JPH07334196A - 音声符復号化装置 - Google Patents

音声符復号化装置

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Publication number
JPH07334196A
JPH07334196A JP6131893A JP13189394A JPH07334196A JP H07334196 A JPH07334196 A JP H07334196A JP 6131893 A JP6131893 A JP 6131893A JP 13189394 A JP13189394 A JP 13189394A JP H07334196 A JPH07334196 A JP H07334196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
voice
unit
signal
parameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6131893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Takeda
博昭 竹田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6131893A priority Critical patent/JPH07334196A/ja
Publication of JPH07334196A publication Critical patent/JPH07334196A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 AGCによる入力音声のパワ制御を行なう音
声符復号化装置において、AGCによる音の立ち上がり
の強調を緩和する。 【構成】 音声符号化部内に音声のパワを検出するパワ
検出部2を設け、復号化部にパワ情報fから有音かまた
は無音かを判定してパワ補正情報gを算出する有音無音
判定部9と、パワ補正情報gをもとに復号化音声信号e
のパワを補正するパワ補正部10とを設けることによ
り、無音から有音へ変化したときの復号化音声信号eに
おけるAGCの影響を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば記憶媒体に符号
化データを記録、再生する音声符復号化装置に関し、特
にパワ補正機能を備えた音声符復号化装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年音声信号をディジタル信号に変換
し、記憶媒体に記録する音声信号の符号化技術が実用化
されている。例えば、相手方のメッセージを符号化し、
半導体メモリに蓄えるIC録音型留守番電話機などがこ
れに相当する。
【0003】上記のような音声を記憶媒体に記録する場
合、音声のパワが大きすぎたり、小さすぎたりしないよ
うにするため、記録する前にオートゲインコントロール
(AGC)を行なう場合がある。
【0004】以下、従来のこの種の音声符復号化装置に
ついて図3を参照して説明する。図3において、21は
AGC部、22は線形予測部、23は逆フィルタ部、2
4はデータパッキング部、25はメモリ部である。これ
らにより符号化部が構成されている。復号化部は、共通
のメモリ部25と、データアンパッキング部26と、合
成フィルタ部27とから構成されている。
【0005】以下、その動作について説明する。音声符
号化時には、まずAGC部21により入力音声信号aの
ゲインが最適になるような処理を行なう。次に、線形予
測部22で入力音声のαパラメータbを算出する。そし
て、算出されたαパラメータbを用いて逆フィルタ部2
3で残差信号cを算出する。最後にデータパッキング部
24で符号化音声データdをパッキングし、メモリ部2
5にデータを蓄える。パッキングされるデータは、αパ
ラメータbおよび残差信号cである。音声復号化時に
は、メモリ部25から符号化音声データdを読み出し、
データアンパッキング部26で符号化音声データdから
αパラメータbおよび残差信号cを算出する。そして合
成フィルタ部27でαパラメータbおよび残差信号cを
用いて復号化音声信号eを算出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声符復号化装置は、符号化時にAGCによる音声
パワの補正を行なっており、無音から有音に変化した
際、音声の立ち上がりの部分が本来の音声信号よりもパ
ワ的に見て大きく復号化され、聴感上不自然になるとい
う問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、復号化音声を聴感上パワ的に良好にする優れた音声
符復号化装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、オートゲインコントロールを行なった入
力音声信号をフレーム毎に符号化する音声符復号化装置
において、符号化部が、入力音声信号のパワを検出して
パワ情報を復号化部に送出する手段を備え、復号化部
が、出力音声信号が有音か無音かを検出して、無音から
有音へ変化したときの復号化音声信号を符号化部からの
パワ情報を用いて補正する手段を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は、上記構成によって、符号化時にAG
Cによるパワ補正を行なった符号化音声データを復号化
音声にする際、AGCの影響による無音から有音へ変化
したときの音声パワの聴感上の不自然感を取り除くこと
ができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1を参照し
ながら説明する。図1において、1はAGC部、2はパ
ワ検出部、3は線形予測部、4は逆フィルタ部、5はデ
ータパッキング部、6はメモリ部であり、これらによっ
て符号化部が構成されている。復号化部は、共通のメモ
リ部6と、データアンパッキング部7と、合成フィルタ
部8と、有音無音判定部9と、パワ補正部10とから構
成されている。
【0011】以上のように構成された音声符復号化装置
について、以下その動作について説明する。音声符号化
時には、まずAGC部1により入力音声信号aのゲイン
が最適になるような処理を行なう。そして、パワ検出部
2においてAGC後の入力音声信号のパワを測定してパ
ワ情報fを算出する。次に、線形予測部3で入力音声の
αパラメータbを算出する。そして、算出されたαパラ
メータbを用いて逆フィルタ部4で残差信号cを算出す
る。最後にデータパッキング部5で符号化音声データd
をパッキングし、メモリ部6にデータを蓄える。パッキ
ングされるデータは、αパラメータb、残差信号cおよ
びパワ情報fである。
【0012】音声復号化時には、メモリ部6から符号化
音声データdを読み出し、データアンパッキング部7で
符号化音声データdからαパラメータb、残差信号cお
よびパワ情報fを算出する。そして合成フィルタ部8で
αパラメータbおよび残差信号cを用いて復号化音声信
号eを算出する。また、パワ情報fを用いて有音無音判
定部9において現在復号化した音声が有音か無音かを判
定する。
【0013】有音無音判定部9は以下のような方法で判
定を行なう。図2は有音無音判定部9の処理手順を示す
フロー図である。図2において、まず初めに、現フレー
ムの有音無音判定を行なう(ステップ11)。無音と判
定された場合は有音無音判定部9の処理を終える。現フ
レームが有音であった場合、現フレームの有音無音判定
の結果を調べる(ステップ12)。前フレームのデータ
が有音であった場合、現フレームの音声が無音から有音
へと変化したものではないと判断し、有音無音判定部9
の処理を終える。次に、次フレームのパワをメモリ部6
から読み込む(ステップ13)。次いで現フレームのパ
ワと次フレームのパワから現フレームにおける音声パワ
の補正量を算出し(ステップ14)、それを現フレーム
のパワ補正情報gとしてパワ補正部10に伝送する(ス
テップ15)。なお、ステップ15を通らずに終了した
場合には、音声パワを補正しないという情報をパワ情報
gとしてパワ補正部10に伝送する。
【0014】このような方法で算出されたパワ補正情報
gを用いて、パワ補正部10において合成フィルタ部8
からの復号化音声信号eのパワ補正を行ない、パワ補正
後の最終復号化音声信号hを算出する。
【0015】以上のように、本実施例によれば、AGC
処理を施した符号化データを復号化した際、聴感上でA
GCによる音の立ち上がりの強調感を緩和することがで
きる。なお、メモリ部6は、符号化側と復号化側とを無
線で接続した場合には、当然のことながら別々のものが
使用される。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、オートゲインコントロールを行なった入力音声信号
をフレーム毎に符号化する音声符復号化装置において、
符号化部が、入力音声信号のパワを検出してパワ情報を
復号化部に送出する手段を備え、復号化部が、出力音声
信号が有音か無音かを検出して、無音から有音へ変化し
たときの復号化音声信号を符号化部からのパワ情報を用
いて補正する手段を備えているので、AGC処理された
符号化音声データを復号した際、AGCによる音の立ち
上がりの強調感を緩和することができる優れた音声符復
号化装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音声符復号化装置の
構成を示すブロック図
【図2】本実施例における有音無音判定部の動作説明の
ためのフロー図
【図3】従来の音声符復号化装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 AGC部 2 パワ検出部 3 線形予測部 4 逆フィルタ部 5 データパッキング部 6 メモリ部 7 データアンパッキング部 8 合成フィルタ部 9 有音無音判定部 10 パワ補正部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートゲインコントロールを行なった入
    力音声信号をフレーム毎に符号化する音声符復号化装置
    において、符号化部が、前記入力音声信号のパワを検出
    してパワ情報を復号化部に送出する手段を備え、前記復
    号化部が、出力音声信号が有音か無音かを検出して、無
    音から有音へ変化したときの復号化音声信号を前記パワ
    情報を用いて補正する手段を備えた音声符復号化装置。
  2. 【請求項2】 オートゲインコントロールを行なった入
    力音声信号をフレーム毎に符号化する音声符復号化装置
    において、符号化部が、前記入力音声信号のパワを検出
    してパワ情報を出力するパワ検出部と、前記入力音声信
    号を線形予測してαパラメータを出力する線形予測部
    と、前記αパラメータを用いて前記入力音声信号の残差
    信号を出力する逆フィルタ部と、前記パワ情報、αパラ
    メータおよび残差信号をまとめて符号化音声データを出
    力するデータパッキング部とを備え、復号化部が、前記
    符号化音声データから前記パワ情報、αパラメータおよ
    び残差信号を取り出すデータアンパッキング部と、前記
    取り出されたαパラメータおよび残差信号から復号化音
    声信号を出力する合成フィルタ部と、前記取り出された
    パワ情報を用いて有音か無音かを判定してパワ補正情報
    を出力する有音無音判定部と、前記合成フィルタ部から
    出力された復号音声信号を前記パワ補正情報を用いて補
    正するパワ補正部とを備えた音声符復号化装置。
JP6131893A 1994-06-14 1994-06-14 音声符復号化装置 Pending JPH07334196A (ja)

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