JPH0735467U - エレベータ機械室の換気装置 - Google Patents

エレベータ機械室の換気装置

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JPH0735467U
JPH0735467U JP6532193U JP6532193U JPH0735467U JP H0735467 U JPH0735467 U JP H0735467U JP 6532193 U JP6532193 U JP 6532193U JP 6532193 U JP6532193 U JP 6532193U JP H0735467 U JPH0735467 U JP H0735467U
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JP
Japan
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machine room
gallery
louver
ventilation
opening
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Pending
Application number
JP6532193U
Other languages
English (en)
Inventor
孝彦 小柴
初 池田
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ビルシステムサービス filed Critical 株式会社日立ビルシステムサービス
Priority to JP6532193U priority Critical patent/JPH0735467U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラリから機械室内に雨が入ってくることを
防止するエレベータ機械室の換気装置の提供。 【構成】 機械室壁1aに換気扇3とルーバ2c付のガ
ラリ2を設け、換気扇3の運転停止に連動してルーバ2
cを開閉するエレベータ機械室の換気装置において、ガ
ラリ2の内側に設けた水分検出装置5と、この水分検出
装置5が水分を検出するとルーバ2cの開放を行なわな
い開放阻止装置8とを備えた構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエレベータ機械室の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベータの機械室は、換気を効率良く行なうため、換気扇とガラリから構成 されているのが一般的であるが、ガラリは常時開放しているため、機械室に雨水 や塵埃などが侵入して機器に悪影響を与えるため、実開平1−72565号公報 に換気扇の運転停止と連動して、ガラリを開閉する開閉機構を備えたものが記載 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術は換気扇が動作しているとき、雨が建物に吹き付けるように降っ てくると、開放しているガラリから機械室内部に雨が吹き込んだり、雨の雫が屋 上などに落ちてその跳ね返りが、ガラリから入り込んだりして、機械室内に設置 したエレベータ機器を濡らしてしまう問題があった。
【0004】 本考案の目的は、ガラリから機械室内に雨が入ってくることを防止するエレベ ータ機械室の換気装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、換気扇と、外気取入用ガラリと、前記換気扇の運 転停止装置に連動して前記ガラリを開閉する開閉機構を備えたエレベータ機械室 の換気装置において、前記ガラリの機械室側に水分を検出すると信号を出力する 水分検出装置と、この水分検出装置の信号が出力されている間、ガラリの開放を 行なわない開放阻止装置とを備えたものである。
【0006】
【作用】 このように構成したので、水分検出装置がガラリから機械室に入り込む雨水を 検出して開放阻止装置が作動してガラリを閉じるようにしたので、エレベータ機 械室内の機器が雨に濡れることはない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3により説明する。
【0008】 図において、エレベータの機械室1を換気するために設けられたガラリ2と換 気扇3が機械室1の壁1aに設置されている。換気扇3はサーモスイッチ4と電 気的に連結され室温が設定温度より上昇した時回転して、設定温度より降下した 時停止する。また、ガラリ2はソレノイド等の開閉駆動機構2aを備え、この開 閉駆動機構2aに連結された開閉レバー2bとこの開閉レバー2bに結合された 開閉自在な複数のルーバ2cと、リターンスプリング2dを有する。また、開閉 レバー2bのルーバ2cが開放する位置に水分を検出すると閉成する常開接点5 aを有する水分検出装置5を設け、水分を検出すると開閉駆動機構2aを遮断さ せ、リターンスプリング2dの力でガラリ2を閉じる機構を設けている。
【0009】 換気扇3の回転及び停止、ガラリ2の開閉は制御装置6で制御されており、こ の制御装置6は、電源P−N間にサーモスイッチ4の常開接点4a1と、常開接 点7a1、7a2を有する換気扇起動リレー7が直列接続されている。また、電 源P−N間に常開接点7a1と換気扇3の駆動用モータ3Mが直列接続され、ま た電源P−N間に常開接点7a2と、後述する常開接点8b1と開閉駆動機構2 aがそれぞれ直列接続されている。また、電源P−N間に常開接点5a1と常閉 接点8b1を有するガラリ2を開放させない開放阻止装置である水分検出リレー 8が直列接続されている。
【0010】 次に、動作の説明を行なう。
【0011】 今、エレベータの機械室1の室温が設定温度以上の温度に上昇すると、サーモ スイッチ4の常開接点4a1は閉成し、P−4a1−7−Nの回路が形成して換 気扇起動リレー7が付勢し、P−7a1−3M−Nの回路で駆動用モータ3Mが 起動する。また、P−7a2−8b1−2a−Nの回路が形成されるので、開閉 駆動機構2aが動作し、開閉レバー2bを介して各ルーバ2cを開放し、ガラリ 2から機械室1の外部から空気を入れて換気扇3から機械室1の空気を出すよう にしており効果的な換気が行なわれる。
【0012】 ここで、換気扇3が稼働中に強い雨がルーバ2cの開放部から入り込んで、水 分検出装置5が雨水で濡れると、常開接点5a1は閉成するので、P−5a1− 8−Nの回路が形成されて、水分検出リレー8が付勢し、P−7a2−8b1− 2a−Nの回路が開放するので開閉駆動機構が釈放し、開閉レバー2bを介し各 ルーバ2cが閉じられる。
【0013】 このように、機械室1のガラリ2から入り込んだ雨によって制御盤9などの機 器が冠水する事故を防止できるとともに、雨が入り込んでも換気扇3は駆動して おり、機械室の換気は行なわれるので、制御盤9などの機器が熱による劣化の促 進という悪影響を受けにくくなる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、水分検出装置がガラリから機械室に入り込む雨水を検出して 開放阻止装置が作動してガラリを閉じるようにしたので、エレベータ機械室内の 機器が雨に濡れることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部構成を示すエレベータ
機械室の縦断面図である。
【図2】図1におけるガラリの正面図である。
【図3】図1における換気装置の制御装置の要部回路図
である。
【符号の説明】
2 ガラリ 2a 開閉駆動機構 2b 開閉レバー 2c ルーバ 3 換気扇 5 水分検出装置 6 制御装置 8 水分検出リレー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気扇と、外気取入用ガラリと、前記換
    気扇の運転停止装置に連動して前記ガラリを開閉する開
    閉機構を備えたエレベータ機械室の換気装置において、
    前記ガラリの機械室側に水分を検出すると信号を出力す
    る水分検出装置と、この水分検出装置の信号が出力され
    ている間、ガラリの開放を行なわない開放阻止装置とを
    備えたことを特徴とするエレベータ機械室の換気装置。
JP6532193U 1993-12-07 1993-12-07 エレベータ機械室の換気装置 Pending JPH0735467U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018095342A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 東芝エレベータ株式会社 エレベータおよび昇降路の排気方法
CN114789089A (zh) * 2022-03-11 2022-07-26 西尼机电(杭州)有限公司 一种具有空气消毒过滤功能的负压电梯轿厢

Cited By (3)

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JP2018095342A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 東芝エレベータ株式会社 エレベータおよび昇降路の排気方法
CN114789089A (zh) * 2022-03-11 2022-07-26 西尼机电(杭州)有限公司 一种具有空气消毒过滤功能的负压电梯轿厢
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