JPH0733326A - リール幅自動検出トラバース方法及び装置 - Google Patents

リール幅自動検出トラバース方法及び装置

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JPH0733326A
JPH0733326A JP28385492A JP28385492A JPH0733326A JP H0733326 A JPH0733326 A JP H0733326A JP 28385492 A JP28385492 A JP 28385492A JP 28385492 A JP28385492 A JP 28385492A JP H0733326 A JPH0733326 A JP H0733326A
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JP
Japan
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reel
traverse
roller
photoelectric switches
optical axis
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Pending
Application number
JP28385492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Okamoto
賢一 岡本
Akira Nagamine
彰 長峯
Akira Kishimoto
明 岸本
Satoru Kamitamari
悟 上玉利
Takekichi Yuki
剛吉 結城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAIKAWA CO Ltd
SAIKAWA KK
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
SAIKAWA CO Ltd
SAIKAWA KK
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by SAIKAWA CO Ltd, SAIKAWA KK, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical SAIKAWA CO Ltd
Priority to JP28385492A priority Critical patent/JPH0733326A/ja
Publication of JPH0733326A publication Critical patent/JPH0733326A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/40Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
    • B65H2553/41Photoelectric detectors

Landscapes

  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 線条体をリールに巻き取るトラバース方法に
おいて、リール鍔の内側端を自動的に検出し、トラバー
ス幅をこれに対応して変更させ、リール幅のばらつきに
かかわらず一様な巻き取りを行う。 【構成】 トラバースローラ1ーの両側に2組の光電ス
イッチ4を具え、各光電スイッチはリール2の鍔2bを
間にし、対向して配置する。リール2とトラバースロー
ラー1との相対的な移動によって、光電スイッチ間の光
軸bがリールの鍔2bで遮断されたことから直接リール
鍔の内側端を非接触で電気的に検出し、トラバース反転
の指示を行う。このとき、検出信号をタイマーにより一
定時間遅延させ、トラバース反転のタイミングを調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機繊維等、線条体を
リールに巻き取るトラバース方法及び装置に関するもの
で、特に、リール幅を自動検出し、そのばらつきにかか
わらず、一様な巻き取りが可能なトラバース方法及び装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有機繊維,金属細線,金属コード
などの線条体をリールの巻き取り面に均一に巻き取る技
術として、トラバース幅を予め決めておき、その範囲内
で往復運動させながら巻き取りを行う円筒カム軸方式が
ある。又、特公昭52-11381号公報には、ストッパーの位
置を手動で変更することによりトラバース幅を変更でき
る接触型機械式反転機構を具えたトラバース装置が開示
されている。
【0003】しかし、前記円筒カム軸方式では、トラバ
ース幅が決まっているため、巻き取りに使用するリール
幅にばらつきがあれば、巻き取り形状が一様にならずリ
ールから線条体を引き出す際にもつれて断線するなどの
問題があった。一方、接触型機械式反転機構を具えたト
ラバース装置は、リール幅のばらつきに応じてトラバー
ス幅の変更が可能であるが、リール幅が変わるたびに調
整が必要となるばかりでなく、手動によるため極めて煩
雑である。特に、高速巻き取り(1000m/min )、細径線
(0.1 〜0.4mm φ)の巻き取りの場合、調整が困難で時
間を要するといった課題があった。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、リール幅を自動的に検
出し、そのばらつきにかかわらず一様な巻き取りができ
るトラバース方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明方法は、従来の機械式接触型のように、間
接的にトラバース幅を設定するのではなく、直接リール
の鍔の内幅を非接触で電気的に検出してトラバース反転
の指示を行うものである。その特徴は、トラバースロー
ラーの両側に2組の光電スイッチを具え、各光電スイッ
チはリールの鍔を間にし、かつリールの回転軸と交差す
る方向に対向して配置されており、リールとトラバース
ローラーとの相対的な移動によって、2組のうちいずれ
かの光電スイッチ間の光軸がリールの鍔で遮断されたこ
とを信号として検出し、この検出信号をタイマーにより
一定時間遅延してトラバース反転させることにある。
【0006】
【実施例】以下、一具体例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明トラバース装置の一部を示す正面図
で、同図において、1は線条体を供給するトラバースロ
ーラーを示し、このトラバースローラーから供給された
線条体aは、回転するリール2に整列して多層に巻き取
られる。ここで、トラバースローラー1はリール2の回
転軸と同方向(図の左右方向)に移動でき、反転機構
(図示せず)に接続され、その移動方向を変えることで
往復運動を行うことができる。
【0007】トラバースローラー1自体は、例えば対向
する2枚の直角三角形状の支持板3の間に軸止されてお
り、この支持板3の底辺両端部に1組づつ、合計2組の
光電スイッチ4が取り付けられている(図1及び図2参
照)。この光電スイッチ4は、投受光器を具え、投光器
から出射された光を受光器で受け、トラバース中、この
光軸bがリール2の鍔2bの内側で遮断されたことを信
号として検出するものである。このため、光電スイッチ
4は、リールの鍔2bを間にし、投光器4aと受光器4
bが対向するよう配置され、光軸bがリール回転軸と直
角方向を向くよう取り付けられている。そして、トラバ
ースローラー1が移動した際、リール2の鍔2bによっ
てのみ光軸bが遮断されるよう、光軸とリール巻き取り
面2aとの間隔が保たれる。即ち、光軸はできるだけ鍔
2bの外周側と接するよう配置され、巻き取りに伴い、
巻き取り面2a上の線条体aの厚みが増したときでも、
光軸が線条体と接することはない。尚、支持板3の底辺
部は、リールの鍔2bと接触しないように、円弧状の切
欠部5が設けられている。
【0008】このような装置で、巻き取りを行うと、光
電スイッチがON(光軸が遮断されない状態)の場合、
トラバースローラー1は移動し続け、一方のリールの鍔
2bに接近する。ここで、図1(A)はトラバースロー
ラー1が図面左側へ移動し、リール左側の鍔2bが左側
の光電スイッチの光軸を遮断した瞬間を示しているが、
この時光電スイッチはOFFとなり、そのことをトラバ
ース反転する信号として利用する。反転後、トラバース
ローラーが右側へ移動していった場合、リール右側の鍔
2bの位置は、右側の光電スイッチを用いて検出して同
様にトラバース反転する信号として用いる。
【0009】ところで、光軸の遮断をトラバース反転信
号として用いる場合、同図のトラバースローラー中央線
上に1組の光電スイッチを取り付け、この光電スイッチ
でリール両鍔の内側を検出することも考えられる。しか
し、1組の光電スイッチでは、特にトラバースローラー
の移動速度が速い場合、いかに電気的であるとはいえ、
反転対応が追いつかない。そのため、線条体はリール鍔
の内側部で巻き取られる時間が長くなり、結果的にリー
ルの巻き形状はつづみ状の不良となってしまう。
【0010】2組の光電スイッチを用いているのは、確
実にリール鍔2bの内側端を検出し、実際に線条体がリ
ール鍔の内側に到達する迄の時間を残して、反転対応の
困難性を解消するためである。即ち、トラバースローラ
ー回転面と光軸には、若干の間隔があるので、リールの
鍔2bで遮蔽されたことを検出した信号は、直ちに反転
機構に反転の指示を与えるのではなく、一定時間タイマ
ーにより遅延してから指示を与えることができる。つま
り、同図に示すように、トラバースローラーの中心(回
転面)が、検出されたリールの内側端までを移動する時
間T以内にて信号を遅延し、最適なタイミングにてトラ
バース反転の指示を行うのである。
【0011】もし、反転に全く時間を要せず、瞬時に反
転が可能なら、タイマーの設定時間もTでよいことにな
るが、通常は反転にも僅かであるが時間がかかるため、
Tよりも若干短い時間で反転の指示を行う。反転指示を
行った直後のトラバースローラーの位置を図1(B)に
示す。ここで、トラバースローラーの中心が、検出され
たリールの内側端までを移動する時間Tはトラバース速
度及びトラバースローラー回転面と光軸との間隔等によ
り異なるため、適宜タイマーの設定時間を変更して反転
タイミングを調整する。
【0012】尚、このタイマーは、各光電スイッチから
の信号が同一の場合は1つでよいが、その前提として、
トラバースローラーの回転面と各光電スイッチ間の光軸
迄の距離が等しくなければならない。そして、この距離
は10mm以上離れていることが好ましい。10mm未
満になると設定時間が微小で調整しずらく、前述の光電
スイッチを一組とした場合と同様、つづみ状の巻き形状
になり好ましくない。又、この距離の上限については特
に定めはないが、大きくするとスペースをとり、装置と
して大型化するので好ましくない。リール内幅に応じて
決めればよく、一般に20〜40mmが好ましい。
【0013】本発明は、このような構成とすることで、
リール鍔の内側端を直接検出し、それに対応してトラバ
ース幅を自動的に変更できるため、リールの幅にばらつ
きがあっても確実に均一な巻き形状とすることができ
る。以上の具体例は、リールは回転するだけで、トラバ
ースローラーが移動する方式の装置について説明した
が、該ローラーは固定され、リールが回転しながらその
内幅分往復運動する方式の装置においても同様に本発明
が適用できる。
【0014】
【試験例】上記に説明した構成により、伸線機の巻き取
り用トラバース装置として実際に巻き取り作業を行っ
た。巻き取り条件は以下の通りである。 仕上げ線径:0.25mm 線速:1000m
/min トラバース速度:30mm/sec トラバースローラーの回転面と光軸との距離:30mm タイマーの設定時間:0.8秒
【0015】以上の条件にて巻き取りを行ったところ、
リール幅に関係なく一様な巻き取り形状が得られた。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば、直接リール鍔の内側端を検出し、リール幅に対応し
てトラバース幅を自動的に変更できるため、そのばらつ
きに関係なく均一な巻き取りを行うことができる。特
に、高速度や細径線の巻き取りにおいても前記効果が得
られるため、リールから線条体を引き出す際のもつれや
断線を防止でき、作業性、生産性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に用いるトラバース装置の一部を示
すもので、(A)はトラバースローラーが図面左側へ移
動し、リール左側の鍔が光電スイッチの光軸を遮断した
瞬間を示す正面図、(B)はトラバースローラーが右側
へ反転する瞬間を示す正面図である。
【図2】本発明方法に用いるトラバース装置の一部を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 トラバースローラー 2 リール 2a 巻き取り面 2b 鍔 3 支持板 4 光電スイッチ 4a 投光器 4b 受光器 5 切欠部 a 線条体 b 光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 明 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 上玉利 悟 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 結城 剛吉 新潟県柏崎市大字安田7586番地 株式会社 サイカワ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラバースローラーを介して供給される
    線条体をリールに巻き取るトラバース方法であって、前
    記トラバースローラーの両側に2組の光電スイッチを具
    え、各光電スイッチはリールの鍔を間にし、かつリール
    の回転軸と交差する方向に対向して配置されており、リ
    ールとトラバースローラーとの相対的な移動によって、
    前記2組のうちいずれかの光電スイッチ間の光軸がリー
    ルの鍔で遮断されたことを信号として検出し、この検出
    信号をタイマーにより一定時間遅延してトラバース反転
    させることを特徴とするリール幅自動検出トラバース方
    法。
  2. 【請求項2】 トラバース反転機構により、リールとト
    ラバースローラーとを相対的に往復運動させて、該トラ
    バースローラーを介して供給される線条体をリールに巻
    き取るトラバース装置であって、前記トラバースローラ
    ーの両側に2組の光電スイッチを具え、リールとトラバ
    ースローラーとの相対的な移動によって、光電スイッチ
    間の光軸がリールの鍔で遮断されたことを検出できるよ
    う、各光電スイッチはリールの回転軸と交差する方向に
    対向して配置され、かつ、前記検出信号を一定時間遅延
    してからトラバース反転機構に送出するタイマー手段を
    具えたことを特徴とするリール幅自動検出トラバース装
    置。
  3. 【請求項3】 トラバースローラの回転面から各光電ス
    イッチ間の光軸までの距離が等しいことを特徴とする請
    求項2記載のリール幅自動検出トラバース装置。
  4. 【請求項4】 トラバースローラ回転面から各光電スイ
    ッチ間の光軸までの距離が10mm以上であることを特
    徴とする請求項2記載のリール幅自動検出トラバース装
    置。
JP28385492A 1992-09-28 1992-09-28 リール幅自動検出トラバース方法及び装置 Pending JPH0733326A (ja)

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JP (1) JPH0733326A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1048601A1 (de) * 1999-04-30 2000-11-02 Schärer Schweiter Mettler AG Vorrichtung zum Aufwickeln eines Fadens
JP2014001054A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Fujikura Ltd 光ファイバの巻取方法および巻取装置、ならびに光ファイバの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1048601A1 (de) * 1999-04-30 2000-11-02 Schärer Schweiter Mettler AG Vorrichtung zum Aufwickeln eines Fadens
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