JPH0735361A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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Publication number
JPH0735361A
JPH0735361A JP18420693A JP18420693A JPH0735361A JP H0735361 A JPH0735361 A JP H0735361A JP 18420693 A JP18420693 A JP 18420693A JP 18420693 A JP18420693 A JP 18420693A JP H0735361 A JPH0735361 A JP H0735361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot
water
valve
hot water
stepping motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18420693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Jinba
幸弘 神馬
Masaharu Saikai
正治 西海
Takeshi Yoshida
猛 吉田
Tadahiko Oshio
忠彦 大塩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP18420693A priority Critical patent/JPH0735361A/ja
Publication of JPH0735361A publication Critical patent/JPH0735361A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ステッピングモータのイニシャル動作中に給湯
要求がされても湯水を吐出させないようにして、使用者
を不快にさせないようにすること。 【構成】ステッピングモータ22により回転駆動される
一本の弁軸25に湯用弁体23および水用弁体24を設
けてなる一軸式の湯水混合弁20と、湯水混合弁20の
吐出側に設けられる流量調整止水弁30と、湯水調節動
作を制御するコントローラ40とを備える給湯装置にお
いて、コントローラ40は、少なくとも電源投入に応答
してイニシャル動作を実行する。イニシャル動作時に
は、流量調整止水弁30を全閉として、ステッピングモ
ータ22で湯水混合弁20の弁軸25を基準ポジション
となる回転角度にまで駆動させてから、所定の湯水混合
割合となる待機ポジションにまで駆動させるようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器によって沸かさ
れた高温の湯と上水道からの水とを要求に応じた割合で
混合して給湯する給湯装置に係り、特に運転開始時の動
作を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給湯装置に用いる湯水混合弁とし
て、例えば一軸式と呼ばれるものが知られている。この
一軸式の湯水混合弁は、ステッピングモータにより回転
駆動される一本の弁軸に湯用弁体および水用弁体を設け
た構造であり、湯用弁体の弁座に対する開度を全閉にす
ると水用弁体の弁座に対する開度は全開に、また、逆に
湯用弁体の弁座に対する開度を全開にすると水用弁体の
弁座に対する開度は全閉になる。
【0003】この湯水混合弁では、弁軸の回転角度(ス
テッピングモータの回転角度)によって湯用弁体および
水用弁体の弁座に対する開度が対応付けられるようにな
っており、一般的に、動作開始の前準備として、いわゆ
るイニシャル動作を行うようになっている。このイニシ
ャル動作とは、弁軸を基準ポジションとなる回転角度
(湯全開、水全閉の状態またはその逆の状態)にリセッ
トしてから、湯水混合弁での中立位置つまり湯水混合割
合が湯:水=1:1となる待機ポジションにセットする
処理を言う。なお、イニシャル動作の途中でも使用者に
より端末栓(カラン)の開放または出湯スイッチの操作
により給湯要求がされた場合には、その時点での弁開度
に応じて湯水が吐出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、イニシャル
動作の途中に給湯要求がされた場合であって、イニシャ
ル動作中での給湯要求のタイミングが弁軸のリセット段
階であるときには、湯用弁体または水用弁体のいずれか
一方がほぼ全開となっているため、給湯器からの高温湯
または上水道からの水がそのまま湯水混合弁を通じて外
部へ吐出されることになり、使用者を不快にさせてしま
うことになる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、ステッ
ピングモータのイニシャル動作中に給湯要求がされても
湯水を吐出させないようにして、使用者を不快にさせな
いようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステッピング
モータにより回転駆動される一本の弁軸に湯用弁体およ
び水用弁体を設けてなる一軸式の湯水混合弁と、湯水混
合弁の吐出側に設けられる止水弁と、湯水調節動作を制
御する制御手段とを備える湯水混合装置において、前記
制御手段は、少なくとも電源投入に応答して、前記止水
弁を全閉として、前記ステッピングモータで湯水混合弁
の弁軸を基準ポジションとなる回転角度にまで駆動させ
てから、所定の湯水混合割合となる待機ポジションにま
で駆動させるものである。
【0007】
【作用】運転開始時に従来例で説明したイニシャル動作
を行うことにかわりないが、このイニシャル動作を行う
にあたって湯水混合弁の吐出側に設けられる止水弁を全
閉状態にさせるようにしているから、仮にイニシャル動
作の途中に給湯要求がされても、給湯器からの高温湯や
上水道からの水が湯水混合弁を通じて外部へ吐出されな
くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1に示す実施例に基
づいて説明する。図1は給湯装置の湯水混合部分の概略
構成図であり、図中、10は圧力バランサ、20は湯水
混合弁、30は流量調整止水弁、40はコントローラで
ある。
【0009】圧力バランサ10は、給湯器からの給湯圧
力と上水道からの給水圧力を均等化するものである。
【0010】湯水混合弁20は、圧力バランサ10から
与えられる湯・水を要求に応じた割合で混合するもの
で、一軸式と呼ばれるものである。詳しくは、湯水混合
弁20は、湯流路21a、水流路21b、混合湯流出路
21c、湯用弁座21dおよび水用弁座21eを有する
ケース21と、ケース21に取り付けられるステッピン
グモータ22と、ステッピングモータ22の出力軸に連
結され途中に湯用弁体23および水用弁体24を有する
弁軸25と、ステッピングモータ22の出力軸の回転動
力を弁軸25の軸方向推進力に変換する送りねじ部26
とを備えている。動作としては、ステッピングモータ2
2を駆動して弁軸25を例えば右側に移動させると、湯
用弁座21dに対する湯用弁体23の開度が増す一方で
水用弁座21eに対する水用弁体24の開度が減って出
湯温度が高くなり、逆に、弁軸25を左側に移動させる
と、湯用弁座21dに対する湯用弁体23の開度が減る
一方で水用弁座21eに対する水用弁体24の開度が増
して出湯温度が低くなる。
【0011】流量調整止水弁30は、湯水混合弁20か
らシャワーやカランなどの端末栓までの配管途中に接続
されるものであり、ステッピングモータ31により要求
に応じた開度に調整されるものである。
【0012】コントローラ40は、少なくとも、要求さ
れる出湯温度に基づいて湯水混合弁20の湯水混合比を
調整したり、電源投入時や出湯停止から再出湯までに所
定時間が経過した時など、湯水混合弁20のステッピン
グモータ22をイニシャル動作させたり、さらに要求に
応じて流量調整止水弁30の開度を調整したりする機能
を有する。
【0013】次に、動作を説明する。すなわち、図示し
ない電源スイッチにより電源が投入された場合または出
湯停止から再出湯までの中断時間が所定以上経過した場
合、まず、湯水混合弁20のステッピングモータ22を
イニシャル動作させる。すなわち、湯水混合弁20の吐
出側に設けられる流量調整止水弁30を全閉状態にさせ
てから、前述のステッピングモータ22で湯水混合弁2
0の弁軸25を基準ポジションとなる回転角度にまで駆
動させてから、所定の湯水混合割合となる待機ポジショ
ンにまで駆動させる。なお、コントローラ40は、実際
の給湯温度制御のために、現在位置を把握するべく弁軸
25の回転角度を内部メモリに動作毎に更新して記憶す
るようになっている。
【0014】前述の基準ポジションとは、湯水混合弁2
0の湯用弁座21dに対する湯用弁体23の開度を全
開、水用弁座21eに対する水用弁体24の開度を全閉
とする状態(またはその逆の状態)を言い、ステッピン
グモータ22の回転角度としては例えば湯全開、水全閉
の場合だと0度、水全開、湯全閉の場合だと315度に
設定される。また、待機ポジションとは、湯水混合弁2
0での中立位置つまり湯水混合割合が湯:水=1:1と
なる湯用弁体23および水用弁体24の開度を言う。
【0015】このように、湯水混合弁20のステッピン
グモータ22のイニシャル動作を行うにあたって湯水混
合弁20の吐出側に設けられる流量調整止水弁30を全
閉状態にさせるようにしているから、仮にイニシャル動
作の途中に給湯要求がされても、給湯器からの高温湯や
上水道からの水が湯水混合弁20を通じて外部へ吐出さ
れなくなる。
【0016】この後、使用者により要求出湯温度が設定
されると、コントローラ40は、周知の手法(例えば特
開平4−141709号公報参照)により、目標混合湯
温、現在混合湯温、入湯温、入水温に基づいてステッピ
ングモータ22による弁軸25の変動量Δθを演算し、
この演算結果に基づいてステッピングモータ22を駆動
制御する。このような給湯動作時には、前述のイニシャ
ル動作時に弁軸25を中立の待機ポジションに設定して
いるから、弁軸25を左右いずれの方向に動かすにして
も目標位置への到達速度が速くなるなど、応答性が向上
して目標出湯温度までの出湯特性が良好となる。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば湯水混合弁20は、一軸式構造であれば、上
記実施例で説明した構造以外のものであっても本発明を
適用できる。また、具体的に説明しないが、イニシャル
動作中に給湯要求された場合に、準備中であることを使
用者に報知するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の給湯装置によれ
ば、湯水混合弁のステッピングモータをイニシャル動作
する途中で給湯要求がされても、給湯器からの高温湯や
上水道からの水が湯水混合弁を通じて外部へ吐出されな
いようにしているから、使用者を不快にさせる心配が全
く無くなる。したがって、製品としての信頼性向上に貢
献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯装置の一実施例で、湯水混合部分
の概略構成図。
【符号の説明】
20 湯水混合弁 22 湯水混合弁用のステッピングモータ 23 湯用弁体 24 水用弁体 25 湯水混合弁の弁軸 30 流量調整止水弁 40 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塩 忠彦 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータにより回転駆動され
    る一本の弁軸に湯用弁体および水用弁体を設けてなる一
    軸式の湯水混合弁と、湯水混合弁の吐出側に設けられる
    止水弁と、湯水調節動作を制御する制御手段とを備える
    給湯装置であって、 前記制御手段は、少なくとも電源投入に応答して、前記
    止水弁を全閉として、前記ステッピングモータで湯水混
    合弁の弁軸を基準ポジションとなる回転角度にまで駆動
    させてから、所定の湯水混合割合となる待機ポジション
    にまで駆動させるものである、ことを特徴とする給湯装
    置。
JP18420693A 1993-07-26 1993-07-26 給湯装置 Pending JPH0735361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18420693A JPH0735361A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18420693A JPH0735361A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 給湯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0735361A true JPH0735361A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16149220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18420693A Pending JPH0735361A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 給湯装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0735361A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084827A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toto Ltd 湯水混合装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084827A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toto Ltd 湯水混合装置

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