JPH0735U - 吊り下げリング付き灌水チューブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 灌水チューブを吊り下げて、安定した灌水と
灌水むらを防止するなどの効果をあげ、作業の能率をあ
げる。 【構成】 展張した針金状の硬線にいくつものリングを
通し、その中に灌水チューブを通し吊り下げ、灌水する
長さに応じて適宜リングをつけ構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は灌水チューブにて養液の供給や、灌水を行う際に、灌水チューブが地上 部に直接置けない場合に、針金状の硬線にいくつもリングを通し、そのリングに 灌水チューブを通し、吊り下げるようにし、養液の供給や灌水する方法に関する 。

【０００２】

【従来の技術】

従来、灌水チューブによる灌水は地上部に直接置いたり、紐状の帯等にて巻き つける様にして固定し、吊るす方法をとっていた。

【０００３】

【考案の解決しようとする課題】

従来の技術の方法は、紐状の帯等にて巻きつける様にして固定したため、固定 位置が自由にらくに移動と固定がしにくい欠点があった。本考案はより楽に吊り 下げた状態で灌水チューブを固定することを目的とする。

【０００４】

【考案を解決するための手段】

従来の技術の方法は紐状の帯等にて巻きつけるようにして灌水チューブを固定 した為固定位置の固定と移動しにくい欠点があった。本考案は任意の位置に硬線 を通したリングを移動させて、リングの中の灌水チューブに給水すると、灌水チ ューブが膨らむと、リングと膨らんだ灌水チューブ内の膨張力とによって自動的 に灌水チューブが固定される事を利用し安定した養液の供給や灌水をすることを 特徴とする。

【０００５】

【作用】

リング位置を自由に移動できるために散布途中でも吊り下げられた灌水チュー ブの固定が簡単にできる。

【０００６】

【実施例】

図１、図２に基ずいて説明する。 展張した針金状の硬線１にいくつものリング２を通し灌水チューブ３がややきつ めに入るようにリング２にはいるようにする。 図１の矢視Ａの方向に水又は液 体が、灌水チューブを流れると、図２のごとく灌水チューブ３が膨らみ、流入し た水などの液体の膨張力により、リングと灌水チューブ３とが自動的に固定され 安定して一定方向に灌水孔４より養液又は水等が灌水される。

【０００７】

【考案の効果】

前記のように本考案によれば、リングを利用することによりリングを通した灌 水チューブに水などの液体が通過することにより、灌水チューブが膨張して、自 動的に液体の流入による膨張力によって、リングと灌水チューブが固定されるた め、吊り下げられた状態で非常に安定した灌水できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】

【図２】本考案の模式図。 １ 硬線 ２ リング ３ 灌水チューブ ４ 灌水孔

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 灌水チューブが幾らか、きつめに入る
   様なリングを、展張した針金状の硬線にいくつも通し、
   そのリングが硬線を移動可能に出来るようにして、その
   リングの中に灌水チューブを通し灌水チューブを吊り下
   げるようにして養液の供給や灌水を行うための簡易的な
   装置。