JPH07334399A - 固定長レコード向けコード変換方式 - Google Patents

固定長レコード向けコード変換方式

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JPH07334399A
JPH07334399A JP6154270A JP15427094A JPH07334399A JP H07334399 A JPH07334399 A JP H07334399A JP 6154270 A JP6154270 A JP 6154270A JP 15427094 A JP15427094 A JP 15427094A JP H07334399 A JPH07334399 A JP H07334399A
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JP
Japan
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code conversion
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JP6154270A
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English (en)
Inventor
Masashi Oyamada
正史 小山田
Taku Tamura
卓 田村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コード変換処理に際して、オーバヘッドを削
減し、入力ファイルおよび出力ファイルの属性の変化に
簡易に対処できるようにする。 【構成】 フィールド定義情報11は、入力ファイル1
5内のレコード中の各フィールドデータのデータ属性お
よびデータ長を定義する情報である。コード基本変換手
段14は、入力ファイル15側から出力ファイル16側
へのデータフィールドのデータ属性およびデータ長の変
換を行う。コード変換手段13は、フィールド定義情報
11に基づいてフィールド属性テーブル12を作成する
準備処理を行う。また、コード変換手段13は、入力フ
ァイル15内の各フィールドデータを抽出し、フィール
ド属性テーブル12に基づいて当該フィールドデータに
対応するコード基本変換手段14を呼び出し、当該フィ
ールドデータに関する変換結果データを出力ファイル1
6に出力するコード変換処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コード体系が異なるコ
ンピュータシステム間におけるファイル転送の際等に適
用されるコード変換方式に関し、特に固定長レコードに
よって構成される入力ファイル(変換前のファイル)内
のレコード中のフィールドデータのデータ属性およびデ
ータ長を固定長レコードによって構成される出力ファイ
ル(変換後のファイル)内のレコード中のフィールドデ
ータのデータ属性およびデータ長に変換するコード変換
処理を行う固定長レコード向けコード変換方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コード体系が異なるコンピュータシステ
ム間では、入力ファイルと出力ファイルとにおける各フ
ィールドデータのデータ長(データサイズ)が異なるこ
とがある(なお、入力ファイルおよび出力ファイルのそ
れぞれは固定長レコードファイルであっても、入力ファ
イル内のレコードのレコード長と出力ファイル内のレコ
ードのレコード長とは変わりうる)。
【0003】従来の固定長レコード向けコード変換方式
では、このような「入力ファイルと出力ファイルとにお
ける各フィールドデータのデータ長の相違」の存在に鑑
み、フィールド毎に区切り文字を挿入する処理(以下、
区切り文字挿入処理という)が行われ、各フィールドデ
ータのデータ長がその区切り文字によって認識され、そ
の上で当該フィールドデータのコード変換が行われてい
た。
【0004】また、従来の固定長レコード向けコード変
換方式では、コード変換処理の対象となる入力ファイル
の属性(当該入力ファイルにおけるレコードの各フィー
ルドデータのデータ属性およびデータ長)および出力フ
ァイルの属性が変わると、全く別個のコード変換処理を
行う必要があった。すなわち、入力ファイルおよび出力
ファイルの属性が変わった場合に、変化の前後で共通の
処理があったとしても、当該共通の処理に係るプログラ
ムの再利用を行うといった考え方等は採用されていなか
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の固定長
レコード向けコード変換方式では、区切り文字挿入処理
を行う必要があるので、コード変換処理におけるオーバ
ヘッドが多大になるという欠点があった。
【0006】また、従来の固定長レコード向けコード変
換方式では、入力ファイルおよび出力ファイルの属性が
変わると全く別個のコード変換処理を行う必要があるの
で、コード変換処理のための無駄な工数(入力ファイル
および出力ファイルの属性が異なる毎に別個のコード変
換処理に係るプログラムを作成するための工数等)が生
じるという欠点があった。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑み、区切り
文字挿入処理を不要としてコード変換処理におけるオー
バヘッドを削減し、入力ファイルおよび出力ファイルの
属性の変化に簡易に対処することができる固定長レコー
ド向けコード変換方式を提供することにある。
【0008】なお、コード体系が異なるコンピュータシ
ステム間におけるコード変換処理の効率化に関する従来
技術としては、「特開平3−58146号公報(異機種
コンピュータシステム間ファイル交換方式)」が公表さ
れている。しかし、この従来技術は、入力ファイル内の
レコードと出力ファイル内のレコードとの間でデータ項
目(本発明のフィールドに該当する)の並びが変わるこ
とを前提にした上で、データ属性の並びの種類を示すパ
ターンを登録しておき、そのパターンの組み合わせをパ
ラメータで指示してコード変換処理の効率化を図るもの
であり、本願発明とは構成および目的を異にするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の固定長レコード
向けコード変換方式は、入力ファイル内のレコード中の
各フィールドデータのデータ属性およびデータ長を定義
する情報であり、ユーザによってあらかじめ与えられる
情報であるフィールド定義情報と、このフィールド定義
情報で定義された内容をコード変換手段による参照が可
能なテーブル形式で保持するフィールド属性テーブル
と、入力ファイル内のレコード中のフィールドデータの
データ属性毎に設定され、入力ファイル側から出力ファ
イル側への当該データフィールドのデータ属性およびデ
ータ長の変換を行うコード基本変換手段と、前記フィー
ルド定義情報に基づいて前記フィールド属性テーブルを
作成する準備処理と、入力ファイル内の各フィールドデ
ータを抽出し前記フィールド属性テーブルに基づいて当
該フィールドデータに対応する前記コード基本変換手段
を呼び出し当該フィールドデータに関する変換結果デー
タを出力ファイルに出力するコード変換処理とを行う前
記コード変換手段とを有する。
【0010】また、本発明の固定長レコード向けコード
変換方式は、入力ファイル内のレコード中の各フィール
ドデータのデータ属性およびデータ長を定義する情報で
あり、ユーザによってあらかじめ与えられる情報である
フィールド定義情報と、このフィールド定義情報を入力
パラメータとして入力し、前記フィールド定義情報の内
容を有するコード変換プログラムを生成するコード変換
プログラム自動生成手段と、入力ファイル内のレコード
中のフィールドデータのデータ属性毎に設定され、入力
ファイル側から出力ファイル側への当該データフィール
ドのデータ属性およびデータ長の変換を行うコード基本
変換手段と、前記コード変換プログラム自動生成手段に
よって生成されたコード変換プログラムをコンパイル
し、コンパイル後のコード変換プログラムと前記コード
基本変換手段とをリンクして入出力ファイル依存コード
変換手段を作成する言語処理手段と、前記フィールド定
義情報の内容および前記コード基本変換手段の処理内容
を内部情報として有しており、入力ファイル内の各フィ
ールドデータに関する変換結果データを出力ファイルに
出力するコード変換処理を行う前記入出力ファイル依存
コード変換手段とを有する。
【0011】
【作用】本発明の固定長レコード向けコード変換方式で
は、フィールド属性テーブルがフィールド定義情報(入
力ファイル内のレコード中の各フィールドデータのデー
タ属性およびデータ長を定義する情報であり、ユーザに
よってあらかじめ与えられる情報)で定義された内容を
コード変換手段による参照が可能なテーブル形式で保持
し、入力ファイル内のレコード中のフィールドデータの
データ属性毎に設定されるコード基本変換手段が入力フ
ァイル側から出力ファイル側への当該データフィールド
のデータ属性およびデータ長の変換を行い、コード変換
手段がフィールド定義情報に基づいてフィールド属性テ
ーブルを作成する準備処理と入力ファイル内の各フィー
ルドデータを抽出しフィールド属性テーブルに基づいて
当該フィールドデータに対応するコード基本変換手段を
呼び出し当該フィールドデータに関する変換結果データ
を出力ファイルに出力するコード変換処理とを行う。
【0012】また、本発明の固定長レコード向けコード
変換方式では、コード変換プログラム自動生成手段がフ
ィールド定義情報を入力パラメータとして入力しフィー
ルド定義情報の内容を有するコード変換プログラムを生
成し、入力ファイル内のレコード中のフィールドデータ
のデータ属性毎に設定されるコード基本変換手段が入力
ファイル側から出力ファイル側への当該データフィール
ドのデータ属性およびデータ長の変換を行い、言語処理
手段がコード変換プログラム自動生成手段によって生成
されたコード変換プログラムをコンパイルしコンパイル
後のコード変換プログラムとコード基本変換手段とをリ
ンクして入出力ファイル依存コード変換手段を作成し、
フィールド定義情報の内容およびコード基本変換手段の
処理内容を内部情報として有している入出力ファイル依
存コード変換手段が入力ファイル内の各フィールドデー
タに関する変換結果データを出力ファイルに出力する。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】図1は、本発明の固定長レコード向けコー
ド変換方式の第1の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0015】本実施例の固定長レコード向けコード変換
方式は、フィールド定義情報11と、フィールド属性テ
ーブル12と、コード変換手段13と、複数のコード基
本変換手段14と(これらのコード基本変換手段14群
によりプログラムライブラリであるコード変換ライブラ
リが形成されている)、入力ファイル15と、出力ファ
イル16とを含んで構成されている。
【0016】図2は、本実施例の固定長レコード向けコ
ード変換方式におけるコード変換処理を示す流れ図であ
る。この処理は、レコード抽出ステップ201と、フィ
ールドデータ抽出ステップ202と、コード基本変換手
段呼出しステップ203と、コード変換ステップ204
と、変換結果データ蓄積ステップ205と、当該レコー
ド処理終了判定ステップ206と、出力ファイル書込み
ステップ207と、全レコード処理・判定終了判定ステ
ップ208とからなる。
【0017】図3は、フィールド定義情報11の構成を
模式的に示す図である。フィールド定義情報11は、入
力ファイル15内のレコードに関して、フィールドを識
別するためのフィールド名と、当該フィールドのデータ
(フィールドデータ)のデータ属性等を示すデータ属性
情報と、当該フィールドデータのデータ長を示すデータ
長情報とを有している。なお、データ属性情報内の情報
としては、以下のものが考えられる(これらに限定され
るものではない)。 当該フィールドデータが数値データであるか非数値
データであるかを示す情報 当該フィールドデータが数値データである場合に
は、当該フィールドデータのデータ表現形式(固定小数
点形式,浮動小数点形式,10進パック形式および10
進アンパック形式等のデータ表現形式)を示す情報 当該フィールドデータが非数値データである場合に
は、当該フィールドデータに係る文字コード(ASCI
Iコード,EBCDICコードおよび各種のJISコー
ド等の文字コード)を示す情報および当該フィールドデ
ータのデータ型(アルファベット,数字,かなおよび漢
字等のデータ型)を示す情報
【0018】次に、このように構成された本実施例の固
定長レコード向けコード変換方式の動作について説明す
る。
【0019】第1に、コード変換処理の準備処理である
フィールド属性テーブル作成処理が行われる際の動作に
ついて説明する。
【0020】ユーザ(オペレータ)は、入力ファイル1
5に関するフィールド定義情報11(入力ファイル15
内のレコード中の各フィールドデータに関するデータ属
性およびデータ長を定義する情報。図3参照)をコード
変換手段13に対して与える。
【0021】コード変換手段13は、このフィールド定
義情報11に記述された内容に基づき、フィールド属性
テーブル12を作成する(ステップ201)。なお、フ
ィールド定義情報11とフィールド属性テーブル12と
の異同は、以下に示すようなものである。 情報の内容は同一である。 フィールド定義情報11は人間(ユーザ)によって
定義されコンピュータシステムに対して与えられる情報
であるのに対し、フィールド属性テーブル12はコンピ
ュータシステムにおける内部形式の情報である。すなわ
ち、コード変換手段13によるコード変換処理の実行中
に、コード変換手段13によって参照することが可能な
形式の情報である。 フィールド属性テーブル12は、テーブル形式の情
報である。
【0022】また、ユーザは、入力ファイル15の属性
(入力ファイル15におけるレコードの各フィールドデ
ータのデータ属性およびデータ長)および出力ファイル
16の属性(出力ファイル16におけるレコードの各フ
ィールドデータのデータ属性およびデータ長)によって
一意に特定されるコード変換ライブラリ(コード基本変
換手段14群)を用意する。このコード変換ライブラリ
内の各コード基本変換手段14は、入力ファイル15内
のレコード中の各フィールドデータのデータ属性によっ
て特定され、入力ファイル15側の当該フィールドデー
タのデータ属性およびデータ長を出力ファイル16側の
当該フィールドデータのデータ属性およびデータ長に変
換する機能を有している。なお、フィールド定義情報1
1内またはフィールド属性テーブル12内のデータ属性
情報を特定することによって、1つのコード基本変換手
段14を特定することができる。
【0023】第2に、以上の準備処理を前提としてコー
ド変換処理が行われる際の動作について説明する(図2
参照)。
【0024】コード変換手段13は、指定された入力フ
ァイル15を入力し、入力ファイル15内の各レコード
を順次に抽出する(ステップ201)。なお、この抽出
の際には、フィールド属性テーブル12内の各フィール
ドデータに対するデータ長情報中のデータ長の総和とし
て求められるレコード長が使用される。
【0025】次に、コード変換手段13は、フィールド
属性テーブル12内の各フィールドデータに対するデー
タ長情報中のデータ長を基に、当該レコードから各フィ
ールドデータを順次に抽出する(ステップ202)。
【0026】さらに、コード変換手段13は、フィール
ド属性テーブル12内の当該フィールドデータ(ステッ
プ202で抽出したフィールドデータ)に対するデータ
属性情報を参照して当該フィールドデータに対応するコ
ード基本変換手段14を呼び出し、そのコード基本変換
手段14に制御を渡す(ステップ203)。
【0027】当該コード基本変換手段14は、当該フィ
ールドデータに関するコード変換(データ属性およびデ
ータ長の変換)を行い、その変換結果を示す変換結果デ
ータをコード変換手段13に返却する(ステップ20
4)。
【0028】本実施例(後述する第2の実施例でも同
様)では、このコード変換において、次のようなデータ
属性の変換が行われる。 当該フィールドデータが数値データである場合に
は、データ表現形式の変換 当該フィールドデータが非数値データである場合に
は、文字コードの変換およびデータ型の変換
【0029】コード変換手段13は、変換結果データを
受け取り、その変換結果データを作業記憶領域に一時的
に蓄積する(ステップ205)。
【0030】さらに、コード変換手段13は、当該レコ
ードの全てのフィールドデータに関してステップ202
〜205の処理が終了したか否かを判定する(ステップ
206)。
【0031】コード変換手段13は、ステップ206で
「当該レコードに関する処理が終了した」と判定した場
合には、ステップ205で蓄積した当該レコードに関す
る全ての変換結果データをまとめて出力ファイル16に
書き込む(これによって出力ファイル16内の当該レコ
ードに関する全てのフィールドデータが生成される)
(ステップ207)。
【0032】一方、コード変換手段13は、ステップ2
06で「当該レコードに関する処理が終了していない」
と判定した場合には、次のフィールドデータに関する処
理を行うためにステップ202に制御を戻す。
【0033】コード変換手段13は、ステップ207に
おける出力ファイル16への書込みが終了すると、入力
ファイル15内の全てのレコードに関してステップ20
1〜207の処理および判定が終了したか否かを判定す
る(ステップ208)。
【0034】コード変換手段13は、ステップ208で
「入力ファイル15内の全てのレコードに関する処理お
よび判定が終了した」と判定した場合には、本実施例に
おけるコード変換処理を終了させる。
【0035】一方、コード変換手段13は、ステップ2
08で「入力ファイル15内の全てのレコードに関する
処理および判定が終了していない」と判定した場合に
は、次のレコードに関する処理を行うためにステップ2
01に制御を戻す。
【0036】図4は、本発明の固定長レコード向けコー
ド変換方式の第2の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0037】本実施例の固定長レコード向けコード変換
方式は、フィールド定義情報21と、コード変換プログ
ラム自動生成手段22と、コード変換プログラム23
と、複数のコード基本変換手段24と(これらのコード
基本変換手段24群によりプログラムライブラリである
コード変換ライブラリが形成されている)、入出力ファ
イル依存コード変換手段25と、入力ファイル26と、
出力ファイル27と、言語処理手段28とを含んで構成
されている。
【0038】図5は、本実施例の固定長レコード向けコ
ード変換方式におけるコード変換処理を示す流れ図であ
る。この処理は、レコード抽出ステップ501と、フィ
ールドデータ抽出ステップ502と、コード変換ステッ
プ503と、変換結果データ蓄積ステップ504と、当
該レコード処理終了判定ステップ505と、出力ファイ
ル書込みステップ506と、全レコード処理・判定終了
判定ステップ507とからなる。
【0039】なお、図3は、本実施例におけるフィール
ド定義情報21(入力ファイル26に関するフィールド
定義情報)の構成を示す図でもある。
【0040】次に、このように構成された本実施例の固
定長レコード向けコード変換方式の動作について説明す
る。
【0041】第1に、コード変換処理の準備処理である
入出力ファイル依存コード変換手段作成処理が行われる
際の動作について説明する(図5参照)。
【0042】ユーザ(オペレータ)は、入力ファイル2
6に関するフィールド定義情報21(入力ファイル26
内のレコード中の各フィールドデータに関するデータ属
性およびデータ長を定義する情報。図3参照)をコード
変換プログラム自動生成手段22に対して与える。
【0043】コード変換プログラム自動生成手段22
は、フィールド定義情報21を入力パラメータとするプ
ログラムジェネレータであり、フィールド定義情報21
に記述された内容に基づいてコード変換プログラム23
を生成する。
【0044】このようにして生成されたコード変換プロ
グラム23は、フィールド定義情報21を内部情報とし
て有するコード変換プログラム(入出力ファイル依存コ
ード変換手段5の骨組みを有するプログラム)である
が、コード基本変換手段24に関する情報を有してはい
ない。
【0045】また、ユーザは、入力ファイル26の属性
(入力ファイル26におけるレコードの各フィールドデ
ータのデータ属性およびデータ長)および出力ファイル
27の属性(出力ファイル27におけるレコードの各フ
ィールドデータのデータ属性およびデータ長)によって
一意に特定されるコード変換ライブラリ(コード基本変
換手段24群)を用意する。このコード変換ライブラリ
内の各コード基本変換手段24は、入力ファイル26内
のレコード中の各フィールドデータのデータ属性によっ
て特定され、入力ファイル26側の当該フィールドデー
タのデータ属性およびデータ長を出力ファイル27側の
当該フィールドデータのデータ属性およびデータ長に変
換する機能を有している。
【0046】言語処理手段28は、コード変換プログラ
ム自動生成手段22によって生成されたコード変換プロ
グラム23をコンパイルし、コンパイルされたコード変
換プログラム23とコード基本変換手段24群とをリン
クすることによって入出力ファイル依存コード変換手段
25を作成する。
【0047】第2に、以上の準備処理を前提としてコー
ド変換処理が行われる際の動作について説明する(図5
参照)。
【0048】入出力ファイル依存コード変換手段25
は、以下に示すようなコード変換処理を行う。
【0049】まず、指定された入力ファイル26を入力
し、当該入力ファイル26内の各レコードを順次に抽出
する(ステップ501)。
【0050】次に、各フィールドデータのデータ長(フ
ィールド定義情報21中のデータ長情報によって与えら
れたデータ長)を基に、当該レコードから各フィールド
データを順次に抽出する(ステップ502)。
【0051】さらに、抽出したフィールドデータに対応
するコード基本変換手段24(入出力ファイル依存コー
ド変換手段25内に組み込まれているコード基本変換手
段24)によるコード変換(データ属性およびデータ長
の変換)を行い(ステップ503)、その変換結果を示
す変換結果データを作業記憶領域に一時的に蓄積する
(ステップ504)。
【0052】さらに、当該レコードの全てのフィールド
データに関してステップ502〜504の処理が終了し
たか否かを判定する(ステップ505)。
【0053】ステップ505で「当該レコードに関する
処理が終了した」と判定した場合には、ステップ504
で蓄積した当該レコードに関する変換結果データをまと
めて出力ファイル27に書き込む(ステップ506)。
【0054】一方、ステップ505で「当該レコードに
関する処理が終了していない」と判定した場合には、次
のフィールドデータに関する処理を行うためにステップ
502に制御を戻す。
【0055】ステップ506における出力ファイル27
への書込みが終了すると、入力ファイル26内の全ての
レコードに関してステップ501〜506の処理および
判定が終了したか否かを判定する(ステップ507)。
【0056】ステップ507で「入力ファイル26内の
全てのレコードに関する処理および判定が終了した」と
判定した場合には、本実施例におけるコード変換処理を
終了させる。
【0057】一方、ステップ507で「入力ファイル2
6内の全てのレコードに関する処理および判定が終了し
ていない」と判定した場合には、次のレコードに関する
処理を行うためにステップ501に制御を戻す。
【0058】なお、上述の第1の実施例または第2の実
施例では、レコード単位で出力ファイル16への書込み
(ステップ207参照)または出力ファイル27への書
込み(ステップ506参照)が行われる場合について述
べたが、フィールド単位で当該書込みを行うことも可能
である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フィール
ド定義情報を記述することにより、区切り文字挿入処理
を不要とし、コード変換処理におけるオーバヘッドを削
減することができるという効果を有する。
【0060】また、フィールド定義情報に基づいてフィ
ールド属性テーブルを生成することや、フィールド定義
情報を入力パラメータとするプログラムジェネレータ
(コード変換プログラム自動生成手段)を設けることに
より、入力ファイルおよび出力ファイルの属性の変化に
容易に対処することができる(入力ファイルおよび出力
ファイルの属性が変わった場合におけるコード変換処理
に関するプログラムの再利用等が可能になる)という効
果がある。
【0061】なお、第1の実施例に係る発明と第2の実
施例に係る発明とは、他方に対してそれぞれ次のような
長所を有する。 第1の実施例に係る発明(請求項1記載の発明) 入力ファイルおよび出力ファイルの属性が変わっても、
コード変換手段の内容を全く変える必要がない。すなわ
ち、上述の「入力ファイルおよび出力ファイルの属性の
変化に容易に対処することができる」という効果が、第
2の実施例に係る発明に比べて、より顕著となる。 第2の実施例に係る発明(請求項2記載の発明) 第1の実施例に係る発明のような「フィールド属性テー
ブルの参照に基づくコード基本変換手段の呼出し」とい
う処理が不要であるので、コード変換処理の処理速度が
第1の実施例に係る発明に比べて向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定長レコード向けコード変換方式に
係る第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す固定長レコード向けコード変換方式
におけるコード変換処理を示す流れ図である。
【図3】図1または図4中のフィールド定義情報の構成
を模式的に示す図である。
【図4】本発明の固定長レコード向けコード変換方式に
係る第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す固定長レコード向けコード変換方式
におけるコード変換処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
11 フィールド定義情報 12 フィールド属性テーブル 13 コード変換手段 14 コード基本変換手段 15 入力ファイル 16 出力ファイル 21 フィールド定義情報 22 コード変換プログラム自動生成手段 23 コード変換プログラム 24 コード基本変換手段 25 入出力ファイル依存コード変換手段 26 入力ファイル 27 出力ファイル 28 言語処理手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ファイル内のレコード中の各フィー
    ルドデータのデータ属性およびデータ長を定義する情報
    であり、ユーザによってあらかじめ与えられる情報であ
    るフィールド定義情報と、 このフィールド定義情報で定義された内容をコード変換
    手段による参照が可能なテーブル形式で保持するフィー
    ルド属性テーブルと、 入力ファイル内のレコード中のフィールドデータのデー
    タ属性毎に設定され、入力ファイル側から出力ファイル
    側への当該データフィールドのデータ属性およびデータ
    長の変換を行うコード基本変換手段と、 前記フィールド定義情報に基づいて前記フィールド属性
    テーブルを作成する準備処理と、入力ファイル内の各フ
    ィールドデータを抽出し前記フィールド属性テーブルに
    基づいて当該フィールドデータに対応する前記コード基
    本変換手段を呼び出し当該フィールドデータに関する変
    換結果データを出力ファイルに出力するコード変換処理
    とを行う前記コード変換手段とを有することを特徴とす
    る固定長レコード向けコード変換方式。
  2. 【請求項2】 入力ファイル内のレコード中の各フィー
    ルドデータのデータ属性およびデータ長を定義する情報
    であり、ユーザによってあらかじめ与えられる情報であ
    るフィールド定義情報と、 このフィールド定義情報を入力パラメータとして入力
    し、前記フィールド定義情報の内容を有するコード変換
    プログラムを生成するコード変換プログラム自動生成手
    段と、 入力ファイル内のレコード中のフィールドデータのデー
    タ属性毎に設定され、入力ファイル側から出力ファイル
    側への当該データフィールドのデータ属性およびデータ
    長の変換を行うコード基本変換手段と、 前記コード変換プログラム自動生成手段によって生成さ
    れたコード変換プログラムをコンパイルし、コンパイル
    後のコード変換プログラムと前記コード基本変換手段と
    をリンクして入出力ファイル依存コード変換手段を作成
    する言語処理手段と、 前記フィールド定義情報の内容および前記コード基本変
    換手段の処理内容を内部情報として有しており、入力フ
    ァイル内の各フィールドデータに関する変換結果データ
    を出力ファイルに出力するコード変換処理を行う前記入
    出力ファイル依存コード変換手段とを有することを特徴
    とする固定長レコード向けコード変換方式。
  3. 【請求項3】 フィールドを識別するためのフィールド
    名と、 当該フィールドデータが数値データであるか非数値デー
    タであるかを示す情報,当該フィールドデータが数値デ
    ータである場合に当該フィールドデータのデータ表現形
    式を示す情報,ならびに当該フィールドデータが非数値
    データである場合に当該フィールドデータに係る文字コ
    ードを示す情報および当該フィールドデータのデータ型
    を示す情報を有するデータ属性情報と、 当該フィールドデータのデータ長を示すデータ長情報と
    からなるフィールド定義情報を有することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の固定長レコード向けコー
    ド変換方式。
JP6154270A 1994-06-13 1994-06-13 固定長レコード向けコード変換方式 Pending JPH07334399A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010224656A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Ns Solutions Corp ソースコード生成装置、プログラム及びソースコード生成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010224656A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Ns Solutions Corp ソースコード生成装置、プログラム及びソースコード生成方法

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