JPH07359U - 遠赤外線サウナ効果美顔マスク - Google Patents

遠赤外線サウナ効果美顔マスク

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JPH07359U
JPH07359U JP2044392U JP2044392U JPH07359U JP H07359 U JPH07359 U JP H07359U JP 2044392 U JP2044392 U JP 2044392U JP 2044392 U JP2044392 U JP 2044392U JP H07359 U JPH07359 U JP H07359U
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JP
Japan
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far
mask
face
infrared
facial
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Application number
JP2044392U
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English (en)
Inventor
進 水上
Original Assignee
株式会社エス・エス・シィ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は効率の良い遠赤外線照射によって血
液循環の促進と皮膚の活性化に役立つ美顔マスクであっ
て、温熱と遠赤外線とによる相乗効果と、蓄熱された温
熱の空間層による顔面へのサウナ効果を奏でて、装着も
簡易な手段によって誰もが容易に行うことができ、簡単
且つ短時間に顔面の健康又は美容を促進させて顔面のシ
ミ、シワ、ニキビ、吹き出物等を防止する事を目的とす
る遠赤外線サウナ効果美顔マスクを提供する。 【構成】 帯状ベルトによって顔面に装着する開口部を
穿設したマスク本体であって外周縁端へ顔面当接部を形
成し、外被と発熱部材と遠赤外線放射部材と防水布部材
とを積合し抜孔部を穿設した遠赤外線パッドを形成し、
適宜な取付部材を用いマスク本体の内側へ着脱自在に取
着するか縫着等によって一体に取付け、マスク本体と顔
面との間に温熱空間層を介在させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遠赤外線と温熱との相乗効果により血液の循環を促進し皮膚の活性 化に役立つもので、顔面に装着できサウナ効果をも奏でる仮面型の美顔マスクに 関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
従来より、顔面美容の為にシミ、シワ、ニキビ、吹き出物等を防止する事が必 要であって、クリーム等の美容薬品を用いて顔面に塗り付けてから拭き取る事に よって皮膚の汚れ等を除去する方法や、電位的又は超音波方式等による種々の美 顔器によって振動又は共振等を利用し顔面へマッサージを施すもの等、此れ等は 全て顔面の血液の循環を促進させて地肌の活性化を促す顔面の美容方法として広 く知られている。
【0003】 又、温熱を利用した顔面美容の方法として、例えば、支持台又は手持ち方式に よって顔面に向けた美顔器より温熱を照射させる方法があるが、この場合に美顔 器を使用する者が顔面を一定位置に静止させていなければならず、又、顔面に対 して均一な温熱照射を得ることが非常に難しく効率の良い美容効果を得る点で難 点が見られるものであり、此れ等美顔器を直接顔面に装着することで其の煩わし さを解消する方法もある。
【0004】 然し乍ら、直接顔面に装着する美顔器の場合に温熱の発生部位が顔面に近い位 置にあるが故に温熱の発生を常に一定温度となるように制御しなければ成らず、 熱温が高温であれば顔面の皮膚にもたらす弊害として低温火傷等の危険性があり 、熱温が低温であれば美顔器の温熱効果は著しく低下することは免れず、又、顔 面へ直に当接されている場合には地肌より発汗された汗が美顔器の当接面に付着 して繰返し使用するに当たって衛生面での難点があると云う非常に不便な問題点 があった。
【0005】
【考案の目的】
本考案は前記問題点に鑑みて鋭意研鑽の結果、効率の良い遠赤外線照射によっ て血液循環の促進と皮膚の活性化に役立つ美顔マスクであって、温熱と遠赤外線 とによる相乗効果と、蓄熱された温熱の空間層による顔面へのサウナ効果を奏で て、装着も簡易な手段によって誰もが容易に行うことができ、簡単且つ短時間に 顔面の健康又は美容を促進させて顔面のシミ、シワ、ニキビ、吹き出物等を防止 する事を目的とする遠赤外線サウナ効果美顔マスクを提供するものである。
【0006】
【考案の構成】
帯状ベルトによって顔面に装着する開口部を穿設したマスク本体であって外周 縁端へ顔面当接部を形成し、外被と発熱部材と遠赤外線放射部材と防水布部材と を積合し抜孔部を穿設した遠赤外線パッドを形成し、適宜な取付部材を用いマス ク本体の内側へ着脱自在に取着するか縫着等によって一体に取付け、マスク本体 と顔面との間に温熱空間層を介在させた構成である。
【0007】
【実施例】
以下、実施例の図面により本考案を詳細に説明する。
【0008】 図1は本考案の遠赤外線サウナ効果美顔マスクの使用状態図であり、図2は本 考案の遠赤外線パッドを着脱可能とした場合の全体断面図であり、図3は本考案 の遠赤外線パッドを一体とした場合の全体断面図であり、図4は本考案の遠赤外 線パッドの一部拡大断面図である。
【0009】 本考案は、遠赤外線効果により血液の循環を促進し皮膚の活性化に役立つもの で、顔面に装着できサウナ効果をも奏でる仮面型の美顔マスクであり、両側端部 より延設した帯状ベルト1によって顔面に装着でき適宜箇所に開口部3を穿設し た樹脂等により成形される仮面型のマスク本体2であって、前記マスク本体2の 外周縁端へ柔軟性を有する断熱部材を周設した顔面当接部4を形成し、外被6と 発熱部材7と遠赤外線放射部材8と防水布部材9とを夫々積合し前記開口部と合 致する形状の抜孔部10を穿設し外周縁を縫設した遠赤外線パッド5を形成する と共に、前記遠赤外線パッド5を適宜な取付部材11を用い前記マスク本体2の 内側へ着脱自在に取着するか、又は、該マスク本体2の内側へ縫着等の手段によ って一体に取付け、顔面装着時に前記マスク本体2の内部へ温熱空間層Aを介在 させた遠赤外線サウナ効果美顔マスクである。
【0010】 即ち、両側端部より延設し長さ調節機構を端部に設けた帯状ベルト1によって 適宜長さに調節し顔面に装着するものであって、若干の剛性を有し保温性又は防 水性に富んだ素材としてポリエチレンフォーム等の樹脂を用いて成形し、装着時 に眼部の位置へ夫々同一大に開口し縁部を溶着補強した開口部3を穿設した半円 球若しくは半楕円球状の仮面型のマスク本体2であり、前記マスク本体2の外周 縁端へ柔軟性を有し若干の厚みを持たせた断熱素材を周設して、装着時に該マス ク本体2内の温熱を外部へ漏出させないように顔面の周りへ密に当接する顔面当 接部4を形成したものである。
【0011】 次に、若干の剛性を有し保温力に優れたネオプレーン等よりなる外被6と、遠 赤外線の輻射を助長させる為に外部電力によって電位的に発熱させるか又は自己 発熱手段を具備するかによって温熱発生が均一になる様なシート状に形成した発 熱部材7と、アモルフォアスセラミック等の素材をシート状の布部材へ練り込ん で形成し人体よりの放熱を成育光線となる遠赤外線として輻射させる遠赤外線放 射部材8と、防水性に富んだシート状のビニールよりなる防水内布部材9とを夫 々積合し、前記マスク本体2への取付時に前記開口部3と合致する形状で且つ眼 部の位置へ夫々同一大に開口し縁部を溶着補強した抜孔部10を穿設して外周縁 を適宜手段によって縫着し前記夫々を一体と成した遠赤外線パッド5を形成する ものであり、図2に示す如く、前記遠赤外線パッド5の側面となる外被6の少な くとも数個所へ着脱自在な取付部材11を配設するものであって、前記取付部材 11は例えば幾度も取付又は取外し可能な貼着テープを用いる事によって前記遠 赤外線パッド5をマスク本体2の内側より着脱自在に取着できるものであり、又 、他の手段として遠赤外線パッド5とマスク本体2双方の任意同位置へファスナ ー等の取付手段を用い着脱自在としても本考案の構成上何等構わないものである 。
【0012】 又、図3に示す如く、遠赤外線パッド5の外周縁をマスク本体2の内面へ縫着 、溶着等の手段を用いて積層し、又は、前記遠赤外線パッド5の側面へ接着剤等 の固着手段を用いて前記マスク本体2の内面へ接着して積層することで一体化さ れた積層構造となり、此れによって本考案の美顔マスクは装着使用時にあたって 前記遠赤外線パッド5を取り付ける手間が不要となるものである。
【0013】 そして、本考案の美顔マスクを帯状ベルト1によって装着するとマスク本体2 内に取付られた遠赤外線パッド5と顔面との間に空間層が存在し、前記遠赤外線 パッド5より発生された温熱によって助長された遠赤外線が輻射され、顔面当接 部4によって外部から閉ざされた前記空間層へ次第に蓄熱される事によって温熱 空間層Aが形成され、前記温熱空間層Aを本考案の美顔マスク内に介在させたこ とにより顔面に対してのサウナ効果を奏でるもので皮膚よりの発汗を促進させる ものであり、他の使用例として本考案の美顔マスクを装着する前に予め顔面に発 汗クリーム等を塗付けておけば前記温熱空間層Aによるサウナ効果と相俟って皮 膚よりの発汗がより効果的に促進されると共に、前記遠赤外線パッド5の側面を 防水性に富んだビニール性よりなる防水布部材9としたことで内設される発熱部 材7等への防水対策も具備したものである。
【0014】 尚、本考案の遠赤外線パッド5に内設された発熱部材7は金属の酸化反応等に よる自己蓄熱体をシート状に形成した部材によって構成されているが、他の例と して図示されていないがコード等によって外部電源と接続し通電させて発熱する 構成でも良く、ON−OFFスイッチ及び該スイッチに連動される制御タイマー を内蔵した温度制御装置等を中間に介してコード等によって家庭用電源へ接続、 通電させれば、任意な使用時間の設定及び発熱温度の設定等ができるものであり 、此の場合に於いても本考案の構成に何等変更を要しないものである。
【0015】 尚、本考案のマスク本体2内に取り付けられる遠赤外線パッド5は取付部材1 1によって着脱自在としたものであれば、前記マスク本体2へ密着せずに若干の 空間を設けて取着され前記遠赤外線パッド5より発生される温熱が直に加わらず 該マスク本体2への熱伝導を遮断したものであり、又、使用後に前記遠赤外線パ ッド5を取り外して発汗によって付着した水滴を布等の手拭によって拭き取って 清浄し、清浄後も取付部材11によって取着して再度使用出来るものである。
【0016】
【考案の効果】
前述の構成よりなる本考案の遠赤外線サウナ効果美顔マスクは、サウナ効果に よる発汗作用により毛穴からの老廃物を排出させ、又、高効率遠赤外線放射の作 用によって皮膚深層の細胞分子を活性化させて顔面皮膚の新陳代謝を促し、顔面 美容の問題点であるシミ、シワ、ニキビ、吹き出物等の治癒促進に多大な効果を 有するものであり、更に、美顔マスク本体内に介在させた温熱空間層によって心 地良いサウナ効果が得られ使用者が低温火傷等の危険性を危惧する事無く使用で き、マスク本体の防水対策も万全で洗浄作業が容易となるので使用に際しても非 常に衛生的であり、老若男女問わず誰もが簡易に使用でき、其の便利性、実用性 は極めて高い画期的な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の遠赤外線サウナ効果美顔マスクの使用
状態図である。
【図2】本考案の遠赤外線パッドを着脱可能とした場合
の全体断面図である。
【図3】本考案の遠赤外線パッドを一体とした場合の全
体断面図である。
【図4】本考案の遠赤外線パッドの一部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 帯状ベルト 2 マスク本体 3 開口部 4 顔面当接部 5 遠赤外線パッド 6 外被 7 発熱部材 8 遠赤外線放射部材 9 防水布部材 10 抜孔部 11 取付部材 A 温熱空間層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側端部より延設した帯状ベルトによって
    顔面に装着でき適宜箇所に開口部を穿設した樹脂等によ
    り成形される仮面型のマスク本体であって、 前記マスク本体の外周縁端へ柔軟性を有する断熱部材を
    周設した顔面当接部を形成し、外被と発熱部材と遠赤外
    線放射部材と防水布部材とを夫々積合し前記開口部と合
    致する形状の抜孔部を穿設し外周縁を縫設した遠赤外線
    パッドを形成すると共に、前記遠赤外線パッドを適宜な
    取付部材を用い前記マスク本体の内側へ着脱自在に取着
    するか、又は、該マスク本体の内側へ縫着等の手段によ
    って一体に取付け、顔面装着時に前記マスク本体の内部
    へ温熱空間層を介在させた事を特徴とする遠赤外線サウ
    ナ効果美顔マスク。
JP2044392U 1992-03-05 1992-03-05 遠赤外線サウナ効果美顔マスク Pending JPH07359U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018155021A1 (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 株式会社デンソー 美容機器
WO2018207548A1 (ja) * 2017-05-10 2018-11-15 株式会社デンソー 美容機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018155021A1 (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 株式会社デンソー 美容機器
WO2018207548A1 (ja) * 2017-05-10 2018-11-15 株式会社デンソー 美容機器

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