JPH0733767Y2 - Mr装置用波形発生装置 - Google Patents
Mr装置用波形発生装置Info
- Publication number
- JPH0733767Y2 JPH0733767Y2 JP1989088684U JP8868489U JPH0733767Y2 JP H0733767 Y2 JPH0733767 Y2 JP H0733767Y2 JP 1989088684 U JP1989088684 U JP 1989088684U JP 8868489 U JP8868489 U JP 8868489U JP H0733767 Y2 JPH0733767 Y2 JP H0733767Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveform
- amplitude
- output
- memory
- data
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は医用診断画像撮影及び信号波形発生の分野で利
用される。
用される。
本考案はMR装置用波形発生装置に関し、詳しくはMR(磁
気共鳴)装置のMRI(MRイメージング)およびMRS(スペ
クトロスコピー)に使用される傾斜磁場や高周波の形状
を決定する波形発生装置に関する。
気共鳴)装置のMRI(MRイメージング)およびMRS(スペ
クトロスコピー)に使用される傾斜磁場や高周波の形状
を決定する波形発生装置に関する。
(ロ)従来技術 従来の波形発生装置は、内部の波形メモリに予め出力し
たい波形データを格納しておき、外部の装置である傾斜
磁場発生用電源や高周波信号発生装置などへ波形を出力
する。
たい波形データを格納しておき、外部の装置である傾斜
磁場発生用電源や高周波信号発生装置などへ波形を出力
する。
格納される波形データは通常一定のサンプリングレート
ないしクロック周期により読み出されるが、ある連続す
る周期にわたって出力データに変化がない場合には、メ
モリ使用量を減らすためその読み出し周期を長く変化さ
せ実時間により切り換えることもでき、この点の発明は
本出願人の特開昭62−179448号公報により開示されてい
る。
ないしクロック周期により読み出されるが、ある連続す
る周期にわたって出力データに変化がない場合には、メ
モリ使用量を減らすためその読み出し周期を長く変化さ
せ実時間により切り換えることもでき、この点の発明は
本出願人の特開昭62−179448号公報により開示されてい
る。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 出力したい波形データそのもの(サンプリング周期を変
化させる場合も同様で)をメモリに格納し、それを外部
に出力する従来の方式では、位相エンコードを行なうよ
うな場合に見られるように基本波形の振幅の変更を行な
おうとすると、その基本波形の全範囲にわたって振幅の
変更が行なわる。そのため、その基本波形の一部分だけ
の変更を行なうことが簡単には行えない。
化させる場合も同様で)をメモリに格納し、それを外部
に出力する従来の方式では、位相エンコードを行なうよ
うな場合に見られるように基本波形の振幅の変更を行な
おうとすると、その基本波形の全範囲にわたって振幅の
変更が行なわる。そのため、その基本波形の一部分だけ
の変更を行なうことが簡単には行えない。
本考案の目的は、1つの基本波形を設定すれば、それよ
り異なった任意の波形の出力が簡単に行なえる、MR装置
用波形発生装置を提供することである。
り異なった任意の波形の出力が簡単に行なえる、MR装置
用波形発生装置を提供することである。
(ニ)問題点を解決するための手段 前記した目的は、1つの基本波形を設定してこの基本波
形を分解して得られるそれぞれの要素波形を振幅値デー
タとして書き込んだ複数の波形メモリと、各波形メモリ
の出力データを異なった振幅値に可変設定できるそれぞ
れの振幅調整器と、これら複数の振幅器の出力を加算す
る1つの加算器とを具備することにより、達成される。
形を分解して得られるそれぞれの要素波形を振幅値デー
タとして書き込んだ複数の波形メモリと、各波形メモリ
の出力データを異なった振幅値に可変設定できるそれぞ
れの振幅調整器と、これら複数の振幅器の出力を加算す
る1つの加算器とを具備することにより、達成される。
(ホ)作用 1つの基本波形(例えば第4図(A))を設定してその
波形が出力されるように波形メモリを複数個並列につな
ぎ(例えば第2図(A)と同図(B))、それらの出力
振幅を独立に変えられるようにした後、それらの結果を
加算して出力する(例えば第2図(C))。
波形が出力されるように波形メモリを複数個並列につな
ぎ(例えば第2図(A)と同図(B))、それらの出力
振幅を独立に変えられるようにした後、それらの結果を
加算して出力する(例えば第2図(C))。
波形を複数個の波形の合成として表わした時のその各々
の波形を別々の波形メモリに格納し、それぞれの波形メ
モリの出力に異なった振幅変更を施し、それらの出力の
和を最終的な出力とすることで、等価的に波形の一部分
だけの変更が行なえる。
の波形を別々の波形メモリに格納し、それぞれの波形メ
モリの出力に異なった振幅変更を施し、それらの出力の
和を最終的な出力とすることで、等価的に波形の一部分
だけの変更が行なえる。
(ヘ)実施例 本考案の好適な実施例を、図面に基づいて説明する。
第3図は従来の波形発生装置の概略構成ブロツク図であ
る。
る。
1が波形メモリ、2が振幅を変更するための振幅調整器
である。波形メモリ1はその左側より図示しない読み出
し信号を受けて、波高値ないし振幅値データを出力す
る。
である。波形メモリ1はその左側より図示しない読み出
し信号を受けて、波高値ないし振幅値データを出力す
る。
第4図(A)にはこのような波形メモリ1に格納してあ
るデータの出力例を示しており、同図(B)では振幅調
整器2でゲインを1/2とした場合の出力例が示されてい
る。なお、図中の0は値が0である位置を示している。
るデータの出力例を示しており、同図(B)では振幅調
整器2でゲインを1/2とした場合の出力例が示されてい
る。なお、図中の0は値が0である位置を示している。
ここで、第4図(A)に示す波形の一部分のみを振幅変
更したい場合、仮りにその正の部分はそのままで負の部
分のみを変化したくても、このような従来例では実現は
困難である。
更したい場合、仮りにその正の部分はそのままで負の部
分のみを変化したくても、このような従来例では実現は
困難である。
第1図は本考案の1実施例を示した要部構成ブロツク図
である。
である。
10、12は第3図の1、2と同じ波形メモリ、振幅調整器
であるが、図示例のように複数個並列に配置されてい
る。14は加算器であり、複数の振幅調整器12からの各出
力を加算して最終出力を得る。
であるが、図示例のように複数個並列に配置されてい
る。14は加算器であり、複数の振幅調整器12からの各出
力を加算して最終出力を得る。
第1図においても第3図について説明したように、各波
形メモリ10に対して制御信号として読み出し信号が図示
しないコントローラより送られてくる。
形メモリ10に対して制御信号として読み出し信号が図示
しないコントローラより送られてくる。
波形の一部を変更するためには、元の波形を変更したい
基本部分とその他の付加部分とに分け、それぞれのデー
タを別の波形メモリに格納する。
基本部分とその他の付加部分とに分け、それぞれのデー
タを別の波形メモリに格納する。
第2図では、同図(A)に示す波形の正の部分は変更せ
ず、同図(B)に示す負の部分のみを変化させる場合、
その正の部分を構成するデータを波形メモリ10#1に、
負の部分を構成するデータを波形メモリ10#2にそれぞ
れ格納する。
ず、同図(B)に示す負の部分のみを変化させる場合、
その正の部分を構成するデータを波形メモリ10#1に、
負の部分を構成するデータを波形メモリ10#2にそれぞ
れ格納する。
また、振幅調整器12#1にゲイン値1を、同12#2に可
変ゲイン値を設定する。
変ゲイン値を設定する。
この場合、波形メモリ10、振幅調整器12の第3番目(#
3)以降の部分は使用しないため、加算器7への出力が
0になるように設定される。
3)以降の部分は使用しないため、加算器7への出力が
0になるように設定される。
この結果、加算器14から出る最終出力は第2図(C)の
ようになり、希望のものが得られる。
ようになり、希望のものが得られる。
可変したい部分がもっとあり、しかもそれぞれ異なった
ゲイン値にする必要があれば、さらに使用する波形メモ
リ10と振幅調整器12の組を増やせばよい。
ゲイン値にする必要があれば、さらに使用する波形メモ
リ10と振幅調整器12の組を増やせばよい。
最終出力は加算器出力として与えられるので、ある波形
メモリに一定振幅のデータを入れておき、それにつなが
る振幅調整器のゲインを可変とすることで、最終出力に
可変のオフセットをもたすことができる。
メモリに一定振幅のデータを入れておき、それにつなが
る振幅調整器のゲインを可変とすることで、最終出力に
可変のオフセットをもたすことができる。
(ト)効果 本考案によれば、波形全体の振幅変更のみならず、一部
部分の振幅変更が容易に行われ、波形に可変のオフセッ
トを与えることが可能である。
部分の振幅変更が容易に行われ、波形に可変のオフセッ
トを与えることが可能である。
第1図は本考案の1実施例を示した要部構成ブロツク
図、第2図はその作用説明図、第3図は従来例概略構成
ブロツク図、第4図はその作用説明図である。 1と10は波形メモリ、2と12は振幅調整器、14は加算器
である。
図、第2図はその作用説明図、第3図は従来例概略構成
ブロツク図、第4図はその作用説明図である。 1と10は波形メモリ、2と12は振幅調整器、14は加算器
である。
Claims (1)
- 【請求項1】1つの基本波形を設定してこの基本波形を
分解して得られるそれぞれの要素波形を振幅値データと
して書き込んだ複数の波形メモリと、各波形メモリの出
力データを異なった振幅値に可変設定できるそれぞれの
振幅調整器と、これら複数の振幅器の出力を加算する1
つの加算器とを具備していることを特徴とする、MR装置
用波形発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989088684U JPH0733767Y2 (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | Mr装置用波形発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989088684U JPH0733767Y2 (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | Mr装置用波形発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0327209U JPH0327209U (ja) | 1991-03-19 |
JPH0733767Y2 true JPH0733767Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=31638280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989088684U Expired - Lifetime JPH0733767Y2 (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | Mr装置用波形発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733767Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6359944A (ja) * | 1986-01-31 | 1988-03-15 | 横河メディカルシステム株式会社 | 核磁気共鳴断層撮影装置用スキヤンコントロ−ラ |
JPS63114403A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-19 | Yokogawa Medical Syst Ltd | 周波数シンセサイザ |
-
1989
- 1989-07-27 JP JP1989088684U patent/JPH0733767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0327209U (ja) | 1991-03-19 |
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