JPH07335050A - ケーブルラベラー - Google Patents

ケーブルラベラー

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JPH07335050A
JPH07335050A JP6127822A JP12782294A JPH07335050A JP H07335050 A JPH07335050 A JP H07335050A JP 6127822 A JP6127822 A JP 6127822A JP 12782294 A JP12782294 A JP 12782294A JP H07335050 A JPH07335050 A JP H07335050A
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JP
Japan
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cable
labeler
tape
main body
wiring management
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JP6127822A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Hayashi
勝洋 林
Takashi Sado
隆 佐渡
Kenichiro Watanabe
健一郎 渡辺
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの布設時等において既製造ケーブル
に対して個々の識別標識たる配線管理マーカを付するの
に適した簡易な構造のケーブルラベラーを提供すること
にある。 【構成】 本体ケース2の内部に、ケース両側面の通線
穴6に通されて手動で移動させられるケーブル30を案
内支持するガイドローラ9を設け、これにより構成され
るケーブル搬送路の途中には、ケーブルサイズ調整部b
のローラと連動する回転数検出ユニット12によりケー
ブルが所定長さだけ引き出されたことが検出された時点
で、ケーブルの表面に一定長さの下地用接着テープ22
を貼付けるラベリング装置本体20と、この貼付された
テープから成る下地用ラベルに識別のための配線管理マ
ーカの種類をプリントするプリント装置26とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既製造ケーブルに当該
ケーブルを識別するための標識(本明細書において配線
管理マーカという)を付するケーブルラベラーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】OAフロアーを採用しているインテリジ
ェントビルやコンピュータセンター,放送センターで
は、OA機器やコンピュータなどのリプレース(配置替
え)が頻繁に行なわれ、その度にOA機器等の配線ケー
ブルの管理が問題になっている。即ち、どの機器にどの
配線が接続されているか明確でないため、各配線ケーブ
ルの所属を明かにする作業が必要となり、またその作業
が煩わしいという問題である。
【0003】上記作業を簡便にする方法の1つとして、
従来、既存配線の上に新しいケーブルを積み重ねて使用
することが試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、古いケーブル
がそのまま存置されるため、既存配線ケーブルの上に新
しいケーブルを積み重ねて使用する方法では、フリーア
クセス内が電気配線で徐々に埋まって行くことになる。
【0005】かかる問題は、例えば古いケーブルを除去
すればよいことになるが、そのためには当該ケーブルの
始端と終端とで同一ケーブルのものであるかどうかを判
別しなければならず、そのためには、やはり配線ケーブ
ルの所属を明かにすることが避けられなくなる。
【0006】そこで、ケーブルに何等かの配線管理マー
カを付して各ケーブルの個性化を図っておくことが考え
られるが、従来、ケーブル布設時に配線管理マーカを付
するのに適した簡易な構成のケーブルラベラー装置はな
かった。即ち、従来公知のマーク付与装置は、ケーブル
の製造時において、ケーブルを自動送りしながらケーブ
ルに直接にマークを付けたりラベルを張り付ける装置で
あるため、自動送り構造分だけ装置が大がかりになると
共に、付与するマークの色がケーブルの地肌と同系色の
場合にはマークが識別しにくくなるという欠点があっ
た。
【0007】一方、特公昭60−59522号公報には
次のような分岐ケーブル計尺装置が開示されている。即
ち、供給ドラム32から巻取ドラム33へ走行されるケ
ーブル31に当接されて回転する計尺輪34と、この計
尺輪34の回転につれ計尺パルスを発生するロータリエ
ンコーダ35と、ケーブル走行路に近接して設けたカラ
ースプレイ装置39と、テープ37により設計値に基づ
く分岐間隔、各分岐点の分岐数及び分岐長等の計尺デー
タをインプットされ前記計尺パルスを計数し走行するケ
ーブル31の分岐間隔毎に前記カラースプレイ装置39
を作動させると共にその作業日報40も作成するマイク
ロコンピュータシステム36と、前記カラースプレイ装
置39の作動毎にその分岐点における分岐数分岐長を記
載したラベルを作成するラベルプリンタ41とを有する
構成の装置である。そして、この装置によれば、カラー
スプレイ装置39によるマーク付着と同時に、その分岐
点における分岐数、分岐長を記載したラベルを作成され
るので、そのラベルを各分岐のマーク付近に貼着してお
くことで、後の分岐取付作業を間違いなく行なうことが
できる。
【0008】しかし、この装置は、分岐ケーブル製造時
の分岐マーク付着が終了した後、当該ケーブルに対して
手作業等でラベルを貼着するものであるので、ラベリン
グに手間がかかり、上記のようなOA機器の配置替え時
の配線管理マーカの付与をなすケーブルラベラーを構成
するのには適さない。
【0009】また、OA機器等に接続される配線ケーブ
ルには種々の太さのものがあり一定しないが、従来のケ
ーブルラベラーとして適用できる装置は、太さ一定のケ
ーブルにマークを付けたりラベルを張り付ける専用装置
となっているため、太さの異なるケーブルに対応できな
いという欠点があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、ケーブルの布設時等において既製造ケーブルに対し
て個々の識別標識たる配線管理マーカを付するのに適し
た簡易な構造のケーブルラベラーを提供することにあ
る。
【0011】本発明の他の目的は、任意の直径サイズの
既製造ケーブルに対してもケーブル長を計測し所定間隔
で配線管理マーカを付することが可能な簡易な構造のケ
ーブルラベラーを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のケーブルラベラーは、本体ケースと、該ケ
ース両側面の通線穴に通されて手動で移動させられるケ
ーブルをガイドローラで案内支持するケーブル搬送路
と、該搬送路の途中に設けられケーブル表面に配線管理
マーカを付与するラベリング装置とを有し、上記ラベリ
ング装置は、ケーブルが所定長さだけ引き出された時点
でケーブルの表面に対して一定長さの下地用接着テープ
を貼付けるラベリング装置本体と、該ラベリング装置本
体により貼付されたテープから成る下地用ラベルに所望
する配線管理マーカの種類をプリントするプリント装置
とを備えるように構成のものである(請求項1)。
【0013】本発明においては、上記ケーブルの通過長
さを計測しケープルが所定距離だけ引き出されたとき上
記ラベリング装置を作動させる距離計測装置を設けるこ
とが好ましい(請求項2)。
【0014】この場合、上記ケーブル搬送路の一部とし
て上下間隔が調節可能な一対のガイドローラを設けてケ
ーブルサイズ調節機構を構成し、該ガイドローラの一方
に上記距離計測装置を連動させ、該ガイドローラ間を通
過するケーブルにより回転させるとよい(請求項3)。
【0015】
【作用】請求項1では、本体ケースの両側面の通線穴に
ケーブル通して本体ケースを貫通させ、手動でゆっくり
通過させる。ケーブルの通過長さが所定長さになった時
点で、ラベリング装置本体により、ケーブルの表面に下
地用接着テープを一定長さで貼付ける。プリント装置
は、これを下地用ラベルとして配線管理マーカの種類、
例えば識別マークをプリントするが、テープはプリント
の下地用のもの、例えば白色樹脂テープから成るため、
識別マークが明瞭に付与される。従って、簡易な構成に
して、既製造ケーブルに他と識別するための配線管理マ
ーカを明瞭に付与することができるケーブルラベラーが
得られる。
【0016】請求項2においては、距離計測装置が上記
ケーブルの通過長さを計測しケープルが所定距離だけ引
き出されたとき上記ラベリング装置を作動させる。従っ
て、自動的に等間隔で配線管理マーカを付与することが
できる。
【0017】また請求項3においては、上記距離計測装
置をケーブルサイズに対応させるため、ケーブルサイズ
調節機構を設けてケーブルを挟むガイドローラの間隔を
調節可能にし、その一対のガイドローラのいずれかに連
動させて上記距離計測装置を回転させたので、直径の異
なるケーブルに対しても上記距離計測装置を作動させる
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0019】図1〜図6は、本発明の第1の実施例を示
す。図1において、ケーブルラベラー1の本体ケース2
は、前面部2a及び後方部2bから成り、その前面部2
aの上面には、液晶表示部3と、マーカ設定部4と、入
力データ確定釦5とを有する。マーカ設定部4は、ケー
ブル30に付すべき配線管理マーカの種類、例えば文字
による識別マーク及びラベル張付け間隔を設定するため
のテンキーを含むキー群から成る。そして、この前面部
2aの内部には、これら液晶表示部3、マーカ設定部4
及び入力データ確定釦5と接続されたマイクロコンピュ
ータ(図示せず)が設けられている。
【0020】また、本体ケース2の後方部2bには、そ
の両側面に開口され後方部2bを横方向に貫通する通線
穴3が形成されており、これにケーブル30を通線でき
るようになっている。そして、この本体ケース2の後方
部2bの内部には、後述するラベリング装置20及びそ
の構成要素たるプリント装置26がケーブル搬送方向に
順次に設けられていると共に、ケーブルサイズ調節機構
7のケーブルサイズ調節ネジ8が、上面よりネジ操作可
能に設けられている。
【0021】本体ケース2内には、図2に示すように、
ケーブル搬送用のガイドローラ9が多数並置されて一種
のローラコンベアを構成しており、そのケーブル搬送方
向に、ガイドローラ部a,ケーブルサイズ調整部b,ラ
ベリング部c及びガイドローラ部dを有している。
【0022】このうち、ケーブルサイズ調整部bは、ガ
イドローラ9で構成されるローラコンベアの途中に、ケ
ーブルサイズ調節機構7の一構成要素として働く上下一
対の大径のガイドローラ10,11を備えており、その
下側のガイドローラ10は固定で上側のガイドローラ1
1は可動となっており、両ガイドローラ間にケーブル3
0をニップさえ、ケーブル30を手動で引くことにより
両ガイドローラが回転するようになっている。この固定
ローラ10に対しては、図3に示すように、距離計測装
置としての回転数検出ユニット12が設けられており、
これは固定ローラ10に接触して固定ローラ10と共に
回転する計尺輪を有し、その回転数から固定ローラ10
の回転位置を検出してラベル設定距離を測定するするよ
うになっている。この回転数検出ユニット12で測定さ
れたラベル設定距離も上記したマイクロコンピュータに
入力されている。
【0023】図3にケーブルサイズ調節機構7の詳細を
示す。
【0024】上側の可動のガイドローラ11を調整可能
とするため、ガイドローラ11の軸には、逆L字状に下
方に延びた支持軸13が設けられ、その一方にはラック
14が固定され、該ラックギヤは本体ケースの後方部2
b上面から延びるケーブルサイズ調節ネジ8のウオーム
ギヤから成るネジ部15とネジ係合している。また、他
方の支持軸13は、スライド支持部16を構成する本体
ケース2に固定の筒状受け17に挿入され、図4に示す
ように半径方向外部から筒状受け17に螺入される固定
ネジ18により固定されている。
【0025】従って、調節ネジ8のネジ溝8aにネジ廻
しの先端又はコイン等を差し込んで廻すことにより、ラ
ックギヤ14を介してガイドローラ10が上下動し、ガ
イドローラ10,11間の間隔が所望の値になったとこ
ろでスライド支持部16の固定ネジ18を固定すること
により、ローラ間隔を調節することができる。
【0026】第2図に戻り、ラベリング部cとして示す
ラベリング装置20は、搬送路つまり通線穴3を挟んで
下側に位置する比較的大径のガイドローラ19と、これ
に対向して上側に位置するプリント装置26を有する。
【0027】図5にラベリング部cの詳細を示す。ケー
ブル搬送方向に見てプリント装置26の入口手前には、
ケーブルに接着可能な下地用接着テープ22を巻回した
テープボビン21と、テープボビン21から繰り出され
る下地用接着テープ22をケーブル30に圧着させるた
めの圧着用ローラ23が配置されている。この下地用接
着テープ22は、ケーブルとは異なる色に着色された樹
脂テープ、例えば白色のナイロンテープに、その裏面
(下側面)に粘着剤を塗布してケーブル30に対して接
着可能としたものからなる。しかし、実際には、樹脂テ
ープの片面に粘着剤を塗布するだけでなく、他面に剥離
剤を塗布することが好ましい。
【0028】テープボビン21から圧着用ローラ23へ
のテープ搬送路途次には、開閉可能な一対の把持部材か
ら成るピッキング装置24と、下側の固定部材25a及
び上側の可動部材25bから成るテープカッタ25とが
この順序で設けられている。テープカッタ25の固定部
材25aは、カット用の刃を備えるほか、テープの下側
粘着面を付着させてカット位置以降のテープ領域を、ピ
ッキング装置24が把持しやすいように保持する付着台
を備えている。
【0029】ピッキング装置24は、例えば中央が窪ん
だ上側部材とテープ幅方向に分離した下側部材とを上下
に開閉可能とした把持部材から構成され、図5の黒丸で
示す待機位置と白丸で示す作用位置との間を移動でき
る。即ち、ピッキング装置24は、待機位置において、
テープカッタ25の固定部材25aの付着台に付着され
て保持されているテープ先端を把持する動作を行ない、
その把持力と粘着力とによって、テープ先端を作用位置
まで持ち来たす。作用位置では、ケーブルの表面部が、
部分的に、把持部材の下側部材間及び上側部材の中央窪
み内に入る形となり、テープ先端がケーブル表面に貼着
される。その後、ピッキング装置24は把持部材の釈放
動作を行ない、待機位置へ戻る。なお、ピッキング装置
24は、この待機位置から作用位置への移動又はその逆
への移動に際し、テープカッタ25の固定部材25aと
可動部材25bとの上下間隔内を通過することになる。
【0030】上記ピッキング装置24の動作は、上記マ
イクロコンピュータの制御に基づき、所定のラベル貼付
位置の直前所定距離手前までケーブル30が引き出され
た時点で把持動作が開始され、テープ先端が作用位置へ
持ち来たされる。テープ先端が作用位置まで持ち来たさ
れると、圧着用ローラ23が図5の退避位置から図6の
作用位置へと移動する。従って、その後ケーブル30を
手動で引き出すことにより、接着テープ22は図6に示
す如く所定長さだけ繰り出され且つケーブル表面に沿っ
て、しっかりと圧着されて行く。その後、所定長さだけ
繰り出された位置でカッタ25が作動してテープ22は
所定長さに切断され、その長差分だけが白色の下地ラベ
ルとしてケーブル30に貼着される。
【0031】かくして、ケーブル30に下地ラベルが貼
着された後、この白地ラベルの上にプリント装置26に
より適切な識別マークが例えば黒色でプリントされる。
【0032】上記構成のケーブルラベラーを使用するに
は、まず図1のようにケーブル30の先端を本体ケース
2の通線穴6に通し、本体ケース2の他側からケーブル
先端を出す。
【0033】次に、配線管理マーカの種類、例えば“2
F−501”なる文字からなる識別マークと、ラベル張
付け間隔(例えば1m)を、表示部3を見ながらマーカ
設定部4で設定し、確定したら確定釦5を押す。これに
より、マイクロコンピュータは、白の下地ラベルの上に
プリント装置26がプリントすべき“2F−501”の
文字をメモリに記憶すると共に、回転数検出ユニット1
2により計測されるケーブル引き出し距離が上記1mの
間隔に達する毎に、上記圧着用ローラ23、ピッキング
装置24及びテープカッタ25の所定動作を行なわせる
タイミングを記憶する。
【0034】そこで、ケーブル30の先端を持ってケー
ブル30をゆっくり、搬送方向に引き抜いて行く。ピッ
キング装置24は、所定のラベル貼付位置(上記1m間
隔)の直前所定距離手前までケーブル30が引き出され
た時点で把持動作を開始して、テープ先端を作用位置へ
持ち来たし、その後圧着用ローラ23が下降して圧着動
作する。ケーブル30は手動で移動しているため、テー
プ22がケーブル表面に沿ってしっかりと圧着されて行
き、所定長さだけ繰り出された位置でカッタ25により
切断され、その長差分だけが白の無地ラベルとしてケー
ブル30に貼着される。次いで、このラベルにはプリン
ト装置26により、上記配線管理用の識別マークたる
“2F−501”なる文字がプリントされる。
【0035】ケーブル30の太さが異なる場合には、ケ
ーブルサイズ調節ネジ8のネジ溝8aを廻して、ガイド
ローラ10,11間の間隔を調整し、当該ケーブルの直
径に適合させる。
【0036】上記実施例で設けた圧着用ローラ23は、
これを省き上記ピッキング装置24の把持部材の上側部
材をローラに構成して、該ローラに圧着作用を行なわせ
ることもできる。
【0037】図7に他の実施例を示す。これは上記のよ
うにカッタでテープを切断する代りに、予め小片にカッ
トされている下地用ラベル片27を、ベース22aに連
続的に設け、転写後のベース22aをプリント装置26
に至る前に巻取る。そして、これにより得られた下地用
ラベル部分をプリント装置26に通してプリントするよ
うにしたものである。なお、ラベル片27は、異なる色
のものを幾つか交互に配置して、選択的に使用させるこ
ともできる。
【0038】以上述べたように、上記構成によれば、簡
単な構成でありながら、通線穴6を通して本体ケース2
にケーブル30を貫通させ、手動でゆっくり通過させる
ことで、自動的に、ケーブル30の通過長が計測され、
所定の通過長の位置において、ケーブル30に識別マー
クを明瞭に付したラベルを張り付けることができる。
【0039】従って、不要な配線を撤去する際には、配
線管理用マークを目印としてケーブルを短く切断し、引
き抜きが容易にできる。また、日常においてもケーブル
の配線先が容易になるため、配線管理が行ない易くな
る。
【0040】なお、上記実施例では圧着用ローラ23、
ピッキング装置24及びテープカッタ25の所定動作を
行なわせる駆動源として電気モータを用いているが、適
当なカム機構を設け、ケーブル30の引き出し力のみで
駆動させることもできる。
【0041】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、下記のよ
うな優れた効果が得られる。
【0042】(1)請求項1の発明によれば、本体ケー
スにケーブル通して手動でゆっくり通過させ、所定の通
過長さになった時点で、ラベリング装置本体により、ケ
ーブルの表面に下地用接着テープを一定長さで貼付けた
後に、プリント装置により、この下地用ラベルにプリン
ト装置により識別マーク等の配線管理マーカの種類をプ
リントするものであり、テープはプリント下地用の例え
ば白色テープから成るため、所望する配線管理マーカの
種類をケーブル表面に明瞭に付与することができる。し
かも、ケーブルは手動で送られるため、ケーブルを自動
搬送駆動する場合に比べ簡易な構成となる。
【0043】従って、ケーブルの布設時等において既製
造ケーブルに対して個々の識別標識たる配線管理マーカ
を付するのに適した簡易な構造のケーブルラベラーが提
供される。
【0044】(2)請求項2の発明によれば、距離計測
装置を備え、上記ケーブルの通過長さを計測しケープル
が所定距離だけ引き出されたとき上記ラベリング装置を
作動させるため、自動的に等間隔で配線管理マーカを付
与することができる。
【0045】(3)請求項3の発明によれば、上記距離
計測装置がケーブルサイズ調節機構のガイドローラに連
動して回転するので、直径の異なる任意の直径サイズの
既製造ケーブルに対しても上記距離計測装置を作動させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るケーブルラベラーの外
観図である。
【図2】図1のケーブルラベラーの断面略図である。
【図3】図2のケーブルサイズ調節機構を示す図であ
る。
【図4】図3のケーブルサイズ調節機構の部分拡大図で
ある。
【図5】図2のラベリング装置本体を示す図である。
【図6】図2のラベリング装置でのプリント状態を示す
図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す図である。
【図8】従来の分岐ケーブル計尺装置を示す図である。
【符号の説明】
1 ケーブルラベラー 2 本体ケース 2a 前面部 2b 後方部 3 液晶表示部 4 マーカ設定
部 5 入力データ確定釦 6 通線穴 7 ケーブルサイズ調節機構 8 ケーブルサ
イズ調節ネジ 8a ネジ溝 9 ガイドロー
ラ 10 固定ローラ(ガイドローラ) 11 可動ローラ(ガイドローラ) 12 回転数検出ユニット(距離計測装置) 13 支持軸 14 ラック 15 ネジ部 16 スライド支
持部 17 筒状受け 18 固定ネジ 19 ガイドローラ 20 ラベリング
装置本体 21 テープボビン 22 下地用接着
テープ 22a ベース 23 圧着用ロー
ラ 24 ピッキング装置 25 テープカッ
タ 25a 固定部材 25b 可動部材 26 プリント装置 27 下地用ラベ
ル片 30 ケーブル 31 ケーブル 32 供給ドラム 33 巻取ドラム 34 計尺輪 35 ロータリエ
ンコーダ 36 マイクロコンピュータシステム 37 テープ 39 カラースプ
レイ装置 40 作業日報 41 ラベルプリ
ンタ a ガイドローラ部 b ケーブルサ
イズ調整部 c ラベリング部(ラベリング装置) d ガイドロー
ラ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースと、該ケース両側面の通線穴
    に通されて手動で移動させられるケーブルをガイドロー
    ラで案内支持するケーブル搬送路と、該搬送路の途中に
    設けられケーブル表面に配線管理マーカを付与するラベ
    リング装置とを有し、上記ラベリング装置は、ケーブル
    が所定長さだけ引き出された時点でケーブルの表面に対
    して一定長さの下地用接着テープを貼付けるラベリング
    装置本体と、該ラベリング装置本体により貼付されたテ
    ープから成る下地用ラベルに所望する配線管理マーカの
    種類をプリントするプリント装置とを備えることを特徴
    とするケーブルラベラー。
  2. 【請求項2】 上記ケーブルの通過長さを計測しケープ
    ルが所定距離だけ引き出されたとき上記ラベリング装置
    を作動させる距離計測装置を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のケーブルラベラー。
  3. 【請求項3】 上記ケーブル搬送路の一部として上下間
    隔が調節可能な一対のガイドローラを設けてケーブルサ
    イズ調節機構を構成し、該ガイドローラの一方に上記距
    離計測装置を連動させ、該ガイドローラ間を通過するケ
    ーブルにより回転させることを特徴とする請求項2記載
    のケーブルラベラー。
JP6127822A 1994-06-09 1994-06-09 ケーブルラベラー Pending JPH07335050A (ja)

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