JPH05256548A - 屋内人工スキー場における造雪・空調装置 - Google Patents

屋内人工スキー場における造雪・空調装置

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JPH05256548A
JPH05256548A JP5318092A JP5318092A JPH05256548A JP H05256548 A JPH05256548 A JP H05256548A JP 5318092 A JP5318092 A JP 5318092A JP 5318092 A JP5318092 A JP 5318092A JP H05256548 A JPH05256548 A JP H05256548A
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snowmaking
chamber
machine
damper
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Nobuyuki Matsui
信行 松井
Masamitsu Kayo
真実 加用
Kazunobu Abe
和信 阿部
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2303/00Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
    • F25C2303/046Snow making by using low pressure air ventilators, e.g. fan type snow canons

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  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋内人工スキー場のあらゆる状況にも効率良
く対処可能な造雪と空調とを一体化した装置を提供す
る。 【構成】 分割された複数部分の側面に複数のダンパ付
吹出口を備えたサプライチャンバと複数のダンパ付吸込
口を備えたリターンチャンバとを上下に設けて両チャン
バの一部を連通し、レターンチャンバに冷却器を設け、
サプライチャンバに移動式又は移動式の造雪機を設け、
全ダンパを開閉制御する制御装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内人工スキー場にお
ける造雪・空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直線形又はL、U字形のゲレンデ
形状に対応した人工スキー場の造雪・空調装置として
は、屋外形とダクト一体形とがある。
【0003】その屋外形は図5に示すように、ゲレンデ
Gの側面の上下にサプライダクト30とリターンダクト
31とを設け、冷却コイル32からの冷気をサプライダ
クト30の吹出口30aから吹き出し、レターンダクト
31の吸込口31aから空気を吸込んで冷却コイル32
に還流している。そして、ゲレンデGに設けた移動造雪
機Mと固定造雪機Fとから微細な水滴を噴霧し氷化させ
て造雪を行っている。
【0004】他方、ダクト一体形は図6ないし図8に示
すように室内形であって、ゲレンデGを覆うように冷却
器、造雪機及びサプライダクトからなる複数のユニット
Uを設け、ゲレンデGの下方部分には、複数の造雪機F
Aを設けている。そのユニットUのサプライダクト33
は図示の例ではダンパ34、34を介して2台の冷却器
C、Cに接続され、複数の吹出口35が設けられ、冷却
器C、Cには吸込口36からのレターンダクト37が接
続されている。そして、吹出口35の付近には、それぞ
れ造雪機FBが設けられ、造雪用給水パイプ、給気パイ
プ38、39により図示しない給水源、給気源に接続さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の屋外形において
は、噴霧する範囲が屋内空間において局部的となるた
め、空間の中で噴霧部分だけが大きな潜熱を要し、空間
全体に平均した冷熱負荷とならない。したがって、造雪
部分にだけ大容量の冷熱を供給する必要があり、人工造
雪によりゲレンデ全面に降雪するには、造雪装置を移動
させながら造雪することになり、空調装置(クーラ)は
一時的負荷である造雪負荷にみあったものを設置する必
要があり、効率が悪い。
【0006】また、ダクト一体形においては、冷却器
C、サプライダクト30及び造雪機FBを1ユニットU
として固定式であり、全面造雪を行うので省人化し易
い。しかし、冷却器Cは営業時と造雪時の両方に運転す
るために冷却器Cにみあった負荷で造雪を行うので、雪
の粒径が小さい。したがって、レターンダクト31への
雪の巻き込みによる冷却効率の低下やメンテナンス性の
低下がある。また、室内で発生する上部の局部的な熱負
荷へのフレキシブルな対応にも問題がある。
【0007】本発明は、上記した問題を解決するために
なされたもので、屋内人工スキー場のあらゆる状況にも
効率よく対応可能な造雪と空調とを一体化した屋内人工
スキー場における造雪・空調装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、屋内人
工スキー場のゲレンデを複数部分に分割し、該分割され
た複数部分の側面に複数のダンパ付吹出口を備えたサプ
ライチャンバと、複数のダンパ付吸込口を備えたリター
ンチャンバとを上下に設けて該両チャンバの一部を連通
し、前記リターンチャンバに冷却器を設け、前記サプラ
イチャンバに移動式の造雪機を設けると共に、営業時に
は前記の全ダンパを開けて負荷を分散し、造雪時には造
雪部に対応する前記ダンパを中心として開けて負荷の集
中する部分に対応する制御装置を設けている。
【0009】
【作用】上記のように構成された屋内人工スキー場にお
ける造雪・空調装置において、営業時に制御装置はすべ
てダンパを開いて負荷を分散し、造雪時には造雪部に対
応するダンパを中心として開けることにより、負荷の集
中する部分に対応するように制御する。したがって、大
きい粒径、大容量の造雪を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1において、人工室内スキー場のゲレン
デGはU字状に形成され、上方側から下方側に向けて第
1部分1、第2部分2、第3部分3、第4内側部分4
a、第4外側部分4b、第5内側部分5a、第5外側部
分5b及び第6部分6と8個の部分に分割されている。
【0012】その第1部分の内側と外側とには、それぞ
れ固定造雪機F1、F2が設けられ、第2部分2の内側
には、移動距離L1の移動造雪機M1が設けられてい
る。第3部分3の外側には、移動距離L2の移動造雪機
M2が設けられ、第4内側部分4aの内側にかけて移動
距離L3の移動造雪機M3が設けられ、第4外側部分4
bの外側にかけて移動距離L4の移動造雪機M4が設け
られている。第4内側部分4aと第5内側部分5aの内
側にかけて移動距離L5の移動造雪機M5が設けられて
いる。第4外側部分4bの外側には、移動距離L6の移
動造雪機M6が設けられ、第5外側部分5bの外側にか
けて移動距離L7の造雪機M7が設けられている。第5
内側部分5aの内側には、移動距離L8の移動造雪機M
8が設けられ、第5外側部分5bの外側には、移動距離
L9の移動造雪機M9が設けられている。そして、第6
部分6の内側には、移動距離L10の移動造雪機M10
が設けられ、外側には移動距離L11の移動造雪機M1
1が設けられている。
【0013】図2において、各造雪機F1、F2及びM
1〜M11は、それぞれサプライチャンバ10内に設け
られ、このサプライチャンバ10の下方に画成されたレ
ターンチャンバ20には、複数の冷却器Cが設けられて
いる。なお、図中の符号27は熱源用機械室・造雪用機
械室、25は冷媒配管、26は造雪用配管である。
【0014】図3において第2部分2を例に説明する
と、移動造雪機M1を収めたサプライチャンバ10と、
冷却器Cを収めたレターンチャンバ20とは、バルクヘ
ッド7で画成されている。そのサプライチャンバ10の
第2部分2側の側壁11には、スライドダンパ13を備
えた複数(図1の例では5個)の吹出口12、12・・
・が設けられ、床上には、レール14、14が側壁11
に沿って敷設されている。
【0015】移動造雪機M1は、レール14、14上に
設けられ、走行駆動チェーン15で駆動される台車16
上に設けられている。その台車16上には、ホースリー
ル17が設けられ、このホースリール17には、ケーブ
ルトレイ18にガイドされた給水ホース、給気ホースキ
ャブタイヤケーブル19が巻回されている。
【0016】レターンチャンバ20の第2部分2側の側
壁21には、吹出口12と同数のスライドダンパ23を
備えた吸込口22が設けられており、床上には、冷却器
Cが立設されている。その冷却器Cは、下部開口24a
から吸込んだ空気を冷却し、上部開口24bからサプラ
イチャンバ10側に吐出するようになっている。また、
上部には、冷媒配管25、造雪用配管26(図2)を収
めたラック28が吊設されている。
【0017】そして、すべての冷却器C、造雪機F1、
F2、M1〜M11、スライドダンパ13、23、走行
駆動チェーン15の駆動モータなどは、図示しない制御
装置に接続されている。
【0018】次に、図4を参照してゲレンデ維持管理の
態様を説明する。制御装置は、営業日において午前1時
から冷却器C、C・・・及び各造雪機F1、F2、M1
〜M11を略6時間運転し、室温をマイナス6℃に保持
して造雪作業を行う。そして、営業時間帯(午前9時3
0分〜午後10時半)は、室温をプラス・マイナス0℃
に保持して雪の性状を維持する。なお、グルーミング日
は、ゲレンデ整備車により、ゲレンデを整備する。
【0019】この際、営業時は、全ダンパ13、23を
開いて負荷を分散し、造雪時には造雪部に対応するダン
パ13、23を中心に開けることにより、負荷の集中す
る部分に対応する。また、このことにより、造雪機によ
る雪の大径化が可能となり、雪の巻き込みがなくなって
雪のもちが良くなるので、局部的な降雪が可能となる。
更に、複数の冷却器Cをまとめて配置しているので、デ
フロスト時の効率も50%から80%に向上する。
【0020】また、従来のサプライダクトをサプライチ
ャンバとしたので、大粒径、大容量の造雪が可能とな
り、移動式造雪方式が可能となる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、従来のサプライ、レターンダクトをチャン
バ化してダクトレスとし、サプライチャンバに沿って粒
径の大きな噴霧を行う移動式造雪機を設け、吹出口のス
ライドダンパを同調して開くことにより、屋内人工スキ
ー場のあらゆる状況に効率良く対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した装置を備えた屋内人工スキー
場の平面図。
【図2】図1の斜視図。
【図3】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図4】ゲレンデ維持管理の一態様を示すスケジュール
図。
【図5】従来装置の一例を示す斜視図。
【図6】従来装置の他例を示す斜視図。
【図7】図6の詳細図。
【図8】図7の冷却器、サプライダクト等を示す斜視
図。
【符号の説明】
C・・・冷却器 F、F1、F2・・・固定造雪機 FA、FB・・・造雪機 G・・・ゲレンデ M、M1〜M11・・・移動造雪機 U・・・ユニット 1・・・第1部分 2・・・第2部分 3・・・第3部分 4a・・・第4内側部分 4b・・・第4外側部分 5a・・・第5内側部分 5b・・・第5外側部分 6・・・第6部分 7・・・バルクヘッド 10・・・サプライチャンバ 11・・・側壁 12、30a、35・・・吹出口 13、23・・・スライドダンパ 14・・・レール 15・・・走行駆動クレーン 16・・・ホースリール 18・・・ケーブルトレイ 19・・・給水ホース・給気ホース・キャブタイヤケー
ブル 20・・・レターンチャンバ 21・・・側壁 22、31a、36・・・吸込口 24a・・・下部開口 24b・・・上部開口 25・・・冷媒配管 26・・・造雪用配管 27・・・熱源用機械室・造雪用機械室 28・・・ラック 30、33・・・サプライダクト 31、37・・・レターンダクト 32・・・冷却コイル 34・・・ダンパ 38・・・造雪用パイプ 39・・・給気用パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内人工スキー場のゲレンデを複数部分
    に分割し、該分割された複数部分の側面に複数のダンパ
    付吹出口を備えたサプライチャンバと、複数のダンパ付
    吸込口を備えたリターンチャンバとを上下に設けて該両
    チャンバの一部を連通し、前記リターンチャンバに冷却
    器を設け、前記サプライチャンバに移動式の造雪機を設
    けると共に、営業時には前記の全ダンパを開けて負荷を
    分散し、造雪時には造雪部に対応する前記ダンパを中心
    として開けて負荷の集中する部分に対応する制御装置を
    設けたことを特徴とする屋内人工スキー場における造雪
    ・空調装置。
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