JPH0734667U - 魚釣用リ−ルの糸長計測装置 - Google Patents

魚釣用リ−ルの糸長計測装置

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JPH0734667U
JPH0734667U JP7137393U JP7137393U JPH0734667U JP H0734667 U JPH0734667 U JP H0734667U JP 7137393 U JP7137393 U JP 7137393U JP 7137393 U JP7137393 U JP 7137393U JP H0734667 U JPH0734667 U JP H0734667U
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泰 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メカ式カウンタ−で、水面からの水深を基準
とした釣糸の繰出し糸長の計測表示による棚取り作業
と、底を基準として底からの所望値を巻取り糸長の計測
表示による棚取り作業との何れか一方を他方に極めて容
易に変換出来ること。 【構成】 側枠1aの外側に突出された回転軸15にハンド
ル16で連動回転する歯車17が固定され、歯車17に中間歯
車3の大径の歯車3aが噛合されている。中間歯車3、
3′には夫々大径の歯車3a、3bと小径の歯車3c、3dが形
成されて大径の歯車3a、3b同士が常時噛合されている。
側枠1aに歯車20とレバ−4が軸21で回転及び回動自在に
軸承されている。レバ−4の一側には軸22で変換歯車23
が回転自在に軸承されて歯車20と変換歯車23が常時噛合
され、変換歯車23は中間歯車3、3′の小径の歯車3c、
3dに噛合可能に臨まされている。側枠1aに歯車5が軸24
で回転自在に軸承されて歯車5の大径の歯車5aが歯車20
と常時噛合され、傘歯車5bにカウンタ−Aの入力歯車31
が噛合されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、糸長を計測表示するカウンタ−をリ−ル本体に備えた魚釣用リ− ルの糸長計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、魚泳層に仕掛けを確実に投下して釣果の向上を図るために、リ−ル本体 に釣糸の繰出し長さを計測表示するメカ式カウンタ−を備えたものが例えば、実 開昭60−17681 号公報や実公平3−25571 号公報で知られている。 しかしながら、これらはいずれも、水面からの繰出し糸長を加算(0→大)表 示するもので、水面からの水深を基準とした棚取り作業を行う場合は都合が良い 。 しかし、海底近辺の魚泳層を狙う場合は、底を基準として底からの所望値の棚 取り作業を行うことが望ましい。 その時前記水面からの水深を基準とした棚取り作業を行うことに都合の良いカ ウンタ−を使用すると、底から釣糸を巻き上げるとカウンタ−は逆回転するので 、底のカウンタ−表示値より、釣糸を巻上げて減算表示値を見ながら頭の中で底 からの所望値を計算して棚取り作業を行うことになり、この作業は気配りしなけ ればならない揺れる船上では容易に行えないず、非常に面倒である。 更に釣糸を繰出して仕掛が海底に届いた時に帰零して釣糸を巻き上げると、カ ウンタ−の表示は逆回転のために、減算(帰零0→大→0)表示になって底を基 準として底からの所望値を表示することが出来ない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、海底近辺の魚泳層を狙って、底を基準として底か らの所望値の棚取りを行いたい時に、水面からの水深を基準とした棚取り作業を 行うことに都合の良いカウンタ−を使用すると、底のカウンタ−表示値より、釣 糸を巻上げた減算表示値を引き算しなければならず、気配りしなければならない 揺れる船上では面倒である。
【0004】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、メカ式カウンタ−で、水面からの水深を基準 とした釣糸の繰出しの糸長計測表示による棚取り作業と、底を基準として底から の所望値を巻取りの糸長計測表示による棚取り作業との何れか一方を他方に極め て容易に変換出来る魚釣用リ−ルの糸長計測装置を提供することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案は、スプ−ルに釣糸を巻回するハンドルの回転に連動回転する回転体の 回転数に基づいて糸長を計測表示するカウンタ−をリ−ル本体に備えた魚釣用リ −ルの糸長計測装置において、前記回転体からの回転方向を変換させる変換歯車 を外部操作で変位可能とし、該変換歯車をカウンタ−の入力歯車と前記ハンドル で連動回転する歯車との間に係脱自在に噛合可能としたことを要旨とするもので ある。
【0006】
【作用】
カウンタ−Aにより回転体14に巻き取られる釣糸の巻取り糸長が計測される時 は、釣糸の繰り出しで水深が表示された状態で、帰零ボタン9が押し込まれて各 数字表示車7、7′、7″の数字表示が「0」に帰零される。 次に変換ツマミレバ−26が図9のように反時計方向に回動されると、釣糸の繰 り出し状態で中間歯車3の小径の歯車3cと噛合されていた変換歯車23が中間歯車 3′の小径の歯車3dに噛合される。 この状態で回転体14に釣糸が巻き取られると、ハンドル16で連動回転する歯車 17が時計方向に回転されるが歯車5は反時計方向に回転される。 歯車5の反時計方向の回転でメカ式カウンタ−Aの入力軸30に固定された傘歯 車からなる入力歯車31が図3で時計方向に回転されて各数字表示車7、7′、7 ″が回転されて数字表示される。 回転体14が仕掛を水面に下ろす前の状態まで回転されると、各数字表示車7、 7′、7″に底からの水深が数字表示される。
【0007】
【実施例】
以下、図示の一実施例によって本考案を説明すると、魚釣用リ−ルの糸長計測 装置を魚釣用両軸受型リ−ルで述べると、図1は魚釣用両軸受型リ−ルの斜視図 、図2は魚釣用両軸受型リ−ルの要部断面背面図、図3は魚釣用両軸受型リ−ル の要部断面平面図、図4は魚釣用両軸受型リ−ルの一側リ−ル側板の内側の釣糸 繰出し糸長計測時の側面図、図5はメカ式カウンタ−の内部平面図、図6はメカ 式カウンタ−の内部側面図、図7はメカ式カウンタ−の他の一側内部側面図、図 8はメカ式カウンタ−の他の一側で帰零動作時の内部側面図、図9は魚釣用両軸 受型リ−ルの一側リ−ル側板の内側の釣糸巻取り糸長計測時の側面図である。
【0008】 図1から図4で魚釣用両軸受型リ−ルは、リ−ル本体1の左右両側枠1a、1bが 支柱10とリ−ル脚11の固定板12で平行に保持されている。 左右両側枠1a、1bの外側には夫々リ−ル側板2、13が取り付けられている。 両側枠1a、1b間にはスプ−ルからなる回転体14が配置され、回転体14は回転軸 15に固定されて回転軸15は図示しない軸受で回転可能に支持されている。 回転体14はリ−ル側板13内の図示しない駆動歯車等を介してハンドル16で回転 される。
【0009】 側枠1aの外側に突出された回転軸15にハンドル16で連動回転する歯車17が固定 されている。 側枠1aの外側にハンドル16で連動回転する中間歯車3、3′が夫々軸18、19で 軸承され、中間歯車3、3′には夫々大径の歯車3a、3bと小径の歯車3c、3dが形 成されて大径の歯車3a、3b同士が常時噛合されている。 歯車17に中間歯車3の大径の歯車3aが常時噛合されている。 更に側枠1aの外側に歯車20とレバ−4が軸21で回転及び回動自在に軸承されて いる。 レバ−4の一側には軸22で変換歯車23が回転自在に軸承されて歯車20と変換歯 車23が常時噛合されている。 側枠1aの外側に歯車5が軸24で回転自在に軸承されている。 歯車5には大径の歯車5aと傘歯車5bが形成されて歯車20と大径の歯車5aが常時 噛合されている。 変換歯車23は中間歯車3、3′の小径の歯車3c、3dに噛合可能に臨まされてい る。
【0010】 レバ−4の他側には長孔4aが穿設されている。 側枠1aとリ−ル側板2で軸25が回動自在の軸承されて軸25に切換レバ−6が固 定されている。 リ−ル側板2から外部に突出された軸25には変換ツマミレバ−26が取り付けら れている。 切換レバ−6の一側にはピン27が固定されてピン27はレバ−4の長孔4aに挿入 されている。 切換レバ−6の基部にはバネ掛け部6aが形成されれてバネ掛け部6aに小孔が穿 設されている。 側枠1aの外側に小孔が穿設されてこの小孔とバネ掛け部6aの小孔にデットポイ ントバネ28が係止されている。
【0011】 リ−ル側板2には突出部2aが形成されて突出部2a内にメカ式カウンタ−Aが収 容されている。 メカ式カウンタ−Aの下ケ−ス29の下側に突出した入力軸30に傘歯車からなる 入力歯車31が固定されて入力歯車31は歯車5の傘歯車5bに常時噛合されている。 メカ式カウンタ−Aは図5から図8に公知の一例が示され、ケ−ス29、32の中 に組み込まれ、入力軸30にウォ−ム33が固定されている。 ケ−ス29に形成された両側の縦壁には回転軸34が回転自在に嵌合され、回転軸 34の一側にはウォ−ムホイ−ル35が固定されてウォ−ム33に噛合されている。 ウォ−ムホイ−ル35には平歯車36が一体に固定形成されている。 回転軸34には1桁の数字表示車7と10桁の数字表示車7′と100 桁の数字表示 車7″が回転自在に嵌合されている。
【0012】 各数字表示車7、7′、7″の側面には夫々ハ−トカム7aと複数本の送りピン 7bと桁上げ凹部7cとボス部7dとが夫々形成されている。 数字表示車7″のボス部7d側面の回転軸34にはEリング37が嵌められ、コイル バネ38でEリング37が一側に押圧付勢されている。 各数字表示車7、7′、7″の外側には枠8が支持軸39でケ−ス29の一側縦壁 に対し回動自在に支持され、支持軸39にはEリング40が嵌められ、コイルバネ41 で枠8が一側に押圧付勢されている。 枠8には軸42が支持され、軸42にピニオン43と桁上げ車44、45が回転自在に嵌 合されている。
【0013】 ピニオン43は前記平歯車36に噛合され、ピニオン43には反対側に複数本の送り ピン46が一体に形成されて1桁の数字表示車7の複数本の送りピン7bと噛み合わ されている。 桁上げ車44、45の一側には複数本の桁上げピン47、48が夫々一体に形成されて 前記数字表示車7、7′の桁上げ凹部7cに係合可能に臨まされている。 更に桁上げ車44、45の他側には複数本の送りピン49、50が夫々一体に形成され て数字表示車7′、7″の複数本の送りピン7bと噛み合わされている。 又、ピニオン43と桁上げ車44、45には図5、図7のように断面正方形の位置修 正体51、52が夫々形成されて位置修正体51、52に臨むようにケ−ス29に板バネ53 の一端が固定されている。 枠8には前記ハ−トカム7aに臨む図で3本の帰零レバ−8aが一体に形成され、 図示しない発条でピニオン43が平歯車36に噛合されるように付勢されている。
【0014】 各数字表示車7、7′、7″の数字表示「0」は、ハ−トカム7aが図8の姿勢 位置にあるとき上面に表示されるように設定されている。 帰零ボタン9はケ−ス29の他側縦壁に形成された縦孔に図6で上下に摺動自在 に設けられ、図6のように帰零ボタン9に形成された傾斜面9aに軸42が当接され ている。 糸長計測装置は回転軸15に固定された歯車17からメカ式カウンタ−Aの入力軸 30に固定された入力歯車31までの各歯車とレバ−4、6と、メカ式カウンタ−A で構成されている。 各数字表示車7、7′、7″の数字表示は図3の平面図で上方から見れるよう になっている。
【0015】 カウンタ−Aにより回転体14から繰り出される釣糸の繰出し糸長及び巻取り糸 長を計測する時は、まず帰零ボタン9を押し込んで各数字表示車7、7′、7″ の数字表示を「0」にする。 この時帰零ボタン9が押し込まれると、図8のように傾斜面9aで軸42を介して 枠8が回動され、各帰零レバ−8aでハ−トカム7aが押されて各数字表示車7、7 ′、7″の数字表示を「0」にすると共に、位置修正体51、52が板バネ53に押し 付けられて位置修正される。
【0016】 魚釣用リ−ルの糸長計測装置の動作は、ハンドル16が回転されると、回転軸15 と回転体14が回転される。 カウンタ−Aで回転体14に巻回された図示しない釣糸が繰り出される繰出し糸 長が計測される時は、変換歯車23が中間歯車3の小径の歯車3cと噛合されるよう に変換ツマミレバ−26が図4のように水平位置に回動されている。 この状態で回転体14が釣糸の繰出しで回転されて図4で歯車17が反時計方向に 回転されると、歯車5が反時計方向に回転される。 歯車5の反時計方向の回転でメカ式カウンタ−Aの入力軸30に固定された傘歯 車からなる入力歯車31が図3で時計方向に回転されて各数字表示車7、7′、7 ″が回転されて数字表示される。 釣糸の先端に取り付けられた図示しない仕掛が海底に到達すると、釣糸の繰出 しが停止して回転体14の回転が停止して水深が数字表示される。 この状態で回転体14に釣糸が巻き取られると、各数字表示車7、7′、7″の 数字表示は減算表示される。
【0017】 カウンタ−Aにより回転体14に巻き取られる釣糸の巻取り糸長が計測される時 は、前記水深が表示された状態で、帰零ボタン9が押し込まれて各数字表示車7 、7′、7″の数字表示が「0」に帰零される。 次に変換ツマミレバ−26が図9のように反時計方向に回動されて変換歯車23が 中間歯車3′の小径の歯車3dに噛合される。 この状態で回転体14に釣糸が巻き取られると、歯車17が時計方向に回転される が歯車5は反時計方向に回転される。 歯車5の反時計方向の回転でメカ式カウンタ−Aの入力軸30に固定された傘歯 車からなる入力歯車31が図3で時計方向に回転されて各数字表示車7、7′、7 ″が回転されて数字表示される。 回転体14が仕掛を水面に下ろす前の状態まで回転されると、各数字表示車7、 7′、7″に水深が数字表示される。
【0018】 カウンタ−Aの動作は、入力軸30が回転され、その回転がウォ−ム33を介して ウォ−ムホイ−ル35に伝達され、ウォ−ムホイ−ル35と一体の平歯車36を介して ピニオン43が回転される。 ピニオン43の回転で複数本の送りピン46と噛み合う1桁の数字表示車7の複数 本の送りピン7bで数字表示車7が回転される。 1桁の数字表示車7が1回転されて1桁の数字表示車7の凹部7cと桁上げ車44 の桁上げピン47が係合されると、桁上げ車44が回転されて桁上げ車44の複数本の 送りピン49と噛み合う10桁の数字表示車7′の複数本の送りピン7bで数字表示車 7′が回転されて10桁の数字表示車7′が数字表字1つ回動されて「1」が表示 される。 次に、10桁の数字表示車7′が1回転されて10桁の数字表示車7′の凹部7cと 桁上げ車45の桁上げピン48が係合されると、桁上げ車45が回転されて桁上げ車45 の複数本の送りピン50と噛み合う100 桁の数字表示車7″の複数本の送りピン7b で数字表示車7″が回転されて100 桁の数字表示車7″が数字表字1つ回動され て「1」が表示される。
【0019】 前記のように糸長計測装置が動作することで、釣糸の繰出し動作で回転体14が 図4で反時計方向に回転されると、その回転は変換歯車23の変位で歯車5に反時 計方向の回転で伝達される。 次に釣糸の巻取り動作で回転体14が図4の反時計方向に対して逆方向の図9で 時計方向に回転されると、その回転は変換歯車23の変位で歯車5に反時計方向の 回転が伝達される。 即ち、回転体14の正逆方向の回転に対して変換歯車23の変位で常に歯車5に反 時計方向の回転が伝達される。 従って、回転体14の正逆方向の回転に対して変換歯車23の変位で常にカウンタ −Aの動作は加算方向の数字表示となる。 このことで、水面からの水深を基準とした棚取り作業を行う場合は、前記釣糸 が繰り出される繰出し糸長が計測される時の操作で、水面からの繰出し糸長を加 算(0→大)表示される。 又、底を基準として底からの所望値の棚取り作業を行う場合は、前記釣糸の巻 取り糸長が計測される時の操作で、底からの巻取り糸長を加算(0→大)表示さ れる。
【0020】 前記糸長計測装置の繰出し及び巻取りの糸長の数字表示は、スプ−ルからなる 回転体14の外径、カウンタ−Aのウォ−ム33とウォ−ムホイ−ル35の回転数変換 率や、ピニオン43と平歯車36の回転数変換率や、他の糸長計測装置の歯車の回転 数変換率を適宜設定して表示される。
【0021】 前記のように魚釣用リ−ルの糸長計測装置が構成されると、変換ツマミレバ− 26の回動操作で変換歯車23が変位されることと、帰零ボタン9の押し込み操作で カウンタ−Aの帰零で、釣糸の繰出し及び巻取りの糸長計測が容易に選択計測さ れ、水面からの水深を基準とした釣糸の繰出しの糸長計測表示による棚取り作業 と、底を基準として底からの所望値を巻取りの糸長計測表示による棚取り作業が 出来る。
【0022】 前記説明では、魚釣用リ−ルの糸長計測装置を魚釣用両軸受型リ−ルで述べた が、他の形式の魚釣用リ−ルの糸長計測装置に実施してもよい。 例えば、魚釣用スピニングリ−ルや魚釣用覆面型リ−ルの場合は、ロ−タ−を 回転体とし、ハンドルの回転から回転数を取って、リ−ルのギヤ比、スプ−ル、 ロ−タ−の大きさ等を考慮してハンドルの回転数に対して、カウンタ−の表示を 繰出し及び巻取りの糸長の数字表示に変換表示するようにしてもよい。 前記説明では、カウンタ−Aの入力軸30と回転軸34の間にウォ−ム33とウォ− ムホイ−ル35からなる減速輪列を設けたが、他の構成としてもよく、回転軸34を 直接歯車5に連結するようにして、糸長計測装置の回転軸15に固定された歯車17 と歯車5の間の歯車輪列を減速輪列としてもよい。 前記説明では、ハンドルの回転に連動回転する歯車を、回転体14の回転軸15に 固定した歯車17としたが、スプ−ルからなる回転体14の外周に巻回した釣糸の外 周に接離自在に設けた糸長計測用ロ−タ−の出力軸に固定した出力歯車としても よい。 前記説明では、変換ツマミレバ−26と帰零ボタン9の操作は別操作になるが、 帰零操作が別操作出来ると共に、変換ツマミレバ−26の操作で連動操作出来るよ うにしてもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案は前述のように構成されたから、外部操作で変換歯車が変位されること と、カウンタ−の帰零で、釣糸の繰出し糸長及び巻取り糸長の計測が容易に選択 計測され、水面からの水深を基準とした釣糸の繰出し糸長の計測表示による棚取 り作業と、底を基準として底からの所望値を巻取り糸長の計測表示による棚取り 作業が、何れも糸長を加算表示させることが出来る等実用上優れた効果を奏する 魚釣用リ−ルの糸長計測装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】魚釣用両軸受型リ−ルの斜視図である。
【図2】魚釣用両軸受型リ−ルの要部断面背面図であ
る。
【図3】魚釣用両軸受型リ−ルの要部断面平面図であ
る。
【図4】魚釣用両軸受型リ−ルの一側リ−ル側板の内側
の釣糸繰出し糸長計測時の側面図である。
【図5】メカ式カウンタ−の内部平面図である。
【図6】メカ式カウンタ−の内部側面図である。
【図7】メカ式カウンタ−の他の一側内部側面図であ
る。
【図8】メカ式カウンタ−の他の一側で帰零動作時の内
部側面図である。
【図9】魚釣用両軸受型リ−ルの一側リ−ル側板の内側
の釣糸巻取り糸長計測時の側面図である。
【符号の説明】
1 リ−ル本体 3、3′、17 ハンドルで連動回転する歯車 14 回転体 16 ハンドル 23 変換歯車 31 入力歯車 A カウンタ−

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプ−ルに釣糸を巻回するハンドルの回
    転に連動回転する回転体の回転数に基づいて糸長を計測
    表示するカウンタ−をリ−ル本体に備えた魚釣用リ−ル
    の糸長計測装置において、前記回転体からの回転方向を
    変換させる変換歯車を外部操作で変位可能とし、該変換
    歯車をカウンタ−の入力歯車と前記ハンドルで連動回転
    する歯車との間に係脱自在に噛合可能としたことを特徴
    とする魚釣用リ−ルの糸長計測装置。
JP1993071373U 1993-12-07 1993-12-07 魚釣用リ−ルの糸長計測装置 Expired - Lifetime JP2586806Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50153959A (ja) * 1974-06-03 1975-12-11
JPH0477777U (ja) * 1990-11-17 1992-07-07

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