JPH07332779A - 油分離器 - Google Patents

油分離器

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JPH07332779A
JPH07332779A JP6145493A JP14549394A JPH07332779A JP H07332779 A JPH07332779 A JP H07332779A JP 6145493 A JP6145493 A JP 6145493A JP 14549394 A JP14549394 A JP 14549394A JP H07332779 A JPH07332779 A JP H07332779A
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伸治 野路
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油粒子を含むガスから高分離率で油を分離す
ることができる小型化した油分離器を提供すること。 【構成】 ケーシング11内を上部空間部Aと中部フィ
ルタ部Bと下部油溜り部Cとに区画する仕切を設け、中
部フィルタ部Bに円筒状空間12、第1フィルタ14、
中部空間16、第2フィルタ18をそれぞれ同心円状に
配設し、第1フィルタ14の下部に円柱状孔27を設け
ると共に、該円柱状孔27の下端と中部空間16の下端
は下部油溜り29に連通し、円筒状空間12に極低温冷
凍機に用いられる圧縮機ユニットからの油粒子を含むガ
スを導き、第1フィルタ14、中部空間16、第2フィ
ルタ18及び上部空間37を通して該ガスを排出するこ
とにより、第1フィルタ14及び第2フィルタ18で油
粒子を捕集し、円柱状の孔17及び中部空間16を通し
て下部油溜り29に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は極低温用冷却器に用いら
れる圧縮機ユニットからの油粒子を含むヘリウムガス等
のガスから油を分離する油分離器に関するものである。
【0002】
【従来技術】クライオポンプ等の冷凍機から返送された
低圧のガスは、圧縮機に吸入れされ圧縮される。ここで
圧縮されたガスは油粒子を含んだ状態で吐出されて吐出
ガスクーラに入り、ここで冷却水によって冷却された
後、油分離器に導かれ、ここでガスから油を分離し、該
油を分離したガスはアドゾーバを経て冷凍機に供給され
るようになっている。
【0003】油分離器で分離された油は油戻し管を通っ
て圧縮機に回収される。この油分離器は一般に第1と第
2の分離装置で構成される。第1の分離装置はサイクロ
ン式やバッフル式等の構成によるもので、第2の分離装
置は繊維状のフィルタ材が充填されてオイルを分離する
構造となっている。
【0004】前記第1の分離器では、ガス中に含まれる
粒径の大きい油粒子を分離除去し、前記第2の分離器で
は、充填されている繊維状材料からなるフィルタ材によ
って、径の小さい油粒子を捕集し、油を分離回収してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クライオポンプは、圧
縮機で高圧圧縮されたヘリウムガスを用いて冷凍機によ
り極低温を発生させ、ポンプ中のアレイを極低温にまで
冷却することにより、真空のガスの吸着や凝縮を行う。
ここで、圧縮機から送り込まれるヘリウムガスに、圧縮
機で用いられる潤滑油が混入したままであると、冷凍機
が冷却操作を行っている途中で潤滑油は凝集凍結し、冷
却操作を行えなくなってしまうという問題がある。従っ
て、圧縮機から送り出されるヘリウムガスから潤滑油を
分離する分離操作は極めて重要である。
【0006】ところで、この圧縮機から送り出されるヘ
リウム中の潤滑油の分離操作において、従来技術によれ
ば、油分離器の構成を第1の分離器だけでは油の分離操
作は不充分なため、第2の分離器を設けざるを得ず2個
の油分離器を必要とするため装置の小型化を妨げてい
た。また、構成部品数が多くコスト高でもあった。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記従来例の欠点を解消して、油分離器を一体化し
て小型化すると同時に高分離率で油を分離する油分離器
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、極低温冷凍機に用いられる圧縮機ユニットに
配設され、該圧縮機ユニットからの油粒子を含むガスを
導き、該ガスから油を分離する油分離器において、ケー
シング内に該ケーシング内を上部空間部と中部フィルタ
部と下部油溜り部とに区画する仕切を設け、中部フィル
タ部には中央部に円筒状空間、該円筒状空間の外周に第
1フィルタ、該第1フィルタの外周に中部空間、該中部
空間の外周に第2フィルタをそれぞれ同心円状に配設
し、第1フィルタの下部に円柱状の孔を設けると共に、
該円柱状孔の下端と中部空間の下端は下部油溜り部に連
通し、中部フィルタ部の円筒状空間に油粒子を含むガス
を導き、第1フィルタ、中部空間、第2フィルタ及び上
部空間部を通して該ガスを排出することにより、第1フ
ィルタ及び第2フィルタで油粒子を捕集し、円柱状の孔
及び中部空間を通して下部油溜り部に導くことを特徴と
する。
【0009】また、円筒状空間の底部を円錐に形成した
ことを特徴とする。
【0010】また、第1フィルタ及び第2フィルタは繊
維材料からなり、該繊維材料がグラスウール又はセラミ
ックウールであることを特徴とする。
【0011】また、第1フィルタの繊維材料の径を太
く、第2フィルタの繊維材料の径を細くしたことを特徴
とする。
【0012】また、第1フィルタはグラウールの布を巻
回して構成したことを特徴とする。
【0013】また、第2フィルタはフィルタ材が充填し
て構成したことを特徴とする。
【0014】また、第2フィルタ外周面とケーシング内
周面の間に該第2フィルタ外周面にしみ出た油が流下す
る間隙を設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明は上記構成を採用することにより、油分
離器の中部フィルタ部の円筒状空間に油粒子を含むガス
を導くことにより、第1フィルタで粒径の大きい油粒子
は捕集され、ガスから分離し、次いで第2フィルタで粒
径の小さい油粒子は捕集され、ガスから分離する。
【0016】一般にフィルタ材に捕集された油粒子は、
後から捕集される油粒子と結合し、より大きな油滴へと
成長する。フィルタ材の油粒子の捕集性能は該油滴の成
長に従い低下する。従って、フィルタ材の油粒子の捕集
性能を維持するには、フィルタ材に溜った油滴を速やか
に取り除く必要がある。
【0017】本発明では上記のように、第1フィルタの
下部に円柱状の孔を設けると共に、該円柱状孔の下端を
下部油溜り部に連通させているので、フィルタ材に溜っ
た油滴は自重で下方に流れ、該円柱状孔を通って下部油
溜り部に速やかに流れる。これにより、第1フィルタの
油粒子の捕集性能を常に一定に保つことができるばかり
ではなく、第1フィルタの目詰りや圧損を低減できる。
【0018】また、第1フィルタと第2フィルタの間に
中間空間を設けているので、第1フィルタで捕集された
油滴がフィルタを構成する繊維材料の毛細管現象により
第2フィルタに伝送することが無く、更に第1フィルタ
の外周にしみ出た油は該中間空間を通って流下するか
ら、ガス中の油の捕集性能が高くなる。また、第2フィ
ルタ外周面とケーシング内周面の間に間隙を設けること
により、第2フィルタ外周面にしみ出た油がこの間隙を
流下し、ガス中の油の捕集性能が更に高くなる。
【0019】更に、従来はフィルタ材に溜る油滴を考慮
して第1フィルタの長手方向に余分な長さを必要とした
が、第1フィルタの下部に円柱状の孔を設けることによ
り、正味の寸法で十分となり、長手方向の長さを縮小で
きる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の油分離器の構造を示す縦断面図で
ある。図示するように油分離器10はケーシング11を
具備し、該ケーシング11の内部が仕切板19、21で
上部空間部Aと中部フィルタ部Bと下部油溜り部Cとに
区画されている。該仕切板19、21はパンチングメタ
ル等の多孔板からなる。中部フィルタ部Bの中央部には
パンチングメタル等からなる多数の孔が形成された多孔
円筒13が配置されて円筒状空間12が形成されてい
る。
【0021】該多孔円筒13の外周に第1フィルタ14
が配設され、該第1フィルタ14の外周にパンチングメ
タル等からなる多孔円筒15が配設され、該多孔円筒1
5の外周に中部空間16を設けてパンチングメタル等か
らなる多孔円筒17が配設され、該多孔円筒17と前記
ケーシング11の間に第2フィルタ18が配置されてい
る。ケーシング11の上端は蓋板22で閉塞されてい
る。前記円筒状空間12、第1フィルタ14、中部空間
16及び第2フィルタ18はそれぞれ同心円状に配設さ
れている。
【0022】前記蓋板22及び仕切板19の中央部を貫
通して、ガス導入管23が配設され、該ガス導入管23
の先端は前記円筒状空間12に開口している。また、ガ
ス導入管23の外周には間隙24を設けてガス排出管2
5が設けられ、該ガス排出管25にはガス排出口26が
設けられている。円筒状空間12の底部には上端が円錐
状に形成された底部材28が設けられている。
【0023】図2は円筒状空間12及び第1フィルタ1
4の構造を示す図で、同図(a)は一部断側面図、同図
(b)は一部断底面図である。第1フィルタ14は多孔
円筒13の外周にグラスウールからなる布を所定の厚さ
巻回して構成されている。なお、フィルタ材としてはセ
ラミックウール等の繊維材料でもよい。また、該第1フ
ィルタ14の外周には多孔円筒15が配設され、その上
下には円板状の板材30、31が配置され、複数のボル
ト32で締め付け固定されている。
【0024】また、第1フィルタ14の底部には多孔円
筒13から所定寸法外周側に6等配置又は8等配で複数
列(図では2列)の円柱状孔27が形成され、該円柱状
孔27の下端は板材31を通してケーシング11の下部
の油溜り29に開口している。
【0025】前記多孔円筒17の上端には円状の板材3
3が配設されている。該板材33と前記第1フィルタ1
4の上端には前記中部空間16に連通する間隙34が設
けられている。ケーシング11の下部の油溜り部29の
中央底部には油排出口35が設けられ、該油排出口35
に油戻し管36が接続されている。
【0026】また、中部空間16の下端は油溜り29に
開口している。第2フィルタ18は多孔円筒17及び板
材33の外表面とケーシング11の内周面の間にグラス
ウールやセラミックウールからなる繊維材料を充填して
構成する。また、第2フィルタ18の上端には多孔板か
らなる仕切材19が配設されている。第1フィルタ14
を構成する繊維材料の径は第2フィルタ18を構成する
繊維材料の径より太くしている。
【0027】上記構成の油分離器において、ガス導入管
23を通して中部フィルタ部Bの円筒状空間12に圧縮
機ユニットからの油粒子を含むヘリウムガス等のガスを
導くと、該ガスは上端が円錐状に形成された底部材28
に吹き付けられる。これにより一部の油粒子は底部材2
8の上面に付着し液化され、円錐面に沿って流下し第1
フィルタ14に吸収される。該底部材28の上面は平坦
でもよいが円錐状の方が油滴の流れがよい。
【0028】第1フィルタ14に吸収された油は、第1
フィルタ14の下部に設けられた円柱状孔27を自由落
下して油溜り29に貯蔵される。また、円筒状空間12
内を舞い上がっている油粒子等は多孔円筒13の多孔を
通って第1フィルタ14を通過する際にフィルタを構成
する繊維材で捕集され、該第1フィルタ14の下部に液
化油として溜る。
【0029】ガス流によって第1フィルタ表面にしみ出
た油分は、第1フィルタ14の外周を覆っている多孔円
筒15の表面に沿って自由落下して、油溜り部29に回
収される。第1フィルタ14の外周を覆っている多孔円
筒15と第2フィルタ18の内周を覆っている多孔円筒
17との間には所定寸法の間隙(実施例では5〜10m
m)の中部空間16が設けられている。この中部空間1
6は第1フィルタ14で捕集された油滴がフィルタを構
成する繊維材の毛細管現象により第2フィルタ18に伝
送されることを防止する作用と、第1フィルタ14から
しみ出た油を速やかに油溜り部29に流す作用を奏す
る。
【0030】第1フィルタ14から多孔円筒15を通っ
て出たガス中には、第1フィルタで捕集(分離)されな
かった比較的粒径の小さい油粒子が混入している。これ
らの油粒子は第2フィルタ18を構成する繊維材料で捕
集される。ここで第2フィルタ18を構成する繊維材料
の径は第1フィルタ14を構成する繊維材料の径より細
くしているから、粒径の小さい油粒子でも効果的に捕集
できる。
【0031】第1フィルタ14から多孔円筒15を通っ
て出たガスの流れ方向は、油分離器のケーシング11の
内側周壁に対して吹き付ける方向であるため、第2フィ
ルタ18で捕集された油粒子はこのガスの流れに沿って
徐々にケーシング11の内側周壁に移動して行く。ま
た、この油粒子は移動中に徐々に成長し、自重により下
方に流れて行く。従って、これら油粒子がケーシング1
1の内側周壁に到達すると下方の油溜り部29に向かっ
て流れる。
【0032】上記のように、第1フィルタ14及び第2
フィルタ18を通ったガスはそれに含まれる油粒子の殆
ど(99.999%)が分離され、ケーシング11の上
部空間37を経由して、ガス導入管23とガス排出管2
5の間隙24を通ってガス排出口26から排出され、圧
縮機ユニットへと送られる。
【0033】上記のようにケーシング11の内側周壁に
到達し下方の油溜り29に向かって流れる油滴を流れ易
くするために、ケーシング11の内側周壁に油が下方に
流れる流路を設けると良い。図3は該流路を設けた場合
の油分離器10の断面図である。図示するように、ケー
シング11の内側周壁に所定の厚さの繊金網層38を設
けることにより、第2フィルタ18からしみ出た油はこ
の繊金網層38を通って下方に流れる。この繊金網層3
8は図1の点線38で示すように、ケーシング11の内
側周壁で且つ上下方向に所定の長さで設ける。
【0034】また、上記繊金網層38に替えて、図4に
示すようにパンチングメタル等の多孔板からなる波型板
を円筒状にした波型多孔筒39をケーシング11の内側
周壁に挿入することにより、波型多孔筒39の外周面と
ケーシング11の内側周壁の間の間隙を油流路とするこ
ともできる。
【0035】なお、上記実施例では第1フィルタ14の
内外周にパンチングメタル等の多孔板からなる多孔円筒
13及び多孔円筒15を配設する構造としたが、ガスの
透過性が良く、第1フィルタ14の内外周を補強できる
ものであれば、例えば金網円筒等であってもよい。ま
た、多孔円筒17も上記と同様な理由でガス透過性が良
く、第2フィルタ18の内周を補強できるものであれ
ば、例えば金網円筒等であってもよい。
【0036】要はケーシング11内に該ケーシング内を
上部空間部Aと中部フィルタ部Bと下部油溜り部Cとに
区画する仕切を設け、中部フィルタ部Aに円筒状空間1
2、第1フィルタ14、中部空間16、第2フィルタ1
8をそれぞれ同心円状に配設し、第1フィルタの下部に
円柱状の孔を設ける構造であればよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記のような優れた効果が得られる。 (1)中部フィルタ部には中央部に円筒状空間、第1フ
ィルタ、中部空間、第2フィルタをそれぞれ同心円状に
配設し、第1フィルタの下部に円柱状の孔を設けると共
に、円柱状孔の下端と中部空間の下端は下部油溜り部に
連通させる構成としたので、第1フィルタ及び第2フィ
ルタでガス中に含まれる油粒子が殆ど捕集され、円柱状
の孔及び中部空間を通して下部油溜り部に溜ることにな
り、極めて高い分離率て油を回収できる。
【0038】(2)また、上部空間部、中部フィルタ部
及び下部油溜り部が一体化されているので、油分離器全
体を小型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油分離器の構造を示す縦断面図であ
る。
【図2】円筒状空間及び第1フィルタの構造を示す図
で、同図(a)は一部断側面図、同図(b)は一部断底
面図である。
【図3】本発明の油分離器の構造を示す横断面図であ
る。
【図4】本発明の油分離器の構造を示す横断面図であ
る。
【符号の説明】
10 油分離器 11 ケーシング 12 円筒状空間 13 多孔円筒 14 第1フィルタ 15 多孔円筒 16 中部空間 17 多孔円筒 18 第2フィルタ 19 仕切板 21 仕切板 22 蓋板 23 ガス導入管 24 間隙 25 ガス排出管 26 ガス排出口 27 円柱状孔 28 底部材 29 油溜り部 30 板材 31 板材 32 ボルト 33 板材 33 間隙 35 油排出口 36 油戻し管 37 上部空間 38 繊金網層 39 波型多孔筒

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極低温冷凍機に用いられる圧縮機ユニッ
    トに配設され、該圧縮機ユニットからの油粒子を含むガ
    スを導き、該ガスから油を分離する油分離器において、 ケーシング内に該ケーシング内を上部空間部と中部フィ
    ルタ部と下部油溜り部とに区画する仕切を設け、 前記中部フィルタ部には中央部に円筒状空間、該円筒状
    空間の外周に第1フィルタ、該第1フィルタの外周に中
    部空間、該中部空間の外周に第2フィルタをそれぞれ同
    心円状に配設し、 前記第1フィルタの下部に円柱状の孔を設けると共に、
    該円柱状孔の下端と前記中部空間の下端は前記下部油溜
    り部に連通し、 前記中部フィルタ部の円筒状空間に油粒子を含むガスを
    導き、第1フィルタ、中部空間、第2フィルタ及び上部
    空間部を通して該ガスを排出することにより、前記第1
    フィルタ及び第2フィルタで前記油粒子を捕集し、前記
    円柱状の孔及び前記中部空間を通して前記下部油溜り部
    に導くことを特徴とする油分離器。
  2. 【請求項2】 前記円筒状空間の底部を円錐に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の油分離器。
  3. 【請求項3】 前記第1フィルタ及び第2フィルタは繊
    維材料からなり、該繊維材料がグラスウール又はセラミ
    ックウールであることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の油分離器。
  4. 【請求項4】前記第1フィルタの繊維材料の径を太く、
    前記第2フィルタの繊維材料の径を細くしたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の油分
    離器。
  5. 【請求項5】 前記第1フィルタはグラスウールの布を
    巻回して構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれか1に記載の油分離器。
  6. 【請求項6】 前記第2フィルタはフィルタ材を充填し
    て構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のい
    ずれか1に記載の油分離器。
  7. 【請求項7】 前記第2フィルタ外周面とケーシング内
    周面の間に該第2フィルタ外周面にしみ出た油が流下す
    る間隙を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6
    のいずれか1に記載の油分離器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003520919A (ja) * 1998-07-07 2003-07-08 スベンスカ・ロツタア・マスキナア・アクチボラグ 液体注入コンプレッサ用の液体分離装置
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CN115875875A (zh) * 2022-12-29 2023-03-31 中国联合网络通信集团有限公司 空调系统

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