JPH07335127A - カラーブラウン管の蛍光面形成方法 - Google Patents

カラーブラウン管の蛍光面形成方法

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JPH07335127A
JPH07335127A JP12486894A JP12486894A JPH07335127A JP H07335127 A JPH07335127 A JP H07335127A JP 12486894 A JP12486894 A JP 12486894A JP 12486894 A JP12486894 A JP 12486894A JP H07335127 A JPH07335127 A JP H07335127A
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JP
Japan
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resin
coating
layer
acrylic resin
metal coating
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JP12486894A
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English (en)
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Norio Koike
教雄 小池
Tokuo Ubukata
徳雄 生方
Hitoshi Shiozawa
仁志 塩沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛍光面に剥がれのない平滑な金属被膜を形成
することを目的とする。 【構成】 パネル2 の内面に形成された蛍光体層9B,9G,
9R上にアクリル樹脂を主成分とする樹脂被膜30を形成
し、この樹脂被膜上に金属被膜32を形成し、この金属被
膜上に黒色の熱吸収層11を形成するカラーブラウン管の
蛍光面形成方法において、樹脂被膜をトルエンを主体と
する溶剤にアクリル樹脂を1.0〜3.2重量%溶解し
た溶液を塗布して形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーブラウン管の
蛍光面形成方法に係り、特に蛍光体層の背面に金属被膜
および熱吸収層を備えるカラーブラウン管の蛍光面形成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラーブラウン管は、図3に示す
ように、シャドウマスク1に対向して、パネル2の内面
に、青、緑、赤に発光するストライプ状またはドット状
の3色蛍光体層からなる蛍光面3が形成され、この蛍光
面3をファンネル4のネック5内に配置された電子銃6
から高加速されて放出される電子ビーム7B ,7G ,7
R により、シャドウマスク1を介して水平、垂直走査す
ることにより、カラー画像を表示する構造に形成されて
いる。
【0003】その蛍光面3として、表示画像の輝度を高
めかつ高加速電子ビーム7B ,7G,7R の衝突により
発生するイオン衝撃による蛍光体層の劣化を防止するた
め、図4に示すように、3色蛍光体層9B ,9G ,9R
上にアルミニウムからなる金属被膜10が形成されたい
わゆるメタルバック蛍光面としさらにシャドウマスクの
熱膨張による3色蛍光体層9B ,9G ,9R に対する電
子ビームのランディングずれを防止するため、上記金属
被膜10上に黒色の熱吸収層11の形成されたものがあ
る。
【0004】このように金属被膜10および熱吸収層1
1を備える蛍光面3の形成は、まず写真印刷法によりパ
ネル2の内面に3色蛍光体層9B ,9G ,9R を形成し
たのち、この3色蛍光体層9B ,9G ,9R の形成され
たパネル2の内面を平面化する水層を形成し、この水層
上にアクリル樹脂を主成分とするラッカー溶液を塗布し
乾燥して樹脂被膜を形成する。そしてこの樹脂被膜上に
真空蒸着によりアルミニウムからなる金属被膜10を形
成する。その後、この金属被膜10の形成されたパネル
2を約80℃に加熱して、アクリル樹脂エマルジョン水
溶液をスプレー塗布し、金属被膜10上にアクリル樹脂
エマルジョン水溶液からなるバリヤ層を形成する。そし
てこのバリヤ層上に黒鉛懸濁液を塗布して熱吸収層11
を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カラー
ブラウン管の蛍光面として、パネルの内面に形成された
3色蛍光体層の背面にアルミニウムからなる金属被膜が
形成され、さらにこの金属被膜上に、シャドウマスクの
熱膨張による3色蛍光体層に対する電子ビームのランデ
ィングずれを防止するため、黒色の熱吸収層の形成され
た蛍光面がある。この蛍光面の形成は、まず写真印刷法
によりパネルの内面に3色蛍光体層を形成したのち、こ
の3色蛍光体層の形成されたパネル2の内面を平面化す
る水層を形成し、この水層上にアクリル樹脂を主成分と
するラッカー溶液を塗布し乾燥して樹脂被膜を形成す
る。そしてこの樹脂被膜上に真空蒸着によりアルミニウ
ムからなる金属被膜を形成する。その後、この金属被膜
の形成されたパネルを約80℃に加熱し、アクリル樹脂
エマルジョン水溶液をスプレー塗布して、アルミニウム
被膜上にアクリル樹脂エマルジョン水溶液からなるバリ
ヤ層を形成する。そしてこのバリヤ層上に黒鉛懸濁液を
塗布して熱吸収層を形成することにより形成している。
【0006】ところで、このような金属被膜および熱吸
収層を備える蛍光面については、シャドウマスクの熱膨
張を少なくするためには、熱吸収層を厚く形成すること
が望まれる。しかしこの熱吸収層を厚くすると、金属被
膜のピンホールが熱吸収層により完全に塞がれるため、
その後、この蛍光面を焼成するとき、3色蛍光体層と金
属被膜との間に介在する樹脂被膜の分解により生ずるガ
スが金属被膜のピンホールを通って逸脱しにくくなり、
金属被膜が局部的に剥がれる現象(火ぶくれ現象)が生
ずる。このように金属被膜の剥がれ生ずると、輝度が向
上しないばかりでなく、蛍光面不良となる。
【0007】また、上記金属被膜の剥がれを防止するた
め、樹脂被膜の主成分であるアクリル樹脂の含有量を減
らすと、樹脂被膜にピンホールやクラックが発生し、結
果的に金属被膜の平滑性が損なわれるという問題があ
る。
【0008】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、蛍光体層上に金属被膜および熱吸
収層を備えるカラーブラウン管の蛍光面形成方法におい
て、金属被膜の剥がれをなくし、かつ平滑な金属被膜が
得られる蛍光面形成方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】パネルの内面に形成され
た蛍光体層上にアクリル樹脂を主成分とする樹脂被膜を
形成し、この樹脂被膜上に金属被膜を形成し、この金属
被膜上に黒色の熱吸収層を形成するカラーブラウン管の
蛍光面形成方法において、アクリル樹脂を主成分とし、
このアクリル樹脂を1.0〜3.2重量%トルエンを主
体とする溶剤に溶解してなる溶液を塗布して樹脂被膜を
形成した。
【0010】また、その樹脂被膜をアクリル樹脂、ニト
ロセルローズおよび可塑剤をトルエンを主体とする溶剤
に溶解してなる溶液を塗布して形成した。
【0011】さらに、その溶液のアクリル樹脂に対する
可塑剤の量を1.0〜8.0重量%とした。
【0012】
【作用】上記のように、金属被膜を形成するための樹脂
被膜を、トルエンを主体とする溶剤にアクリル樹脂を
1.0〜3.2重量%溶解してなる溶液、あるいはアク
リル樹脂、ニトロセルローズおよび可塑剤をトルエンを
主体とする溶剤に溶解してなる溶液、さらにはそのアク
リル樹脂に対する可塑剤の量を1.0〜8.0重量%と
した溶液を塗布して形成すると、金属被膜および熱吸収
層を形成したのち、焼成して樹脂被膜を分解しても、そ
の分解ガスによる金属被膜の剥がれを防止して、所要の
平滑な金属被膜を備える蛍光面とすることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
【0014】その一実施例として、光吸収層を有する蛍
光面の形成方法について説明する。まず写真印刷法によ
りパネルの内面に光吸収層と3色蛍光体層を形成する。
すなわち、図1(a)に示すように、パネル2の内面に
ポリビニルアルコール(PVA)と重クロム酸アンモニ
ウム(ADC)を主成分とする感光剤を塗布し乾燥して
感光膜20を形成する。そしてこの感光膜20をシャド
ウマスク1を介して露光し、感光膜20にシャドウマス
ク1の開孔21に対応するパターンを焼付ける。つぎに
このパターンを焼付けられた感光膜20を現像して未感
光部を除去し、同(b)に示すように、シャドウマスク
の開孔に対応するパターンからなるレジスト膜22を形
成する。つぎにこのレジスト膜22の形成されたパネル
2の内面に黒色の光吸収塗料を塗布し乾燥して、同
(c)に示すように、光吸収塗料層23を形成する。つ
ぎに上記レジスト膜22とともに、このレジスト膜22
上の光吸収塗料層23を剥離して、同(d)に示すよう
に、開口部24をもつ光吸収層25を形成する。
【0015】その後、上記光吸収層25の形成されたパ
ネル2の内面に、蛍光体、PVAおよびADCを主成分
とする感光性蛍光体スラリを塗布し乾燥して、同(e)
に示すように、感光性蛍光体スラリ層27を形成する。
そしてこの感光性蛍光体スラリ層27をシャドウマスク
1を介して露光し、感光性蛍光体スラリ層27にシャド
ウマスク1の開孔21に対応するパターンを焼付ける。
つぎにこのパターンの焼付けられた感光性蛍光体スラリ
層27を現像して未感光部を除去し、同(f)に示すよ
うに、光吸収層25の所定の開口部に蛍光体層、たとえ
ば青蛍光体層9B を形成する。つぎにこの青蛍光体層9
B の形成方法を、緑および赤蛍光体について繰返すこと
により、同(g)に示すように、光吸収層25の所定の
開口部に緑および赤蛍光体層9G ,9R を形成する。
【0016】つぎに、図2(a)に示すように、上記光
吸収層25および3色蛍光体層9B,9G ,9R の形成
されたパネル2の内面にPVAの稀薄水溶液を塗布して
光吸収層25および3色蛍光体層9B ,9G ,9R を湿
潤するとともに、パネル2を回転して遠心力により余剰
のPVA水溶液を除去し、光吸収層25および3色蛍光
体層9B ,9G ,9R 上にPVAの稀薄水溶液からなる
均一な水層29を形成する。その後、パネル2を回転し
ながら上記水層29上に、トルエンを主体とする溶剤に
アクリル樹脂をたとえば1.3重量%溶解したラッカー
溶液をスプレー塗布してラッカー溶液の被膜30を形成
する。そしてこのラッカー溶液の被膜30およびその下
層の水層29を乾燥して、同(b)に示すように、光吸
収層25および3色蛍光体層9B ,9G ,9R 上に樹脂
被膜31を形成する。つぎにこの樹脂被膜31上に真空
蒸着によりアルミニウルからなる平滑な金属被膜32を
形成する。
【0017】その後、上記金属被膜32の形成されたパ
ネル2を約80℃に加熱し、この加熱されたパネル2を
回転しながら、上記金属被膜32上にアクリル樹脂エマ
ルジョン水溶液をスプレー塗布して、同(c)に示すよ
うに、アクリル樹脂エマルジョン水溶液からなるバリヤ
層34を形成する。引続きパネル2を回転しながら、上
記バリヤ層34上に黒鉛懸濁液をスプレー塗布し、この
黒鉛懸濁液の被膜およびその下層のバリヤ層34を乾燥
して、同(d)に示すように、金属被膜32上にアクリ
ル樹脂被膜35を介して黒鉛からなる黒色の熱吸収層1
1を形成する。
【0018】上記のように平滑な金属被膜32を形成す
るための樹脂被膜31を、トルエンを主体とする溶剤に
アクリル樹脂を1.3重量%溶解したラッカー溶液を用
いて形成すると、この樹脂被膜31上に金属被膜32を
形成し、さらにこの金属被膜32上に黒鉛懸濁液を塗布
して熱吸収層11を形成し、その後、焼成して樹脂被膜
31を分解しても、金属被膜32の剥がれはなく、所要
の平滑な金属被膜を備える蛍光面とすることができる。
【0019】このような剥がれのない所要の平滑な金属
被膜は、トルエンを主体とする溶剤にアクリル樹脂を
1.0〜3.2重量%、好ましくは1.15〜3.0重
量%溶解したラッカー溶液でも、同様の効果をもつ樹脂
被膜を形成することができる。この場合、アクリル樹脂
が1.0重量%よりも少ないと、樹脂被膜上に形成され
る金属被膜のピンホールが多くなり、好ましくなくな
る。またアクリル樹脂が3.2重量%よりも多いと、樹
脂被膜上に金属被膜を形成し、この金属被膜上に熱吸収
層を形成して焼成したとき、金属被膜の剥がれが発生す
るようになる。
【0020】また、上記蛍光面形成方法では、トルエン
を主体とする溶剤にアクリル樹脂を溶解したラッカー溶
液を用いて樹脂被膜を形成したが、このラッカー溶液の
かわりに、アクリル樹脂、ニトロセルローズおよび可塑
剤、好ましくはアクリル樹脂に対する可塑剤の量を1.
0〜8.0重量%として、トルエンを主体とする溶剤に
溶解してなるラッカー溶液を用いても、同様の効果をも
つ樹脂被膜を形成することができる。この場合、アクリ
ル樹脂に対する可塑剤の量が1.0重量%よりも少ない
と、可塑剤の効果が現れず、また8.0重量%よりも多
いと、樹脂被膜の平滑性が損なわれ、また被膜が軟化し
て、良好な金属被膜が形成されなくなる。
【0021】以下、若干の具体例について説明する。
【0022】具体例1.パネルの内面に形成された光吸
収層および3色蛍光体層を0.5重量%PVA水溶液を
塗布して光吸収層および3色蛍光体層を湿潤するととも
に、パネルを200rpmで回転して遠心力により余剰
のPVA水溶液を除去し、光吸収層および3色蛍光体層
上にPVAの稀薄水溶液からなる均一な水層を形成す
る。その後、パネルを回転しながらこの水層上に表1に
示す組成のラッカー溶液をスプレー塗布してラッカー溶
液の被膜を形成し、このラッカー溶液の被膜をその下層
の水層とともに乾燥して樹脂被膜を形成する。
【0023】つぎに上記樹脂被膜上に真空蒸着によりア
ルミニウルからなる金属被膜を形成する。その後、この
金属被膜の形成されたパネルを約80℃に加熱し、この
加熱されたパネルを回転しながら、金属被膜上に固形分
としてアクリル樹脂を約5重量%含むアクリル樹脂エマ
ルジョン水溶液を約6ccスプレー塗布して、バリヤ層を
形成し、引続きパネルを回転しながら、そのバリヤ層上
に黒鉛を約3.5重量%含む黒鉛懸濁液を約6ccスプレ
ー塗布し、この黒鉛懸濁液の被膜およびその下層のバリ
ヤ層を乾燥して、金属被膜上に黒色の熱吸収層を形成し
た。
【0024】
【表1】 アクリル樹脂(ルーサイト2045:デュポン社製) 0.75部 アクリル樹脂(アクリルロイドB-72:ローム&ハス社製) 0.47部 フタル酸ジブチル(和光製:特級品) 0.04部 トルエンを主体とする溶劑 残 その後、上記光吸収層および3色蛍光体層上に樹脂被膜
を介して金属被膜および熱吸収層の形成されたパネルを
約430℃の炉で約30分加熱焼成して、樹脂被膜を分
解する。その結果、全く剥がれのない金属被膜が得られ
た。
【0025】具体例2.具体例1と同様の方法により表
2に示す組成のラッカー溶液を用いて樹脂被膜を形成
し、その後、この樹脂被膜上にアルミニウルからなる金
属被膜、この金属被膜上に熱吸収層を形成した。その結
果、全く剥がれのない金属被膜が得られた。
【0026】
【表2】 アクリル樹脂(ルーサイト2045:デュポン社製) 1.51部 アクリル樹脂(アクリルロイドB-72:ローム&ハス社製) 0.94部 フタル酸ジブチル(和光製:特級品) 0.13部 トルエンを主体とする溶劑 残 具体例3.具体例1と同様の方法により表3に示す組成
のラッカー溶液を用いて樹脂被膜を形成し、その後、こ
の樹脂被膜上にアルミニウルからなる金属被膜、この金
属被膜上に熱吸収層を形成した。この場合は、熱吸収層
下の金属被膜に剥がれが生じた。
【0027】
【表3】 アクリル樹脂(ルーサイト2045:デュポン社製) 2.26部 アクリル樹脂(アクリルロイドB-72:ローム&ハス社製) 1.40部 フタル酸ジブチル(和光製:特級品) 0.20部 トルエンを主体とする溶劑 残 なお、上記実施例では、光吸収層を有する蛍光面につい
て説明したが、この発明は、光吸収層のない蛍光面につ
いても同様の効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】パネルの内面に形成された蛍光体層上に
アクリル樹脂を主成分とする樹脂被膜を形成し、この樹
脂被膜上に金属被膜を形成し、この金属被膜上に黒色の
熱吸収層を形成するカラーブラウン管の蛍光面形成方法
において、樹脂被膜を、トルエンを主体とする溶剤にア
クリル樹脂を1.0〜3.2重量%溶解してなる溶液を
塗布して形成、あるいはニトロセルローズ、アクリル樹
脂および可塑剤、好ましくはアクリル樹脂に対する可塑
剤の量を1.0〜8.0重量%としてトルエンを主体と
する溶剤に溶解してなる溶液を塗布して形成すると、金
属被膜および熱吸収層を形成したのち、焼成して樹脂被
膜を加熱分解しても、金属被膜の剥がれを防止し、所要
の平滑な金属被膜を備える蛍光面とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)ないし(g)はそれぞれこの発明の
一実施例における光吸収層および蛍光体層の形成方法を
説明するための図である。
【図2】図2(a)ないし(d)はそれぞれ上記光吸収
層および蛍光体層上に金属被膜および熱吸収層を形成す
る方法を説明するための図である。
【図3】カラーブラウン管の構成を示す図である。
【図4】その蛍光面の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…シャドウマスク 2…パネル 9B …青蛍光体層 9G …緑蛍光体層 9R …赤蛍光体層 11…熱吸収層 29…水層 30…ラッカー溶液の被膜 31…樹脂被膜 32…金属被膜 34…バリヤ層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルの内面に形成された蛍光体層上に
    アクリル樹脂を主成分とする樹脂被膜を形成し、この樹
    脂被膜上に金属被膜を形成し、この金属被膜上に熱吸収
    層を形成するカラーブラウン管の蛍光面形成方法におい
    て、 アクリル樹脂を主成分とし、このアクリル樹脂を1.0
    〜3.2重量%トルエンを主体とする溶剤に溶解してな
    る溶液を塗布して上記樹脂被膜を形成することを特徴と
    するカラーブラウン管の蛍光面形成方法。
  2. 【請求項2】 アクリル樹脂、ニトロセルローズおよび
    可塑剤をトルエンを主体とする溶剤に溶解してなる溶液
    を塗布して樹脂被膜を形成することを特徴とする請求項
    1記載のカラーブラウン管の蛍光面形成方法。
  3. 【請求項3】 アクリル樹脂に対する可塑剤の量が1.
    0〜8.0重量%である溶液を塗布して樹脂被膜を形成
    することを特徴とする請求項2記載のカラーブラウン管
    の蛍光面形成方法。
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