JPH07334753A - 電子レンジ内蔵の自動販売機 - Google Patents

電子レンジ内蔵の自動販売機

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JPH07334753A
JPH07334753A JP6129277A JP12927794A JPH07334753A JP H07334753 A JPH07334753 A JP H07334753A JP 6129277 A JP6129277 A JP 6129277A JP 12927794 A JP12927794 A JP 12927794A JP H07334753 A JPH07334753 A JP H07334753A
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JP
Japan
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opening
product
microwave oven
door
carry
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Pending
Application number
JP6129277A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Matsuda
哲雄 松田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F11/00Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles
    • G07F11/02Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines
    • G07F11/36Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines in which the magazines are of helical or spiral form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
    • GPHYSICS
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    • G07F11/70Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles in which the articles are formed in the apparatus from components, blanks, or material constituents
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品収納庫から商品販売口に至る搬送過程に
おいて、商品の適正な姿勢を保持できると共に、商品販
売口を比較的高い位置に配設することができる電子レン
ジ内蔵の自動販売機を提供することを目的とする。 【構成】 販売指令に基づいて、商品収納庫4から払い
出された商品Aを電子レンジ5で調理した後、商品販売
口11まで搬送する自動販売機において、商品Aを1つ
ずつ落とし込む商品コラム8と、商品収納庫4の底部に
形成された払出開口12および電子レンジ5の上面に形
成された搬入開口13を同時に開閉する第1開閉手段1
4と、商品コラム8の直下まで上昇して、商品コラム8
から落とし込まれた商品Aを受け取ると共に、商品Aを
受け取った後下降し、搬入開口13を介して商品Aを電
子レンジ5内に持ち込む上下搬送手段15と、電子レン
ジ5の前面に形成された搬出開口17を開閉する第2開
閉手段18と、電子レンジ5内に持ち込まれた商品Aを
上下搬送手段15から受け取ると共に、商品Aを搬出開
口17を介して商品販売口11まで搬送する前後搬送手
段16と、を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売指令に基づいて、
商品収納庫から払い出された冷凍食品などの商品を、い
ったん電子レンジに搬送し、電子レンジで調理した後、
商品販売口まで搬送する電子レンジ内蔵の自動販売機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機として、例えば実開
平4−15788号公報に記載のものが知られている。
この自動販売機は、商品収納庫にいわゆるスパイラル型
のベンドメカ(商品コラム)を内蔵したものであり、ス
パイラルの回転により、落し仕込まれた商品を、シュー
ト上を滑らせて、電子レンジに導き、この電子レンジで
調理した後、商品販売口に落とし込むようになってい
る。この場合、シュートの下端に形成した払出開口と、
電子レンジの上面に形成された搬入開口との間には、こ
の払出開口および搬入開口を同時に開閉する開閉蓋が進
退自在に設けられている。開閉蓋は、楔形の断面形状を
有しており、閉塞位置まで前進することにより、その上
面および下面が、それぞれ払出開口および搬入開口に擦
り合うように押し当られ、これらを同時に閉塞できるよ
うになっている。また、電子レンジの下面には、搬出開
口が形成され、搬出開口には回転テーブルを有する開閉
蓋が進退自在に設けられている。シュートから払出開口
および搬入開口を通って、回転テーブル上に落とし込ま
れた商品は、回転しながら調理され、調理後は、開閉蓋
の後退に伴って電子レンジの下方に落とし込まれ、下部
のシュートを介して商品販売口に滑り落とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
販売機では、商品が、スパイラルから落とし込まれた
後、シュート上を滑って電子レンジ内を落とし込まれる
ため、特にスパイラルとシュートとの間、およびシュー
トから電子レンジの間で、商品が回転し、上下反転した
状態で調理されてしまうことがある。同様に、電子レン
ジから下側のシュートを滑って商品販売口に導かれる過
程でも、商品が大きく揺り動かされ、商品の内容物が混
ざり合ってしまうことがある。かかる場合に、商品がス
パゲティやカレーライスなどの食品であると、商品価値
が著しく低下してしまう問題があった。また、商品の搬
送経路が上下方向となるため、商品販売口を自動販売機
のかなり下部に配設する必要があり、商品購入者にとっ
て、商品が取り出し難くなることはもとより、非衛生的
な感じを生じさせる問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、商品収納庫から商品販売口に至る搬送
過程において、商品の適正な姿勢を保持できると共に、
商品販売口を比較的高い位置に配設することができる電
子レンジ内蔵の自動販売機を提供することをその目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、販売指令に基づいて、商品収納庫から払い出さ
れた商品を電子レンジ内に受け入れ、電子レンジで調理
した後、電子レンジの前方に位置する商品販売口まで搬
送するようにした電子レンジ内蔵の自動販売機におい
て、商品収納庫内に収容され、商品を1つずつ落とし込
む商品コラムと、商品コラムの直下の商品収納庫の底部
に形成された払出開口と、払出開口の直下の電子レンジ
の上面に形成された搬入開口と、払出開口と搬入開口と
の間に介在し、払出開口および搬入開口を同時に開閉す
る第1開閉手段と、商品コラムの直下まで上昇して、商
品コラムから落とし込まれた商品を受け取ると共に、商
品を受け取った後下降し、搬入開口を介して商品を電子
レンジ内に持ち込む上下搬送手段と、電子レンジの前面
に形成された搬出開口と、搬出開口を開閉する第2開閉
手段と、電子レンジ内に持ち込まれた商品を上下搬送手
段から受け取ると共に、商品を搬出開口を介して商品販
売口まで搬送する前後搬送手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0006】この場合、第1開閉手段は、払出開口の開
口縁部に下側から押し当てられることにより払出開口を
閉塞する払出開口扉と、搬入開口の開口縁部に上側から
押し当てられることにより搬入開口を閉塞するレンジ上
扉と、払出開口扉およびレンジ上扉と共に進退し、払出
開口扉およびレンジ上扉を開放位置と閉塞位置との間で
水平移動させる移動支持部材と、移動支持部材を進退さ
せる作動装置と、閉塞位置に移動した払出開口扉および
レンジ上扉のいずれか一方に当接して、その移動を停止
させる移動ストッパと、払出開口扉とレンジ上扉との間
に掛け渡されると共に、移動支持部材に回動自在に取り
付けられ、移動ストッパによる移動停止に伴い、払出開
口扉およびレンジ上蓋を相互に離間方向に移動させる連
結リンクと、を有することが好ましい。
【0007】これらの場合、第2開閉手段は、搬出開口
を開閉するレンジ扉をすべりことする揺動すべりこクラ
ンク機構と、開放位置と閉塞位置との間でレンジ扉の下
端部の上下方向の移動を案内するガイド部材と、レンジ
扉の上斜め前方に配設され、揺動すべりこクランク機構
を正逆作動させる作動装置と、を有することが好まし
い。
【0008】これらの場合、上下搬送手段は、商品を載
置する載置テーブルと、上端で載置テーブルを支持する
と共に、下端が電子レンジを貫通して電子レンジの下方
まで延びる支持ロッドと、支持ロッドを介して載置テー
ブルを、商品を受け取る商品コラム直下の上昇端位置と
商品を前後搬送手段に受け渡した後更にわずかに下降す
る下降端位置との間でに移動させると共に、調理時に、
電子レンジ内で上下に往復移動させる移動装置と、を有
することが好ましい。
【0009】これらの場合、前後搬送手段は、商品を載
置する載置部と、載置部テーブルを支持すると共に、電
子レンジを貫通して電子レンジの後方に延びる支持ロッ
ドと、支持ロッドを介して載置部を、商品を上下搬送手
段から受け取る受取位置と商品販売口に臨む販売位置と
の間で進退させる進退装置と、を有することが好まし
い。
【0010】これらの場合、上下搬送手段は、商品を載
置して下降する昇降部材を有し、前後搬送手段は、昇降
部材から商品を受け取る載置部を有し、昇降部材は、載
置部に対し、下降時の交差状態を許容可能に構成されて
いることが好ましい。
【0011】これらの場合、前後搬送手段の作動および
第2開閉手段の作動を制御する制御手段と、商品販売口
に臨む物体の有無を検出するセンサとを更に備え、制御
手段は、前後搬送手段および第2開閉手段が販売モード
から待機モードに移行する直前にセンサが物体の存在を
検出したときに、第2開閉手段を作動させて、前後搬送
手段の後退に伴い相対的にこの物体を払い落とし得るよ
うに搬出開口を半開き状態にした後に、前後搬送手段を
後退させることが好ましい。
【0012】
【作用】請求項1の自動販売機によれば、販売指令に基
づいて、第1開閉手段を作動させ、払出開口および搬入
開口を同時に開放した後、上下搬送手段を上昇させて、
商品コラムから落とし込まれた商品を受け取り、続いて
これを下降させ、搬入開口を介して商品を電子レンジ内
に持ち込む。ここで、商品を調理すると共に、上下搬送
手段から前後搬送手段に受け渡す。次に、第2開閉手段
を作動させて搬出開口を開放した後、前後搬送手段を作
動させて、調理後の商品を商品販売口まで搬送する。こ
のように、払出開口および搬入開口が同時に開閉される
ため、駆動部の共用が可能になると共に、販売時間を短
縮することができる。また、上下搬送手段が、商品コラ
ムの直下まで上昇して商品を受け取るようになっている
ため、商品コラムから落とし込まれた商品が、反転する
などの適正姿勢が崩れる間もなく上下搬送手段に受け取
られ、かつこの適正姿勢のまま下降して電子レンジ内に
持ち込まれる。さらに、調理後の商品が、商品販売口ま
で水平搬送されるので、この部分でも商品の適正姿勢を
容易に保持することができる。さらにこの商品の水平搬
送と共に、商品販売口が電子レンジの前方に位置するの
で、商品購入者は、比較的高い位置で商品を受け取るこ
とができる。
【0013】請求項2の自動販売機によれば、作動装置
により、移動支持部材を介して、払出開口扉およびレン
ジ上扉を、閉塞位置に向かって移動させると、閉塞位置
で払出開口扉およびレンジ上扉のいずれか一方が移動ス
トッパに当接し、その移動を停止する。この状態で、更
に移動支持部材の移動を継続させると、連結リンクの作
用により、払出開口扉およびレンジ上蓋が相互に離間方
向に移動し、払出開口扉は、払出開口の開口縁部に下側
から押し当てられて、これを閉塞し、同時に、レンジ上
蓋は、搬入開口の開口縁部に上側から押し当てられて、
これを閉塞する。また、払出開口扉およびレンジ上蓋
は、逆の手順で閉塞位置から開放位置に移動され、それ
ぞれ払出開口および搬入開口を開放する。この場合、水
平方向に移動してきた払出開口扉およびレンジ上蓋が、
閉塞の最終段階で、ほぼ垂直方向に移動して、それぞれ
払出開口および搬入開口を閉塞する。このため、これら
の蓋と開口縁部との間に摩擦力が働くことがなく、開口
を均一な押圧力で閉塞することができる。特に、ガスケ
ットなどを用いる払出開口蓋では、ガスケットにこじれ
などが生ずることなく、シール性を向上することができ
る。すなわち、単一の移動支持部材を進退移動させるだ
けで、払出開口および搬入開口の2つの開口を、同時に
かつ全面開閉することができ、しかもシール性よく閉塞
することができる。また、単一の移動支持部材で払出開
口扉およびレンジ上蓋を同時に、かつ水平に移動させる
構造であるため、これらを比較的狭い間隙に配設するこ
とができ、その分、商品収納庫を大きく、あるいは電子
レンジを高い位置に設置することができる。
【0014】請求項3の自動販売機によれば、作動装置
により、レンジ扉の上斜め前方に配設された揺動すべり
こクランク機構のクランクを180度回転作動させる
と、レンジ扉が、その下部を中心に、いったん引き倒さ
れるようにして外側に回動し、さらにガイド部材に沿っ
て上方に引き上げられるようにして、搬出開口を開放す
る。この状態から、こんどは揺動すべりこクランク機構
のクランクを逆回転作動させると、上記と逆の手順で搬
出開口が閉塞される。このように、開放動作の初期、お
よび閉塞動作の終期において、レンジ扉の回動動作によ
り搬出開口が開閉されるので、レンジ蓋と開口縁部との
間に摩擦力が働くことがなく、搬出開口を良好に開閉す
ることができる。また、レンジ蓋は、上斜め前方に移動
されるので、上側の商品収納庫に抵触することがなく、
また左右の各種部材に抵触することがなく、電子レンジ
の上側および両側のスペースを有効に活用することがで
きる。しかも、このレンジ蓋の開閉形式では、商品の高
さに合わせて搬出開口を開放すればよく、従来の商品の
幅に合わせて開放する開き戸形式のものや、引き戸形式
のものに比して、開放ストロークを短くすることができ
る。このため、開放ストロークが短くなる分、開放時の
レンジ蓋用のスペースを小さくすることができる。
【0015】請求項4の自動販売機によれば、上下搬送
手段を、商品を載置する載置テーブルと、上端で載置テ
ーブルを支持すると共に、下端が電子レンジを貫通して
電子レンジの下方まで延びる支持ロッドと、支持ロッド
を介して載置テーブルを、商品コラム直下の上昇端位置
と商品を前後搬送手段に受け渡した後わずかに下降する
下降端位置との間で移動させる移動装置とで構成するこ
とにより、電子レンジの電磁波漏れを生ずることなく、
載置テーブルを昇降させることができると共に、商品を
商品コラムから適正姿勢で受け取ることができ、かつそ
のまま電子レンジ内まで搬送することができる。また、
調理時に載置テーブルを、電子レンジ内で上下に往復移
動させるようにしているため、電磁波を商品に均一に照
射することができ、商品を均一に加熱調理することがで
きる。したがって、回転テーブルが無くても、調理を良
好にかつ短時間で行うことができる。
【0016】請求項5の自動販売機によれば、前後搬送
手段を、商品を載置する載置部と、載置部テーブルを支
持すると共に、電子レンジを貫通して電子レンジの後方
に延びる支持ロッドと、支持ロッドを介して載置部を、
商品を上下搬送手段から受け取る受取位置と商品販売口
に臨む販売位置との間で進退させる進退装置とで構成さ
れていることにより、電子レンジの電磁波漏れを生ずる
ことなく、載置部を進退させることができると共に、商
品を適正姿勢で電子レンジ内の受取位置から商品販売口
の販売位置まで搬送することができ、この適正姿勢の状
態で、商品を商品購入者に販売することができる。
【0017】請求項6の自動販売機によれば、上下搬送
手段は、商品を載置して下降する昇降部材を有し、前後
搬送手段は、昇降部材から商品を受け取る載置部を有
し、昇降部材は、載置部に対し下降時の交差状態を許容
可能に構成されていることにより、商品を載置した昇降
部材が下降してゆき、載置部を越えてその下側まで下降
すると、昇降部材に載置されていた商品は、載置部に取
り残され、載置部に自動的に載置される。すなわち、商
品を、適正姿勢のまま上下搬送手段から前後搬送手段に
受け渡すことができる。
【0018】請求項7の自動販売機によれば、制御手段
が、前後搬送手段および第2開閉手段が販売モードから
待機モードに移行する直前にセンサが物体の存在を検出
したときに、第2開閉手段を作動させて前後搬送手段の
後退に伴い相対的にこの物体を払い落とし得るように搬
出開口を半開き状態にした後に、前後搬送手段を後退さ
せることにより、商品購入者により商品が商品販売口か
ら取り出され後に、異物などの物体が前後搬送手段に載
置されても、第2開閉手段と前後搬送手段との相互作用
により、この物体を電子レンジ内に持ち込むことなく、
前後搬送手段から簡単に排除することができる。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る電子レンジ付きの自動販売機について説明す
る。この自動販売機は、カレーライスなどの箱詰めの冷
凍食品を販売するものであり、図1は自動販売機の裁断
側面図である。両図に示すように、この自動販売機1
は、販売機本体2と、販売機本体2の前面を開閉するメ
インドア3とで構成され、販売機本体2の内部には、上
部に広く商品収納庫4が形成され、また商品収納庫4の
下側には、電子レンジ5が配設されている。商品収納庫
4にストックされている商品Aは、商品収納庫4の下側
に配設した冷却ユニット6により、常に所定の冷凍温度
に保たれており、販売指令に基づいて、商品収納庫4か
ら払い出され、電子レンジ5により加熱調理された後、
販売される。なお、以降の説明において、本発明の特徴
的な制御系を除き、一般的な制御系は、各部の動作説明
でその説明に替える。
【0020】商品収納庫4の内部には、中央の支柱部7
に支持した状態で、複数個の商品コラム8が収容されて
いる。この複数個の商品コラム8は、支柱部7の下側に
連結したコラム回転モータ9により、支柱部7を中心に
トラック形状の公転軌跡を描いて適宜移動される。各商
品Aは、この各商品コラム8内に設けたスパイラル10
の間隙に挿填されるようにして、それぞれ収容されてお
り、スパイラル10の回転(自転)作用により、最下位
のものから1つずつ下方へ払い出される(落とし込まれ
る)。すなわち、商品Aが選択される(販売指令)と、
その商品Aの収容された商品コラム8が、電子レンジ5
の直上に来るように商品コラム8が公転し、続いてスパ
イラル10が回転し、その最下位の商品Aが電子レンジ
5側に払い出される。払い出された商品Aは、電子レン
ジ5内に搬入され、ここで調理された後、前方の商品販
売口11まで搬送される。一方、商品購入者は、商品販
売口11の扉を開け、調理された商品Aを受け取る。
【0021】商品収納庫4の底部には、電子レンジ5の
直上に位置して、商品Aを商品収納庫4から払い出すた
めの払出開口12が形成されており、これに対応して、
電子レンジ5の上面には、払出開口12から払い出され
た商品Aを、電子レンジ5内に導き入れる搬入開口13
が形成されている。そして、この払出開口12と搬入開
口13との間のスペースには、払出開口12および搬入
開口13を同時に開閉する第1開閉手段14が設けられ
ている。また、電子レンジ5廻りには、商品コラム8か
ら商品Aを受け取って電子レンジ5内に搬入する上下搬
送手段15が、電子レンジ5の底板を貫通するように設
けられ、かつ、調理後の商品Aを電子レンジ5内から商
品販売口11まで搬送する前後搬送手段16が、電子レ
ンジ5の背板を貫通するように設けられている。一方、
電子レンジ5の前面には、商品Aを搬出するため搬出開
口17が形成され、また電子レンジ5の上斜め前方に
は、この搬出開口17を開閉する第2開閉手段18が設
けられている。
【0022】第1開閉手段14は、図1、図6および図
7に示すように、商品収納庫4の払出開口12を開閉す
る払出開口扉31と、電子レンジ5の搬入開口13を開
閉するレンジ上扉32と、この払出開口扉31およびレ
ンジ上扉32を連結する4個の連結リンク(片面の2個
のみ図示)33,33と、連結リンク33を介して払出
開口扉31およびレンジ上扉32を支持する一対の移動
支持部材(片面の1個のみ図示)34と、移動支持部材
34を進退させる作動装置35と、払出開口扉31の閉
塞位置を規制するストッパ36とで構成されている。払
出開口扉31は、平板状に形成され、払出開口12の開
口縁部に下側から押し当てられることにより、払出開口
12を閉塞する。同様に、レンジ上扉32は、平板状に
形成され、搬入開口13の開口縁部に上側から押し当て
られることにより、搬入開口13を閉塞する。そして、
払出開口扉31の上面には、冷気漏れを防止するガスケ
ットなどが、レンジ上扉32の下面には、電磁波漏れを
防止する金属板などが、それぞれ貼着されている。
【0023】払出開口扉31およびレンジ上扉32は、
水平にかつ相互に平行に配設されており、両側端面にそ
れぞれ回動自在に取り付けた左右一対でかつ前後2組の
連結リンク33,33により連結されている(前後左右
は自動販売機の前後左右を基準とする)。この状態で、
払出開口扉31、レンジ上扉32および連結リンク33
により、連結リンク33を原動リンクとする平行リンク
機構が構成されている。各側端面の左右一対の連動リン
ク33,33は、その中間部で、水平に延びる移動支持
部材34に、外側から回動自在に取り付けられており、
払出開口扉31およびレンジ上扉32は、移動支持部材
34の左右方向への移動により、連結リンク33,33
を介して、相互に離間方向または密着方向に平行移動す
る。この場合、移動支持部材34と各連結リンク33と
の間には、ねじりコイルばね37が介在しており(図7
参照)、払出開口扉31およびレンジ上扉32は、この
ねじりコイルばね37により、密着方向に付勢されてい
る。各移動支持部材34は、下面にラック34aを有し
て角棒状に形成されると共に、図外の案内部材により水
平方向のスライド移動をガイドされている。
【0024】作動装置35は、駆動モータ38と、駆動
モータ38の駆動軸に固定されたピニオン39とで構成
され、このピニオン39が移動支持部材34のラック3
4aに噛み合っている。また、ストッパ36は、商品収
納庫4の下側に突出形成されており、このストッパ36
には、移動支持部材34により閉塞方向に移動してくる
払出開口扉31およびレンジ上扉32のうち、払出開口
扉31の先端が突き当たるようになっている。
【0025】駆動モータ38が正逆回転し、移動支持部
材34が左右方向にスライドすると、払出開口扉31お
よびレンジ上扉32が移動支持部材34と共に左右に移
動し、払出開口12および搬入開口13を全開または全
閉する。この左右の移動の途中では、払出開口扉31お
よびレンジ上扉32は、ねじりコイルばね37により密
着しているが、全閉(閉塞位置)の直前では、払出開口
扉31がストッパ36に突き当たり、更なる移動支持部
材34の移動により、上記の平行リンク機構の作用で、
払出開口扉31およびレンジ上扉32は、相互に離間方
向に移動する。この移動により、払出開口扉31は、払
出開口12を下側から閉塞し、同時にレンジ上扉32
は、搬入開口13を上側から閉塞する。また、この全閉
状態から、移動支持部材34が開放方向に移動を開始す
ると、ねじりコイルばね37のばね力により、払出開口
扉31およびレンジ上扉32は、瞬間的に密着方向に移
動し、その後、移動支持部材34と共に開放位置まで水
平移動して、払出開口扉31およびレンジ上扉32を同
時に全開する。
【0026】なお、上記の第1開閉手段14において、
電子レンジ5側にストッパ36を形成し、これにレンジ
上扉32を突き当てるようにしてもよい。また、移動支
持部材34を先方にスライドさせることにより、払出開
口12および搬入開口13を閉塞するようにしている
が、手前にスライドさせることにより、閉塞させる構造
であってもよい。かかる場合には、駆動モータ38側に
ストッパ36を設けるようにする。さらに、連結リンク
33は、左右の中間位置に1個、設ける構造であっても
よい。さらにまた、上記の平行リンク機構は、Xリンク
などの他の平行リンク機構で構成してもよい。
【0027】上下搬送手段15は、図1および図6に示
すように、電子レンジ5内に臨む載置テーブル41と、
載置テーブル41を支持すると共に電子レンジ5の底板
を貫通して下方に延びる支持ロッド42と、支持ロッド
42を介して載置テーブル41を昇降させる移動装置
(図示省略)とで構成されている。載置テーブル41お
よび支持ロッド42は、側面視「II」字状に形成され
た部材を左右方向に複数個並べ、支持ロッド42の下部
で連結して構成されている。すなわち、載置テーブル4
1はスノコ状に形成され、これに商品Aが載置されるよ
うになっている。
【0028】図1に示す待機状態から、販売指令により
移動装置が駆動すると、載置テーブル41は下降端位置
から上昇し、搬入開口13および払出開口12を通過し
て、商品コラム8の直下近傍の上昇端位置まで上昇す
る。この上昇に合わせて、商品コラム8のスパイラル1
0が回転して、商品Aを載置テーブル41上にゆっくり
落とし込む(図2参照)。商品Aを受け取った載置テー
ブル41は、上昇端位置から下降してゆき、商品Aを電
子レンジ5内に搬入する。次に、電子レンジ5が加熱
(調理)を開始すると、再度、移動装置が駆動して、載
置テーブル41を電子レンジ5内で上下に往復移動させ
る(図3参照)。すなわち、商品Aを電子レンジ5内で
上下に複数回往復移動させ、これを均一に加熱する。商
品Aの調理が完了すると、支持ロッド42と交差するよ
うに張り出している前後搬送手段16を越えて、載置テ
ーブル41が下降端位置まで下降し、調理した商品Aを
前後搬送手段16に受け渡す(図4参照)。
【0029】前後搬送手段16は、図1および図6に示
すように、スノコ状の載置部51およびこれに続く支持
部52と、電子レンジ5の後方に配設され、載置部51
および支持部52を前後方向に進退させる進退装置(図
示省略)とで構成されている。載置部51および支持部
52は、上下搬送手段15の載置テーブル41および支
持ロッド42に対し、櫛歯が相互に噛み合うように配設
した複数本のロッドにより構成されており、前後搬送手
段16と上下搬送手段15とが、電子レンジ5内で干渉
することなく交差するのを許容しいている(図6参
照)。この場合、載置部51は、進退装置により、電子
レンジ5内で上下搬送手段15から調理済みの商品Aを
受け取る受取位置と、この商品Aを前方の商品販売口1
1に臨ませる販売位置との間で、水平方向に進退され
る。
【0030】すなわち、前後搬送手段16が、その載置
部51に調理済みの商品Aを受け取ると同時に、第2開
閉手段18が作動して搬出開口17が開放され、続い
て、商品Aを載置した載置部51が受取位置から前進
し、搬出開口17を通過して、販売位置に達する(図5
参照)。ここで、後述するセンサ20により、商品Aの
取り出しが検出されると、載置部51は、販売位置から
受取位置まで後退し、前後搬送手段16は、待機状態に
戻る。
【0031】なお、上記の上下搬送手段15と前後搬送
手段16との交差を、例えば、載置テーブル41を商品
Aに対し幅狭の平板状に形成し、載置部51を載置テー
ブル41を挟むようにフォーク状に形成することによ
り、達成してもよい。また、移動装置および進退装置
は、特に図示しないが、リンク機構、ラック・ピニオ
ン、ベルトなどの各種の機構を用い、これをモータによ
り作動させる構造が、好ましい。
【0032】第2開閉手段18は、図1および図8に示
すように、搬出開口17を開閉するレンジ扉61と、レ
ンジ扉61の開閉を案内する左右一対のガイド部材6
2,62と、レンジ扉61の前面の中間上部に取り付け
られた第1リンク63と、第1リンク63に回動自在に
連結された第2リンク64と、第2リンク64が固定さ
れた作動装置65とから成り、全体として、第2リンク
64をクランクとし、レンジ扉61をすべりことする揺
動すべりこクランク機構を構成している。
【0033】レンジ扉61は、前方から回動して搬出開
口17を覆うことにより、これを閉塞する。レンジ扉6
1の下端部には、左右方向に一対のピン66,66が突
出しており、このピン66,66がガイド部材62,6
2に挿入されている。これにより、レンジ扉61は、左
右のガイド部材62,62に回動自在、かつ上下方向に
スライド自在に取り付けられている。ガイド部材62
は、電子レンジ5の前面両側に設けられており、レンジ
扉61を支持すると共に、その移動をガイドしている。
【0034】第1リンク63は、図8に示すように、平
板状に形成され、一端をレンジ扉61に2箇所で回動自
在に連結されると共に、他端を第2リンク64に回動自
在に連結され、揺動すべりこクランク機構の連結節を構
成している。第2リンク64は、基部を、ギヤモータで
構成された作動装置65の駆動軸65aに固定され、正
逆方向に回転する揺動すべりこクランク機構のクランク
を構成している。作動装置65は、電子レンジ5に対
し、上斜め前方のメインドア3内に設けられており、レ
ンジ扉61の開動作と閉動作に対応して、正逆2方向に
回転する。
【0035】すなわち、調理完了の信号に基づいて、作
動装置65により第2リンク64が回転を開始すると、
レンジ扉61は、ピン66を中心に前方へ回動してゆ
く。第2リンク64の回転角度が進むと、レンジ扉61
は、前方へ回動しながら上方へ引き上げられてゆく。更
に第2リンク64が回転すると、こんどはレンジ扉61
が、後方へ回動しながら上方へ引き上げられてゆき、第
2リンク64が180度回転したところで、搬出開口1
7が所定の開放状態となる。ここで、上記の前後搬送装
置16により、商品Aが電子レンジ5内から搬出され、
販売される(図5参照)。前後搬送装置16が待機状態
に戻ると、こんどは、第2リンク64が逆方向に回転さ
れ、上記と逆の手順でレンジ扉61が移動し、最終的に
搬出開口17を閉塞する。
【0036】なお、商品Aが薄手のもので、レンジ扉6
1の開閉ストロークが短くて済む場合には、第1リンク
63を省略し、第2リンク64にレンジ扉61を直結す
るようにしてもよい。また、この第2開閉手段18の揺
動すべりこクランク機構を、レンジ扉61を従動リンク
とする平行リンク機構などで構成し、レンジ扉61を上
斜め前方に開放移動するようにしてもよい。
【0037】一方、この自動販売機1では、販売位置に
ある前後搬送手段16の載置部51に、異物が載せられ
た場合に、これを電子レンジ5内に持ち込むのを防止す
る装置が組み込まれている。この装置は、図9および図
10に示すよう、前後搬送手段16の作動および第2開
閉手段18の作動を制御する制御手段(実際には、メイ
ンコントローラに組み込まれている。)19と、商品販
売口11に臨む商品Aの有無を検出するセンサ20とで
構成されている。制御手段19は、センサ20が商品A
の取り出しを検出した後、載置部51上に物体(異物
B)を所定時間検出し続けると、第2開閉手段18を作
動させて搬出開口17を半開き状態にした後、前後搬送
手段16の後退させる。すなわち、第2開閉手段18の
レンジ扉61と前後搬送手段16の載置部51との相対
的な作用により、載置部51上の異物Bを、ダストボッ
クス21に払い落とすようになっている(図10参
照)。
【0038】なお、通常の販売動作では、このセンサ2
0の検出信号に基づいて、商品販売口11(扉)のロッ
クおよびロック解除がおこなわれ、また第2開閉手段1
8および前後搬送手段16の販売モードから待機モード
への移行が行われる。
【0039】以上のように本実施例によれば、商品コラ
ム8から払い出された商品Aは、その直下で上下搬送手
段15に受け取られ、そのまま下降し、電子レンジ5内
で上下搬送手段15から前後搬送手段16に置き去り方
式で受け渡され、さらにそのまま前後搬送手段16で商
品販売口11まで、水平方向に搬送される。すなわち、
商品Aは、常に安定に保持された状態で搬送される。し
たがって、商品Aが反転した状態で調理され、あるいは
販売されることが一切なく、内容物が混ざり合うなどし
て商品価値を減ずることがない。
【0040】また、調理後の商品Aを前方に搬送するよ
うにしているので、商品販売口11を電子レンジ5の前
方に配設することができ、商品販売口11を比較的高い
位置に設定することができる。このため、商品購入者に
とって、商品Aが取り出し易く、かつ衛生上の違和感が
生ずることがない。
【0041】さらに、搬送経路が短いこと、払出開口1
2および搬入開口13が同時に開閉されること、および
レンジ扉61の開放ストロークが短いことなどにより、
販売時間を短縮することができる。一方、電子レンジ5
内で商品Aを往復動させることにより、商品Aの均一な
加熱を回転テーブルを用いることなく達成でき、その
分、この部分の搬送系を単純化することができる。ま
た、レンジ扉61を上斜め前方に開閉移動させる構造に
より、スペース効率を高めることができ、さらに、レン
ジ扉61と前後搬送装置16の相対的な作用により、異
物B排除なども簡単に行うことができる。一方、各種の
扉は、各開口に対し前方からこれを閉塞する構造になっ
ているため、気密性を良好に保つことができる。
【0042】なお、本実施例では、スパイラル形式の商
品コラムを備えた自動販売機を例に説明したが、冷凍食
品を販売する他の形式の自動販売機に適用できること
は、いうまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の自動販売機によれ
ば、商品収納庫から商品販売口に至る搬送過程におい
て、商品を一連の搬送手段により、常に保持した状態で
搬送するようにしているので、商品の適正な姿勢を保持
でき、商品価値を減ずることなく、商品を販売すること
ができる。また、鉛直方向に搬送してきた商品を電子レ
ンジから水平方向に搬送するようにしているので、商品
販売口を比較的高い位置に設定することができ、商品購
入者にとって、商品が取り出し易く、かつ衛生的な感覚
で商品を購入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電子レンジ内蔵の自
動販売機の裁断側面図である。
【図2】第1実施例に係る自動販売機の商品払出し動作
を表した裁断側面図である。
【図3】第1実施例に係る自動販売機の調理動作を表し
た裁断側面図である。
【図4】第1実施例に係る自動販売機の商品受渡し動作
を表した裁断側面図である。
【図5】第1実施例に係る自動販売機の水平搬送動作を
表した裁断側面図である。
【図6】第1開閉手段廻りの裁断側面図である。
【図7】第1開閉手段の部分拡大裁断側面図である。
【図8】第2開閉手段廻りの正面図である。
【図9】自動販売機の異物排除動作(開始)を表した裁
断側面図である。
【図10】自動販売機の異物排除動作(完了)を表した
裁断側面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 4 商品収納庫 5 電子レンジ 8 商品コラム 11 商品販売口 12 払出開口 13 搬入開口 14 第1開閉手段 15 上下搬送手段 16 前後搬送手段 17 搬出開口 18 第2開閉手段 19 制御手段 20 センサ 31 払出開口扉 32 レンジ上扉 33 連結リンク 34 移動支持部材 35 作動装置 36 ストッパ 41 載置テーブル 42 支持ロッド 51 載置部 52 支持部 61 レンジ扉 62 ガイド部材 65 作動装置 A 商品 B 異物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売指令に基づいて、商品収納庫から払
    い出された商品を電子レンジ内に受け入れ、当該電子レ
    ンジで調理した後、当該電子レンジの前方に位置する商
    品販売口まで搬送する電子レンジ内蔵の自動販売機にお
    いて、 前記商品収納庫内に収容され、商品を1つずつ落とし込
    む商品コラムと、 当該商品コラムの直下の前記商品収納庫の底部に形成さ
    れた払出開口と、 当該払出開口の直下の前記電子レンジの上面に形成され
    た搬入開口と、 前記払出開口と前記搬入開口との間に介在し、当該払出
    開口および当該搬入開口を同時に開閉する第1開閉手段
    と、 前記商品コラムの直下まで上昇して、前記商品コラムか
    ら落とし込まれた商品を受け取ると共に、商品を受け取
    った後下降し、前記搬入開口を介して商品を電子レンジ
    内に持ち込む上下搬送手段と、 前記電子レンジの前面に形成された搬出開口と、 当該搬出開口を開閉する第2開閉手段と、 前記電子レンジ内に持ち込まれた商品を前記上下搬送手
    段から受け取ると共に、商品を前記搬出開口を介して前
    記商品販売口まで水平搬送する前後搬送手段と、を備え
    たことを特徴とする電子レンジ内蔵の自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記第1開閉手段は、前記払出開口の開
    口縁部に下側から押し当てられることにより当該払出開
    口を閉塞する払出開口扉と、 前記搬入開口の開口縁部に上側から押し当てられること
    により当該搬入開口を閉塞するレンジ上扉と、 前記払出開口扉および前記レンジ上扉と共に進退し、当
    該払出開口扉および当該レンジ上扉を開放位置と閉塞位
    置との間で水平移動させる移動支持部材と、 当該移動支持部材を進退させる作動装置と、 閉塞位置に移動した前記払出開口扉および前記レンジ上
    扉のいずれか一方に当接して、その移動を停止させる移
    動ストッパと、 前記払出開口扉と前記レンジ上扉との間に掛け渡される
    と共に、前記移動支持部材に回動自在に取り付けられ、
    前記移動ストッパによる移動停止に伴い、前記払出開口
    扉および前記レンジ上蓋を相互に離間方向に移動させる
    連結リンクと、を有することを特徴とする請求項1に記
    載の電子レンジ内蔵の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記第2開閉手段は、前記搬出開口を開
    閉するレンジ扉をすべりことする揺動すべりこクランク
    機構と、 開放位置と閉塞位置との間で前記レンジ扉の下端部の上
    下方向の移動を案内するガイド部材と、 前記レンジ扉の上斜め前方に配設され、前記揺動すべり
    こクランク機構を正逆作動させる作動装置と、を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子レンジ
    内蔵の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記上下搬送手段は、商品を載置する載
    置テーブルと、 上端で当該載置テーブルを支持すると共に、下端が前記
    電子レンジを貫通して当該電子レンジの下方まで延びる
    支持ロッドと、 前記支持ロッドを介して前記載置テーブルを、商品を受
    け取る商品コラム直下の上昇端位置と商品を前記前後搬
    送手段に受け渡した後更にわずかに下降する下降端位置
    との間でに移動させると共に、調理時に、前記電子レン
    ジ内で上下に往復移動させる移動装置と、を有すること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の電子レンジ
    内蔵の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記前後搬送手段は、商品を載置する載
    置部と、 前端で当該載置部を支持すると共に、後端が前記電子レ
    ンジを貫通して当該電子レンジの後方まで延びる支持ロ
    ッドと、 前記支持ロッドを介して載置部を、商品を前記上下搬送
    手段から受け取る受取位置と前記商品販売口に臨む販売
    位置との間で進退させる進退装置と、を有することを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子
    レンジ内蔵の自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記上下搬送手段は、商品を載置して下
    降する昇降部材を有し、前記前後搬送手段は、前記昇降
    部材から商品を受け取る載置部を有し、 前記昇降部材は、前記載置部に対し、下降時の交差状態
    を許容可能に構成されていることを特徴とする請求項
    1、2または3に記載の電子レンジ内蔵の自動販売機。
  7. 【請求項7】 前記前後搬送手段の作動および前記第2
    開閉手段の作動を制御する制御手段と、前記商品販売口
    に臨む物体の有無を検出するセンサとを更に備え、 前記制御手段は、前記前後搬送手段および前記第2開閉
    手段が販売モードから待機モードに移行する直前に前記
    センサが物体の存在を検出したときに、前記第2開閉手
    段を作動させて、当該前後搬送手段の後退に伴い相対的
    に前記物体を払い落とし得るように前記搬出開口を半開
    き状態にした後に、前記前後搬送手段を後退させること
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の
    電子レンジ内蔵の自動販売機。
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