JPH07332751A - 吸引・吹出口グリル - Google Patents
吸引・吹出口グリルInfo
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- JPH07332751A JPH07332751A JP6126528A JP12652894A JPH07332751A JP H07332751 A JPH07332751 A JP H07332751A JP 6126528 A JP6126528 A JP 6126528A JP 12652894 A JP12652894 A JP 12652894A JP H07332751 A JPH07332751 A JP H07332751A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 コーン部2の大径部3を室内Sに臨ませ、コ
ーン部2の小径部4をダクト17に連続し、且つ、コー
ン部2の大径部3に一廻り小径のディスク11を配置
し、大径部3とディスク11との間に円環状の吸引・吹
出口15を形成した吸引・吹出口グリル1において、コ
ーン部2は、大径部3と小径部4とをつなぐ斜面部5が
径外方に膨出した形状であることを特徴とする吸引・吹
出口グリル1。 【効果】 斜面部とディスクとの間の間隙が大きくなる
ので、これに基づき開口面積が大きくなり、吸引・吹出
口グリルを大形にすることなく、吸引・吹出量を増大す
ることができる。
ーン部2の小径部4をダクト17に連続し、且つ、コー
ン部2の大径部3に一廻り小径のディスク11を配置
し、大径部3とディスク11との間に円環状の吸引・吹
出口15を形成した吸引・吹出口グリル1において、コ
ーン部2は、大径部3と小径部4とをつなぐ斜面部5が
径外方に膨出した形状であることを特徴とする吸引・吹
出口グリル1。 【効果】 斜面部とディスクとの間の間隙が大きくなる
ので、これに基づき開口面積が大きくなり、吸引・吹出
口グリルを大形にすることなく、吸引・吹出量を増大す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸引・吹出口グリルの
改良に関する。
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の吸引・吹出口グリルの断面
図であり、吸引・吹出口グリル100は、大径部101
を室内に臨ませ且つ小径部102をダクト103に連続
したコーン部104と、コーン部104の大径部101
に配置した一廻り小径のディスク107とからなる。
図であり、吸引・吹出口グリル100は、大径部101
を室内に臨ませ且つ小径部102をダクト103に連続
したコーン部104と、コーン部104の大径部101
に配置した一廻り小径のディスク107とからなる。
【0003】コーン部104は、大径部101と小径部
102とをつなぐ斜面部105からなる直線形状であ
る。ディスク107は、ダクト103内部を目隠しする
ために、小径部102の内径寸法d1よりも大きい外径
寸法d2に設定される。大径部101とディスク107
との間には円環状の吸引・吹出口109が形成される。
吸引・吹出口グリル100の吸引・吹出量は、斜面部1
05とディスク107との間の間隙寸法Cに基づく、開
口面積の大きさに影響される。
102とをつなぐ斜面部105からなる直線形状であ
る。ディスク107は、ダクト103内部を目隠しする
ために、小径部102の内径寸法d1よりも大きい外径
寸法d2に設定される。大径部101とディスク107
との間には円環状の吸引・吹出口109が形成される。
吸引・吹出口グリル100の吸引・吹出量は、斜面部1
05とディスク107との間の間隙寸法Cに基づく、開
口面積の大きさに影響される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】小径部102の内径寸
法d1、ディスク107の外径寸法d2が決定している
場合に、開口面積を大きくして吸引・吹出口グリル10
0の吸引・吹出量を増大させるには、(1)斜面部10
5の傾斜角αを小さくする方法や、(2)大径部101
の内径寸法d3を大きくする方法が考えられる。
法d1、ディスク107の外径寸法d2が決定している
場合に、開口面積を大きくして吸引・吹出口グリル10
0の吸引・吹出量を増大させるには、(1)斜面部10
5の傾斜角αを小さくする方法や、(2)大径部101
の内径寸法d3を大きくする方法が考えられる。
【0005】しかし、上記(1)の傾斜角αを小さくす
る方法では、コーン部104が長くなることにより、吸
引・吹出口グリル100が長くなり過ぎ、建築物等へ取
付かない場合が生じる。また、上記(2)の内径寸法d
3を大きくする方法では、吸引・吹出口グリル100が
大形になり、見栄えが劣る。
る方法では、コーン部104が長くなることにより、吸
引・吹出口グリル100が長くなり過ぎ、建築物等へ取
付かない場合が生じる。また、上記(2)の内径寸法d
3を大きくする方法では、吸引・吹出口グリル100が
大形になり、見栄えが劣る。
【0006】そこで本発明の目的は、吸引・吹出口グリ
ルを大形にすることなく、開口面積を大きくして吸引・
吹出量を増大することにある。
ルを大形にすることなく、開口面積を大きくして吸引・
吹出量を増大することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、コーン部の大径部を室内に臨ませ、コーン部
の小径部をダクトに連続し、且つ前記コーン部の大径部
に一廻り小径のディスクを配置し、大径部とディスクと
の間に円環状の吸引・吹出口を形成した吸引・吹出口グ
リルにおいて、コーン部における大径部と小径部とをつ
なぐ斜面部を、径外方に膨出する形状にしたことを特徴
とする。
本発明は、コーン部の大径部を室内に臨ませ、コーン部
の小径部をダクトに連続し、且つ前記コーン部の大径部
に一廻り小径のディスクを配置し、大径部とディスクと
の間に円環状の吸引・吹出口を形成した吸引・吹出口グ
リルにおいて、コーン部における大径部と小径部とをつ
なぐ斜面部を、径外方に膨出する形状にしたことを特徴
とする。
【0008】前記斜面部を、ディスクの外周近傍を中心
とした所定の半径を有する湾曲部によって形成すること
が好ましい。
とした所定の半径を有する湾曲部によって形成すること
が好ましい。
【0009】前記ディスクを、室内に向かって移動可能
にコーン部側に取付け、湾曲部を、ディスクが小径部か
ら最も離れた位置において、ディスクの外周近傍を中心
とした所定の半径の円弧状にしてもよい。
にコーン部側に取付け、湾曲部を、ディスクが小径部か
ら最も離れた位置において、ディスクの外周近傍を中心
とした所定の半径の円弧状にしてもよい。
【0010】前記斜面部を、入口側直線部と中央の湾曲
部と出口側直線部とを連続した形状にしてもよい。
部と出口側直線部とを連続した形状にしてもよい。
【0011】
【作用】コーン部の斜面部とディスクとの間の間隙が大
きくなるので、これに基づき開口面積が大きくなり、吸
引・吹出量が増大する。
きくなるので、これに基づき開口面積が大きくなり、吸
引・吹出量が増大する。
【0012】また、斜面部を、ディスクの外周近傍を中
心とした所定の半径を有する湾曲部によって形成するこ
とで、斜面部とディスクとの間の間隙がもっとも小さく
なるディスクの外周近傍を基準に、斜面部が径外方に膨
出し、開口面積が大きくなる。
心とした所定の半径を有する湾曲部によって形成するこ
とで、斜面部とディスクとの間の間隙がもっとも小さく
なるディスクの外周近傍を基準に、斜面部が径外方に膨
出し、開口面積が大きくなる。
【0013】更に、小径部から最も離れた位置にあるデ
ィスクの外周近傍を中心とした、円弧状で湾曲部が形成
されることで、ディスクの移動による風量調節機能があ
る場合でも、最大開口面積を大きくできる。
ィスクの外周近傍を中心とした、円弧状で湾曲部が形成
されることで、ディスクの移動による風量調節機能があ
る場合でも、最大開口面積を大きくできる。
【0014】更にまた、斜面部を、入口側直線部と中央
の湾曲部と出口側直線部とを連続して斜面部を形成した
ことにより、空気の吸引、吹出の流れが円滑になる。
の湾曲部と出口側直線部とを連続して斜面部を形成した
ことにより、空気の吸引、吹出の流れが円滑になる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、第1実施例を図1及び図2に基づき説明する。図
1は本発明に係る吸引・吹出口グリル(第1実施例)の
断面図であり、吸引・吹出口グリル1は、コーン部2と
ディスク11とからなる。コーン部2は室内Sに臨む大
径部3と、ダクト17に連続する小径部4と、大径部3
と小径部4とをつなぐ斜面部5と、大径部3の縁廻りの
フランジ部6と、小径部4にダクト17を結合するネッ
ク部7と、ネック部7から斜面部5中央に延出するサポ
ート8と、サポート8の先端部に備えた軸受部9とから
なり、一体に形成される。
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、第1実施例を図1及び図2に基づき説明する。図
1は本発明に係る吸引・吹出口グリル(第1実施例)の
断面図であり、吸引・吹出口グリル1は、コーン部2と
ディスク11とからなる。コーン部2は室内Sに臨む大
径部3と、ダクト17に連続する小径部4と、大径部3
と小径部4とをつなぐ斜面部5と、大径部3の縁廻りの
フランジ部6と、小径部4にダクト17を結合するネッ
ク部7と、ネック部7から斜面部5中央に延出するサポ
ート8と、サポート8の先端部に備えた軸受部9とから
なり、一体に形成される。
【0016】ディスク11は、コーン部2の大径部3に
配置した一廻り小径のディスク盤12と、ディスク盤1
2の裏面中央に設けた軸部13とからなり、一体に形成
される。軸部13は、軸受部9に固着されている。大径
部3とディスク盤12との間には円環状の吸引・吹出口
15が形成される。ディスク盤12は、ダクト17内部
を目隠しするために、小径部4の内径寸法D1よりも大
きい外径寸法D2に設定されている。なお、19は建築
物等の壁面である。
配置した一廻り小径のディスク盤12と、ディスク盤1
2の裏面中央に設けた軸部13とからなり、一体に形成
される。軸部13は、軸受部9に固着されている。大径
部3とディスク盤12との間には円環状の吸引・吹出口
15が形成される。ディスク盤12は、ダクト17内部
を目隠しするために、小径部4の内径寸法D1よりも大
きい外径寸法D2に設定されている。なお、19は建築
物等の壁面である。
【0017】図2は本発明に係る吸引・吹出口グリル
(第1実施例)の要部拡大図であり、コーン部2が大径
部3と小径部4とをつなぐ斜面部5からなり、この斜面
部5が径外方に膨出した形状であることを示す。斜面部
5は小径部4の内径寸法D1、大径部3の内径寸法D
3、大径部3と小径部4との水平距離Lの範囲内で形成
される。
(第1実施例)の要部拡大図であり、コーン部2が大径
部3と小径部4とをつなぐ斜面部5からなり、この斜面
部5が径外方に膨出した形状であることを示す。斜面部
5は小径部4の内径寸法D1、大径部3の内径寸法D
3、大径部3と小径部4との水平距離Lの範囲内で形成
される。
【0018】そして、斜面部5は、大径部3に隣接する
入口側直線部5aと、中央の湾曲部5bと、小径部4に
隣接する出口側直線部5cとを連続した形状である。湾
曲部5bは、ディスク盤12の外周近傍を中心とした所
定の半径Rを有する。入口側直線部5aは、湾曲部5b
の接線であり、傾斜角θ1で室内S側に拡開している。
出口側直線部5cも、湾曲部5bの接線であり、傾斜角
θ2でネック部7側に縮小している。
入口側直線部5aと、中央の湾曲部5bと、小径部4に
隣接する出口側直線部5cとを連続した形状である。湾
曲部5bは、ディスク盤12の外周近傍を中心とした所
定の半径Rを有する。入口側直線部5aは、湾曲部5b
の接線であり、傾斜角θ1で室内S側に拡開している。
出口側直線部5cも、湾曲部5bの接線であり、傾斜角
θ2でネック部7側に縮小している。
【0019】図1に示すように、吸引・吹出口15から
吸引された空気は、→→→の流れでコーン部2
を経て、ダクト17内に至る。吸引・吹出口15から室
内Sに空気が吹出される場合には、逆の流れでダクト1
7から室内Sに至る。このように、大径部3とディスク
盤12との間に形成される円環状の吸引・吹出口15
(斜面部5とディスク盤12との間の間隙)が大きくな
るので、これに基づき開口面積が大きくなり、吸引・吹
出量を増大させることができる。
吸引された空気は、→→→の流れでコーン部2
を経て、ダクト17内に至る。吸引・吹出口15から室
内Sに空気が吹出される場合には、逆の流れでダクト1
7から室内Sに至る。このように、大径部3とディスク
盤12との間に形成される円環状の吸引・吹出口15
(斜面部5とディスク盤12との間の間隙)が大きくな
るので、これに基づき開口面積が大きくなり、吸引・吹
出量を増大させることができる。
【0020】次に、第2実施例を図3に基づき説明す
る。なお、上記図1及び図2に示す第1実施例と同構成
については同一符号を付し、その説明を省略する。図3
は本発明に係る吸引・吹出口グリル(第2実施例)の断
面図であり、吸引・吹出口グリル20は、コーン部21
とディスク31と取付本体41とからなる。
る。なお、上記図1及び図2に示す第1実施例と同構成
については同一符号を付し、その説明を省略する。図3
は本発明に係る吸引・吹出口グリル(第2実施例)の断
面図であり、吸引・吹出口グリル20は、コーン部21
とディスク31と取付本体41とからなる。
【0021】コーン部21は、室内Sに臨む大径部3
と、ダクト17に連続する小径部4と、大径部3と小径
部4とをつなぐ斜面部5と、大径部3の縁廻りのフラン
ジ部6と、小径部4から連続するネック部7と、ネック
部7から中央に延出するサポート22と、サポート22
の先端部に備えた筒状ナット部材23と、ネック部7の
外周面に刻設されたおねじ部24とからなり、一体に形
成される。
と、ダクト17に連続する小径部4と、大径部3と小径
部4とをつなぐ斜面部5と、大径部3の縁廻りのフラン
ジ部6と、小径部4から連続するネック部7と、ネック
部7から中央に延出するサポート22と、サポート22
の先端部に備えた筒状ナット部材23と、ネック部7の
外周面に刻設されたおねじ部24とからなり、一体に形
成される。
【0022】ディスク31は、コーン部21の大径部3
に配置した一廻り小径のディスク盤32と、ディスク盤
32の裏面中央に固着されたボルト部材33とからな
る。ボルト部材33は、筒状ナット部材23にねじ込ま
れ、更に端部にロックナット34がねじ込まれている。
従って、ディスク31は、室内Sに向かって移動可能
(この図で実線で示した位置と想像線で示した位置の間
で移動可能)にコーン部21に取付けられている。
に配置した一廻り小径のディスク盤32と、ディスク盤
32の裏面中央に固着されたボルト部材33とからな
る。ボルト部材33は、筒状ナット部材23にねじ込ま
れ、更に端部にロックナット34がねじ込まれている。
従って、ディスク31は、室内Sに向かって移動可能
(この図で実線で示した位置と想像線で示した位置の間
で移動可能)にコーン部21に取付けられている。
【0023】取付本体41は、円筒状の筒部42と、筒
部42の縁に設けられたフランジ部43と、上記おねじ
部24をねじ込むことで支持するねじ支持部44とから
なる。フランジ部43はビス46で建築物等の壁面19
に固着される。ビス46で取付けられたフランジ部43
は、コーン部21のフランジ部6で覆われ、ビス46が
見えなくなるので見栄えが良い。
部42の縁に設けられたフランジ部43と、上記おねじ
部24をねじ込むことで支持するねじ支持部44とから
なる。フランジ部43はビス46で建築物等の壁面19
に固着される。ビス46で取付けられたフランジ部43
は、コーン部21のフランジ部6で覆われ、ビス46が
見えなくなるので見栄えが良い。
【0024】斜面部5の湾曲部5bは、ディスク盤32
が小径部4から最も離れた位置(この図で実線で示した
位置)において、ディスク盤32の外周近傍を中心とし
た所定の半径R(上記図2に示す第1実施例と同じ半
径)の円弧状に形成されている。
が小径部4から最も離れた位置(この図で実線で示した
位置)において、ディスク盤32の外周近傍を中心とし
た所定の半径R(上記図2に示す第1実施例と同じ半
径)の円弧状に形成されている。
【0025】次に、吸引・吹出口グリル20の取付け手
順を説明すると、(1)先ず、ディスク盤32の位置調
節をして円環状の吸引・吹出口15の大きさを調節した
後、(2)ロックナット34で位置を固定し、(3)お
ねじ部24をねじ支持部44にねじ込むことで取付本体
41に取付ける。
順を説明すると、(1)先ず、ディスク盤32の位置調
節をして円環状の吸引・吹出口15の大きさを調節した
後、(2)ロックナット34で位置を固定し、(3)お
ねじ部24をねじ支持部44にねじ込むことで取付本体
41に取付ける。
【0026】この実施例によれば、ディスク31の移動
による風量調節機能がある場合でも、最大開口面積を大
きくできる。また、出口側直線部5cの傾斜角θ2を大
きくすることにより、出口側直線部5cが直立状態に近
くなった場合には、吸引・吹出口グリル20の吸引・吹
出量は、出口側直線部5cとディスク盤32との間の間
隙寸法に基づく、開口面積の大きさに概ね比例する。従
って、この場合には、傾斜角θ2を鋭角にした場合に比
べて、風量調節のためのディスク31の移動量が少なく
てすむ。
による風量調節機能がある場合でも、最大開口面積を大
きくできる。また、出口側直線部5cの傾斜角θ2を大
きくすることにより、出口側直線部5cが直立状態に近
くなった場合には、吸引・吹出口グリル20の吸引・吹
出量は、出口側直線部5cとディスク盤32との間の間
隙寸法に基づく、開口面積の大きさに概ね比例する。従
って、この場合には、傾斜角θ2を鋭角にした場合に比
べて、風量調節のためのディスク31の移動量が少なく
てすむ。
【0027】次に、第3実施例を図4に基づき説明す
る。なお、上記図1及び図2に示す第1実施例と同構成
については同一符号を付し、その説明を省略する。図4
は本発明に係る吸引・吹出口グリル(第3実施例)の断
面図であり、吸引・吹出口グリル50の斜面部51は、
上記図2に示す第1実施例の斜面部5の形状(入口側直
線部5aと湾曲部5bと出口側直線部5cとを連結した
形状)に近似した、概ね楕円形状である。この実施例に
よれば、極めてシンプルな形状になる。
る。なお、上記図1及び図2に示す第1実施例と同構成
については同一符号を付し、その説明を省略する。図4
は本発明に係る吸引・吹出口グリル(第3実施例)の断
面図であり、吸引・吹出口グリル50の斜面部51は、
上記図2に示す第1実施例の斜面部5の形状(入口側直
線部5aと湾曲部5bと出口側直線部5cとを連結した
形状)に近似した、概ね楕円形状である。この実施例に
よれば、極めてシンプルな形状になる。
【0028】なお、上記第1実施例、第2実施例及び第
3実施例において、吸引・吹出口グリル1,20,50
は、建築物等に取付けられるものであり、壁面19の他
に天井面に取付けられてもよい。
3実施例において、吸引・吹出口グリル1,20,50
は、建築物等に取付けられるものであり、壁面19の他
に天井面に取付けられてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1の吸引・吹出
口グリルは、コーン部における大径部と小径部とをつな
ぐ斜面部を、径外方に膨出する形状にしたことにより、
斜面部とディスクとの間の間隙が大きくなるので、これ
に基づき開口面積が大きくなり、吸引・吹出口グリルを
大形にすることなく、吸引・吹出量を増大することがで
きる。
で、次に記載する効果を奏する。請求項1の吸引・吹出
口グリルは、コーン部における大径部と小径部とをつな
ぐ斜面部を、径外方に膨出する形状にしたことにより、
斜面部とディスクとの間の間隙が大きくなるので、これ
に基づき開口面積が大きくなり、吸引・吹出口グリルを
大形にすることなく、吸引・吹出量を増大することがで
きる。
【0030】請求項2の吸引・吹出口グリルは、斜面部
を、ディスクの外周近傍を中心とした所定の半径を有す
る湾曲部によって形成したことにより、斜面部とディス
クとの間の間隙がもっとも小さくなるディスクの外周近
傍を基準に、斜面部を径外方に膨出するので、吸引・吹
出口グリルの外径や長さを大きくすることなく、効率良
く開口面積を大きくすることができる。
を、ディスクの外周近傍を中心とした所定の半径を有す
る湾曲部によって形成したことにより、斜面部とディス
クとの間の間隙がもっとも小さくなるディスクの外周近
傍を基準に、斜面部を径外方に膨出するので、吸引・吹
出口グリルの外径や長さを大きくすることなく、効率良
く開口面積を大きくすることができる。
【0031】請求項3の吸引・吹出口グリルは、ディス
クを、室内に向かって移動可能にコーン部側に取付け、
湾曲部を、ディスクが小径部から最も離れた位置におい
て、ディスクの外周近傍を中心とした所定の半径の円弧
状にしたことにより、ディスクの移動による風量調節機
能がある場合でも、最大開口面積を大きくすることがで
きるので、コンパクトな吸引・吹出口グリルを提供でき
る。
クを、室内に向かって移動可能にコーン部側に取付け、
湾曲部を、ディスクが小径部から最も離れた位置におい
て、ディスクの外周近傍を中心とした所定の半径の円弧
状にしたことにより、ディスクの移動による風量調節機
能がある場合でも、最大開口面積を大きくすることがで
きるので、コンパクトな吸引・吹出口グリルを提供でき
る。
【0032】請求項4の吸引・吹出口グリルは、斜面部
を、入口側直線部と中央の湾曲部と出口側直線部とを連
続した形状にしたことにより、空気の吸引、吹出の流れ
が円滑になる。
を、入口側直線部と中央の湾曲部と出口側直線部とを連
続した形状にしたことにより、空気の吸引、吹出の流れ
が円滑になる。
【図1】本発明に係る吸引・吹出口グリル(第1実施
例)の断面図
例)の断面図
【図2】本発明に係る吸引・吹出口グリル(第1実施
例)の要部拡大図
例)の要部拡大図
【図3】本発明に係る吸引・吹出口グリル(第2実施
例)の断面図
例)の断面図
【図4】本発明に係る吸引・吹出口グリル(第3実施
例)の断面図
例)の断面図
【図5】従来の吸引・吹出口グリルの断面図
1…吸引・吹出口グリル、2…コーン部、3…大径部、
4…小径部、5…斜面部、5a…入口側直線部、5b…
中央の湾曲部、5c…出口側直線部、11…ディスク、
12…ディスク盤、15…吸引・吹出口、17…ダク
ト、20…吸引・吹出口グリル、21…コーン部、31
…ディスク、32…ディスク盤、41…取付本体、50
…吸引・吹出口グリル、51…斜面部、S…室内。
4…小径部、5…斜面部、5a…入口側直線部、5b…
中央の湾曲部、5c…出口側直線部、11…ディスク、
12…ディスク盤、15…吸引・吹出口、17…ダク
ト、20…吸引・吹出口グリル、21…コーン部、31
…ディスク、32…ディスク盤、41…取付本体、50
…吸引・吹出口グリル、51…斜面部、S…室内。
Claims (4)
- 【請求項1】 コーン部の大径部を室内に臨ませ、コー
ン部の小径部をダクトに連続し、且つ前記コーン部の大
径部に一廻り小径のディスクを配置し、大径部とディス
クとの間に円環状の吸引・吹出口を形成した吸引・吹出
口グリルにおいて、前記コーン部は、大径部と小径部と
をつなぐ斜面部が径外方に膨出した形状であることを特
徴とする吸引・吹出口グリル。 - 【請求項2】 前記斜面部は、前記ディスクの外周近傍
を中心とした所定の半径を有する湾曲部によって形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の吸引・吹出口
グリル。 - 【請求項3】 前記ディスクは、室内に向かって移動可
能に前記コーン部側に取付けられ、前記湾曲部は、前記
ディスクが前記小径部から最も離れた位置において、前
記ディスクの外周近傍を中心とした所定の半径の円弧状
であることを特徴とする請求項2記載の吸引・吹出口グ
リル。 - 【請求項4】 前記斜面部は、入口側直線部と中央の前
記湾曲部と出口側直線部とを連続した形状であることを
特徴とする請求項2又は請求項3記載の吸引・吹出口グ
リル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6126528A JPH07332751A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 吸引・吹出口グリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6126528A JPH07332751A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 吸引・吹出口グリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07332751A true JPH07332751A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14937438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6126528A Pending JPH07332751A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 吸引・吹出口グリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07332751A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007192428A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Haseko Corp | 換気レジスター |
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CN109869836A (zh) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 青岛海尔股份有限公司 | 一种冰箱空调一体机的送风装置 |
CN109869835A (zh) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 青岛海尔股份有限公司 | 一种多功能一体机的送风方法 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP6126528A patent/JPH07332751A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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