JPH0735672Y2 - 溶接機用可撓性導電板 - Google Patents
溶接機用可撓性導電板Info
- Publication number
- JPH0735672Y2 JPH0735672Y2 JP9555690U JP9555690U JPH0735672Y2 JP H0735672 Y2 JPH0735672 Y2 JP H0735672Y2 JP 9555690 U JP9555690 U JP 9555690U JP 9555690 U JP9555690 U JP 9555690U JP H0735672 Y2 JPH0735672 Y2 JP H0735672Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- flexible conductive
- conductive plate
- welding machine
- copper thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は、平形の銅薄板の複数枚を積重ねて両端部を
シャント箱に固定した溶接機用可撓性導電板に関するも
のである。
シャント箱に固定した溶接機用可撓性導電板に関するも
のである。
［従来の技術］ 抵抗溶接機等に使用される溶接機用可撓性導電板は例え
ば可動シリンダと通電端子との間を接続するのに用いら
れているが、該導電板はシリンダの加圧通電のため繰り
返しの運動を受けると共に10000〜20000Aの大電流が流
れるため加熱されて温度上昇がさけられず、そのため外
側の銅薄板から順次破断することがあった。
ば可動シリンダと通電端子との間を接続するのに用いら
れているが、該導電板はシリンダの加圧通電のため繰り
返しの運動を受けると共に10000〜20000Aの大電流が流
れるため加熱されて温度上昇がさけられず、そのため外
側の銅薄板から順次破断することがあった。
そこで、外側の銅薄板を内部の銅薄板よりも厚くして前
記破断防止を期待するもの（例えば実開昭60-131283号
公報参照）がある。
記破断防止を期待するもの（例えば実開昭60-131283号
公報参照）がある。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、上述の導電板では、外側の銅薄板が肉厚のた
め該導電板が本来要求する可撓性を損なうことから使用
に不向きであると共に稼働中に他の部材例えばワークと
接触して電気的にショートするおそれがある、という問
題がある。
め該導電板が本来要求する可撓性を損なうことから使用
に不向きであると共に稼働中に他の部材例えばワークと
接触して電気的にショートするおそれがある、という問
題がある。
この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、可
撓性を格別に損なうこと銅薄板の充分な補強を行ない且
つ絶縁性に富んだしかも補強板の抜け出し防止が充分な
溶接機用可撓性導電板を提供しようとするものである。
みてなされたものであり、その目的とするところは、可
撓性を格別に損なうこと銅薄板の充分な補強を行ない且
つ絶縁性に富んだしかも補強板の抜け出し防止が充分な
溶接機用可撓性導電板を提供しようとするものである。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この考案における溶接機用
可撓性導電板は、 最外側の銅薄板の表面に絶縁性の樹脂板を配置し、該板
の両端を折り曲げ、該折り曲げ部をシャント箱に穿設し
た孔に挿通して樹脂板を固定した、 ものである。
可撓性導電板は、 最外側の銅薄板の表面に絶縁性の樹脂板を配置し、該板
の両端を折り曲げ、該折り曲げ部をシャント箱に穿設し
た孔に挿通して樹脂板を固定した、 ものである。
［作用］ 最外側の銅薄板の表面に絶縁性の樹脂板を配置したの
で、該導電板が繰り返しの運動を受けて大電流が流され
ても、樹脂板が内部の銅薄板を補強し銅薄板が折れるこ
とがなく、表面が電気的に絶縁されることから溶接時に
ワーク等と接触しても安全である。また、シャント箱に
穿設した孔に樹脂板の両端の折り曲げ部を挿通して樹脂
板を固定したので、樹脂板はシャント箱に確実に保持さ
れ該シャント箱からの抜け出しは防止される。
で、該導電板が繰り返しの運動を受けて大電流が流され
ても、樹脂板が内部の銅薄板を補強し銅薄板が折れるこ
とがなく、表面が電気的に絶縁されることから溶接時に
ワーク等と接触しても安全である。また、シャント箱に
穿設した孔に樹脂板の両端の折り曲げ部を挿通して樹脂
板を固定したので、樹脂板はシャント箱に確実に保持さ
れ該シャント箱からの抜け出しは防止される。
［実施例］ 第１図及び第２図を参照してこの考案の実施例について
説明をする。
説明をする。
図において、１は可撓性導電板であって、該導電板１は
平形の銅薄板２の複数枚を積重ねてその両端部をシャン
ト箱３により固定されている。そして該銅薄板２は0.1
〜0.05mmの厚さを有し、これを約100枚程度積重ねてそ
の両端部を１〜1.5mmの厚さの銅板からなるシャント箱
３により圧着或はリベットで固定されている。
平形の銅薄板２の複数枚を積重ねてその両端部をシャン
ト箱３により固定されている。そして該銅薄板２は0.1
〜0.05mmの厚さを有し、これを約100枚程度積重ねてそ
の両端部を１〜1.5mmの厚さの銅板からなるシャント箱
３により圧着或はリベットで固定されている。
そして該銅薄板２の最外側には例えば弗素系の絶縁性の
樹脂板４が配置されている。この樹脂板４の両端は外方
に向け折り曲げられ、該折り曲げ部５を前記シャント箱
３に穿設した孔６に挿通することにより樹脂板４はシャ
ント箱３に固定される。
樹脂板４が配置されている。この樹脂板４の両端は外方
に向け折り曲げられ、該折り曲げ部５を前記シャント箱
３に穿設した孔６に挿通することにより樹脂板４はシャ
ント箱３に固定される。
なお、銅薄板２及び樹脂板４が前述の如くしてシャント
箱３に組み付けられた後で、銅薄板２及び樹脂板４の挿
入口と前記孔６間をシャント箱３の外面から押圧するこ
とによって銅薄板２及び樹脂板４はシャント箱３に更に
強固に固定され、シャント箱３からの樹脂板４の抜け出
しは一層防止される。
箱３に組み付けられた後で、銅薄板２及び樹脂板４の挿
入口と前記孔６間をシャント箱３の外面から押圧するこ
とによって銅薄板２及び樹脂板４はシャント箱３に更に
強固に固定され、シャント箱３からの樹脂板４の抜け出
しは一層防止される。
また稼働中に可撓性導電板１が極端に湾曲される場合が
あるが、その例を第１図で仮想線で示した。
あるが、その例を第１図で仮想線で示した。
［考案の効果］ この考案に係る可撓性導電板は、銅薄板の表面に絶縁性
の樹脂板を配置したので、全体としての可撓性は格別に
損なわれることなく、内部の銅薄板は充分に保護され折
れることは少ない。
の樹脂板を配置したので、全体としての可撓性は格別に
損なわれることなく、内部の銅薄板は充分に保護され折
れることは少ない。
また該樹脂板を配置したことにより、積重ねた銅薄板を
シャント箱に固定する際に生じる導電板の金属変形が該
樹脂板によって緩衝され、シャント箱の端部付近の最も
折れ易い銅薄板が確実に保護される。
シャント箱に固定する際に生じる導電板の金属変形が該
樹脂板によって緩衝され、シャント箱の端部付近の最も
折れ易い銅薄板が確実に保護される。
更に該可撓性導電板が溶接時にワーク等と接触しても絶
縁性の樹脂板がその内部の銅薄板を保護し折れ防止の役
目をすると共にリークの防止を果たすので安全である。
縁性の樹脂板がその内部の銅薄板を保護し折れ防止の役
目をすると共にリークの防止を果たすので安全である。
更にまたシャント箱に穿設した孔に樹脂板の両端の折れ
曲げ部を挿通して樹脂板を固定したので、稼働中に可撓
性導電板が極端に湾曲されても樹脂板はシャント箱に確
実に保持され該シャント箱からの抜け出しは防止され
る。
曲げ部を挿通して樹脂板を固定したので、稼働中に可撓
性導電板が極端に湾曲されても樹脂板はシャント箱に確
実に保持され該シャント箱からの抜け出しは防止され
る。
第１図はこの考案に係る溶接機用可撓性導電板の側面
図、第２図はその要部の底面図を示す。 １……可撓性導電板、２……銅薄板、３……シャント
箱、４……樹脂板、５……折り曲げ部、６……孔。
図、第２図はその要部の底面図を示す。 １……可撓性導電板、２……銅薄板、３……シャント
箱、４……樹脂板、５……折り曲げ部、６……孔。
Claims (1)
- 【請求項１】平形の銅薄板の複数枚を積重ねて両端部を
シャント箱に固定した溶接機用可撓性導電板において、
最外側の銅薄板の表面に絶縁性の樹脂板を配置し、該板
の両端を折り曲げ、該折り曲げ部を前記シャント箱に穿
設した孔に挿通して樹脂板を固定したことを特徴とする
溶接機用可撓性導電板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9555690U JPH0735672Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 溶接機用可撓性導電板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9555690U JPH0735672Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 溶接機用可撓性導電板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0454579U JPH0454579U (ja) | 1992-05-11 |
| JPH0735672Y2 true JPH0735672Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31834350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9555690U Expired - Lifetime JPH0735672Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 溶接機用可撓性導電板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735672Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-13 JP JP9555690U patent/JPH0735672Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0454579U (ja) | 1992-05-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |