JPH07333530A - 光ファイバ配線切替装置及びその切替方法 - Google Patents

光ファイバ配線切替装置及びその切替方法

Info

Publication number
JPH07333530A
JPH07333530A JP12596294A JP12596294A JPH07333530A JP H07333530 A JPH07333530 A JP H07333530A JP 12596294 A JP12596294 A JP 12596294A JP 12596294 A JP12596294 A JP 12596294A JP H07333530 A JPH07333530 A JP H07333530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
optical
switching
board
optical fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12596294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Saito
和人 斉藤
Makoto Sato
佐藤  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP12596294A priority Critical patent/JPH07333530A/ja
Publication of JPH07333530A publication Critical patent/JPH07333530A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線切替作業やメンテナンス作業の作業性を
著しく向上させることが出来ると共に、高密度実装の実
現に基づいて装置規模の大規模集積化を可能とする光フ
ァイバ配線切替装置を提供することを目的とする。 【構成】 マトリクスボード1に保持された複数の第1
光ファイバ6と、光ファイバ配列ボード10に保持され
て前記複数の第1光ファイバ6に結合される第2光ファ
イバ8との間で任意の切替を行なう光ファイバ配線切替
装置であって、任意に選択された前記第2光ファイバ8
から選択された任意の第2光ファイバ8をマトリクスボ
ード1に対して略垂直方向に進退して前記第1光ファイ
バ6に対し接続又は接続を解除する切替ロボット21
と、前記接続を解除されて弛緩した任意の第2光ファイ
バ8を光ファイバ配列ボード10方向へ巻取る巻取り機
構11と、この巻取った第2光ファイバ8を前記切替ロ
ボット21に受渡しするコネクタスライド機構20とを
備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆通信の分野等で利
用される光ファイバの配線切替装置及びその切替方法に
関し、より詳しくは、マトリクスボードに配線された複
数の光ファイバから任意の光ファイバを切替ロボットで
選択して切り替る配線切替装置とその切替方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】公衆通信の分野に応用される従来の光通
信技術は、図5に示すように電話局内にマトリクスボー
ド1を設置し、このマトリクスボード1に加入者用の光
ファイバケーブル9と局内用の光ファイバケーブル7と
をそれぞれ配線して、経済的な通信網を形成するように
している。
【0003】上記マトリクスボード1には面状に配列さ
れた複数のコネクタ孔2が縦横のマトリクス形にして穿
設されるとともに、この複数のコネクタ孔2に接続用の
コネクタアダプタがそれぞれ内蔵して挿着されており、
直立して設置されている。
【0004】別の位置には光ファイバ配列ボード10が
水平に吊持され、この光ファイバ配列ボード10の下方
にマトリクスボード1が配置された位置関係になってい
る。
【0005】一方、加入者用の光ファイバケーブル9
は、光ファイバ配列ボード10の上に懸吊して配置さ
れ、多数の第2光ファイバ8を被覆している。
【0006】この多数の第2光ファイバ8は加入者用の
光ファイバケーブル9開口端から光ファイバ配列ボード
10を縦貫して垂下している。
【0007】そして、垂下した多数の第2光ファイバ8
の先端には光コネクタ8aが装着されており、この多数
の光コネクタ8aがマトリクスボード1のコネクタアダ
プタに表面側からそれぞれ挿抜自在に挿着されている。
【0008】然して、この多数の光コネクタ8aのラン
ダムな挿着に伴い、多数の第2光ファイバ8が図5に示
すように、縦横斜めに弛み絡まった蛇行状態でマトリク
スボード1の表面に配線されている。
【0009】他方、局内用の光ファイバケーブル7は、
マトリクスボード1の裏面側に対向して水平に配置さ
れ、多数の第1光ファイバ6を被覆している。
【0010】この多数の第1光ファイバ6は局内用の光
ファイバケーブル7の開口端から突出し、その先端には
光コネクタ6aがそれぞれ付着されている。
【0011】そして、この光コネクタ6aがマトリクス
ボード1のコネクタアダプタに裏面側からそれぞれ挿抜
自在にランダムで挿着されて第1光ファイバ6と第2光
ファイバ8とを相互に接続している。
【0012】然して、マトリクスボード1に配線された
多数の第2光ファイバ8から任意の第2光ファイバ8を
選択して切り替える場合には、作業者が選択した任意の
第2光ファイバ8をマトリクスボード1から慎重に抜き
取り、その後抜き取った任意の第2光ファイバ8をマト
リクスボード1の新たなコネクタアダプタに表面側から
再度挿着して切り替えればよい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバの配
線切替は以上のように作業者が煩雑さを伴いながら多数
の第2光ファイバ8から絡みあっている任意の第2光フ
ァイバ8を選択して切り替ていたので、配線切替作業や
メンテナンス作業の作業性が非常に悪いという欠点があ
った。また、任意の第2光ファイバ8の接続替えの際、
絡んで接続されている他の第2光ファイバ8を作業者が
誤操作で結合解除したり、損傷させたりする恐れもあっ
た。
【0014】本発明は上記問題点に鑑み提案されたもの
で、配線切替作業やメンテナンス作業の作業性を著しく
向上させることが出来ると共に、高密度実装の実現に基
づいて装置規模の大規模集積化を可能とする光ファイバ
配線切替装置及びその切替方法を提供することを目的と
している。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を達成するために、列状又は面状に配列されて接続
盤に保持された複数の第1光ファイバと、前記接続盤に
対向して配列される配列盤に保持されて前記複数の第1
光ファイバに接続される第2光ファイバとの間で任意の
切替を行なう光ファイバ配線切替装置であって、 前記
第2光ファイバから選択された任意の第2光ファイバを
接続盤に対して略垂直方向に進退して前記第1光ファイ
バに対し接続又は接続を解除する切替ロボットと、前記
接続を解除されて弛緩した任意の第2光ファイバを配列
盤方向へ巻取る巻取り機構と、この巻取った第2光ファ
イバを前記切替ロボットに受渡しする受渡し機構とで構
成されることを特徴とする光ファイバ配線切替装置を提
案する。
【0016】また、本発明においては上述の目的を達成
するために、列状又は面状に配列されて接続盤に保持さ
れた複数の第1光ファイバと、前記接続盤に対向して配
列される配列盤に保持されて前記複数の第1光ファイバ
に接続される第2光ファイバとの間で任意の切替を行な
う光ファイバ配線切替方法であって、前記第2光ファイ
バから選択された任意の第2光ファイバを前記接続盤に
対し切替ロボットによって引き抜くことにより、前記第
1光ファイバと前記第2光ファイバとの接続状態を解除
する工程と、この接続状態を解除した前記第2光ファイ
バを一旦切替ロボットから離す工程と、同じく接続を解
除され弛緩した状態にある前記第2光ファイバの配列盤
に隣接してこの弛緩状態の第2光ファイバを回転して巻
取る工程と、この巻取った第2光ファイバ端を切替ロボ
ットに導入して把持させる受渡し工程と、前記第2光フ
ァイバを前記接続盤に保持された任意の第1光ファイバ
に接続する工程とを備えて構成される光ファイバ配線切
替方法を提案する。
【0017】また、前記光ファイバ配線切替装置及びそ
の切替方法において、巻取り機構は第2光ファイバをそ
の光軸方向に巻取ると共に、巻取った余長を配列盤後方
へ排出すると好適である。
【0018】また、前記光ファイバ配線切替装置及びそ
の切替方法において、第1光ファイバと第2光ファイバ
とを光コネクタで接続すると好適である。
【0019】また、前記光ファイバ配線切替装置におい
て、巻取り機構は、配列盤後方に位置して第2光ファイ
バを挾持する複数のローラ対と、これらのローラ対を選
択的に回転するための移動モータ機構とを備えると好適
である。
【0020】また、前記光ファイバ配線切替方法におい
て、巻取った第2光ファイバ端を受渡し機構で切替ロボ
ット側へ搬送する際、巻取り機構を逆回転して巻取った
第2光ファイバを配列盤前方へ送り出す操作を並行して
行うと好適である。
【0021】
【作用】本発明に係る光ファイバ配線切替装置によれ
ば、正確に動作する切替ロボットが作業者の代わりに多
数の第2光ファイバから任意の第2光ファイバを選択し
て切り替えるので、配線切替作業やメンテナンス作業の
作業性を大幅に向上させることができる。そして、任意
の第2光ファイバの接続替えの際、切替ロボットが配線
切替作業を行うので、他の第2光ファイバを作業者が誤
操作で接続を解除したり、損傷させたりする恐れを排除
することが可能となる。
【0022】また、本発明に係る光ファイバ配線切替方
法によれば、切り替えようとする選択された第2光ファ
イバを配列盤方向に巻取るため、いかに煩雑に絡みあっ
た状態の第2光ファイバをも的確に巻取ることで輻輳状
態の履歴を完全にキャンセルすることができ、輻輳を増
長させることなく任意の第2光ファイバを切り替えるこ
とができる。
【0023】また、第2光ファイバをその光軸方向に巻
取ることにより、第2光ファイバに曲げを生じることな
く巻き取ることができる(光ファイバは軸方向の引張り
に強いため)と共に、巻取った余長を配列盤後方へ排出
することにより、切替ロボットとの干渉が未然に回避で
きる。
【0024】また、第1光ファイバと第2光ファイバと
を光コネクタで接続することにより、ワンタッチで迅速
な接続動作が達成される。
【0025】また、巻取り機構が、配列盤後方に位置し
て第2光ファイバを挾持する複数のローラ対と、これら
のローラ対を選択的に回転するための移動モータ機構と
を備えることにより、巻取りモータが1個で済み、装置
の小型化と低コスト化が図れる。また、モータの移動の
際は各光ファイバがローラ対で支持されているため、干
渉が回避される。
【0026】また、巻取った第2光ファイバ端を受渡し
機構で切替ロボット側へ搬送する際、巻取り機構を逆回
転して巻取った第2光ファイバを配列盤前方へ送り出す
操作を並行して行うことにより、第2光ファイバが変に
引っ張られることが回避される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。なお、従来例に係る図5と同一部材
には同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0028】装置全体の概念を示す図1のように、接続
盤としてのマトリクスボード1に面状(50行×40
列:計2000孔)に配列された複数のコネクタ孔が縦
横のマトリクス形にして穿設されるとともに、この複数
のコネクタ孔に接続用のコネクタアダプタがそれぞれ内
蔵して挿着されており、直立して設置されている(図5
参照)。
【0029】マトリクスボード1の表面側と向い合う位
置には配列盤としての光ファイバ配列ボード10が対向
直立(僅かに傾斜して)して設置され、面状(10行×
200列:計2000孔)に配列された2000本の第
2光ファイバ8がマトリクスボード1の方向に向って出
射している。
【0030】この多数の第2光ファイバ8は加入者用の
光ファイバケーブル開口端から光ファイバ配列ボード1
0を横貫して垂下しているもので、その加入者用の光フ
ァイバケーブル9は光ファイバ配列ボード10の裏面に
配置され、多数の第2光ファイバ8を被覆している。
【0031】そして、垂下した多数の第2光ファイバ8
の先端には光コネクタ8a(図5参照)が装着されてお
り、この多数の光コネクタ8aがマトリクスボード1の
コネクタアダプタに表面側からそれぞれ挿抜自在に挿着
されている。
【0032】然して、この多数の光コネクタ8aのラン
ダムな挿着に伴い、多数の第2光ファイバ8が図1に示
すように、縦横斜めに弛み絡まった蛇行状態でマトリク
スボード1の表面に配線されている。
【0033】他方、局内用の光ファイバケーブル7は、
マトリクスボード1の裏面側に対向して水平に配置さ
れ、多数の第1光ファイバ6を被覆している。
【0034】この多数の第1光ファイバ6は局内用の光
ファイバケーブル7の開口端から突出し、その先端には
光コネクタ6a(図5参照)がそれぞれ付着されてい
る。
【0035】そして、この光コネクタ6aがマトリクス
ボード1のコネクタアダプタに裏面側からそれぞれ挿抜
自在にランダムで挿着されて第1光ファイバ6と第2光
ファイバ8とを相互に接続している。
【0036】なお、本実施例で示した加入者用の光ファ
イバケーブル9と局内用の光ファイバケーブル7との配
置関係は、全く逆であっても構わない。即ち第2光ファ
イバ8として局内用の光ファイバケーブル7であっても
良い。
【0037】光ファイバ配列ボード10と、裏面側に配
置された加入者用の光ファイバケーブル9の端部との間
には、光ファイバの巻取り機構11がある。この巻取り
機構11は、図2に示すように、各第2光ファイバ8を
個々に回動可能な1対のローラ12で挟持し、任意の第
2光ファイバ8を巻取る場合には当該第2光ファイバ8
に対応するローラ12のみを回転させるべく移動モータ
機構13が所定の場所へ移動して当該ローラ12を回転
させるよう構成される。
【0038】移動モータ機構13は、図3に示すよう
に、本実施例では200心配置(2mmピッチ)された列
方向にその本体13aがワイヤ16でリニアガイド17
に案内されて駆動され、所定位置で停止した後本体13
aから伸び出し可能なモータ14のロータ15をローラ
12に押し当てた状態でロータ15をモータ14により
回転するよう構成される。前記ワイヤ16はパルスモー
タ18によって精度良く送られる。
【0039】光ファイバ配列ボード10の上方に配設し
た受渡し機構としてのコネクタスライド機構20は巻取
ったファイバ端の光コネクタ8aを把持して切替ロボッ
ト21へバトンタッチするもので、切替ロボット21の
移動方向に対して交差する方向に移動して光コネクタ8
aを搬送するようロボットベース25に取り付けられて
いる。
【0040】そして、図4に示すように、ファイバ巻取
り前にスライド部20aのU字状のグリップ22を光フ
ァイバ配列ボード10の前方に出射された第2光ファイ
バ8に係止しておき(図4の(a)参照)、その後第2
光ファイバ8の巻取りにともない引き抜かれてきた光コ
ネクタ8aがこのグリップ22に到達して把持される
(図4の(b)参照)。光コネクタ8aを把持したグリ
ップ22は切替ロボット21の方向に光コネクタ8aを
搬送して行き、その後切替ロボット21がその光コネク
タ8aを把持する。
【0041】ところで、この搬送に伴い、巻取られた第
2光ファイバ8は光コネクタ8aの移動により光ファイ
バ配列ボード10の前方へ引きずり出されることにな
り、第2光ファイバ8に予期しない外力が作用してダメ
ージを与える懸念が有る。そこで本実施例では、上記コ
ネクタ搬送と同時に巻取った第2光ファイバ8を元に送
り出して、第2光ファイバ8が変に引っ張られることを
回避する。
【0042】前記切替ロボット21は、ハンド機構23
を備えたロボットアーム21aとそのロボットアーム2
1aを自在に動かす移動ステージ25aとで構成され
る。
【0043】本実施例では、図1に示すように、切替ロ
ボット21をそのロボットアーム21aをアーム軸伸縮
方向に移動できる移動ステージ25aを備えたロボット
ベース25に搭載している。このロボットベース25は
X,Y,Z軸全方向に移動可能な摺動機構によって自在
に移動することができる。更に,ロボットベース25は
コネクタスライド機構20を備えており、その働きは前
述のとおりである。
【0044】次に、本装置を用いた切替操作手順につい
て説明する。
【0045】任意の第2光ファイバ8を切り替える場
合、まず、ハンド機構23を持ったロボットアーム21
aを前記第2光ファイバ8端部の光コネクタ8a結合部
にマトリクスボード1垂直方向より近接させる。前記光
コネクタ8aはマトリクスボード1内のコネクタアダプ
タを介して第1光ファイバ6と結合状態にある。
【0046】この状態からロボットアーム21aが前進
して、その先端のハンド機構23が光コネクタ8aを把
持することにより、前記結合状態が解除される。
【0047】光コネクタ8aを把持した後、ロボットア
ーム21aを若干後退させコネクタアダプタより完全に
光コネクタ8aを抜き終わると、その空中にてハンド機
構23から光コネクタ8aを解放、放出し、一旦光コネ
クタ8aとハンド機構23とを解離させる。
【0048】次に、ロボットベース25のコネクタスラ
イド機構20を光ファイバ配列ボード10近傍に運ぶ。
そして、先ほど結合を解除した光コネクタ8aに対応す
る第2光ファイバ8の光ファイバ配列ボード10側の端
にスライド部20a先端のグリップ22を移動し、グリ
ップ22によって第2光ファイバ8を係止すると、その
位置で待機する。
【0049】次に、巻取り機構11によって先程の第2
光ファイバ8を巻取って行き、光コネクタ8aを手繰り
よせていくと、光コネクタ8a後部がグリップ22に到
達して自動的に把持される。その後、巻取った第2光フ
ァイバ8を今度は逆に送り出しながら、光コネクタ8a
を把持したグリップ22を切替ロボット21側へ移動
し、光コネクタ8aをロボットアーム21a先端のハン
ド機構23へ引き渡す。
【0050】再び光コネクタ8aを把持したハンド機構
23は、新規の第1光ファイバ6との接続を行うため
に、ロボットベース25を所定のマトリクスボード1位
置へ移動していく。マトリクスボード1内のコネクタア
ダプタへ直接ハンド機構23が光コネクタ8aを挿入
し、第1光ファイバ6と第2光ファイバ8との接続を完
結する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光ファ
イバ配線切替装置によれば、正確に動作する切替ロボッ
トが作業者の代わりに多数の第2光ファイバから任意の
第2光ファイバを選択して切り替えるので、配線切替作
業やメンテナンス作業の作業性を大幅に向上させること
ができる。そして、任意の第2光ファイバの接続替えの
際、切替ロボットが配線切替作業を行うので、他の第2
光ファイバを作業者が誤操作で接続を解除したり、損傷
させたりする恐れを排除することが可能となる。
【0052】また、本発明に係る光ファイバ配線切替方
法によれば、切り替えようとする選択された第2光ファ
イバを配列盤方向に巻取るため、いかに煩雑に絡みあっ
た状態の第2光ファイバをも的確に巻取ることで輻輳状
態の履歴を完全にキャンセルすることができ、輻輳を増
長させることなく任意の第2光ファイバを切り替えるこ
とができる。
【0053】また、前記光ファイバ配線切替装置及びそ
の切替方法において、巻取り機構は第2光ファイバをそ
の光軸方向に巻取ると共に、巻取った余長を配列盤後方
へ排出することにより、第2光ファイバに曲げを生じる
ことなくまた、巻取った余長を切替ロボットに干渉させ
ずに巻き取ることが出来、信頼性が高まる。
【0054】また、前記光ファイバ配線切替装置及びそ
の切替方法において、第1光ファイバと第2光ファイバ
とを光コネクタで接続することにより、ワンタッチで迅
速な接続動作が達成される。
【0055】また、前記光ファイバ配線切替装置におい
て、巻取り機構は、配列盤後方に位置して第2光ファイ
バを挾持する複数のローラ対と、これらのローラ対を選
択的に回転するための移動モータ機構とを備えることに
より、巻取りモータが1個で済み、装置の小型化と低コ
スト化が図れる。
【0056】また、前記光ファイバ配線切替方法におい
て、巻取った第2光ファイバ端を受渡し機構で切替ロボ
ット側へ搬送する際、巻取り機構を逆回転して巻取った
第2光ファイバを配列盤前方へ送り出す操作を並行して
行うことにより、第2光ファイバが変に引っ張られるこ
とが回避され、円滑な搬送が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバ配線切替装置の一実施
例の概念図である。
【図2】同じく巻取り機構の詳細図である。
【図3】同じく移動モータ機構の斜視図である。
【図4】同じくコネクタスライド機構の動作図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符号の説明】 1 マトリクスボード 6 第1光ファイバ 8 第2光ファイバ 10 光ファイバ配列ボード 11 巻取り機構 20 コネクタスライド機構 21 切替ロボット 25 ロボットベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列状又は面状に配列されて接続盤に保持
    された複数の第1光ファイバと、前記接続盤に対向して
    配列される配列盤に保持されて前記複数の第1光ファイ
    バに接続される第2光ファイバとの間で任意の切替を行
    なう光ファイバ配線切替装置であって、 前記第2光フ
    ァイバから選択された任意の第2光ファイバを接続盤に
    対して略垂直方向に進退して前記第1光ファイバに対し
    接続又は接続を解除する切替ロボットと、前記接続を解
    除されて弛緩した任意の第2光ファイバを配列盤方向へ
    巻取る巻取り機構と、この巻取った第2光ファイバを前
    記切替ロボットに受渡しする受渡し機構とで構成される
    ことを特徴とする光ファイバ配線切替装置。
  2. 【請求項2】 列状又は面状に配列されて接続盤に保持
    された複数の第1光ファイバと、前記接続盤に対向して
    配列される配列盤に保持されて前記複数の第1光ファイ
    バに接続される第2光ファイバとの間で任意の切替を行
    なう光ファイバ配線切替方法であって、前記第2光ファ
    イバから選択された任意の第2光ファイバを前記接続盤
    に対し切替ロボットによって引き抜くことにより、前記
    第1光ファイバと前記第2光ファイバとの接続状態を解
    除する工程と、この接続状態を解除した前記第2光ファ
    イバを一旦切替ロボットから離す工程と、同じく接続を
    解除され弛緩した状態にある前記第2光ファイバの配列
    盤に隣接してこの弛緩状態の第2光ファイバを回転して
    巻取る工程と、この巻取った第2光ファイバ端を切替ロ
    ボットに導入して把持させる受渡し工程と、前記第2光
    ファイバを前記接続盤に保持された任意の第1光ファイ
    バに接続する工程とを備えて構成される光ファイバ配線
    切替方法。
  3. 【請求項3】 配列盤面より略垂直方向に出射した第2
    光ファイバ群の中の巻取られる第2光ファイバに対し
    て、巻取り機構は第2光ファイバをその光軸方向に巻取
    ると共に、巻取った余長を配列盤後方へ排出する請求項
    1記載の光ファイバ配線切替装置。
  4. 【請求項4】 配列盤面より略垂直方向に出射した第2
    光ファイバ群の中の巻取られる第2光ファイバに対し
    て、巻取り機構により第2光ファイバをその光軸方向に
    巻取ると共に、巻取った余長を配列盤後方へ排出する請
    求項2記載の光ファイバ配線切替方法。
  5. 【請求項5】 第1光ファイバと第2光ファイバを接続
    する構造として光コネクタが用いられる請求項1記載の
    光ファイバ配線切替装置。
  6. 【請求項6】 第1光ファイバと第2光ファイバを接続
    する際に光コネクタが用いられる請求項2記載の光ファ
    イバ配線切替方法。
  7. 【請求項7】 巻取り機構は、配列盤後方に位置して第
    2光ファイバを挾持する複数のローラ対と、これらのロ
    ーラ対を選択的に回転するための移動モータ機構とを備
    える請求項1記載の光ファイバ配線切替装置。
  8. 【請求項8】 巻取った第2光ファイバ端を受渡し機構
    で切替ロボット側へ搬送する際、巻取り機構を逆回転し
    て巻取った第2光ファイバを配列盤前方へ送り出す操作
    を並行して行う請求項2記載の光ファイバ配線切替方
    法。
JP12596294A 1994-06-08 1994-06-08 光ファイバ配線切替装置及びその切替方法 Withdrawn JPH07333530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12596294A JPH07333530A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 光ファイバ配線切替装置及びその切替方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12596294A JPH07333530A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 光ファイバ配線切替装置及びその切替方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07333530A true JPH07333530A (ja) 1995-12-22

Family

ID=14923292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12596294A Withdrawn JPH07333530A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 光ファイバ配線切替装置及びその切替方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07333530A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157766A (en) * 1997-06-20 2000-12-05 Frances Telecom High-density and high-capacity distribution frame for optical fibers
US10895691B2 (en) 2007-10-15 2021-01-19 Telescent Inc. Scalable and modular automated fiber optic cross-connect systems

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157766A (en) * 1997-06-20 2000-12-05 Frances Telecom High-density and high-capacity distribution frame for optical fibers
US10895691B2 (en) 2007-10-15 2021-01-19 Telescent Inc. Scalable and modular automated fiber optic cross-connect systems

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0724367B1 (en) Optical fiber cross connection apparatus and method
JP2004038132A (ja) 高密度光配線盤および配線盤におけるジャンパ接続方法
US20060182406A1 (en) Large capacity automatic distributor, particularly for optic fibres; device and method for automatic connection/disconnection of the binding fibres within the distributor
JP2002107549A (ja) 回動自在に装着されたハウジングを有し光ファイバを接続するさいに使用するための集合体
JP2982600B2 (ja) ワイヤーハーネスの仮結束回路の製造方法および装置
WO2022267745A1 (zh) 光纤配线设备、光纤调度方法和系统
JP2023539359A (ja) 光ファイバ分配デバイス、及び光ファイバスケジューリング方法及びシステム
US7024760B2 (en) Method and apparatus for equipping plug housings with fitted-out cable ends of a cable
US4658503A (en) Method and apparatus for terminal insertion
WO2022267486A1 (zh) 光纤配线设备和光纤调度系统
JPH07333530A (ja) 光ファイバ配線切替装置及びその切替方法
US4757606A (en) Method and apparatus for terminal insertion
JP2709782B2 (ja) 光ファイバ方式自動化光mdf
JP2004086060A (ja) 光モジュール及び光成端箱
JPH07318821A (ja) 光ファイバ配線切替装置
KR100611820B1 (ko) 지상용 광중간 절체함
CN218003793U (zh) 带双机械手的48芯智慧光纤配线架
CN117833037B (zh) 一种便于插接线缆的电力配电柜
JP2940727B2 (ja) 光配線切替装置
CN109830869B (zh) 一种多股线芯的线材自动穿入带台阶端子中的装置
JP3256887B2 (ja) 自動配線方法及び該方法に使用する自動配線装置
JPS62113375A (ja) 導体を交差接続コネクタの端子列に電気的に接続する装置及び方法
JP2567881B2 (ja) 光ファイバ心線の搬送装置
JP3176453B2 (ja) コネクタ付き光ケーブルの接続部余長処理機構
JPH07333531A (ja) 光ファイバケーブルの分岐接続部

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010904