その
周辺の過熱が防止され、安全性が確保される。
【0021】そして上記においては、形状記憶合金より
成る温度感応体3の形状変化で異状温度上昇を検出して
いる。この温度感応体3は、温度の高低変化に応じて可
逆的に変形するものであるので、これを装置に組込んだ
まま、繰返して使用することができる。したがって、従
来の温度ヒューズを設ける構成に比べ、ランプのみの交
換で交換作業が完了するので、交換作業が容易となり、
しかも、ランプ単品の交換で済むので、交換費用もより
安価なものとすることができる。
【0022】さらに、前記した従来の温度ヒューズによ
る構成では、これをランプの管壁に密着させた状態で保
持するために、両者間を相互に半田付けして組立てるこ
とが必要であった。この場合、ランプの交換時毎に、半
田作業をも伴うことから、さらに作業性が低下するもの
となっていたが、本実施例では、このような半田付け作
業も必要でないので、よりランプ交換を簡単に行うこと
ができる。
【0023】また、従来は、ユーザー自らがランプの交
換を行うことを想定した場合に、上記のように温度ヒュ
ーズをランプに半田付けしたランプユニットを予め用意
しておくことが必要であり、この場合、交換部品の費用
が割高になり、また、ランプユニット製作時にランプと
温度ヒューズとの配線作業も必要となるので、作業が煩
雑になるが、本実施例においては、ランプ単品の交換で
済むので、交換部品の費用もより安価なものとなり、ま
た、一般のユーザーでも、その交換作業を容易に行うこ
とができる。
【0024】一方、本実施例のように、温度変化に応じ
て可逆的に形状が変化する温度感応体3として形状記憶
合金を用いれば、設定温度の前後で大きな変形量の差を
得ることができる。このため、この機械的な変形量を電
気的な信号に変換するための検出手段として、検出精度
の高い変位センサー等を設けずとも、例えばマイクロス
イッチ等の機械的なスイッチと組合わせても、ランプ2
の温度が設定温度に達した時点をより的確に検出するこ
とができるものともなっている。
【0025】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図5お
よび図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。な
お、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材と
同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記してそ
の説明を省略する。
【0026】本実施例の液晶表示装置においては、図5
(a)に示すように、ランプ2の電極部2aと検出スイ
ッチ5との間に温度感応体3が設けられている。この温
度感応体3は、前記実施例におけるランプ支持部3aの
部分とは別体で形成され、また、高い電気伝導度を有す
る形状記憶合金で形成されている。そして、この温度感
応体3は、高低の温度変化に対し、低温側で長さが長
く、設定温度を超えると長さが短くなるような変形を生
じるように設定されている。つまり、低温形状状態で
は、同図に示すように、一端側がランプ2の電極部2a
に密着する一方、他端側が検出スイッチ5のプランジャ
5aを押下して、この検出スイッチ5をON状態で保持
するようになっている。
【0027】上記温度感応体3は、その中途位置で前記
のキャビネット1に固定され、この温度感応体3が設定
温度を超えると、図5(b)に示すように全体の長さが
短くなる。この結果、各端部は、ランプ2の電極部2
a、および、検出スイッチ5のプランジャ5aからそれ
ぞれ離間する。さらに、温度感応体3における上記のキ
ャビネット1への固定部位に、前記の通電制御回路6か
らの通電用配線7が接続されている。
【0028】上記構成においては、通常の動作状態で
は、検出スイッチ5のプランジャ5aが温度感応体3に
よって押下されてON状態に保持され、これによって、
通電遮断用スイッチ8は、図6(a)に示すように、O
N状態で保持されている。この結果、出力回路6bから
所定周波数の定電圧が、通電用配線7・7、温度感応体
3・3を通してランプ2に印加される。
【0029】そして、ランプ2がその寿命末期に近づい
て温度上昇が生じる場合には、ランプ2の電極部2aに
一端が密着している温度感応体3の温度も同様に上昇
し、その温度が前記設定温度を超えると、この温度感応
体3は、図5(b)に示す形状に変化して、温度感応体
3の一端はランプ2のランプ2から離間する。この結
果、ランプ2への通電が停止される。同時に、温度感応
体3の他端も検出スイッチ5のプランジャ5aから離
れ、この結果、図6(b)に示すように、通電遮断用ス
イッチ8がOFF状態に切換わって保持され、これによ
り、出力回路6bからの出力も停止される。
【0030】このように上記においては、ランプ2が寿
命末期に達して温度上昇が生じる場合には、前記実施例
同様に出力回路6bからの出力が停止されると共に、さ
らに、ランプ2への通電経路が遮断されることともな
り、二重の安全機能を備えたものとなっている。したが
って、万一、検出スイッチ5や通電制御回路6に異状が
あっても、ランプ2への通電が遮断されるので、より高
い安全性が確保される。
【0031】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例を
図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、
本実施例においても、前記の実施例の図面に示した部材
と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記して
その説明を省略する。
【0032】前述の実施例1の装置では、温度感応体3
を形状記憶合金で形成したが、この温度感応体3を、本
実施例に係る液晶表示装置では、図7(a)に示すよう
に、断面コ字状の成形体で構成している。この温度感応
体3の一面3cがランプ2の電極部2aに密着するよう
な配置構成になすと共に、温度感応体3の他面3dをバ
イメタルによって作製している。このバイメタルより成
る他面3dが温度の上昇に伴って変形し、前記設定温度
のときの変形状態(図7(b)参照)において、検出ス
イッチ5のプランジャ5aが押下されてOFFからON
に切換わるように、この検出スイッチ5が通電制御回路
基板4上に取付けられている。
【0033】上記構成においても、前記の実施例1と同
様に、ランプ2がその寿命末期に近づいて温度上昇を生
じる場合には、温度感応体3の変形によって検出スイッ
チ5がON状態に切換わった時点で、通電制御回路6内
の通電遮断用スイッチ8がOFFとなり、これによっ
て、ランプ2への通電が自動的に停止される。この結
果、周辺の過熱が防止され、安全性が確保される。
【0034】本実施例では、温度変化に応じて可逆的に
変化する温度感応体3としてバイメタルを用いており、
これによって、前記実施例の形状記憶合金を用いるもの
に比べ、より安価に構成することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置におけるバックラ
イトの安全装置は、以上のように、温度の高低変化に応
じて可逆的に変形する温度感応体が液晶表示装置におけ
るバックライト用光源ランプの管壁近傍に設けられると
共に、上記温度感応体の変形量が所定の量を超えたこと
を検出して異状加熱信号を発する異状時検出手段と、上
記異状加熱信号に基づき、上記光源ランプへの通電を断
つ通電制御回路とが設けられている構成である。
【0036】これにより、ランプの寿命末期等における
異状昇温が抑制され、安全性が確保されると共に、上記
のように、温度の高低変化に応じて可逆的に変形する温
度感応体は、これを装置に組込んだまま繰返して使用す
ることができる。したがって、従来の温度ヒューズを設
ける構成に比べ、ランプ交換時には、ランプのみの交換
で作業が完了するので、その作業が容易となり、しか
も、ランプ単品の交換で済むので、交換費用もより安価
なものとすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液晶表示装置の要部構
成を示すもので、同図(a)は通常使用状態のときの斜
視図、同図(b)はランプが寿命末期のときの斜視図で
ある。
【図2】図1の装置における要部構成を模式的に示すも
ので、同図(a)は通常使用状態のときの模式図、同図
(b)はランプが寿命末期のときの模式図である。
【図3】図1の装置におけるランプへの通電制御回路の
概略ブロック図である。
【図4】図1の装置で使用されるランプにおける寿命初
期時(正常時)と寿命末期時における管壁の温度測定結
果の一例を示すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例に係る液晶表示装置の要部
構成を模式的に示すもので、同図(a)は通常使用状態
のときの模式図、同図(b)はランプが寿命末期のとき
の模式図である。
【図6】図5の装置におけるランプへの通電制御回路の
構成を示すもので、同図(a)は通常使用状態のときの
概略ブロック図、同図(b)はランプが寿命末期のとき
の概略ブロック図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例に係る液晶表示装置
の要部構成を模式的に示すもので、同図(a)は通常使
用状態のときの模式図、同図(b)はランプが寿命末期
のときの模式図である。
【図8】従来の液晶表示装置におけるランプへの通電制
御回路を示す概略ブロック図である。
【図9】図8の装置における要部構成を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
2 ランプ 3 温度感応体 5 検出スイッチ(異状時検出手段) 6 通電制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度の高低変化に応じて可逆的に変形する
    温度感応体が液晶表示装置におけるバックライト用光源
    ランプの管壁近傍に設けられると共に、上記温度感応体
    の変形量が所定の量を超えたことを検出して異状加熱信
    号を発する異状時検出手段と、上記異状加熱信号に基づ
    き、上記光源ランプへの通電を断つ通電制御回路とが設
    けられていることを特徴とする液晶表示装置におけるバ
    ックライトの安全装置。
JP5177091A 1993-07-16 1993-07-16 液晶表示装置におけるバックライトの安全装置 Pending JPH0736014A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006236711A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具
US11236493B2 (en) 2019-01-25 2022-02-01 Beijing Baidu Netcom Science And Technology Co., Ltd. Method and apparatus for controlling equipment

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