JPH0735800U - エジェクタ - Google Patents

エジェクタ

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JPH0735800U
JPH0735800U JP6805793U JP6805793U JPH0735800U JP H0735800 U JPH0735800 U JP H0735800U JP 6805793 U JP6805793 U JP 6805793U JP 6805793 U JP6805793 U JP 6805793U JP H0735800 U JPH0735800 U JP H0735800U
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JP
Japan
Prior art keywords
fluid passage
conduit
ejector
fluid
flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP6805793U
Other languages
English (en)
Inventor
昌尚 安藤
精二 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Publication of JPH0735800U publication Critical patent/JPH0735800U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】流体通路2の外部から内部に流体を導入する導
管3を備える。その導管により導入された流体の1次流
れによって流体通路内に2次流れを発生させる。その導
管3の流体通路2内に配置される部分の2次流れ方向に
直角な断面が偏平とされている。 【効果】2次流れの圧力損失を低減してエジェクタの性
能を向上することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエジェクタに関し、例えば航空機の空調装置において空気の流れを生 じさせるのに利用することができる。
【0002】
【従来の技術】
図9に示すエジェクタ101は、流体通路102の外部から内部に流体を導入 する断面円形の導管103を備え、その導管103に設けたノズル104から流 体通路102内に流体を噴出することで1次流れAを発生させる。その導管10 3により流体通路102内に導入された流体の1次流れAに流体通路102内の 流体が引かれることで、流体通路102内に1次流れAよりも流量の多い2次流 れBが発生する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
その導管103の流路面積はノズル104からの流体噴出圧力を充分大きくす る必要上から小さくできない。そのため、流体通路102の流路面積がスペース 的な制約等によって小さくなる場合、上記従来例では、導管103の流体通路1 02内に配置される部分によって遮られる2次流れBの流路面積の全流路面積に 占める割合が大きくなる。そのため、2次流れBの圧力損失が大きくなってエジ ェクタの性能が低下するという問題がある。
【0004】 本考案は、上記課題を解決することのできるエジェクタを提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のエジェクタは、流体通路の外部から内部に流体を導入する導管を備え 、その導管により導入された流体の1次流れによって流体通路内に2次流れを発 生させるエジェクタにおいて、その導管の流体通路内に配置される部分の2次流 れ方向に直角な断面が偏平とされている。
【0006】
【作用】
本考案の構成によれば、導管の流体通路内に配置される部分の2次流れ方向に 直角な断面は偏平とされているので、偏平とされていない場合に比べ、導管の流 体通路内に配置される部分によって遮られる2次流れの流路面積の全流路面積に 占める割合は小さくなり、導管の流路面積を小さくすることなく2次流れの圧力 損失を小さくし、2次流れの流量を増加させることができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1に示すエジェクタ1は、ダクトにより構成される流体通路2の外部から内 部に空気等の流体を導入する導管3を備える。その導管3は、流体通路2の外部 に位置する単一の主管3aと、流体通路2の内部に位置する4つの補助管3bと から構成されている。その補助管3bは主管3aの上部(図1の(2)における 上部を上部とし、図1の(2)における右方を前部とする)に連なって設けられ 、流体通路2を構成するダクトの壁に形成された通孔2aから流体通路2の内部 に挿入される。各補助管3bそれぞれの前面に、上下に間隔をおいて位置すると 共に前方に突出する2つのノズル4が一体的に設けられている。各ノズル4から 前方に向かって流体を流体通路2内に噴出することで1次流れAを発生させる。 この導管3により流体通路2内に導入された流体の1次流れAに流体通路2内の 流体が引かれることで、流体通路2内に1次流れよりも流量の多い2次流れBが 発生する。
【0009】 その導管3の流体通路2内に配置される部分である各補助管3bは、上面およ び左右側面が平坦面とされ、前後面が平面視半円形の曲面とされ、左右間隔が上 下間隔に対し小さくされることで2次流れ方向に直角な断面は偏平な長方形とさ れている。
【0010】 上記構成によれば、各補助管3bの2次流れ方向に直角な断面は偏平とされて いるので、偏平とされていない場合に比べ、各補助管3bによって遮られる2次 流れBの流路面積の全流路面積に占める割合は小さくなり、2次流れBの圧力損 失を小さくすることができ、また、導管3の流路面積は小さくならないので各ノ ズル4からの流体噴出圧力を充分大きくすることができ、エジェクタ性能を向上 できる。
【0011】 図2に示す第1変形例においては、導管13は流体通路2の湾曲部2′に配置 され、各補助管13bは、上面が平坦面とされ、左右側面が流体通路2の湾曲方 向に沿って湾曲する曲面とされ、前後面が平面視半円形の曲面とされ、左右間隔 が上下間隔に対し小さくされることで2次流れ方向に直角な断面は偏平な長方形 とされている。他は上記実施例と同様で同一部分は同一符号で示す。この第1変 形例によれば、上記実施例と同様の効果を奏するだけでなく、各補助管13bが 2次流れBのガイドベーンとして機能するので、2次流れBの曲がりによる圧力 損失も低減することができる。なお、各補助管13bの左右側面は流体通路2の 湾曲方向に沿って湾曲する曲面である必要はなく、流体通路2の湾曲方向に沿っ ていればガイドベーンとして機能するので、例えば、平面視直線の平坦面、平面 視楕円形の曲面あるいは平面視自由曲線の曲面であってもよい。
【0012】 図3に示す第2変形例においては、導管23の流体通路2内に配置される部分 である補助管23b′、23b″の数は2つとされ、一方の補助管23b′に上 下に間隔をおいて設けられるノズル24aの数は4つとされ、他方の補助管23 ″に上下に間隔をおいて設けられるノズル24bの数は5つとされている。他は 上記実施例と同様で同一部分は同一符号で示す。この第2変形例によれば上記実 施例と同様の効果を奏することができる。
【0013】 図4に示す第3変形例においては、導管33の流体通路2内に配置される部分 である補助管33bの数は1つとされ、その補助管33bの左右側面それぞれか ら前方に突出するようにノズル34a、34bが設けられている。なお、各ノズ ル34a、34bそれぞれは上下に間隔をおいて複数設けてもよいし単一であっ てもよい。他は上記実施例と同様で同一部分は同一符号で示す。この第3変形例 によれば上記実施例と同様の効果を奏することができる。
【0014】 図5に示す第4変形例においては、導管43の流体通路2内に配置される部分 である補助管43bの数は2つとされている。他は第3変形例と同様とされ同一 部分は同一符号で示す。この第3変形例によれば上記実施例と同様の効果を奏す ることができる。
【0015】 図6に示す第5変形例においては、導管53の流体通路2内に配置される部分 である補助管53bの前後面は、前後端に向かうに従い左右間隔が小さくされ、 前後端は鋭角な尖鋭部53b′、53b″とされている。他は第3変形例と同様 とされ同一部分は同一符号で示す。この第3変形例によれば上記実施例と同様の 効果を奏することができる。
【0016】 図7に示す第6変形例においては、導管63の流体通路2内に配置される部分 である補助管63bの左右側面は平面視円弧形の曲面とされ、前後端は左右側面 が突き合わされる尖鋭部63b′、63b″とされている。他は第3変形例と同 様とされ同一部分は同一符号で示す。この第3変形例によれば上記実施例と同様 の効果を奏することができる。
【0017】 図8に示す第7変形例においては、導管73の流体通路2内に配置される部分 である補助管73bの左右側面と前後面とは曲面とされ、平面視は前後方向が長 径の楕円形とされている。他は第3変形例と同様とされ同一部分は同一符号で示 す。この第3変形例によれば上記実施例と同様の効果を奏することができる。
【0018】 なお、本考案は上記実施例や各変形例に限定されない。例えば、ノズルを補助 管と一体的に設けずにパイプを連結することで設けてもよい。また、本考案は空 気以外の気体あるいは液体の2次流れを1次流れにより発生させるエジェクタに も適用できる。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、2次流れの圧力損失を低減してエジェクタの性能を向上する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のエジェクタの(1)は平断面
図、(2)は側断面図
【図2】本考案の第1変形例のエジェクタの平断面図
【図3】本考案の第2変形例のエジェクタの(1)は平
断面図、(2)は正断面図
【図4】本考案の第3変形例のエジェクタの平断面図
【図5】本考案の第4変形例のエジェクタの平断面図
【図6】本考案の第5変形例のエジェクタの平断面図
【図7】本考案の第6変形例のエジェクタの平断面図
【図8】本考案の第7変形例のエジェクタの平断面図
【図9】従来例のエジェクタの(1)は平断面図、
(2)は側断面図
【符号の説明】
1 エジェクタ 2 流体通路 3、13、23、33、43、53、63、73 導管 A 1次流れ B 2次流れ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路の外部から内部に流体を導入す
    る導管を備え、その導管により導入された流体の1次流
    れによって流体通路内に2次流れを発生させるエジェク
    タにおいて、その導管の流体通路内に配置される部分の
    2次流れ方向に直角な断面が偏平とされているエジェク
    タ。
JP6805793U 1993-11-26 1993-11-26 エジェクタ Pending JPH0735800U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6805793U JPH0735800U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 エジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6805793U JPH0735800U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 エジェクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0735800U true JPH0735800U (ja) 1995-07-04

Family

ID=13362778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6805793U Pending JPH0735800U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 エジェクタ

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JP (1) JPH0735800U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009180300A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Jfe Steel Corp 配管内のガス置換方法
JP2017025735A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 株式会社Iest エジェクタ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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