JPH07332823A - 人工雪層形成方法 - Google Patents

人工雪層形成方法

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JPH07332823A
JPH07332823A JP12721294A JP12721294A JPH07332823A JP H07332823 A JPH07332823 A JP H07332823A JP 12721294 A JP12721294 A JP 12721294A JP 12721294 A JP12721294 A JP 12721294A JP H07332823 A JPH07332823 A JP H07332823A
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JP
Japan
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floor
water mist
snow layer
water
artificial snow
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JP12721294A
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Koji Morioka
宏次 森岡
Hiroshi Kasahara
浩 笠原
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Taikisha Ltd
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Taikisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人工雪層としての霜積層の形成において、床
各部での結霜状態を調整可能とする。 【構成】 加湿手段により床2上の空気に与えた加湿水
分、又は、水ミスト供給手段14により床2上の空気に
供給した水ミストを、床2に装備の冷却手段6により結
霜させて、床2上に人工雪層としての霜積層3を形成す
る人工雪層形成方法において、床2を複数の部分域aに
区分けして、その部分域aごとに、加湿手段による加湿
水分の付与、又は、水ミスト供給手段14による水ミス
トの供給を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋内や屋外においてスキ
ー目的等のための人工雪層を形成する方法に関し、詳し
くは、加湿手段により床上の空気に与えた加湿水分、又
は、水ミスト供給手段により前記床上の空気に供給した
水ミストを、前記床に装備の冷却手段により結霜させ
て、前記床上に人工雪層としての霜積層を形成する人工
雪層形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の人工雪層形成方法は、床上空気域
の全体を氷点下に保つ必要がない点、人工雪材として吸
水性樹脂等の特殊材を要しない点、並びに、大きな動力
を要する氷塊破砕が不要である点などでコスト面におい
て優れ、また、霜結晶群からなる霜積層の性状が良質の
天然雪に近い点で雪質面において優れた方法であるが、
その具体的実施形態の一例としては、床上空気域の全体
(すなわち、雪層形成対象床の全面に対する床上空気
域)への霜発生用加湿水分の付与を、その全体空気域に
対する空調機等に装備の一つの加湿手段をもって一括に
行うものを先に提案した(特開平4−312602号参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如く雪
層形成対象床の全面について、その床上空気域の全体へ
一つの加湿手段または一つの水ミスト供給手段により霜
発生用の加湿水分や水ミストを一括して付与・供給する
形態では、床各部での結霜状態を加湿手段や水ミスト供
給手段に対する調整により各部ごとに調整するといった
ことができず、このため、何らかの原因で床各部での結
霜に差が生じることに対し、それを補正することができ
ず床各部で厚みや性状が不均一な人工雪層となることが
あり、また逆に、床の特定部分における人工雪層の厚み
や性状を用途上、他部の人工雪層に比べ意図的に異なら
せるといったこともできず、これらの点、未だ改良の余
地があった。
【0004】本発明の第1の目的は、床各部の結霜状態
を個別に調整できるようにする点にある。本発明の第2
の目的は、人工雪層の形成を能率良く行う点にある。本
発明の第3の目的は、装置・設備の軽小化を図る点にあ
る。本発明の第4の目的は、床各部の結霜状態調整を容
易に精度良く行えるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔第1特徴構成〕本発明の第1特徴構成は、加湿手段に
より床上の空気に与えた加湿水分、又は、水ミスト供給
手段により前記床上の空気に供給した水ミストを、前記
床に装備の冷却手段により結霜させて、前記床上に人工
雪層としての霜積層を形成するにおいて、前記床を複数
の部分域に区分けして、その部分域ごとに、前記加湿手
段による加湿水分の付与、又は、前記水ミスト供給手段
による水ミストの供給を行うことにある。
【0006】〔第2特徴構成〕本発明の第2特徴構成
は、上記第1特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、複数の前記部分域に対し、各別の前記
加湿手段又は前記水ミスト供給手段を配備して、それら
部分域に対する加湿水分付与又は水ミスト供給を並行し
て行うことにある。
【0007】〔第3特徴構成〕本発明の第3特徴構成
は、上記第1特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記加湿手段又は前記水ミスト供給手
段を複数の前記部分域に順次移送して、それら部分域に
対する加湿水分付与又は水ミスト供給を順次に行うこと
にある。
【0008】〔第4特徴構成〕本発明の第4特徴構成
は、上記第1、2、又は3特徴構成の実施において好適
な構成を特定するものであり、前記部分域ごとに床上空
気域をカバーで覆うことにある。
【0009】
【作用】
〔第1特徴構成の作用〕第1特徴構成においては、加湿
手段による霜発生用の加湿水分の付与、又は、水ミスト
供給手段による霜発生用の水ミストの供給を床の部分域
ごとに行うから、それら部分域ごとに、加湿水分付与量
の調整や水ミスト供給量の調整等、加湿手段や水ミスト
発生手段に対する調整をもって結霜状態を調整できる。
【0010】〔第2特徴構成の作用〕第2特徴構成にお
いては、各別配備した加湿手段や水ミスト発生手段によ
り複数の部分域に対する霜発生用の加湿水分付与や水ミ
スト供給を並行して行いながら、それら加湿手段や水ミ
スト発生手段に対する調整により、それら部分域ごとに
結霜状態を調整できる。
【0011】〔第3特徴構成の作用〕第3特徴構成にお
いては、加湿手段や水ミスト供給手段の移送により複数
の部分域に対する霜発生用の加湿水分付与や水ミスト供
給を順次に行いながら、その順次進行において部分域の
各々に対する加湿水分付与過程や水ミスト供給過程で加
湿手段や水ミスト発生手段を調整することにより、それ
ら部分域ごとに結霜状態を調整できる。
【0012】〔第4特徴構成の作用〕第4特徴構成にお
いては、部分域ごとに床上空気域をカバーで覆うことに
より、各部分域において加湿手段により付与した霜発生
用の加湿水分や水ミスト供給手段により供給した霜発生
用の水ミストが他の部分域や結霜に寄与しない周囲空気
域へ逸散することを防止する。
【0013】
【発明の効果】
〔第1特徴構成の効果〕本発明の第1特徴構成によれ
ば、雪層形成対象床の部分域ごとに結霜状態を調整でき
ることにより、何らかの原因で床各部での結霜に差が生
じる傾向があるにしても、それを補正することができて
人工雪層の厚みや性状を均等化することができ、また、
床の特定部分における人工雪層の厚みや性状を用途上、
他部の人工雪層に比べ意図的に異ならせるといったこと
も可能となる。
【0014】〔第2特徴構成の効果〕本発明の第2特徴
構成によれば、部分域ごとの結霜状態の調整を可能とし
ながらも、複数部分域に対する霜発生用の加湿水分付与
や水ミスト供給を並行して行うことにより、床全体に対
する人工雪層の形成を能率良く行うことができて、雪層
造成に必要な期間を短縮できる。
【0015】〔第3特徴構成の効果〕本発明の第3特徴
構成によれば、加湿手段や水ミスト供給手段を移送し
て、複数の部分域に対する霜発生用の加湿水分付与や水
ミスト供給を順次に行うことにより、部分域ごとの結霜
状態の調整を可能とすることに加え、加湿手段や水ミス
ト供給手段の必要装備数を少なくすることができ、ま
た、それら加湿手段や水ミスト供給手段の全体としての
装置規模を小さくすることができ、設備コストの低減が
可能となる。
【0016】〔第4特徴構成の効果〕本発明の第4特徴
構成によれば、霜発生用の加湿水分や水ミストが他の部
分域や結霜に寄与しない周囲空気域へ逸散することを防
止することで、加湿手段や水ミスト供給手段の調整によ
る部分域ごとの結霜状態調整を容易に精度良く行えるよ
うになり、また、逸散する加湿水分や水ミストにより他
の部分域における人工雪層形成に悪影響を与えることも
回避できる。
【0017】
【実施例】
〔第1実施例〕図1及び図2は屋内人工雪スキー場を示
し、1は建屋、2はゲレンデとしての人工雪層3を形成
する床である。
【0018】床2には、低温冷凍機4により冷却した低
温冷媒(例えば−10〜−20℃のブライン)を循環路
5を介し循環させる冷媒配管6を密に並設してあり、こ
の冷媒配管6による冷却をもって、床2上に人工雪層3
を形成するとともに、形成した人工雪層3の融解を防止
して人工雪層3を維持する。
【0019】つまり、上記の冷媒配管6は人工雪層形成
・維持用として床2に装備する冷却手段を構成する。
【0020】屋内空間7の全体に対する空調設備として
は、温調用コイル8、除湿器9、加湿器10を装備した
空調機11を設けてあり、還気ダクト12を介し還気し
た屋内空気(屋内換気のために一部外気を混合させても
よい)を空調機11により温湿度調整し、この調整空気
Aを給気ダクト13を介し屋内空間7に供給することで
屋内空間7の全体を空調する。
【0021】人工雪層3の形成については、床2を複数
の部分域aに区分けするとともに、床上空気域に対し微
細水ミストを供給するミスト発生装置14を部分域aの
夫々に配備し、そして、前記の冷媒配管6に対する低温
冷媒の循環運転に伴い、各々の部分域aで並行して、ミ
スト発生装置14による床上空気域への水ミスト供給を
実施することにより、それら部分域aの夫々において供
給水ミストを冷媒配管6による冷却により結霜させ、こ
れにより、床上に人工雪層3として霜積層を成長形成さ
せる。
【0022】つまり、霜積層による人工雪層3の形成に
おいて、上記のミスト発生装置14は、床上空気に対し
部分域aごとに霜発生用の水ミストを供給する水ミスト
供給手段を構成する。
【0023】部分域a夫々での霜積層形成において、各
ミスト発生装置14による水ミスト供給は初期設定的
に、あるいは、適宜に調整し、これにより、各部分域a
の結霜状態を均一化して床各部における人工雪層3を均
一にしたり、あるいは、特定部分域aの結霜状態を他の
部分域aとは意図的に異ならせて、床2の特定一部に他
部とは異なる人工雪層3を形成する等する。
【0024】なお、水ミスト供給の調整としては、部分
域aの夫々について、単位時間当たりのミスト供給量
や、ミスト供給総量、あるいは、ミスト噴霧の向きや、
供給水ミストの粒径を調整する等のことを具体例として
挙げることができる。
【0025】本例において、ミスト発生装置14は屋内
空間7の両側壁部に常設並置して、床近傍の低位置から
各部分域aに対しミスト供給する形態としてあるが、人
工雪層3の形成時にのみミスト発生装置14を部分域a
の夫々に分配配備して、雪層形成後は、それらミスト発
生装置14を他所へ格納する形態を採用してもよく、ま
た、ミスト発生装置14の配備箇所についても両側壁部
に限られるものではなく、部分域a夫々の中央における
上方位置や床部位置に配備する形態を採用してもよい。
【0026】屋内空間7の全体を空調機11により空調
することについては、温度に関しては、人工雪層3の形
成時、及び、雪層形成後の夫々において、屋内者が寒さ
を感じたり、屋内外の温度差のためにサーマルショック
を受けたりしない程度の温度に屋内空間7を温調し、一
方、湿度に関しては、人工雪層3の形成後、除湿器9に
よる除湿ないし加湿器10による加湿により、屋内空間
7における空気の絶対湿度を人工雪層3としての霜積層
の表面温度における飽和空気の絶対湿度とほぼ等しく保
ち、これにより、雪質悪化の原因となる霜積層表面から
の水分逸散及び霜積層表面での空気中水分凝結の両方を
防止する。
【0027】また、人工雪層3の形成時においては、ミ
スト発生装置14による水ミスト供給を行うことから、
空調機11による屋内空間全体についての湿度調整は特
に必要ないが、場合によっては、霜発生を促進する意味
での補助的な加湿を加湿器10により屋内空間7の全体
に対し実施してもよい。
【0028】〔第2実施例〕次に第2実施例を図3及び
図4に基づき説明する。
【0029】この第2実施例では、前述の第1実施例に
おけるミスト発生装置14を複数の部分域aに対し順次
移送する構成としてあり、この移送により、冷媒配管6
による冷却のもとで、複数の部分域aに対する霜発生用
水ミストの供給を順次に行い、霜積層による人工雪層3
を部分域aごとに順次形成する。
【0030】15は屋内空間7の両側壁部に配したミス
ト発生装置14夫々の移送を案内するレールであり、こ
のレール15による案内のもとで、ミスト発生装置14
に装備の自走装置により、あるいは、建屋1に配備した
駆動移送装置により、あるいは、人力により、各ミスト
発生装置14を屋内空間7の側壁部に沿う方向で複数の
部分域aにわたって移送する。
【0031】そして、全ての部分域aでの雪層形成が完
了したのちは、これらミスト発生装置14を雪層使用上
で邪魔にならない所定箇所に移送して格納する。
【0032】なお、本例においてはミスト発生装置14
の移送をレール15により案内する形態を示したが、こ
れに代え、図5に示すように、操向操作可能とした自走
式のミスト発生装置14や、運搬具により運搬して適宜
箇所に設置するミスト発生装置14を複数の部分域aに
順次移送する形態を採用してもよい。
【0033】〔その他の実施例〕次に、その他の実施例
を列記する。 (1)前述の各実施例においては、床上空気に対し水ミ
ストを供給して、この水ミストを結霜させる形態を示し
たが、床上空気に対し加湿手段により加湿水分を付与
し、この空気中の加湿水分を床2に装備の冷却手段6に
より冷却して結霜させる形態を採用してもよい。
【0034】(2)水ミスト供給手段としては、噴霧ノ
ズルにより水を噴霧する形式や、超音波振動により水ミ
ストを空気中へ放散する形式のもの等、種々のミスト発
生形式のものを採用でき、また、加湿手段を使用する場
合にも種々の形式の加湿器を採用でき、上記の水ミスト
供給手段と類似の加湿器として、水を噴霧してその噴霧
水を気化させる噴霧式加湿器や、超音波振動により空気
中へ水を気化させる超音波加湿器などを採用してもよ
い。
【0035】(3)水ミスト供給手段や加湿手段を複数
の部分域aに各別配備する形態、あるいは、水ミスト供
給手段や加湿手段を複数の部分域aに対し順次移送する
形態のいずれを実施する場合にも、図6に示すように、
部分域aごとに床上空気域を樹脂製等のカバー16で覆
った状態で、そのカバー内空気域に対し、水ミスト供給
手段による霜発生用の水ミスト供給や加湿手段による霜
発生用の加湿水分付与を行う形態を採用してもよい。な
お、図6において、14は水ミスト供給手段ないし加湿
手段を示し、また、カバー16の材質・形状・構造は種
々の構成変更が可能である。
【0036】また、カバー16をもって部分域aを覆う
に代え、エアーカーテンをもって部分域aの側周部を囲
うようにしてもよい。
【0037】(4)人工雪層3の形成後、あるいは、形
成途中で、雪層の性状調整として霜積層3を圧縮し、こ
れにより、床2に装備の冷却手段6から人工雪層3の表
面側への冷熱伝熱を効率良く行わせるようにしてもよ
く、また、図7に示すように、雪層形成途中にある霜積
層に水を含浸させて、この含浸水を冷却手段6により凍
結させ、そして、この凍結霜積層3’の上に更に結霜さ
せて上層雪層3としての霜積層を形成する方法、あるい
は、床2に散布した水を冷却手段6により凍結させて、
この氷層3’の上に結霜させて上層雪層3としての霜積
層を形成する方法等により、全体の層厚を確保しながら
冷却手段6から人工雪層3の表面側への冷熱伝熱効率を
高くするようにしてもよい。
【0038】(5)床1に装備する冷却手段は、冷媒配
管6を並設する形式に限定されるものではなく、床1に
おいてパネル状の冷却用熱交換器を並設するなど、冷却
手段の具体的構成は種々の変更が可能である。
【0039】(6)冷却手段6を部分域aごとに分割し
た構成とし、そして、水ミスト供給手段や加湿手段を複
数の部分域aに対し順次移送する形態、あるいは、水ミ
スト供給手段や加湿手段を複数の部分域aに各別配備す
る形態のいずれにしても、霜発生用の水ミスト供給や加
湿水分付与を複数の部分域aに対し順次に行う場合、そ
れら部分域aの夫々における冷却手段6の冷却作用も、
水ミスト供給や加湿水分付与の順次進行に合わせて順次
的に開始させ、これにより、無駄な冷却を省くようにし
てもよい。
【0040】また、冷却手段6を部分域aごとに分割し
た構成とし、そして、部分域aごとの水ミスト供給や加
湿水分付与において、水ミスト供給手段の調整や加湿手
段の調整により結霜状態を部分域aごとに調整するのに
加え、冷却手段6の冷却作用を部分域aごとに調整する
ことによる部分域aごとの結霜状態調整を合わせ実施
し、これにより、各部分域aの結霜状態をより広範に調
整できるようにしてもよい。
【0041】(7)床2は、水平面状の床、傾斜床、凹
凸のある床、あるいは、幅狭の通路状の床等、どのよう
な形態のものであってもよく、また、その床2を複数の
部分域aに区分けするにあたって、部分域aの数、平面
形状、配列等は適宜決定すればよい。
【0042】(8)本発明は屋内での人工雪層形成、あ
るいは、屋外での人工雪層形成のいずれにも適用でき、
また、その人工雪層の使用目的もアルペンスキー・ノル
ディックスキー・橇等のスポーツ、あるいは、遊戯等、
どのようなものであってもよい。
【0043】また、屋内空間でのスキー等での人工雪層
の使用にあたり、空間内壁面に配設した冷却パネルによ
り屋内人員の発生温熱を吸収するようにして、雪層維持
を補助するようにしたり、あるいは、傾斜床上に形成し
た傾斜雪層の場合、傾斜低位部から傾斜高位側へ向け雪
面に沿わせる状態で空気吹き出しするようにし、これに
より、雪面上の冷気が傾斜雪面に沿って下降するのを抑
止して雪層維持を補助するようにしてもよい。
【0044】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す側面図
【図2】第1実施例を示す平面図
【図3】第2実施例を示す側面図
【図4】第2実施例を示す平面図
【図5】その他の実施例を示す正面図
【図6】その他の実施例を示す側面図
【図7】その他の実施例を示す側面図
【符号の説明】
2 床 14 水ミスト供給手段 6 冷却手段 3 霜積層(人工雪層) a 部分域 16 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加湿手段により床(2)上の空気に与え
    た加湿水分、又は、水ミスト供給手段(14)により前
    記床(2)上の空気に供給した水ミストを、前記床
    (2)に装備の冷却手段(6)により結霜させて、前記
    床(2)上に人工雪層としての霜積層(3)を形成する
    人工雪層形成方法であって、 前記床(2)を複数の部分域(a)に区分けして、その
    部分域(a)ごとに、前記加湿手段による加湿水分の付
    与、又は、前記水ミスト供給手段(14)による水ミス
    トの供給を行う人工雪層形成方法。
  2. 【請求項2】 複数の前記部分域(a)に対し、各別の
    前記加湿手段又は前記水ミスト供給手段(14)を配備
    して、それら部分域(a)に対する加湿水分付与又は水
    ミスト供給を並行して行う請求項1記載の人工雪層形成
    方法。
  3. 【請求項3】 前記加湿手段又は前記水ミスト供給手段
    (14)を複数の前記部分域(a)に順次移送して、そ
    れら部分域(a)に対する加湿水分付与又は水ミスト供
    給を順次に行う請求項1記載の人工雪層形成方法。
  4. 【請求項4】 前記部分域(a)ごとに床上空気域をカ
    バー(16)で覆う請求項1、2、又は3記載の人工雪
    層形成方法。
JP12721294A 1994-06-09 1994-06-09 人工雪層形成方法 Pending JPH07332823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1007187C2 (nl) * 1997-10-01 1999-04-07 Jan Douwe De Ir Graaf Werkwijze en inrichting voor het bereiden van sneeuw.

Cited By (2)

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NL1007187C2 (nl) * 1997-10-01 1999-04-07 Jan Douwe De Ir Graaf Werkwijze en inrichting voor het bereiden van sneeuw.
WO1999017067A1 (en) * 1997-10-01 1999-04-08 Graaf Jan Douwe De Method and device for preparing snow

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