JPH0734371U - 自動車用外付け走行データ計測装置 - Google Patents

自動車用外付け走行データ計測装置

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JPH0734371U
JPH0734371U JP7120493U JP7120493U JPH0734371U JP H0734371 U JPH0734371 U JP H0734371U JP 7120493 U JP7120493 U JP 7120493U JP 7120493 U JP7120493 U JP 7120493U JP H0734371 U JPH0734371 U JP H0734371U
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JP
Japan
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signal
signal line
rotation speed
vehicle
speed sensor
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Pending
Application number
JP7120493U
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English (en)
Inventor
光男 山口
Original Assignee
有限会社山電
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車用外付け速度計測装置を、自動車の回転
センサからの信号を直接利用できるようにする。 【構成】スピードメータ10は、エンジン回転数を検出
する車速センサ11と車速センサからの信号を伝達する
信号線12と、回転信号を速度信号や距離信号に変換す
る信号処理回路13と、信号処理回路の出力により駆動
され速度を表示する速度メータ14とを設けている。運
行記録計30は、信号線12に分岐して接続された分岐
信号線31を設けており、分岐信号線には周波数変換回
路32が接続されている。周波数変換回路の出力側に
は、自動車の走行距離を表示し記録する距離メータ33
が接続されている。距離メータの仕様が25パルスの入
力に応じて車輪1回転に換算するものであり、車速セン
サが車輪1回転に対して5パルスを出力する場合、周波
数変換回路により周波数を5倍にすればよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タコグラフや運行記録計等の自動車用外付け走行データ計測装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、タクシー,トラックあるいは路線バス等の営業用自動車は、トランスミ ッションケースにエンジン出力軸の回転数を取り出すために回転数センサを取り 付ける端子を設けていた。そして、自動車自体に取り付けられた速度計等とは別 に、専用センサを有する距離メータや運行記録装置等の走行データ計測装置が、 専用センサを端子に取り付けることにより使用されていた。これら距離メータや 運行記録計等は、製造メーカによって仕様が異なり、例えば回転数センサの出力 パルス数に対するタクシーメータ等の応答パルス数等がまちまちであるため、個 々のタクシーメータに専用の回転数センサを用いる必要があった。 そして、回転数センサ1の取付部分の構造は、図3に示すように、トランスミ ッションケース2内のエンジンの出力軸3に取り付けられたオームギア4に主軸 5の一部に設けたギア5aをかみ合わせ、トランスミッションケース2に主軸5 の端部が取り付けられており、主軸端部の端子6に機械式の外付け回転数センサ 1が取り付けられてねじ止め固定されるようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記自動車においては、部品削減による重量軽減,組立て工数の低減 ,これによる価格の低減,回転数センサからの信号線の配線の自由度の向上等の 理由により、図2に示すように、上記回転数センサを取り付けるためのトランス ミッションの主軸端部の端子を省略し、エンジン内に磁気検出素子等を直接挿入 し、回転軸に取り付けられた磁石を検出することにより回転数を検出するように なってきた。これにより、外付け用の距離メータや運行記録装置の回転数センサ をトランスミッションケースに直接取り付けることが不可能になってきた。これ に対し、自動車に取り付けられた速度計への回転数信号線を用いようとすると、 距離メータや運行記録装置はそれぞれに仕様が異なり、例えばエンジン1回転に 対しパルス数を4パルスとしたり25パルスとしたり等まちまちであるため、回 転数信号をそのまま外付け用の距離メータや運行記録装置用として使用すること はほとんど不可能であるという問題がある。 本考案は、上記した問題を解決しようとするもので、自動車の回転数センサか らの信号を直接使用することができる自動車用外付け走行データ計測装置を提供 することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために本考案の構成上の特徴は、自動車のエンジン回 転数または出力軸回転数を回転数センサにより検出し、同回転数センサから出力 された回転数信号を同自動車に設けられた専用の速度又は距離表示装置に伝達す る信号線を設けた自動車に適用される外付け走行データ計測装置であって、信号 線から分岐された分岐信号線と、分岐信号線に接続され、走行距離等の走行デー タを計測する走行データ計測部と、分岐信号線に介装され、同分岐信号線に入力 される回転数信号を適正な周波数に変換して走行データ計測部に送る回転数信号 変換手段とを設けたことにある。
【0005】
【考案の作用・効果】
上記のように構成した本考案においては、分岐信号線に入力される回転数信号 を適正な周波数に変換する回転数信号変換手段を設けたことにより、処理信号の 規格の異なった走行データ計測部に応じて回転数信号を適正な規格に変換させる ことができる。 そのため、本考案に係る外付け走行データ計測装置は、外付け用回転数センサ の取付端子を設けない自動車に対して的確に対応することができる。そして、車 種や生産国の違いによる回転数センサの回転数信号の違いにかかわらず、また種 々の仕様の走行データ計測部を用いる場合であっても回転数信号変換手段による 簡単な調整により、容易に対応することができる。 また、本考案においては、走行データ計測部に例えば公知の周波数変換回路等 の回転数信号変換手段としてを用いるのみなので、安価に上記効果を得ることが できる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面により具体的に説明する。 図1は、本考案を公知の電子式スピードメータを備えたバス等の営業用自動車 に適用した例についてブロック図により示したものである。 スピードメータ10は、エンジン回転数を検出する車速センサ11と、車速セ ンサ11からの信号を伝達する信号線12と、回転数信号を速度信号や距離信号 に変換する信号処理回路13と、信号処理回路13の出力により駆動され速度を 表示する速度メータ14とを備えている。車速センサ11は、図2に示すように 、自動車のトランスミッションケース21内の出力軸22の周囲に設けたマグネ ット23に対向した状態でトリンスミッションケース21に取り付けられており 、例えば磁気抵抗素子のような磁気センサ式のものや、リードスイッチを用いた オンオフ式のものであり、出力軸の1回転に応じて例えば5パルス数の信号を出 力する。
【0007】 運行記録計30は、信号線12に分岐して接続された分岐信号線31を設けて おり、分岐信号線31には周波数変換回路32が接続されている。周波数変換回 路32は、周知のもので、特定周波数に変換するものや、周波数可変のものがあ る。例えば抵抗容量等の調整により入力信号の周波数を連続的に所望の周波数に 変換して出力するものや、選択手段により特定周波数を選択的に出力させるもの 等である。 周波数変換回路32の出力側は、自動車の走行距離を表示し記録する距離メー タ33に接続される。
【0008】 上記のように構成した運行記録計30においては、運行記録計30の仕様が例 えば25パルスの入力に応じて車輪1回転に換算するものであると、周波数変換 回路32により分岐信号線31からの入力信号のパルス数を5倍になるように抵 抗調節すればよい。 すなわち、車速センサの仕様の違いや、運行記録計の仕様の違いに係わらず、 周波数変換回路によって調整することにより、簡単に対応することができ非常に 便利である。また、周波数変換回路は、公知の簡易なものなので、上記機能を具 備する運行記録計を安価に提供することができる。
【0009】 なお、上記実施例においては、本発明に係る外付け走行データ計測装置を運行 記録計に適用した場合について説明したが、その他、距離計、速度計、タコグラ フ等に適用することができる。 また、上記実施例においては、回転数センサは、トランスミッションケース内 のエンジン出力軸の回転数を検出する形式のものであるが、これに加え又はこれ に代えて、タコメータ等のエンジン回転数を直接検出するタイプのセンサを用い てもよい。 さらに、周波数変換回路により、連続的に周波数の微調整を容易に行うことが 出来るので、計測装置のわずかな狂い等も容易に是正することができ、速度,距 離等の精密な計測を必要とする用途に非常に好適である。また、タイヤの磨耗や タイヤ径の変更による速度や走行距離の誤差の微調整も容易に行うことができる 。
【0010】 なお、自動車のトランスミッションケースに設けた端子に専用回転数センサを 取りつけ、それに接続線を介して距離メータや運行記録装置等を接続した外付け 走行データ計測装置についても、接続線を切断してその間に周波数変換装置を取 り付けて使用することができる。すなわち、専用の回転数センサを設けた外付け 走行データ計測装置ではあっても、タイヤの磨耗やタイヤの変更等によりエンジ ン出力軸回転数と走行距離等の関係に誤差を生じることがあるため、センサ信号 の周波数を調整する必要の生じることがある。このような場合に、外付け走行デ ータ計測装置の入力側に周波数変換装置を設けておけば、上記のような場合にも 容易に周波数の調整を行うことが出来るので非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る運行記録計を公知の電
子式スピードメータを備えた自動車に適用した場合を示
すブロック図である。
【図2】トランスミッションケースに設けられた車速セ
ンサを示す一部破断面図である。
【図3】従来例に係る機械式回転数検出部分を示す一部
破断面図である。
【符号の説明】
10;スピードメータ、11;車速センサ、12;信号
線、13;信号処理回路、14;車速メータ、21;ト
ランスミッションケース、22;出力軸、30;運行記
録計、31;分岐信号線、32;周波数変換回路、3
3;距離メータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のエンジン回転数又は出力軸回転数
    を検出する回転数センサと、同回転数センサから出力さ
    れた回転数信号を同自動車に設けられた専用の速度又は
    距離表示装置に伝達する信号線を設けた自動車に適用さ
    れる外付け走行データ計測装置であって、 前記信号線から分岐された分岐信号線と、 同分岐信号線に接続され、走行距離等の走行データを計
    測する走行データ計測部と、 前記分岐信号線に介装され、同分岐信号線に入力される
    前記回転数信号を適正な周波数に変換して前記走行デー
    タ計測部に送る回転数信号変換手段とを設けたことを特
    徴とする自動車用外付け走行データ計測装置。
JP7120493U 1993-12-03 1993-12-03 自動車用外付け走行データ計測装置 Pending JPH0734371U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7120493U JPH0734371U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 自動車用外付け走行データ計測装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7120493U JPH0734371U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 自動車用外付け走行データ計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0734371U true JPH0734371U (ja) 1995-06-23

Family

ID=13453922

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JP7120493U Pending JPH0734371U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 自動車用外付け走行データ計測装置

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JP (1) JPH0734371U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013108948A1 (ko) * 2012-01-20 2013-07-25 한국과학기술원 파이프 손상 감지 장치 및 방법

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