JPH0733291Y2 - 車両用灯具の複合レンズ - Google Patents

車両用灯具の複合レンズ

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Publication number
JPH0733291Y2
JPH0733291Y2 JP7647592U JP7647592U JPH0733291Y2 JP H0733291 Y2 JPH0733291 Y2 JP H0733291Y2 JP 7647592 U JP7647592 U JP 7647592U JP 7647592 U JP7647592 U JP 7647592U JP H0733291 Y2 JPH0733291 Y2 JP H0733291Y2
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JP
Japan
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lens
red
amber color
amber
transmissive
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Application number
JP7647592U
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English (en)
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JPH0636115U (ja
Inventor
光雄 山田
武昭 岡村
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用灯具に関するもの
であり、詳細にはリアコンビネーションランプなど複数
の灯色を有する灯具が複合される車両用灯具の複合レン
ズの構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具90における
複合レンズ91の構成をリアコンビネーションランプの
例で示すものが、図4及び図5であり、この種の車両用
灯具90の複合レンズ91においては、例えば尾灯用の
赤色透過レンズ92、方向指示灯用のアンバ色透過レン
ズ93、後退灯用の無色透過レンズ94などが複合され
て構成されるものであるが、仕向先の国の保安基準によ
りアンバ色透過レンズ93の車体側面に回込む部分にリ
フレックスリフレクタである赤色反射レンズ93aの取
付が必要とされない場合と、必要とされる場合とがあ
る。
【0003】従って、必要とされない場合には前記車両
用灯具90の所定位置で且つ所定範囲の面積は図4に示
すように全面が前記アンバ色透過レンズ93で形成され
るものとされるが、赤色反射レンズ93aが必要とされ
る場合には図5に示すように前記所定範囲の面積は前記
アンバ色透過レンズ93と赤色反射レンズ93aとに分
割されるものとなり、両レンズ93、93aは一体成型
或いは個別に形成された後に接着などの手段を用いて一
体化されるものとなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の複合レンズ91の構成においては、レンズ91
全体の形状が全く同一である同一車種に対しても、上記
の図4及び図5に示したように二種類若しくはそれ以上
のレンズを用意しなければならないものとなり、管理面
と生産面とを煩雑化させると共に、一つの機種に対し複
数の金型が必要となりコストアップも避けられないもの
となる問題点を生じ、これらの点の解決が課題とされる
ものとなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、灯具の所定
範囲の面積に、前記面積の全面がアンバ色透過レンズで
覆われる場合と、同じ面積がアンバ色透過レンズと赤色
反射レンズとで分割して覆われる場合とを生ずる車両用
灯具の複合レンズにおいて、前記所定範囲の面積の全面
を覆うアンバ色透過レンズを形成すると共に、このアン
バ色透過レンズの背面には前記赤色反射レンズ用の取付
リブを予めに設けておき、前記分割の必要に応じて赤色
反射レンズが前記アンバ色透過レンズの背面に前記取付
リブにより取付けられることを特徴とする車両用灯具の
複合レンズを提供することで、前記複合レンズの構成を
簡素化して従来の課題を解決するものである。
【0006】
【実施例】つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本考案に
係る車両用灯具の複合レンズであり、この複合レンズ1
は、例えば赤色透過レンズ2、アンバ色透過レンズ3及
び無色透過レンズ4が組合わされてリアコンビネーショ
ンランプ用とされるものであり、このときにアンバ色透
過レンズ3の車体側面に回込む部分に破線で示すように
赤色反射レンズ5の設置が不要である場合と、必要であ
る場合とを生ずるものである点は従来例の場合と同様で
ある。
【0007】ここで、本考案においては図2に示すよう
に前記赤色反射レンズ5が設けられる可能性を生ずる部
分、即ち車体側面に回込む部分を含めて全面をアンバ色
透過レンズ3として形成するものであり、加えて、前記
アンバ色透過レンズ3の前記赤色反射レンズ5が設けら
れる可能性を生ずる部分の背面には赤色反射レンズ取付
リブ3aが例えば枠状として設けられるものとされてい
る。
【0008】また、前記赤色反射レンズ5は別体として
形成され、図3に示すように必要に応じて前記アンバ色
透過レンズ3の赤色反射レンズ取付リブ3aに例えば高
周波溶着など適宜な手段で溶着されるものとされ、従っ
て、取付が行われた場合には前記赤色反射レンズ5は前
記アンバ色透過レンズ3の背面側で所定位置に配置され
るものとされている。
【0009】次いで、上記の構成とした本考案の作用及
び効果について説明を行えば、先ず背面に赤色反射レン
ズ5が取付けられない場合のアンバ色透過レンズ3にお
いては全面がアンバ色の状態となり、背面側に設けられ
た光源からの光をアンバ色に着色して外部に放射するも
のとなる。
【0010】また、背面に赤色反射レンズ5が取付けら
れた場合のアンバ色透過レンズ3においては、赤色反射
レンズ5に向かう外部光は先ずアンバ色透過レンズ3を
透過した後に、前記赤色反射レンズ5による反射が行わ
れ、再度アンバ色透過レンズ3を透過して観視者に達し
て、所謂リフレックスリフレクタの作用を成すものとな
る。
【0011】このときに、前記した外部光は上記したよ
うにアンバ色透過レンズ3内を往復するものとなり、第
一には色相の規定範囲からの逸脱、第二には光量の低下
が懸念されるものとなるが、本考案を成すための考案者
による試作、検討の結果では第一の色相のズレはこの種
の車両用灯具の規定に定められる範囲以内に収まること
が確認され、第二の光量の低下に対しては同じ検討の結
果で前記赤色反射レンズ5の面積を略20%増加させる
ことで補償できることが確認された。
【0012】従って、本考案の構成によれば赤色反射レ
ンズ5が必要とされるときには予めに別体として形成し
ておいた赤色反射レンズ5を取付リブ3aに取付けるこ
とで対応可能なものとなるので前記アンバ色透過レンズ
3の形状は赤色反射レンズ5の有無に係わらず同一のも
ので良いものとなる。
【0013】
【考案の効果】以上に説明したように本考案により、所
定範囲の面積の全面を覆うアンバ色透過レンズを形成す
ると共に、このアンバ色透過レンズの背面には前記赤色
反射レンズ用の取付リブを予めに設けておき、必要に応
じて赤色反射レンズが前記アンバ色透過レンズの背面に
前記取付リブにより取付けられる車両用灯具の複合レン
ズとしたことで、前記アンバ色透過レンズを前記赤色反
射レンズの有無に係わらず同一の形状で良いものとし、
これにより、車両用灯具の複合レンズを基本的には一種
類で良いものとして部品点数を低減し、生産面および管
理面を簡素化して生産性の向上に極めて優れた効果を奏
するものであり、またコストダウンにも優れた効果を併
せて奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用灯具の複合レンズの一実
施例を一部を分解した状態で示す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面を赤色反射レンズ
が取付けられない状態で示す断面図である。
【図3】 図1のA―A線に沿う断面を赤色反射レンズ
が取付けられる状態で示す断面図である。
【図4】 従来例を赤色反射レンズが必要とされない場
合の例で示す斜視図である。
【図5】 従来例を赤色反射レンズが必要とされる場合
の例で示す斜視図である。
【符号の説明】
1……複合レンズ 2……赤色透過レンズ 3……アンバ色透過レンズ 3a……赤色反射レンズ取付けリブ 4……無色透過レンズ 5……赤色反射レンズ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯具の所定範囲の面積に、前記面積の全
    面がアンバ色透過レンズで覆われる場合と、同じ面積が
    アンバ色透過レンズと赤色反射レンズとで分割して覆わ
    れる場合とを生ずる車両用灯具の複合レンズにおいて、
    前記所定範囲の面積の全面を覆うアンバ色透過レンズを
    形成すると共に、このアンバ色透過レンズの背面には前
    記赤色反射レンズ用の取付リブを予めに設けておき、前
    記分割の必要に応じて赤色反射レンズが前記アンバ色透
    過レンズの背面に前記取付リブにより取付けられること
    を特徴とする車両用灯具の複合レンズ。
JP7647592U 1992-10-09 1992-10-09 車両用灯具の複合レンズ Expired - Lifetime JPH0733291Y2 (ja)

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JP7647592U JPH0733291Y2 (ja) 1992-10-09 1992-10-09 車両用灯具の複合レンズ

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Publication Number Publication Date
JPH0636115U JPH0636115U (ja) 1994-05-13
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