JPH0733915B2 - 組込型ガスコンロ - Google Patents

組込型ガスコンロ

Info

Publication number
JPH0733915B2
JPH0733915B2 JP63165419A JP16541988A JPH0733915B2 JP H0733915 B2 JPH0733915 B2 JP H0733915B2 JP 63165419 A JP63165419 A JP 63165419A JP 16541988 A JP16541988 A JP 16541988A JP H0733915 B2 JPH0733915 B2 JP H0733915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
operation panel
stove
dry battery
dry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63165419A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0213720A (ja
Inventor
政知 折田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63165419A priority Critical patent/JPH0733915B2/ja
Publication of JPH0213720A publication Critical patent/JPH0213720A/ja
Publication of JPH0733915B2 publication Critical patent/JPH0733915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、乾電池を点火用の電源とするガスコンロの特
に乾電池の冷却構造に関するものである。
従来の技術 第4図は従来例をシステムキッチン9に組込んだ状態を
示す略断面図で、操作パネル21に、点火,消火等の操作
用ツマミ23が配列され、その奥にはコック24がガス管25
に設けられている。ガス管25からのガスはコック24を介
してコンロバイプ26を通じてコンロバーナー3に供給さ
れる。一方コンロ点火用の電源とする乾電池10は、操作
パネル21の下部に設けた着脱可能とした電池フタ22の内
側に電池ケース27を設け装着されている。
発明が解決しようとする課題 このような従来例による乾電池の配置の場合、乾電池の
冷却という点では一般に問題になることは少なかった。
つまり、従来例のように操作パネル21の最下端部に設け
ると、コンロバーナー3よりの熱放射が最も少なくまた
コンロ本体内部の雰囲気熱も例えばベース下端部の冷却
用空気取入窓28等を設けることにより容易に下げられる
等、冷却に関しては有利な位置であった。
ところが、周辺の部品との関連でこのような乾電池10の
配列が取れない場合でありかつやむなく、操作パネル21
の上部に設けざるを得ない場合は、乾電池の冷却は非常
に困難を要するという課題が生ずる。
乾電池は、その性格上温度が高くなると、物性が活性化
し、限度を越えると、内部放電して寿命が著しく低下さ
せる。その限界をJISでは55℃と規定している。
従来例の電池ケース27、電池フタ22の構成のまま、操作
部上端部に設けると、前記55℃の規格値に対して、約80
℃(当社の開発段階のセットによる測定結果)と、規格
に対してほど遠い結果となり、また単なる遮熱板等を設
けてもほとんど効果のないことが解り、従来の延長上で
の対策では、電池の冷却は非常に困難を要することがわ
かった。
本発明は、このような部品レイアウト上やむなく操作パ
ネル上部に乾電池を設ける場合の、乾電池の効果的な冷
却を達成することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達するため、本発明においては、操作パネル
上に設けた乾電池交換のための着脱可能とした電池フタ
の下端部に空気取入用の孔を設け、乾電池を装着する電
池ケースは乾電池装着状態で全周隙間を設けるとともに
その奥面には通気窓を設け、電池ケース後部にはコンロ
バーナー等の放射熱を遮閉する遮熱板を設ける構成とす
る。
作用 本発明の構成によると、電池ケース後部の遮熱板により
コンロバーナーよりの放射熱をさえぎるとともに、電池
フタの下端部に設けた空気取入用の孔より入る空気は乾
電池と電池ケースの全周に設けた隙間を通りながら本体
内に導びかれる。またコンロ燃焼により空気を必要とす
ることで、コンロバーナーよりの空気の吸引力も加わり
前記流入する空気量はコンロバーナー燃焼によりその量
を増し、よって乾電池全体をつつみ込むように冷却しな
がら空気が通過することになり、効率的な冷却効果を有
するものである。
実施例 以下本発明の一実施例について図面に基づき説明する。
第2図は一実施例の外観図を示す斜視図で、操作パネル
1に、各コンロ3およびグリル部5の操作ボタン6が設
けられ、各々の操作ボタン6の上部に火力調節レバーツ
マミ7が設けられる。着脱自在とした電池フタ8は操作
パネル1の上部に設けられたものである。また本体2の
上部にはコンロバーナー3、ゴトク4等が配せられたコ
ンロが設けてある。
第1図は、本発明の一実施例の要部断面図で、キッチン
9に装着した状態を示すものである。操作パネル1の上
部に設けた電池フタ8は、ツメ部8a等で嵌合され、着脱
自在とし、その下端部には空気取入用孔11を有し、乾電
池10を装着する電池ケース12は、図のように全周に隙間
を有し、その後部に通気用窓13を有する。その後部に
は、コンロバーナー3よりの直接の熱放射を遮断する遮
熱板14を設ける。電池周辺部には、その下部にコック16
がガスを供給するガス管18上に設けられ、その上部に火
力調節用レバー15があり、レバー15操作によりピン19を
介して、ニードル17が上下動し火力調節を行うものであ
る。レバー15の先端部は操作パネル1より突出し、その
先端部に操作ツマミ7が差込まれる。さらにその下部に
前記コック16を操作し、点火,消火操作を行う操作ボタ
ン6が配せられているものである。このようにその周辺
部材の構成上より操作パネル1の上部に乾電池10を設け
る場合において、本発明の構成によると、まずコンロバ
ーナー3よりの直接の熱放射を遮熱板14にさえぎること
で、直接的な加熱を防止する。しかし遮熱板のみでは前
述のように不十分である。これは本体内の雰囲気熱の上
昇が主因であり、上部に乾電池を配する程不利となる。
これを除くには強制冷却しかない。そこで本発明に於い
ては、電池フタの空気取入孔11より空気を導びき、前述
の電池ケース12との隙間を通じながら電池ケース後部の
通気窓13より本体内に導き入れ、通過する空気(矢印c
〜dの経路)で強制冷却できるものである。
また本体内の雰囲気が上がると一般に対流現象が起り、
操作パネル1の表面部分では矢印aの空気の流れが生じ
るため、効果的に空気を取り入れるため、電池フタの下
端部に空気取入窓を設けるものである。電池フタ表面に
設けた場合、効果が小さくなることは実験の結果で明ら
かであった。さらに、コンロバーナー3の燃焼により、
燃焼部は空気を必要とすることから、本体内からも矢印
bの吸引力が加わり、電池フタの空気取入孔11よりの空
気量は多くなり、更に効果的な冷却効果を有するものと
なる。また、電池フタ8の空気取入孔11を図のように下
端部に、下向きに設けることにより、自然対流により操
作パネル1の表面に生じる矢印aの空気流を効果的に導
き入れる効果と共に、コンロ使用時の煮こぼれ等が、操
作パネル前面部を伝って流れ落ちる場合があっても電池
ケース内に流入することもなく、冷却効果と合まって、
極めて実用的価値の大なるものである。
第3図は、他の実施例を示すもので、前述の遮熱板14
に、間欠的に切起したルーバー14aを設けたものであ
る。
このようにルーバー14aを有する遮熱板14にすることで
電池フタ8下端に設けた空気取入孔11より流入し、電池
10を冷却しながら通過する空気は、コンロの燃焼により
働く吸引力b′により、ルーバー14aより引出され、遮
熱板の効果を損うことなく吸引力b′をより効果的に利
用できるもので、よって乾電池10の冷却効果もより大き
くできるものである。
発明の効果 以上のように本発明の構成によれば、一般に避けたい操
作パネル上部に乾電池を配しながら、極めて簡単な構成
で次の効果を得ることができる。
(1)必然的に発生する自然対流と、燃焼による吸引力を
効果的に利用し、通過する空気流で乾電池全体を包み込
むように強制冷却することが可能となり、また遮熱板の
効果と合いまって、非常に効率的で効果的な乾電池の冷
却が達成できる。
(2)空気取入れ孔を電池フタ下端部に下向きに設けるこ
とで、空気の流入の効果とは別に、煮こぼれ等の電池ケ
ース内への流入も防止できる。
また、遮熱板に間欠的に切起したルーバーを設けること
により、遮熱効果を損うことなく、乾電池後部の雰囲気
熱をより効果的に下げることができる等、極めて実用的
価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における組込型ガスコンロの
要部断面図、第2図は同外観を示す斜視図、第3図は本
発明の他の実施例の要部断面図、第4図は従来例の要部
断面図である。 1……操作パネル、2……本体、3……コンロバーナ
ー、6……操作ボタン、8……電池フタ、10……乾電
池、12……電池ケース、14……遮熱板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンロバーナーと、グリルとを有し、乾電
    池を点火用の電源とし、本体前面に上記コンロバーナー
    およびグリルの操作部を有する操作パネルと、前記操作
    パネル面に設けた着脱自在な電池フタと、そのフタによ
    って開口部を被われる電池ケースとを備え、前記電池フ
    タの下端部にその開孔部を下向きに設けた空気取入用の
    孔を有し、前記電池ケースは、乾電池装着状態で乾電池
    との間に全周隙間を有するように設けるとともにその奥
    面には通気窓を形成し、かつ前記電池ケース後部には前
    記コンロバーナーおよびグリルよりの放射熱を遮閉する
    遮熱板を設けた組込型ガスコンロ。
JP63165419A 1988-07-01 1988-07-01 組込型ガスコンロ Expired - Lifetime JPH0733915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63165419A JPH0733915B2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 組込型ガスコンロ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63165419A JPH0733915B2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 組込型ガスコンロ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0213720A JPH0213720A (ja) 1990-01-18
JPH0733915B2 true JPH0733915B2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=15812065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63165419A Expired - Lifetime JPH0733915B2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 組込型ガスコンロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0733915B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646202U (ja) * 1992-08-18 1994-06-24 三洋電機株式会社 ガステーブル
JP2981702B2 (ja) * 1992-08-27 1999-11-22 愛三工業株式会社 内燃機関用点火コイル
KR101634193B1 (ko) * 2014-12-31 2016-06-28 엘지전자 주식회사 조리기기
CN217691326U (zh) * 2022-04-20 2022-10-28 博西华电器(江苏)有限公司 用于燃气灶的电池盒以及燃气灶

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60113405U (ja) * 1984-01-09 1985-07-31 リンナイ株式会社 加熱器具における被遮熱体収納装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0213720A (ja) 1990-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4865010A (en) Exhaust duct cooling system for built-in gas oven
US6761159B1 (en) Exhaust cooling system for a cooking appliance
US6234161B1 (en) Gas cooking appliance with isolated combustion and cooling air flows
TWI227770B (en) Drop-in stove
CA2467637C (en) Reduced clearance gas fireplace
US3654913A (en) Gas-burning wall fireplace
JPH0733915B2 (ja) 組込型ガスコンロ
JP2523691B2 (ja) 加熱調理器
JPS5927135A (ja) 加熱調理器
JPH0225057Y2 (ja)
JPH0248752Y2 (ja)
JP2545608B2 (ja) 温風暖房機
JPH0645790Y2 (ja) 温風暖房機
JP2518414B2 (ja) 温風暖房機
JPH06100380B2 (ja) 暖房用燃焼器
US4462385A (en) Gas furnace energy saver
GB2356698A (en) Heating appliance having a downdraught arrangement
JP3003458B2 (ja) 温風暖房機
CN2382981Y (zh) 带有吹风扇的吸油烟机
JPS6244267Y2 (ja)
JPH09228851A (ja) 防音型発電機
JPS588934A (ja) 複合調理器
CN112344384A (zh) 一种带有隐藏式通风装置的炉具
JPS5813818B2 (ja) オ−ブン等の調理器
JPS5848521Y2 (ja) 温風暖房機