JPH0734875B2 - ガスボンベの破砕処理装置 - Google Patents

ガスボンベの破砕処理装置

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JPH0734875B2
JPH0734875B2 JP23455292A JP23455292A JPH0734875B2 JP H0734875 B2 JPH0734875 B2 JP H0734875B2 JP 23455292 A JP23455292 A JP 23455292A JP 23455292 A JP23455292 A JP 23455292A JP H0734875 B2 JPH0734875 B2 JP H0734875B2
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rolls
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C4/00Crushing or disintegrating by roller mills
    • B02C4/02Crushing or disintegrating by roller mills with two or more rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C23/00Auxiliary methods or auxiliary devices or accessories specially adapted for crushing or disintegrating not provided for in preceding groups or not specially adapted to apparatus covered by a single preceding group
    • B02C23/18Adding fluid, other than for crushing or disintegrating by fluid energy
    • B02C23/36Adding fluid, other than for crushing or disintegrating by fluid energy the crushing or disintegrating zone being submerged in liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
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  • Food Science & Technology (AREA)
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  • Crushing And Grinding (AREA)
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種スプレー缶等の使
用済ガスボンベを破砕処理するための装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種スプレー缶等の使用済ガス
ボンベは回収されて破砕処理され、原料として再利用さ
れるが、可燃性ガスを内蔵しているガスボンベについて
は、ボンベ内に可燃性ガスが残存していると、これに引
火して爆発する虞れあり、甚だ危険である。
【0003】このため、各自治体等の破砕処理業者は、
ガスボンベを廃棄するに当たっては、内蔵ガスを完全に
放出させておくか、ボンベに穴を開けておくことを要求
しているが、内蔵ガスが完全に放出されたかどうかの確
認は困難であり、またボンベに穴を開けることは煩わし
いことから、現実には、回収されるガスボンベには内蔵
ガスが残存していることが多く、爆発の危険は回避し難
い。
【0004】そこで、従来においては、破砕処理装置内
をこれに蒸気を吹き込むことによって低酸素濃度雰囲気
に保持する等、種々の防爆対策を講じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような防
爆対策を講じると、どうしても破砕処理装置及びその周
辺設備が徒に複雑化,大型化し、経済的負担が極めて大
きくなるといった問題がある。
【0006】本発明は、このような問題を生じることな
く、大量のガスボンベを、形状を問わず且つ内蔵ガスが
残存していると否とに拘わらず、安全且つ効率よく破砕
処理することができる装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明のガスボンベの破砕処理装置は、水等の液体を収容し
た処理容器と、処理容器内の液面下に近接状に並列配置
された複数の破砕ロールを有し、該破砕ロールを、少な
くとも1組の隣接ロールの対向面が上方へと回行すべ
く、回転駆動させる破砕処理機構と、ガスボンベを破砕
ロール群下の液中に押し込むボンベ供給機構と、破砕ロ
ール群下へと沈降する処理済ボンベを処理容器外に回収
するボンベ回収機構と、を具備するものである。
【0008】
【作用】破砕ロール群下の液中に押し込まれたガスボン
ベは、内蔵ガスが残存していると否とに拘わらず、液中
を浮上して破砕ロール群に当接する。
【0009】破砕ロール群に当接したガスボンベは、そ
の浮力により破砕ロール群の下面に押し付けられた状態
で浮遊し、破砕ロールの回転による誘導作用と相俟っ
て、対向面が上方へと回行する破砕ロール間領域(以下
「破砕作用領域」という)にもたらされ、該領域を強制
通過される間において破砕ロールにより圧潰破砕せしめ
られる。
【0010】このとき、ガスボンベ内に可燃性ガスが残
存していても、破砕処理が液中で行なわれることから、
圧潰破砕に伴って放出される可燃性ガスに引火,爆発す
るといった危険は全くない。また、ガスボンベの破砕処
理に伴う粉塵,騒音の発生もない。
【0011】圧潰破砕された処理済ガスボンベは、破砕
作用領域から浮上することなく、破砕ロールの回転に伴
い、その周面に沿って移動され、下方へと回行するロー
ル周面による誘導作用により、該ロール周面間又はこれ
と処理容器の周壁との間を通過して、破砕ロール群下へ
と沈降されていき、ボンベ回収機構により処理容器外へ
と取り出される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の構成を図1〜図3に示す実施
例に基づいて具体的に説明する。
【0013】図1に示す破砕処理装置において、1は処
理容器、2は破砕処理機構、3はボンベ供給機構、4は
ボンベ回収機構、5は各種スプレー缶等のガスボンベで
ある。
【0014】処理容器1は、図1に示す如く、横断面矩
形状の密閉容器であり、所定量の水6が収容されてい
る。容器1内の水位は、給水管7に介設した開閉弁8を
水位検出器9からの信号により開閉制御させることによ
り、予め設定された一定範囲に保持されるようになって
いる。また、容器1の上部には排気管10が接続されて
いて、容器1内に放出されたボンベ残存ガス5aをブロ
ワ11により吸引排気するようになっている。なお、容
器1の周壁1aには、水面6aより上方位において吸気
口1bが開口されていて、ブロワ11による吸引作用に
より水6が排気管10へと吸引されないように工夫して
ある。さらに、容器1には循環水路12が接続されてい
て、容器1内の水6を循環ポンプ12aにより循環させ
るようになっている。この循環水路12には、循環水6
を熱媒14aとの熱交換により加熱するヒータ13が介
装されており、温度検出器15からの信号により熱媒供
給路14の開閉弁16を開閉制御させることにより、循
環水温度を予め設定された範囲に保持するようになって
いる。また、容器1の周壁1aには適当なオーバフロー
管1cが接続されていて、水面6aが設定された上限水
位を越えないように配慮してある。
【0015】破砕処理機構2は、図1及び図2に示す如
く、容器1内の水面6a下に近接状に並列配置された4
本の破砕ロール17…と、これらのロール17…を回転
駆動させる駆動手段とを具備してなる。ロール群17…
は、その両端部において容器1の周壁1aに近接されて
いる。駆動手段は、図示していないが、左右2組の隣接
ロール(便宜上、図1及び図2における右側の隣接ロー
ルを第1ロール17,17といい、左側の隣接ロールを
第2ロール17´,17´という)の各対向面が上方に
回行すべく、ロール17…を相対方向に回転駆動させる
ものである。各ロール17は、図2に示す如く、周面に
軸線方向に延びる複数の突条17a…を突設してなり、
第1ロール17,17及び第2ロール17´,17´の
各対向面間領域たる破砕作用領域18aでは、対向する
突条17a,17aが上方に進行する。
【0016】ボンベ供給機構3は、図1及び図3に示す
如く、ロール群17…の下方において容器周壁1aに開
設された供給口19と、これに接続されて上方へと傾斜
状に延びる矩形筒状のシュート20と、シュート20に
連設されたホッパ21と、ホッパ21へとガスボンベ5
…を搬送,投入する搬入コンベア22と、シュート20
内を進退するピストン23とを具備してなる。シュート
20内の水面6bは容器1内の水面6aと同一高さとな
っているが、ホッパ21はこの水面6bより高位におい
てシュート20に開口21aされていて、ガスボンベ5
…をコンベア22の終端から水面6b上へと落下供給し
うるようになっている。ピストン23は金網,パンチン
グメタル等により水透過構造物に構成されていて、ホッ
パ開口部21aより上位の待機位置(図1位置)と供給
口19から容器1内に突出するボンベ押し込み位置(図
3位置)とに亘って進退動作される。なお、ピストン2
3には帯状の閉塞板23aが取り付けられていて、進退
動作時においてホッパ開口部21aを閉塞し、該開口部
21aからシュート20へのボンベ供給を阻止しうるよ
うに工夫されている。
【0017】ボンベ回収機構4は、図1に示す如く、容
器1の底部に連設されて上方へと傾斜状に延びる矩形筒
状のコンベアケース24と、容器1の底部からケース2
4の上端開口部24aへと延びる搬出コンベア25とを
具備してなる。コンベア25は、回行駆動される無端チ
ェーン25aに板状ラグ25b…を等間隔で固設してな
る。ケース24の上端開口部24a及びコンベア25の
終端部は、ケース24内の水面6cより上位に位置され
ている。したがって、このボンベ回収機構4によれば、
容器1の底部に沈降した被搬出物(処理済ボンベ)5´
…を、ラグ25bにより掻き寄せながらケース24内を
上方へと移送させ、水切りした上でケース開口部24a
から運搬車26へと落下供給させうるようになってい
る。なお、ガスボンベ5…に付着している泥等は被搬出
物5´…と共に排出されず、容器1の底部に堆積する
が、かかる堆積物は適宜のドレン手段(図示せず)によ
り排出されるようになっている。
【0018】以上のように構成された破砕処理装置にあ
っては、ガスボンベ5…が搬入コンベア22によりホッ
パ21からシュート20内に投入され、水面6b上に所
定量のガスボンベ5…が供給されると、ピストン23が
待機位置から下方へと進行して、ガスボンベ5…が水面
6b下に押し込まれる。
【0019】このとき、ピストン23が水透過構造物に
構成されていることから、容器1内の水位は殆ど変動し
ない。また、ホッパ開口部21aは閉塞板23aにより
閉塞されて、ガスボンベ5…のシュート20への投入が
阻止されることになり、ガスボンベ5…がピストン23
の背面側に侵入することもない。なお、搬入コンベア2
2の速度はピストン23の進退動作に応じたものに設定
されており、ピストン23が待機位置に復帰するまでの
間にホッパ21内に一定量以上のガスボンベ5…が堆積
しないように配慮してある。勿論、搬入コンベア22
を、ピストン23の進退動作に連動して発停させるよう
にしておいてもよい。
【0020】ピストン23がボンベ押し込み位置まで進
行して、ガスボンベ5…が供給口19からロール群17
…下に押し込まれると、各種スプレー缶等のガスボンベ
5は密閉容器であるから、ガス残量の多少,有無に拘わ
らず、浮力によりピストン23から離れて浮上していく
ことになる(図3参照)。なお、ピストン23は、次の
ガスボンベ押し込みに備えるべく、ボンベ押し込み位置
から待機位置へと復帰する。
【0021】そして、ガスボンベ5…はロール群17…
の下面位置まで浮上して、浮力によりロール群17…の
下面に押し付けられることになり、第1ロール17,1
7又は第2ロール17´,17´による破砕作用を受け
る。
【0022】すなわち、各破砕作用領域18aへと浮上
したガスボンベ5は、該領域18aにおいて上方に進行
する対向突条17a,17a間に食い込まれて第1ロー
ル17,17又は第2ロール17´,17´間を強制通
過せしめられ、その間において偏平に圧潰破砕される。
ガスボンベ5が破砕処理されて破砕作用領域18aから
ロール17の上面側にもたらされると、引き続き、次の
ガスボンベ5が破砕作用領域18aにもたらされて破砕
処理される。すなわち、ロール群17…下に浮遊するガ
スボンベ5…は、それが浮力により各ロール17の下面
に強く押し付けられた状態にあること、及び各ロール1
7の下面17a…が破砕作用領域18aへと進行してい
ることから、各ロール17の回転作用により破砕作用領
域18aへと強制誘導されることになり、ガスボンベ5
…の破砕処理が連続的に行なわれることになるのである
(図2参照)。このような破砕処理は、ガスボンベ5…
の形状にバラツキがあっても、一様に行なわれるから、
処理前にガスボンベ5…を選別しておく等の必要はな
い。
【0023】このとき、ガスボンベ5の圧潰破砕により
残存ガス5aが放出されるが、このガス放出は水中で行
なわれることから、残存ガス5aが可燃性のものであっ
ても爆発するような危険は全くない。また、破砕が水中
で行なわれることから、破砕による粉塵の発生はなく、
騒音も殆どない。したがって、破砕処理の作業環境が極
めて良好であり且つ安全である。また、放出ガス5a
は、水6に溶解するものを除いて、水面6a上から排気
管10へと吸引排出され、燃焼装置の燃料等として再利
用される。これによって、放出ガス5aの放散による環
境悪化は回避される。ところで、残存ガス5aが液化ガ
スである場合には、その気化吸熱により容器1内の水6
が凍結する虞れがあるが、このような凍結の発生は循環
水路12に設けたヒータ13により回避される。
【0024】一方、破砕作用領域18aを通過した処理
済ボンベ5´…は、それが偏平に圧潰されたものである
から、水面6aへと浮上することなくロール17…の上
面に止まり、ロール17…の回転に伴って、ロール列の
中央隙間領域であるロール17,17´の対向面間領域
18b又はロール列の両端隙間領域であるロール17,
17´と容器周壁1aとの対向面間領域18c,18c
にもたされる。そして、この処理済ボンベ5´…は、各
領域18b,18cにおいて下方向に進行する突条17
a…により、該領域18b,18cを強制通過せしめら
れて、ロール群17…下を沈降していくことになる。こ
のとき、未処理ボンベ5…は浮遊しているにすぎないか
ら、処理済ボンベ5´…の沈降を何ら妨げない。なお、
ロール17,17´間を通過する際に、処理済ボンベ5
´が更に圧潰作用を受ける場合があるが、格別の支障は
ない。
【0025】そして、ロール群17…下を沈降して容器
1の底部に至った処理済ボンベ5´…は、搬出コンベア
25により容器1外に取り出され、ケース24の上端開
口部24aから運搬車26に落下供給され、溶融処理場
等に運搬される。この処理済ボンベ5´…は偏平に圧潰
されて、最大限減容されたものであるから、一度に大量
の処理済ボンベ5´…を運搬,処理することができ、破
砕処理を含むガスボンベの再利用処理を極めて効率良く
行なうことができる。
【0026】なお、本発明に係る破砕処理装置は上記実
施例に限定されるものではなく、本発明の基本原理を逸
脱しない範囲において適宜に改良・変更することができ
る。
【0027】例えば、図4に示す如く、供給口19より
下位の水中領域にも上位のロール群17…と同様のロー
ル群27…を配置しておくようにしてもよい。このよう
な構成としておけば、搬入コンベア22から投入された
ものの中に、供給口19からそのまま沈降するようなも
の(例えば、大きな穴が開けられたガスボンベや非密閉
状の容器)が混在している場合にも、このような沈降ガ
スボンベ5…を含めて確実に破砕処理することができ
る。勿論、この下位のロール群27…は、必要に応じ
て、上位のロール群17…によって圧潰処理されたボン
ベ5´に更に別の処理(例えば、裁断,粉砕処理等)を
施しうる形状のものとしておくことができる。また、必
須のロール群17…を含めて、3段以上にロール群を設
けておくことも可能である。なお、図4に示す破砕処理
装置では、ピストン23を鉛直線に対して略平行なもの
として、ボンベ押し込み位置におけるガスボンベ5…の
離脱,浮上がより円滑に行なわれるように図っている。
【0028】また、破砕ロール17の形状,設置数は任
意であり、対向するロール周面が上方に進行する破砕作
用領域18aの数も任意である。例えば、図5に示す如
く、3本の破砕ロール17…により、一の破砕作用領域
18aでガスボンベ5…の圧潰破砕を行なわしめるよう
にしてもよい。この場合、処理済ボンベ5´…は破砕領
域18aに隣接するロール17,17間の領域18b
(又はロール17と容器周壁1aとの対向面間領域18
c)からロール群17…下へと沈降せしめられる。ま
た、破砕作用領域18aにおいては、ガスボンベ5を圧
潰処理する関係上、ロール間隔を一定以上に大きくして
おくことはできないが、処理済ボンベ5´が通過する領
域18b,18cにおいては、ロール間隔及びロールと
容器周壁との間隔を、処理前のボンベ5が通過浮上しな
い範囲で可及的に大きくして、該領域18b,18cに
おける処理済ボンベ5´の通過を容易ならしめるべく図
るようにすることができる。
【0029】また、ボンベ供給機構3及びボンベ回収機
構4の構成も任意であり、例えば、図5に示す如く、シ
ュート20を鉛直状に設けて、ピストン23を鉛直方向
に昇降させるようにすることができる。この場合、ピス
トン23の下面を供給口19方向に傾斜させて、ガスボ
ンベ5…がピストン23の下面を滑動して供給口19か
ら容器1内に円滑に進入するように工夫しておくことが
望ましい。また、閉塞板23aを廃して、ホッパ開口部
21aに、ピストン23の進退動作に連動して開閉され
るシャッタを設けておくようにしてもよい。勿論、搬出
コンベア25の構成も任意であり、例えばメッシュコン
ベア等でもよい。
【0030】また、容器1内に収容する液体は、水6に
限定されず、内蔵ガス5aに対して不活性な液体であれ
ば任意である。但し、処理させようとするガスボンベ5
の種類(特に、内蔵ガス5aの性状)が特定される場合
には、内蔵ガス5aに対して活性反応を示す特殊な液体
を収容させておくことができる。例えば、或る種の溶剤
に溶解するガス5aを内蔵するガスボンベ5のみを処理
させるような場合には、当該溶剤を容器1内に収容して
おくことができる。この場合、排気管11等の排気手段
はこれを必要としない。また、処理させようとするガス
ボンベ6が液化ガスを内蔵しないものである場合には、
容器内液体の加熱手段(ヒータ13等)はこれを設けて
おく必要がない。
【0031】また、本発明に係る破砕処理装置は、使い
捨てライタの如きプラスチック容器を処理する場合にも
適用可能である。すなわち、圧潰により液中を沈降する
ようなガスボンベであれば、その材質を問わず、良好に
破砕処理することができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、水等の液中でガスボンベの破砕処理を行なう
から、可燃性ガスが残存するガスボンベを処理する場合
にも、引火,爆発するといった危険はない。また、処理
に伴う粉塵の発生がなく、騒音も殆どないから、作業環
境も頗る良い。
【0033】しかも、ガスボンベの浮力及び破砕ロール
の回転を利用して、ガスボンベの破砕ロール群への投入
及び処理済ガスボンベの破砕ロール群からの排出を行な
うようにしたから、形状を問わず、大量のガスボンベを
効率良く破砕処理することができ、また格別の防爆手段
を必要としないこととも相俟って、装置構造を極めて小
形化,簡素化することができ、経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る破砕処理装置の一実施例を示す縦
断側面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す詳細図である。
【図3】図1と異なる作用状態を示す要部の縦断側面図
である。
【図4】変形例を示す縦断側面図である。
【図5】他の変形例を示す一部切欠の縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1…処理容器、1a…周壁、2…破砕処理機構、3…ボ
ンベ供給機構、4…ボンベ回収機構、5…ガスボンベ、
5a…ボンベ残存ガス、5´…処理済ボンベ、6…水
(液体)、6a,6b,6c…液面、10…排気管、1
7,17´…破砕ロール、17a…突条、18a…破砕
作用領域(隣接ロールの対向面が上方へ回行する領
域)、19…供給口、20…シュート、21…ホッパ、
22…搬入コンベア、23…ピストン、24…コンベア
ケース、25…搬出コンベア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水等の液体を収容した処理容器と、処理
    容器内の液面下に近接状に並列配置された複数の破砕ロ
    ールを有し、該破砕ロールを、少なくとも1組の隣接ロ
    ールの対向面が上方へと回行すべく、回転駆動させる破
    砕処理機構と、ガスボンベを破砕ロール群下の液中に押
    し込むボンベ供給機構と、破砕ロール群下へと沈降する
    処理済ボンベを処理容器外に回収するボンベ回収機構
    と、を具備することを特徴とするガスボンベの破砕処理
    装置。
JP23455292A 1992-09-02 1992-09-02 ガスボンベの破砕処理装置 Expired - Lifetime JPH0734875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23455292A JPH0734875B2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 ガスボンベの破砕処理装置

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JP23455292A JPH0734875B2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 ガスボンベの破砕処理装置

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JPH0679188A JPH0679188A (ja) 1994-03-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012095352A2 (de) 2011-01-11 2012-07-19 Inventra Ag Kombiski für aufstieg und abfahrt

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