JPH0733453Y2 - 反射鏡アンテナの一次放射器 - Google Patents

反射鏡アンテナの一次放射器

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JPH0733453Y2
JPH0733453Y2 JP6328789U JP6328789U JPH0733453Y2 JP H0733453 Y2 JPH0733453 Y2 JP H0733453Y2 JP 6328789 U JP6328789 U JP 6328789U JP 6328789 U JP6328789 U JP 6328789U JP H0733453 Y2 JPH0733453 Y2 JP H0733453Y2
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JP
Japan
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radiator
antenna
reflecting mirror
power feeding
primary radiator
Prior art date
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Application number
JP6328789U
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JPH033823U (ja
Inventor
邦男 坂本
謙次郎 林
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はマイクロ波帯で使用される比較的小型の反射鏡
を有するアンテナに関し、特にその一次放射器に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種のアンテナの一次放射器として、第4図に
示す構成のものが用いられている。図において、11は電
波を放射するための放射器部であり、図外の反射鏡の前
方位置に配置される。そして、この放射器部11には給電
部12が接続され、この給電部12の他端は、例えばセンタ
ーフィード形式のアンテナの場合には反射鏡の中心部に
接続されている。なお、これら放射器部11と給電部12は
いずれも矩形をした導波管で構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した構成では、給電部12に矩形導波管を使用してい
るため、導波管のH面幅またはE面幅がブロッキング領
域を形成し、比較的小型の反射鏡アンテナにおいては、
反射鏡面上でこのブロッキング領域の占める割合が大き
くなり、アンテナ利得の低下につながるという問題があ
る。
また、給電部12を構成する導波管の曲げ半径を小さくす
ることが難しいため、反射鏡の中央から給電する所謂セ
ンターフィード形式のアンテナを構成する場合には、曲
げ半径を小さくする必要がある小型の反射鏡アンテナに
は適用することが難しい。
更に、使用偏波を交換するために、給電部12を反射鏡の
軸のまわりの方向に回転可能な構成とした場合、給電部
12の送受信装置インターフェースフランジの偏波面も軸
まわり方向に回転することとなる。一方、通常送受信装
置はその取付上の制約等から偏波面によらず設置方向が
決まってしまう。したがって、両者の不整合を相殺する
ために、通信に用いられる偏波面によっては、第5図に
示すような一対の偏波回転板13a,13bからなる偏波回転
機構を、送受信装置と前記給電部12の送受信装置インタ
ーフェースフランジの間に挿入する必要が生じて構造が
複雑になるという問題もある。
本考案は上述した問題を全て解消した一次放射器を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の反射鏡アンテナの一次放射器は、アンテナ反射
鏡の前方に位置される放射器部をホーン型の導波管で構
成するとともに前後方向に回転可能に構成し、また給電
部は同軸ケーブルで構成するとともに反射鏡の鏡心回り
方向に回転できるように構成している。
〔作用〕
上述した構成では、給電部を同軸ケーブルで構成するこ
とによりブロッキング領域を低減しかつ給電部の曲げや
回転を容易にして小型化,及び構造の簡易化を実現す
る。また、放射器部をホーン型として前後方向に回転す
ることで、ホーン型アンテナとしての使用を可能とす
る。
〔実施例〕
次に、本考案を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の斜視図であり、一次放射器
のみを実線で示している。図において、1は放射器部で
あり、有底円筒状をしたホーン型の導波管で構成してい
る。また、2は給電部であり、ここでは同軸ケーブルで
構成し、その一端を前記放射器部1に接続し、他端を仮
想線で示す反射鏡3の中心部に設けた給電接続部4に同
軸コネクタ等を用いて接続している。
前記放射器部1と給電部2との接続部は、第2図に拡大
断面を示すように、放射器部1の側面一部に取着した同
軸構造の接続具5を利用しており、給電部2を構成する
同軸ケーブルの中心導体に接続されたモノポールアンテ
ナ6を放射器部1の中心位置に突出させている。
この構成の一次放射器によれば、給電部2を同軸ケーブ
ルで構成しているので、導波管を使用した場合に比較し
て小さな曲げ半径で曲げることが可能となり、小さな曲
げ半径が要求される小型のセンターフィード形式のアン
テナを実現することができる。
また、この構成では、基本モードのみを伝送させること
を考えた場合、導波管のE面幅よりも同軸線の外導体の
径を小さくすることが可能であるため、導波管を使用し
た場合に比較してブロッキング領域を小さくすることが
できる。
更に、給電部2の他端を反射鏡3の中心位置において同
軸コネクタにより外部の給電部に接続しているので、外
部の給電部を固定したままで、一次放射器、即ち放射器
部1と給電部2を鏡軸に対して一体的に90°回転させる
ことができ、これにより容易に偏波の変更を行うことが
できる。したがって、従来のような1/4波長ステップ変
換板は不要となる。
また、この一次放射器では、第2図に示したように給電
部2をモノポールアンテナ6で放射器部1に接続してい
るので、このモノポールアンテナを中心として放射器部
を回転させても、その特性には何等かの変化も生じな
い。したがって、第3図のように、放射器部1と給電部
2を接続する同軸接続具5を軸回り方向に回転させて放
射器部1を反射鏡3とは逆方向に向けることで、極めて
近距離で通信するときには放射器部1を低利得のホーン
アンテナとして使用することができ、受信装置が過大入
力で飽和することを回避できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、放射器部と反射鏡の給電
接続部とを接続する給電部を鏡心回りに回転可能な同軸
ケーブルで構成しているので、矩形導波管を用いたとき
に生じるブロッキング領域を低減し、かつ曲げを容易に
して小型の反射鏡アンテナへの適用が可能となる。ま
た、給電部の回転を容易にして偏波の交換を可能とし、
かつ偏波回転機構を不要にして構造の簡略化を図ること
ができる。
また、放射器部をホーン型の導波管で構成し、かつこれ
を前後方向に回転可能にしているので、ホーン型アンテ
ナとして利用することができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は放射器部
の断面図、第3図は第1図の一次放射器の異なる利用態
様を示す要部の斜視図、第4図は従来の一次放射器の斜
視図、第5図は従来用いていた偏波回転機構の斜視図で
ある。 1……放射器部、2……給電部、3……反射鏡、4……
給電接続部、5……同軸接続具、6……モノポールアン
テナ、11……放射器部、12……給電部、13a,13b……偏
波回転板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナ反射鏡の前方に位置される放射器
    部と、この放射器部及び前記反射鏡の中心位置に配設し
    た給電接続部を接続する給電部とを備える一次放射器に
    おいて、前記放射器部はホーン型の導波管で構成すると
    ともに前後方向に向けて回転できるように前記給電部に
    接続し、前記給電部は同軸ケーブルで構成するとともに
    反射鏡の鏡心回り方向に回転できるように前記反射鏡に
    接続したことを特徴とする反射鏡アンテナの一次放射
    器。
JP6328789U 1989-05-31 1989-05-31 反射鏡アンテナの一次放射器 Expired - Lifetime JPH0733453Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6328789U JPH0733453Y2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 反射鏡アンテナの一次放射器

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JP6328789U JPH0733453Y2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 反射鏡アンテナの一次放射器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH033823U JPH033823U (ja) 1991-01-16
JPH0733453Y2 true JPH0733453Y2 (ja) 1995-07-31

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ID=31593199

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6328789U Expired - Lifetime JPH0733453Y2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 反射鏡アンテナの一次放射器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612503U (ja) * 1992-03-03 1994-02-18 細川 誠二 枕木位置整正器
CN101809817B (zh) * 2007-07-30 2013-11-06 日本电气株式会社 反射器天线,为其馈电的方法和通信系统

Also Published As

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JPH033823U (ja) 1991-01-16

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