JPH07333351A - ガスボンベ等の検出装置 - Google Patents

ガスボンベ等の検出装置

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JPH07333351A
JPH07333351A JP1211495A JP1211495A JPH07333351A JP H07333351 A JPH07333351 A JP H07333351A JP 1211495 A JP1211495 A JP 1211495A JP 1211495 A JP1211495 A JP 1211495A JP H07333351 A JPH07333351 A JP H07333351A
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JP
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detection device
gas cylinder
dust
signal
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Application number
JP1211495A
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English (en)
Inventor
Seigo Ando
清吾 安藤
Junji Narasaki
順司 楢▲崎▼
Kitao Yamamoto
喜多男 山本
Yukinobu Sanada
幸信 真田
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴミの中に混入したガスボンベなどのような
鉄製物体からなる危険物を、梱包された状態でも検出で
きるガスボンベ等の検出装置を提供する。 【構成】 非金属材料により形成したシュート2aなど
からなるゴミ搬送部2に、金属探知装置4の金属検出部
4a,4bと地磁気探知装置5の地磁気検出部5a,5
bとを臨ませ、金属探知装置4が出力する金属検出信号
と、地磁気探知装置5が出力する磁力変動信号とが同時
に出力されると、判別回路8がガスボンベ等の鉄製物体
の通過信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミ中に混入されたガ
スボンベ等の鉄製危険物を検出する検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】不燃性の都市ゴミは、ゴミ最終処分場に
投棄する前に、回転衝撃式破砕機などを使用し、埋め立
てが可能な一定の大きさ以下に破砕することが従来から
行われている。前記不燃性ゴミの一般的破砕作業は、収
集車で集められた都市ゴミを一旦貯留場に集め、所定量
づつコンベヤで破砕機まで搬送する。そしてゴミに混入
した危険物を取り除くため、コンベヤの傍らに監視員を
配置し、危険物を発見するとコンベヤを停止して人力で
取り除くようにしている。
【0003】前記回転衝撃式破砕機は、駆動軸の周囲に
複数のスイングハンマーを取り付け、破砕されたゴミが
遠心力で周囲に飛散しないように周囲に衝撃板を配置
し、上方にゴミ投入口を配置し、下方に破砕されたゴミ
の粒度規制を行うスクリーンを配置したものである。ハ
ンマーの回転速度は、例えば1000rpmという高速
回転であるので、破砕されるゴミに掛かる衝撃はかなり
大きなものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでゴミの不法投
棄が社会的に問題となっているが、その一つに、バーベ
キュー用などに使用される小型LPガスボンベ(以下単
にガスボンベという)を都市ゴミに混入して廃棄する事
例がある。前記ガスボンベは、外径210〜300m
m、高さが200〜425、容量4.7〜24リットル
(JIS B 8233「溶接鋼製液化石油ガス容器」
の規格表示でLP−2〜LP−10)程度の大きさで、
重量が2〜10kgの程度のものがある。したがって、
通常の状態では破砕処分される前に発見可能であるが、
中には廃棄時に発覚しないように梱包して廃棄される場
合がある。
【0005】ゴミ処分場の処理量は年々増加しており、
梱包されたゴミを、一々梱包を解いて中身を検査するこ
とは不可能であり、危険物監視員に発見されずにガスボ
ンベが破砕機に送られ、破砕時の衝撃でボンベ中の残留
ガスが発火し、爆発を起こし、設備の破損などの被害が
発生する危険が大きい。したがって、例え梱包されて投
棄されたような場合でも、ガスボンベを確実に検出でき
る対策を早急に確立することが強く求められている。
【0006】本発明は、前記問題に着目してなされたも
のであり、破砕機に投入する前の搬送中のゴミの中から
ガスボンベなどの危険物を、梱包された状態でも検出で
きるガスボンベ等の検出装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のガスボンベ等の検出装置の第1の構成は、非
金属材料により形成したゴミ搬送部に、金属探知装置の
検出部と地磁気探知装置の検出部とを臨ませ、金属探知
装置が出力する金属検出信号と、地磁気探知装置が出力
する磁力変動信号とが同時に出力されると、ガスボンベ
等の鉄製物体の通過信号を出力するようにしたものであ
る。
【0008】前記ゴミ搬送部とは、ゴミ受入れコンベア
から破砕機にゴミを搬送するベルトコンベア、重力で滑
り落とすシュート、バケットコンベアなどを意味する。
そして、ベルトコンベアなど、プーリー、キャリアロー
ラ、リターンローラなど、金属材料で構成する装置を使
用すると、これらの金属、特に鉄製部財が金属探知装置
及び地磁気探知装置に反応し、ノイズの原因になる。し
かしながら、不燃性の都市ゴミ中に混入するガスボンベ
などの金属物体を検出するような場合には、単位時間当
たりのゴミ処理量にもよるが、検出器からほぼ1〜2m
以内の部分を非金属材料により構成することにより前記
ノイズの影響をなくすことを確認した。特に金属探知装
置のコイルセンサは、近くに鉄製構造体があっても問題
がないことを確認した。
【0009】前記金属探知装置の出力信号と地磁気探知
装置の出力信号とが同時に出力されたことを検出する手
段としては、特に限定はないが、好ましい手段として
は、検出信号を2値信号に変換し、ANDゲート回路な
どの論理回路によって金属探知装置の出力信号と地磁気
探知装置の出力信号との一致する部分が検出されると、
鉄製物体など強磁性体の通過信号を出力するように構成
することができる。
【0010】前記金属探知装置の検出部と地磁気探知装
置の検出部とは、それぞれ別の場所に取り付けることが
できる。この場合には、同じガスボンベ等の鉄製物体の
検出に時間差が生じる。したがって、この時間差を補正
するために、先に検出した信号と後に検出した信号とを
同期させるタイマー回路を使用することにより、両信号
を同期させることができる。
【0011】前記金属探知装置は特に限定しないが、好
ましい手段としては、高周波電流を流したコイルのイン
ピーダンスが、コイル近くにある導電性物体(例えば金
属)の有無によって変化する原理を応用したコイル検知
方式を使用することができる。前記コイルは、前記ゴミ
搬送部を取り巻いて取り付けることができる。また、ゴ
ミ搬送部上を移動するゴミに近付けてコイルを配置する
と、探知した金属がゴミ搬送部のどの部分を通過したか
を検知することができる。
【0012】使用しうる地磁気探知装置としてはフラッ
クスゲート形磁力計、プロトン磁力計など、地球資源の
物理探査に使用する磁力計などを使用することができ
る。前記目的を達成するための本発明のガスボンベ等の
検出装置の第2の構成は、ゴミ搬送部に、金属探知装置
又は地磁気探知装置の検出部と、そのゴミの移動方向下
手に、通過するゴミを透視するX線透視装置のX線管及
びX線検出部を臨ませ、前記金属探知装置又は地磁気探
知装置の検出部から検出信号が出力されると、X線透視
装置を作動させて、通過するゴミの透視像を表示装置に
表示させる制御装置を設けたものである。
【0013】X線透視装置の監視は、予めガスボンベな
どの危険物の形状を装置に記憶させておき、形状認識に
よる自動監視手段を採用することも可能であるが、姿勢
によって形状が複雑に変化するため検出精度が低下する
おそれがある。その点、目視による確認はより検出精度
を高くすることができる。1台のX線透視装置の視野範
囲が、ゴミ搬送部の幅より狭い場合には、前記幅方向に
単位X線透視装置を複数台配置し、視野に死角が生じる
ことを防止することができる。この場合各X線透視装置
は、X線の相互影響の面からは離間させる必要はない
が、一般には、装置の構造面から500〜1000mm
程度離間させる必要が認められる。
【0014】更に前記第2の構成を次の態様で実施する
ことができる。即ち、金属探知装置又は地磁気探知装置
の検出部を、ゴミ搬送部の幅方向に複数個配置し、X線
透視装置のX線の放射部及びX線検出部とをコンベアの
幅方向に移動可能に取り付け、前記複数の検出部のいず
れかの検出部がガスボンベ等の鉄製物体の通過信号を出
力すると、信号を出力した検出部によって予め定めた前
記幅方向の位置に前記X線管及びX線検出部を移動させ
るようにすることができる。
【0015】前記X線透視装置は、一定方向、且つ通常
は一定速度で移動している物体を透視するものであるか
ら、X線検出はラインセンサを用いて透視映像を検出
し、画像処理装置によりブラウン管などの表示装置上を
一定方向に移動する物体の透視画像として表示させるこ
とができる。したがっ、装置規模のコンパクト化とX線
放射量を可及的に少なくすることができる。
【0016】鉄製物体の検出信号が出力された場合の装
置的処置手段としては、音、光等による警報、コンベヤ
の停止、マニュピレータ等による取り出し、その他検出
部分の前後のゴミを系外に取り出すなど、各種の手段を
採用することができる。
【0017】
【作用】ゴミ搬送部上に検出部を臨ませた金属探知装置
と地磁気探知装置との両方が、同時に検出信号を出力す
ると、ガスボンベ等の鉄製物体が通過を知らせる信号を
出力する前記手段は、高い精度で鉄製物体を探知するこ
とができる。鉄などの強磁性体の近くでは、局地的に地
磁気が変化する。また磁場は距離の3乗に比例して減衰
する。したがってゴミ搬送部上に臨ませた地磁気検出部
の出力が変化することは、ゴミ中に強磁性体が存在する
ことを示している。しかしながら、例えば自動車は鉄部
分が多いので、ゴミ搬送部の近くに接近した場合には磁
気検出部が感知し、これがノイズとして検出される可能
性がある。
【0018】その点コイル式の金属探知器は、コイルの
近傍にのみ強い検出感度があり、距離が離れると検出感
度が急激に低下するため、自動車などが通っても検出し
ない。しかしながら、非鉄金属に対しても反応するた
め、これがノイズとして検出される。したがって、金属
探知装置の出力信号と地磁気探知装置の出力信号とが同
時に出力された場合だけ、危険物の検出信号を出力する
前記手段は、ガスボンベ検出の確度を向上させることが
できる。
【0019】X線透視画像を常時目視により監視する
と、見落としを起こすおそれがある。その点、金属探知
装置又は地磁気探知装置がガスボンベなどの金属物体を
検出すると、X線透視装置を作動させる前記手段は、金
属または強磁性体を検出したときだけ、ごく低いX線放
射量を放射することができるのて、X管の寿命延長を計
りながら、ガスボンベなどの危険物の検出精度の向上
と、ゴミから危険物を取り除く作業の能率化を図ること
ができる。
【0020】また、金属探知装置又は地磁気探知装置の
検出部をゴミ搬送部の幅方向に複数取り付け、X線透視
装置と組み合わせる前記手段は、幅の広いゴミ搬送部内
から目的のゴミを選別する作業能率を向上させることと
なる。
【0021】
【実施例】以下添付の図面を参照し、実施例により本発
明を具体的に説明する。図1に示す実施例1のガスボン
ベ等の検出装置(以下単に検出装置という)1は、ゴミ
搬送部2を形成するシュート2aは、木材と強化プラス
チック(FRP)とで滑り台状に形成し、上端側を蝶番
(図示せず)を介して木材など電気的絶縁体からなるフ
レーム3に取付け、裏側からリフト(図示せず)によっ
てシュート2aの傾斜角を変更可能に取付けた。なお必
要に応じ、前記リフトも支持部は木材など電気的絶縁体
を使用する。そして、シュート2aを取り巻いてコイル
からなる金属検出部4と、シュート2aの上方に地磁気
を検出する磁気検出部5とを配置したものである。
【0022】前記シュート2aは、ベルト幅2m、長さ
約2.5m、傾斜角度可変形のものを使用した。金属検
出部4のコイルは、シュート2aと、その上に1mの空
間を開けた大きさのものを使用し、約1000Hzの高
周波電流によってコイルを励磁した。地磁気検出部5は
下段磁気センサ51 及び上段磁気センサ52 の2つの検
出部からなり、いずれも、いわゆる倍周波形の通常のフ
ラックスゲート形磁力計の検出部、即ち高透磁率のパー
マロイ磁芯にコイルを巻いて形成したものである。そし
て下段磁気センサ51 をシュート2aの上方に配置し、
更にその上方に距離Z離して上段上段磁気センサ52
配置したもので、上段磁気センサ52 は、シュート2a
上を滑り落ちるガスボンベ等による地磁気の影響をより
受けにくい位置の地磁気を検出するようにした。
【0023】金属検出回路6は、高周波発振器、金属検
出部4のインピーダンス測定回路、増幅回路などからな
っており、前記増幅器は、しきい値としてビール缶など
には反応しない値を実験的に求め、感度調整した。本実
施例の金属検出回路6の出力信号は2値信号とし、ハイ
信号によって検出信号とした。また磁力変動検出回路7
は、差動増幅回路からなり、前記下段磁気センサ51
出力と上段磁気センサ52 の出力との差を出力するよう
にした。このようにしてシュート上を通過する鉄製物体
に対する感度を異なるように配置し、磁力変動検出回路
7の出力は、地磁気が鉄製物体による変化分を出力する
と共に、空間的に大きな範囲で生じた地磁気の変動は、
下段磁気センサ51 及び上段磁気センサ52 の両方が同
様に感知し、ほぼ同じ大きさの検出出力を生じさせるこ
とによって互いに相殺し、近い所を通過するガスボンベ
等の鉄製物体にのみ反応するようにした。したがって磁
力変動検出回路7は、地磁気が鉄製物体による変化分を
出力する。
【0024】そして増幅器の差動出力には、出力信号を
感知するしきい値を設け、前記LP−2のガスボンベ以
上の大きさの鉄製物体より小さい鉄製物体には反応しな
い値とし、実験的に求めて感度調整をした。本実施例の
磁力変動検出回路7の出力信号も2値信号とし、ハイ信
号によって検出信号とした。判定回路8は、タイマー回
路及びANDゲート回路によって構成し、金属検出回路
6及び磁力変動検出回路7から同時にハイ信号が出力さ
れた場合に警報を出力するようにした。この場合のタイ
マー回路は、地磁気検出部5と金属検出部4とが互いに
離れているため、両者の出力信号の同期を取るために設
けたものであり、時間差がないか、あっても十分に重な
り合うパルス幅がある場合には当然省略することができ
る。
【0025】シュート2aは、上端側にゴミを投入する
供給コンベア11を配置し、下端側に、転落するゴミの衝
撃吸収部12を設け、その先にゴミの取出しコンベア13を
取付け、ゴミが系外に飛び出すおそれのある部分にガー
ド14を取付けた。またシュート2aには、必要に応じ角
度ゲージ15を取付けることができる。実施例1のガスボ
ンベ等の検出装置1は、地磁気検出部5の近くからベル
トコンベヤなどの鉄製物体を遠ざけたので、検出精度を
向上させることができる。
【0026】本実施例の鉄製物体の通過信号は警報音に
よって行い、作業員が手動でベルトコンベヤ11,13の電
源を遮断するようにした。本発明の警報はこれに限定さ
れず、ベルトコンベヤ11,13の動力を自動的に遮断する
ようにしてもよく、またガスボンベが混入している部分
のゴミを系外に取り出せるようにしてもよい。なお、図
1に示す符号9はリセットスイッチを、10は警報器をそ
れぞれ示している。
【0027】次に実施例1の動作を説明する。図2は、
図1に示すシュート2a上に厚さ30〜40cmの不燃
ゴミ中にLP−2〜LP−10のガスボンベが混入した
場合を想定して模型的に示したものである。図2の上段
は金属検出部4が出力するインピーダンス変化を示して
おり、第2段は前インピーダンス変化のしきい値(点線
で示す)以上の変化をハイ信号とした出力信号を示して
いる。第3段は、磁気検出部5の磁力変化を示してお
り、第4段は前記磁力変化のしきい値(点線で示す)以
上の変化をハイ信号とした出力信号を示している。第5
段は判定回路8の出力信号を示し、リセットスイッチ9
が押されるまで信号の出力を継続させるものである。
【0028】図2において、時間T1 では、アルミニウ
ム製物体が通過し、金属検出回路6が検出信号を出力し
たが、地磁気検出部5は反応を示さない場合で、判定回
路8は両警告信号を出力しない。同様に時間T2 では、
例えばゴミを運搬するショベルカー(図示せず)がシュ
ート2aの近くを通過したために磁力変動検出回路7の
みが鉄製物体の通過を検出し、反対に金属検出部4が反
応を示さず金属検出回路6は検出信号の出力がなく、前
記と同様に判定回路8は警告信号を出力しない場合を示
している。即ち、磁気検出回路は差動方式となっている
が、近くを通過するショベルカーの大きさや位置によっ
てはこのような誤検出をする場合がある。
【0029】以上に対し時間T3 では、ガスボンベ(図
示せず)が実際に搬送されたため、金属検出部4と地磁
気検出部5との両方が同時に反応し、金属検出回路6及
び磁力変動検出回路7とに同時部分が検出され、信号が
出力され、判定回路8から警告信号を出力したことを示
している。本実施例では、監視員(図示せず)がリセッ
トスイッチ9をオンするまで出力し続けるように構成し
た。
【0030】以上のとおり、実施例1のガスボンベ等の
検出装置は、高い確度で目標とする大きさの鉄製物体の
通過を検出することができる。したがって、梱包された
ガスボンベのように外見から分からない場合でも、爆発
による人身事故、設備破損などを未然に防止し、安全を
確保することができる。図3〜図7に示す実施例2の検
出装置1は、実施例1の地磁気検出部5(図1)の代わ
りに2個の地磁気検出部5a,5bを、シュート2aの
幅方向2か所に配置したものであり、ガスボンベ等の金
属物体が存在する位置を、シュート2aの幅方向に対
し、より正確に位置検出できるようにしたものである。
【0031】図3〜7において、下段磁気センサ5a1
b1は、実施例1の下段磁気センサ51 と同様の機能の
ものであり、上段磁気センサ5a2, b2は、実施例1の
上段磁気センサ52 と同様の機能のものである。上記の
ように地磁気検出部5a,5bを2系統としたことによ
り、付随する回路を2系統(サフィックスa,bによっ
て区別する)とした他は実施例1と同様に構成したの
で、同様の部材には同じ数字による符号を付し説明を省
略する。なお金属検出部4は図示を省略した。
【0032】次に図5〜7によって実施例2の検出装置
1の動作を説明する。図5のAに示すように、鉄製物体
16が地磁気検出部5aの下方を通過すると、図5のBに
示すように、近い位置にある下段磁気センサ5a1は強く
影響を受け、信号を出力するが、離れた位置にある下段
磁気センサ5b1の受ける影響はごく小さく、信号は出力
されない。
【0033】したがって図5のBに示すように、判定回
路8aからは鉄製物体通過信号強度h1 が出力される
が、判定回路8bからは鉄製物体通過信号は出力されな
いため、鉄製物体16が地磁気検出部5a側を通過したこ
とを知ることができる。次に図6のAに示すように、鉄
製物体16が地磁気検出部5aと地磁気検出部5bとの中
間を通過すると、下段磁気センサ5a1,5b1の受ける影
響は同様となり、図6のBに示すように、判定回路8
a,8bから出力される鉄製物体通過信号強度h2a,h
2bは、前記鉄製物体通過信号強度h1 より低い強度で、
しかも同等(h2a≒h2b)の強さとなるので、鉄製物体
16がシュート2aの中央部を通過したたことを知ること
ができる。
【0034】また鉄製物体16の通過位置が、図7のAに
示すように地磁気検出部5bに近い中間位置を通過する
と、下段磁気センサ5b1の受ける影響が下段磁気センサ
a1の受ける影響より大きくなるので、図7のBに示す
ように、判定回路8aから出力される鉄製物体通過信号
強度h3aはh2a≒h2b>h3aとなるのに対し、鉄製物体
通過信号強度h3bはh1 >h3b>h2a>h3aとなる。し
たがって、鉄製物体16がより地磁気検出部5bに近いシ
ュート2aの中間部分を通過したことを知ることができ
る。
【0035】図8に示す実施例3の検出装置1は、4個
のコイルからなる金属検出部4a,4b,4c,4dを
シュート2aの上方に、しかも幅方向に並列配置した他
は実施例1と同様に実施したものである。なお、実施例
1と同様の部材は図示を省略した。図8のAに示すよう
に、鉄製物体16が金属検出部4aと4bとの間のシュー
ト2a上を通過すると、各金属検出部4a,4b,4
c,4dごとの判定回路8a,8b,8c,8dの出力
する鉄製物体通過信号は、図8のBに示すグラフ図のよ
うに、ha ≒hb ≫hc >hd となり、実施例2と同様
に鉄製物体16の通過位置を知ることができる。
【0036】以上説明した実施例1〜3のゴミ搬送部2
は、いずれもシュート2aによって実施したが、これを
ベルトコンベア、バケットコンベア(いずれも図示せ
す)など他の搬送手段によって実施することもできる。
図9〜14に示す実施例4の検出装置1は、ベルトコンベ
ア2b,2cからなるゴミ搬送部2を使用し、これに2
個の地磁気検出部5a,5bとX線透視装置18とを取り
付けて実施したものである。地磁気検出部5a,5bは
実施例2に示したものと同様のものを使用した。なお、
図9に示す符号17は地磁気信号処理装置を示し、地磁気
検出部5a,5bは、紙面に垂直方向に平行して配置さ
れている。
【0037】先ず第9図によって実施例4の検出装置1
のブロック回路構成を説明する。図9において、地磁気
検出部5aの下段磁気センサ5a1の検出信号と、上段磁
気センサ5a2の検出信号とを磁力変動検出回路7aに与
え、また、地磁気検出部5bの下段磁気センサ5b1の検
出信号と、上段磁気センサ5b2の検出信号とを磁力変動
検出回路7bに与え、磁力変動検出回路7a,7bから
出力される信号を通過位置検出回路17aに与える。
【0038】通過位置検出回路17aにおいて、ガスボン
ベなどの鉄製物体がベルトコンベア2bの地磁気検出部
5a側、地磁気検出部5b側、及び中央のいずれかが判
別され、X線制御回路19aに与える。なお、前記実施例
2の説明から明らかなように、2個の地磁気検出部5
a,5bの出力する信号強度の大きさを比較することに
よって、かなり狭い幅で鉄製物体16の位置を検出するこ
とが可能である。
【0039】X線制御回路19aはサーボモータ18eを制
御し、X線管18a及び検出部18bを通過位置検出回路17
aの指定する位置に移動させると共に、X線管18aから
X線を放射させる。X線透視画像信号は、検出部18bか
ら画像処理回路20に出力され、画像処理演算を行ったの
ち表示装置20aに表示させる。したがって、作業員は検
出された鉄製物体16がガスボンベなどの危険物であるか
否かを的確に判断することができると共に、鉄性物体が
通過するときのみX線透視装置18を作動させるので、監
視作業効率の向上とX線透視装置18の寿命を大幅に延長
させることができる。
【0040】また図9において、X線透視装置18はX線
制御部19によって制御される。X線制御部19は、ゴミの
通過位置の上側に配置したX線管18aと、下側に配置し
た検出部18bとを、鉄製物体が通過する位置までサーボ
モータ19bによって所定位置に移動させるようにした。
前記検出部18bから出力された透視信号は画像処理装置
20に与えられ、画像処理されたのち、透視画像をCRT
などの表示装置20aに表示させる。
【0041】次に図10〜14によって地磁気検出部5a,
5b及びX線透視装置18について概要を説明する。図10
に示すとおり、ゴミ(図示せず)は、供給コンベア11に
よってベルトコンベア2bに供給され、ここで地磁気検
出部5a,5bによって鉄性物体(図示せず)の有無が
自動監視される。地磁気検出部5a,5bについては、
図1〜7と同様の構成であり、説明を省略する。
【0042】ベルトコンベア2bは、図11〜12に示すと
おり、地磁気検出部5a,5bの直下部分にはキャリア
ローラを配置せず、ベルトの下に非金属材料からなるス
ライド板21aによって、ゴム製ベルト21が搬送物の重み
で垂れ下がらないようにし、側方は、FEPやPVC製
のサイドスカート21bを配置して、ゴミのこぼれ落ちを
防止した。また、地磁気検出部5a,5bの直下部分の
上流・下流側の1〜2mの範囲(図11のLの部分)のフ
レーム21cをFRP製とし、その下側のリターンローラ
21dもエンジニアリング樹脂、セラミックなどの非金属
製としてノイズ発生を防止するようにした。
【0043】なお、図11に示す符号21eは鉄製のキャリ
アローラ、21fは鉄製スナッププーリー、21gは表面に
ゴムライニングを施した鉄製のインパクトローラであ
り、ベルトコンベア2bから落下するゴミの衝撃によっ
てベルト21が損傷しないようにしており、21hは鉄製の
駆動プーリー、21iは鉄製の従動プーリであり、前記以
外のフレーム類(図示せず)も総て鉄製とした。
【0044】X線透視装置18及びベルトコンベア2c部
分を図13,14によって説明する。ベルトコンベア2c
は、ベルトコンベア2bと同様であるので、図11,12と
同じ符号を付し説明を省略する。また、図14において、
X線管18a及びX線の検出部18bを、ガイドレール18
c,18d上を移動させる手段は、従来からの用いられて
いる通常の手段を用いることができるので、説明を省略
する。なお図13の符号18eはX線遮蔽板である。
【0045】X線管18a及びラインセンサからなるX線
の検出部18bは、金属通過を検出した地磁気検出部5
a,5b側に移動し、ベルト21上を移動するゴミを透過
したX線を1次元的図形信号として検出する。ベルトコ
ンベア2bは一定速度で移動しているので、これと同期
して画像をCRTなどの表示装置20a上に形成させるこ
とにより、X線の透過強度に依存して物体の形状を表示
させることができる。
【0046】地磁気検出部5a,5bから鉄などの強磁
性物体の検出信号が出力されない間は、X線透視装置18
の作動は休止する。また、ベルトコンベア2cを通過し
たゴミは取出しコンベア13を通じてゴミの貯留場(図示
せず)など所定の場所に輸送される。実施例4の変形例
として、比較的幅の狭いベルトコンベア2cを使用し、
X線透視装置を固定した他は実施例3と同様に実施し
た。またベルトコンベア2cの幅方向に死角が生じない
ように、複数のX線透視装置を固定配置し、各X線透視
装置の上流部分で鉄などの強磁性物体を検出した場合
に、それぞれのX線透視装置を作動させるように構成す
ることもできる。
【0047】実施例5のガスボンベ等の検出装置は、実
施例4の地磁気検出部に代えて金属探知検出部を用いた
他は、実施例4と同様に実施した。即ち図15において、
ベルトコンベア(図示せず)の幅方向に並列的に金属探
知検出部4a,4bを配置し、金属製物体通過を検出す
ると、通過位置検出装置17aに検出信号を与える。前記
通過位置検出装置17aは、実施例4と同様に、金属物体
の通過位置信号をX線制御回路19aに与え、X線制御回
路19aは、通過位置検出装置17aから与えられる金属物
体の位置信号に基づき、X線透視装置18を制御し、画像
処理回路20から出力され、X線透視画像を表示装置20a
に表示させる。実施例5の各装置の概要は、地磁気検出
部に代えて金属探知検出部を用いた他は図10〜14と同様
であるので、図を省略する。
【0048】
【発明の効果】以上説明した本発明のガスボンベ等の検
出装置は、次の効果を得ることができる。即ち、ゴミ搬
送部上に検出部を臨ませた金属探知装置と地磁気探知装
置との両方が、同時に検出信号を出力されると、鉄製物
体の通過信号を出力する前記手段は、ガスボンベ等の鉄
製物体の通過を高い精度で検出することができる。した
がって、外見から判断できないように梱包されたガスボ
ンベでも確実に検出することが可能となり、破砕機の衝
撃による爆発などの危険を未然に防止し、安全を確保す
ることができる。
【0049】前記金属探知装置又は地磁気探知装置の検
出部を、ゴミ搬送部の幅方向に複数取り付ける前記手段
は、ゴミ搬送部上を通過する鉄製物体の位置(ゴミ搬送
部の幅方向の)を、より正確に検出することができる。
また、金属探知装置又は地磁気探知装置とX線透視装置
とを組み合わせてガスボンベなどの金属物体を検出する
前記手段は、能率的にガスボンベなどの危険物を直接目
視により検出し、しかも非常に弱いX線の使用が可能と
なるので、X線管の寿命を延長させることができるの
で、高い検出精度で、しかも経済的に有利に、危険物を
取り除く作業の能率化を図ることができる。
【0050】更に、前記金属探知装置又は地磁気探知装
置の検出部を、ゴミ搬送部の幅方向に複数取り付け、X
線透視装置と組み合わせることにより、視野が限定され
るX線透視装置を、幅の広いゴミ搬送部に適用すること
が可能にする効果がある。したがって、高い経済性を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるガスボンベ等の検出装
置の構成を説明する斜視図である。
【図2】図1のガスボンベ等の検出装置の動作を説明す
るためのタイムチャートである。
【図3】本発明の実施例2によるガスボンベ等の検出装
置の要部斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3に示す実施例2の動作説明図であり、図3
のAは物体の通過位置を示す図であり、Bは物体検出信
号の出力状況を示すグラフ図である。
【図6】図3に示す実施例2の動作説明図であり、図3
のAは物体が中央部を通過する場合を示す図であり、B
はその際の物体検出信号の出力状況を示すグラフ図であ
る。
【図7】図3に示す実施例2の動作説明図であり、図3
のAは物体がより左側部分を通過する場合を示す図であ
り、Bはその際の物体検出信号の出力状況を示すグラフ
図である。
【図8】本発明の実施例3によるガスボンベ等の検出装
置の要部斜視図及び物体検出信号出力状況を示すグラフ
図である。
【図9】図9に示す実施例4のガスボンベ等の検出装置
のブロック回路図である。
【図10】本発明の実施例4によるガスボンベ等の検出装
置の全体構成説明図である。
【図11】図10の地磁気検出部を示す部分図である。
【図12】図11のXII−XII線矢視断面図である。
【図13】図10のX線透視部を示す部分図である。
【図14】図13のX線透視部の要部斜視図である。
【図15】図11に示す実施例5のガスボンベ等の検出装置
のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 検出装置(ガスボンベ等の検出装置) 2a シュート(ゴミ搬送部) 4 金属検出部 5 地磁気検出
部 51 下段検出部 52 上段検出部 5a1 下段磁気センサ 5b1 下段磁気セ
ンサ 5a2 上段磁気センサ 5b2 上段磁気セ
ンサ 6 金属検出回路 7 作動検出回
路 8 判定回路 8a 判定回路 8b 判定回路 8c 判定回路 8d 判定回路 9 リセットス
イッチ 10 警報器 16 鉄製物体 17 地磁気信号処理装置 17a 通過位置検
出回路 18 X線透視装置 18a X線管 18b 検出部 18c ガイドレー
ル 18d ガイドレール 18e サーボモー
タ 19 X線制御部 19a 制御回路 20 画像処理回路 20a 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真田 幸信 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非金属材料により形成したゴミ搬送部
    に、金属探知装置の検出部と地磁気探知装置の検出部と
    を臨ませ、金属探知装置が出力する金属検出信号と、地
    磁気探知装置が出力する磁力変動信号とが同時に出力さ
    れると、ガスボンベ等の鉄製物体の通過信号を出力する
    ようにしたガスボンベ等の検出装置。
  2. 【請求項2】 金属探知装置の検出部と地磁気探知装置
    の検出部とを、ゴミ搬送部上の前後した位置に配置し、
    前記鉄製物体を先に検出した信号と、後に検出した信号
    との時間差を無くして信号処理するタイマ回路を設けた
    請求項1記載のガスボンベ等の検出装置。
  3. 【請求項3】 前記金属探知装置及び地磁気探知装置の
    少なくとも一方の探知装置の検出部を、ゴミ搬送部の幅
    方向に複数配置した請求項1又は2記載のガスボンベ等
    の検出装置。
  4. 【請求項4】 ゴミ搬送部に、金属探知装置又は地磁気
    探知装置の検出部と、そのゴミの移動方向下手に通過す
    るゴミを透視するX線透視装置のX線管及びX線検出部
    を臨ませ、前記金属探知装置又は地磁気探知装置の検出
    部から検出信号が出力されると、X線透視装置を作動さ
    せて、通過するゴミの透視像を表示装置に表示させる制
    御装置を設けたガスボンベ等の検出装置。
  5. 【請求項5】 前記金属探知装置又は地磁気探知装置の
    検出部を、ゴミ搬送部の幅方向に複数個配置し、X線透
    視装置のX線管及び透過X線検出部とをゴミ搬送部の幅
    方向に移動可能に取り付け、前記複数の検出部のいずれ
    かの検出部がガスボンベ等の鉄製物体の通過信号を出力
    すると、信号を出力した検出部によって予め定めた前記
    幅方向の位置に前記X線管及びX線検出部を移動させる
    ようにした請求項4記載のガスボンベなどの検出装置。
  6. 【請求項6】 前記金属探知装置の金属検出部を高周波
    電流用コイルによって形成し、前記ゴミ搬送部上を移動
    するゴミが、前記高周波電流によって発生する磁束中を
    通過する位置に前記コイルを配置した請求項1,2,
    3,4又は5記載のガスボンベ等の検出装置。
  7. 【請求項7】 前記地磁気探知装置を、フラックスゲー
    ト形磁力計等の磁力計によって形成した請求項1,2,
    3,4又は5記載のガスボンベ等の検出装置。
JP1211495A 1994-04-13 1995-01-27 ガスボンベ等の検出装置 Pending JPH07333351A (ja)

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