JPH0734070A - 竹材等の乾留方法 - Google Patents

竹材等の乾留方法

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JPH0734070A
JPH0734070A JP5199058A JP19905893A JPH0734070A JP H0734070 A JPH0734070 A JP H0734070A JP 5199058 A JP5199058 A JP 5199058A JP 19905893 A JP19905893 A JP 19905893A JP H0734070 A JPH0734070 A JP H0734070A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度等の制御が容易に行え、安価に、品質的
に優れた竹材等の炭化物及びタール分を含まない酢液を
製造する乾留方法を提供する。 【構成】 理論空気量またはそれ以下の空気比で燃料の
燃焼が可能なバーナー15を使用して、酸素量が微量ま
たは皆無で、且つ比較的高温または更に高温の燃焼排ガ
スを得、これを竹材及び/又は木材に接触させて直接乾
留する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竹材、木材等(以下、
これらを竹材等という)を原料として炭または酢液を製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】竹材等からの炭化物の製造は、竹材等に
着火して自燃させ、竹材等の全体が高温になった所で窒
息消火させて炭化物を回収することによって行われてい
た。また、竹材等より酢液を製造する場合には、竹材等
を自燃させて発生する排ガスから回収していた。これら
の製造装置としては、以前からある土窯をはじめロータ
リーキルン等、種々の装置が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、何れの装置に
おいても竹材等を自燃させて窒息消火させる場合には、
竹材等の材質、水分、燃焼用空気量等の変動要因が大き
く、この為に温度制御や窒息消火のタイミング等に相当
の熟練と経験が必要であり、温度制御やタイミングを誤
ると炭化物の歩留りが悪くなり、場合によっては全てが
灰化してしまう等の問題があった。従って、前記従来方
法においては容易に高温処理した炭化物や賦活した炭化
物を得ることは困難であった。また竹材等を自燃させる
為には、着火温度以上に保持する必要があり、一般に水
分を含有している竹材等の着火温度は350℃以上であ
るが、350℃程度の温度になると酢液と同時にタール
が発生する。タール中には人体に有害なベンツピレン等
を含有している場合が多いので、酢液の利用が阻害され
ることがある。また、酢液には植物の成長促進、抗菌効
果や脱臭効果等があるので、植物に葉面散布、土壌散布
して使用されるが、その中にタールが含有されていると
葉、根等に付着して気孔閉塞を生ずる等の問題があっ
た。これらの問題を解決する手段として室炉式乾留方法
(コークス炉方式)やイナートガスを間接加熱し、これ
を竹材等に接触させて乾留する方法が考えられるが、膨
大な設備費を要するので竹材等の乾留にはコスト高とな
るという問題があった。本発明はこのような事情に鑑み
なされたもので、温度等の制御が容易に行え、安価に、
品質的に優れた竹材等の炭化物及びタール分を含まない
酢液を製造する乾留方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の竹材等の乾留方法は、理論空気量またはそれ以下
の空気比で燃料の燃焼が可能なバーナーを使用して、酸
素量が微量または皆無で、且つ比較的高温または更に高
温の燃焼排ガスを得、これを竹材及び/又は木材に接触
させて直接乾留するように構成されている。請求項2記
載の竹材等の乾留方法は、理論空気量またはそれ以下の
空気比で燃料の燃焼が可能なバーナーを使用して、酸素
量が微量または皆無で、且つ高温の燃焼排ガスを得、こ
れを竹材及び/又は木材に接触させて直接乾留して得た
炭化物を賦活する竹材等の乾留方法であって、乾留末期
に、燃料として水素含有量の多い燃料ガスを使用して燃
焼排ガス中の水分を増加させ、生成する水蒸気によって
高温状態の前記炭化物を賦活するように構成されてい
る。請求項3記載の竹材等の乾留方法は、理論空気量ま
たはそれ以下の空気比で燃料の燃焼が可能なバーナーを
使用して、酸素量が微量または皆無で、且つ高温の燃焼
排ガスを得、これを竹材及び/又は木材に接触させて直
接乾留して得た炭化物を、更により高温で処理する場合
或いは賦活する場合に、燃焼空気比を大きくすることに
より排ガス中の酸素量を増加させ炭化物の一部を燃焼さ
せるように構成されている。請求項4記載の竹材等の乾
留方法は、竹材及び/又は木材を自燃させることなく、
タールが発生する温度以下の高温ガスで竹材及び/又は
木材を乾留することにより、良質の酢液を回収するよう
に構成されている。
【0005】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の実施例に係る竹材等の乾留
方法に使用する乾留装置の概略図、図2はネマガリタケ
の乾留温度と竹酢液・タールの発生量の関係を示すグラ
フである。先ず、本発明の実施例に係る竹材等の乾留方
法に使用する竹材等の乾留装置10は、乾留炉11と、
燃焼用空気及び燃料である燃焼用ガスを供給する空気・
燃料供給部12と、排ガス処理部13とからなる。
【0006】前記乾留炉11は、横断面が四角形状の有
底の筒体14を有し、筒体14の下部には理論空気量ま
たはそれ以下の空気比で燃料の燃焼が可能なバーナー
(以下、単にバーナーという)15を備え、バーナー1
5で燃焼された燃焼排ガスを筒体14の炭化室16に通
すための通気溝17を有する突出部18と、竹材19を
載せ燃焼排ガスを通すために隙間20を有して並設され
ているロストルを構成する棚21と、燃焼排ガスの酸素
濃度を検出するための酸素濃度計22とを備えている。
筒体14の中間部には竹材19を入れる炭化室16が形
成され、乾留炉11内の温度を検知するための温度計2
3が設けられている。また、筒体14の上部には炭化室
16内に収納された竹材19と蓋24との間に空間部2
5が形成されるようになっている。そして、前記バーナ
ー15で燃焼した排ガスは棚21の隙間20を通って竹
材19に接触し、竹材19の揮発分と一緒に上部の空間
部25に達するようになっている。前記空気・燃料供給
部12は、燃焼用空気供給装置26、燃焼用ガス供給装
置27及び温度調節装置28を有し、該燃焼用空気供給
装置26の空気管29と燃焼用ガス供給装置27のガス
管30とは、前記乾留炉11のバーナー15にそれぞれ
接続されている。前記温度調節装置28は前記温度計2
3及び酸素濃度計22に接続され、乾留炉11内の温度
及び酸素量に応じて燃焼用ガス量及び燃焼用空気の比率
制御ができるように構成されている。前記排ガス処理部
13は、回収装置13aと排気装置13bとを有してい
る。前記回収装置13aは、前記乾留炉11の筒体14
の上部側壁に、回収管31の一端を接続し、回収管31
の途中にダンパー32を備え、他端を冷却器33に接続
して、空間部25の燃焼排ガスに含まれる酢液を回収
し、残りの排ガスは排気管33aを通じて排気装置13
bの排煙筒34に送るようにして構成されている。該排
気管33aの途中には分岐管34aが設けられ、途中に
ダンパー35a及びブロワ35を備えて排気管33aか
らの排ガスを乾留炉11の下部にあるバーナー15の後
部に流入させている。そして、乾留炉11内の温度が設
定温度以上に上昇した場合には、冷却後の低温の排ガス
をブロワ35で吸引し、バーナー15の後部に吹き込ん
で乾留炉11内の温度を低下させ、設定温度に保持する
ように構成されている。一方、前記排気装置13bは、
途中にダンパー37を備えた排気管36の一端は前記乾
留炉11の筒体14の上部側壁に接続され、他端は排煙
筒34に接続されて構成され、空間部25の酢液等を含
む燃焼排ガスを排煙筒34から排気している。
【0007】次に、この乾留装置10を使用して第1の
実施例に係る竹材の乾留方法について説明する。先ず、
乾留炉11内の炭化室16に所定量の多数の竹材19を
置き、乾留炉11内は酢液を採取するのでタールが発生
しない温度に設定し、排ガス処理部13の回収装置13
aのダンパー32を開き、排気装置13bのダンパー3
7は閉じておく。ここでタールが発生しない温度とは図
2から330℃以下と判断される。そして、ガス管30
により燃料となる燃焼用ガスを乾留炉11のバーナー1
5に送り、同時にその燃焼用ガスの理論空気量の燃焼用
空気を空気管29を介してバーナー15に送ってこれら
を燃焼させると、酸素量が微量または皆無で、且つ高温
の燃焼排ガスが発生する。この燃焼排ガスは通気溝1
7、棚21の隙間20を通って炭化室16の竹材19を
加熱乾留する。竹材19の間を通過した燃焼排ガスは、
竹材から発生した酢液の蒸気や水蒸気を含有して、乾留
炉11の上部の空間部25に達する。その酢液等を含む
燃焼排ガスは、回収管31を通って冷却水31aが送ら
れている冷却器33で冷却されて酢液が回収され、残り
の排ガスは排煙筒34から排気される。そして、この乾
留時において、温度計23によって乾留炉11内の温度
を検出し、温度調節装置28によって燃料ガス量の制御
・燃焼用空気の比率制御を行ったり、冷却器33で冷却
された低温の排ガスをブロワ35で吸引し、バーナー1
5の後部に吹き込んで炉内温度を低下させる等して、乾
留炉11内の温度を設定温度に保持する。また、酸素濃
度計22で排ガス中の酸素濃度を検出し、酸素濃度が許
容値以上となった場合には異常信号を発すると共に、温
度調節装置28を動作させて燃焼用空気量を低下させ、
酸素濃度が許容値以内となるように制御する。このよう
に温度及び酸素濃度を制御して所定時間燃焼排ガスを乾
留炉11に供給し続けると、燃焼排ガス中の酸素量が微
量または皆無なので、自燃することなく良質な竹材19
の炭化物及びタールを含まない酢液を容易に得ることが
できる。なお、酢液を回収しない場合には、乾留炉11
内の温度は高温に設定できるが、その場合は排ガス処理
部13の回収装置13aと排気装置13bのダンパー3
2、37の開閉は逆にして冷却器33がタールで汚れる
のを防ぐ。
【0008】次に、本発明の第2の実施例に係る竹材等
の乾留方法について、前記実施例同様に図1に示す乾留
装置10を使用して説明する。前記第1の実施例の竹材
等の乾留方法では、乾留炉11内の温度をタールが発生
しない低温度に設定したが、生成する炭化物を燃料、土
壌改良剤及び活性炭等とするにはより高温での炭化や賦
活処理が必要であるので、乾留炉11内の温度を高温に
設定し、乾留末期に水素含有量の多い燃料用ガスを使用
して乾留炉11内の燃焼排ガス中の水分を増加させ、生
成する水蒸気によって炭化物を賦活する。この場合は、
乾留炉11内の温度は高温なのでタールが発生するた
め、回収装置13aのダンパー32は閉じ、排気装置1
3bのダンパー37は開いておいて、空間部25に達し
た酢液やタールを含む燃焼排ガスを排煙筒34に送り排
気する。なお、この場合も温度及び酸素濃度を自動的に
制御して竹材19が自燃しないようして乾留し、賦活し
た炭化物を効率的に得ることができる。
【0009】更に、本発明の第3の実施例に係る竹材等
の乾留方法についても、前記第1及び第2の実施例と同
様に図1に示す乾留装置10を使用して説明する。この
方法は、第1の実施例で得た炭化物を更に高温で処理す
る場合や賦活する場合に行うものであって、燃焼空気比
を増加させて燃焼排ガス中の残存酸素によって炭化物を
一部燃焼させる程度に空気と燃焼用ガスをバーナー15
に送る。乾留炉11内の温度は、タールが発生する温度
よりも高温度に設定して、温度及び酸素濃度を制御しな
がら乾留を行う。この場合も第2の実施例同様に乾留炉
11内の温度は高温なのでタールが発生するため、回収
装置13aのダンパー32は閉じ、排気装置13bのダ
ンパー37は開いておき、空間部25の酢液やタールを
含む燃焼排ガスを排煙筒34から排気する。このように
して高温で処理する場合や賦活する場合も乾留炉11内
の温度や酸素濃度は自動的に制御されて、品質の優れた
炭化物を得ることができる。この方法は、炭化物の一部
を燃焼させてその熱を利用するために、燃料ガスの節約
ができるので、熱源として高価な燃料ガス等を使用した
場合にはメリットがない比較的安価な土地改良剤及び活
性炭等の生成に相応しい。
【0010】本発明の第4の実施例に係る竹材等の乾留
方法は、前記3つの実施例と同様に図1に示す乾留装置
10を用いて説明する。この方法は、竹材19を自燃さ
せることなく、タールが発生する温度以下のガス温度で
竹材19を乾留することにより、タールの混入しない良
質の酢液を採取することができる。先ず、乾留炉11内
の炭化室16に多数の竹材19を置き、乾留炉11内の
温度設定は、図2に示すようにネマガリタケの実験によ
ると約330〜350℃でタールが発生しているので、
タールが発生しない300〜330℃程度に設定する。
そして、酢液を回収するので回収装置13aのダンパー
32は開き、排気装置13bのダンパー37は閉じてお
く。そして、ガス管30により燃焼用ガスを乾留炉11
のバーナー15に送り、同時にその燃焼用ガスの理論空
気量の燃焼用空気も空気管29によってバーナー15に
送って燃焼させると、酸素量が微量または皆無で、且つ
高温の燃焼排ガスとなる。この場合も前記3つの実施例
と同様に温度及び酸素濃度を制御しながら燃焼排ガスを
送り続ける。このように竹材19の乾留により発生した
酢液の蒸気や水蒸気を含有した燃焼排ガスは、回収管3
1を通り、冷却器33で冷却されて酢液が採取され、残
りの排ガスは排煙筒34から排気される。乾留炉11内
の設定温度をタールが発生しない温度に設定、制御して
いるので、タールを含まない良質な酢液を得ることがで
き、他の方式に比較して安価な装置で効率よく回収でき
る。なお、以上4つの実施例では竹材を使用したが、木
材であっても本発明は適用される。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の竹材等の乾留方法におい
ては、理論空気量またはそれ以下の空気比で燃料の燃焼
が可能なバーナーを使用して、酸素量が微量または皆無
で、且つ比較的高温または更に高温の燃焼排ガスを得、
これを竹材及び/又は木材に接触させて直接乾留するよ
うにしているので、竹材及び/又は木材は自燃しない。
従って、熟練や経験を必要とせず、容易に歩留りがよく
品質の優れた竹材及び/又は木材の炭化物を得ることが
できる。請求項2記載の竹材等の乾留方法においては、
乾留末期に、燃料として水素含有量の多い燃料ガスを使
用して燃焼排ガス中の水分を増加させているので、生成
する水蒸気によって高温状態の炭化物を賦活できる。炭
化物の賦活が簡単に効率よく行われて、歩留り、品質の
優れた炭化物が生成される。請求項3記載の竹材等の乾
留方法においては、理論空気量またはそれ以下の空気比
で燃料の燃焼が可能なバーナーを使用して、酸素量が微
量または皆無で、且つ高温の燃焼排ガスを得、これを竹
材及び/又は木材に接触させて直接乾留して得た炭化物
を、燃焼空気比を上昇させて排ガス中の酸素量を増加さ
せることにより、炭化物の一部を燃焼させ、或いは賦活
するようにしているので、容易に燃料ガスの削減を図る
ことができる。請求項4記載の竹材等の乾留方法におい
ては、竹材及び/又は木材を自燃させることなく、ター
ルが発生する温度以下の高温ガスで、竹材及び/又は木
材を乾留するので、タールの混入しない良質の酢液を従
来の方法に比較して安価な装置で効率よく回収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例に係る竹材等の処理方法
に使用する乾留装置の概略図である。
【図2】ネマガリタケの乾留温度と竹酢液・タールの発
生量の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 乾留装置 11 乾留炉 12 空気・燃料供給部 13 排ガス処理部 13a 回収装置 13b 排気装置 14 筒体 15 バーナー 16 炭化室 17 通気溝 18 突出部 19 竹材 20 隙間 21 棚 22 酸素濃度計 23 温度計 24 蓋 25 空間部 26 燃焼用空気供給装置 27 燃焼用ガス供給装置 28 温度調節装置 29 空気管 30 ガス管 31 回収管 31a 冷却水 32 ダンパー 33 冷却器 34 排煙筒 34a 送風管 35 ブロワ 35a ダンパー 36 排気管 37 ダンパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 理論空気量またはそれ以下の空気比で燃
    料の燃焼が可能なバーナーを使用して、酸素量が微量ま
    たは皆無で、且つ比較的高温または更に高温の燃焼排ガ
    スを得、これを竹材及び/又は木材に接触させて直接乾
    留することを特徴とする低酸素排ガスによる竹材等の乾
    留方法。
  2. 【請求項2】 理論空気量またはそれ以下の空気比で燃
    料の燃焼が可能なバーナーを使用して、酸素量が微量ま
    たは皆無で、且つ高温の燃焼排ガスを得、これを竹材及
    び/又は木材に接触させて直接乾留して得た炭化物を賦
    活する竹材等の乾留方法であって、乾留末期に、燃料と
    して水素含有量の多い燃料ガスを使用して燃焼排ガス中
    の水分を増加させ、生成する水蒸気によって高温状態の
    前記炭化物を賦活することを特徴とする低酸素排ガスに
    よる竹材等の乾留方法。
  3. 【請求項3】 理論空気量またはそれ以下の空気比で燃
    料の燃焼が可能なバーナーを使用して、酸素量が微量ま
    たは皆無で、且つ高温の燃焼排ガスを得、これを竹材及
    び/又は木材に接触させて直接乾留して得た炭化物を、
    更により高温で処理する場合或いは賦活する場合に、燃
    焼空気比を大きくすることにより排ガス中の酸素量を増
    加させ炭化物の一部を燃焼させることを特徴とする低酸
    素排ガスによる竹材等の乾留方法。
  4. 【請求項4】 竹材及び/又は木材を自燃させることな
    く、タールが発生する温度以下の高温ガスで竹材及び/
    又は木材を乾留することにより、良質の酢液を回収する
    ことを特徴とする竹材等の乾留方法。
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