JPH073435Y2 - カラ−表示装置 - Google Patents

カラ−表示装置

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JPH073435Y2
JPH073435Y2 JP2722687U JP2722687U JPH073435Y2 JP H073435 Y2 JPH073435 Y2 JP H073435Y2 JP 2722687 U JP2722687 U JP 2722687U JP 2722687 U JP2722687 U JP 2722687U JP H073435 Y2 JPH073435 Y2 JP H073435Y2
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JP
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display device
color
liquid crystal
polarizing plate
light
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JP2722687U
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JPS63135382U (ja
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寛 渡辺
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Futaba Corp
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、英数字、記号等の文字を多色表示するカラー
表示装置に関し、特に、蛍光表示装置とカラー偏光板の
組合せより成るカラー表示装置に関する。
〔従来の技術〕 従来から、陰極線管、液晶表示装置、蛍光表示装置等を
利用して英数字等の文字をカラー表示する表示装置が実
用化され又、高精細度化等の要望に応じて開発が進めら
れている。これらの表示装置の中で、薄形化および高解
像度化可能、自発光のため視認性が良い等の特徴を有す
る蛍光表示装置においても、種々の要望に応えるべく開
発が行われている。従来のカラー蛍光表示装置において
は、カラー蛍光体として硫化物蛍光体を使用しているた
め、蛍光体から発生するガスによりカソードの電子放出
能力が低下し、輝度が劣化するという問題があった。こ
の問題を解決するために、蛍光体としてZnO:Znを使用し
た単色表示の蛍光表示装置と、ニュートラル偏光板、カ
ラー偏光板およびツイストネマチェク(TN)液晶セルか
ら成る液晶フィルタとを組合せたカラー表示装置が提案
されている。(特開昭58−126515号参照)。
このカラー表示装置においては、蛍光表示装置として、
数字形成用セグメントの部分にのみ蛍光体が被着形成さ
れた多桁蛍光表示装置が使用されており又、液晶フィル
タは、液晶セルをニュートラル偏光板とカラー偏光板と
で挟んだ構造となっている。蛍光表示装置で文字を表示
するとともに、液晶セルに供給する電圧をオン/オフ制
御することにより液晶フィルタから放射される光の色を
変化させ、表示された文字をカラー化している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記液晶フィルタと蛍光表示装置とを組合せたカラー表
示装置においては、蛍光体としてZnO:Znを使用してい
る。
蛍光体ZnO:Znは赤色領域から青色領域まで広い発光スペ
クトルを有し、緑色に発光ピークを有している。従っ
て、カラー偏光板として赤色から青色まで種々のものを
使用でき多色表示が可能という利点がある。しかしなが
ら、表示に必要な部分のみを発光させることによりカラ
ー表示を得ているため、外光の反射、散乱等の影響によ
り、表示部分と背景部分とのコントラストが悪いという
欠点があった。又、特定の表示状態を保持するために蛍
光表示装置の特定部分の蛍光体のみを長時間発光させた
場合、外囲器内部の残留ガスの影響により、非発光部分
の蛍光体を発光させたときの輝度が低下し、全体として
輝度むらが生じるという問題があった。これを防止する
方法として外囲器内部を完全な真空に維持することが考
えられるが、これは困難であった。
本考案は前記欠点に鑑みなされたもので、コントラスト
の向上および輝度むらの発生の防止を図ることを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、蛍光表示装置、ニュートラル偏光板、カラー
偏光板および旋光部とを備えているカラー表示装置にお
いて、表示パターン部および背景部に蛍光体を被着した
蛍光表示装置を用いて、所望の表示パターン部と、それ
以外の部分とを旋光部の駆動に同期して所定順序で別々
に発光駆動する制御部を備えたことを特徴としている。
〔作用〕
蛍光表示装置の所望の表示パターン部を発光させたとき
と、それ以外の部分を発光させたときとに各々同期し
て、制御部により旋光部の旋光特性を変化させることに
より、所望の表示パターン部とそれ以外の部分とは異な
る色で表示される。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例を表す基本図である。
第1図において、101は矢印1方向に偏光した光の青色
成分を通過させ又、矢印2方向に偏光した白色成分を通
過させるカラー偏光板である。102は矢印3方向に偏光
した光の橙色成分を通過させ又、矢印4方向に偏光した
白色成分を通過させるカラー偏光板である。旋光部とし
て機能し、TN液晶等によって構成されている液晶セル10
3は、後述する駆動回路によって駆動され、入射光を90
°旋光するか若しくは旋光せずにそのまま通過させる。
104はニュートラル偏光板であり、矢印5方向に偏光し
た光の白色成分を通過させる。105は後述するように、
背景部にも蛍光体が被着された蛍光表示装置である。
第2図(a),(b)は、各々第1図の蛍光表示装置10
5の正面図、A−B断面図であり、第1図と同一部分に
は同一符号を付している。
第2図において、ガラス等の透光性材料で形成された前
面基板207の下層部には、ITO(Indium Tin Oxide)等の
透光性導電膜から成る陽極電極205が、文字表示パター
ン部を構成する各セグメント203と背景204を構成する部
分とに分けて被着形成されている。陽極電極205の下層
部には、ZnO;Znから成る蛍光体層206が被着形成されて
いる。蛍光体層206の下方には、各文字表示パターン部
ごとに対応してメッシュ状の制御電極202が配設されて
いる。制御電極202の下方には、カソード電極209が配設
されている。前面基板207、側面板208および背面板201
により真空外囲器が形成されている。又、図示しない
が、各電極用の接続端子が外囲器の外部に導出されてい
る。
第3図は本考案に使用する駆動回路を示すブロック図で
あり、第1図および第2図と同一部分には同一符号を付
している。
第3図において、蛍光表示装置105は第2図に示した構
造のものであり、その制御電極はシフトレジスタから成
る制御電極駆動回路301に接続され、陽極電極は陽極電
極駆動回路302に接続されている。陽極電極駆動回路302
には表示信号Vsが入力されている。制御電極駆動回路30
1、陽極電極駆動回路302および液晶セル駆動回路304の
タイミング制御端子にはタイミング制御回路303が接続
されている。液晶セル103は、TN液晶を2枚のガラス基
板および側壁からなる密閉容器に封入するとともに、前
記各ガラス基板の内部全面に各1枚のベタ状の透明電極
を被着した構造である。両電極は液晶駆動回路304に接
続されている。
第4図は、第3図の回路のタイミング図である。
以下、第1図〜第4図を参照してその動作を説明する。
いま、数字「30」を橙色で表示し、他の部分を青色表示
する場合を考える。
時刻Toにおいて、数字「30」を表わす表示信号Vsが入力
され、制御信号駆動回路301および陽極電極駆動回路302
が、タイミング制御回路303からのタイミング制御信号
に応答して、蛍光表示装置105のセグメントa、d、
e、f、g、h、i、j、k、l、mを発光させる。同
時にタイミング制御回路303からのタイミング制御信号
が液晶駆動回路304に入力される。これに応答して液晶
駆動回路304は液晶セル103の両電極に電圧を印加する。
これにより液晶セルは、入射光を旋光することになくそ
のまま出力する。
従って、第1図から分かるように、蛍光表示装置105で
発光表示した部分からの光は、ニュートラル偏光板104
の矢印5方向の成分が旋光されることなく液晶セル103
を通過する。この光成分は、カラー偏光板102によって
矢印3方向に偏光する橙色光のみが通過する。前記橙色
光はカラー偏光板101をそのまま通過し、結果として橙
色で表示された数字「30」が視認される。
次に時刻T1において、制御電極駆動回路301および陽極
駆動回路302は、橙色表示された数字「30」以外の部
分、すなわち、セグメントb、c、nおよび背景204を
発光駆動する。それに同期して、タイミング制御回路30
3は、液晶駆動回路304に液晶セル103の駆動を停止させ
るための信号を供給する。これにより、液晶セル103の
入射光の偏光面は90°旋光する。すなわち第1図におい
て、蛍光表示装置105で表示されたセグメントb、c、
nおよび背景204から放出された光は、矢印5方向の偏
光成分がニュートラル偏光板104を通過し、この偏光成
分は、液晶セル103により90°旋光されて出力される。
従って、液晶セル103を通過した光成分は、全てカラー
偏光板102を通過し、その後カラー偏光板101を解して青
色成分のみが出力される。
よって、数字「30」以外の部分は青色に視認される。以
後、これをくり返し、数字「30」のみが橙色で表示され
且つ他の部分が青色で表示された極めてコントラストの
良い表示が得られる。又、特定の表示すべきセグメント
のみを駆動するものではなく他のセグメントも発光駆動
しているので、特定の表示を長時間持続したとしても輝
度むらが生じる恐れはない。さらに、カラー偏光板を変
えるとにより、種々のカラー表示が可能となる。
本考案には、種々の変形が考えられる。例えばニュート
ラル偏光板104とカラー偏光板101、102の配置は第1図
に限られるものではなく、例えばニユートラル偏光板10
4とカラー偏光板101、102との位置を相互に変えてもよ
い。又、液晶セル103として、スーパーツイストマネチ
ック形液晶セル、強誘電性液晶セル等の他、PLZT等の複
屈折材料を使用してもよい。又、本考案でパターン形成
部として使用した蛍光表示装置の蛍光スペクトルはピー
クが緑色にあり、発光色としては緑色に視認されるた
め、カラー偏光板を1枚として、表示部若しくは他の部
分の色を蛍光表示装置の発光色にすることもできる。
又、陽極電極と制御電極とを同一基板上に形成する方式
の蛍光表示装置では、制御電極を陽極電極を囲む部分と
他の部分とに分割し、前記他の部分に蛍光体層を被着す
ることにより背景を形成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、高コントラストな表示が得られるとと
もに輝度むらの発生防止が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本図、第2図は本考案で使用する蛍
光表示装置の正面図および側断面図、第3図は本考案で
使用する駆動回路のブロック図、第4図は第3図のタイ
ミング図である。 101、102:カラー偏光板、103:液晶セル 104:ニュートラル偏光板、105:蛍光表示装置 301:制御電極駆動回路、302:陽極電極駆動回路、303:タ
イミング制御回路 304:液晶駆動回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示パターン部および背景部に蛍光体層が
    被着された蛍光表示装置と、前記蛍光表示装置からの光
    の偏光方向を制御する旋光部と、前記旋光部をはさんで
    設けられたニュートラル偏光板およびカラー偏光板と、
    前記表示パターン部の少なくとも一部の蛍光体層とそれ
    以外の蛍光体層とを所定タイミングで別々に発光駆動す
    る駆動回路と、前記駆動に同期して前記旋光部の旋光特
    性を変化させる制御部とを備えて成るカラー表示装置。
JP2722687U 1987-02-27 1987-02-27 カラ−表示装置 Expired - Lifetime JPH073435Y2 (ja)

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JPS63135382U JPS63135382U (ja) 1988-09-06
JPH073435Y2 true JPH073435Y2 (ja) 1995-01-30

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