JP2567540B2 - 屋内人工スキー場における造雪・空調装置 - Google Patents
屋内人工スキー場における造雪・空調装置Info
- Publication number
- JP2567540B2 JP2567540B2 JP4053180A JP5318092A JP2567540B2 JP 2567540 B2 JP2567540 B2 JP 2567540B2 JP 4053180 A JP4053180 A JP 4053180A JP 5318092 A JP5318092 A JP 5318092A JP 2567540 B2 JP2567540 B2 JP 2567540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snowmaking
- air
- machine
- snow
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2303/00—Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
- F25C2303/046—Snow making by using low pressure air ventilators, e.g. fan type snow canons
Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内人工スキー場にお
ける造雪・空調装置に関する。
ける造雪・空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直線形又はL、U字形のゲレンデ
形状に対応した人工スキー場の造雪・空調装置として
は、屋外形とダクト一体形とがある。
形状に対応した人工スキー場の造雪・空調装置として
は、屋外形とダクト一体形とがある。
【0003】その屋外形は図5に示すように、ゲレンデ
Gの側面の上下にサプライダクト30とリターンダクト
31とを設け、冷却コイル32からの冷気をサプライダ
クト30の吹出口30aから吹き出し、レターンダクト
31の吸込口31aから空気を吸込んで冷却コイル32
に還流している。そして、ゲレンデGに設けた移動造雪
機Mと固定造雪機Fとから微細な水滴を噴霧し氷化させ
て造雪を行っている。
Gの側面の上下にサプライダクト30とリターンダクト
31とを設け、冷却コイル32からの冷気をサプライダ
クト30の吹出口30aから吹き出し、レターンダクト
31の吸込口31aから空気を吸込んで冷却コイル32
に還流している。そして、ゲレンデGに設けた移動造雪
機Mと固定造雪機Fとから微細な水滴を噴霧し氷化させ
て造雪を行っている。
【0004】他方、ダクト一体形は図6ないし図8に示
すように室内形であって、ゲレンデGを覆うように冷却
器、造雪機及びサプライダクトからなる複数のユニット
Uを設け、ゲレンデGの下方部分には、複数の造雪機F
Aを設けている。そのユニットUのサプライダクト33
は図示の例ではダンパ34、34を介して2台の冷却器
C、Cに接続され、複数の吹出口35が設けられ、冷却
器C、Cには吸込口36からのレターンダクト37が接
続されている。そして、吹出口35の付近には、それぞ
れ造雪機FBが設けられ、造雪用給水パイプ、給気パイ
プ38、39により図示しない給水源、給気源に接続さ
れている。
すように室内形であって、ゲレンデGを覆うように冷却
器、造雪機及びサプライダクトからなる複数のユニット
Uを設け、ゲレンデGの下方部分には、複数の造雪機F
Aを設けている。そのユニットUのサプライダクト33
は図示の例ではダンパ34、34を介して2台の冷却器
C、Cに接続され、複数の吹出口35が設けられ、冷却
器C、Cには吸込口36からのレターンダクト37が接
続されている。そして、吹出口35の付近には、それぞ
れ造雪機FBが設けられ、造雪用給水パイプ、給気パイ
プ38、39により図示しない給水源、給気源に接続さ
れている。
【0005】上記の屋外形においては、噴霧する範囲が
屋内空間において局部的となるため、空間の中で噴霧部
分だけが大きな潜熱を要し、空間全体に平均した冷熱負
荷とならない。したがって、造雪部分にだけ大容量の冷
熱を供給する必要があり、人工造雪によりゲレンデ全面
に降雪するには、造雪装置を移動させながら造雪するこ
とになり、空調装置(クーラ)は一時的負荷である造雪
負荷にみあったものを設置する必要があり、効率が悪
い。また、ダクト一体形においては、冷却器C、サプラ
イダクト30及び造雪機FBを1ユニットUとして固定
式であり、全面造雪を行うので省人化し易い。しかし、
冷却器Cは営業時と造雪時の両方に運転するために冷却
器Cにみあった負荷で造雪を行うので、雪の粒径が小さ
い。したがって、リターンダクト31への雪の巻き込み
による冷却効率の低下やメンテナンス性の低下がある。
また、室内で発生する上部の局部的な熱負荷へのフレキ
シブルな対応にも問題がある。
屋内空間において局部的となるため、空間の中で噴霧部
分だけが大きな潜熱を要し、空間全体に平均した冷熱負
荷とならない。したがって、造雪部分にだけ大容量の冷
熱を供給する必要があり、人工造雪によりゲレンデ全面
に降雪するには、造雪装置を移動させながら造雪するこ
とになり、空調装置(クーラ)は一時的負荷である造雪
負荷にみあったものを設置する必要があり、効率が悪
い。また、ダクト一体形においては、冷却器C、サプラ
イダクト30及び造雪機FBを1ユニットUとして固定
式であり、全面造雪を行うので省人化し易い。しかし、
冷却器Cは営業時と造雪時の両方に運転するために冷却
器Cにみあった負荷で造雪を行うので、雪の粒径が小さ
い。したがって、リターンダクト31への雪の巻き込み
による冷却効率の低下やメンテナンス性の低下がある。
また、室内で発生する上部の局部的な熱負荷へのフレキ
シブルな対応にも問題がある。
【0006】また、特表平3−501404号公報に
は、屋内の空気条件を冬期のスキー場と同様とし、屋外
に設けた人工造雪手段を用いて屋内のゲレンデ上に霧状
の水滴を噴霧して凝固される技術が開示されている。し
かしながら、かかる公知技術では、屋内を均一に冷却す
ることはできず、また屋内に別の空調設備を必要するの
で、熱効率が悪かった。
は、屋内の空気条件を冬期のスキー場と同様とし、屋外
に設けた人工造雪手段を用いて屋内のゲレンデ上に霧状
の水滴を噴霧して凝固される技術が開示されている。し
かしながら、かかる公知技術では、屋内を均一に冷却す
ることはできず、また屋内に別の空調設備を必要するの
で、熱効率が悪かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、屋内において均一な冷却ができ、かつ営業時の空
調作業と非営業時の造雪作業とを効果的に行うことがで
きる熱効率のよい屋内人工スキー場における造雪・空調
装置を提供することにある。
的は、屋内において均一な冷却ができ、かつ営業時の空
調作業と非営業時の造雪作業とを効果的に行うことがで
きる熱効率のよい屋内人工スキー場における造雪・空調
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の屋内人工スキー
場における造雪・空調装置によれば、屋内スキー場のゲ
レンデをあらかじめ複数の部分に区分しておき、それら
の部分の側面に複数のダンパ付吹出口を備えたサプライ
チャンバが設けられ、そのサプライチャンバの下方に複
数のダンパ付吸込口を備えたリターンチャンバが設けら
れ、サプライチャンバ内には前記各仮想部分に対応して
造雪機が設けられ、前記リターンチャンバには複数の冷
却器が設けられ、前記造雪機が走行するレールが設けら
れ、前記サプライチャンバと前記リターンチャンバとは
一部連通しており、かつ、吹出口および吸込口のダンパ
と冷却器と造雪機およびその駆動を制御する制御装置を
設けてある。
場における造雪・空調装置によれば、屋内スキー場のゲ
レンデをあらかじめ複数の部分に区分しておき、それら
の部分の側面に複数のダンパ付吹出口を備えたサプライ
チャンバが設けられ、そのサプライチャンバの下方に複
数のダンパ付吸込口を備えたリターンチャンバが設けら
れ、サプライチャンバ内には前記各仮想部分に対応して
造雪機が設けられ、前記リターンチャンバには複数の冷
却器が設けられ、前記造雪機が走行するレールが設けら
れ、前記サプライチャンバと前記リターンチャンバとは
一部連通しており、かつ、吹出口および吸込口のダンパ
と冷却器と造雪機およびその駆動を制御する制御装置を
設けてある。
【0009】
【作用効果の説明】したがって、非営業時(例えば午前
1時〜午前6時)には冷却器および造雪機を運転して、
例えば−6℃として造雪作業を行い、営業時(例えば午
前9時30分〜午後10時30分)は全ダンパを開いて
負荷を分散して、冷却機を例えば−0℃となるように制
御すれば、また造雪時には造雪部に対応するダンパを中
心に開ければよい。その際に造雪機は移動できるので、
部分負荷に好適に対応できる。そしてリターンチャンバ
から空気を吸込んで、冷却器がその空気を冷却してサプ
ライチャンバから吐出するので、サプライチャンバは空
調と造雪とを行うので、効率がよい。なお、本発明の実
施に際して適宜固定式の造雪機を設けることができる。
1時〜午前6時)には冷却器および造雪機を運転して、
例えば−6℃として造雪作業を行い、営業時(例えば午
前9時30分〜午後10時30分)は全ダンパを開いて
負荷を分散して、冷却機を例えば−0℃となるように制
御すれば、また造雪時には造雪部に対応するダンパを中
心に開ければよい。その際に造雪機は移動できるので、
部分負荷に好適に対応できる。そしてリターンチャンバ
から空気を吸込んで、冷却器がその空気を冷却してサプ
ライチャンバから吐出するので、サプライチャンバは空
調と造雪とを行うので、効率がよい。なお、本発明の実
施に際して適宜固定式の造雪機を設けることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0011】図1において、人工室内スキー場のゲレン
デGはU字状に形成され、上方側から下方側に向けて第
1部分1、第2部分2、第3部分3、第4内側部分4
a、第4外側部分4b、第5内側部分5a、第5外側部
分5b及び第6部分6と8個の部分に分割されている。
デGはU字状に形成され、上方側から下方側に向けて第
1部分1、第2部分2、第3部分3、第4内側部分4
a、第4外側部分4b、第5内側部分5a、第5外側部
分5b及び第6部分6と8個の部分に分割されている。
【0012】その第1部分の内側と外側とには、それぞ
れ固定造雪機F1、F2が設けられ、第2部分2の内側
には、移動距離L1の移動造雪機M1が設けられてい
る。第3部分3の外側には、移動距離L2の移動造雪機
M2が設けられ、第4内側部分4aの内側にかけて移動
距離L3の移動造雪機M3が設けられ、第4外側部分4
bの外側にかけて移動距離L4の移動造雪機M4が設け
られている。第4内側部分4aと第5内側部分5aの内
側にかけて移動距離L5の移動造雪機M5が設けられて
いる。第4外側部分4bの外側には、移動距離L6の移
動造雪機M6が設けられ、第5外側部分5bの外側にか
けて移動距離L7の造雪機M7が設けられている。第5
内側部分5aの内側には、移動距離L8の移動造雪機M
8が設けられ、第5外側部分5bの外側には、移動距離
L9の移動造雪機M9が設けられている。そして、第6
部分6の内側には、移動距離L10の移動造雪機M10
が設けられ、外側には移動距離L11の移動造雪機M1
1が設けられている。
れ固定造雪機F1、F2が設けられ、第2部分2の内側
には、移動距離L1の移動造雪機M1が設けられてい
る。第3部分3の外側には、移動距離L2の移動造雪機
M2が設けられ、第4内側部分4aの内側にかけて移動
距離L3の移動造雪機M3が設けられ、第4外側部分4
bの外側にかけて移動距離L4の移動造雪機M4が設け
られている。第4内側部分4aと第5内側部分5aの内
側にかけて移動距離L5の移動造雪機M5が設けられて
いる。第4外側部分4bの外側には、移動距離L6の移
動造雪機M6が設けられ、第5外側部分5bの外側にか
けて移動距離L7の造雪機M7が設けられている。第5
内側部分5aの内側には、移動距離L8の移動造雪機M
8が設けられ、第5外側部分5bの外側には、移動距離
L9の移動造雪機M9が設けられている。そして、第6
部分6の内側には、移動距離L10の移動造雪機M10
が設けられ、外側には移動距離L11の移動造雪機M1
1が設けられている。
【0013】図2において、各造雪機F1、F2及びM
1〜M11は、それぞれサプライチャンバ10内に設け
られ、このサプライチャンバ10の下方に画成されたレ
ターンチャンバ20には、複数の冷却器Cが設けられて
いる。なお、図中の符号27は熱源用機械室・造雪用機
械室、25は冷媒配管、26は造雪用配管である。
1〜M11は、それぞれサプライチャンバ10内に設け
られ、このサプライチャンバ10の下方に画成されたレ
ターンチャンバ20には、複数の冷却器Cが設けられて
いる。なお、図中の符号27は熱源用機械室・造雪用機
械室、25は冷媒配管、26は造雪用配管である。
【0014】図3において第2部分2を例に説明する
と、移動造雪機M1を収めたサプライチャンバ10と、
冷却器Cを収めたリターンチャンバ20とは、バルクヘ
ッド7で画成されている。そのサプライチャンバ10の
第2部分2側の側壁11には、スライドダンパ13を備
えた複数(図1の例では5個)の吹出口12、12・・
・が設けられ、床上には、レール14、14が側壁11
に沿って敷設されている。
と、移動造雪機M1を収めたサプライチャンバ10と、
冷却器Cを収めたリターンチャンバ20とは、バルクヘ
ッド7で画成されている。そのサプライチャンバ10の
第2部分2側の側壁11には、スライドダンパ13を備
えた複数(図1の例では5個)の吹出口12、12・・
・が設けられ、床上には、レール14、14が側壁11
に沿って敷設されている。
【0015】移動造雪機M1は、レール14、14上に
設けられ、走行駆動チェーン15で駆動される台車16
上に設けられている。その台車16上には、ホースリー
ル17が設けられ、このホースリール17には、ケーブ
ルトレイ18にガイドされた給水ホース、給気ホースキ
ャブタイヤケーブル19が巻回されている。
設けられ、走行駆動チェーン15で駆動される台車16
上に設けられている。その台車16上には、ホースリー
ル17が設けられ、このホースリール17には、ケーブ
ルトレイ18にガイドされた給水ホース、給気ホースキ
ャブタイヤケーブル19が巻回されている。
【0016】リターンチャンバ20の第2部分2側の側
壁21には、吹出口12と同数のスライドダンパ23を
備えた吸込口22が設けられており、床上には、冷却器
Cが立設されている。その冷却器Cは、下部開口24a
から吸込んだ空気を冷却し、上部開口24bからサプラ
イチャンバ10側に吐出するようになっている。また、
上部には、冷媒配管25、造雪用配管26(図2)を収
めたラック28が吊設されている。
壁21には、吹出口12と同数のスライドダンパ23を
備えた吸込口22が設けられており、床上には、冷却器
Cが立設されている。その冷却器Cは、下部開口24a
から吸込んだ空気を冷却し、上部開口24bからサプラ
イチャンバ10側に吐出するようになっている。また、
上部には、冷媒配管25、造雪用配管26(図2)を収
めたラック28が吊設されている。
【0017】そして、すべての冷却器C、造雪機F1、
F2、M1〜M11、スライドダンパ13、23、走行
駆動チェーン15の駆動モータなどは、図示しない制御
装置に接続されている。
F2、M1〜M11、スライドダンパ13、23、走行
駆動チェーン15の駆動モータなどは、図示しない制御
装置に接続されている。
【0018】次に、図4を参照してゲレンデ維持管理の
態様を説明する。制御装置は、営業日において午前1時
から冷却器C、C・・・及び各造雪機F1、F2、M1
〜M11を略6時間運転し、室温をマイナス6℃に保持
して造雪作業を行う。そして、営業時間帯(午前9時3
0分〜午後10時半)は、室温をプラス・マイナス0℃
に保持して雪の性状を維持する。なお、グルーミング日
は、ゲレンデ整備車により、ゲレンデを整備する。
態様を説明する。制御装置は、営業日において午前1時
から冷却器C、C・・・及び各造雪機F1、F2、M1
〜M11を略6時間運転し、室温をマイナス6℃に保持
して造雪作業を行う。そして、営業時間帯(午前9時3
0分〜午後10時半)は、室温をプラス・マイナス0℃
に保持して雪の性状を維持する。なお、グルーミング日
は、ゲレンデ整備車により、ゲレンデを整備する。
【0019】この際、営業時は、全ダンパ13、23を
開いて負荷を分散し、造雪時には造雪部に対応するダン
パ13、23を中心に開けることにより、負荷の集中す
る部分に対応する。また、このことにより、造雪機によ
る雪の大径化が可能となり、雪の巻き込みがなくなって
雪のもちが良くなるので、局部的な降雪が可能となる。
更に、複数の冷却器Cをまとめて配置しているので、デ
フロスト時の効率も50%から80%に向上する。
開いて負荷を分散し、造雪時には造雪部に対応するダン
パ13、23を中心に開けることにより、負荷の集中す
る部分に対応する。また、このことにより、造雪機によ
る雪の大径化が可能となり、雪の巻き込みがなくなって
雪のもちが良くなるので、局部的な降雪が可能となる。
更に、複数の冷却器Cをまとめて配置しているので、デ
フロスト時の効率も50%から80%に向上する。
【0020】また、従来のサプライダクトをサプライチ
ャンバとしたので、大粒径、大容量の造雪が可能とな
り、移動式造雪方式が可能となる。
ャンバとしたので、大粒径、大容量の造雪が可能とな
り、移動式造雪方式が可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば下記のすぐ
れた効果を奏する。 (a) 移動式の造雪機により、1台の造雪機で部分負
荷に対応できる。 (b) リターンチャンバからの冷却風をダンパ操作で
集中的にサプライチャンバ内の造雪機に送ることによ
り、大粒径、大容量の造雪が可能となる。 (c) リターンチャンバに冷却器を設け、これをサプ
ライチャンバに送るので、熱効率がよく、空調と造雪と
を好適に行うことができる。 (d) 制御装置によりダンパ、冷却器、造雪器が制御
でき、営業時、非営業時の各種作業に適応でき、効率の
よい屋内スキー場を得ることができる。
れた効果を奏する。 (a) 移動式の造雪機により、1台の造雪機で部分負
荷に対応できる。 (b) リターンチャンバからの冷却風をダンパ操作で
集中的にサプライチャンバ内の造雪機に送ることによ
り、大粒径、大容量の造雪が可能となる。 (c) リターンチャンバに冷却器を設け、これをサプ
ライチャンバに送るので、熱効率がよく、空調と造雪と
を好適に行うことができる。 (d) 制御装置によりダンパ、冷却器、造雪器が制御
でき、営業時、非営業時の各種作業に適応でき、効率の
よい屋内スキー場を得ることができる。
【図1】本発明を実施した装置を備えた屋内人工スキー
場の平面図。
場の平面図。
【図2】図1の斜視図。
【図3】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図4】ゲレンデ維持管理の一態様を示すスケジュール
図。
図。
【図5】従来装置の一例を示す斜視図。
【図6】従来装置の他例を示す斜視図。
【図7】図6の詳細図。
【図8】図7の冷却器、サプライダクト等を示す斜視
図。
図。
C・・・冷却器 F、F1、F2・・・固定造雪機 FA、FB・・・造雪機 G・・・ゲレンデ M、M1〜M11・・・移動造雪機 U・・・ユニット 1・・・第1部分 2・・・第2部分 3・・・第3部分 4a・・・第4内側部分 4b・・・第4外側部分 5a・・・第5内側部分 5b・・・第5外側部分 6・・・第6部分 7・・・バルクヘッド 10・・・サプライチャンバ 11・・・側壁 12、30a、35・・・吹出口 13、23・・・スライドダンパ 14・・・レール 15・・・走行駆動クレーン 16・・・ホースリール 18・・・ケーブルトレイ 19・・・給水ホース・給気ホース・キャブタイヤケー
ブル 20・・・レターンチャンバ 21・・・側壁 22、31a、36・・・吸込口 24a・・・下部開口 24b・・・上部開口 25・・・冷媒配管 26・・・造雪用配管 27・・・熱源用機械室・造雪用機械室 28・・・ラック 30、33・・・サプライダクト 31、37・・・レターンダクト 32・・・冷却コイル 34・・・ダンパ 38・・・造雪用パイプ 39・・・給気用パイプ
ブル 20・・・レターンチャンバ 21・・・側壁 22、31a、36・・・吸込口 24a・・・下部開口 24b・・・上部開口 25・・・冷媒配管 26・・・造雪用配管 27・・・熱源用機械室・造雪用機械室 28・・・ラック 30、33・・・サプライダクト 31、37・・・レターンダクト 32・・・冷却コイル 34・・・ダンパ 38・・・造雪用パイプ 39・・・給気用パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 屋内スキー場のゲレンデをあらかじめ複
数の部分に区分しておき、それらの部分の側面に複数の
ダンパ付吹出口を備えたサプライチャンバが設けられ、
そのサプライチャンバの下方に複数のダンパ付吸込口を
備えたリターンチャンバが設けられ、サプライチャンバ
内には前記各仮想部分に対応して造雪機が設けられ、前
記リターンチャンバには複数の冷却器が設けられ、前記
造雪機が走行するレールが設けられ、前記サプライチャ
ンバと前記リターンチャンバとは一部連通しており、か
つ、吹出口および吸込口のダンパと冷却器と造雪機およ
びその駆動を制御する制御装置を設けたことを特徴とす
る屋内人工スキー場における造雪・空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4053180A JP2567540B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 屋内人工スキー場における造雪・空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4053180A JP2567540B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 屋内人工スキー場における造雪・空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05256548A JPH05256548A (ja) | 1993-10-05 |
JP2567540B2 true JP2567540B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=12935673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4053180A Expired - Lifetime JP2567540B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 屋内人工スキー場における造雪・空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567540B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1007187C2 (nl) * | 1997-10-01 | 1999-04-07 | Jan Douwe De Ir Graaf | Werkwijze en inrichting voor het bereiden van sneeuw. |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1332517C (en) * | 1988-06-22 | 1994-10-18 | Malcolm Geoege Clulow | Snow making equipment |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP4053180A patent/JP2567540B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05256548A (ja) | 1993-10-05 |
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