JPH0733481Y2 - スタンプ機構 - Google Patents

スタンプ機構

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JPH0733481Y2
JPH0733481Y2 JP1986147967U JP14796786U JPH0733481Y2 JP H0733481 Y2 JPH0733481 Y2 JP H0733481Y2 JP 1986147967 U JP1986147967 U JP 1986147967U JP 14796786 U JP14796786 U JP 14796786U JP H0733481 Y2 JPH0733481 Y2 JP H0733481Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stamp
holder
shaft
groove
rotation
Prior art date
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Application number
JP1986147967U
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English (en)
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JPS6355667U (ja
Inventor
孝昭 三幣
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスタンプ機構、特にファクシミリ装置において
送信済原稿に送信確認マークを付けるスタンプ機構に関
する。
〔従来の技術〕
一般にファクシミリ装置においてはシート状の原稿を一
枚ずつ繰込み、その内容を読取って送信したあと排出し
ている。そして原稿が正しく繰込まれて読取・送信され
たことを示すマークが原稿一枚ごとに付されるようにし
ている。
このようなファクシミリ装置において送信済マークを付
けるスタンプ機構は原稿を排出するローラの近傍に設け
られ、DCソレノイドなどによってスタンプを駆動してマ
ークを付けている。すなわち第3図に示すようにスタン
プ51はスタンプホルダ52に保持されてDCソレノイド53に
よってA方向に駆動される。原稿55は送りローラ54に挾
まれてB方向に排出されるので、スタンプ51上を原稿55
が走行する適当な時期にDCソレノイド53をオンして送信
済マークをスタンプする。
しかしながら上記のようなスタンプ機構は既製のスタン
プやDCソレノイドを使用して安価に構成することができ
るが、スタンプ機構が専有するスペースが大きくなると
いう欠点がある。すなわちファクシミリ装置の小型化・
軽量化に際して改善を必要とする問題点となっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が解決しようとする問題点、換言すれば本考案の
目的は原稿を排出する送りローラの回転軸にスタンプ機
構を組込むようにして上記の欠点を改良したスタンプ機
構を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のスタンプ機構は、送信を終了した原稿にスタン
プをマークするファクシミリ装置のスタンプ機構におい
て、前記スタンプを保持して前記原稿を搬送する送りロ
ーラの軸に嵌合し、前記原稿に前記スタンプをマークす
るとき前記軸と共に一回転するスタンプホルダと、前記
スタンプホルダの回転を停止または開放する可動片を具
備し、前記軸と同心の位置に固定した電磁ソレノイドと
を有し、前記電磁ソレノイドがオンのとき前記スタンプ
ホルダを開放して回転させ、前記電磁ソレノイドがオフ
のとき前記スタンプホルダを停止するようにして構成さ
れる。
〔実施例〕
以下、本考案によるスタンプ機構について図面を参照し
ながら説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図である。同図に
おいてスタンプ機構はスタンプ2を保持して送りローラ
のシャフト10に嵌合したホルダ1と、上記のホルダ1の
溝1aに圧接してホルダ1の回転を停止するピン3aを具備
した可動片3と、板バネ4に抗して可動片3を駆動する
電磁マグネット5と、上記の可動片3と板バネ4と電磁
マグネット5とを保持してシャフト10の同心位置に固定
するソレノイドベース6とを有して構成される。なおE
リング10a、10b、および10cはシャフト10上におけるホ
ルダ1などの設置位置を決めている。
第2図(a)および(b)は上記のホルダ1の平面図お
よび側面図である。同図においてホルダ1は円弧状の溝
1aと複数の凸部がある軸穴1bとを備え、かつスタンプ2
を保持している。
溝1aはピン3aの軌道であり、ホルダ1がQ方向に回転し
てピン3aが溝1aの位置Rに達して溝1aの壁に当接し、ホ
ルダ1の回転が停止する。
軸穴1bはシャフト10に嵌合し、軸穴1bに設けた複数の凸
部によってシャフト10に対して制動力を有して摺動して
いる。すなわち溝1aからピン3aがはずれたときシャフト
10と共にホルダ1は回転し、溝1aにピン3aが当接してホ
ルダ1が停止したときはシャフト10と軸穴1bとは滑動す
る。
可動片3はシャフト10に添ってP方向に自由に移動でき
るが、電磁マグネット5およびソレノイドベース6に保
持されて回転しない。そして可動片3は板バネ4によっ
てホルダ1の方向に常に押されている。そしてピン3aが
溝1aに嵌合したときホルダ1の回転を停止させる。しか
しながら電磁マグネット5が励磁したときには可動片3
は板バネ4に抗して電磁マグネット5に引付けられるの
で、ピン3aは溝1aからはずれてホルダ1はシャフト10と
共に回転する。
上記のようなスタンプ機構は電磁マグネット5がオフの
ときにはシャフト10が回転しても動作しない。すなわち
シャフト10が回転して原稿紙(図示していない。)が搬
送されているときに電磁マグネット5を数十ミリ秒間オ
ンにしてピン3aと溝1aの接合を解除するとホルダ1はシ
ャフト10と共に回転を始める。そして電磁マグネット5
がオフになり板バネ4に押されてピン3aがホルダ1の側
面に接触するようになるが、ホルダ1はピン3aが溝1aに
達し位置Rに当接するまで回転を続ける。このようにし
てホルダ1は一回転して停止するが、その中途でスタン
プ2が原稿紙に接触してマークを付けることができる。
なおホルダ1は電磁マグネット5が次にオンするまで回
転しない。
またホルダ1を合成樹脂などによって成形すれば軽量・
安価にできるばかりでなく、シャフト10との摺動条件も
良好にできる。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように本考案のスタンプ機構によ
れば原稿紙を搬送する送りローラの一部にスタンプ機構
を組込むことができるので、スタンプ機構が大きなスペ
ースを専有することが不要になりファクシミリ装置を小
型化・軽量化することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスタンプ機構の一実施例を示す断
面図、第2図(a)および(b)はスタンプを保持する
ホルダの平面図および側面図、第3図は従来のスタンプ
機構の例を示す側面図である。 1……ホルダ、2……スタンプ、3……可動片、5……
電磁マグネット、10……シャフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信を終了した原稿にスタンプをマークす
    るファクシミリ装置のスタンプ機構において、 前記スタンプを保持して前記原稿を搬送する送りローラ
    の軸に嵌合し、前記原稿に前記スタンプをマークすると
    き前記軸と共に一回転するスタンプホルダと、 前記スタンプホルダの回転を停止または開放する可動片
    を具備し、前記軸と同心の位置に固定した電磁ソレノイ
    ドと を有し、前記電磁ソレノイドがオンのとき前記スタンプ
    ホルダを開放して回転させ、前記電磁ソレノイドがオフ
    のとき前記スタンプホルダを停止することを特徴とする
    スタンプ機構。
JP1986147967U 1986-09-26 1986-09-26 スタンプ機構 Expired - Lifetime JPH0733481Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986147967U JPH0733481Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26 スタンプ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986147967U JPH0733481Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26 スタンプ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6355667U JPS6355667U (ja) 1988-04-14
JPH0733481Y2 true JPH0733481Y2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=31061807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986147967U Expired - Lifetime JPH0733481Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26 スタンプ機構

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JP (1) JPH0733481Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6197258U (ja) * 1984-11-30 1986-06-21

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Publication number Publication date
JPS6355667U (ja) 1988-04-14

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