JPH0735288A - 管路補修装置 - Google Patents

管路補修装置

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JPH0735288A
JPH0735288A JP5156530A JP15653093A JPH0735288A JP H0735288 A JPH0735288 A JP H0735288A JP 5156530 A JP5156530 A JP 5156530A JP 15653093 A JP15653093 A JP 15653093A JP H0735288 A JPH0735288 A JP H0735288A
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JP
Japan
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air
expansion chamber
pipeline
repair
repair device
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JP5156530A
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English (en)
Inventor
Hisao Mitani
久夫 三谷
Kazuya Isono
一弥 磯野
Kenji Hasegawa
健司 長谷川
Hiroaki Shinohara
廣明 篠原
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Asahi Tec Corp
Kansei Co
Original Assignee
Asahi Tec Corp
Kansei Co
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/18Appliances for use in repairing pipes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 管路補修装置の膨張室内に加熱された圧縮空
気を供給して、補修材に押圧力を付与するとともに合成
樹脂が硬化するための温度条件を整備するものであっ
て、押圧力と温度条件を個別に調整することができ、か
つその調整が容易にできるようにして、管路の良好な補
修構造を容易に実現する。 【構成】 この種の管路補修装置1において、管路補修
装置1とともに管路31内に配置される空気加熱器12
を設け、膨張室Rを空気圧縮機14の吐出口から延びる
給気ホース15に空気加熱器12を介して接続し、その
膨張室Rに供給された圧縮空気を大気中に放出する排気
口25aを設け、空気圧縮機14の吐出口から膨張室R
を経て排気口25aに至る給気ホース15に可変絞り2
1aを配置し、空気加熱器12の発生熱量を調整する電
力調整装置16の電力調整用つまみと可変絞り21aの
開度を調整する手動操作ハンドルとを地上Gに設置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、排水管等の管路にそ
の内面側から未硬化の合成樹脂を含浸した補修材を押圧
保持させて行なう補修方法において、前記補修材の押圧
保持に用いる管路補修装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】排水管等の管路を内面側から補修する場
合、管路の径方向外向きに膨張可能とした膨張室を備え
た補修装置を用い、その膨張室の外側に未硬化の合成樹
脂を含浸した補修材を装着し、前記補修装置の膨張部内
に圧縮空気を供給して膨張させ、前記補修材を管路の内
面側に押圧した状態に保持して前記合成樹脂を硬化させ
るものがある。
【0003】このような管路補修方法において、前記膨
張室内に供給された圧縮空気による内圧は、前記補修材
を管路の内面側に押しつける押圧力として機能するもの
である。
【0004】一方、前記補修材に含浸された未硬化の合
成樹脂を健全な状態に硬化させるためには、前記補修材
を所定の温度条件下において一定の時間でその硬化を行
なわせることが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この種の補
修装置を用いて行なう,管路補修方法においては、前記
圧縮空気を所要の温度に加熱し、加熱された圧縮空気を
前記膨張室内に供給して、外側に装着された補修材に対
して管路の内面側への所要の押圧力を与えるとともに、
その補修材に伝熱することにより含浸された合成樹脂の
健全な硬化のための温度条件の整備とを行なうことが考
えられる。
【0006】しかし、このような考えに基づき、膨張室
に加熱された圧縮空気を供給することによって前記押圧
力と温度条件とを整備することとした場合、前記押圧力
または温度条件のいずれか一方を調整すると、他方がこ
れに連れて付随して変化するのでその調整が難しく、補
修材が管路の内面側に密着し,かつ健全に硬化した合成
樹脂を備えた良好な補修構造を実現することが容易でな
い。
【0007】この発明は、このような事情に基づいてな
されたもので、前記補修装置の膨張室内に加熱された圧
縮空気を供給して、その加熱された圧縮空気により補修
材に押圧力を付与するとともに合成樹脂が硬化するため
の温度条件を整備するものでありながら、これらの押圧
力や温度条件を個別に調整することができ、かつその調
整が容易にできるようにして、管路の良好な補修構造を
容易に実現することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、管路の径方向外向きに膨張
可能とした膨張室を備え、この膨張室の外側に加熱によ
り硬化が促進される未硬化の合成樹脂を含浸した補修材
を装着して、管路内の補修部位に配置する管路補修装置
において、前記管路補修装置とともに管路内に配置され
る空気加熱器を設け、前記膨張室を空気圧縮機の吐出口
から延びる空気通路に前記空気加熱器を介して接続する
とともに、前記膨張室に供給された圧縮空気を大気中に
放出する排気口を設け、前記空気圧縮機の吐出口から前
記膨張室を経て前記排気口に至る空気通路にこれを流れ
る圧縮空気の流量を調整する流量制御弁を配置し、前記
空気加熱器の発生熱量を調整する熱量調整手段と前記流
量制御弁の開度を調整する開度調整手段とを管路の外部
に設置してあることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、管路補修装置の
膨張室に供給する圧縮空気量は前記流量制御弁の開度調
整手段により調整することができ、これによって膨張室
の内圧は適宜調整することができる。
【0010】そして、この開度調整手段の調整に伴っ
て、圧縮空気の温度が変化するが、この圧縮空気の温度
は前記空気加熱器の熱量調整手段により調整することが
できるので、前記開度調整手段の調整に伴う圧縮空気の
温度変化を解消することができる。
【0011】そのため、この管路補修装置においては、
膨張室の内圧による押圧力と圧縮空気温度とを適宜個別
に調整することができる。
【0012】そして、前記開度調整手段と熱量調整手段
とが、管路の外部に設置してあるので、作業員は必要に
応じてこれらを頻繁に操作することが容易であり、補修
すべき管路の状況に応じてこれらを適宜操作することに
より前記押圧力と温度条件とを調整し、良好な補修構造
を容易に実現することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す実施例によりこの発明を説
明するが、まず図2により補修装置の具体的構成を説明
する。
【0014】この実施例の補修装置1は、その全体形状
が概ね円筒状であって、本体2は、多数の透孔2aが形
成された鋼板(いわゆるパンチメタル)を円筒状に形成
したものである。
【0015】そして、前記本体2の内側には、本体2の
両端部に設置されたエンドプレート4の間に渡って同心
状に内筒5が設置され、前記本体2との間に筒状の空室
6が形成されており、この内筒5の内周側は管路内を流
れる排水等の液体流路7とされている。
【0016】また、前記本体2の外周側には、ゴム等の
シート状の可撓材料を概ね円筒状に形成した可撓膜8が
装着され、この可撓膜8の両端部が前記本体2の端部に
それぞれ止めリングで気密に取り付けられている。
【0017】この可撓膜8の内側には円筒状の膨張室R
が気密に形成され,その膨張室Rの外側の前記可撓膜8
の表面は後述する補修材33を装着するための膨張部B
とされている。
【0018】なお、この実施例において、前記空室6は
膨張室Rとの間を前記の多数の透孔2aを介して互いに
連通しているので、空間的に膨張室Rの一部として機能
する。
【0019】そして、前記空室6内において、一方のエ
ンドプレート4上には流入ポート4aが形成されてお
り、この流入ポート4aには空気加熱器12が設置され
ている。
【0020】この実施例で用いられる空気加熱器12
は、いわゆる瞬間温風加熱器であって、所要量の空気を
供給しつつその内蔵する電気ヒータに所要の電圧を印加
することによって、その空気加熱器12内で瞬時に熱風
を生成するものである。
【0021】また、前記流入ポート4aには空気圧縮機
14の吐出口から延びる給気ホース15(この発明でい
う空気通路に該当する)が接続され前記空気加熱器12
内に圧縮空気を供給するようになっており、同時に前記
空気加熱器12に内蔵された電気ヒータには電力調整装
置16(この発明の熱量調整手段に該当する)を介して
発電機等の電源装置17が接続されて所要の電源を供給
するようになっている。
【0022】前記空気加熱器12で生成された熱風は、
空室6内に下向きに吹き出され本体2の透孔2aを経て
膨張室Rに達し、膨張室Rの内圧を高めて可撓膜8を管
路31の半径方向外向きに膨出するので、膨張部Bの表
面側に装着された補修材33を管路31の内面側に押し
付ける押圧力として作用する。
【0023】また同時に、空気加熱器12から膨張室R
内に吹き出された熱風は、前記可撓膜8を通じて膨張部
Bの表面側に装着された補修材33を加熱し、補修材3
3の温度条件を調整する。
【0024】このような補修装置1の膨張室Rの前記流
入ポート4aに接続された前記給気ホース15は、大気
中から空気を吸い込んで所要の圧力の圧縮空気とする空
気圧縮機14の吐出口から可変絞り弁21a(この発明
でいう流量制御弁に該当する)および第1の圧力計22
を経由して延在されたものである。
【0025】そして、膨張室Rの上部に開口する流出ポ
ート23には、排気ホース24(この発明でいう空気通
路に該当する)が接続され、これを介して膨張室R内の
圧縮空気が装置外に導かれ、固定絞り21bを経てサブ
タンク25の排気口25aから大気中に排出されるよう
になっている。
【0026】すなわち、前記膨張室Rは、前記空気圧縮
機14から排気口25aに至る圧縮空気の流れの途中に
配置されている(図1参照)。
【0027】なお、この実施例において、前記可変絞り
弁21aは、それ自体に開度調整手段としての,手動操
作ハンドルが設置されており、これらの手動操作ハンド
ルを作業員が手動で操作することによって、その絞りの
開度が調整され、その流量が無段階に調整可能となって
いる。
【0028】また、図中26は空室6内の空気圧を測定
する第2の圧力計、27はサーミスタ等の温度センサで
あって膨張室Rから排出され排気ホース24中を流通す
る空気温度を計測し,地上Gに設置された表示器28に
その温度を表示するものである。
【0029】このように構成された補修装置1を用いて
の排水管等の管路31の補修作業は次のように行なわれ
る。
【0030】図3において、31は管路、32はマンホ
ールを示し、管路31にはひび割れ31aが存在してい
る。
【0031】まず、地上Gで前記補修装置1の膨張室R
が収縮状態のまま、その膨張部Bとなる可撓膜8の外周
面に、次のような補修材33を装着する。
【0032】すなわち、補修材33は、シート状または
筒状に形成されたガラス繊維やプラスチック繊維製基材
に、加熱により硬化が促進される合成樹脂として、未硬
化のエポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂等を含浸さ
せたものである。
【0033】この後、補修材33を装着した補修装置1
を管路31の内部のひび割れ31aに臨む位置に配置す
る。
【0034】この補修装置1の配置作業は、前記ひび割
れ31aの存在する管路31の両側に設置されているマ
ンホール32で位置決めロープ34を両側から引き合う
ことにより行なわれる。
【0035】補修装置1が所要の位置に配置された状態
においては、補修装置1とこれに設置された空気加熱器
12とが管路31内に配置されるが、前記空気加熱器1
2の発生熱量を調整する熱量調整手段としての電力調整
装置16や可変絞り弁21a等のその他の構成機器は、
図1,図2中にGで示すように、管路外の地上Gに配置
され、前記管路31やマンホール32の内部には配置さ
れない。
【0036】そして、可変絞り弁21aは、前記のよう
に手動操作ハンドルを有するものであるので、作業員は
地上Gにおいて手動で可変絞り弁21aの調整操作を行
なうことができ、第1の圧力計22等の表示をも地上G
で確認することができる。
【0037】なお、前記可変絞り弁自体を管路31内や
マンホール32内に配置して、その可変絞り弁を遠隔操
作式に構成して、地上でその調整操作が可能となるよう
にしてもよい。
【0038】その後、前記空気圧縮機14を作動させ、
補修装置1の膨張室R内に圧縮空気を供給する。
【0039】圧縮空気の供給にともなって、補修装置1
は管路31の半径方向に膨張し、前記補修材33は管路
31の内周面側に押圧状態となって、前記ひび割れ31
aの内側にも補修材33が密着した状態となる。
【0040】同時に、この実施例では、前記圧縮空気が
加熱された状態であるため、可撓膜8を介して補修材3
3が加熱され、合成樹脂の硬化に適切な温度条件を整え
る。
【0041】この場合、作業員は、地上Gにおいて、第
1,第2の圧力計22,26や表示器28の指示を読み
とりながら、前記可変絞り弁21aの手動操作ハンドル
および前記電力調整装置16の電力調整用つまみを適宜
操作し調整することにより、前記空気圧縮機14から供
給される圧縮空気による膨張室R内の内圧や温度を所望
の状態に調整する。
【0042】すなわち、前記可変絞り弁21aおよび電
力調整装置16による調整操作は次のようである。
【0043】まず、圧縮空気の温度を昇降させる場合、
前記電力調整装置16を適宜操作することによって、前
記電源17から空気加熱器12に供給する電力量を増減
し電気加熱器12自体の発生熱量を増減すればよい。電
力調整装置16によって電気加熱器12自体の発生熱量
の調整を行なう場合には、前記圧縮空気の流量を変化さ
せずに圧縮空気の温度のみを昇降させることができる。
【0044】また、押圧力を増減する場合、前記可変絞
り弁21aの開度を増減して膨張室Rに供給される圧縮
空気の流量を調整すると、膨張室Rの下流側の排気ホー
ス24に固定絞り21bが設置されているので、膨張室
Rの内圧は供給される圧縮空気量の増減に応じて昇降す
る。なお、固定絞り21bとしては格別の固定絞りを設
置せず排気ホース24自体の通路断面積等による固定絞
りであってもよい。
【0045】このように、押圧力を増減する場合、前記
可変絞り弁21aを調整して膨張室Rに供給される圧縮
空気の流量が変化するが、この圧縮空気の流量の変動は
空気加熱器12に供給される圧縮空気量の変動をも伴う
ので、その結果圧縮空気温度が併せて変動することとな
る。
【0046】すなわち、押圧力を増加する場合に、圧縮
空気の流量が増加すると圧縮空気温度は低下し、逆に押
圧力を減少する場合には圧縮空気温度は上昇することと
なる。
【0047】このような押圧力の増減に伴う圧縮空気温
度の変動が合成樹脂の硬化についての許容範囲内である
場合にはそのままでもよいが、許容範囲を越えて変動す
る場合、加熱によりかえって合成樹脂が十分な強度を発
揮し得ない等の不都合を生じるおそれがある。
【0048】しかし、この実施例においては、前記のよ
うに電力調整装置16が設置され、これを作業員が地上
Gで適宜操作できるようにされており、この電力調整装
置16の操作により前記空気加熱器12自体の発生熱量
を調整することにより、その圧縮空気の温度の変動を回
避することができ、そのような不都合のおそれを防止す
ることができる。
【0049】このようにして膨張室Rの内圧と圧縮空気
温度とを所要の条件に合致させた状態を、所要の時間だ
け維持させれば、前記補修材33の合成樹脂は硬化す
る。
【0050】その場合、その合成樹脂は従来より健全に
硬化され、均質で所要の強度の発現された合成樹脂を有
し、高い剛性で筒状の補修構造が管路31の内面上に密
着して形成され、管路31のひび割れ31aはこれによ
り補修される。
【0051】補修材33の硬化が完了すると、空気加熱
器12内の電気ヒータへの通電や空気の供給を停止し,
補修装置1の膨張室R内の空気の排出を行なう。
【0052】これによって、所定の圧力で膨張状態にあ
った補修装置1の可撓膜8は収縮し、位置決めロープ3
4を引くことによって補修装置1を管路31内からマン
ホール32中に引出し補修作業を終了することができ
る。
【0053】次に、図4に示す変形例について説明す
る。
【0054】この変形例は、空気加熱器12が補修装置
1とは別体として地上Gに設置され、また可変絞り21
aが膨張室Rの下流側に設置され,固定絞り21bが空
気圧縮機14の吐出口と空気加熱器12との間に設置さ
れている点が前記実施例と相違し、その他の点は前記実
施例と同様である。このような変形例においても、前記
実施例と概ね同様に機能することができる。
【0055】そして、この場合には、管路31内に配置
された補修装置1の膨張室Rへの圧縮空気の供給が加熱
された熱風の状態で行なわれ、給気ホース15の長さが
長いので断熱材等を用いて熱損失を軽減することが好ま
しい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、管路補修装置の膨張室に供給する圧縮空気
量は前記流量制御弁の開度調整手段により調整すること
ができ、これによって膨張室の内圧を適宜調整すること
ができる。
【0057】そして、この開度調整手段の調整に伴っ
て、圧縮空気の温度が変化するが、この圧縮空気の温度
は前記空気加熱器の発生熱量を調整する熱量調整手段に
より調整することができるので、前記開度調整手段の調
整に伴う圧縮空気の温度変化を解消することができる。
【0058】そのため、この管路補修装置においては、
膨張室の内圧による押圧力と圧縮空気温度とを適宜個別
に調整することができる。
【0059】そして、前記開度調整手段と発生熱量を調
整する熱量調整手段とが、管路の外部に設置してあるの
で、作業員は必要に応じてこれらを頻繁に操作すること
が容易であり、補修すべき管路の状況に応じてこれらを
適宜操作することにより前記押圧力と温度条件とを調整
して良好な補修構造を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の管路補修装置における空気流路の全体
概略図である。
【図2】管路補修装置の構成説明図である。
【図3】実施例の管路補修装置を用いた補修作業の状況
説明図である。
【図4】変形例の管路補修装置における空気流路の全体
概略図である。
【符号の説明】
G 地上 R 膨張室 1 補修装置 12 空気加熱器 14 空気圧縮機 15 給気ホース(空気通路) 16 電力調整装置(熱量調整手段) 21a 可変絞り(流量制御弁) 24 排気ホース(空気通路) 25a 排気口 31 管路 33 補修材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 廣明 大阪府吹田市千里山竹園1−18−7

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路の径方向外向きに膨張可能とした膨
    張室を備え、この膨張室の外側に加熱により硬化が促進
    される未硬化の合成樹脂を含浸した補修材を装着して、
    管路内の補修部位に配置する管路補修装置において、 前記管路補修装置とともに管路内に配置される空気加熱
    器を設け、前記膨張室を空気圧縮機の吐出口から延びる
    空気通路に前記空気加熱器を介して接続するとともに、
    前記膨張室に供給された圧縮空気を大気中に放出する排
    気口を設け、 前記空気圧縮機の吐出口から前記膨張室を経て前記排気
    口に至る空気通路にこれを流れる圧縮空気の流量を調整
    する流量制御弁を配置し、前記空気加熱器の発生熱量を
    調整する熱量調整手段と前記流量制御弁の開度を調整す
    る開度調整手段とを管路の外部に設置してあることを特
    徴とする管路補修装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の管路補修装置において、
    前記流量制御弁を前記空気通路における空気圧縮機の吐
    出口と空気加熱器との間の位置に配置したことを特徴と
    する管路補修装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の管路補修装置において、
    前記流量制御弁を前記空気通路における膨張室と排気口
    との間の位置に配置したことを特徴とする管路補修装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載された
    管路補修装置において、前記空気加熱器は電気ヒータを
    用いたものとし、前記熱量調整手段を電力調整装置とし
    たことを特徴とする管路補修装置。
JP5156530A 1993-06-28 1993-06-28 管路補修装置 Pending JPH0735288A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036302A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Fujikura Ltd 管の補修方法
CN105402550A (zh) * 2015-11-26 2016-03-16 上海管清环境技术有限公司 一种城市排水管道局部修复装置及其修复方法

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JP2013036302A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Fujikura Ltd 管の補修方法
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