JPH0734020U - 仕切り装置 - Google Patents

仕切り装置

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JPH0734020U
JPH0734020U JP6380593U JP6380593U JPH0734020U JP H0734020 U JPH0734020 U JP H0734020U JP 6380593 U JP6380593 U JP 6380593U JP 6380593 U JP6380593 U JP 6380593U JP H0734020 U JPH0734020 U JP H0734020U
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JP
Japan
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partition
carriage
arm
bogie
posture
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Pending
Application number
JP6380593U
Other languages
English (en)
Inventor
優 上村
Original Assignee
株式会社紅白アルミ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕切り装置の移動を楽に行なうことができる
ようにすると共に、設置場所に安定停止状態に保持させ
ることができるようにすること。 【構成】 路面上を移動可能とした台車と、同台車上に
立設した仕切り本体と、上記台車に取付けた台車安定保
持体とを具備するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人や車の侵入禁止区域や駐車禁止区域に設置する仕切り装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、人や車の侵入禁止区域や駐車禁止区域の仕切り体の一形態として、門型 に形成した仕切り本体の左右側下端にそれぞれ載置板を取付けて、同載置板によ り仕切り本体を路面上に起立状態にて載置可能として、人や車の侵入を防止する ようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した仕切り体は、次のような問題点を有している。
【0004】 すなわち、仕切り体を移動させる際には、仕切り体を人力により持上げて運ぶ か、運搬装置を利用して運ばなければならないが、かかる仕切り体は安定性を良 くするために、比較的重量物に設計しており、そのために運搬が不便である。
【0005】 また、仕切り体に、侵入禁止や駐車禁止等を表示した表示部を設けた場合には 、同表示部が強風を受けた際に、載置板だけでは、仕切り体を自立保持させるこ とができず、転倒するという不具合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、路面上を移動可能とした台車と、同台車上に立設した仕 切り本体と、上記台車に取付けた台車安定保持体とを具備することを特徴とする 仕切り装置を提供せんとするものである。
【0007】 また、本考案では、台車安定保持体は、左右幅方向に伸延する台車本体の略中 央部にアーム支持部を設け、同アーム支持部に前後方向にそれぞれ伸延するアー ム部の基端部を上下位置調節自在、かつ、左右回動自在に取付け、両アーム部の 先端部にそれぞれ直下方へ向けて伸延する接地部の上端部を取付けて、両接地部 を、両アーム部の上下位置調節に連動して非接地位置と接地位置とに位置変更可 能とすると共に、両アーム部の回動動作に連動して台車の前後側面に近接した格 納姿勢と、同台車の前後側面より最大限離隔した張出し姿勢との間で姿勢変更可 能としたこと、台車に仕切り本体を着脱自在に取付けたこと、仕切り本体を、正 面視門型に形成して、同仕切り本体に表示部を設けたことにも特徴を有するもの である。
【0008】
【作用】
人や車の侵入禁止区域や駐車禁止区域を仕切る際は、これらの区域に仕切り装 置を仮想仕切り線に沿わせて必要な台数設置をする。
【0009】 この際、仕切り装置は、路面上を移動可能とした台車と、同台車上に立設した 仕切り本体と、上記台車に取付けた台車安定保持体とを具備しているために、台 車により装置の移動が楽に行なえると共に、設置場所では台車安定保持体により 台車及び仕切り本体を安定状態に保持させることができる。
【0010】 すなわち、仕切り装置を移動させる場合には、台車安定保持体の前後側のアー ム部を上方へ位置調節して、同アーム部の先端部に取付けた接地部を非接地位置 に配置させると共に、両アーム部を左右回動動作させて、接地部を台車の前後側 面に近接した格納姿勢にしておくことにより、楽に移動させることができる。
【0011】 また、仕切り装置を仕切り場所に設置する場合には、前後側のアーム部を台車 の前後側面より最大限離隔した張出し姿勢にすると共に、両アーム部を下方へ位 置調節して、接地部を接地位置に位置変更することにより、台車及び仕切り本体 を安定状態に保持させることができる。
【0012】 台車に仕切り本体を着脱自在に取付けた場合には、仕切り本体を取外して仕切 り装置自体をコンパクトにして運搬車等により遠距離輸送することができる。そ して、色や形態の異なる仕切り本体を、設置場所や使用条件に応じて適宜付替え ることができる。また、仕切り本体のメンテナンス等も取外して楽に行なうこと ができる。
【0013】 仕切り本体を正面視門型に形成して、同仕切り本体に表示部を設けた場合には 、構造簡易にして、仕切り機能以外に表示機能も保有させることができる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0015】 図1〜図3に示すAは、本考案に係る仕切り装置であり、同仕切り装置Aは、 路面G上を移動可能とした台車1と、同台車1上に立設した仕切り本体2と、上 記台車1に取付けた台車安定保持体3とから構成している。
【0016】 台車1は、図1〜図3に示すように、台車本体10を左右幅方向に長手状の矩形 板状に形成し、同台車本体10の下面の前後左右側部にそれぞれキャスター11,11, 11,11 を取付けている。
【0017】 そして、台車本体10の上面の左側部には、それぞれ支持筒体15,15 を立設し、 両支持筒体15,15 中に仕切り本体2を着脱自在に取付けている。16は筒状ブラケ ット、17は支柱固定ピンである。
【0018】 仕切り本体2は、図1〜図3に示すように、左右側支柱部2a,2a と上側横桟部 2bとから正面視門型に形成し、左右側支柱部2a,2a の下端部を上記支持筒体15,1 5 中に抜差し自在に挿入して立設可能としており、左右側支柱部2a,2a の上部間 には駐車禁止等の表示を行なうための表示部20を設けている。21は筒状ブラケッ トである。
【0019】 台車安定支持体3は、図1〜図3に示すように、台車本体10の上面の略中央部 に設けたアーム支持部30と、同アーム支持部30に取付けた前後一対のアーム部31 ,31 と、各アーム部31,31 の先端部に取付けた接地部32,32 とから構成している 。
【0020】 そして、アーム支持部30は、図1〜図3に示すように、台車本体10の上面の略 中央部に支軸33を直上方へ向けて突設し、同支軸33にアーム支持用キャップ34を 回動自在、かつ上下摺動自在に嵌合し、同アーム支持用キャップ34の周壁にアー ム姿勢変更用ガイド溝35を形成し、同ガイド溝35中に、支軸33の周壁に突設した ガイドピン36を摺動自在に挿通している。
【0021】 しかも、アーム姿勢変更用ガイド溝35は、図6に示すように、アーム支持用キ ャップ34の周壁に沿わせて上下方向に伸延する蛇行状に形成し、同ガイド溝35の 上端部に下降位置ピン係止部35a を形成する一方、下端部に上昇位置ピン係止部 35b を形成して、図3に示すように、アーム支持用キャップ34を支軸33のガイド ピン36を介して上記ガイド溝35に沿わせて略四分の一回動させると、同キャップ 34が上記上昇位置ピン係止部35b と下降位置ピン係止部35a との間で上下昇降す るようにしている。
【0022】 前後一対のアーム部31,31 は、図1〜図3に示すように、台車本体10の上面に 下端が当接した下降位置にあるアーム支持用キャップ34の周壁前後部に基端を一 体的に取付け、各先端部をそれぞれ前後方向に略水平に伸延させて、台車本体10 の前後側面よりも外側方へ張出し状に形成している。
【0023】 接地部32,32 は、図1〜図3に示すように、それぞれアーム部31,31 の先端部 に脚部32a,32a の上端を取付け、各脚部32a,32a の下端に接地板32b,32b を取付 けている。
【0024】 しかも、接地部32の高さは、図4に示すように、台車本体10の上面の地上高と 略同一に形成している。
【0025】 さらに、接地部32,32 は、図1〜図3に示すように、アーム支持部30のアーム 支持用キャップ34の昇降動作に連動して前後一対のアーム部31,31 が回動しなが ら昇降した際に、両アーム部31,31 に連動して、脚部32a,32a が台車本体10の前 後側面に近接した格納姿勢と、同台車本体10の前後側面より最大限離隔した張出 し姿勢との間で姿勢変更可能とすると共に、格納姿勢では接地板32b,32b が台車 本体10の下面に当接した非接地位置に位置する一方、張出し姿勢では接地板32b, 32b が路面Gに接地した接地位置に位置するようにしている。
【0026】 ここで、台車本体10の右側前部と左側後部とには、図1、図3、及び図4に示 すように、それぞれ脚部格納嵌入溝40,40 を形成して、両嵌入溝40,40 の内側端 部40a,40a を格納位置とし、各内側端部40a,40a に脚部32a,32a がそれぞれ当接 した格納位置では、図3に示すように、平面視でアーム部31,31 及び接地部32,3 2 が外側方へ突出することなく台車本体10内に納まるようにしている。
【0027】 そして、アーム支持用キャップ34に形成したアーム姿勢変更用ガイド溝35の上 昇位置ピン係止部35a がガイドピン36に係止された状態で、脚部32a,32a が脚部 格納用嵌入溝40,40 の内側端部40a,40a に当接する一方、上記ガイド溝35の下降 位置ピン係止部35b がガイドピン36に係止された状態で、脚部32a,32a が張出し 姿勢で接地位置に位置するようにしている。
【0028】 本考案の実施例は、上記のように構成しているものであり、本実施例に係る仕 切り装置Aの使用は、次のように行なうものである。
【0029】 すなわち、仕切り装置Aを移動させる際には、台車安定保持体3の接地部32,3 2 を、各脚部32a,32a が台車本体10の脚部格納用嵌入溝40,40 に嵌入させた非接 地位置での格納姿勢に保持させて、台車1を押し引きすることによりキャスター 11,11,11,11 により路面G上を楽に移動させることができる。
【0030】 そして、上記のようにして仕切り装置Aを、人や車の侵入禁止区域や駐車禁止 区域の仮想仕切り線上に移動させて設置する際には、台車安定支持体3のアーム 部31,31 を回転させて、接地部32,32 を前後方向の張出し姿勢にすると、アーム 支持部30,30 のアーム支持用キャップ34に形成したアーム姿勢変更用ガイド溝35 と、同ガイド溝35に挿入した支軸33のガイドピン36とにより、同キャップ34が下 降動作して、アーム部31,31 と接地部32,32 とを一体的に下降動作させ、同接地 部32,32 の接地板32b,32b を接地位置に位置させる。
【0031】 この際、アーム姿勢変更用ガイド溝35の下降位置ピン係止部34a がガイドピン 36に係止されて、接地板32b,32b の張出し姿勢での接地状態を保持する。
【0032】 従って、仕切り装置Aは、上記した台車安定保持体3により安定状態に保持さ せることができる。
【0033】 また、台車1に仕切り本体2を着脱自在に取付けているために、仕切り装置A を運搬車等により遠距離輸送する際には、仕切り本体2を取外して仕切り装置自 体をコンパクト化して輸送することができる。そして、色や形態の異なる仕切り 本体2を、設置場所や使用条件に応じて適宜付替えることができる。また、仕切 り本体2のメンテナンス等も取外して楽に行なうことができる。
【0034】 仕切り本体2には、表示部20を設けているために、構造簡易にして、仕切り機 能以外に表示機能も保有させることができる。
【0035】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果が得られる。
【0036】 仕切り本体と台車安定保持体とを台車に取付けているために、これらを台 車と一体的に楽に移動させることができて、仕切り装置自体の運搬作業を効率良 く行なえる。
【0037】 仕切り装置の設置場所では、台車安定保持装置により台車及び仕切り本体 を安定状態に保持させることができるために、仕切り機能を良好に確保すること ができる。
【0038】 台車安定保持体は、アーム部を上下位置調節すると共に、左右回動動作さ せることにより、簡単かつ確実にアーム部の先端部に取付けた接地部を非接地位 置にて格納姿勢にすることも、また、張出し姿勢にて接地位置に配置することも できて、この点からも上記,のように、仕切り装置の運搬作業と安定設置と をいずれも良好に行なうことができる。
【0039】 台車に仕切り本体を着脱自在に取付けているために、仕切り装置を運搬車 等により遠距離輸送する場合には、仕切り本体を取外して仕切り装置自体をコン パクト化して輸送することができる。そして、色や形態の異なる仕切り体を、設 置場所や使用条件に応じて適宜付替えることができる。また、仕切り本体のメン テナンス等も取外して楽に行なうことができる。
【0040】 仕切り本体を正面視門型に形成して、同仕切り本体に表示部を設けている るために、構造簡易にして、仕切り機能以外に表示機能も保有させることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る仕切り装置の正面図。
【図2】同仕切り装置の一部切欠側面図。
【図3】同仕切り装置の平面説明図。
【図4】同仕切り装置の使用状態正面図。
【図5】同仕切り装置の使用状態断面側面図。
【図6】アーム支持用キャップの展開説明図。
【符号の説明】
A 仕切り装置 1 台車 2 仕切り本体 3 台車安定保持体 10 台車本体 30 アーム支持部 31 アーム部 32 接地部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面上を移動可能とした台車と、同台車
    上に立設した仕切り本体と、上記台車に取付けた台車安
    定保持体とを具備することを特徴とする仕切り装置。
  2. 【請求項2】 台車安定保持体は、左右幅方向に伸延す
    る台車本体の略中央部にアーム支持部を設け、同アーム
    支持部に前後方向にそれぞれ伸延するアーム部の基端部
    を上下位置調節自在、かつ、左右回動自在に取付け、両
    アーム部の先端部にそれぞれ直下方へ向けて伸延する接
    地部の上端部を取付けて、両接地部を、両アーム部の上
    下位置調節に連動して非接地位置と接地位置とに位置変
    更可能とすると共に、両アーム部の回動動作に連動して
    台車の前後側面に近接した格納姿勢と、同台車の前後側
    面より最大限離隔した張出し姿勢との間で姿勢変更可能
    としたことを特徴とする請求項1記載の仕切り装置。
  3. 【請求項3】 台車に仕切り本体を着脱自在に取付けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の仕切り装置。
  4. 【請求項4】 仕切り本体を、正面視門型に形成して、
    同仕切り本体に表示部を設けたことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の仕切り装置。
JP6380593U 1993-11-29 1993-11-29 仕切り装置 Pending JPH0734020U (ja)

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JP6380593U JPH0734020U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 仕切り装置

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JP6380593U JPH0734020U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 仕切り装置

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JPH0734020U true JPH0734020U (ja) 1995-06-23

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JP6380593U Pending JPH0734020U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 仕切り装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019108769A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 神鋼建材工業株式会社 防護柵

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