JPH0734765Y2 - 車両用カード等の収納ケース - Google Patents

車両用カード等の収納ケース

Info

Publication number
JPH0734765Y2
JPH0734765Y2 JP9982589U JP9982589U JPH0734765Y2 JP H0734765 Y2 JPH0734765 Y2 JP H0734765Y2 JP 9982589 U JP9982589 U JP 9982589U JP 9982589 U JP9982589 U JP 9982589U JP H0734765 Y2 JPH0734765 Y2 JP H0734765Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage case
bottom plate
case body
card
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9982589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0342749U (ja
Inventor
肇 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP9982589U priority Critical patent/JPH0734765Y2/ja
Publication of JPH0342749U publication Critical patent/JPH0342749U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0734765Y2 publication Critical patent/JPH0734765Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、自動車等の車両用カード、その他コイン等を
収納する収納ケースに関する。
《従来の技術》 最近キャッシュカード、ガソリンスタンドカード等の全
国的普及に伴ない、車両の室内前面に引き出されるカー
ド入れケースを装備する要請が高まりつつある。従来の
技術としては、手動でカード入れケースを引き出す方
式、エアダンパを用いてロックを解除することにより減
速されたスピードでカード入れケースを引き出す方式等
がある。
《考案が解決しようとする課題》 ところで従来方式では、カード入れケースに直接薄いカ
ードを複数枚重ねて水平に保持させるため、カードが手
前に位置しているときは、指先がカードとケース体との
間に入らず、カードを取出すのに手間がかかるという問
題があり、更にコイン等カード以外の物を収納した場合
にも取出しにくいという問題点があった。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、収納ケー
ス体を引き出した際前部底板を上方へ折曲又は弯曲さ
せ、収納カードを斜上方に傾斜させて取出しを容易なら
しめ、コイン等を収納した場合は、伸縮性蛇腹によって
摩擦を強化し、取出し易くする車両用カード等の収納ケ
ースを提供しようとするものである。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案における車両用カー
ド等の収納ケースは、車両の室内前面に開口して固定さ
れる外ケースに対し、出入自在に収納ケース体を装着し
た車両用カード等の収納ケースにおいて、収納ケース体
の底板を後部底板と前部底板とに区分し、上記後部底板
を収納ケース体に固定し、上記前部底板を収納ケース体
の側板と分離して、上記後部底板と薄肉ヒンジを介して
接続し、更に上記前部底板を収納ケース体の前板と伸縮
性蛇腹を介して接続すると共に上方へ折曲又は弯曲自在
とし、上記伸縮性蛇腹と前部底板との接続部の両端に設
けたピンを収納ケース体の側板に設けたガイド孔より突
出させ摺動自在とした構成にしてある。
《作用》 収納ケース体を引き出した際、収納カードを取出すため
に下から指を用いて前部底板を押し上げると上方へ折曲
又は弯曲してその状態を保持するため収納カードに指先
が掛かり易くなり、収納カードの取出しが容易となる。
またカードの代りにコインを収納したときは伸縮性蛇腹
の摩擦力によりコインの取出しが容易となる。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の車両用カード等の収納ケース1を車両
の室内前面としてのクラスタ2に装着した状態を示す斜
視図、第2図は収納ケース1を開いた状態を示す斜視図
である。車両用カード等の収納ケース1はクラスタ2以
外のインストルメントパネルに設けてもよい。3はクラ
スタ2内に固定される外ケース、4は外ケース3に対し
て出入自在に装着された収納ケース体である。4aは前板
であって、収納ケース体4の前面に位置し、これを押す
ことにより略示したロック機構12を解除したり係止した
りする。収納ケース体4の底板は後部底板4bと前部底板
4cとに区分され、この後部底板4bは収納ケース体4に固
定され、前部底板4cは、収納ケース体4の側板4dと分離
され、中央の薄肉ヒンジ4eを介して上方へ折曲自在とな
っている。前部底板4cは、後部底板4bと薄肉ヒンジ4fを
介して接続され、前板4aと伸縮性蛇腹5を介して接続さ
れている。6は上記前部底板4cと伸縮性蛇腹5との接続
部の両端に設けたピンで、収納ケース体4の側板4dに設
けたガイド孔7より突出し、摺動抵抗を生じながら前後
に移動できる。第3図は収納ケース体4を押し戻したと
きの縦断側面図、第5図は第3図のV−V線断面拡大図
である。第3図、第5図及び第6図に示す如く外ケース
3の底面両側には一対のラック8を配設し、外ケース3
の上壁内面に摺動方向に3本の溝3aを形成している。収
納ケース体4の後板4gの後部に軸受部9を横設し、この
軸受部9に設けた軸穴9aに外筒軸10aを固定し、この外
筒軸10a内に回転可能に挿入された中心軸10bの両端に小
歯車11を固定し、これら小歯車11は上記ラック8と噛合
している。上記外筒軸10aと中心軸10bとの間にはコイル
ばね10cが装着され粘性オイルによってロータリダンパ
を構成し、ロック機構12を解除すればコイルばね10cの
付勢力で中心軸10bが緩かに回転し、小歯車11とラック
8との噛合によって収納ケース体4を押出すはたらきを
する。収納ケース体4の後板4gの上端に突片4hを設け、
上記溝3aに摺動自在に嵌挿し、溝3aの前端段部3bに当接
するようにしてある。軸受部9の上端両側に3個のスプ
リング13を上方に弯曲して取り付け、該スプリング13の
上部を溝3a内に挿入している。このようにして小歯車11
とラック8との噛合せを強化する。
以上説明したように、前板4aを押すことにより、ロック
機構12が解除され、略示したロータリダンパが作動し、
緩かに小歯車11が回転し、ラック8との噛合により収納
ケース体4が第4図のように前方に押し出される。そこ
で指先イで前部底板4cの中央付近を押し上げるとピン6
と長孔7との摺動抵抗によって伸縮性蛇腹5の引張作用
にかかわらず、そのままの位置を保持できるから、カー
ドCDの先端突出部を指先でつまむ事によって容易に取り
出すことができる。次いでカードCDを収納するときは、
上方へ突出した前部底板4cを上から押し戻すと第2図に
示すようなフラットな状態となり、前板4aを押し戻し第
3図の位置に達するとロック機構12が係止する。なお仮
りに上方へ突出した前部底板4cを押し戻すことなく、前
板4aを押し戻すと外ケース3の前部両側に設けたストッ
パ3cがピン6に当接することにより、ピン6が長孔7を
摺動し、復原することも可能である。カードCDを用いる
ことなく、コイン等を収納した場合は通常の小物入れケ
ースとしても使用できる。
第8図は他の実施例を示すもので、前部底板を可撓性合
成樹脂シート14cで形成したもので、この場合は前記の
ように中央に薄肉ヒンジ4eを設ける必要がなく、上方へ
弯曲可能となっている。
上記実施例では、ロータリダンパによる自動走行機構を
用いたが、格別このような機構を用いず、手動によって
引き出すようにしてもよい。又小歯車とラックとの噛合
せ機構を用いることなく、単なる摺動ガイド機構を用い
てもよい。
《考案の効果》 以上説明したように本考案は、車両の室内前面に開口し
て固定される外ケースに対し、出入自在に収納ケース体
を装着した車両用カード等の収納ケースにおいて、収納
ケース体の底板を後部底板と前部底板とに区分し、上記
後部底板を収納ケース体に固定し、上記前部底板を収納
ケース体の側板と分離して、上記後部底板と薄肉ヒンジ
を介して接続し、更に上記前部底板を収納ケース体の前
板と伸縮性蛇腹を介して接続すると共に上方へ折曲又は
弯曲自在とし、上記伸縮性蛇腹と前部底板との接続部の
両端に設けたピンを収納ケース体の側板に設けたガイド
孔より突出させ摺動自在としたことから、カードを収納
している場合は下方より指先を用いて前部底板を上方へ
折曲又は弯曲させ、カードの上端を斜上方へ突出させる
ことができるので、指先でカードを容易に取り出すこと
ができる。次に用済みとなったカードを収納するとき
は、折曲又は弯曲部を上方より押し戻すことができる。
又上方より押し戻さなくても、前板を室内前面開口部に
押し付ける際に、両側に突出したピンが開口部に当接す
ることによりピンがガイド孔を摺動し、前板はフラット
な状態となる。
カードの代りにコイン等の小物類を収納している場合
は、手前側に伸縮性蛇腹部が縮んだ状態にあるため、摩
擦力がはたらき取り出しが極めて容易となる。
上記のように本考案は、カード収納のみならず、コイン
等の小物類の収納の両用に適するので頗る便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車両用カード等の収納ケースを車両の
室内前面としてのクラスタ内に装着した状態を示す斜視
図、第2図は収納ケース体を引き出した状態を示す斜視
図、第3図は収納ケース体を押し戻したときの縦断側面
図、第4図は収納ケース体を一杯に引き出したときの縦
断側面図、第5図は第3図V−V線拡大断面図、第6図
は第3図VI-VI線拡大断面図、第7図は前部底板を上方
へ折曲したときの一部切欠斜視図、第8図は他の実施例
を示すもので前部底板を上方へ弯曲したときの斜視図で
ある。 1……車両用カード等の収納ケース、2……車両の室内
前面、3……外ケース、4……収納ケース体、4b……後
部底板、4c……前部底板、4e,4f……薄肉ヒンジ、4a…
…前板、5……伸縮性蛇腹、6……ピン、4d……側板、
7……ガイド孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の室内前面に開口して固定される外ケ
    ースに対し、出入自在に収納ケース体を装着した車両用
    カード等の収納ケースにおいて、収納ケース体の底板を
    後部底板と前部底板とに区分し、上記後部底板を収納ケ
    ース体に固定し、上記前部底板を収納ケース体の側板と
    分離して、上記後部底板と薄肉ヒンジを介して接続し、
    更に上記前部底板を収納ケース体の前板と伸縮性蛇腹を
    介して接続すると共に上方へ折曲又は弯曲自在とし、上
    記伸縮性蛇腹と前部底板との接続部の両端に設けたピン
    を収納ケース体の側板に設けたガイド孔より突出させ摺
    動自在としたことを特徴とする車両用カード等の収納ケ
    ース。
JP9982589U 1989-08-29 1989-08-29 車両用カード等の収納ケース Expired - Lifetime JPH0734765Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9982589U JPH0734765Y2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29 車両用カード等の収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9982589U JPH0734765Y2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29 車両用カード等の収納ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0342749U JPH0342749U (ja) 1991-04-23
JPH0734765Y2 true JPH0734765Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=31648858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9982589U Expired - Lifetime JPH0734765Y2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29 車両用カード等の収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0734765Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0342749U (ja) 1991-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5228611A (en) Container holder
US6467616B2 (en) Apparatus for holding a disc-like article
TWI225831B (en) Cup holder
CN100459832C (zh) 电子设备
JPH0544460Y2 (ja)
JPH0734765Y2 (ja) 車両用カード等の収納ケース
US20080142540A1 (en) Card-holding case with a dispensing hole
TWM268986U (en) Stylus elastic removal mechanism
JP3666213B2 (ja) 給紙カセット
JP2835610B2 (ja) 開閉式ハンガー
KR0135551B1 (ko) 카드홀더
JP2562683Y2 (ja) 収納ケース
JP2508312Y2 (ja) 車輌用小物入れケ―ス装置
JP2562682Y2 (ja) 収納ケース
JPH0448988Y2 (ja)
JPH0490938A (ja) 容器ホルダ装置
JPH0640024Y2 (ja) 車載用ディスプレイの支持装置
JPS6336711Y2 (ja)
JPS5935009Y2 (ja) 物品収納部の蓋装置
KR890003441Y1 (ko) 버스 회수권 인출장치
CN117246240A (zh) 车门内饰板的卷片式收纳装置
JPS6219558Y2 (ja)
JP2507114Y2 (ja) コンソ―ルボックスのコップホルダ―
JPH0747234Y2 (ja) 車両用カード入れケース
JP2587088Y2 (ja) ペン入力装置におけるペン収納構造