JPH07336574A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH07336574A
JPH07336574A JP6122821A JP12282194A JPH07336574A JP H07336574 A JPH07336574 A JP H07336574A JP 6122821 A JP6122821 A JP 6122821A JP 12282194 A JP12282194 A JP 12282194A JP H07336574 A JPH07336574 A JP H07336574A
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JP
Japan
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image pickup
magnet
drive
pickup device
force
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6122821A
Other languages
English (en)
Inventor
Seishi Miyamoto
清史 宮本
Chiharu Tanaka
千春 田中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP6122821A priority Critical patent/JPH07336574A/ja
Publication of JPH07336574A publication Critical patent/JPH07336574A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撮像素子を駆動する駆動装置の制御が簡単であ
る撮像装置を提供する。 【構成】撮像素子支持部11に支持された撮像素子1を
有する撮像素子部10を光軸に沿って移動させるための
VCM12と、撮像素子1に接続されたフレキシブルケ
ーブル2と、所定の位置に設けられた上記フレキシブル
ケーブル2が上記撮像素子部10に及ぼす力を打ち消す
向きの力を発生する磁石4とを具備する撮像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置、詳しくは、
撮像装置における撮像素子の駆動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置において、撮像素子を用
いて映像信号を得る場合、撮像素子に垂直・水平レジス
タの駆動パルス信号、および、基板電圧等を与える必要
がある。撮像像素子部を機械的に進退躯動するようなシ
ステムでは、前記パルス信号を発生する回路部と撮像素
子部間とを可撓性のあるフレキシブルケーブルで結線す
る方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の構造では、図3のレンズ鏡枠24に装着された
撮像素子部21周りの配置図に示すように、フレキシブ
ルケーブル22の回路部23への取り付け点P2 が撮像
素子部21駆動範囲の中点P1 とずれていることから、
フレキシブルケーブル22による−D方向の引っ張り力
Fが上記撮像素子部21に作用する。
【0004】撮像素子部21を駆動アクチユエーター、
例えぱ、ボイスコイルモータ(以下、VCMと記載す
る)とし、図3の+D方向に駆動したときの各駆動位置
での駆動力量Tdと制御電流Adの変化を図4に示す。
上記制御電流Adは、一般的に駆動力量Tdに比例して
いる。
【0005】上記+D方向駆動時の駆動力量Adには、
上記フレキシブルケーブル21による引っ張り力Fによ
る影響が加えられている。しかし、+D方向と逆の−D
方向の駆動時には、上記引っ張り力Fが撮像素子部21
の移動方向に作用するため、駆動力量の絶対値は、上記
駆動力量Adよりも小さくなる。従って、そのときのモ
ータの制御電流の絶対値も上記制御電流Adよりも小さ
くなる。このような状態では、モータ駆動制御部での制
御において、撮像素子21の駆動方向の切り換え際し
て、電流値の設定絶対値にそれぞれ別の値を適用する必
要があり、単なる電流方向の切り換えのみでは制御でき
ず、上記モータ駆動制御部の構成と制御方法が複雑化
し、コスト的にも不利となっていた。
【0006】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、撮像素子を駆動する駆動手段の制
御が簡単な撮像装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の第1
の撮像装置は、可動体に設けられた撮像素子を光軸に沿
って移動させるための駆動手段と、撮像素子に接続され
たフレキシブルケーブルと、所定の位置に設けられたフ
レキシブルケーブルが可動体に及ぼす力を打ち消す向き
の力を発生する磁石を具備する。本撮像装置において
は、磁石によりフレキシブルケーブルにより生じる付勢
力を打ち消す。
【0008】本発明の第2の撮像装置は、上記第1の撮
像装置において、第1の磁石が上記可動体に取り付けら
れ、第2の磁石が上記第1の磁石と対向した所定の位置
に取り付けられている。本撮像装置においては、第1の
磁石と第2の磁石の反発力によりフレキシブルケーブル
により生じる付勢力を効果的に打ち消す。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明の第1実施例を示す撮像装置の撮像
素子部周りの配置を示す図である。本実施例のカメラに
おいて、レンズ鏡枠7に対して進退可能な撮像素子支持
枠11が嵌入しており、上記支持枠11には撮像素子1
が保持されており、可動体である撮像素子部10を構成
している。そして、撮像素子部10には、後述する第1
の磁石4が、この場合、光軸Oと一致する駆動軸の延長
線上に固着される。そして、上記レンズ枠7の駆動部7
aと支持枠11の被駆動部11aとによって、撮像素子
部10の駆動手段としてのアクチュエータであるVCM
12を構成している。
【0010】上記撮像素子部10には、また、撮像素子
部10の撮像素子1に対する駆動電圧、信号授受のた
め、フレキシブルケーブル2の一端が撮像素子固定基板
を介して接続されている。上記フレキシブルケーブル2
の他端は、撮像装置本体側に支持されている水平・垂直
レジスタ駆動パルス回路、および、電圧発生回路用の回
路部3に機械的、電気的に接続されている。上記フレキ
シブルケーブル2が上記回路部3と撮像素子部1間に屈
曲した状態で接続されることから、撮像素子部1に対し
て−D方向の付勢力Fを与える。
【0011】一方、撮像装置の本体側には、上記第1の
磁石4に対向し、この場合、光軸Oと一致する駆動軸上
の位置に第2の磁石5が固着されれおり、第1の磁石4
が固着されている撮像素子部1に対して+D方向の反発
力Hを発生させている。この反発力Hは、上記フレキシ
ブルケーブル2による付勢力Fとは作用方向が反対で、
その力量は、撮像素子部10に作動位置近傍では、略等
しく釣り合うようになっている。図2は、撮像素子部1
0の駆動位置に対する磁石の反発力の変化を示した図で
ある。なお、上記第1、第2の磁石は、例えば、永久磁
石で構成される。
【0012】以上のように構成された本実施例の撮像装
置の撮像素子部10の駆動動作を説明する。上記VCM
12に制御電流を流すことによって、撮像素子部10を
+D方向、または、−D方向に駆動する。
【0013】そのときのVCM12の必要とする+D、
−D方向の駆動力量T1 、T2 の絶対値は、摺動部の摩
擦抵抗として+D方向と−D方向とで同一の値Rとし、
前記フレキシブルケーブル2による付勢力F、および、
第1の磁石4と第2の磁石5による反発力Hから、 T1 =|R+(F−H)|……………(1) T2 =|R−(F−H)|……………(2) となる。
【0014】前述したようにフレキシブルケーブル2に
よる付勢力Fと、第1の磁石4と第2の磁石5による反
発力Hとは、互いに相殺するように略等しく設定し、配
置されており、上記(F−H)の値は略0と見做され
る。従って、上記必要駆動力量T1 とT2 の絶対値は、
略等しくなる。
【0015】本実施例の撮像装置において、上述のよう
に必要駆動力量T1 とT2 の絶対値が等しいことから、
撮像素子部10を+D方向と−D方向とに駆動するため
のVCM12の制御電流も、その電流値の絶対値として
は等しくなる。そして、その駆動制御電流は、駆動方向
の違いにより変化させる必要が無くなり、例えば、スイ
ッチング制御で駆動可能となり、制御回路の構成が簡素
化され、制御も容易となる。
【0016】なお、本実施例の場合、磁石4、5を互い
に反発するように設定し、対向するように配置したが、
上記磁石の配置は、上記実施例の通りでなくともよく、
逆に磁石の引力を利用して、上記フレキシブルケーブル
の引っ張り力Fを相殺してもよい。また、磁石4、5を
永久磁石とし、2個利用したが、これは永久磁石に限ら
ず他の手段でもよく、1個の磁石と金属、あるいは、3
個以上の磁石で構成しても同様の効果が得られる。
【0017】(付記)以上、説明した実施態様に基づい
て、次のような構成を有する撮像装置を提案することが
できる。
【0018】(1)撮像素子を光軸に沿って機械的に駆
動する手段を有する撮像装置であって、上記撮像素子に
対して、該撮像素子と上記撮像素子を電気的に駆動する
回路および上記撮像素子からの映像信号を処理する回路
とを接続するフレキシブルなケーブルを接続し、更に、
上記フレキシブルなケーブルの引っ張り力を打ち消すよ
うに、上記撮像素子が機械的に駆動される軸上に少なく
とも1個の磁石を配置したことを特徴とするカメラ。本
撮像装置においては、必然的に発生する上記フレキシブ
ルなケーブルの撮像素子に対する付勢力を上記磁石によ
り打ち消すことによって、駆動方向による撮像素子の駆
動負荷の差異を少なくし、駆動制御を容易にすることが
可能となる。
【0019】(2)上記付記(1)の撮像装置におい
て、上記磁石が、上記撮像素子を固定する基板と光軸の
延長線上に、互いに反発するように配置したことを特徴
とする。この撮像装置においては、上記磁石によりフレ
キシブルなケーブルの撮像素子に対する付勢力を効果的
に打ち消すことができる。
【0020】
【発明の効果】上述のように本発明の請求項1記載の撮
像装置は、接続用のフレキシブルケーブルが可動体に及
ぼす力を磁石により打ち消すようにしたので、可動体の
進退駆動時の駆動方向による駆動抵抗の差を少なくする
ことができ、駆動制御が簡素化される。
【0021】また、本発明の請求項2記載の撮像装置
は、接続用のフレキシブルケーブルが可動体に及ぼす力
を打ち消すのに効果的な位置に2つの磁石が配設され、
確実な駆動制御が実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す撮像装置の撮像素子
部周りの配置を示す図。
【図2】上記図1の撮像装置に適用される磁石による反
発力の変化を示す図。
【図3】従来の撮像装置の撮像素子部周りの配置を示す
図。
【図4】上記図3の撮像装置における撮像素子部の駆動
力量と制御電流の変化を示す図。
【符号の説明】
1 ……………撮像素子(可動体) 2………………フレキシブルケーブル(フレキシブルな
ケーブル) 4…………………第1の磁石 5…………………第2の磁石 10……………撮像素子部(可動体) 11……………撮像素子支持枠(可動体) 12……………VCM(駆動手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動体に設けられた撮像素子を光軸に沿っ
    て移動させるための駆動手段と、 撮像素子に接続されたフレキシブルケーブルと、 所定の位置に設けられた上記フレキシブルケーブルが可
    動体に及ぼす力を打ち消す向きの力を発生する磁石と、 を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 第1の磁石が上記可動体に取り付けら
    れ、第2の磁石が上記第1の磁石と対向した所定の位置
    に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の
    撮像装置。
JP6122821A 1994-06-03 1994-06-03 撮像装置 Withdrawn JPH07336574A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316314A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Casio Comput Co Ltd 撮像装置
JP2006133797A (ja) * 2005-12-16 2006-05-25 Mitsubishi Electric Corp レンズ駆動装置及び撮像装置

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