JPH07334953A - 磁気ディスク装置の組立方法 - Google Patents
磁気ディスク装置の組立方法Info
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- JPH07334953A JPH07334953A JP6128524A JP12852494A JPH07334953A JP H07334953 A JPH07334953 A JP H07334953A JP 6128524 A JP6128524 A JP 6128524A JP 12852494 A JP12852494 A JP 12852494A JP H07334953 A JPH07334953 A JP H07334953A
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
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- Y10T29/53—Means to assemble or disassemble
- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
- Y10T29/53261—Means to align and advance work part
Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気ディスク装置において、従来技術では不可
能な磁気ディスク間隔と磁気ヘッド／磁気ディスクの公
差の組合せを許容するローディング方法を提供する。 【構成】磁気ヘッド５は、フィンガー８により位置決め
され、ガラスプレート７のテーパを滑動し、さらにガラ
スプレート７より磁気ディスク４へスライドしながら着
地させるローディング方法とする。 【効果】磁気ディスク装置の磁気ヘッド２本の厚さ公差
と部品精度による磁気ディスク高さ公差のみで定まる最
小円板間隔を有する磁気ディスク装置のローディング方
法を確立した。本発明によれば、円板間隔１．７ｍｍ以
下でかつ磁気ヘッドの背面間隔を０．２３６ｍｍ以下と
した磁気ディスク装置を実現できた。
能な磁気ディスク間隔と磁気ヘッド／磁気ディスクの公
差の組合せを許容するローディング方法を提供する。 【構成】磁気ヘッド５は、フィンガー８により位置決め
され、ガラスプレート７のテーパを滑動し、さらにガラ
スプレート７より磁気ディスク４へスライドしながら着
地させるローディング方法とする。 【効果】磁気ディスク装置の磁気ヘッド２本の厚さ公差
と部品精度による磁気ディスク高さ公差のみで定まる最
小円板間隔を有する磁気ディスク装置のローディング方
法を確立した。本発明によれば、円板間隔１．７ｍｍ以
下でかつ磁気ヘッドの背面間隔を０．２３６ｍｍ以下と
した磁気ディスク装置を実現できた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】小型大容量の磁気ディスク装置の
組立に際し、特に、案内治具を用いて、磁気ヘッド又は
磁気ディスクを痛めることなく磁気ディスク媒体上に磁
気ヘッドをローディングするための、簡便かつ正確な組
立方法に関する。
組立に際し、特に、案内治具を用いて、磁気ヘッド又は
磁気ディスクを痛めることなく磁気ディスク媒体上に磁
気ヘッドをローディングするための、簡便かつ正確な組
立方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気ディスク装置の外径寸法は、磁気デ
ィスクの径方向の寸法により標準化されている。その標
準化された寸法の範囲で記憶容量の増加が企図されてい
る。磁気ディスク装置の大容量化の要請に答えるため、
種々の制約下、限られた寸法の装置筐体内に、可能な限
り多数の磁気ディスクを実装することが重要である。
ィスクの径方向の寸法により標準化されている。その標
準化された寸法の範囲で記憶容量の増加が企図されてい
る。磁気ディスク装置の大容量化の要請に答えるため、
種々の制約下、限られた寸法の装置筐体内に、可能な限
り多数の磁気ディスクを実装することが重要である。
【０００３】このため、磁気ディスク媒体の板厚、磁気
ディスク媒体の間隔を保つスペーサの厚さ及び磁気ヘッ
ドの厚さは薄くなっていく傾向にある。これらの相対的
な位置関係の高精度化をいかに実現するかによって、磁
気ディスク装置の大容量化が実現できる。
ディスク媒体の間隔を保つスペーサの厚さ及び磁気ヘッ
ドの厚さは薄くなっていく傾向にある。これらの相対的
な位置関係の高精度化をいかに実現するかによって、磁
気ディスク装置の大容量化が実現できる。
【０００４】なお、磁気ディスク装置に関し、たとえ
ば、特開平０２−１５８９８２号公報（以下、第１の公
知例）の明細書等に開示される公知例がある。同公報で
は、７枚の磁気ディスクを実装した磁気ディスク装置が
開示されており、厚さが磁気ディスクの中心方向に漸減
する形状の組立治具を用いて、磁気ディスク及び磁気ヘ
ッドを実装している。
ば、特開平０２−１５８９８２号公報（以下、第１の公
知例）の明細書等に開示される公知例がある。同公報で
は、７枚の磁気ディスクを実装した磁気ディスク装置が
開示されており、厚さが磁気ディスクの中心方向に漸減
する形状の組立治具を用いて、磁気ディスク及び磁気ヘ
ッドを実装している。
【０００５】また、特開昭６３−１６７４８９号公報
（以下、第２の公知例）の明細書等に開示される公知例
がある。同公報では、磁気ヘッド間に拡開部材を挿入
し、拡開部材止に沿って、磁気ヘッドが搭載されている
ロードアームを滑動させて、磁気ディスクに磁気ヘッド
を実装している。
（以下、第２の公知例）の明細書等に開示される公知例
がある。同公報では、磁気ヘッド間に拡開部材を挿入
し、拡開部材止に沿って、磁気ヘッドが搭載されている
ロードアームを滑動させて、磁気ディスクに磁気ヘッド
を実装している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】磁気ディスク媒体（以
下、円板）の搭載枚数を増加する為に、円板間隔をせば
めていくと、従来の技術では組立ができなくなる。たと
えば、第１の公知例では、図１１に示す組立治具１２を
用いて、磁気ヘッドをローディングする。この場合、円
板間隔が１．７ｍｍ、円板枚数が４枚、円板の板厚１０
３が０．６３５ｍｍ、図８の磁気ヘッド５と板ばね９を
含めた厚み寸法１０２が０．７３２ｍｍの装置を組立て
ようとすると、図１１の組立治具１２と、磁気ヘッド５
と板ばねを含めた寸法１０２の２倍の合計寸法１０７
が、磁気ディスク４のピッチ寸法２．３３５ｍｍ以下で
なければならない。
下、円板）の搭載枚数を増加する為に、円板間隔をせば
めていくと、従来の技術では組立ができなくなる。たと
えば、第１の公知例では、図１１に示す組立治具１２を
用いて、磁気ヘッドをローディングする。この場合、円
板間隔が１．７ｍｍ、円板枚数が４枚、円板の板厚１０
３が０．６３５ｍｍ、図８の磁気ヘッド５と板ばね９を
含めた厚み寸法１０２が０．７３２ｍｍの装置を組立て
ようとすると、図１１の組立治具１２と、磁気ヘッド５
と板ばねを含めた寸法１０２の２倍の合計寸法１０７
が、磁気ディスク４のピッチ寸法２．３３５ｍｍ以下で
なければならない。
【０００７】このときの組立治具１２の厚さ寸法１０６
は０．８７１ｍｍ以下となる。組立治具１２の間にある
磁気ディスク４の高さ公差が０．１４２ｍｍである場
合、組立治具１２のＵ字部分の内側と円板との間隔は、
０．８７１ｍｍから磁気ディスク板厚とその高さ公差を
除いた０．０９４ｍｍの半分０．０４７ｍｍ以下とな
る。
は０．８７１ｍｍ以下となる。組立治具１２の間にある
磁気ディスク４の高さ公差が０．１４２ｍｍである場
合、組立治具１２のＵ字部分の内側と円板との間隔は、
０．８７１ｍｍから磁気ディスク板厚とその高さ公差を
除いた０．０９４ｍｍの半分０．０４７ｍｍ以下とな
る。
【０００８】このような状況下では、治具の積層公差お
よび取付精度を考慮すると、治具と磁気ディスクとの間
隔（Ｕ字部分の構造）を保てなくなる。
よび取付精度を考慮すると、治具と磁気ディスクとの間
隔（Ｕ字部分の構造）を保てなくなる。
【０００９】また、第２の公知例では、図１２に示す板
ばね９を拡開部材（フィンガー）１３を用いてはさみ、
磁気ディスク４に磁気ヘッド５を装着させている。フィ
ンガー１３のストローク、すなわち、磁気ヘッド５のリ
フト量を考えると、たとえば、図８の磁気ディスク４の
間隔１０１が１．７ｍｍ、磁気ヘッド５と板ばねの最大
寸法１０２が、０．７３２ｍｍの場合、図１２のフィン
ガー１３のリフト量は、磁気ディスク間隔１０１から、
磁気ヘッドと板ばねの最大寸法１０２を除いた０．２３
６ｍｍとなる。
ばね９を拡開部材（フィンガー）１３を用いてはさみ、
磁気ディスク４に磁気ヘッド５を装着させている。フィ
ンガー１３のストローク、すなわち、磁気ヘッド５のリ
フト量を考えると、たとえば、図８の磁気ディスク４の
間隔１０１が１．７ｍｍ、磁気ヘッド５と板ばねの最大
寸法１０２が、０．７３２ｍｍの場合、図１２のフィン
ガー１３のリフト量は、磁気ディスク間隔１０１から、
磁気ヘッドと板ばねの最大寸法１０２を除いた０．２３
６ｍｍとなる。
【００１０】同一の磁気ディスク間隔に、それぞれ、背
面を対向させて位置する磁気ヘッド同士を、互いに接触
させないためには、フィンガー１３のリフト量は、１ヘ
ッド当たり、０．１１８ｍｍ以下にする必要がある。こ
こで板ばね（図１２）の厚さ１０５の公差が仮に±０．
０５ｍｍならば、磁気ヘッド同士を接触させない為に
は、フィンガー１３のリフト量を０．０６８ｍｍ以下に
しなければならない。
面を対向させて位置する磁気ヘッド同士を、互いに接触
させないためには、フィンガー１３のリフト量は、１ヘ
ッド当たり、０．１１８ｍｍ以下にする必要がある。こ
こで板ばね（図１２）の厚さ１０５の公差が仮に±０．
０５ｍｍならば、磁気ヘッド同士を接触させない為に
は、フィンガー１３のリフト量を０．０６８ｍｍ以下に
しなければならない。
【００１１】ところが、図９の磁気ディスク４の最上部
から組立基準１１までの高さ１０４の公差を仮に±０．
０７１ｍｍとすると、高さ１０４の公差がフィンガー１
３のリフト量を上まわってしまう。この状態で磁気ヘッ
ドローディングを行うと、磁気ディスク４の端部に磁気
ヘッド５が接触し、両者を共に破損してしまう。
から組立基準１１までの高さ１０４の公差を仮に±０．
０７１ｍｍとすると、高さ１０４の公差がフィンガー１
３のリフト量を上まわってしまう。この状態で磁気ヘッ
ドローディングを行うと、磁気ディスク４の端部に磁気
ヘッド５が接触し、両者を共に破損してしまう。
【００１２】磁気ディスク４の最上部から組立基準１１
までの高さ１０４を測定し、フィンガー１３の位置を調
整すれば、スピンドル３の高さ公差がキャンセルされ、
磁気ディスク４と磁気ディスクスペーサ１４の公差のみ
となる。たとえば、スペーサ１４の公差の最大値が±
０．０５１ｍｍまで改善できたとすると、さらに最上部
の磁気ディスクのノミナル高さからのズレ量を測定し、
ズレ量の半分だけフィンガー高さを調整すれば、フィン
ガー１３と磁気ディスク４の相対位置ズレは、０．０２
５５ｍｍまで改善できる。
までの高さ１０４を測定し、フィンガー１３の位置を調
整すれば、スピンドル３の高さ公差がキャンセルされ、
磁気ディスク４と磁気ディスクスペーサ１４の公差のみ
となる。たとえば、スペーサ１４の公差の最大値が±
０．０５１ｍｍまで改善できたとすると、さらに最上部
の磁気ディスクのノミナル高さからのズレ量を測定し、
ズレ量の半分だけフィンガー高さを調整すれば、フィン
ガー１３と磁気ディスク４の相対位置ズレは、０．０２
５５ｍｍまで改善できる。
【００１３】一方、磁気ヘッド５を含めたアクチュエー
タ１５の組立基準１１からの高さ１０８の公差を仮に±
０．０６９ｍｍとすると、フィンガー１３との相対位置
ズレ量が±０．０９４５ｍｍとなり、フィンガーのリフ
ト量を上回ってしまう。この結果、磁気ヘッド５を持ち
上げられない事態が生ずる。
タ１５の組立基準１１からの高さ１０８の公差を仮に±
０．０６９ｍｍとすると、フィンガー１３との相対位置
ズレ量が±０．０９４５ｍｍとなり、フィンガーのリフ
ト量を上回ってしまう。この結果、磁気ヘッド５を持ち
上げられない事態が生ずる。
【００１４】この様に、従来の磁気ヘッドのローディン
グ方法で、磁気ディスク間隔が１．７ｍｍでかつ磁気ヘ
ッドと板ばねの厚さが０．７３２ｍｍである磁気ディス
ク装置を、大量に組立てることは、不可能であった。
グ方法で、磁気ディスク間隔が１．７ｍｍでかつ磁気ヘ
ッドと板ばねの厚さが０．７３２ｍｍである磁気ディス
ク装置を、大量に組立てることは、不可能であった。
【００１５】本発明の目的は、磁気ディスク円板と磁気
ヘッド組立体（ＨＤＡ）に所定の公差を許容しつつ、更
に円板間隔を小さくした磁気ディスク装置の磁気ヘッド
ローディング方法を提供することにある。
ヘッド組立体（ＨＤＡ）に所定の公差を許容しつつ、更
に円板間隔を小さくした磁気ディスク装置の磁気ヘッド
ローディング方法を提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】組立て基準面を確保した
アクチュエータ上の磁気ヘッドを、やはり組立て基準面
を確保した円板の表面にローディングするに際し、ガラ
スプレートを有する案内治具を円板に接触させて固定的
に支持するステップと、磁気ヘッドをガラスプレートを
有する案内治具に乗せるステップと、磁気ヘッド及び円
板を傷付けぬようゆっくり動かすステップとを含むロー
ディング方法を採用する。このとき、ガラスプレートの
板厚は、円板の板厚と円板を積層させたときの高さ公差
の和以上の寸法にする。ガラスプレートの磁気ヘッド挿
入部には、フィンガーで押し広げられた磁気ヘッド高さ
バラツキよりガラスプレート端面が低くなる様にテーパ
を設ける。ガラスプレートの磁気ヘッド排出部には、円
板とガラスプレートがなす段差以上の面取りをつけ、磁
気ヘッドのスライドを低速で行ったときに、磁気ヘッド
等の損傷を避け得る構造とする。
アクチュエータ上の磁気ヘッドを、やはり組立て基準面
を確保した円板の表面にローディングするに際し、ガラ
スプレートを有する案内治具を円板に接触させて固定的
に支持するステップと、磁気ヘッドをガラスプレートを
有する案内治具に乗せるステップと、磁気ヘッド及び円
板を傷付けぬようゆっくり動かすステップとを含むロー
ディング方法を採用する。このとき、ガラスプレートの
板厚は、円板の板厚と円板を積層させたときの高さ公差
の和以上の寸法にする。ガラスプレートの磁気ヘッド挿
入部には、フィンガーで押し広げられた磁気ヘッド高さ
バラツキよりガラスプレート端面が低くなる様にテーパ
を設ける。ガラスプレートの磁気ヘッド排出部には、円
板とガラスプレートがなす段差以上の面取りをつけ、磁
気ヘッドのスライドを低速で行ったときに、磁気ヘッド
等の損傷を避け得る構造とする。
【００１７】
【作用】磁気ヘッドをガラスプレートに乗せスライドロ
ーディングする事により、磁気ヘッドの取付位置公差及
び磁気ヘッド板ばね部の厚み公差の影響を受けない。
ーディングする事により、磁気ヘッドの取付位置公差及
び磁気ヘッド板ばね部の厚み公差の影響を受けない。
【００１８】ガラスプレートの板厚を、円板の板厚と円
板を積層させたときの高さ公差の和以上にする事によ
り、磁気ヘッドに加わる衝撃をガラスプレートから円板
面への落下方向に限定できる。
板を積層させたときの高さ公差の和以上にする事によ
り、磁気ヘッドに加わる衝撃をガラスプレートから円板
面への落下方向に限定できる。
【００１９】ガラスプレートの磁気ヘッド挿入部にテー
パを設ける事により、磁気ヘッドが取付位置公差内にあ
れば、磁気ヘッドを損傷させる事なく、ガラスプレート
にローディングできる。
パを設ける事により、磁気ヘッドが取付位置公差内にあ
れば、磁気ヘッドを損傷させる事なく、ガラスプレート
にローディングできる。
【００２０】またガラスプレートの磁気ヘッド排出部の
面取りを、円板とガラスプレートがなす段差以上にする
事と、磁気ヘッドのスライド移動を低速にする事によ
り、磁気ヘッドと磁気ディスクに傷を付けずにローディ
ングできる。
面取りを、円板とガラスプレートがなす段差以上にする
事と、磁気ヘッドのスライド移動を低速にする事によ
り、磁気ヘッドと磁気ディスクに傷を付けずにローディ
ングできる。
【００２１】
【実施例】図１に磁気ディスク装置１のカバーを取除い
た上面図を示す。筐体２の中にスピンドル３があり、磁
気ディスク４が４枚積層されている。磁気ヘッド５は、
バネ９に支持され、バネ９はアクチュエータに搭載され
ている。従って、磁気ヘッド５は、アクチュエータに案
内されて移動する。磁気ヘッド５は、ローディング前に
は、磁気ディスク４から離れた所に固定されており、図
２に示す搬送コーム６により、対面する各々一対の磁気
ヘッド間隔が、ある一定範囲に収っている状態となって
いる。
た上面図を示す。筐体２の中にスピンドル３があり、磁
気ディスク４が４枚積層されている。磁気ヘッド５は、
バネ９に支持され、バネ９はアクチュエータに搭載され
ている。従って、磁気ヘッド５は、アクチュエータに案
内されて移動する。磁気ヘッド５は、ローディング前に
は、磁気ディスク４から離れた所に固定されており、図
２に示す搬送コーム６により、対面する各々一対の磁気
ヘッド間隔が、ある一定範囲に収っている状態となって
いる。
【００２２】ローディングを行うときは、磁気ディスク
装置１の外部より支持されているガラスプレート積層体
７及びフィンガー８が、磁気ディスク装置１の中に挿入
される。フィンガー８は磁気ヘッド５を支持しているバ
ネ９の間に挿入される。そのためバネ９は押し広げら
れ、搬送コーム６は解放状態となって、磁気ディスク装
置１の外部に取除かれる。フィンガー８がさらに移動す
ると、磁気ヘッド５は、ガラスプレート積層体７のテー
パー部に到達する。磁気ヘッド５を磁気ディスク４へさ
らに近づけると、バネ９はさらに押し広げられフィンガ
ー８は解放状態となり、元の位置に戻る。ガラスプレー
ト積層体７を磁気ディスク４の側面に接触させ、磁気ヘ
ッド５は、ガラスプレートの面取りを経て、磁気ディス
ク４の上にローディングされる。
装置１の外部より支持されているガラスプレート積層体
７及びフィンガー８が、磁気ディスク装置１の中に挿入
される。フィンガー８は磁気ヘッド５を支持しているバ
ネ９の間に挿入される。そのためバネ９は押し広げら
れ、搬送コーム６は解放状態となって、磁気ディスク装
置１の外部に取除かれる。フィンガー８がさらに移動す
ると、磁気ヘッド５は、ガラスプレート積層体７のテー
パー部に到達する。磁気ヘッド５を磁気ディスク４へさ
らに近づけると、バネ９はさらに押し広げられフィンガ
ー８は解放状態となり、元の位置に戻る。ガラスプレー
ト積層体７を磁気ディスク４の側面に接触させ、磁気ヘ
ッド５は、ガラスプレートの面取りを経て、磁気ディス
ク４の上にローディングされる。
【００２３】本発明のローディング方法に用いるガラス
プレート７を図３、図４に示す。１枚のガラスプレート
７の厚み寸法１１０を０．８５５ｍｍとし、磁気ディス
ク４のノミナル高さより、０．１１ｍｍ高くする様に４
枚積層する。これにより、磁気ディスク４の組立基準か
らの高さ１０４（図９）の公差±０．０７１ｍｍに対
し、ガラスプレート７からスライドローディングされる
磁気ヘッド５は、磁気ディスク４に対し、落下する方向
に動きを限定できる。
プレート７を図３、図４に示す。１枚のガラスプレート
７の厚み寸法１１０を０．８５５ｍｍとし、磁気ディス
ク４のノミナル高さより、０．１１ｍｍ高くする様に４
枚積層する。これにより、磁気ディスク４の組立基準か
らの高さ１０４（図９）の公差±０．０７１ｍｍに対
し、ガラスプレート７からスライドローディングされる
磁気ヘッド５は、磁気ディスク４に対し、落下する方向
に動きを限定できる。
【００２４】このときの磁気ディスク４への落下衝撃を
０．５Ｇ以下とする為、ガラスプレート７の磁気ディス
ク４と接触させる端面に面取り１１１（図４）を設け、
面取り１１１に沿って磁気ヘッド５をスライドさせる。
この面取り１１１は、図６に示すように磁気ディスク４
とガラスプレート７によって発生する溝１１３があり、
この溝１１３が磁気ヘッド５のレール部のヨー角がつく
る幅以下であれば、磁気ヘッド５が、ガラスプレート７
から磁気ディスク４へ緩やかに移動する。
０．５Ｇ以下とする為、ガラスプレート７の磁気ディス
ク４と接触させる端面に面取り１１１（図４）を設け、
面取り１１１に沿って磁気ヘッド５をスライドさせる。
この面取り１１１は、図６に示すように磁気ディスク４
とガラスプレート７によって発生する溝１１３があり、
この溝１１３が磁気ヘッド５のレール部のヨー角がつく
る幅以下であれば、磁気ヘッド５が、ガラスプレート７
から磁気ディスク４へ緩やかに移動する。
【００２５】本実施例における磁気ヘッド５のレール部
のヨー角がつくる幅は、０．９４９ｍｍであり、また、
磁気ディスク４の端面の面取りの最大値０．２ｍｍと、
外径寸法公差および積層された磁気ディスク間の同心度
による外径バラツキ０．２０５ｍｍの和は、０．４０５
ｍｍとなっているため、０．５４４ｍｍの以下の面取寸
法にする必要がある。
のヨー角がつくる幅は、０．９４９ｍｍであり、また、
磁気ディスク４の端面の面取りの最大値０．２ｍｍと、
外径寸法公差および積層された磁気ディスク間の同心度
による外径バラツキ０．２０５ｍｍの和は、０．４０５
ｍｍとなっているため、０．５４４ｍｍの以下の面取寸
法にする必要がある。
【００２６】本実施例においては、磁気ディスク４とガ
ラスプレート７の最大段差が０．１８１ｍｍである事か
ら、面取寸法１１１を０．２ｍｍとし、このときの磁気
ヘッド５の移動速度を５ｍｍ／ｓ以下に設定する事によ
り、磁気ディスク４と磁気ヘッド５の落下衝撃を０．５
Ｇ以下にする事が確認されている。
ラスプレート７の最大段差が０．１８１ｍｍである事か
ら、面取寸法１１１を０．２ｍｍとし、このときの磁気
ヘッド５の移動速度を５ｍｍ／ｓ以下に設定する事によ
り、磁気ディスク４と磁気ヘッド５の落下衝撃を０．５
Ｇ以下にする事が確認されている。
【００２７】ガラスプレート７（図４）は、磁気ディス
クと反対側にテーパー部１０９を有する。これは、磁気
ヘッド５の図９に示す組立基準からの高さ１０８の公差
±０．０６９ｍｍを吸収する為であり、かつ図５に示す
フィンガー８は、磁気ヘッド５の位置をノミナルから±
０．２ｍｍにくる様に設定する。ガラスプレート７のテ
ーパ部１１２の位置が、磁気ヘッド５のノミナル高さよ
り０．２ｍｍ以下になるようにテーパー角１０９（図
４）を２．５°、テーパ長１１２を５ｍｍとした。
クと反対側にテーパー部１０９を有する。これは、磁気
ヘッド５の図９に示す組立基準からの高さ１０８の公差
±０．０６９ｍｍを吸収する為であり、かつ図５に示す
フィンガー８は、磁気ヘッド５の位置をノミナルから±
０．２ｍｍにくる様に設定する。ガラスプレート７のテ
ーパ部１１２の位置が、磁気ヘッド５のノミナル高さよ
り０．２ｍｍ以下になるようにテーパー角１０９（図
４）を２．５°、テーパ長１１２を５ｍｍとした。
【００２８】これにより、磁気ヘッド５の高さ公差を解
消でき、磁気ヘッド５をガラスプレート７にローディン
グできる。かかるスライドローディングを行う事によ
り、品質を損う事なく、磁気ディスク４に磁気ヘッド５
をローディングできる。
消でき、磁気ヘッド５をガラスプレート７にローディン
グできる。かかるスライドローディングを行う事によ
り、品質を損う事なく、磁気ディスク４に磁気ヘッド５
をローディングできる。
【００２９】また図７に示すガラスプレート１０は、ガ
ラス端面にリフトバーを有し、フィンガー８を用いず
に、ガラスプレート１０に磁気ヘッド５をローディング
できる機構となっている。このガラスプレート１０によ
れば、組立治具の駆動部を減らすことができ、本発明の
他の実施例として有効である。
ラス端面にリフトバーを有し、フィンガー８を用いず
に、ガラスプレート１０に磁気ヘッド５をローディング
できる機構となっている。このガラスプレート１０によ
れば、組立治具の駆動部を減らすことができ、本発明の
他の実施例として有効である。
【００３０】また、図８の磁気ヘッド５同士の背面間隔
１１４には、ノミナル寸法で０．２３６ｍｍの間隔があ
る。この背面間隔１１４を更に０．２ｍｍ縮めることが
可能であるため、本発明の方法によれば、磁気ディスク
間隔を１．５ｍｍにすることができた。
１１４には、ノミナル寸法で０．２３６ｍｍの間隔があ
る。この背面間隔１１４を更に０．２ｍｍ縮めることが
可能であるため、本発明の方法によれば、磁気ディスク
間隔を１．５ｍｍにすることができた。
【００３１】本願に開示の方法で不可能な磁気ヘッド／
磁気ディスクの寸法公差の場合のローディングにおいて
は、積層された磁気ディスクの各面の高さを再度、測定
し、ガラスプレート位置を補正する必要があるので、よ
り高価な設備が必要となる。
磁気ディスクの寸法公差の場合のローディングにおいて
は、積層された磁気ディスクの各面の高さを再度、測定
し、ガラスプレート位置を補正する必要があるので、よ
り高価な設備が必要となる。
【００３２】本願の方法により、比較的安価な設備で、
磁気ヘッド２本の厚さ公差と部品精度による磁気ディス
クの高さ公差のみで定まる最小円板間隔の磁気ディスク
装置の組立方法（ローディング方法）を確立できた。
磁気ヘッド２本の厚さ公差と部品精度による磁気ディス
クの高さ公差のみで定まる最小円板間隔の磁気ディスク
装置の組立方法（ローディング方法）を確立できた。
【００３３】以上のように本願発明者によってなされた
発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることは、いうまでもな
い。
発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることは、いうまでもな
い。
【００３４】
【発明の効果】円板間隔を１．７ｍｍ以下で、かつ同一
の円板間の磁気ヘッド同士の背面間隔が、０．２３６ｍ
ｍ以下の磁気ディスク装置の組立てを可能とした。
の円板間の磁気ヘッド同士の背面間隔が、０．２３６ｍ
ｍ以下の磁気ディスク装置の組立てを可能とした。
【図１】ガラスプレート積層体とフィンガーを磁気ディ
スク装置に固定的に支持した状態を示す、磁気ディスク
装置の上面図である。
スク装置に固定的に支持した状態を示す、磁気ディスク
装置の上面図である。
【図２】搬送コームを説明するための斜視図である。
【図３】ガラスプレート積層体を説明するための斜視図
である。
である。
【図４】ガラスプレート積層体の主要寸法を説明するた
めの断面図である。
めの断面図である。
【図５】磁気ヘッドのローディングを説明するための斜
視図である。磁気ヘッドがフィンガーによって所定の位
置まで導かれていく様子を示している。
視図である。磁気ヘッドがフィンガーによって所定の位
置まで導かれていく様子を示している。
【図６】磁気ヘッドのローディングを説明するための側
面図である。磁気ディスクとガラスプレートの溝と磁気
ヘッドの位置関係を示している。
面図である。磁気ディスクとガラスプレートの溝と磁気
ヘッドの位置関係を示している。
【図７】リフトバー付ガラスプレートを説明するための
上面図である。フィンガーを使わないでガラスプレート
まで磁気ヘッドを搬送することができる。
上面図である。フィンガーを使わないでガラスプレート
まで磁気ヘッドを搬送することができる。
【図８】磁気ディスクと磁気ヘッドの主要寸法を説明す
るための側面図である。
るための側面図である。
【図９】磁気ディスクと磁気ヘッドの組立基準からの寸
法を説明するための側面図である。
法を説明するための側面図である。
【図１０】磁気ヘッドと板ばねの寸法を説明するための
側面図である。
側面図である。
【図１１】従来技術を説明するための側面図である。
【図１２】もう１つの従来技術を説明するための側面図
である。
である。
１…磁気ディスク装置、 ２…筐体、３
…スピンドル、４…磁気ディスク媒体（円板）、
５…磁気ヘッド、６…搬送コーム、
７…ガラスプレート積層体、８…フィンガー、
９…バネ、１０…リフトバー付ガ
ラスプレート、１１…組立基準面、
１２…組立治具（従来技術）、１３…フィンガー（従来
技術）、 １４…磁気ディスクスペーサ、１５…ア
クチュエータ、 １０１…磁気ディスクの間
隔、１０２…磁気ヘッドと板ばねの厚さ、１０３…磁気
ディスクの厚み、 １０４…磁気ディスクの高さ、
１０５…板ばねの厚み、 １０６…組立治具
の厚さ（従来技術）、１０７…組立治具と磁気ヘッドと
板ばねの厚みの２倍の合計寸法、１０８…アクチュエー
タの組立基準からの高さ、１０９…ガラスプレートのテ
ーパ角、１１０…ガラスプレートの厚さ、 １１１…
ガラスプレートの面取り、１１２…ガラスプレートのテ
ーパ長、１１３…磁気ヘッドのレールがヨー角によりで
きる幅、１１４…磁気ヘッド同士の背面間隔寸法。
…スピンドル、４…磁気ディスク媒体（円板）、
５…磁気ヘッド、６…搬送コーム、
７…ガラスプレート積層体、８…フィンガー、
９…バネ、１０…リフトバー付ガ
ラスプレート、１１…組立基準面、
１２…組立治具（従来技術）、１３…フィンガー（従来
技術）、 １４…磁気ディスクスペーサ、１５…ア
クチュエータ、 １０１…磁気ディスクの間
隔、１０２…磁気ヘッドと板ばねの厚さ、１０３…磁気
ディスクの厚み、 １０４…磁気ディスクの高さ、
１０５…板ばねの厚み、 １０６…組立治具
の厚さ（従来技術）、１０７…組立治具と磁気ヘッドと
板ばねの厚みの２倍の合計寸法、１０８…アクチュエー
タの組立基準からの高さ、１０９…ガラスプレートのテ
ーパ角、１１０…ガラスプレートの厚さ、 １１１…
ガラスプレートの面取り、１１２…ガラスプレートのテ
ーパ長、１１３…磁気ヘッドのレールがヨー角によりで
きる幅、１１４…磁気ヘッド同士の背面間隔寸法。
Claims (2)
- 【請求項１】複数の磁気ディスク媒体を保持して回転さ
せるスピンドル部と、当該磁気ディスク媒体に対する情
報の記録又は再生を行う磁気ヘッドを有し、当該磁気デ
ィスク媒体の径方向の任意の位置に位置決めするアクチ
ュエータ部と、前記スピンドル部と前記アクチュエータ
部を支持するベース部とを有する磁気ディスク装置にお
いて、 磁気ディスク装置の外部から案内治具及びフィンガーを
当該磁気ディスク装置の内側に挿入するステップと、 前記案内治具を前記磁気ディスク媒体の側面に接触させ
るステップと、 前記磁気ヘッドを前記案内治具の上を滑らせて、前記磁
気ディスク媒体の表面へ案内するステップとを含む磁気
ディスク装置の組立方法。 - 【請求項２】前記案内治具は、ガラスプレートを有する
積層体である請求項１記載の磁気ディスク装置の組立方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6128524A JPH07334953A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 磁気ディスク装置の組立方法 |
| US08/472,458 US5692289A (en) | 1994-06-10 | 1995-06-07 | Method of assembling a magnetic disk drive and a system therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6128524A JPH07334953A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 磁気ディスク装置の組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07334953A true JPH07334953A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14986882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6128524A Pending JPH07334953A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 磁気ディスク装置の組立方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5692289A (ja) |
| JP (1) | JPH07334953A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7644493B2 (en) * | 2004-07-02 | 2010-01-12 | Seagate Technology Llc | Adjustable head stack comb |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2989568B2 (ja) * | 1997-08-06 | 1999-12-13 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | ディスク・ドライブ装置 |
| US6049969A (en) * | 1997-10-16 | 2000-04-18 | Seagate Technology, Inc. | Head-disc merge station for a disc drive |
| US6105240A (en) * | 1997-10-16 | 2000-08-22 | Seagate Technology, Inc. | Dynamic balance measurement station for a disc drive |
| US6091576A (en) * | 1998-01-21 | 2000-07-18 | Seagate Technology, Inc. | Ramp loading apparatus for a disc drive |
| US6181528B1 (en) | 1999-04-26 | 2001-01-30 | International Business Machines Corporation | Magnetic disk drive with load/unload structure including a base, a body, ramps, and a H/L ratio of 2 or greater |
| US6505083B1 (en) | 1999-05-07 | 2003-01-07 | Seagate Technology Llc | Apparatus for assembling a disc storage system including a modular input/output board |
| JP3182135B2 (ja) * | 1999-05-26 | 2001-07-03 | 和歳 山本 | 磁気ディスク用のスイングアーム |
| US6577473B1 (en) | 1999-06-04 | 2003-06-10 | Seagate Technology Llc | Disc drive ramp that accomodates shipping comb |
| US6798613B1 (en) * | 2001-07-09 | 2004-09-28 | Maxtor Corporation | Method of correcting Z-height errors during assembly of a hard disk drive |
| US6966107B2 (en) * | 2002-02-28 | 2005-11-22 | Seagate Technology Llc | Merging a head stack assembly with a data storage medium |
| US20040025326A1 (en) * | 2002-08-07 | 2004-02-12 | Pfeiffer Michael W. | Merge comb inspection apparatus and method |
| US7293351B2 (en) * | 2004-04-02 | 2007-11-13 | Seagate Technology Llc | Apparatus for protecting and merging a head stack assembly |
| US20060126216A1 (en) * | 2004-12-14 | 2006-06-15 | Sorrell Jason A | Annular shroud for a rotating disc |
| US7729802B2 (en) * | 2006-02-08 | 2010-06-01 | Seagate Technology Llc | Automated support member installation station |
| US20090037610A1 (en) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Krancher Robort E | Electronic device interface control system |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2633540B2 (ja) * | 1986-12-27 | 1997-07-23 | 株式会社東芝 | 磁気ディスク装置の組立て方法 |
| US5189577A (en) * | 1988-12-09 | 1993-02-23 | Hitachi, Ltd. | A magnetic disk apparatus and a motor securement therefor |
| JP2843039B2 (ja) * | 1988-12-09 | 1999-01-06 | 株式会社日立製作所 | 磁気ディスク装置の組立方法 |
| US5074029A (en) * | 1990-10-02 | 1991-12-24 | International Business Machines Corporation | Method for stringing wire on an actuator arm |
| US5471733A (en) * | 1992-06-26 | 1995-12-05 | Quantum Corporation | Process of assembling a disk drive with minimum spacing between disks |
| US5341260A (en) * | 1992-12-04 | 1994-08-23 | Seagate Technology, Inc. | Reduced torque unloading ramp system for a hard disk drive |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP6128524A patent/JPH07334953A/ja active Pending
-
1995
- 1995-06-07 US US08/472,458 patent/US5692289A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7644493B2 (en) * | 2004-07-02 | 2010-01-12 | Seagate Technology Llc | Adjustable head stack comb |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5692289A (en) | 1997-12-02 |
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