JPH0734841A - 液レベルセンサの断線判定装置 - Google Patents

液レベルセンサの断線判定装置

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Publication number
JPH0734841A
JPH0734841A JP18415393A JP18415393A JPH0734841A JP H0734841 A JPH0734841 A JP H0734841A JP 18415393 A JP18415393 A JP 18415393A JP 18415393 A JP18415393 A JP 18415393A JP H0734841 A JPH0734841 A JP H0734841A
Authority
JP
Japan
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thermistor
series circuit
turned
switch
level sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP18415393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Toyama
浩 遠山
Seiya Sato
誠也 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スイッチとサーミスタを含む直列回路よりなる
液レベルセンサにおいて、そのセンサに液レベル低下の
検出動作を行わせることなく上記直列回路の断線を的確
に検出する。 【構成】リードスイッチ31、サーミスタ32及び警告
ランプ33を直列に接続し、その一端をバッテリに接続
し、他端を電子制御装置(ECU)に接続する。リード
スイッチ31はフロート49のマグネット52でオン・
オフさせる。サーミスタ32は雰囲気温度に応じた遅れ
時間をもって通電を許容する。警告ランプ33はサーミ
スタ32の通電が許容されると点灯する。フロート49
に低温で収縮し、高温で膨張する可変容積室53を設け
る。そして、エンジンの冷間始動時には、可変容積室4
9を収縮させてフロート49をオイル中に沈めてリード
スイッチ31を強制的にオンさせる。このとき、ECU
により直列回路の導通状態を判定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば内燃機関のオ
イルパン等の液溜めにおいて、その液レベルの低下を検
出するのに使用される液レベルセンサに係る。詳しく
は、液レベルセンサを構成する回路の断線を判定するた
めの断線判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液レベルセンサに関する
技術として、本願出願人により特願平5−110741
号に提案された「液レベル検出装置」がある。この装置
は、リードスイッチ、サーミスタ及びウォーニングラン
プを備えてなり、それらが互いに電気的に直列に接続さ
れている。ここで、サーミスタ及びリードスイッチはオ
イルレベルセンサを構成する保護カバー等に内蔵されて
いる。リードスイッチはマグネット付のフロートが上下
動することによりオン・オフされるものである。又、サ
ーミスタは電圧が付加されてから雰囲気温度に応じた所
定時間を経過した後に抵抗値が低くなり、それによって
オンに至るものである。そして、このオイルレベルセン
サはリードスイッチ及びサーミスタを内蔵する保護カバ
ー等が、オイルパン内のエンジンオイル中に漬け込まれ
て使用される。この使用状態で、エンジンオイルが充分
にある場合には、エンジンオイル中に位置するフロート
が保護カバーの上部へ移動してリードスイッチがオフさ
れる。これに対し、エンジンオイルが不足してそのオイ
ルレベルが所定の基準レベルよりも低下した場合には、
フロートが保護カバーの下部へ移動してリードスイッチ
がオンされる。そして、リードスイッチがオンされてサ
ーミスタにバッテリから電圧が付加されることにより、
サーミスタは雰囲気温度に応じた所定時間を経過した後
にオンに至る。そして、リードスイッチ及びサーミスタ
を通じてウォーニングランプに所定値以上の電流が供給
されることにより、ウォーニングランプが点灯して、エ
ンジンオイルの不足が運転者に警告される。従って、雰
囲気温度がある程度低いような場合には、リードスイッ
チがオンされたとしても、ウォーニングランプは直ちに
は点灯されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、エンジンオイルが充分にある場合、即ちオイル
レベルが正常なときには、リードスイッチがオフされ、
リードスイッチ、サーミスタ及びウォーニングランプを
含む直列回路が開かれてウォーニングランプが消灯され
る。一方、その直列回路で断線が発生している場合に
も、ウォーニングランプは、オイルレベルが正常な場合
と同様に、消灯されることになる。そのため、前記直列
回路で断線が発生している場合に、ウォーニングランプ
が消灯しているだけでは、それが前記直列回路の断線に
起因するものなのか、正常な液レベルによるものなのか
を区別できなかった。
【0004】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであり、液レベルが所定の基準レベル以下となった
ときにオンとなるスイッチと、電圧が付加されてから雰
囲気温度に応じた所定時間を経過した後に抵抗値が低く
なるサーミスタとを電気的に直列に接続してなる液レベ
ルセンサを前提としている。そして、この発明の目的
は、液レベルセンサに液レベルが低下したことの検出動
作を行わせることなく、スイッチとサーミスタを含む直
列回路の断線を的確に検出することを可能にした液レベ
ルセンサの断線判定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、液溜め内において液レベル
が所定の基準レベル以下になったときにオンとなるスイ
ッチと、液溜め内に配置されると共に、スイッチに電気
的に直列に接続され、電圧が付加されてから雰囲気温度
に応じた所定時間を経過した後に抵抗値が低くなるサー
ミスタとを備え、スイッチがオンとなり、且つ雰囲気温
度が所定値より大きくてサーミスタの抵抗値が所定値よ
り低くなったときに、液レベルが低下したことを検出す
るようにした液レベルセンサにおいて、雰囲気温度が所
定値以下のときに、スイッチを強制的にオンさせるため
のオン強制手段と、そのオン強制手段によりスイッチが
オンされたとき、スイッチとサーミスタを含む直列回路
が導通していないと判定した場合に、その直列回路が断
線していると判定するための断線判定手段とを備えたこ
とを趣旨としている。
【0006】
【作用】上記の発明の構成によれば、サーミスタの抵抗
値が所定値以下となる比較的高い値の雰囲気温度では、
スイッチとサーミスタを含む直列回路が電源に接続され
ている状態で、液溜め内の液レベルが基準レベル以下に
なることにより、スイッチがオンとなってサーミスタに
電圧が付加される。又、その電圧が付加されてから雰囲
気温度の値の大きさに応じて所定時間を経過した後に、
サーミスタの抵抗値が低くなる。この動作により、液レ
ベルセンサでは、サーミスタの通電が許容され、その通
電が液レベル低下の検出信号として出力される。従っ
て、スイッチがオンとなってからサーミスタの通電が許
容されるまでの所定時間だけ、液レベル低下の検出が遅
延される。
【0007】これに対し、サーミスタの抵抗値が所定値
以上となる低い値の雰囲気温度では、オン強制手段によ
りスイッチが強制的にオンされる。このとき、断線判定
手段により、スイッチとサーミスタを含む直列回路が導
通していないと判定された場合に、その直列回路が断線
していることが判定される。一方、直列回路が断線して
いない場合には、スイッチが強制的にオンされていると
きに、スイッチとサーミスタを含む直列回路は、サーミ
スタの抵抗値が所定値以上であることから、液レベルセ
ンサでは液レベル低下の検出動作が行われることはな
い。
【0008】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明における液レベルセンの
断線判定装置を、自動車用のオイルレベルセンサに具体
化した第1実施例を図1〜図4に基づいて詳細に説明す
る。
【0009】図1はこの実施例におけるオイルレベルセ
ンサとその断線判定装置の電気的構成を示す電気回路図
である。オイルレベルセンサはリードスイッチ1と、N
TCタイプのサーミスタ2と、レベル警告ランプ3とを
備え、それらが電気的に直列に接続されている。そし
て、その直列回路の一端側がバッテリのプラス端子(B
+)に接続されている。又、その直列回路の他端側がマ
イクロコンピュータよりなる電子制御装置(ECU)4
の入力側に接続されると共に、そのECU4を介して接
地(GND)されている。
【0010】リードスイッチ1は後述するフロート15
の上下動によりオン・オフされるものである。サーミス
タ2は電圧が付加されてから、周囲の雰囲気温度に応じ
て決定される所定時間を経過した後に抵抗値を低下させ
て通電が許容されるものである。この実施例では、サー
ミスタ2とリードスイッチ1とにより後述するオイルレ
ベルセンサ8に内蔵されたセンサ回路5が構成されてい
る。レベル警告ランプ3は運転席に設けられたコンビネ
ーションメータに配設されている。レベル警告ランプ3
は、センサ回路5を通じて所定値以上の電流が供給され
ることにより点灯される。そして、その点灯によって、
エンジンオイルの不足が運転者に警告される。
【0011】ECU4の入力側には、エンジンの冷却水
温度を検出するための水温センサ6が接続されている。
又、ECU4の出力側には、センサ回路5を含む前記直
列回路の断線による異常を警告するための異常警告ラン
プ7が接続されている。この実施例では、ECU4によ
り断線判定手段が構成されている。そして、ECU4は
水温センサ6による検出値が、例えば「40℃」以下の
ときに、雰囲気温度がサーミスタ2の抵抗値を所定値以
上とさせる低温であるものとして、前記直列回路の導通
を判定する。詳しくは、水温センサ6よりECU4に入
力される冷却水温の値が低くて、前記直列回路を通じて
ECU4に微弱電流が入力されないときには、前記直列
回路が電気的に導通状態にないものとして、ECU4は
異常警告ランプ7を点灯させるべく同ランプ7へ駆動信
号を出力する。その逆に、水温センサ6よりECU4に
入力される値が低くても、前記直列回路を通じてECU
4に微弱電流が入力されるときには、前記直列回路が電
気的に導通状態にあるものとして、ECU4は異常警告
ランプ7を消灯させるべく同ランプ7へ駆動信号を出力
しない。
【0012】図2はエンジンに取り付けられるオイルレ
ベルセンサ8の構造を示す断面図である。このオイルレ
ベルセンサ8は導電性金属よりなるターミナルハウジン
グ9を備え、同ハウジング9の上側には、絶縁材料より
なるコネクタ10が組み付けられている。コネクタ10
には外部出力用のターミナル11a,11bが設けられ
ている。そして、一方のターミナル11aは前述したレ
ベル警告ランプ3を介して図示しないバッテリに接続さ
れ、他方のターミナル11bは前述したECU4の入力
側に接続されている。ターミナルハウジング9の下側に
は、導電性金属よりなる保護パイプ12の基端部が組み
付けられている。又、保護パイプ12の先端部には、パ
イプ状の保護カバー13が組み付けられている。保護パ
イプ12の先端内部には、インシュレータ14を介して
前述したサーミスタ2が固定されている。又、保護カバ
ー13の内部には、前述したリードスイッチ1が固定さ
れている。保護カバー13の外周には、リング状のフロ
ート15が上下動可能に組み付けられている。更に、保
護カバー13の先端には、導電性金属よりなる大径のス
トッパ16が固着され、そのストッパ16によりフロー
ト15の抜け止めが施されている。
【0013】ターミナル11aとサーミスタ2の一方の
端子とはリード線17により接続されている。サーミス
タ2の他方の端子とリードスイッチ1の一方の端子とは
互いに接続されている。又、リードスイッチ1の他方の
端子はストッパ16に接続され、更にはそのストッパ1
6、保護カバー13及び保護パイプ12を通じて他方の
ターミナル11bに接続されている。
【0014】フロート15の内側には、リードスイッチ
1をオンさせるためのマグネット18が組み込まれてい
る。又、フロート15の外周上部には、可変容積室19
が設けられている。即ち、この可変容積室19は、フロ
ート15の外周に形成された周溝20と、その周溝20
を覆うために取り付けられた伸縮性を有する膜材21
と、その膜材21の内側にて周溝20に収容された低沸
点特性を有する液体とから構成されている。この実施例
では、低沸点特性を有する液体として、例えば「40〜
80℃」程度の沸点を有するフロンが使用されている。
そして、この実施例では、マグネット18及び可変容積
室19を含むフロート15により、リードスイッチ1を
強制的にオンさせるためのオン強制手段が構成されてい
る。
【0015】従って、雰囲気温度が「40℃」よりも低
い場合には、フロンが液化して可変容積室19が収縮す
る。この実施例では、可変容積室19が収縮した場合
に、フロート15は自身の浮力が低下してエンジンオイ
ル中に沈むように設定されている。又、雰囲気温度が
「80℃」を越えた場合には、フロンが気化して可変容
積室19が膨張する。この実施例では、可変容積室19
が膨張した場合に、フロート15は自身の浮力が増して
エンジンオイルに浮くように設定されている。
【0016】このように構成されたオイルレベルセンサ
8は、そのターミナルハウジング9にてエンジンブロッ
ク22に取り付けられている。又、その取り付け状態に
おいて、保護パイプ12及び保護カバー13が液溜めと
してのオイルパン23のエンジンオイル中に漬け込まれ
ている。そして、エンジンオイルが充分にある場合に、
フロート15がエンジンオイル中を浮き上がろうとして
保護カバー13の上部へ移動することにより、リードス
イッチ1がオフされる。一方、エンジンイルが充分にあ
る場合でも、フロート15がエンジンオイル中に沈んで
保護カバー13の下部へ移動することにより、リードス
イッチ1がマグネット18によりオンされる。又、エン
ジンオイルが減少し、そのオイルレベルOLが所定の基
準レベルよりも低下してフロート15が保護カバー13
の下部へ移動した場合にも、リードスイッチ1がマグネ
ット18によりオンされる。
【0017】次に、上記のように構成したオイルレベル
センサ8とその断線判定装置の作用を説明する。図3及
び図4はオイルレベルセンサ8の主要部を示す断面図で
あり、オイルパン23におけるオイルレベルOLが充分
に高い正常な状態を示している。
【0018】ここで、エンジンの冷間始動時には、エン
ジンオイルの温度や雰囲気温度が低いことから、オイル
レベルセンサ8は図3に示すような状態となる。即ち、
この状態では、フロート15の可変容積室19が低温に
より収縮しており、フロート15がエンジンオイル中に
沈んで保護カバー13の下部に位置している。このた
め、リードスイッチ1がマグネット18により強制的に
オンされ、リードスイッチ1、サーミスタ2及びレベル
警告ランプ3を含む直列回路はバッテリにより通電可能
な状態となる。このとき、サーミスタ2は雰囲気温度が
低いことから、高い抵抗値となっている。
【0019】従って、この状態において、前記直列回路
に断線がない場合には、サーミスタ2の抵抗値が高いこ
とから、レベル警告ランプ3には充分な電流が流れず、
同ランプ3は点灯されない。よって、オイルレベルOL
が正常であるにもかかわらず、レベル警告ランプ3が点
灯されることはない。但し、この状態では、前記直列回
路にはある程度の微弱電流が流れることから、その微弱
電流がECU4に入力されることになる。又、ECU4
には水温センサ6から低温を示す値が入力されることに
なる。そのため、ECU4では、前記直列回路が電気的
に導通していることが判定され、ECU4から異常警告
ランプ7へは駆動信号が出力されず、同ランプ7が点灯
されない。これにより、オイルレベルセンサ8それ自体
が正常であることが運転者に示される。
【0020】これに対し、上記のようにオイルレベルO
Lの正常な状態において、前記直列回路に断線がある場
合には、その直列回路が非通電の状態となり、ECU4
には微弱電流が入力されない。又、ECU4には水温セ
ンサ6から低温を示す値が入力される。従って、ECU
4では、前記直列回路が電気的に導通していないことが
判定され、ECU4から異常警告ランプ7へは駆動信号
が出力され、同ランプ7が点灯される。これにより、前
記直列回路における断線に起因してオイルレベルセンサ
8それ自体が異常であることが運転者に警告される。
【0021】このように、サーミスタ2の抵抗値が所定
値以上となる低い雰囲気温度の冷間始動時には、可変容
積室19の収縮によりフロート15が沈められてリード
スイッチ1が強制的にオンされる。そして、そのとき
に、ECU4によりリードスイッチ1、サーミスタ2及
びレベル警告ランプ3を含む直列回路の導通が判定され
る。従って、前記直列回路が導通していないことが判定
された場合には、前記直列回路に断線が発生しているこ
とが分かる。その結果、オイルレベルセンサ8における
断線を的確に検出することができる。しかも、その断線
検出をするに当たり、オイルレベルセンサ8にオイルレ
ベルOLが低下したことの検出動作を行わせることがな
い。つまり、断線検出の際に、レベル警告ランプ3が誤
って点灯されることはない。
【0022】尚、前記直列回路が導通しているか否かの
判定は、オイルレベルOLが基準レベルより低下してい
る場合にも、同様に行うことができる。そして、冷間始
動時からある程度時間が経過してエンジンの暖機が完了
すると、エンジンオイルの温度や雰囲気温度が高くなる
ことから、オイルレベルセンサ8は図4に示すような状
態となる。即ち、フロート15の可変容積室19が高温
により膨張し、フロート15がエンジンオイル中を浮き
上がろうとして保護カバー13の上部へ移動し、リード
スイッチ1がオフされる。従って、前記直列回路は非通
電の状態となり、レベル警告ランプ3は消灯されたまま
となる。これにより、エンジンオイルが充分にあること
が運転者に示される。
【0023】一方、オイルレベルOLが基準レベルより
も低い場合において、エンジンの暖機が完了したとす
る。この場合には、エンジンオイル中に位置するフロー
ト15がオイルレベルOLの低下に伴い保護カバー10
の下部へ移動することになり、リードスイッチ1がマグ
ネット18によりオンされる。従って、リードスイッチ
1がオンされると同時に、サーミスタ2にはバッテリの
電圧が付加され、その電圧付加状態において、サーミス
タ2の抵抗値は雰囲気温度の大きさに応じた遅れをもっ
て低下する。又、その抵抗値の低下に伴いサーミスタ2
の通電が許容され、レベル警告ランプ3に充分な電流が
流れて同ランプ3が点灯される。これにより、エンジン
オイルの不足が運転者に警告される。
【0024】又、この実施例では、雰囲気温度が低くて
オイル粘度が高い状態では、サーミスタ2の抵抗値が高
いことから、リードスイッチ1がオンされてもサーミス
タ2が直ちに通電を許容することがなく、レベル警告ラ
ンプ3が直ちに点灯することもない。そのため、冷間始
動時にエンジンへのオイル上がりが激しくなってオイル
レベルOLが必要以上に低下したとしても、そのオイル
レベルOLの見せかけの低下が誤って検出されることが
なく、エンジンオイルの不足が誤って運転者に警告され
ることがない。
【0025】更に、この実施例では、サーミスタ2の通
電が許容されるまでに、雰囲気温度に応じた遅延時間を
要する。従って、リードスイッチ1がオンされてサーミ
スタ2に電圧が付加されてから、そのサーミスタ2の通
電が許容されるまでの遅延時間の間だけ、レベル警告ラ
ンプ3の点灯が実質的に遅延される。
【0026】そのため、この実施例では、エンジンオイ
ルが充分にある場合に、オイルレベルOLの変動・挙動
に起因してリードスイッチ1が誤ってオンされたとして
も、レベル警告ランプ3が点灯し始めるまでに遅延時間
分の遅れが与えられる。その結果、オイルレベルOLの
低下の誤検出を回避することができる。しかも、この実
施例では、上記のような遅延時間を設定するために特別
な遅延回路を何ら設けていない。つまり、この実施例で
は、特別な遅延回路を省略した上でオイルレベルOLの
低下の誤検出を未然に防止することができ、しかも信頼
性の高い動作を実現することができる。従って、この実
施例では、特別な遅延回路を設けていない分だけ装置全
体の回路構成を簡略化することができ、延いては装置の
コストアップを抑えることができる。
【0027】更に、この実施例では、リードスイッチ1
及びサーミスタ2を含む直列回路の作用によりオイルレ
ベルOLの判定を行い、その判定結果によりレベル警告
ランプ3を点灯させている。従って、この実施例では、
オイルレベルOLの判定のために特別な判定回路を設け
る必要がない。そして、その判定回路を省略した分だけ
回路構成を更に簡略化することができ、延いては装置全
体のコストダウンに寄与することができる。
【0028】(第2実施例)次に、この発明における液
レベルセンの断線判定装置を、自動車用のオイルレベル
センサに具体化した第2実施例を図5〜図8に従って説
明する。
【0029】図5はこの実施例におけるオイルレベルセ
ンサとその断線判定装置の電気的構成を示す電気回路図
である。この実施例の電気的構成については、前記第1
実施例のそれと基本的に同じである。即ち、リードスイ
ッチ31と、サーミスタ32と、レベル警告ランプ33
とが電気的に直列に接続されている。又、その直列回路
の一端側がバッテリのプラス端子(B+)に接続され、
他端側がECU34の入力側に接続され、そのECU3
4を介して接地(GND)されている。
【0030】リードスイッチ31は後述するフロート4
9の上下動によりオン・オフされるものである。又、サ
ーミスタ32の特性は前記第1実施例のそれと基本的に
同じである。そして、リードスイッチ31とサーミスタ
32により後述するオイルレベルセンサ38に内蔵され
たセンサ回路35が構成されている。レベル警告ランプ
33は第1実施例と同じく運転席に配設されている。
【0031】又、この実施例において、ECU34に水
温センサ36及び異常警告ランプ37が接続されている
ことは、前記第1実施例と同じであり、この実施例で
も、ECU34により断線判定手段が構成されている。
そして、ECU34は前記直列回路及び水温センサ36
からの入力値に基づき前記直列回路の導通状態を判定
し、その判定結果に応じて異常警告ランプ37を点灯さ
せる。
【0032】図6はオイルレベルセンサ38の構造を示
す断面図である。このオイルレベルセンサ38は導電性
金属よりなるターミナルハウジング39を備え、同ハウ
ジング39の上側には、絶縁材料よりなるコネクタ40
が組み付けられている。コネクタ40には一対のターミ
ナル41a,41bが設けられている。そして、一方の
ターミナル41aは、前述したレベル警告ランプ33を
介して図示しないバッテリに接続され、他方のターミナ
ル41bは、前述したECU34の入力側に接続されて
いる。ターミナルハウジング39の下側には、導電性金
属よりなるブラケット42がターミナル41bに対して
取り付けられている。このブラケット42は断面L字状
をなすものであり、その先端側が水平に延びるアーム4
3となっている。アーム43の上面には、絶縁材料より
なるカバー44が取り付けられている。又、そのカバー
44の上面には、二つのターミナル45,46が取り付
けられている。
【0033】一方、カバー44の下面側には、下方へ延
びる保護パイプ47が一体に設けられている。この保護
パイプ47はアーム43を貫通して配置されており、下
方へ向けて開口されている。又、保護パイプ47の基部
には、空気抜き用の複数の孔47aが形成されている。
この保護パイプ47の内部には、前述したサーミスタ3
2がカバー44に固定されて配置されている。又、その
サーミスタ32から延びる一対のリード線32a,32
bが、各ターミナル45,46にそれぞれ接続されてい
る。
【0034】同じく、カバー44の下面側には、下方へ
延びる別の保護パイプ48が取り付けられている。この
保護パイプ48は導電性の金属よりなり、アーム43を
貫通してその下方に配置されている。そして、その保護
パイプ43の内部には、リードスイッチ31が配置され
ている。即ち、保護パイプ48は同一水平面内において
保護パイプ47と並列に配置されており、その内部のリ
ードスイッチ31もサーミスタ32とほぼ同一の水平面
内において並列に配置されている。保護パイプ48の外
周には、リング状のフロート49が上下動可能に組み付
けられている。又、保護パイプ48の下端には、同パイ
プ48よりも大径で導電性の金属よりなるストッパ50
が固着されている。このストッパ50によりフロート4
9の抜け止めが施されている。
【0035】リードスイッチ31の一方のリード線31
aはカバー44を貫通してターミナル46に接続されて
いる。他方のリード線31bはストッパ50に接続さ
れ、更には、そのストッパ50、保護パイプ48、アー
ム43を通じて、コネクタ40の他方のターミナル41
bに接続されている。更に、コネクタ40のターミナル
40aとカバー44の上のターミナル45とはリード線
51により接続されている。このように、ターミナル4
0aとブラケット42との間で、リードスイッチ31と
サーミスタ32とが電気的に直列に接続されている。
【0036】フロート49の内部には、リードスイッチ
31をオンさせるためのマグネット52が組み込まれて
いる。又、フロート49の外周上部には、可変容積室5
3が設けられている。この可変容積室53の構成は、前
記第1実施例のそれと基本的に同じであり、周溝54、
膜材55、及び低沸点特性を有する液体から構成されて
いる。そして、この実施例でも、マグネット52及び可
変容積室53を含むフロート49により、リードスイッ
チ31を強制的にオンさせるためのオン強制手段が構成
されている。従って、この実施例では、雰囲気温度が低
くて可変容積室53が収縮することにより、フロート4
9は自身の浮力が低下してエンジンオイル中に沈む。
又、雰囲気温度が高くて可変容積室19が膨張すること
により、フロート49は自身の浮力が増してエンジンオ
イルに浮く。
【0037】このように構成されたオイルレベルセンサ
38は、そのターミナルハウジング39にてエンジンブ
ロック56に取り付けられている。又、その取り付け状
態において、二つの保護パイプ47,48がオイル溜め
としてのオイルパン57のエンジンオイル中に漬け込ま
れている。そして、エンジンオイルが充分にある場合に
は、フロート49がエンジンオイル中を浮き上がろうと
して保護パイプ48の上部へ移動することにより、リー
ドスイッチ31がオフされる。一方、エンジンオイルが
充分にある場合でも、フロート49がエンジンオイル中
に沈んで保護パイプ48の下部へ移動することにより、
リードスイッチ31がマグネット52によりオンされ
る。又、エンジンオイルが減少し、そのオイルレベルO
Lが所定の基準レベルよりも低下してフロート49が保
護パイプ48の下部へ移動した場合も、リードスイッチ
31はマグネット52により同様にオンされる。
【0038】次に、上記のように構成したオイルレベル
センサ38とその断線判定装置の作用を説明する。図7
及び図8はオイルレベルセンサ38の主要部を示す断面
図であり、オイルパン57においてオイルレベルOLが
充分に高い正常な状態を示している。
【0039】ここで、エンジンの冷間始動時には、エン
ジンオイルの温度や雰囲気温度が低いことから、オイル
レベルセンサ38は図7に示すような状態となる。即
ち、フロート49の可変容積室53が収縮して、フロー
ト49がエンジンオイル中に沈んで保護パイプ48の下
部に位置する。このため、リードスイッチ31がマグネ
ット52により強制的にオンされ、リードスイッチ3
1、サーミスタ32及びレベル警告ランプ33を含む直
列回路はバッテリにより通電可能な状態となる。このと
き、サーミスタ32は雰囲気温度が低いことから、高い
抵抗値となる。
【0040】従って、この状態において、前記直列回路
に断線がない場合には、サーミスタ32の抵抗値が高い
ことから、レベル警告ランプ33には充分な電流が流れ
ず、同ランプ33は点灯されない。よって、オイルレベ
ルOLが正常であるにもかかわらず、レベル警告ランプ
33が点灯されることはない。但し、この状態では、前
記直列回路にはある程度の微弱電流が流れることから、
その微弱電流がECU34に入力される。又、ECU3
4には水温センサ36から低温を示す値が入力される。
そのため、ECU34では、前記直列回路が電気的に導
通していることが判定され、ECU34から異常警告ラ
ンプ37へは駆動信号が出力されず、同ランプ37が点
灯されない。これにより、オイルレベルセンサ38が正
常であることが運転者に示される。
【0041】これに対し、上記の状態において、前記直
列回路に断線がある場合には、その直列回路が非通電の
状態となり、ECU34には微弱電流が入力されない。
従って、ECU34では、前記直列回路が電気的に導通
していないことが判定され、ECU34から異常警告ラ
ンプ37へは駆動信号が出力され、同ランプ37が点灯
される。これにより、オイルレベルセンサ38が断線に
起因して異常であることが運転者に警告される。
【0042】このように、冷間始動時には、リードスイ
ッチ31が強制的にオンされ、ECU34によりリード
スイッチ31、サーミスタ32及びレベル警告ランプ3
3を含む直列回路の導通が判定される。従って、その直
列回路が導通していないことが判定された場合には、前
記直列回路に断線が発生していることが分かる。その結
果、オイルレベルセンサ38における断線を的確に検出
することができる。しかも、その断線検出をするに当た
り、オイルレベルセンサ38にオイルレベルOLが低下
したことの検出動作を行わせることがない。つまり、断
線検出の際に、レベル警告ランプ33が誤って点灯され
ることはない。
【0043】尚、前記直列回路が導通しているか否かの
判定は、オイルレベルOLが基準レベルより低下してい
る場合にも、同様に行うことができる。そして、エンジ
ンの暖機が完了すると、エンジンオイルの温度や雰囲気
温度が高くなることから、オイルレベルセンサ38は図
8に示すような状態となる。即ち、フロート49の可変
容積室53が高温により膨張し、フロート49が保護パ
イプ48の上部へ移動してリードスイッチ31がオフさ
れる。従って、前記直列回路は非通電の状態となる。こ
れにより、レベル警告ランプ33は消灯されたままとな
り、エンジンオイルが充分であることが運転者に示され
る。
【0044】一方、オイルレベルOLが基準レベルより
も低くて、エンジンの暖機が完了した場合には、フロー
ト49が保護パイプ48の下部に移動することになり、
リードスイッチ31がマグネット52によりオンされ
る。従って、リードスイッチ31がオンされた後、サー
ミスタ32の抵抗値により決まる遅れ時間をもってレベ
ル警告ランプ33が点灯され、エンジンオイルの不足が
運転者に警告される。
【0045】加えて、本実施例でも、オイルレベルOL
の低下の誤検出防止に関して、前記第1実施例と同様の
作用及び効果を得ることができる。尚、この発明は前記
各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱
しない範囲で構成の一部を適宜に変更して次のように実
施することもできる。
【0046】(1)前記各実施例では、リードスイッチ
1,31を強制的にオンさせるためのオン強制手段を、
マグネット18,52及び可変容積室19,53を含む
フロート15,49により構成した。これに対し、図9
に示すように、可変容積室に代わり、リードスイッチ
1,31の近傍に通電により励磁させてリードスイッチ
1,31を強制的にオンさせるための電磁石60をオン
強制手段として設ける。そして、その電磁石60をエン
ジンの冷間始動時に、ECU4,34からの駆動信号に
より励磁させるようにしてもよい。
【0047】(2)前記各実施例では、可変容積室1
9,53を周溝20,54、膜材21,55及び低沸点
特性を有する液体により構成したが、可変容積室を、低
温で収縮し、高温で膨張する熱変形可能な一つの材料に
より構成してもよい。
【0048】(3)前記各実施例では、液レベルセンサ
を自動車のオイルパン23,57に使用されるオイルレ
ベルセンサ8,38に具体化したが、ガソリンタンク等
のその他の液溜めに使用される液レベルセンサに具体化
することもできる。又、その場合に、センサの形状をタ
ンクに合わせて適宜に変更してもよい。
【0049】(4)前記各実施例では、オイルレベルセ
ンサ8,38にリードスイッチ1,31及びサーミスタ
2,32を設け、レベル警告ランプ3,33をオイルレ
ベルセンサ8,38から分離させて設けた。これに対
し、リードスイッチ、サーミスタ及びレベル警告ランプ
をオイルレベルセンサに一緒に設けてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、液レベルが所定の基準レベル以下になったときにオ
ンとなるスイッチと、電圧が付加されてから雰囲気温度
に応じた所定時間を経過した後に抵抗値が低くなるサー
ミスタとを電気的に直列に接続してなる液レベルセンサ
を前提としている。そして、その液レベルセンサにおい
て、雰囲気温度が所定値以下のときにスイッチを強制的
にオンさせると共に、そのスイッチとサーミスタを含む
直列回路の導通状態によりその直列回路の断線を判定す
るようにしている。従って、直列回路が断線している場
合にはそのことが判定され、直列回路が断線していない
場合には、そのことが判定されると共に、サーミスタの
抵抗値が所定値以上となることから、液レベルセンサで
液レベル低下の検出動作が行われることはない。その結
果、液レベルセンサに液レベルが低下したことの検出動
作を行わせることなく、スイッチとサーミスタを含む直
列回路の断線を的確に検出することができるという優れ
た効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した第1実施例におけるオイ
ルレベルセンサとその断線判定装置の電気的構成を示す
電気回路図である。
【図2】第1実施例においてオイルレベルセンサの構造
を示す断面図である。
【図3】第1実施例においてオイルレベルセンサ主要部
の作用を示す断面図である。
【図4】第1実施例において同じくオイルレベルセンサ
主要部の作用を示す断面図である。
【図5】この発明を具体化した第2実施例におけるオイ
ルレベルセンサとその断線判定装置の電気的構成を示す
電気回路図である。
【図6】第2実施例においてオイルレベルセンサの構造
を示す断面図である。
【図7】第2実施例においてオイルレベルセンサ主要部
の作用を示す断面図である。
【図8】第2実施例において同じくオイルレベルセンサ
主要部の作用を示す断面図である。
【図9】この発明を具体化した別の実施例における断線
判定装置の構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】 1,31…リードスイッチ、4,34…ECU(4,3
4はそれぞれ断線判定手段を構成している)、15,4
9…フロート、18,52…マグネット、19,53…
可変容積室(15,18,19及び49,52,53は
それぞれオン強制手段を構成している)、23,57…
液溜めとしてのオイルパン、OL…液レベルとしてのオ
イルレベル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液溜め内において液レベルが所定の基準
    レベル以下になったときにオンとなるスイッチと、 前記液溜め内に配置されると共に、前記スイッチに電気
    的に直列に接続され、電圧が付加されてから雰囲気温度
    に応じた所定時間を経過した後に抵抗値が低くなるサー
    ミスタとを備え、前記スイッチがオンとなり、且つ前記
    雰囲気温度が所定値より大きくて前記サーミスタの抵抗
    値が所定値より低くなったときに、前記液レベルが低下
    したことを検出するようにした液レベルセンサにおい
    て、 雰囲気温度が所定値以下のときに、前記スイッチを強制
    的にオンさせるためのオン強制手段と、 前記オン強制手段により前記スイッチがオンされたと
    き、前記スイッチと前記サーミスタを含む直列回路が導
    通していないと判定した場合に、その直列回路が断線し
    ていると判定するための断線判定手段とを備えたことを
    特徴とする液レベルセンサの断線判定装置。
JP18415393A 1993-07-26 1993-07-26 液レベルセンサの断線判定装置 Pending JPH0734841A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111946441A (zh) * 2020-07-03 2020-11-17 北汽福田汽车股份有限公司 液位报警装置、方法、冷却系统和车辆

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111946441A (zh) * 2020-07-03 2020-11-17 北汽福田汽车股份有限公司 液位报警装置、方法、冷却系统和车辆

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