JPH0735036A - 循環冷水装置 - Google Patents
循環冷水装置Info
- Publication number
- JPH0735036A JPH0735036A JP17960493A JP17960493A JPH0735036A JP H0735036 A JPH0735036 A JP H0735036A JP 17960493 A JP17960493 A JP 17960493A JP 17960493 A JP17960493 A JP 17960493A JP H0735036 A JPH0735036 A JP H0735036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pump
- float valve
- water tank
- branch pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Float Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、呼び水操作の自動化を低コス
トで実現できる循環冷水装置を提供するにある。 【構成】冷凍機により水槽内の水を冷却し、水槽の水面
下に配置した循環ポンプによってこの水を熱源に送り、
熱源を冷却後再び水槽に戻す閉サイクルの装置におい
て、循環ポンプの出口の配管を分岐しフロート弁を介し
て、循環ポンプより高所の水槽内に開口した配管を設け
た循環冷水装置。
トで実現できる循環冷水装置を提供するにある。 【構成】冷凍機により水槽内の水を冷却し、水槽の水面
下に配置した循環ポンプによってこの水を熱源に送り、
熱源を冷却後再び水槽に戻す閉サイクルの装置におい
て、循環ポンプの出口の配管を分岐しフロート弁を介し
て、循環ポンプより高所の水槽内に開口した配管を設け
た循環冷水装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は循環冷水装置に係り、特
に高度な分析機器の冷却に好適な循環冷水装置に関す
る。
に高度な分析機器の冷却に好適な循環冷水装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、呼び水タンクを設け、始
動前に一定量の呼び水を注入するとか、あるいは呼び水
ポンプを手動操作して始動するといった呼び水操作を不
要とするため、循環ポンプの出口の配管を分岐し、給水
時には開き循環ポンプ運転時には閉じるように結線した
電磁弁を介して循環ポンプより高所の水槽内に開口した
配管を設けていた。
動前に一定量の呼び水を注入するとか、あるいは呼び水
ポンプを手動操作して始動するといった呼び水操作を不
要とするため、循環ポンプの出口の配管を分岐し、給水
時には開き循環ポンプ運転時には閉じるように結線した
電磁弁を介して循環ポンプより高所の水槽内に開口した
配管を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子顕微鏡等の真空装
置は、油回転ポンプと油拡散ポンプの組合せによって必
要な真空状態を得ているものがある。この油拡散ポンプ
は電気ヒーターで作動油を気化させ更にポンプの冷却管
に冷水を流して油蒸気を凝縮させる原理となっている。
置は、油回転ポンプと油拡散ポンプの組合せによって必
要な真空状態を得ているものがある。この油拡散ポンプ
は電気ヒーターで作動油を気化させ更にポンプの冷却管
に冷水を流して油蒸気を凝縮させる原理となっている。
【0004】ここに使用する冷却水には水道水による場
合と、冷凍機を用いた循環冷水装置による場合がある。
合と、冷凍機を用いた循環冷水装置による場合がある。
【0005】循環冷水装置を使用する場合、水槽内の冷
水を交換する際ポンプ内に空気が残るため、再起動時に
は、この空気を逃がしてポンプ内に水を満たす操作、す
なわち呼び水操作が必要条件となっていた。
水を交換する際ポンプ内に空気が残るため、再起動時に
は、この空気を逃がしてポンプ内に水を満たす操作、す
なわち呼び水操作が必要条件となっていた。
【0006】従来この呼び水操作を自動化するため、前
述のような電磁弁を用いた方法がとられていた。
述のような電磁弁を用いた方法がとられていた。
【0007】しかし、この方法では、電磁弁,電磁弁用
電源,開閉制御回路などが必要となりコストアップとな
る。
電源,開閉制御回路などが必要となりコストアップとな
る。
【0008】本発明の目的は、上記呼び水操作の自動化
を低コストで実現できる循環冷水装置を提供するにあ
る。
を低コストで実現できる循環冷水装置を提供するにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、前記電磁弁
をフロート弁に置き換えることにより達成される。電磁
弁をフロート弁に置き換えることによって、電源,制御
用回路,その他配線類が不要となり、低コストでの呼び
水操作の自動化ができる。
をフロート弁に置き換えることにより達成される。電磁
弁をフロート弁に置き換えることによって、電源,制御
用回路,その他配線類が不要となり、低コストでの呼び
水操作の自動化ができる。
【0010】
【作用】呼び水操作を自動化するためには、冷水交換の
際にできる循環ポンプ内の空気溜りができないようにす
ればよい。このためには水槽満水時の水面下に循環ポン
プを配置し、ポンプ吐出口の配管を分岐し分岐管を水槽
内のポンプより高位置に開口する。
際にできる循環ポンプ内の空気溜りができないようにす
ればよい。このためには水槽満水時の水面下に循環ポン
プを配置し、ポンプ吐出口の配管を分岐し分岐管を水槽
内のポンプより高位置に開口する。
【0011】以上により、給水時には分岐管の開口部が
解放されているため、水槽へ給水すればポンプ内の空気
を排出してポンプ内も水槽と同水位になる。しかしこの
ままでは循環ポンプ運転時に分岐管へも水が流れ込み圧
力損失,流量損失となるので分岐管の途中にフロート弁
を設け、満水時には閉じるように構成する。
解放されているため、水槽へ給水すればポンプ内の空気
を排出してポンプ内も水槽と同水位になる。しかしこの
ままでは循環ポンプ運転時に分岐管へも水が流れ込み圧
力損失,流量損失となるので分岐管の途中にフロート弁
を設け、満水時には閉じるように構成する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。
する。
【0013】図1は本発明の一実施例の構成を示すもの
で、圧縮機1の吐出口は凝縮器2,キャピラリーチュー
ブ3,蒸発器4,圧縮機1の吸込口へと接続され冷凍サ
イクルを構成している。また、冷凍サイクルの蒸発器4
は水槽7の底部に設置し、凝縮器2は送風器5にて空冷
し、圧縮機1はサーモスタット6の感温部が水槽7の温
度を検出してコントロールする。
で、圧縮機1の吐出口は凝縮器2,キャピラリーチュー
ブ3,蒸発器4,圧縮機1の吸込口へと接続され冷凍サ
イクルを構成している。また、冷凍サイクルの蒸発器4
は水槽7の底部に設置し、凝縮器2は送風器5にて空冷
し、圧縮機1はサーモスタット6の感温部が水槽7の温
度を検出してコントロールする。
【0014】水槽7の側面には循環ポンプ8の吸込口へ
通ずる配管があり、循環ポンプ8の吐出口は送水管9へ
接続され、その途中は分岐し分岐管10,フロート弁1
1を経由して分岐管開口部12へと通じ、循環ポンプ8
の設置位置より高所の水槽7内に開口している。更に送
水管9は図示しない対象物を冷却後戻り水管13を経由
して水槽7へ開口している。
通ずる配管があり、循環ポンプ8の吐出口は送水管9へ
接続され、その途中は分岐し分岐管10,フロート弁1
1を経由して分岐管開口部12へと通じ、循環ポンプ8
の設置位置より高所の水槽7内に開口している。更に送
水管9は図示しない対象物を冷却後戻り水管13を経由
して水槽7へ開口している。
【0015】上記のフロート弁11は水槽水位低下時に
は開放し、満水時には閉止する。
は開放し、満水時には閉止する。
【0016】以上の構成において、水槽7の水を交換す
る場合は、冷凍サイクル及び循環ポンプ8は停止し、フ
ロート弁11は閉止している。この状態で水槽7を排水
すると水位低下に伴いフロート弁は開放し、循環ポンプ
8内も排水され空気に置換される。
る場合は、冷凍サイクル及び循環ポンプ8は停止し、フ
ロート弁11は閉止している。この状態で水槽7を排水
すると水位低下に伴いフロート弁は開放し、循環ポンプ
8内も排水され空気に置換される。
【0017】次に、水槽7に給水すると、分岐管開口部
12が開口しているので水位の上昇した分ポンプ内の空
気は送水管9,分岐管10,フロート弁11,分岐管開
口部12を経由して逃げていき、循環ポンプ8内は水で
満たされる。更に水位を増していくとフロート弁は閉止
する。
12が開口しているので水位の上昇した分ポンプ内の空
気は送水管9,分岐管10,フロート弁11,分岐管開
口部12を経由して逃げていき、循環ポンプ8内は水で
満たされる。更に水位を増していくとフロート弁は閉止
する。
【0018】以上のように、特別の呼び水操作をせず
に、給水時にポンプ内は水で満たされ、ポンプ始動する
と即送水可能となる。呼び水操作の自動化のために、電
磁弁などの電気部品を一切使っていないため、電源や制
御回路,配線などが不要で、低コストが実現できる。
に、給水時にポンプ内は水で満たされ、ポンプ始動する
と即送水可能となる。呼び水操作の自動化のために、電
磁弁などの電気部品を一切使っていないため、電源や制
御回路,配線などが不要で、低コストが実現できる。
【0019】図2はフロート弁の一例である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、水槽の水を交換する際
の呼び水操作の自動化を、低コストで実現できる。
の呼び水操作の自動化を、低コストで実現できる。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】フロート弁の一実施例を示す図である。
1…圧縮機、2…凝縮機、3…キャピラリーチューブ、
4…蒸発器、5…送風機、6…サーモスタット、7…水
槽、8…循環ポンプ、9…送水管、10…分岐管、11
…フロート弁、12…分岐管開口部。
4…蒸発器、5…送風機、6…サーモスタット、7…水
槽、8…循環ポンプ、9…送水管、10…分岐管、11
…フロート弁、12…分岐管開口部。
Claims (1)
- 【請求項1】冷凍機により水槽内の水を冷却し、水槽の
水面下に配置した循環ポンプによってこの水を熱源に送
り、熱源を冷却後再び水槽に戻す閉サイクルの装置にお
いて、循環ポンプの出口の配管を分岐しフロート弁を介
して、循環ポンプより高所の水槽内に開口した配管を設
けたことを特徴とする循環冷水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17960493A JPH0735036A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 循環冷水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17960493A JPH0735036A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 循環冷水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735036A true JPH0735036A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16068656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17960493A Pending JPH0735036A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 循環冷水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735036A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104359275A (zh) * | 2014-11-08 | 2015-02-18 | 合肥天鹅制冷科技有限公司 | 一种循环液的定压补液及回收装置 |
CN110953385A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-04-03 | 国网浙江省电力有限公司嘉兴供电公司 | 一种液压断路器自动排气装置 |
CN115289774A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-11-04 | 江西金德铅业股份有限公司 | 一种迅速消除水温过高报警的装置 |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP17960493A patent/JPH0735036A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104359275A (zh) * | 2014-11-08 | 2015-02-18 | 合肥天鹅制冷科技有限公司 | 一种循环液的定压补液及回收装置 |
CN110953385A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-04-03 | 国网浙江省电力有限公司嘉兴供电公司 | 一种液压断路器自动排气装置 |
CN110953385B (zh) * | 2019-09-30 | 2022-01-25 | 国网浙江省电力有限公司嘉兴供电公司 | 一种液压断路器自动排气装置 |
CN115289774A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-11-04 | 江西金德铅业股份有限公司 | 一种迅速消除水温过高报警的装置 |
CN115289774B (zh) * | 2022-07-01 | 2023-06-02 | 江西金德铅业股份有限公司 | 一种迅速消除水温过高报警的装置 |
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