JPH07332897A - 御負付き玩具花火 - Google Patents

御負付き玩具花火

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JPH07332897A
JPH07332897A JP15288294A JP15288294A JPH07332897A JP H07332897 A JPH07332897 A JP H07332897A JP 15288294 A JP15288294 A JP 15288294A JP 15288294 A JP15288294 A JP 15288294A JP H07332897 A JPH07332897 A JP H07332897A
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JP
Japan
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toy
fireworks
storage space
paper tube
giveaway
Prior art date
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Pending
Application number
JP15288294A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
博 中村
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YASUDA SHIKO KK
Original Assignee
YASUDA SHIKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観上普通の玩具花火と殆ど同じで嵩張ら
ず、しかも、輸送や販売過程で御負7を破損したりしな
い御負付き玩具花火1を提供する。 【構成】 紙管2の内部に収納スペース6を形成し、該
収納スペース6の中に玩具などの御負7を入れると共
に、その収納スペース6を蓋部材8で塞ぐようにした。
この玩具花火1は、御負7を紙管2の内部に収納するよ
うにしたため、御負7が外周に出っ張らず、また、御負
7が収納スペース6の中で保護された状態になっている
ため、輸送過程や販売時に破損するおそれがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小さい玩具などを御負
として添付するようにした御負付き玩具花火に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、怪獣などのキャラクターを紙管に
取り付けた玩具花火が、実公昭52−31341号に開
示されている。この玩具花火は、紙管の外周にキャラク
ターを突設してなるモールを巻き回するようにしたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の玩具花火
は、モールの部分が嵩張るため、輸送コストやストック
コストが高くつき、且つ、モールなしの玩具花火に比べ
て少量しか展示出来ないため販売効率も悪い問題点があ
った。また、玩具花火は、一本づつばら売りの状態で販
売するか、又は、同種又は異種のものを複数本まとめて
適当な容器に入れ、それをワンセットにして販売するの
が普通であるが、従来の玩具花火は、モールの部分が破
損し易く、その上、同種のものを一箇所にまとめておく
とモール同士が絡まるおそれがあり、さらに、別の種類
の玩具花火と一緒にしておくとモールの先で他の玩具花
火の紙管表面に傷を付けるおそれがあるなど、極めて取
り扱い難い問題点があった。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、そ
の目的は、外観上普通の玩具花火と殆ど同じで嵩張ら
ず、しかも、輸送や販売過程で御負を破損したりしない
御負付き玩具花火を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、紙管の内部に収納スペースを形成し、該収
納スペースの中に玩具などの御負を入れると共に、その
収納スペースを蓋部材又はパッキンで塞ぐようにした御
負付き玩具花火を提供する。また、前記紙管にミシン線
を形成し、収納スペース部分を切り離して内部の御負を
取り出すようにしてもよい。さらにまた、前記収納スペ
ースを紙管の頭部側に形成し、発射薬の作用で御負を紙
管の口から飛び出させるようにすることもできる。
【0006】
【作用】御負を紙管の内部に収納するようにしたため、
御負が外周に出っ張らない。また、御負が収納スペース
の中で保護された状態になっているため、輸送過程や販
売時に破損するようなおそれがない。また、紙管にミシ
ン線を入れて御負の入った収納スペースを切り離し得る
ようにすることで御負が取り出しやすく、その結果、収
納スペースの口を頑丈に塞ぐことができる。さらにま
た、発射薬の作用で御負を紙管の口から飛び出させるよ
うにすることで、玩具花火の楽しみ方のバリエーション
が豊富になる。
【0007】
【実施例1】以下に本発明の実施例1を図面を参照しつ
つ説明する。なお、図1は玩具花火の縦断面図、図2は
要部を分解して示す玩具花火の一部断面斜視図である。
【0008】噴出型の玩具花火1は、紙管2の内部に火
薬3を充填してその上下をパッキン4a,4bで塞ぎ、
さらに上のパッキン4aから火薬3の内部に導火線5を
挿通した構造である。この玩具花火1の紙管2は、下側
のパッキン4bより下にさらに延長部分2aを形成し、
該延長部分2aの内部を収納スペース6として適宜な御
負7を入れると共に、底の開口に合成樹脂製の蓋部材8
を嵌合した構造である。前記御負7は、例えば、シャボ
ン玉の液を入れた蓋付き容器7aとシャボン玉用の吹出
具7bのセットである。なお、御負7は、乗り物や人気
キャラクターの立体的なおもちゃ、シールやバッチ、ボ
ール、占いカード、知恵の輪、パズルなど、収納スペー
ス6に入る大きさのものなら何でもよい。
【0009】実施例1の玩具花火1は以上のような構成
であるため、紙管2の底の蓋部材8を外せば収納スペー
ス6内の御負7を取り出すことができる。そして、昼間
は御負7で楽しみ、夜は花火、というように、玩具花火
1の遊戯的要素が格段に増加する。また、花火遊びが危
険な幼い子供に御負7を与え、大きい子供に花火を与え
る、というように年齢の異なる兄弟を同時に満足させる
ことが可能になる。もちろん、玩具花火1と御負7の楽
しみ方は自由であり、花火を楽しんでから御負7を取り
出すようにしてもよい。
【0010】
【実施例2】図3は実施例2を示す玩具花火の一部断面
斜視図である。この実施例2の玩具花火1は下側のパッ
キン4bの直下にミシン線9を入れ、紙管2の底を第三
のパッキン4cで固定的に塞いだ構造である。この場
合、収納スペース6内の御負7を取り出すには、延長部
分2aを捻ってミシン線9の部分を破断し、収納スペー
ス6部分を切り離せばよい。この実施例2の玩具花火1
は、紙管2の底を第三のパッキン4cで固定的に塞ぐか
らミシン線9で破断するまで中の御負7が落下してしま
うおそれがなく、且つ、収納スペース6がパッキン4
b,4cで補強されて頑丈になるから御負7の安全性が
非常に高い。また、第三のパッキン4cは、既存の玩具
花火1の製造設備を使って簡単に装着・固定できるた
め、コスト及び作業能率の点で有利である。
【0011】
【実施例3】図4は実施例3を示す玩具花火の一部断面
正面図である。この実施例3の玩具花火1は、前記収納
スペース6を紙管2の頭部側に形成した点に特徴があ
る。すなわち、紙管2の内部に発射薬10を充填し、該
発射薬10の上に紙やウレタン製の簡易な中栓11を入
れ、該中栓11の上を収納スペース6となす。そして、
その収納スペース6に適当なカプセル12に入れた御負
7を収納すると共に、頭部の口を合成樹脂製の蓋部材8
で塞ぐ。
【0012】而して、実施例3の玩具花火1を使用する
には、先ず、頭部の口にある蓋部材8を外してから紙管
2側面の導火線に火を付ける。これにより内部の発射薬
10に火が付くと急激な燃焼作用で内部の圧力が一気に
上昇し、中栓11と一緒に御負7が紙管2の口から飛び
出す。このとき御負7にパラシュートを取り付けておけ
ばゆっくりと着地する。遊戯者は、御負7の飛び出す様
と玩具花火1の音を楽しみ、回収した御負7でもう一度
楽しむことができる。以上のことから明らかなように、
実施例3の玩具花火1は、明るい時間帯に主として使用
する。なお、収納スペース6の蓋部材8は、中栓11と
同様な紙やウレタンで形成して御負7と一緒に飛び出す
ようにしてもよい。また、蓋部材8を薄い紙製にして御
負7がそれを突き破って飛び出すようにすることもでき
る。
【0013】
【実施例4】図5は実施例4を示す玩具花火の正面図で
ある。この玩具花火1は、玩具花火として独立した機能
を有する二本の花火体1A,1Bを一体化し、該花火体
1A,1B同士の間に収納スペース6を設けたものであ
る。実施例4の玩具花火1は、例えば、一本の長い紙管
2の中央にミシン線9を入れ、該ミシン線9を中心にし
て上下に紙製のパッキン4d,4dを適当な間隔を置い
て固着し、さらに紙管2の上下両端の口から火薬3を充
填した後、両口にパッキン4e,4eを固着し、最後に
パッキン4e,4eから火薬3に導火線5を挿入する。
そして、前記パッキン4d,4dの間を収納スペース6
となし、パッキン4d,4dを固着する過程で内部に御
負7を組み込んでおけばよい。
【0014】上記実施例4の玩具花火1は、先ず、中央
のミシン線9を破断させて両花火体1A,1Bを分離さ
せると共に、収納スペース6内の御負7を取り出す。そ
して、両花火体1A,1Bに夫々着火し、さらに、御負
7で遊べば、一本の玩具花火1で何重にも楽しむことが
できる。
【0015】上記実施例4の玩具花火1は、図6に示す
ように、導火線5を収納スペース6側に向けるようにす
ることも可能である。それを実現するには、例えば、花
火体1A,1Bを独立させて別々に製造し、出来上がっ
た花火体1A,1Bを合成樹脂や紙の連結シール13で
接続する方法が考えられる。この玩具花火1は、一本の
紙管2にミシン線9を入れる図5の構造に比べて工程が
面倒である欠点があるものの、花火体1A,1Bを切り
離さなければ着火できないため、安全対策上好ましい。
【0016】なお、前記実施例4の玩具花火1は、収納
スペース6内に御負7を入れない場合でも技術的価値が
ある。すなわち、従来は、複数の玩具花火1をセット販
売する場合に適当な箱や袋に詰める必要があるから、そ
の分手間が掛かる問題点があるが、二本の花火体1A,
1Bを一本化して使用時に切り離すようにしておけば、
従来の玩具花火のような箱詰めや袋詰めの工程が不要に
なり、手間が掛からない。二本の花火体1A,1Bは、
同種の組み合わせにするか、異種の組み合わせにするか
によってバラエティーは無限に考えられる。
【0017】以上、本発明を上記実施例1〜4について
説明したが、もちろん本発明は上記各実施例に限定され
るものではない。例えば、上記実施例1,2,4では噴
出タイプの玩具花火について説明したが、打ち上げタイ
プの玩具花火でも実施可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明の御負付き玩具花火は、御負が紙
管の内部に収納されているため外部に出っ張らず、ま
た、収納スペースの中にあって紙管で保護された状態に
なっているため輸送過程や販売時に破損するようなおそ
れがない。そしてさらに、外部から御負を見えなくすれ
ば、御負を開封する楽しみも加わり、玩具花火の遊戯的
要素を何重にも膨らませることができる。
【0019】また、紙管にミシン線を入れて御負の入っ
た収納スペースを切り離し得るようにすることで、収納
スペースを頑丈に塞ぐことができるため、御負の破損や
落下事故の防止に効果がある。
【0020】また、発射薬の作用で御負を紙管の口から
飛び出させるようにすることで玩具花火の楽しみ方が豊
富になり、比較的単調である昼間の玩具花火に変化を与
える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 玩具花火の縦断面図である。
【図2】 要部を分解して示す玩具花火の一部断面斜視
図である。
【図3】 実施例2を示す玩具花火の一部断面斜視図で
ある。
【図4】 実施例3を示す玩具花火の一部断面正面図で
ある。
【図5】 実施例4を示す玩具花火の正面図である。
【図6】 実施例4の他の態様を示す玩具花火の一部断
面正面図である。
【符号の説明】 1 …玩具花火 2 …紙管 4a〜4e…パッキン 6 …収納スペース 7 …御負 8 …蓋部材 9 …ミシン線 10…発射薬

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙管の内部に収納スペースを形成し、該
    収納スペースの中に玩具などの御負を入れると共に、そ
    の収納スペースを蓋部材又はパッキンで塞ぐようにした
    ことを特徴とする御負付き玩具花火。
  2. 【請求項2】 前記紙管にミシン線を形成し、収納スペ
    ース部分を切り離して内部の御負を取り出すようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の御負付き玩具花火。
  3. 【請求項3】 前記収納スペースを紙管の頭部側に形成
    し、発射薬の作用で御負を紙管の口から飛び出させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の御負付き玩具
    花火。
JP15288294A 1994-06-09 1994-06-09 御負付き玩具花火 Pending JPH07332897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15288294A JPH07332897A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 御負付き玩具花火

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15288294A JPH07332897A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 御負付き玩具花火

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JPH07332897A true JPH07332897A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15550187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15288294A Pending JPH07332897A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 御負付き玩具花火

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JP (1) JPH07332897A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818599B2 (ja) * 1974-12-16 1983-04-13 三菱電機株式会社 ボウエンセイノ カイゼンサレタ トウシツセイキタイシヤヘイブツ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818599B2 (ja) * 1974-12-16 1983-04-13 三菱電機株式会社 ボウエンセイノ カイゼンサレタ トウシツセイキタイシヤヘイブツ

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