JPH07333976A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JPH07333976A
JPH07333976A JP6121399A JP12139994A JPH07333976A JP H07333976 A JPH07333976 A JP H07333976A JP 6121399 A JP6121399 A JP 6121399A JP 12139994 A JP12139994 A JP 12139994A JP H07333976 A JPH07333976 A JP H07333976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
control electrode
developing sleeve
magnetic
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6121399A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Endo
勇雄 遠藤
Toru Komatsu
小松  徹
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
Satoru Haneda
哲 羽根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP6121399A priority Critical patent/JPH07333976A/ja
Publication of JPH07333976A publication Critical patent/JPH07333976A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御電極を精度よく設置し、清掃が容易な、
画像乱れがなく、安定して高い現像性を有する現像装置
を提供する。 【構成】 内部に磁石体82を固設した現像スリーブ81に
よって、2成分現像剤Dを現像域Aに搬送し、振動電界
中でトナーを飛翔させて潜像の現像を行う現像装置にお
いて、現像域Aの上流部に、現像スリーブ81上に形成さ
れる現像剤D層に当接/近接して固設された絶縁部材83
の現像域A側先端部に電圧印加可能な電極部84aを配設
してなる制御電極84を有し、電極部84aの下流側先端部
から最近接点84cまでの長さをL1 、制御電極84の当接
点から固定端83bまでの長さをL2、制御電極84の全長
をL3(mm)とするとき、L1 +L2 ≦ 0.8L3,L1:
L2=2:1〜1:20 であることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式複写装置等
の画像形成装置において、1成分の磁性現像剤又はトナ
ーと磁性キャリアとから成る2成分の磁性現像剤を用い
て静電潜像を現像する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より高い解像力が得られる現像方法
として「パウダークラウド現像法」(米国特許第2,725,
304号)が知られていたが、近年、特に現像領域内に電
極板を設置し、現像スリーブと電極板の間に振動電界を
形成して、電気的にトナークラウドを形成し現像を行う
方法が提案されている。
【0003】例えば、イ)特開昭56-27158号公報には、
非接触状態にある像形成体と現像スリーブとの間に、互
いに平行な複数本のワイヤーを設け、隣接するワイヤー
の極性が逆になるように交番電圧を印加して現像剤を飛
翔させる方法が開示されている。
【0004】また、ロ)特開昭57-198470号公報には、
潜像を保持する像形成体とトナーを保持する現像スリー
ブとの間にグリッドを設け、このグリッドと現像スリー
ブとの間に、直流及び交流、ないしはその何れかをバイ
アス電圧として印加することを特徴とする現像方法が開
示されている。
【0005】さらに、ハ)特開平3-121678号公報には、
像形成体と現像スリーブとの最近接する現像域内に電極
を設置して交番電界を印加し、トナーを分散飛翔させて
現像を行う方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
イ)、ロ)の方法では、ワイヤー(グリッド)を精度良
く配置・維持することが困難であり、ワイヤーがトナー
によって汚染された際、清掃することが困難であるとい
う問題点がある。
【0007】また、前記ハ)の方法では、図13に誇張し
て示すように現像スリーブの軸方向にあばれ、うねりが
発生する。このあばれ、うねりがないように電極を設置
するのは困難であり、また電極がトナーの堆積等によっ
て汚れた際、清掃するのが困難であるという問題点があ
る。
【0008】本発明の目的は、前記ワイヤーや電極に相
当する制御電極を(1)狭い空間に精度良く設置し、
(2)制御電極の清掃を容易にして、解像力が高く、ス
ジムラ等の画像乱れのない、高濃度の画像を長期に亘り
安定して得られる磁性現像剤を用いる現像装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する第1
の手段(第1発明)は、像形成体に対向配置され、内部
に複数の磁極を有する磁石体を固設した現像スリーブに
よって、磁性現像剤を現像域に搬送し、前記像形成体上
に形成された潜像の現像を行う現像装置であって、前記
現像スリーブの現像域上流部に、上流側の一端を固定部
材によって固定され現像剤層に当接/近接された絶縁部
材に電圧印加可能な電極部を配設してなる制御電極を有
する現像装置において、前記絶縁部材が現像剤層に当接
/近接する点を最近接点とし、前記制御電極の下流側先
端から前記最近接点までの長さをL1 、前記制御電極の
前記最近接点から前記固定端までの長さをL2 、前記制
御電極の全長をL3 とするとき、 L1 +L2 ≦ 0.8L3 L1:L2=2:1〜
1:20 であることを特徴とする現像装置である。
【0010】また、前記目的を達成する第2の手段(第
2発明)は、像形成体に対向配置され、内部に複数の磁
極を有する磁石体を固設した現像スリーブによって、磁
性現像剤を現像域に搬送し、前記像形成体上に形成され
た潜像の現像を行う現像装置であって、前記現像スリー
ブの現像域上流部に、上流側の一端を固定され、現像剤
層に当接/近接した絶縁部材に電圧印加可能な電極部を
配設してなる制御電極を有する現像装置において、前記
絶縁部材が現像剤層に当接/近接する点を最近接点と
し、前記制御電極の最近接点の像形成体側の面に、該制
御電極を現像スリーブ側に押圧する押圧部材を有するこ
とを特徴とする現像装置である。
【0011】さらに、前記目的を達成する第3の手段
(第3発明)は、像形成体に対向配置され、内部に複数
の磁極を有する磁石体を固設した現像スリーブによっ
て、磁性現像剤を現像域に搬送し、前記像形成体上に形
成された潜像の現像を行う現像装置であって、前記現像
スリーブの現像域上流部に、上流側の一端を固定され、
現像剤層に当接/近接した絶縁部材に電圧印加可能な電
極部を配設してなる制御電極を有する現像装置におい
て、前記絶縁部材が現像剤層に当接/近接する点を最近
接点とするとき、前記現像スリーブ内の前記最近接点近
傍に固定磁石を設け、前記制御電極の前記絶縁部材の最
近接点部分に磁性材料を設けたことを特徴とする現像装
置である。
【0012】さらにまた、前記目的を達成する第4の手
段(第4発明)は、像形成体に対向配置され、内部に複
数の磁極を有する磁石体を固設した現像スリーブによっ
て、磁性現像剤を現像域に搬送し、前記像形成体上に形
成された潜像の現像を行う現像装置であって、前記現像
スリーブの現像域上流部に、上流側の一端を固定部材に
よって固定され、現像剤層に当接/近接した絶縁部材に
電圧印加可能な電極部を配設してなる制御電極を有する
現像装置において、前記固定部材の現像スリーブ軸方向
の幅をW1 、前記絶縁部材の現像スリーブ軸方向の最大
幅をW2 ,前記電極部の現像スリーブ軸方向の幅をW3
とするとき、 W1 ≧ W2 ≧ W3 であることを特徴とする現像装置である。
【0013】また、前記いずれの装置においても、前記
制御電極は現像剤層に当接し、その圧接力は 0.1g/cm以上120g/cm以下、好ましくは0.5g/cm以
上50g/cm以下 であり、前記電極部は、前記制御電極の前記最近接点よ
り、現像方向下流側にその全体が配置されることを特徴
とするよう構成することは好ましい実施態様である。
【0014】
【実施例】図3は本発明の現像装置を好適な現像手段と
して備えたカラー画像形成装置の一例を示す概略構成図
である。
【0015】図3において、1は光導電体を塗布あるい
は蒸着した可撓性のベルトからなるベルト状の像形成体
である感光体ベルトで、この感光体ベルト1は回動ロー
ラ2および3の間に架設されていて回動ローラ2の駆動
により時計方向に搬送される。
【0016】4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定したガイド部材で、前記感光体ベルト1は
テンションローラ5の作用によって緊張状態とされるこ
とによりその内周面を前記ガイド部材4に摺擦させる。
【0017】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザビームを用いたレーザ書込み装
置、8Aないし8Dはそれぞれ特定色の現像剤を収容し
た複数の現像手段たる本発明の現像装置であって、これ
等の像形成手段は感光体ベルト1の前記ガイド部材4に
接する部分に配設される。
【0018】前記各現像装置8A,8B,8C,8Dは
詳細については後述するが、例えばイエロー,マゼン
タ,シアン,黒色の各現像剤をそれぞれ収容するもので
前記感光体ベルト1と所定の間隙を保つ各現像スリーブ
81を備え、感光体ベルト1上の潜像を非接触の反転現像
法により顕像化する機能を有している。この非接触現像
は接触現像と異なり、感光体ベルト1の移動を妨げない
長所を有する。
【0019】12は転写器、13はクリーニング装置でこの
クリーニング装置13のブレード13aとトナー排出ローラ
13bは画像形成中には感光体ベルト1の表面より離間し
た位置に保たれ画像転写後のクリーニング時のみ図示の
ように感光体ベルト1の表面に圧接される。
【0020】かかるカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0021】先ず、本実施例による多色像の形成は図11
の像形成システムに従って遂行される。すなわち、オリ
ジナル画像を撮像素子が走査するカラー画像像データ入
力部(イ)で得、このデータを画像データ処理部(ロ)
で演算処理して画像データを作成し、一旦画像メモリ
(ハ)に格納される。次いでこの画像データは記録時取
り出されて記録部(ニ)である例えば図2のカラー画像
形成装置へ入力される。すなわち、前記カラー画像形成
装置とは別体の画像読取装置から出力される色信号であ
る画像データが前記レーザ書込み装置7に入力される
と、レーザ書込み装置7においては図示しない書込み光
源である半導体レーザで発生されたレーザビーム(書込
み光)は図示しないコリメータレンズ及びシリンドリカ
ルレンズを通過し、駆動モータ71により回転される回転
多面鏡74により回転走査され、fθレンズ75とシリンド
リカルレンズ76を経てその間2個のミラー77,78により
光路を曲げられて、予めスコロトロンの帯電器6によっ
て一様な電荷を付与された感光体ベルト1の周面上に投
射され主走査がなされて輝線を形成する。
【0022】一方、走査が開始されるとレーザビームが
図示しないインデックスセンサによって検知され、第1
の色信号により変調されたレーザビームが前記感光体ベ
ルト1の周面上を走査する。従ってレーザビームによる
主走査と感光体ベルト1の搬送による副走査により感光
体ベルト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形成さ
れて行く。この潜像は現像手段の内イエロー(Y)のト
ナー(顕像媒体)の装填された現像装置8Aにより現像
されて、ベルト表面にトナー像が形成される。得られた
トナー像はベルト面に保持されたまま感光体ベルト1の
周面より引き離されている清掃手段たるクリーニング装
置13のブレード13a、トナー排出ローラ13bの下を通過
し、次の画像形成サイクルに入る。
【0023】すなわち、前記感光体ベルト1は前記帯電
器6により再び帯電され、次いで第2の色信号が前記レ
ーザ書込み装置7に入力され、前述した第1の色信号の
場合と同様にしてベルト表面への書込みが行われ潜像が
形成される。潜像は第2の色としてマゼンタ(M)のト
ナーを装填した現像装置8Bによって現像される。
【0024】このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形
成されている前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下
に形成される。
【0025】8Cはシアン(C)のトナーを有する現像
装置で、第1,第2の色と同様にベルト表面にシアン
(C)のトナー像を形成する。
【0026】さらに8Dは黒色のトナーを有する現像装
置であって、前記の色と同様の処理によりベルト表面に
黒色のトナー像を重ね合わせて形成する。これ等各現像
装置8A,8B,8C及び8Dの各現像スリーブ81には
直流あるいはさらに交流のバイアス電圧が印加され、顕
像手段である磁性現像剤による非接触現像が行われ、基
体が接地された感光体ベルト1には非接触で現像が行わ
れるようになっている。
【0027】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部においてトナーと逆
極性の高電圧が印加されて、給紙カセット14より給紙ガ
イド15を経て送られてきた転写材に転写される。
【0028】すなわち、給紙カセット14に収容された転
写材は,給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が搬
出されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1上の
像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給され
る。
【0029】トナー画像の転写を受けた転写材は、前記
回動ローラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト
1より確実に分離して上方に向かい、定着ローラ18によ
ってトナー画像を溶着固定したのち排紙ローラ19を経て
トレイ20上に排出される。
【0030】一方、転写材への転写を終えた感光体ベル
ト1は,さらに搬送を続けてブレード13aとトナー排出
ローラ13bを圧接状態とした前記クリーニング装置13に
おいて残留したトナーの除去を行いその終了をまって再
び前記ブレード13aを引き離し、それより少し後にトナ
ー排出ローラ13bを引き離し新たな画像形成のプロセス
に入る。
【0031】上記本発明の現像装置を用いるカラー画像
形成装置として、像形成体がベルト状のものについて述
べたが、ドラム状の像形成体を有する画像形成性装置に
ついても同様に用いることができる。
【0032】前記現像装置8A〜8Dは同一の構成から
なり、以下符号8をもって示すことにする。
【0033】(実施例1)(第1発明) 図1は本発明の現像装置の一実施例を示す概略断面図、
図2はその要部断面図で、磁石体の磁極の1つが現像域
中に存在する例を示している。
【0034】図において、81はアルミニウム等の非磁性
材料からなる現像剤搬送担体である現像スリーブで、図
の矢示方向に回転可能である。82は現像スリーブ81の内
部に固設された複数のN,S磁極を周方向に有する磁石
体で、磁石体82の1つの磁極82aは現像スリーブ81と感
光体ベルト1との最近接位置の現像域Aの中に配置され
これを主磁極ということにする。この現像スリーブ81と
磁石体82とで現像剤搬送担体を構成している。磁石体82
の主磁極82aを含む各磁極は500〜1,500ガウスの磁束密
度に磁化されており、その磁力によって現像剤スリーブ
81上に磁性現像剤Dの層すなわち、磁気ブラシを形成す
るこの磁気ブラシは現像剤スリーブ81の回転によって同
方向に移動し現像域Aに搬送される。この現像スリーブ
81上に形成される磁気ブラシは感光体ベルト1の表面に
接触せず間隙を保つように、現像スリーブ81と規制ブレ
ード86の間隙及び現像スリーブ81と感光体ベルト1の間
隙を調整される。
【0035】84は現像域Aの上流側に現像剤Dの層に当
接/近接して設けた絶縁部材83の下流側先端部上に電圧
印加可能な電極部84aを配設してなる制御電極で、絶縁
部材83は例えばポリエステル、ポリイミド、ガラスエポ
キシ、ポリエチレンテフタレート、ポリアミドイミド等
の電気的絶縁体よりなる均し部材を兼ねる部材、電極部
84aは金属等の導電性材料からなり絶縁部材83の先端部
上に線状に一体に設けられている。85A,85Bは現像剤
Dを撹拌して成分を均一にする撹拌スクリュー、86は磁
気ブラシの高さ、量を規制するため設けられた非磁性体
あるいは磁性体からなる現像剤規制手段である規制ブレ
ード、87は現像域Aを通過した磁気ブラシを現像スリー
ブ81上から除去するクリーニングブレード、88は現像剤
溜まり、89はケーシング、89aは絶縁部材83の固定部を
支持するためケーシング89に設けられた支持部である。
90は固定部材の一例である押え板、90sは押え板90を支
持部89aに固定し制御電極84を現像スリーブ81に向かっ
て押圧するよう固定する止めネジである。
【0036】上記電極部84aは、図9に示すように、金
属等の導電性材料を断面が円形又は四辺形の線状にした
ものを、絶縁性の絶縁部材83の先端部に接着剤等により
貼り付ける(図9(a),(b),(g),(h))、
絶縁部材83の先端部に切り込み83aを設けこれに挟み込
む(図9(c),(d))、絶縁部材83の先端部に凹部
83bを設けてここに埋め込む(図9(e),(f))等
の方法の他に、図10に示すように、従来公知のプリント
基板製造方法を用いて、絶縁部材83としてガラスエポキ
シ,ポリイミド,紙フェノール等を用い、銅箔等の導電
性部材をラミネートした後、エッチング処理することに
よって、絶縁部材83の先端部に、電極部84aを形成する
ことができる。電極部84aは無用の放電を防止するため
と防錆のため絶縁性樹脂によって被覆してもよい。84b
はバイアス電圧を印加するためのターミナル部である。
【0037】制御電極84の絶縁部材83は現像スリーブ81
上に現像剤Dが搬送されると、絶縁部材83と現像スリー
ブ81の間に現像剤Dが入り込むために若干湾曲して絶縁
部材83は現像スリーブ81に対して若干間隙を有して対峙
するか殆ど間隙のない状態、すなわち現像剤Dの層に当
接/近接の状態で現像スリーブ81に対峙するようにな
る。制御電極84の絶縁部材83の上記現像剤D層に当接/
近接する表裏の部分を最近接点ということにし84cで表
す。
【0038】ここで制御電極84の絶縁部材83について
は、曲げ弾性率は8×102Kg/cm2以上,5×105Kg/cm2
以下のものが、適正な押圧力を得るために好ましい。
【0039】また、絶縁部材83の厚みと電極部84aの厚
みを加えた制御電極84の厚さt(図10(b))は、現像
域Aの感光体ベルト1と現像スリーブ81の最近接距離を
d1としたときに、(1/10,000)d1 〜(2/3)d1、特
に(1/1,000)d1 〜(1/2)d1 が好ましい。(2/3)
d1より大きいと、感光体ベルト1と電極部84aの間隙
が狭くなるため、電極部84aが像形成体1の表面に接触
しやすくなり、画像乱れが発生しやすくなる。反対に
(1/10,000)d1 以下では現像スリーブ81からの電流が
流れ込みやすくなり、電圧降下が発生し現像性の低下が
起こる。
【0040】制御電極84の下流側先端から前記最近接点
84cまでの長さをL1 、最近接点84cから固定端83bま
での長さをL2 、全体の長さをL3 (いずれも現像スリ
ーブ81の周方向の長さ)とすると、L1+L2≦0.8L3で
あることを必要とする。
【0041】L1+L2>0.8L3であると、制御電極84の
自由長長さに対して、固定部分の長さが不足するため
に、現像剤の搬送、振動電界の形成に伴い、制御電極も
振動し易くなり、めくれや押圧力の不均一が発生する等
安定性に問題が生じる。なお制御電極84の全長L3は0.5
〜5cm、特に好ましくは0.7〜3cmの間にあるのが良
い。
【0042】またL1とL2の関係については、L1:L2
=2:1〜1:20であることを必要とする。
【0043】L2<(1/2)L1であると、制御電極先端部
に振動が起こり易くなり、画像の安定性が問題となる。
L2>20L1であると、現像剤搬送に伴い、最近接点84C
の位置がずれやすく、安定性に欠けることとなる。
【0044】また、絶縁部材83の現像スリーブ81の軸方
向の長さである幅をW2 とするとき(図6及び図10参
照)、 W2=L3〜50L3 とするのが良く、特に好ましいのはW2=10L3〜30L3
である。
【0045】W2 <L3 では自由端部分が長くなり過
ぎ、振動、めくれ等が起こり易く、安定した押圧力を制
御電極84に加えることができない。
【0046】W2 >50L3 では現像剤スリーブ81の軸方
向に安定した押圧力を加えることができないため、あば
れ、うねりが起こり易くなり、画像乱れ(スジムラ等)
の原因となる。
【0047】(実施例2)(第2発明) 図4は第2発明の実施例の3例を示す要部断面図であ
る。いずれの実施例も、押圧部材を用いて制御電極84を
適切な圧接力で現像スリーブ81上の現像剤D層に当接す
るようにしたもので、次ぎに説明する以外の部分は実施
例1と同一で同一符号で表してありその詳細な説明は省
略する。
【0048】図4(a)において、91は制御電極84の最
近接点84cの近傍に現像スリーブ81の軸に平行に設けら
れた丸棒状の押圧部材である押圧棒、93はその一端がケ
ーシング89の図に垂直な方向の図に平行な両側面に設け
たピン89bに回動可能に固定され、他端は押圧棒91の両
端に回動可能に取り付けられている押圧レバー、91nは
つる巻きばね等からなるばねで、その一端は押圧レバー
93の中間部に設けたひっ掛け部93cに係止され、他端は
ピン89bを設けた同じ側面に設けたピン89cに係止され
る。
【0049】かかる構成により、制御電極84はその前記
当接点84c近傍を押圧棒91により現像剤スリーブ81に向
かって均一に押圧するよう付勢される。
【0050】図4(b)に示す実施例は、ばね91nの一
端は押圧棒91の両端に係止され、他端は現像スリーブ81
の回転軸両端に係止される。これにより、制御電極84の
最近接点84cの近傍に現像スリーブ81の軸に平行に設け
られた押圧棒91は制御電極84の前記当接点84c近傍を現
像剤スリーブ81に向かって均一に押圧する。
【0051】図4(c)に示す実施例は、押え板を兼ね
た押圧部材を設けた例で、92は例えば曲げ弾性率が2.7
×105Kg/cm2のガラスエポキシを用い、制御電極84の絶
縁部材83より剛性を高くした押圧部材である押圧板で、
止めねじ90sによって制御電極84の前記最近接点84c近
傍を現像剤スリーブ81に向かって押圧するよう付勢する
と共にケーシング89の支持部89aの取り付け面に絶縁部
材83の固定部を固定する。
【0052】上記いずれの実施例も制御電極84が現像ス
リーブ81に向かって押圧する圧接力は後述する範囲内の
値になるよう、ばね91nの強さ及び押圧板92の厚さや支
持部89aの傾斜角度は調整される。
【0053】(実施例3)(第3発明) 図5は第3発明の実施例の2例を示す要部断面図であ
る。いずれの実施例も、磁性材からなる押圧部材を用い
て制御電極84を適切な圧接力で現像スリーブ81上の現像
剤D層に当接するようにしたもので、次ぎに説明する以
外の部分は実施例1と同一で同一符号で表してありその
詳細な説明は省略する。
【0054】図5(a)の94は例えば磁性ステンレスか
らなり、制御電極84の最近接点84cに現像スリーブ81の
軸に平行に固設した押圧部材である磁性押圧材で、現像
スリーブ81内の磁石体82の磁極が最近接点84c近傍に来
るよう磁石体82を固設し(図は磁石体83の磁極の1つが
現像域A近傍にある場合を示す)、その磁力によって磁
性押圧材94を吸引し制御電極84を現像スリーブ81に向か
って圧接するようにしたものである。
【0055】図5(b)の95は例えば磁性ステンレスか
らなり、制御電極84の絶縁部材83内部の最近接点84c近
傍に現像スリーブ81の軸に平行に固設した押圧部材であ
る磁性押圧材である。現像スリーブ81内の磁石体82の磁
極が最近接点84c近傍に来るよう磁石体82を固設し(図
は磁石体83の隣接する磁極が現像域Aを挟んで近傍にあ
る場合を示す)、その磁力によって磁性押圧材95を吸引
し制御電極84を現像スリーブ81に向かって圧接するよう
にしたものである。
【0056】(実施例4)(第4発明) 図6は第4発明の実施例を説明する要部斜視図及び平面
図である。本発明の現像装置の制御電極84の固定部材90
の幅をW1 、絶縁部材83の最大幅をW2 、電極部84aの
幅をW3 (いずれの幅も現像スリーブ81の軸方向の長さ
をいう) とすると、図6(a)に示すように、W1 ≧
W2 ≧ W3 として電極部84aに適当な押圧力を安定し
て加えることができるようにする。さらに、図6(b)
に示すように絶縁部材83の電極部84aを設けた先端部の
幅W2aより固定部材90に固定される固定部の幅W2 を最
大にすると、より安定した押圧力が得られる。幅の広が
り方は直線的に広がってもよい。
【0057】以上説明した実施例1〜3では制御電極84
は止めねじ90sにより容易に現像装置8に着脱可能であ
り、制御電極84がトナー、紙粉などによる汚れを容易に
清掃することができる。
【0058】(実施例5)図7に示すこの実施例は、前
記実施例に示すものよりさらに容易に着脱可能に構成さ
れたものである。
【0059】図7(a)に示す実施例は、制御電極84の
固定部を、断面がT型の固定部材であるT型固定部材96
の中心に固定する。ケーシング89の支持部89aには現像
スリーブ81の回転軸に平行に固定溝89dを穿設し、この
固定溝89dにT型固定部材96を嵌入して制御電極84を固
定し電極部84aを規定位置に設置するようにしたもので
ある。
【0060】図7(b)に示す実施例は、押え板97の上
流側の端部はケーシング89に回動可能に軸支され、一か
所以上に、ばね91nの一端を係止するためのピン97bが
植設してある。ケーシング89の支持部89aの側面には上
記ばね91bを係止するためのピン89cが植設されてい
て、押え板97は、ばね91bによって制御電極84の固定部
を支持部89aに押圧・固定し電極部84aを規定位置に設
置するようにしたものである。
【0061】以上いずれの実施例においても、制御電極
84の最近接点84cにおける圧接力は0.1g/cm以上120g
/cm以下、好ましくは0.5g/cm以上50g/cm以下とす
るのが良い。
【0062】0.1g/cm未満では制御電極84が現像剤D
層の変動によって振動し、現像性が不安定になり、120
g/cm以上では制御電極84によって現像剤D層が過剰に
規制され、搬送不良が生じる。
【0063】また、電極部84aの全体は、図8(a)に
示すように最近接点84cの下流側及び上流側をも覆うよ
うに大きくすると、搬送上流部で不要なクラウドを発生
するようになる。これを防止し、安定した搬送量を得る
ために、図1(b)に示すように、電極部84aの全体は
最近接点84cよりも現像スリーブ81の感光体ベルト1へ
の最近接点81a側にのみ配置されるよう形成させるのが
良い。電極部84aの周方向長さは、スリーブ81の径や搬
送速度にもよるが、0.05〜5mm、特に0.1〜1mmが好ま
しい。0.05mm以下では充分なクラウドを発生させること
ができず、5mm以上ではトナーが振動によって帯電し、
過剰帯電となるため現像性の低下が生ずる。
【0064】さらに、現像スリーブ81には直流バイアス
電源E1と交流バイアス電源E2により保護抵抗R1を介
して直流成分に交流成分を重畳したバイアス電圧が印加
される。また、電極部84aには直流バイアス電源E3か
ら保護抵抗R2を介して直流成分のみのバイアス電圧が
印加される。電極部84aには、トナーと同極性の直流電
圧を印加するのがトナー付着防止の観点から好ましい。
【0065】また、現像スリーブ81に印加する直流電圧
と、電極部84aに印加する直流電圧が等しい場合は、図
1(c)に示すように、直流バイアス電源E1を共用す
ることができ、装置の繁雑化を避けることができる。
【0066】本発明の現像装置8では、以上のバイアス
電圧印加によって、感光体ベルト1と現像スリーブ81と
の間に形成する交番電界(これを第2の振動電界という
ことにする)と共に、制御電極84の電極部84aと現像ス
リーブ81との間に第1の振動電界を発生させるようにし
てある。
【0067】前記カラー画像形成装置において、感光体
ベルト1の感光体として負に帯電させるOPC感光体を
用い反転現像が行われ、感光体が例えば−800Vに帯電
されているとすると、電極部84aには−750V、現像ス
リーブ81には−750V+交流電圧成分のバイアス電圧が
印加される。交流成分は周波数100〜20KHz、好ましくは
1〜10KHzでピーク・ピーク電圧(VP-P)は200〜2,000
Vである。この場合、電極部84aは感光体ベルト1より
現像スリーブ81に近接して設けてあるため第1の振動電
界の強さが第2の振動電界の強さより大となる。
【0068】上記第1の振動電界によってその電気力線
に直角の方向に、電極部84a付近に達した現像剤Dのト
ナー粒子を振動させるので、そのトナー粒子をキャリア
から分離飛翔させ、雲霞状のトナークラウドを十分に発
生させることができる。このトナークラウドは第2の振
動電界によって感光体ベルト1上の潜像に向う飛翔を助
けられ均一な現像が行われる。
【0069】この時、交流バイアスは現像スリーブ81の
みに印加されているため、前記第1の振動電界と第2の
振動電界は同位相となり、トナー粒子を第1の振動電界
から第2の振動電界に円滑に移行させる。
【0070】以上の交流成分は波形が正弦波に限らず、
矩形波や三角波等であってもよい。そして周波数も関係
するが、電圧値は高い程現像剤Dの磁気ブラシを振動さ
せるようになって、キャリア粒子からトナー粒子の分離
飛翔が行われ易くなるが、反面、カブリや落雷現象のよ
うな絶縁破壊が発生し易くなる。カブリの発生は直流成
分で防止し、絶縁破壊は、現象スリーブ81の表面を樹脂
や酸化皮膜等により絶縁ないしは半絶縁にコーティング
すること、あるいは現像剤Dのキャリア粒子に後述する
ような絶縁性のキャリア粒子を用いること、等によって
防止することができる。
【0071】以上の実施例において、現像スリーブ81に
印加する交流成分の周波数とピーク・ピーク電圧を変化
させた結果を図12に示した。図12において、横線で陰を
付した範囲がカブリの発生し易い範囲、縦線で陰を付し
た範囲が絶縁破壊の生じ易い破壊、斜線で陰を付した範
囲が画質低下を生じ易い範囲であり、陰を付していない
範囲が安定して鮮明な画像の得られる好ましい範囲であ
る。図から明らかなように、カブリの発生し易い範囲
は、交流成分の変化によって変化する。また、図の散点
状の陰を施した低周波領域は、周波数が低いために現像
ムラが生ずるようになる範囲である。
【0072】以上いずれの実施例においても、現像剤の
トナーが磁性を有するものであれば、磁気潜像に対して
も同様の現像条件により可視化できることはいうまでも
ない。
【0073】本発明の現像装置は、以上述べたように磁
性現像剤を像形成体である感光体ベルト1に対して非接
触に保ち、第1及び第2の振動電界によってトナークラ
ウドを発生させ、感光体ベルト1への分離飛翔を向上さ
せ、静電像への選択吸着性を向上させて、キャリア粒子
の感光体ベルト1への付着を防止し、従ってトナー粒子
やキャリア粒子に微粒子のものを用いることを可能にし
て、高画質画像の現像が行われるようにしたものである
が、それには次のようなキャリア粒子とトナー粒子から
なる現像剤Dを用いることが好ましい。
【0074】一般に磁性キャリア粒子は平均粒径が大き
いと、現像スリーブ81上に形成される磁気ブラシの穂の
状態が粗くなるために、電界により振動を与えながら静
電潜像を現像しても、トナー像にムラが現れ易く、穂に
おけるトナー濃度が低くなるので高濃度の現像が行われ
ない等の問題点がある。この問題点を解消するには、磁
性キャリア粒子の平均粒径を小さくすればよく、実験の
結果重量平均粒径が50μm以下であると上記問題点は発
生しないことが判明した。しかし、磁性キャリアの粒径
が小さ過ぎると、トナー粒子と共に感光体ベルト1表面
に付着するようになったり、飛散し易くなる。これらの
現象はキャリアに作用する磁界の強さと、それによるキ
ャリアの磁化の強さにも関係するが、一般的には、磁性
キャリアの重量平均粒径が15μm以下になると次第に上
記傾向が出始め、5μm以下で顕著に現れるようにな
る。従って、この現像装置では現像剤Dの磁性キャリア
には、重量平均粒径が好ましくは50μm以下、特に好ま
しくは30μm以下5μm以上であるものが好適に用いられ
る。なお、磁性キャリアが球形化されていると、トナー
粒子とキャリア粒子の撹拌性及び現像剤Dの搬送性を向
上させ、さらにトナーの荷電制御性を向上させて、トナ
ー粒子同志やトナー粒子とキャリア粒子の凝集を起こり
にくくするので好ましい。
【0075】このような磁性キャリアは、磁性体として
従来の磁性キャリアにおけると同様の、鉄,クロム,ニ
ッケル,コバルト等の金属、あるいはそれらの化合物や
合金、例えば、四三酸化鉄,γ-酸化第二鉄,二酸化ク
ロム,酸化マンガン,フェライト,マンガン−銅系合
金、といった強磁性体ないしは常磁性体の球形化された
粒子、又はそれらの磁性体粒子の表面をスチレン系樹
脂,ビニル系樹脂,エチル系樹脂,ロジン変性樹脂,ア
クリル系樹脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ポリエ
ステル樹脂,シリコーン樹脂等の樹脂これらの共重合樹
脂やパルミチン酸,ステアリン酸等の脂肪酸ワックスで
球状に被覆するか、あるいは、磁性体微粒子を分散して
含有した樹脂や脂肪酸ワックスの球状粒子を作るかして
得られた粒子を、従来公知の平均粒径選別手段で粒径選
別することによって得られる。
【0076】なお、前述のように樹脂等によって被覆さ
れた球状キャリア粒子を用いることは、先に述べた効果
の他に、現像剤搬送担体に形成される現像剤Dの層が均
一となり、また、現像剤搬送担体に高いバイアス電圧を
印加することが可能になるという効果も与える。すなわ
ち、キャリア粒子が樹脂等によって被覆された球状キャ
リア粒子であることは、(1)一般にキャリア粒子は長軸
方向に磁化吸着され易いが、球形化によってその方向性
がなくなり、従って、現像剤層が均一に形成され、局所
的に抵抗の低い領域や層厚のムラの発生を防止する。
(2)キャリア粒子の高抵抗化と共に、従来のキャリア粒
子に見られるようなエッジ部がなくなって、エッジ部へ
の電界の集中が起こらなくなり、その結果、現像剤搬送
担体に高いバイアス電圧を印加しても、感光体ベルト1
面に放電して静電潜像を乱したり、バイアス電圧がブレ
ークダウンしたりすることが起こらない、という効果を
与える。この高いバイアス電圧を印加できるということ
は、本発明の振動電界下での現像における先に述べたよ
うな効果を十分に発揮させることができるということで
ある。そして、以上のような効果を奏するキャリア粒子
の球形化には前述のようなワックスも用いられるが、キ
ャリアの耐久性等からすると、前述のような球状の磁性
体粒子を樹脂被覆したものが好ましく、さらに、キャリ
ア粒子の抵抗率が108Ωcm以上、特に1013Ωcmも以上の
絶縁性を有する磁性粒子で形成したものが好ましい。こ
の抵抗率は、粒子を0.50cm2の断面を有する容器に入れ
てタッピングしたのち、詰められた粒子上に1Kg/cm2
の荷重を掛け、荷重と底面電極との間に1,000V/cmの
電界が生ずる電圧を印加したときの電流値を読み取るこ
とで得られる値であり、この抵抗率が低いと、現像剤搬
送担体にバイアス電圧を印加した場合に、キャリア粒子
に電荷が注入されて、感光体ベルト1面にキャリア粒子
が付着し易くなったり、あるいはバイアス電圧のブレー
クダウンが起こり易くなったりする。
【0077】以上を総合して、磁性キャリア粒子は、少
なくとも長軸と短軸の比が3倍以下であるように球形化
されており、針状部やエッジ部等の突起がなく、抵抗率
が108Ωcm以上好ましくは1013Ωcm以上であることが適
正条件である。そして、このような磁性キャリア粒子
は、球状の磁性体粒子を酸化皮膜形成等によって高抵抗
化すること、磁性体微粒子分散系のキャリアでは、でき
るだけ磁性体の微粒子を用いて、分散樹脂粒子形成後に
球形化処理を施すこと、あるいはスプレードライの方法
によって分散樹脂粒子を得ること等によって製造され
る。
【0078】次に、トナー粒子について説明する。一般
にトナー粒子は、平均粒径が小さくなると、定性的に粒
径の二乗に比例して帯電量が減少し、相対的にファンデ
ルワールス力のような付着力が大きくなって、飛散し易
くなり、かぶりが発生し易くなる一方、磁気ブラシのキ
ャリア粒子から離れにくくなったりする。そして、従来
の磁気ブラシ現像方法では、平均粒径が10μm以下にな
ると、このような問題が顕著に現れるようになる。その
点を本発明の現像装置では磁気ブラシによる現像を二重
の振動電界下で行うことで解消するようにしている。す
なわち、磁気ブラシの穂に付着しているトナー粒子は、
第1の振動電界において強く振動を与えられて穂から容
易に離れてトナークラウドを形成し、このクラウドが、
スリーブ回転による慣性力,振動電界による遠心力等に
より直ぐ近くの現像域Aに運ばれて、第2の振動電界下
で静電潜像にトナー粒子が忠実に吸着されるようにな
る。このとき、電極部84aは、絶縁部材83と現像スリー
ブ81の最近接点81bより下流側にのみ設けられているた
め、現像域以外の不要な部分でクラウドが発生すること
がない。また、帯電量の低いトナー粒子が画像部や非画
像部に移行することが殆どなくなるし、トナーが感光体
ベルト1と摺擦することもないので摩擦帯電により感光
体ベルト1に付着することもなくなって、1μm程度の
トナー粒径のものまで用いられるようになる。振動電界
がトナー粒子とキャリア粒子の結合を弱めることは、ト
ナー粒子に伴うキャリア粒子の感光体ベルト1への付着
も減少させるし、磁気ブラシの穂が感光体ベルト1面と
非接触に保たれていて、キャリア粒子に対して大きな帯
電量をもつトナー粒子が上述のように振動電界下で選択
的に静電潜像に移行することは、キャリア粒子の感光体
ベルト1への付着を大幅に減少させる。
【0079】トナーの平均粒径が大きくなると、既に触
れているように、画像の荒れが目立つようになる。通
常、10本/mm程度のピッチで並んだ細線の解像力がある
現像には、平均粒径20μm程度のトナーでも問題ない
が、しかし、平均粒径10μm以下の微粒子化したトナー
を用いると、解像力は格段に向上して、濃淡差も忠実に
再現した鮮明な高画質画像を与えるようになる。以上の
理由からトナーの粒径は平均粒径が20μm以下、好まし
くは10μm以下が適正条件である。また、トナー粒子が
電界に追随するために、トナー粒子の帯電量は1μC/
g〜3μC/gより大きいこと(好ましくは3μC/g〜
100μC/g)が望ましい。特に粒径の小さい場合は高い
帯電量が必要である。
【0080】このようなトナーは、従来のトナーと同様
の粉砕造粒法,懸濁重合法,乳化重合法等の方法で得ら
れる。すなわち、従来のトナーにおける球形や不定形の
非磁性又は磁性のトナー粒子を平均粒径選別手段によっ
て選別したトナーを用いることができる。また、トナー
粒子が磁性体微粒子を含有した磁性粒子であっても良
く、この場合、磁性体微粒子の量が60wt%以下、特に30
wt%を超えないものが好ましい。トナー粒子が磁性粒子
を含有したものである場合は、トナー粒子が現像剤搬送
担体に含まれる磁力の影響を受けるようになるから、磁
気ブラシの均一形成性が一層向上して、しかも、かぶり
の発生が防止され、さらにトナー粒子の飛散も起こりに
くくなる。しかし、含有する磁性体の量を多くし過ぎる
と、キャリア粒子との間の磁気力が大きくなり過ぎて、
十分な現像濃度を得ることができなくなるし、また、磁
性体微粒子がトナー粒子の表面に現れるようになって、
摩擦帯電制御が難しくなったり、トナー粒子が破損し易
くなったりする。
【0081】以上を纏めると、本発明の現像装置におい
て、好ましいトナー粒子は、キャリア粒子について述べ
たような樹脂及びさらには磁性体の微粒子を用い、それ
にカーボン等の着色成分や必要に応じて帯電制御剤等を
加えて、従来公知のトナー粒子製造方法と同様の方法に
よって作ることができる平均粒径が20μm以下、特に好
ましくは10μm以下の粒子からなるものである。
【0082】本発明の現像装置には、以上述べたような
球状のキャリア粒子とトナー粒子とが従来の2成分現像
剤におけると同様の割合で混合した現像剤が好ましく用
いられるが、これにはまた、必要に応じて粒子の流動滑
りを良くするための流動化剤や像担持体面の清浄化に役
立つクリーニング剤等が混合される。流動化剤として
は、コロイダルシリカ、シリコンワニス、金属石鹸ある
いは非イオン表面活性剤等を用いることができ、クリー
ニング剤としては、脂肪酸金属塩、有機基置換シリコン
あるいはフッ素等表面活性剤等を用いることができる。
【0083】(実施例1a)図1及び図2に示した装置
に、磁化の強さが50emu/gの球形フェライト粒子に、
メチルメタクリレート/スチレン共重合樹脂を表面被覆
して得られた重量平均粒径が30μm、抵抗率が1014Ωcm
以上の球形磁性キャリアを用い、トナーにスチレン・ア
クリル樹脂(三洋化成製ハイマーup110)100重量部、
イエロー,マゼンタ,シアン,BKの顔料各10重量部、
ニグロシン5重量部からなる重量平均粒径が8μmの粉
砕造粒法によって得られた非磁性粒子からなるものを用
い、現像装置の現像剤溜まり88における各現像剤Dのト
ナー粒子比率がキャリア粒子に対して10wt%になる条件
で、現像時の各トナーの平均帯電量は−18μC/gであ
った。
【0084】また、感光体ベルト1はOPC感光体、そ
の周速は180mm/sec、感光体ベルト1に形成された静電
潜像の最高電位−800V,現像スリーブ2の外径30mm、
その回転数150rpm、現像剤D層の厚さは0.3mm、L1=1
mm,L2=9mm、また、制御電極84の絶縁部材83として
厚さ0.1mmのガラスエポキシを用い、図10に示すよう
に、その感光体ベルト1側の面の先端部に、周方向の幅
0.3mmの電極部84aを、厚さ0.02mmの銅箔を用いてラミ
ネートエッチング法によって形成したものを用い、W2
=350mm、L3 =20mmとし、電極部84aの下流側先端の
位置は、現像スリーブ81と感光体ベルト1との最近接位
置と現像スリーブ81の回転軸Oを結ぶ最近接線Cより上
流側5°とし、押圧力が2g/cmとなるように設置し、
磁石体82の磁極の位置は主磁極82aが最近接線C近傍に
あるもの、隣接する磁極がそれぞれ最近接線Cより30
°,−30°に位置させたものの両方について下記実験を
行った。
【0085】現像スリーブ81に印加するバイアス電圧は
直流成分電圧−750V、交流成分の周波数8KHz、ピーク
・ピーク電圧1,200V、電極部84aに印加する直流成分
電圧−750V。さらに、現像スリーブ81の表面粗さRz1
は1.7μm、絶縁部材83の現像スリーブ81に対向する面の
粗さRz2は0.5μmとし。以上の条件で現像を行って、重
ね合わせたカラートナー像を感光体上に形成し、それを
普通紙の転写紙にコロナ放電して転写し、表面温度140
℃のヒートローラ定着装置に通して定着した結果、得ら
れた転写紙上のコピー画像はエッジ効果やカブリのな
い、そして濃度が高い極めて鮮明なものであり、引き続
いて5万枚のコピーを行ったが最初から最後までスジム
ラ等の画像乱れのない高濃度のカラー画像を安定して得
ることができた。
【0086】(実施例2a)図4(c)及び図3に示す
装置において、押圧板92に厚さ0.2mmの曲げ弾性率が2.7
×105Kg/cm2のガラスエポキシを用い、最近接点84cの
位置は最近接線Cより上流側10°として、現像スリーブ
81に印加するバイアス電圧の交流成分のピーク・ピーク
電圧を1,400Vとした他は現像剤Dその他は実施例1a
と同一とする条件でコピーを行った所、実施例1aと同
様5万枚のコピーを行ったが最初から最後までスジムラ
等の画像乱れのない高濃度のカラー画像を安定して得る
ことができた。
【0087】(実施例2b)図5(a)及び図3に示す
装置において、磁性押圧板94に厚さ0.5mm、周方向長さ
2mmの磁性ステンレスを用い最近接点84cの位置は最近
接線Cより上流側20°として、磁石体82の磁極の位置
は、隣接する磁極がそれぞれ最近接線Cより30°−30°
に位置させたものについて下記実験を行った。現像スリ
ーブ81に印加するバイアス電圧の交流成分のピーク・ピ
ーク電圧を1,400Vとした他は現像剤Dその他は実施例
1aと同一とする条件でコピーを行った所、実施例1a
と同様5万枚のコピーを行ったが最初から最後までスジ
ムラ等の画像乱れのない高濃度のカラー画像を安定して
得ることができた。
【0088】(実施例3a)図7(a)及び図3に示す
T型固定部材96を用いた装置において、当接点84cの位
置は最近接線Cより上流側10°として、磁石体82の磁極
の位置は主磁極82aが最近接線C近傍にあるもの、隣接
する磁極がそれぞれ最近接線Cより30°−30°に位置さ
せたものの両方について、現像剤Dその他は実施例1a
と同一とする条件でコピーを行った所、実施例1aと同
様5万枚のコピーを行ったが最初から最後までスジムラ
等の画像乱れのない高濃度のカラー画像を安定して得る
ことができた。
【0089】
【発明の効果】以上説明したような構成により本発明の
現像装置は、 a)制御電極を狭い空間に精度良く設置し、稼動中も安
定に維持することが可能で、解像力が高く、スジムラと
うの画像乱れのない高濃度のカラー画像得ることができ
る。
【0090】b)現像域上流部に絶縁部材の上に線状の
電極部を配設した制御電極を設けたので現像剤搬送経路
中で不要なクラウドが発生することなく、安定した現像
剤の搬送量が得られる。
【0091】c)制御電極は着脱が容易であるので、ト
ナーや紙粉の堆積が起きても容易に清掃することがで
き、画像汚れが発生しない。
【0092】等の効果を有する優れた現像装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の現像装置の一実施例を示す概略断面
図である。
【図2】第1発明の現像装置の一実施例を示す要部断面
図である。
【図3】本発明の現像装置を備えたカラー画像形成装置
の一例を示す概略構成図である。
【図4】第2発明の現像装置の実施例の3例を示す要部
断面図である。
【図5】第3発明の現像装置の実施例の2例を示す要部
断面図である。
【図6】第4発明の現像装置の実施例の2例を説明する
要部斜視図及び平面である。
【図7】本発明の固定部材の他の2例を示す側面図であ
る。
【図8】電極部の長さとトナークラウドの発生状態の関
係を示す図である。
【図9】制御電極の絶縁性部材及び電極部の他の形態を
示す断面図である。
【図10】制御電極の一例を示す斜視図及び拡大側面図
である。
【図11】像形成システムを示すブロック図である。
【図12】現像スリーブのバイアス電圧の交流成分の好
適な範囲を示すグラフである。
【図13】従来の電極部のあばれ、うねりを誇張して示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 感光体ベルト(像形成体) 6 スコロトロン帯電器 7 レーザ書込み装置 8,8A,8B,8C,8D 現像装置 81 現像スリーブ 81a 最近接点(像形成体への) 81b 当接点(現像スリーブの制御電極への) 82 磁石体 83 絶縁部材 83b 固定端 84 制御電極 84c 最近接点(制御電極の現像剤層への) 84a 電極部 86 規制ブレード 90,97 押え板(固定部材) 91 押圧棒(押圧部材) 92 押圧板(押圧部材) 93 押圧レバー(押圧部材) 94,95 磁性押圧材(押圧部材) 96 T型固定部材 A 現像域 D 現像剤 E1,E3 直流バイアス電源 E2 交流バイアス電源 L3 制御電極の全長 R1,R2 保護抵抗
フロントページの続き (72)発明者 羽根田 哲 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体に対向配置され、内部に複数の
    磁極を有する磁石体を固設した現像スリーブによって、
    磁性現像剤を現像域に搬送し、前記像形成体上に形成さ
    れた潜像の現像を行う現像装置であって、前記現像スリ
    ーブの現像域上流部に、上流側の一端を固定部材によっ
    て固定され、現像剤層に当接/近接された絶縁部材に電
    圧印加可能な電極部を配設してなる制御電極を有する現
    像装置において、前記絶縁部材が現像剤層に当接/近接
    する点を最近接点とし、 前記制御電極の下流側先端から前記最近接点までの長さ
    をL1 、前記制御電極の前記最近接点から前記固定端ま
    での長さをL2 、前記制御電極の全長をL3 とすると
    き、 L1 +L2 ≦ 0.8L3 L1:L2=2:1〜1:20 であることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁部材の現像スリーブ軸方向の最
    大幅をW2 とするとき、 W2 = L3 〜 50L3 であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 像形成体に対向配置され、内部に複数の
    磁極を有する磁石体を固設した現像スリーブによって、
    磁性現像剤を現像域に搬送し、前記像形成体上に形成さ
    れた潜像の現像を行う現像装置であって、前記現像スリ
    ーブの現像域上流部に、上流側の一端を固定され、現像
    剤層に当接/近接した絶縁部材に電圧印加可能な電極部
    を配設してなる制御電極を有する現像装置において、前
    記絶縁部材が現像剤層に当接/近接する点を最近接点と
    するとき、 前記制御電極の前記最近接点の像形成体側面に、該制御
    電極を前記現像スリーブ側に押圧する押圧部材を有する
    ことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 前記最近接点に対向する前記現像スリー
    ブ内部に磁極を有し、前記押圧部材が磁性材料からなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 像形成体に対向配置され、内部に複数の
    磁極を有する磁石体を固設した現像スリーブによって、
    磁性現像剤を現像域に搬送し、前記像形成体上に形成さ
    れた潜像の現像を行う現像装置であって、前記現像スリ
    ーブの現像域上流部に、上流側の一端を固定され、現像
    剤層に当接/近接した絶縁部材に電圧印加可能な電極部
    を配設してなる制御電極を有する現像装置において、前
    記絶縁部材が現像剤層に当接/近接する点を最近接点と
    するとき、 前記現像スリーブ内の前記最近接点近傍に固定磁石を設
    け、前記制御電極の前記絶縁部材の最近接点部分に磁性
    材料を設けたことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 像形成体に対向配置され、内部に複数の
    磁極を有する磁石体を固設した現像スリーブによって、
    磁性現像剤を現像域に搬送し、前記像形成体上に形成さ
    れた潜像の現像を行う現像装置であって、前記現像スリ
    ーブの現像域上流部に、上流側の一端を固定部材によっ
    て固定され現像剤層に当接/近接された絶縁部材に電圧
    印加可能な電極部を配設してなる制御電極を有する現像
    装置において、 前記固定部材の現像スリーブ軸方向の幅をW1 、前記絶
    縁部材の現像スリーブ軸方向の最大幅をW2 ,前記電極
    部の現像スリーブ軸方向の幅をW3 とするとき、 W1 ≧ W2 ≧ W3 であることを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】 前記固定部材は、前記現像装置のケーシ
    ングに着脱可能に構成されることを特徴とする請求項6
    に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記制御電極は現像剤層に当接し、その
    圧接力は 0.1g/cm以上120g/cm以下、好ましくは0.5g/cm以
    上50g/cm以下 であることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
    6,7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記電極部は、前記制御電極の前記最近
    接点より、現像方向下流側にその全体が配置されること
    を特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8の
    いずれか1項に記載の現像装置。
JP6121399A 1994-06-02 1994-06-02 現像装置 Pending JPH07333976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6121399A JPH07333976A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6121399A JPH07333976A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07333976A true JPH07333976A (ja) 1995-12-22

Family

ID=14810228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6121399A Pending JPH07333976A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07333976A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155131A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155131A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置
US9098011B2 (en) 2011-01-26 2015-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Development device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06175485A (ja) 現像装置
JP3084465B2 (ja) 現像装置
JP3366968B2 (ja) 現像装置
JP3230171B2 (ja) 現像装置
JPH07333976A (ja) 現像装置
JPH07333977A (ja) 現像装置
JPH08114979A (ja) 現像装置
JPH086381A (ja) 現像装置
JPH0862971A (ja) 画像形成装置
JPH07134462A (ja) 画像形成装置
JPH08286505A (ja) 現像装置
JPH08220853A (ja) 現像装置
JPH086380A (ja) 現像装置及びカラー画像形成装置
JPH07140789A (ja) 画像形成装置
JPH0830089A (ja) 現像装置
JP3099143B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3538656B2 (ja) 現像装置
JPH07333975A (ja) 現像装置
JP2003241517A (ja) 現像装置、及びこれを用いた画像形成装置
JPH0854788A (ja) 現像装置
JPH07146615A (ja) 現像装置
JPH08211731A (ja) 現像装置
JPH0895387A (ja) 現像装置
JPH08220889A (ja) 現像装置
JPH06175486A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040510

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040720

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761