JPH07336619A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH07336619A
JPH07336619A JP6127269A JP12726994A JPH07336619A JP H07336619 A JPH07336619 A JP H07336619A JP 6127269 A JP6127269 A JP 6127269A JP 12726994 A JP12726994 A JP 12726994A JP H07336619 A JPH07336619 A JP H07336619A
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Japan
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detecting
video signal
circuit
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Application number
JP6127269A
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English (en)
Inventor
Nobufumi Nakagaki
宣文 中垣
Takayuki Mori
隆之 森
Sunao Suzuki
直 鈴木
Shinobu Torigoe
忍 鳥越
Toshinori Murata
敏則 村田
Yumi Bando
由美 板東
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、画質を向上する手段と字幕を
合成する手段を組み合わせた具体的回路構成を提供する
ことにある。 【構成】字幕を移動する手段と画質を改善する手段を縦
続に接続し、情報検出手段と表示範囲検出手段と字幕検
出手段の情報を情報処理装置で処理し、情報処理装置の
出力によって情報検出手段と表示範囲検出手段と字幕検
出手段と画質改善手段と字幕移動手段を制御する。 【効果】以上、本発明によれば、字幕を移動する手段と
画質を改善する手段を縦続に接続することにより、映像
部に画質改善処理を行い、字幕を合成処理することがで
きる効果が有る。また、画質改善手段と字幕移動手段に
必要な検出手段を共通にすることができる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機に
係り、特に表示される映像の画質を最適に制御する制御
方式と映像信号の無画部に含まれる字幕を移動する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機は、画面のア
スペクト比が16:9のワイドテレビが開発され、市場
に登場してきた。これとともに、4:3の画面に例えば
アスペクト比が16:9の横長の映画ソースを入れた映
像信号が登場し、臨場感あふれる映像を作り出してい
る。このアスペクト比が16:9のワイドテレビに横長
の映画ソースを入れた映像信号を表示する場合、必要な
い上下の無画部を取り除き、画面一杯に映像を拡大して
表示するようなテレビも開発されている。このようなワ
イドテレビに関するものとして,特開昭63ー1851
73号がある。
【0003】以下、このテレビの動作について説明す
る。
【0004】図2は、従来のワイドテレビの信号処理を
示すブロック図で、201は入力端子、202はY/C
分離・同期分離回路、203は水平時間圧縮回路、20
4は切り替え回路、205は垂直振幅制御回路、206
はディスプレイ、207はブランク検出回路、208は
字幕検出回路、209は字幕合成回路である。
【0005】入力端子201から入力された映像信号は
Y/C分離・同期分離回路202に入力され、輝度信号
と色信号と同期信号が分離され出力される。分離された
信号は水平時間圧縮回路203に入力され、映像が水平
に圧縮される。ここで、入力信号が図3(a)に示すよ
うに上下に無画部を持った信号が入力された場合、ブラ
ンク検出回路207で無画部を検出する。また、字幕検
出回路208は、無画部に挿入されている字幕を検出
し、字幕がある場合には字幕合成回路209で字幕を映
像信号内に合成するように出力する。切り替え回路20
4は水平時間圧縮回路203と字幕合成回路209から
出力された信号を切り替えて、図3(b)に示すように
映像信号内に字幕を挿入して、ディスプレイ206に出
力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、字幕
を合成する際の処理に関しては述べられているが、映像
信号の画質を向上する手段等との関係については何ら述
べられていない。このため、字幕合成手段を持つワイド
テレビに画質を向上する手段を付加するための構成が十
分に説明されておらず、実際に構成する際に問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、上記問題点を解決し、画
質を向上する手段と字幕を合成する手段を組み合わせた
具体的回路構成を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、字幕を移動
する手段と画質を改善する手段を縦続に接続し、情報検
出手段と表示範囲検出手段と字幕検出手段の情報を情報
処理装置で処理し、情報処理装置の出力によって情報検
出手段と表示範囲検出手段と字幕検出手段と画質改善手
段と字幕移動手段を制御することにより達成される。
【0009】
【作用】字幕を移動する手段と画質を改善する手段を縦
続に接続することにより、映像部に画質改善処理を行
い、字幕を合成処理することができる。
【0010】また、入力信号から情報を検出する情報検
出手段と映像信号の表示範囲を検出する表示範囲検出手
段と無画部に挿入された字幕信号の有無を検出する字幕
検出手段を設け、前記情報検出手段と表示範囲検出手段
と字幕検出手段の出力を情報処理装置に入力し、情報処
理装置で画質改善手段と字幕移動手段に必要な情報を処
理して制御する。これにより、画質改善手段と字幕移動
手段に必要な検出手段を共通にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の第1の実施例を示すブロック図である。
【0012】同図において、101は入力端子、102
はメモリ、103は画質改善回路、104は字幕消去回
路、105は字幕合成回路、106は出力端子、107
は情報検出回路、108は表示範囲検出回路、109は
字幕検出回路、110は情報処理装置、111は字幕制
御回路、112は字幕移動回路である。
【0013】次に、回路動作について説明する。
【0014】入力端子101から入力された映像信号
は、画質改善回路103に入力される。画質改善回路1
03は、情報処理装置110から出力された信号によ
り、信号の振幅や黒レベルを非線形に制御し、ブラウン
管のダイナミックレンジや視聴者の観視条件に合わせて
常に最適な画像が再現されるように制御する。その一例
を図6に示す。同図は、中輝度のコントラストをあげる
ことにより画質を改善する例で、入力された信号が輝度
レベルの変換処理により新たな輝度レベルに変換されて
出力される。
【0015】画質改善回路103から出力された信号は
字幕移動回路112内の字幕消去回路104に入力され
る。字幕消去回路104は、図3(b)に示すように字
幕を映像内に移動した場合に不要となる元の字幕を消去
する。
【0016】一方、メモリ102は、入力信号に含まれ
る字幕を記憶し、情報処理装置110あるいは字幕制御
回路111が定める位置で読み出す。
【0017】メモリ102から読み出された字幕信号と
字幕を消去された映像信号は、字幕合成回路105に入
力される。字幕合成回路105は、字幕を消去された映
像信号にメモリ102から読み出された字幕信号を合成
して出力する。
【0018】こうして出力端子106には、字幕が合成
され、信号振幅や黒レベルが最適に制御された信号が出
力される。
【0019】さて一方、入力端子101から入力された
映像信号は、情報検出回路107と表示範囲検出回路1
08と字幕検出回路109に入力される。
【0020】まず、情報検出回路107は、入力された
映像信号からその平均輝度レベル、最大輝度、最小輝
度、輝度レベル分布等を検出して出力する。図7は情報
検出回路107の一例を示すブロック図で、301は映
像信号入力端子、302は最大輝度検出回路、303は
最小輝度検出回路、304は平均輝度検出回路、305
は輝度分布検出回路、306は多重回路、307は情報
出力端子、308は制御信号入力端子である。
【0021】次に、回路動作について説明する。映像信
号入力端子301から入力された信号は、最大輝度検出
回路302に入力されて、例えば1フィールドや1フレ
ーム毎の画面の最大輝度を検出する。最小輝度検出回路
303は、最大輝度検出回路302と同様に画面の最小
輝度を検出する。平均輝度検出回路304は、例えば1
フィールドや1フレーム毎の平均輝度を検出する。輝度
分布検出回路305は、例えば1フィールドや1フレー
ム毎の輝度の分布を検出する。多重回路306は、最大
輝度検出回路302、最小輝度検出回路303、平均輝
度検出回路304、輝度分布検出回路305から出力さ
れた検出結果を必要に応じて多重し、情報出力端子30
7に出力する。ここで、各回路の検出の単位として1フ
ィールドや1フレームを示したが、必要に応じて1ライ
ンや数ライン、数フィールドや数フレーム単位であって
もよく、各回路毎に違っていてもよい。
【0022】表示範囲検出回路108は、映像信号が上
下無画部を含む信号の場合、その上下の映像開始位置と
終了位置を検出パルスとして出力する。図8は表示範囲
検出回路108の一例を示すブロック図で、401は映
像信号入力端子、402は演算回路、403はフレーム
メモリ、404は情報出力端子、405は制御信号入力
端子、406、407は係数器、408は加算器、40
9はライン平均回路、410は垂直微分回路である。
【0023】次に、回路動作について説明する。映像信
号入力端子401から入力された信号は、演算回路40
2に入力される。演算回路402は、係数器406、4
07、加算器408から構成され、映像信号入力端子4
01から入力された信号とメモリ403から出力された
信号との演算を行う。メモリ403は、1フレーム遅延
した信号を出力する。これにより、係数器と加算器とメ
モリで構成された巡回型の低域通過フィルタとして動作
する。その結果、演算回路402の出力には、不要な帯
域が除去された信号が得られる。
【0024】次に、演算回路402から出力された信号
は、ライン平均回路409に入力され、水平方向のデー
タの平均値が計算される。ライン平均回路409で計算
された平均値は垂直微分回路410に入力され、画面の
垂直方向の変化点が検出パルスとして出力される。こう
して、出力端子404には、図10に示すように、入力
された画像の映像部と無画部の境界を示す検出パルスが
出力される。この検出パルスは、演算回路402とメモ
リ403で構成された低域通過フィルタにより、数フレ
ームあるいは数十フレームにわたる画面の低域成分であ
るので、映像部の内容がが多少変動しても映像部と無画
部の境界を検出することができる。
【0025】また、制御信号入力端子405には、情報
処理装置110からの信号が入力され、情報検出回路1
07から出力された最大輝度や最小輝度及び平均輝度な
どの情報に応じて係数回路406、407が制御され
る。例えば、平均輝度が低い場合は巡回係数を大きくし
て検出精度を向上させ、最大輝度と最小輝度の差が大き
い場合には巡回係数を小さくして検出の応答を速くする
ように制御する。ここで、演算回路402として巡回型
の低域通過フィルタの例を示したが、図9に示すよう
に、MAX処理を行うMAX処理回路409(a)、M
IN処理を行うMIN処理回路410(b)によっても
同様の効果が得られる。また、本実施例ではメモリ40
3の動作として1フレーム遅延する場合について説明し
たが、1フィールドあるいは数フレーム遅延するメモリ
であってもよい。
【0026】こうして、表示範囲検出回路108から出
力された出力パルスは、情報処理装置110へ入力さ
れ、最終的な境界位置が判定される。
【0027】次に、字幕検出回路109は、図3(a)
に示すように無画部に存在する文字を検出して、その検
出結果を出力する。図11は字幕検出回路109の一例
を示すブロック図で、501は情報入力端子、502は
高輝度データ検出回路、503は中輝度データ検出回
路、504は低輝度データ検出回路、505、506、
507は比較回路、508は反転回路、509は演算回
路、510は出力端子、511は制御信号入力端子であ
る。
【0028】回路動作について図12をも用いて説明す
る。図12は無画部に字幕信号が存在する映像の1水平
走査線の輝度レベルの分布を示したものである。情報入
力端子501から入力された映像信号は、高輝度データ
検出回路502、中輝度データ検出回路503、低輝度
データ検出回路504に入力される。高輝度データ検出
回路502は、字幕信号の白レベルに相当する輝度レベ
ルの1水平走査線当りのデータ量を検出する。中輝度デ
ータ検出回路503は、主に映像信号の輝度レベルの1
水平走査線当りのデータ量を検出する。低輝度データ検
出回路504は、無画部の輝度レベルの1水平走査線当
りのデータ量を検出する。入力された映像信号が図12
のように無画部に字幕信号が存在する場合は、高輝度デ
ータ検出回路502と低輝度データ検出回路504の出
力には検出されたデータ量が出力される。高輝度データ
検出回路502から出力されたデータ量は、比較回路5
05に入力され、制御信号入力端子511から入力され
た高輝度比較レベルと比較される。字幕信号が有る場合
には、比較結果に1が出力され、字幕信号がない場合に
は0が出力され、演算回路509に入力される。同様に
して、中輝度データ検出回路503から出力されたデー
タ量は、比較回路506に入力され、制御信号入力端子
511から入力された中輝度比較レベルと比較される。
無画部の場合には中輝度レベルに情報が無いので、比較
結果に0が出力され、無画部ではない場合には映像信号
が有ると考えられるので、比較結果に1が出力される。
さらに、比較回路506の出力は、反転回路508に入
力され、比較結果が反転されて演算回路509に入力さ
れる。また、低輝度データ検出回路504から出力され
たデータ量は、比較回路507に入力され、制御信号入
力端子511から入力された低輝度比較レベルと比較さ
れる。無画部の場合には、比較結果に1が出力され、無
画部ではない場合には映像信号が有ると考えられるの
で、比較結果に0が出力され、演算回路509に入力さ
れる。ここで、制御信号入力端子511から入力される
高輝度比較レベルは、高輝度データ検出回路502で検
出された字幕のデータ量が検出できるレベルに設定し、
中輝度比較レベルは、中輝度データ検出回路502で検
出された無画部のデータ量が検出されないレベルに設定
し、低輝度比較レベルは、低輝度データ検出回路502
で検出された無画部のデータ量が検出できるレベルに設
定する。
【0029】演算回路509は、比較回路505の出力
が1で、反転回路508の出力が1で、比較回路507
の出力が1の場合には無画部に字幕信号が有ると考えら
れるので、出力端子510に1を出力し、それ以外の場
合には誤検出であると考え、出力端子510に0を出力
する。この出力信号は、情報処理装置110に入力され
る。
【0030】ここで、字幕検出回路109の出力は、演
算回路509によって演算された結果が出力されるもの
として説明したが、演算する前の各比較回路の比較結果
を直接出力してもよく、この場合には演算回路509に
相当する処理を情報処理装置110で行う。さらには各
輝度データ検出回路の検出結果を直接出力してもよく、
この場合には各比較回路505、506、507と演算
回路509に相当する処理を情報処理装置110で行
う。また、本実施例では、輝度レベルを3分割して処理
したが、さらに分割数を増やしてもよい。さらに、字幕
検出を実現する回路としては、図8に示した回路によっ
ても同様に実現でき、その場合には表示範囲検出回路1
08と字幕検出回路109は特に2個有る必要はなく、
1個にして両方の検出処理を兼ねても実現できる。
【0031】情報処理装置110は、情報検出回路10
7、表示範囲検出回路108、字幕検出回路109の出
力結果が入力され、各入力をさらに処理して最終的な検
出結果を得る。例えば、情報検出回路107の出力に対
しては、検出結果の出力を時間的に積分してノイズなど
による検出値の乱れを小さくする。表示範囲検出回路1
08の出力に対しては、検出されたパルスの垂直方向の
エッジをさらに時間的に積分し、最終的に映像部と無画
部の境界を検出する。字幕検出回路109の出力に対し
ては、表示範囲検出回路108に施したのと同様に字幕
検出結果を時間的に積分する処理を行い、最終的に字幕
の検出結果を得る。
【0032】また、情報処理装置110は、画質改善処
理を行う画質改善回路103と字幕移動処理を行う字幕
消去回路104、字幕合成回路105、字幕制御回路1
11のための信号処理を行う。ここで、画質改善処理
は、情報検出回路107から出力された平均輝度、最大
最小輝度、輝度レベル分布などの情報を元に最適な画質
改善処理を行う。
【0033】一例として、画質改善回路103がルック
アップテーブル方式の場合について説明する。情報処理
装置110は図6に示すように入力信号に対する出力信
号の特性を示す輝度変換特性を作成し、画質改善回路1
03へ出力する。画質改善回路103は、輝度変換特性
に基づき、入力信号を最適な非線形特性に変換して出力
する。
【0034】次に、字幕移動処理について説明する。情
報処理装置110は、表示範囲検出回路108から出力
された検出パルスから、映像信号が横長の信号であるか
どうかを判断する。また、字幕検出回路109は字幕の
有無を検出する。もし、字幕検出回路109が字幕を検
出した場合には、字幕制御に必要な情報を字幕制御回路
111に出力する。字幕制御回路111は入力された制
御情報から、字幕消去回路104には、字幕を消去する
信号と消去した範囲を差し替えるレベルを出力し、字幕
合成回路105には字幕を合成する信号と字幕を合成す
る範囲を出力し、メモリ102には字幕を書き込む範囲
と読み出す位置情報を出力する。こうして、映像信号に
含まれる字幕を移動して合成することができる。
【0035】ここで、情報処理装置110は、CPUあ
るいはMPUと呼ばれるマイコンであってもよく、その
なかにROMやRAMを内蔵したものでも外部に持つも
のでもよい。
【0036】以上のように、画質改善手段によって最適
な画質に改善することができ、字幕移動手段によって字
幕を移動することができる効果がある。
【0037】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の第2の実施例を示すブロック図
で、図1に対し、メモリ102の入力信号を画質改善回
路103の出力から得るように接続されている。これに
より、字幕移動する字幕信号に画質改善処理を行うこと
ができる。一例として、通常字幕信号は白文字で輝度レ
ベルが高いため、ブラウン管上でフォーカス劣化やブル
ーミングを発生しやすい。そこで、字幕の輝度レベルを
情報検出回路107によって検出し、輝度レベルが高い
場合には、字幕の輝度が高くならないように情報処理装
置110で輝度変換特性を作成し、画質改善回路103
に入力する。画質改善回路103は、映像信号に対する
輝度変換特性とは別に字幕信号に対する輝度変換特性を
字幕が存在すると思われる範囲に対して変換処理を行
う。これにより、字幕信号に対してブラウン管上でフォ
ーカス劣化やブルーミングを起こさないように輝度レベ
ルを抑えることができる効果がある。この際、字幕が存
在すると思われる範囲は、表示範囲検出回路108と字
幕検出回路109の出力から情報処理装置110で決定
する。
【0038】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図5は本発明の第3の実施例を示すブロック図
で、図1に対し、画質改善回路103が字幕合成回路1
05の出力に接続されている。これにより、字幕信号が
字幕合成回路103により映像内に移動されているた
め、映像と字幕を分離することなく、1つの画像として
処理することができる効果がある。
【0039】
【発明の効果】以上、本発明によれば、字幕を移動する
手段と画質を改善する手段を縦続に接続することによ
り、映像部に画質改善処理を行い、字幕を合成処理する
ことができる効果が有る。
【0040】また、画質改善手段と字幕移動手段に必要
な検出手段を共通にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来技術によるワイド処理回路のブロック図で
ある。
【図3】ワイド処理の様子を示す模式図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】画質改善処理の一例を示す図である。
【図7】情報検出回路の具体例を示すブロック図であ
る。
【図8】表示範囲検出回路の具体例を示すブロック図で
ある。
【図9】演算回路の具体例を示すブロック図である。
【図10】表示範囲検出回路の動作を説明する模式図で
ある。
【図11】字幕検出回路の具体例を示すブロック図であ
る。
【図12】字幕検出回路の動作を説明する模式図であ
る。
【符号の説明】
101…入力端子、102…メモリ、103…画質改善
回路、104…字幕消去回路、105…字幕合成回路、
106…出力端子、107…情報検出回路、108…表
示範囲検出回路、109…字幕検出回路、110…情報
処理装置、111…字幕制御回路、112…字幕移動回
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 直 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 鳥越 忍 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 村田 敏則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 板東 由美 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された映像信号を画質改善する画質改
    善手段と、入力された映像信号の無画部に存在する字幕
    信号を画質改善手段から出力された映像信号の映像部に
    移動する字幕移動手段と、入力された映像信号から映像
    情報を検出する情報検出手段と、入力された映像信号か
    ら映像部の範囲を検出する表示範囲検出手段と、入力さ
    れた映像信号に存在する字幕信号を検出する字幕検出手
    段と、前記情報検出手段と表示範囲検出手段と字幕検出
    手段の出力から前記画質改善手段と前記字幕移動手段を
    制御する情報処理手段を有することを特徴とするテレビ
    ジョン受像機。
  2. 【請求項2】入力された映像信号を画質改善する画質改
    善手段と、画質改善手段から出力された映像信号の無画
    部に存在する字幕信号を画質改善手段から出力された映
    像信号の映像部に移動する字幕移動手段と、入力された
    映像信号から映像情報を検出する情報検出手段と、入力
    された映像信号から映像部の範囲を検出する表示範囲検
    出手段と、入力された映像信号に存在する字幕信号を検
    出する字幕検出手段と、前記情報検出手段と表示範囲検
    出手段と字幕検出手段の出力から前記画質改善手段と前
    記字幕移動手段を制御する情報処理手段を有することを
    特徴とするテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】入力された映像信号の無画部に存在する字
    幕信号を入力された映像信号の映像部に移動する字幕移
    動手段と、字幕移動手段から出力された映像信号を画質
    改善する画質改善手段と、入力された映像信号から映像
    情報を検出する情報検出手段と、入力された映像信号か
    ら映像部の範囲を検出する表示範囲検出手段と、入力さ
    れた映像信号に存在する字幕信号を検出する字幕検出手
    段と、前記情報検出手段と表示範囲検出手段と字幕検出
    手段の出力から前記画質改善手段と前記字幕移動手段を
    制御する情報処理手段を有することを特徴とするテレビ
    ジョン受像機。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3記載のテレビジョン受像機
    において、前記字幕移動手段は、映像信号に存在する字
    幕を消去する字幕消去手段と、字幕信号を記憶すること
    のできる記憶手段と、字幕消去された映像信号の映像部
    に記憶手段から出力された字幕信号を合成する字幕合成
    手段と、から構成されることを特徴とするテレビジョン
    受像機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3記載のテレビジョン受像機
    において、前記情報検出手段は、映像信号の最大値を検
    出する最大輝度検出手段と、映像信号の最小値を検出す
    る最小輝度検出手段と、映像信号の平均値を検出する平
    均輝度検出手段と、映像信号の輝度の分布を検出する輝
    度分布検出手段と、前記最大輝度検出手段と前記最小輝
    度検出手段と前記平均輝度検出手段と前記輝度分布検出
    手段から出力された情報を多重する多重手段と、前記情
    報処理手段から前記最大輝度検出手段と前記最小輝度検
    出手段と前記平均輝度検出手段と前記輝度分布検出手段
    を制御することを特徴とするテレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3記載のテレビジョン受像機
    において、前記表示範囲検出手段は、入力された信号と
    出力される信号を演算する演算手段と、演算手段の出力
    を任意の画面記憶し遅延することのできる記憶手段と、
    記憶手段の出力を水平走査期間毎に平均する水平平均手
    段と、水平平均手段の出力を垂直方向に微分する垂直微
    分手段とから構成されることを特徴とするテレビジョン
    受像機。
  7. 【請求項7】請求項6記載のテレビジョン受像機におい
    て、前記演算手段は、2つの入力信号の係数和をとる係
    数和手段から構成されることを特徴とするテレビジョン
    受像機。
  8. 【請求項8】請求項6記載のテレビジョン受像機におい
    て、前記演算手段は、2つの入力信号の最大値をとる最
    大値手段から構成されることを特徴とするテレビジョン
    受像機。
  9. 【請求項9】請求項6記載のテレビジョン受像機におい
    て、前記演算手段は、2つの入力信号の最小値をとる最
    小値手段から構成されることを特徴とするテレビジョン
    受像機。
  10. 【請求項10】請求項1乃至3記載のテレビジョン受像
    機において、前記字幕検出手段は、入力された信号の水
    平走査期間毎の各輝度レベルの分布を検出する輝度レベ
    ル分布検出手段と、輝度レベル検出手段の出力と前記情
    報処理手段の出力とを比較する比較手段と、比較手段の
    出力を演算する演算手段とから構成されることを特徴と
    するテレビジョン受像機。
  11. 【請求項11】請求項1乃至3記載のテレビジョン受像
    機において、前記字幕検出手段は、前記表示範囲検出手
    段で行うことを特徴とするテレビジョン受像機。
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