JPH073535B2 - 分割羽根シヤツタの羽根支持装置 - Google Patents

分割羽根シヤツタの羽根支持装置

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JPH073535B2
JPH073535B2 JP61213000A JP21300086A JPH073535B2 JP H073535 B2 JPH073535 B2 JP H073535B2 JP 61213000 A JP61213000 A JP 61213000A JP 21300086 A JP21300086 A JP 21300086A JP H073535 B2 JPH073535 B2 JP H073535B2
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JP
Japan
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blade
arm
blades
shutter
arms
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忠 中川
一郎 根本
耕 青崎
充史 三澤
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数個に分割された羽根群からなる分割羽根
シヤツタの支持装置に関し、より詳しくは、平行リンク
機構を構成する複数のアームにシヤツタ羽根を枢支し、
それらのシヤツタ羽根を相互に密着させる装置に関す
る。
〔従来技術〕
複数化に分割した羽根群を、基板の一側に枢支した2本
のアームに先端から順次枢着支持し、それらの羽根のう
ち少なくとも一枚を1個所以上曲げ加工を施して、相互
を密着させたフオーカルプレーンシヤツタは、特開昭55
−9507号公報においてすでに提案されている。
斯るシヤツタは、羽根に直接曲げ加工を施して強制的に
密着させるものであるから、最近の超高速度シヤツタに
適用するには、速度の限界がある。
すなわち、曲げ加工を施された羽根は先端部へ行くにつ
れて密着度合を増し、遮光性は向上するが、密着方向に
力が加えられるため、走行の初期において制動力が作用
し、必要以上に起動トルクを要し、高速で作動するため
の弊害となる。
さらに羽根の曲げ加工が安定しない上に各羽根の表面状
態差があるため摩擦係数に差を生じ、量産上個々のシヤ
ツタ毎に不安定要素を内在する。
〔目的〕
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであつ
て、その目的とするところは、平行リンク機構を構成す
るアームに枢支される各羽根を平坦なまゝで枢着して、
羽根を相互に密着させた装置を提供することにある。
〔目的達成のための手段〕
すなわち本発明は斯る目的を達成するべく、光線通過窓
を被う複数個に分割されたスリツト形成羽根と被い羽根
とからなる羽根群と、平行リンク機構を構成し前記スリ
ツト形成羽根を最先部に枢支し前記被い羽根を基幹部側
へ順次枢支して作動せしめるため前記光線通過窓の一側
で基幹部を支持されて作動する少なくとも2本のアーム
とを備え、前記アームに対して前記基幹部へ近づくにつ
れて各羽根を前記アームから順次遠ざけて枢支した分割
羽根シヤツタの羽根支持装置としたものである。
〔実施例〕
そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。
第1図は、本考案の実施例を示すもので、図中符号1は
光線通過窓2を有する基板で、その一側に問隔を置いて
縦方向に植設した2本の軸3a,4aには、第1,第2の主ア
ーム3,4の基端が回動可能に枢支されている。これら第
1,第2の主アーム3,4は、スリツト形成羽根6を光線通
過窓2に沿つて水平に上下動させるべく保持するもの
で、基板1上の軸3a,3aと同一間隔をもつて植設したス
リツト形成羽根6上の軸6a,6bにその先端を結合するこ
とにより、基板1とこれら主アーム3,4及びスリツト羽
根6によつて平行リンク機構を構成し、さらに、これら
主アーム3,4によつてスリツト羽根6に続く第1の後続
被い羽根7の一側をそこに植設された軸7a,7bを介して
支持している。
他方、図中符号5は第1主アーム3の上方に設けた基板
1上の軸5aに枢支されてこれらと平行に揺動する補助ア
ームで、この補助アーム5と最下方に位置する第2の主
アーム4によつて、基板1上の第2の主アーム軸4bと第
3のアーム軸5a間に相当する大きな間隔を置いて植設さ
れた第2,第3の後続被い羽根8,9上の軸8a,8b,9a,9bを支
持することにより、これら第2,第3の後続被い羽根8,9
に安定した移動を行なわせるように構成している。な
お、図中符号4cは、図示しない駆動ピンと係合する第2
主アーム4上の作動孔を示している。
上述した実施例において、いま作動孔4cを介して図示し
ない駆動ピンに駆動された第2主アーム4が軸4aを支点
として回動すると、平行リンク機構を構成する第1の主
アーム3とその上方に位置する補助アーム5もこれとと
もに平行に揺動して、保持したスリツト羽根6及びこれ
に続く後続被い羽根7,8,9を水平に保持した状態で光線
通過窓2に沿つて移動させる。
上記羽根群が移動を開始した後、図示しない公知の方法
により露出時間が経過すると、上記羽根群とは別設の羽
根群(図を簡略化するため省略したが、同様の構成で基
板に枢支されている)が同様に光線通過窓2を順次被つ
て露出を終了する。
第2図は、アーム及び羽根支持部の要部側面図であり、
アーム4に枢支される各羽根及びアーム4の側面形状を
示している。図において、アーム4の先端部から順次羽
根6,7,8,9が枢支されているが、基幹部に近づくにつれ
て羽根の枚数が増すために各羽根の板厚相当の厚みのた
め順次各羽根に高さの異る突起を設けている。
すなわち羽根6は突起6cをアーム4に接してピン6bで結
合されているが、羽根7,8,9はそれぞれ順次高さの増加
する突起7c,8c,9cによりアーム4に結合されているの
で、羽根6,7,8,9はいずれもアーム4と平行に結合さ
れ、平坦なまゝで密着を維持している。
なお、アーム3、補助アーム5に枢支される各羽根につ
いても同様に順次高さの増加する突起によりアームに結
合されている。
上記実施例は羽根相互間の干渉が少なくなるように補助
アーム5を用いたものであり、各羽根に多少のソリが生
じた場合でも干渉を生じることが少なく、効率の良い作
動が保証されるが、全ての羽根を2本のアームに支持し
た場合においても本発明の効果が得られることは容易に
理解できる。
第3図は、アーム4に突起を設け基幹部側へ近づくにつ
れて順次高さを増加した実施例である。
第4図は、アーム4が平坦なまゝで各羽根も同一の高さ
であるが順次高さの異るスペーサーを結合部に設けた実
施例である。
第5図は、第4図の実施例においてスペーサーを削除し
たものである。
以上いずれの実施例においても、必ずしも段差を順次変
える必要はなく、相隣りあう段差をほぼ同一にした場合
でも本発明の範囲内で、同一の効果が得られる。
〔効果〕
以上の説明から明らかなように、アームと各羽根との接
合部をアームの基幹部側に近づくにつれて順次高さの異
なる段部を設けたので、各羽根を平坦なまゝで使用する
ことができ、各羽根は単独の平面内を干渉することな
く、また摩擦を生じることなく作動することになり、こ
の種のシヤツタの高速度化が可能となり、シヤツタ個々
の差が無いため、量産性に富むシヤツタ生産が可能であ
り、極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の要部側面図、第3図,第4図,第5図はそれぞれ他
の実施例の要部側面図である。 1……基板 2……光線通過窓 3,4……アーム 5……補助アーム 6,7,8,9……羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三澤 充史 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 セイコ ー光機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−168736(JP,U) 実開 昭61−206937(JP,U) 特公 昭54−19175(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光線通過窓を被う複数個に分割されたスリ
    ツト形成羽根と被い羽根とからなる羽根群と、平行リン
    ク機構を構成し前記スリツト形成羽根を最先部に枢支し
    前記被い羽根を基幹部側へ順次枢支して作動せしめるた
    めに前記光線通過窓の一側で基幹部を支持されて作動す
    る少なくとも2本のアームとを備え、前記アームに対し
    て前記基幹部へ近づくにつれて各羽根を前記アームから
    順次遠ざけて枢支した分割羽根シヤツタの羽根支持装
    置。
JP61213000A 1986-09-10 1986-09-10 分割羽根シヤツタの羽根支持装置 Expired - Fee Related JPH073535B2 (ja)

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JPS6368827A JPS6368827A (ja) 1988-03-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53118024A (en) * 1977-03-24 1978-10-16 Copal Co Ltd Focal plane shutter
JPS56110422U (ja) * 1980-01-23 1981-08-26
JPS5724925A (en) * 1980-07-23 1982-02-09 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Optical shielding blade in camera and lens
JPS58174927A (ja) * 1981-12-07 1983-10-14 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 光制御装置用遮光羽根及び該遮光羽根を使用した光制御装置

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JPS6368827A (ja) 1988-03-28

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