JPH07333198A - 管内検査装置 - Google Patents

管内検査装置

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Publication number
JPH07333198A
JPH07333198A JP6122856A JP12285694A JPH07333198A JP H07333198 A JPH07333198 A JP H07333198A JP 6122856 A JP6122856 A JP 6122856A JP 12285694 A JP12285694 A JP 12285694A JP H07333198 A JPH07333198 A JP H07333198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tension member
inspection device
signal line
tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP6122856A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Mitsui
達也 光井
Jun Miyazawa
遵 宮澤
Kenji Morita
賢治 森田
Junichi Ando
純一 安藤
Masayuki Ishikawa
石川  雅之
Kimio Nakajima
紀美雄 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd, Tokyo Gas Co Ltd, Toho Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP6122856A priority Critical patent/JPH07333198A/ja
Publication of JPH07333198A publication Critical patent/JPH07333198A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査する多くの曲管部を通過させた場合であ
っても信号線の断線が発生しない管内検査装置を提供す
る。 【構成】 送信センサ13および受信センサ14a,1
4b間にはテンションメンバ16が張られている。テン
ションメンバ16は、各センサの端部17a〜17d、
保持部材17g〜17iにおいて固定されている。ま
た、信号線が、テンションメンバ16を中心として螺旋
状に巻付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導管の腐食をリモート
フィールド(離隔)渦流探傷法によって検証するためな
どに好適に実施することができる管内検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のリモートフィールド過流
探傷法によって検証する管内検査装置の断面図である。
この管内検査装置は、特開平5−2009などに開示さ
れている。金属製の導管1の腐食の状況を管内で検査す
るために、送信センサ3の送信コイルT1と受信センサ
4a,4bの一対の受信コイルR1A,R1BとR2
A,R2Bとがコイルばねから成る可撓性長手体2の軸
線方向に設けられる。送信コイルT1から放射された磁
界は、管1を貫通し、外部の空間を通り、再び管1を貫
通して各受信コイルR1A,R1B,R2A,R2Bに
到着する。管1を通過する電磁波の速度は、空中ないし
は土壌中である外部空間に比べて極めて小さいので、そ
の伝播時間、したがって送信コイルT1と受信コイルR
1A,R1B,R2A,R2Bとの各信号の位相差が、
管1に形成されている傷の深さに依存する。したがっ
て、受信コイルR1A,R1B,R2A,R2Bの出力
によって、管1に生じる腐食減肉を特定することができ
る。
【0003】このようなリモートフィールド渦流探傷法
を行うには、送信コイルT1と受信コイルR1A,R1
B,R2A,R2Bとの軸線は管1の軸線に一致してい
る必要があり、さもなければ、腐食減肉の誤検出を生じ
るおそれがある。
【0004】保持部材5は、送信センサ3、受信センサ
4a,4bなどの各センサの中間に設けられ、各センサ
の軸線を管軸に一致させるように保持させる。案内部材
8は、管内検査装置を検査する管内へ案内する。
【0005】テンションメンバ6は、直径1mmの線で
あり、支持点7を支点として管軸に沿って1本だけ張ら
れ、可撓性があり、左右の引張り部材に対して延びな
い。また、テンションメンバ6は、送信コイルT1から
発生する磁界に影響を与えないために非磁性体である。
【0006】図4は、管内検査装置の保持部材5付近の
部分断面図である。この図で示されるように直径2mm
の2本の信号線9a,9bがテンションメンバ6に沿っ
て張られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のテンションメン
バ6は、管内検査装置の中に1本しか張られていなく、
管内検査装置全体の長さが変わらないようになってい
る。しかし管内検査装置全体の長さが変わらないけれ
ど、送信センサ3、受信センサ4a,4bなどの各セン
サ間の長さは変動する。たとえば、管内検査装置によっ
て検査を行う場合、検査する管の曲管部を通過させたと
き、各センサの端部が引っ掛かり、各センサ間の長さが
変わることによって、テンションメンバ6に沿った信号
線9a,9bに引張力がかかる。このため、信号線9
a,9bに断線が発生する可能性がある。小口径のガス
導管は、曲管部が多数使用されているため、この導管を
検査する場合管内検査装置内の信号線9a,9bは断線
が生じやすい。
【0008】本発明の目的は、曲管部を通過させた場合
であっても信号線の断線が生じない管内検査装置を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、導管の腐食を
リモートフィールド渦流探傷法によって検査する管内検
査装置において、検査されるべき管の管軸に一致した軸
線を有する状態で管内で検査をする複数の検査手段と、
管軸付近で各検査手段の間隔を一定に保つ引張り部材
と、引張り部材を中心として螺旋状に巻付けられる検査
手段への信号線とを含むことを特徴とする管内検査装置
である。
【0010】
【作用】本発明に従えば、複数の検査手段は、検査され
るべき管の管軸に一致した軸線を有する状態で管内を検
査する。引張り部材は、管軸付近で各検査手段の間隔を
一定に保ち、検査手段への信号線は、引張り部材を中心
として螺旋状に巻付けられている。したがって、管内検
査装置を検査を行う管の曲管部を通過させた場合、検査
手段の端部が引掛かった場合でも、各検査手段間の距離
は引張り部材によって一定になり、信号は引張り部材を
中心に螺旋状に巻付けられているので、信号線に対して
過大な引っ張り力がかからなくなる。これによって、管
内検査装置内の信号線の断線が生じなくなる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるリモートフ
ィールド過流探傷法によって検証する管内検査装置の断
面図である。金属製の導管10の腐食の状況を管内で検
査するため、送信センサ13の送信コイルT10と受信
センサ14a,14bの一対の受信コイルR11A,R
11BとR12A,R12Bとがコイルばねから成る可
撓性長手体12の軸線方向に設けられる。送信コイルT
10から放射された磁界は、管10を貫通し、外部の空
間を通り、再び管10を貫通して各受信コイルR11
A,R11B,R12A,R12Bに到着する。管10
を通過する電磁波の速度は、空中ないしは土壌中であれ
ば外部空間に比べて極めて小さいので、その伝播時間、
したがって送信コイルT10と受信コイルR11A,R
11B,R12A,R12Bとの各信号の位相差が、管
10に形成されている傷の深さに依存する。したがっ
て、受信コイルR11A,R11B,R12A,R12
Bの出力によって、管10に生じている腐食減肉を特定
することができる。
【0012】このようなリモートフィールド渦流探傷法
を行うには、送信コイルT10と受信コイルR11A,
R11B,R12A,R12Bとの軸線は管10の軸線
に一致している必要があり、さもなければ、腐食減肉の
誤検出を生じるおそれがある。
【0013】保持部材15は、送信センサ13、受信セ
ンサ14a,14bなどの各センサ間に設けられ、各セ
ンサの軸線を管軸に一致させるように保持させる。案内
部材18は、管内検査装置を検査する管内へ案内する。
【0014】テンションメンバ16は、送信センサ1
3、受信センサ14a,14bなどの各センサ間に管軸
に沿って張られ、各センサの端部17a〜17fおよび
保持部材15の中間部17g〜17iなどで固定されて
いる。テンションメンバ16は、直径1mmであり、可
撓性があり、左右の引っ張りに対して延びない、また、
テンションメンバ16は、送信コイルT10から発生さ
せる磁界に影響を与えないために非磁性体である。
【0015】図2は管内検査装置の保持部材15付近の
部分断面図である。この図で示されるように、直径2m
mの2本信号線19a,19bがテンションメンバ16
を中心として、螺旋状に巻付けられている。2本の信号
線19a,19bは、このように管内検査装置のテンシ
ョンメンバ16が張っている部分全体において、螺旋状
に巻付けられている。この信号線19a,19bの外被
の内部には、各センサへの複数の信号線が入っている。
【0016】以上のように、テンションメンバ16は、
各センサ間をそれぞれ単独で結ぶ形になっており、各信
号線19a,19bはテンションメンバ16を中心とし
て螺旋状に巻付けられている。これによって、管内検査
装置が検査する管の曲管部を通過した場合に発生する信
号線への過大な引っ張り力がかからなくなる。また、各
コイル間の長さが固定されているため、同様に信号線に
過大な引っ張り力がかからなくなる。これによって、信
号線19a,19bの断線を防止することができる。た
とえば、従来の管内検査装置は、検査する管の曲管部を
2,3個所通過させた場合にも、信号線19a,19b
の断線が生じていたけれども、本実施例の管内検査装置
では、20〜30回曲管部を通過させても、信号線19
a,19bの断線は生じない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、引張り部
材は、管軸付近で各検査手段の間隔を一定に保ち、検査
手段への信号線は引張り部材を中心として螺旋状に巻付
けられる。従って、管内検査装置を検査を行う管の曲管
部を通過させた場合でも、各検査手段間の距離は引張り
部材によって一定になり、信号線は引張り部材を中心と
して螺旋状に巻付けられているので、信号線に対して過
大な引っ張り力がかからなくなる。これによって信号線
の断線が生じない管内検査装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の管内検査装置の断面図を示
す。
【図2】図1で示される保持部材15付近の部分拡大図
である。
【図3】従来の管内検査装置の断面図を示す。
【図4】図3で示される保持部材5付近の部分拡大図で
ある。
【符号の説明】
10 導管 12 可撓性長手体 13 送信センサ 14a,14b 受信センサ 15 保持部材 16 テンションメンバ 17a〜17i 固定部 18 案内部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 光井 達也 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 宮澤 遵 静岡県駿東郡長泉町下土狩344−12 (72)発明者 森田 賢治 神奈川県横浜市磯子区汐見台3−3−3308 (72)発明者 安藤 純一 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 石川 雅之 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 中嶋 紀美雄 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導管の腐食をリモートフィールド渦流探
    傷法によって検査する管内検査装置において、 検査されるべき管の管軸に一致した軸線を有する状態で
    管内で検査をする複数の検査手段と、 管軸付近で各検査手段の間隔を一定に保つ引張り部材
    と、 引張り部材を中心として螺旋状に巻付けられる検査手段
    への信号線とを含むことを特徴とする管内検査装置。
JP6122856A 1994-06-03 1994-06-03 管内検査装置 Pending JPH07333198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6122856A JPH07333198A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 管内検査装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6122856A JPH07333198A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 管内検査装置

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Publication Number Publication Date
JPH07333198A true JPH07333198A (ja) 1995-12-22

Family

ID=14846340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6122856A Pending JPH07333198A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 管内検査装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108956755A (zh) * 2018-05-31 2018-12-07 东北石油大学 小直径螺旋换热管漏磁内检测装置及串并联检测方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108956755A (zh) * 2018-05-31 2018-12-07 东北石油大学 小直径螺旋换热管漏磁内检测装置及串并联检测方法
CN108956755B (zh) * 2018-05-31 2019-07-05 东北石油大学 小直径螺旋换热管漏磁内检测装置及串并联检测方法

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