JPH0735894B2 - ス−トブロワ - Google Patents
ス−トブロワInfo
- Publication number
- JPH0735894B2 JPH0735894B2 JP802886A JP802886A JPH0735894B2 JP H0735894 B2 JPH0735894 B2 JP H0735894B2 JP 802886 A JP802886 A JP 802886A JP 802886 A JP802886 A JP 802886A JP H0735894 B2 JPH0735894 B2 JP H0735894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- soot blower
- inner cylinder
- furnace
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28G—CLEANING OF INTERNAL OR EXTERNAL SURFACES OF HEAT-EXCHANGE OR HEAT-TRANSFER CONDUITS, e.g. WATER TUBES OR BOILERS
- F28G1/00—Non-rotary, e.g. reciprocated, appliances
- F28G1/16—Non-rotary, e.g. reciprocated, appliances using jets of fluid for removing debris
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F21/00—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
- F28F21/04—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of ceramic; of concrete; of natural stone
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ ボイラの高温ガスゾーンの水壁に設置されるスートブロ
ワのノズルの寿命を延長するスートブロワの構造に関す
る。
ワのノズルの寿命を延長するスートブロワの構造に関す
る。
＜従来の技術及びその問題点＞ ボイラの高温ガスゾーンの水壁管等には推積する煤塵を
除去する抜き差し長さの短いスートブロワが使用されて
いる。燃焼バーナに近い火炉は1500℃前後の高温ガス温
度であり、且つバーナからの火炎のためスートブロワの
ノズル先端は焼損による膨出や煤吹の繰返しによるサー
マルショックに基く亀裂が生じる。そのため通常スート
ブロワが待機している時のノズル先端温度を低くしてお
くため炉壁外側へ引き込んでおく。ガス温度が高いこと
や火炎輻射からの影響を少くするためノズル先端の火炉
壁面から引込み寸法を大きくしノズル先端を防護する必
要がある。ノズル引込み寸法が大きくなる程抜し行程が
大きくなり、ひいてはスートブロワ全体が長い寸法でか
つ大きなものとなりコストの増大となる。又、引込み寸
法を大きくしたとしても、それはスートブロワが待機中
に輻射熱により熱せられるノズル先端の温度が下がると
いうことで焼損に対する処置としては有効であるが、ノ
ズルが炉内へ出ている時の焼損に対しては効果が少な
い。従つてノズル先端を保護し、ノズルの寿命を延ばす
こととがスートブロワ装置として大事なことである。ま
た近年、油焚ボイラを石炭焚に改造することが多く、狭
いスペースに取付けなければならずスートブロワの小型
化が要求されている。
除去する抜き差し長さの短いスートブロワが使用されて
いる。燃焼バーナに近い火炉は1500℃前後の高温ガス温
度であり、且つバーナからの火炎のためスートブロワの
ノズル先端は焼損による膨出や煤吹の繰返しによるサー
マルショックに基く亀裂が生じる。そのため通常スート
ブロワが待機している時のノズル先端温度を低くしてお
くため炉壁外側へ引き込んでおく。ガス温度が高いこと
や火炎輻射からの影響を少くするためノズル先端の火炉
壁面から引込み寸法を大きくしノズル先端を防護する必
要がある。ノズル引込み寸法が大きくなる程抜し行程が
大きくなり、ひいてはスートブロワ全体が長い寸法でか
つ大きなものとなりコストの増大となる。又、引込み寸
法を大きくしたとしても、それはスートブロワが待機中
に輻射熱により熱せられるノズル先端の温度が下がると
いうことで焼損に対する処置としては有効であるが、ノ
ズルが炉内へ出ている時の焼損に対しては効果が少な
い。従つてノズル先端を保護し、ノズルの寿命を延ばす
こととがスートブロワ装置として大事なことである。ま
た近年、油焚ボイラを石炭焚に改造することが多く、狭
いスペースに取付けなければならずスートブロワの小型
化が要求されている。
＜発明の目的＞ 本願発明の目的は前記した従来技術の欠点をなくし、ノ
ズルの寿命を延ばすのみでなくノズル引込み寸法を小さ
くし全体を小型にしたスートブロワを提供するにある。
ズルの寿命を延ばすのみでなくノズル引込み寸法を小さ
くし全体を小型にしたスートブロワを提供するにある。
＜手段の概要＞ ノズルが高温にそしてサーマルシヨツクに耐えられる様
にするため２重構造とし高温にさらされる外筒には焼損
に強いフアインセラミツクス（記：高度に精選された原
料を用い、精密に調整された組成で、十分に制御された
制御プロセスで製造されたセラミツクスを言う）を使用
し内筒ノズルのまわりにはフアインフレツクス断熱材を
巻きノズル自身のメタル温度を下げサーマルシヨツクに
耐える様にすると共に耐熱合金製ノズルの熱膨張を緩衝
し熱膨張の少いフアインセラミツクスの外筒を破損しな
い構造とした。要するにこの発明は、スートブロワのノ
ズルを内筒と外筒で形成し、外筒はセラミツクス、内筒
は耐熱金属で形成し、この内筒、外筒の間の空間に断熱
材と断熱ペーパーとを充填したことを特徴とするスート
ブロワである。
にするため２重構造とし高温にさらされる外筒には焼損
に強いフアインセラミツクス（記：高度に精選された原
料を用い、精密に調整された組成で、十分に制御された
制御プロセスで製造されたセラミツクスを言う）を使用
し内筒ノズルのまわりにはフアインフレツクス断熱材を
巻きノズル自身のメタル温度を下げサーマルシヨツクに
耐える様にすると共に耐熱合金製ノズルの熱膨張を緩衝
し熱膨張の少いフアインセラミツクスの外筒を破損しな
い構造とした。要するにこの発明は、スートブロワのノ
ズルを内筒と外筒で形成し、外筒はセラミツクス、内筒
は耐熱金属で形成し、この内筒、外筒の間の空間に断熱
材と断熱ペーパーとを充填したことを特徴とするスート
ブロワである。
＜実施例＞ 高温ガスゾーンに取り付けられている短抜差しスートブ
ロワを火炉壁に装着した状態を第４図に示す。火炉管２
の炉外側に取り付けられたウオールスリーブ４内に位置
するノズル５は火炉内よりの熱から保護するため煤吹時
以外は炉外側へ引戻されている。火炉管２の冷却効果に
より炉外側へ引戻された距離が大きくなる程ノズル５先
端の温度が急激に低下することが実測で確認されてい
る。スートブロワが運転前はその引込位置に応じて炉内
ガスによりノズル５の先端は熱せられている。スートブ
ロワの運転が始まるとノズル５はウオールスリーブ４内
を高温の炉内側へ進んでいくため急速にノズル５先端温
度は上昇する。噴孔６が火炉管２より炉内側に出ると噴
射媒体が噴孔から噴出され回転しながら火炉管壁面に付
着しているスラツジ（燃焼灰等）を吹き飛ばし火炉壁面
を清掃する。噴射媒体が噴出するとノズル５は蒸気で急
冷をされるためノズル５先端部にサーマルシヨツクによ
る亀裂を発生しやすい状態となる。
ロワを火炉壁に装着した状態を第４図に示す。火炉管２
の炉外側に取り付けられたウオールスリーブ４内に位置
するノズル５は火炉内よりの熱から保護するため煤吹時
以外は炉外側へ引戻されている。火炉管２の冷却効果に
より炉外側へ引戻された距離が大きくなる程ノズル５先
端の温度が急激に低下することが実測で確認されてい
る。スートブロワが運転前はその引込位置に応じて炉内
ガスによりノズル５の先端は熱せられている。スートブ
ロワの運転が始まるとノズル５はウオールスリーブ４内
を高温の炉内側へ進んでいくため急速にノズル５先端温
度は上昇する。噴孔６が火炉管２より炉内側に出ると噴
射媒体が噴孔から噴出され回転しながら火炉管壁面に付
着しているスラツジ（燃焼灰等）を吹き飛ばし火炉壁面
を清掃する。噴射媒体が噴出するとノズル５は蒸気で急
冷をされるためノズル５先端部にサーマルシヨツクによ
る亀裂を発生しやすい状態となる。
炉内にノズル５が出ている時、バーナからの火炎により
ノズル５先端がなめられ焼損しやすい。
ノズル５先端がなめられ焼損しやすい。
そこで第１図に示す本発明にかゝる二重構造のノズルを
採用することにより解決したものである。つまりノズル
７の温度を下げておいてサーマルシヨツクを受けにくい
様にするため二重構造とし先端部に断熱材９を入れてノ
ズルメタル７温度は、従来の一重構造のノズルに比べ約
半分以下にすることができた。加熱、冷却の温度差が少
くなつたことにより熱衝撃が減少した。また外筒８は噴
射媒体による急冷を受けないため高温酸化に対して耐え
る材料であれば良い。この趣旨から高温酸化に強いフア
インセラミツクスを外筒に採用した。内筒ノズル７は耐
熱合金製であるため内筒ノズル７外周に断熱材10例えば
断熱材ペーパーを貼りつけ断熱と内筒ノズル７の熱膨張
を吸収し外筒９の破損と内筒ノズル７の断熱保護を目的
とし二重構造ノズルにできノズル寿命をさらに延長する
ことが出来た。
採用することにより解決したものである。つまりノズル
７の温度を下げておいてサーマルシヨツクを受けにくい
様にするため二重構造とし先端部に断熱材９を入れてノ
ズルメタル７温度は、従来の一重構造のノズルに比べ約
半分以下にすることができた。加熱、冷却の温度差が少
くなつたことにより熱衝撃が減少した。また外筒８は噴
射媒体による急冷を受けないため高温酸化に対して耐え
る材料であれば良い。この趣旨から高温酸化に強いフア
インセラミツクスを外筒に採用した。内筒ノズル７は耐
熱合金製であるため内筒ノズル７外周に断熱材10例えば
断熱材ペーパーを貼りつけ断熱と内筒ノズル７の熱膨張
を吸収し外筒９の破損と内筒ノズル７の断熱保護を目的
とし二重構造ノズルにできノズル寿命をさらに延長する
ことが出来た。
尚、ノズルを取付け、取外す際、ねじ込み部がゆるみノ
ズルが抜け出さない様強くねじ込む必要がある。そのた
め本発明のノズル外筒部はフアインセラミツクスの為、
ねじ込む際につかむのには適さない。そこで耐熱金属製
である内筒ノズルに第２図に示すように２面取りスパナ
掛け12を設けてある。
ズルが抜け出さない様強くねじ込む必要がある。そのた
め本発明のノズル外筒部はフアインセラミツクスの為、
ねじ込む際につかむのには適さない。そこで耐熱金属製
である内筒ノズルに第２図に示すように２面取りスパナ
掛け12を設けてある。
＜発明の効果＞ 高温度がガスゾーンで高頻度に使用されるために破損し
やすい金属製一重構造のノズルを二重構造とし、焼損と
サーマルシヨツクを受ける個所を別々とし耐焼損を受け
持つ外筒には焼損に強いフアインセラミツクスとし、内
筒ノズルは熱衝撃を受けにくい様出来るだけノズル先端
部のメタル温度を上げない様にフアインフレツクス断熱
材を外筒と内筒の間に入れ、内筒ノズルには耐熱合金を
使用することにより、熱膨張により伸びの少ないフアイ
ンセラミツクスの外筒を破損させない様にし、同筒ノズ
ル外周には断熱材のペーパーを貼り付けて熱膨張の吸収
と断熱をすることによりノズルの耐熱と、寿命の向上を
はかることができた。またこの構造のノズルとすること
により炉熱から保護するためのノズル引戻し寸法を短か
くすることが出来、スートブロワの行程長さを短くし、
スートブロワ全体の長さを短かくすることが可能とな
り、小形化することによる狭い場所でも設置可能となり
点検，保守の容易性は向上した。
やすい金属製一重構造のノズルを二重構造とし、焼損と
サーマルシヨツクを受ける個所を別々とし耐焼損を受け
持つ外筒には焼損に強いフアインセラミツクスとし、内
筒ノズルは熱衝撃を受けにくい様出来るだけノズル先端
部のメタル温度を上げない様にフアインフレツクス断熱
材を外筒と内筒の間に入れ、内筒ノズルには耐熱合金を
使用することにより、熱膨張により伸びの少ないフアイ
ンセラミツクスの外筒を破損させない様にし、同筒ノズ
ル外周には断熱材のペーパーを貼り付けて熱膨張の吸収
と断熱をすることによりノズルの耐熱と、寿命の向上を
はかることができた。またこの構造のノズルとすること
により炉熱から保護するためのノズル引戻し寸法を短か
くすることが出来、スートブロワの行程長さを短くし、
スートブロワ全体の長さを短かくすることが可能とな
り、小形化することによる狭い場所でも設置可能となり
点検，保守の容易性は向上した。
第１図は本発明の一実施例の二重構造ノズルの断面図、
第２図は第１図のＸ−Ｘ断面図、第３図は従来技術の一
重ノズルの縦断面図、第４図は従来のスートブロワの構
造を示す断面図である。 １……短抜差型スートブロワ ２……火炉管 ３……炉壁 ４……ウオールスリーブ ５……ノズル ６……噴孔 ７……内筒ノズル ８……外筒キヤツプ ９……断熱材 10……断熱材ペーパー 11……皿ビス 12……２面とりスパナ掛け部
第２図は第１図のＸ−Ｘ断面図、第３図は従来技術の一
重ノズルの縦断面図、第４図は従来のスートブロワの構
造を示す断面図である。 １……短抜差型スートブロワ ２……火炉管 ３……炉壁 ４……ウオールスリーブ ５……ノズル ６……噴孔 ７……内筒ノズル ８……外筒キヤツプ ９……断熱材 10……断熱材ペーパー 11……皿ビス 12……２面とりスパナ掛け部
Claims (1)
- 【請求項１】ボイラ火炉水壁に設置されるスートブロワ
ノズルを内筒とその外側に設けた外筒で形成し、外筒は
セラミツクス、内筒は耐熱金属で構成するとともに、外
筒と内筒の先端間に空間部を形成して該空間部に断熱材
を充填し、かつ内筒外周にはその温度を下げるとともに
内外筒の熱膨張差を緩衝する断熱材を介在させたことを
特徴とするスートブロワ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP802886A JPH0735894B2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | ス−トブロワ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP802886A JPH0735894B2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | ス−トブロワ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62166218A JPS62166218A (ja) | 1987-07-22 |
| JPH0735894B2 true JPH0735894B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=11681883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP802886A Expired - Fee Related JPH0735894B2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | ス−トブロワ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735894B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2693205B2 (ja) * | 1989-02-16 | 1997-12-24 | 日本碍子株式会社 | セラミックスと金属との複合ケーシング |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP802886A patent/JPH0735894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62166218A (ja) | 1987-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |